JP2532214B2 - 電力ケ−ブル用終端接続部の冷却方法 - Google Patents

電力ケ−ブル用終端接続部の冷却方法

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JP2532214B2
JP2532214B2 JP19783786A JP19783786A JP2532214B2 JP 2532214 B2 JP2532214 B2 JP 2532214B2 JP 19783786 A JP19783786 A JP 19783786A JP 19783786 A JP19783786 A JP 19783786A JP 2532214 B2 JP2532214 B2 JP 2532214B2
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heat pipe
power cable
cable
cooling
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一夫 天野
功 加治
正之 丹
勝 倉田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 近年、電力需要の増加につれ、送電容量の大きな電力
ケーブル線路の必要性に高まっているが、これらの線路
において、付属品の温度上昇がネックになる場合が増え
つつある。
この発明は、ケーブル付属品のうち、特に終端部の冷
却方法に関するものである。
[従来の技術] 過去に提案された代表的な方法を第5図に示す。
これは、特にOFケーブル用終端部について考案された
もので、ケーブル導体10の中空油通路12内にヒートパイ
プ30を挿入し、空気中に放熱するものである。
14はケーブル絶縁体、16はコンデンサコーン、18は碍
管、20は絶縁油、32はヒートパイプの放熱部(ヒートシ
ンク)である。なお、ケーブル導体10に圧着接続する導
体引出し棒は、図示を省略してある。
[発明が解決しようとする問題点] (1)上記の方法をプラスチック絶縁電力ケーブルに適
用する場合は、ケーブル導体10にヒートパイプ挿入用の
中空部を設けなければならない。
そのためには、特別な工具や方法が必要になる。
(2)また、何らかの方法で中空部を設けることが可能
であるとしても、導体引出し棒とケーブル導体とを接続
するための圧着時以前にヒートパイプを挿入しなければ
ならないため、圧着時のヒートパイプ保護対策が必要に
なる。
[問題点を解決するための手段] この発明は、第1図、第3図のように、導体引出し棒
22内の、ケーブル導体10との接続よりも上方部分にヒー
トパイプ30を存在させ、かつその放熱部32を、導体引出
し棒22ならびに碍管18の外に出す、 という方法をとることによって、上記の問題の解決を図
ったものである。
[第1実施例](第1図、第2図) 第2図のように、あらかじめ中空部24(上部の開口す
る、細長い穴状のもの)を設けた導体引き出し棒22を用
意する。
なお、穴26はケーブル導体10を挿入するためのもの
で、これは従来からあるものである。
この導体引出し棒22をケーブル導体10に圧着接続する
ことを含めて、従来どおりの終端接続部のすべての組立
てを、まず行う。
その後、中空部24内にハートパイプ30を挿入し、固定
する(第1図)。
ヒートパイプ30にサーマルジョイント34を塗布してお
いて挿入し、中空部24との隙間をサーマルジョイント34
でふさぐようにすれば、なお良い。
・第1実施例の作用: (1)ケーブル導体10および導体引出し棒22の熱は、ヒ
ートパイプ30内に入り、放熱部32から放出されるので、
終端部の温度上昇が抑制される。
(2)導体引出し棒22とヒートパイプ30との間に充填す
るサーマルジョイント34(別名サーマルコンパウンド)
は、絶縁油の7倍、空気の約30倍の熱伝導率を有するの
で、効率の良い冷却が可能になる。
(3)冷却能力の点については、従来の導体内冷却方式
より劣るが、ケーブル導体10と同等の温度にまで冷却す
る能力を有するため、実用上問題はない。
[第2実施例](第3図、第4図) 第4図のように、あらかじめヒートパイプ30を内蔵す
る導体引出し棒22を用意する。ヒートパイプ30は、導体
引出し棒22との間に隙間のないように、はめ込んでお
く。これには放熱部32もとりつけておく。
そして、この導体引出し棒22を用いて、終端部を、第
3図ように、組立てる。
その他の点は、第1実施例の場合と同じである。
・第2実施例の作用: (1)従来の終端接続部と同様の組立てが可能である。
(2)第1実施例の場合に比べて、効率の良い冷却が可
能。
[発明の効果] (1)プラスチック絶縁ケーブルの場合でも、ケーブル
導体10に中空部を設ける必要がないので、作業性が良
い。
(2)導体引出し棒22の圧着部より上にヒートパイプ30
を挿入するので、圧着によるヒートパイプ30への影響を
考慮する必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の説明図で、 第2図はその場合に用いる導体引出し棒22の説明図、 第3図は本発明の第2実施例の説明図で、 第4図はその場合に用いる導体引出し棒22の説明図、 第5図は従来技術の説明図。 10:ケーブル導体、12:中空油通路 18:碍管、20:絶縁油 22:導体引出し棒、24:中空部 30:ヒートパイプ、32:放熱部 34:サーマルジョイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉田 勝 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉 電線株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−156118(JP,A) 特開 昭60−160321(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブル導体10に導体引出し棒22が接続し
    てあり、かつ外側に碍管18がかぶせてある電力ケーブル
    用終端接続部おいて、 導体引出し棒22内の、ケーブル導体10との接続よりも上
    方部分にヒートパイプ30を存在させ、かつその放熱部32
    を、導体引出し棒22ならびに碍管18の外に出すことを特
    徴とする、電力ケーブル用終端接続部の冷却方法。
  2. 【請求項2】導体引出し22として、その内部に中空部24
    の設けてあるものを、あらかじめ用意し、それを用いて
    終端部を組立てた後、前記中空部24内にヒートパイプ30
    を挿入することを特徴とする、特許請求の範囲第1項に
    記載の電力ケーブル用終端接続部の冷却方法。
  3. 【請求項3】中空部24内に挿入するヒートパイプ30は、
    サーマルジョイント34を塗布されたものであることを特
    徴とする、特許請求の範囲第2項に記載の電力ケーブル
    用終端接続部の冷却方法。
  4. 【請求項4】導体引出し棒22として、ヒートパイプ30を
    内蔵しかつ放熱部32を外に出しているものをあらかじめ
    用意し、それを用いて終端部を組立てることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項に記載の電力ケーブル用終端
    接続部の冷却方法。
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JPS60160321A (ja) * 1984-01-26 1985-08-21 住友電気工業株式会社 電力ケ−ブル気中終端箱冷却装置

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