JPS5910701Y2 - 架空電線接続部 - Google Patents

架空電線接続部

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Publication number
JPS5910701Y2
JPS5910701Y2 JP1975015698U JP1569875U JPS5910701Y2 JP S5910701 Y2 JPS5910701 Y2 JP S5910701Y2 JP 1975015698 U JP1975015698 U JP 1975015698U JP 1569875 U JP1569875 U JP 1569875U JP S5910701 Y2 JPS5910701 Y2 JP S5910701Y2
Authority
JP
Japan
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connection
overhead wire
heat
radiator
overhead
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Expired
Application number
JP1975015698U
Other languages
English (en)
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JPS5197275U (ja
Inventor
忠男 松本
宏司 吉田
Original Assignee
トウキヨウデンリヨク カブシキガイシ
古河電気工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は架空電線接続部の改良に関するものである。
最近は送電容量が増大して通電電流が大きくなったため
、架空電線として耐熱電線が使用されている。
このような通電電流の大きい耐熱電線を使用すると該電
線の接続部において発熱するという問題がある。
そこで従来は架空電線を接続した接続金具の口元の電線
外周に放熱器を取付け接続部の温度を下げるようにした
もの、または端部に放熱器を一体に設けた接続金具を使
用して接続部の温度を下げるようにしたものがある。
しかし上記のものにおいては、接続部での発熱を十分に
放熱させることができにくいという問題がある。
すなわち近年になって通電電流を更に大きくするため超
耐熱電線が使用されるようになりこれに伴なって接続部
での発熱量が増大したため従来のものにおいては放熱面
積が不足し発熱を十分に放熱させることができにくいも
のである。
従って従来のもので接続部の温度を下げるようとすると
、放熱器を大型としかつその個数を増やさなければなら
ず、製作および取扱いが非常に面倒となる欠点がある。
また、この種接続部は接続金具がその断面における外形
が六角形、八角形などの角状となるように圧縮し、その
接続強度を増加している。
そのため、接続金具外面に尖部が形或され、該尖部から
コロナが発生する恐れがあり、特に大容量の電流を通電
する耐熱電線の場合には、このコロナ発生の危険性が多
くなる。
本考案は上記の如き問題点に鑑みてなされたもので、簡
単な構戊で接続部の発熱を十分に放熱させることができ
、しかも接続金具に尖部が露出しないから、これからの
コロナ発生を防止できる架空電線接続部を提供するもの
で、その構威は、架空電線を圧縮接続し、圧縮により断
面における外形が角状となった接続金具の口元に位置す
る架空電線外周に放熱器を固着してなる架空電線接続部
において、前記接続金具の外周に内面が接続金具の表面
と合致するように形威され、外面には円板状の放熱フィ
ンを設けてなる2つ割の放熱器を固着したことを特徴と
するものである。
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第2図を参照し
て詳細に説明する。
第1図は接続金具として引留クランプを使用した場合で
、引留クランプ1と接続した架空電線2において引留ク
ランプ1の口元に位置した架空電線2の外周に放熱器3
を固着した点は従来と同じであるが、本考案においては
引留クランプ1の外周に更に2つ割の放熱器4を固着し
てある。
第2図は接続金具として端子5を使用した場合であり、
従来と異なる点は端子5の外周に2つ割の放熱器6を固
着した点である。
そして、接続金具は前記第1図、第2図のいずれの場合
も、その断面における外形が角状となるように圧縮して
架空電線を強固に接続してある。
なお本考案に使用する放熱器4または6は、その内面が
接続金具の表面と合致するように形或されている。
例えば架空電線とクランプまたは端子との圧縮接続部が
六角形であれば断面六角形に圧縮接続部が八角形であれ
ば断面八角形に形威されている。
また、この放熱器の外面は円板状の放熱フィンを突設し
た構戊としてある。
この放熱器は溶接、またはボルト・ナット等によって接
続金具の外周に固着される。
なお上記実施例においては引留クランプと端子とについ
て説明したが、本考案は直線接続スリーブや分岐スリー
ブ等にも適用できる。
上記のように本考案は接続金具口元の電線だけでなく、
接続金具の外周にも放熱器を固着したため接続部の温度
を大幅に下げることができる。
実験によれば超耐熱アルミ線2020 mmmm2に4
420アンペアの電流を流した際、引留クランプの口元
の電線に3個の放熱器を固着した場合の引留クランプの
温度上昇{(測定温度)−(周囲温度)}は8「Cであ
ったのに対し、引留クランプの口元の電線に3個の放熱
器を固着し、さらに引留クランプの外周にその引留クラ
ンプの表面に内面が合致し、圧縮部とほぼ等しい長さを
有し、15枚の放熱フィンを設けた放熱器を固着した場
合の引留クランプの温度上昇は42゜Cであった。
このように本考案に係る架空電線接続部によれば従来の
ものに比し約半分まで接続部の温度を下げることができ
るものである。
また本考案においては、従来の放熱器を大型にすること
なくそのまま使用でき、接続金具に取付ける放熱器のみ
を製作すればよいので、その実施が極めて容易であり、
しかも放熱器は、その外面に円板状の放熱フィンを突設
した構或としたから、前述した放熱効果の増大と共に、
強固に圧縮接続された接続部の利点を生かしつつその欠
点となるコロナの発生を防止できる。
特に大電流を通電する架空電線の場合には、斯る相乗的
効果は顕著である。
このように本考案によれば、その実用的価値大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る架空電線接続部の一実施例を示すも
ので、第1図は引留クランプに適用した場合の正面図、
第2図は端子に適用した場合の正面図である。 1は引留クランプ、2は架空電線、3,4.6は放熱器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 架空電線を圧縮接続し、圧縮により断面における外形が
    角状となった接続金具の口元に位置する架空電線外周に
    放熱器を固着してなる架空電線接続部において、前記接
    続金具の外周に、内面は接続金具の表面と合致するよう
    に形威され外面には円板状の放熱フィンを突設してなる
    2つ割の放熱器を固着したことを特徴とする架空電線接
    続部。
JP1975015698U 1975-02-03 1975-02-03 架空電線接続部 Expired JPS5910701Y2 (ja)

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JP1975015698U JPS5910701Y2 (ja) 1975-02-03 1975-02-03 架空電線接続部

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Publication Number Publication Date
JPS5197275U JPS5197275U (ja) 1976-08-04
JPS5910701Y2 true JPS5910701Y2 (ja) 1984-04-03

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ID=28096715

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS457230Y1 (ja) * 1966-03-28 1970-04-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS457230Y1 (ja) * 1966-03-28 1970-04-08

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JPS5197275U (ja) 1976-08-04

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