JPS5840536Y2 - 電線の圧縮接続部用放熱片 - Google Patents
電線の圧縮接続部用放熱片Info
- Publication number
- JPS5840536Y2 JPS5840536Y2 JP1584379U JP1584379U JPS5840536Y2 JP S5840536 Y2 JPS5840536 Y2 JP S5840536Y2 JP 1584379 U JP1584379 U JP 1584379U JP 1584379 U JP1584379 U JP 1584379U JP S5840536 Y2 JPS5840536 Y2 JP S5840536Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat dissipation
- compression
- piece
- dissipation piece
- divided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は引留クランプなどの電線の圧縮接続部に容易に
装着してその部分の温度上昇を少なくする放熱片に関す
るものである。
装着してその部分の温度上昇を少なくする放熱片に関す
るものである。
従来引留クランプなどにおける電線の圧縮接続部は通電
により加熱され、この部分が酸化して更に加熱されたり
、圧縮接続部に使用したコンパウンドが流出したりする
事故が生じており、通電電流を制約している。
により加熱され、この部分が酸化して更に加熱されたり
、圧縮接続部に使用したコンパウンドが流出したりする
事故が生じており、通電電流を制約している。
これがため第5図に示すように圧縮接続部2′に隣接し
た電線3′上に放熱片1′を取付け、圧縮接続部2′の
温度上昇を少なくしている。
た電線3′上に放熱片1′を取付け、圧縮接続部2′の
温度上昇を少なくしている。
なお図においてはジャンパ線4′側にも放熱片1′を取
付けた場合を示している。
付けた場合を示している。
この放熱片1′は第6図および第7図に詳示するように
圧縮ダイスの圧縮巾より数倍の長さLを有し、内壁面5
′は取付ける電線3′の外径に適合した円形孔を有する
二つ割りで、一側縁は蝶番結合6′され、他の側縁にボ
ルト・ナツト7′を締付けて電線3′上に固着させ、こ
の放熱により圧縮接続部2′の温度上昇を少なくしてい
るのである。
圧縮ダイスの圧縮巾より数倍の長さLを有し、内壁面5
′は取付ける電線3′の外径に適合した円形孔を有する
二つ割りで、一側縁は蝶番結合6′され、他の側縁にボ
ルト・ナツト7′を締付けて電線3′上に固着させ、こ
の放熱により圧縮接続部2′の温度上昇を少なくしてい
るのである。
このような放熱片1′は圧縮接続部2′に直接取付けた
方が放熱効果のよいことは明らかであるが次のような欠
点を有する。
方が放熱効果のよいことは明らかであるが次のような欠
点を有する。
通常圧縮接続部2′は断面が六角形になるように圧縮さ
れると共に圧縮はダイスの圧縮巾に応じ数回に互って行
われる。
れると共に圧縮はダイスの圧縮巾に応じ数回に互って行
われる。
このため1回の圧縮が完了し、次の被圧縮部をダイス部
に移動させる際、電線の重量などにより既圧縮部が捻れ
てしまい、したがって圧縮完了後の圧縮接続部は断面六
角形の捻り棒状になってしまう。
に移動させる際、電線の重量などにより既圧縮部が捻れ
てしまい、したがって圧縮完了後の圧縮接続部は断面六
角形の捻り棒状になってしまう。
このため従来の放熱片1′では、たとえば内壁面5′を
圧縮接続部2′の断面六角形にしても、圧縮接続部2′
の外側にぴったりと取付けることができず、止むを得ず
隣接部の電線3′上に取付けているのであって、従って
放熱効果を犠牲にしている。
圧縮接続部2′の断面六角形にしても、圧縮接続部2′
の外側にぴったりと取付けることができず、止むを得ず
隣接部の電線3′上に取付けているのであって、従って
放熱効果を犠牲にしている。
本考案はこれに鑑み、電線の圧縮接線部の外周に容易に
装着し得る放熱片を案出したもので、内壁面が圧縮接続
部に接する形状を有する放熱片本体を圧縮ダイスの巾に
応じ軸方向に直角に複数個に分割し、この分割片相互を
回動自在に連結したことを特徴としている。
装着し得る放熱片を案出したもので、内壁面が圧縮接続
部に接する形状を有する放熱片本体を圧縮ダイスの巾に
応じ軸方向に直角に複数個に分割し、この分割片相互を
回動自在に連結したことを特徴としている。
すなわち放熱片自体を軸方向に直角に複数個に分割し、
分割片相互を回動自在に連結して一つのものとした点に
特徴があり、このほかは従来のものと同じで二つ割りで
一対のボルト・ナツトにより締付けるようにしたのであ
る。
分割片相互を回動自在に連結して一つのものとした点に
特徴があり、このほかは従来のものと同じで二つ割りで
一対のボルト・ナツトにより締付けるようにしたのであ
る。
次にこれを図に示す実施例に基づいて更に詳細に説明す
る。
る。
第1図は本考案になる放熱片1を引留クランプにおける
電線の圧縮接続部2の外周に直接取付けた場合を示した
ものでダイスの圧縮巾に相当する長さlに三分割したも
のを回動自在に連結し、一個の放熱片1としたもので、
同図にはジャンパ線4側の圧縮接続部の外周にも放熱片
1を取付けた場合を示している。
電線の圧縮接続部2の外周に直接取付けた場合を示した
ものでダイスの圧縮巾に相当する長さlに三分割したも
のを回動自在に連結し、一個の放熱片1としたもので、
同図にはジャンパ線4側の圧縮接続部の外周にも放熱片
1を取付けた場合を示している。
第2図(側面図)および第3図(正面図)は放熱片1の
詳細を示したもので、内壁面5は圧縮接続部2に接する
ように断面六角形に形成され、放熱片1はダイス(図示
してない)の圧縮巾に応じ長さlに三分割され、分割片
8相互は頂部に向かって末広がりとなった凸部9と底部
に向かって末広がりとなり、且つ周方向に沿って円弧状
となった凹部10を介し回動自在に連結して一つのもの
とされ、このような放熱片1は従来と同様に二つ割りで
一側縁は蝶番結合6され、他の側縁の中央に設けたボル
ト・ナツト7の締付けにより圧縮接続部2に強固に取付
けることができるのである。
詳細を示したもので、内壁面5は圧縮接続部2に接する
ように断面六角形に形成され、放熱片1はダイス(図示
してない)の圧縮巾に応じ長さlに三分割され、分割片
8相互は頂部に向かって末広がりとなった凸部9と底部
に向かって末広がりとなり、且つ周方向に沿って円弧状
となった凹部10を介し回動自在に連結して一つのもの
とされ、このような放熱片1は従来と同様に二つ割りで
一側縁は蝶番結合6され、他の側縁の中央に設けたボル
ト・ナツト7の締付けにより圧縮接続部2に強固に取付
けることができるのである。
もちろん図の実施例においては一対のボルト・ナツトの
締付けにより取付ける場合を示したが、二対以上のボル
ト・ナツトで締付けるようにしてもよい。
締付けにより取付ける場合を示したが、二対以上のボル
ト・ナツトで締付けるようにしてもよい。
更に放熱片1の分割片8相互は第4図に示すように頂部
に向って末広がりとなった凸部9と底面に向って末広が
りとなり、かつ周方向に沿って円弧状とした凹部10(
二つ割りにした放熱片1のそれぞれに設ける)とで内壁
面5の軸を中心に回動自在に結合され、いったん結合し
たら離脱することなく両者は図の矢印方向に回動でき、
圧縮接続部2に装置した際圧縮接続部2のねじれに応じ
自由に回動して圧縮接続部2にぴったりと合致させるこ
とができるのである。
に向って末広がりとなった凸部9と底面に向って末広が
りとなり、かつ周方向に沿って円弧状とした凹部10(
二つ割りにした放熱片1のそれぞれに設ける)とで内壁
面5の軸を中心に回動自在に結合され、いったん結合し
たら離脱することなく両者は図の矢印方向に回動でき、
圧縮接続部2に装置した際圧縮接続部2のねじれに応じ
自由に回動して圧縮接続部2にぴったりと合致させるこ
とができるのである。
上述の用施例においては放熱片を三分割したものを引留
クランプにおける電線の圧縮部に取付けた場合を示した
が、これに限定されないことはいうまでもない。
クランプにおける電線の圧縮部に取付けた場合を示した
が、これに限定されないことはいうまでもない。
また放熱片1の分割片8相互を回動自在に連結する手段
も末広がり状の凸部9と凹部10とによる方法に限らす
凹部10をアリ溝にし、凸部9を先端が膨出した凸部と
し両者を係合させるなど任意に採用できる。
も末広がり状の凸部9と凹部10とによる方法に限らす
凹部10をアリ溝にし、凸部9を先端が膨出した凸部と
し両者を係合させるなど任意に採用できる。
このように分割片8相互を回動自在に連結する手段とし
て凸部と凹部との保合により行う場合には、両者間に僅
かのギャップがあるので圧縮接続部が軸線に沿って湾曲
した場合でも、これに対応することができる。
て凸部と凹部との保合により行う場合には、両者間に僅
かのギャップがあるので圧縮接続部が軸線に沿って湾曲
した場合でも、これに対応することができる。
以上説明したように本考案によれば放熱片をダイスの圧
縮巾に応じ軸方向に直角に複数個に分割し、分割片相互
を回動自在に連結して一つのものとしたもので圧縮接続
部に圧縮ダイス巾に応じねじれがあってもこのねじれに
応じ放熱片を回動させて圧縮接続部にぴったりと取付け
ることができ、従って放熱効果のよい装着の容易な放熱
片とすることができる。
縮巾に応じ軸方向に直角に複数個に分割し、分割片相互
を回動自在に連結して一つのものとしたもので圧縮接続
部に圧縮ダイス巾に応じねじれがあってもこのねじれに
応じ放熱片を回動させて圧縮接続部にぴったりと取付け
ることができ、従って放熱効果のよい装着の容易な放熱
片とすることができる。
第1図は本考案になる放熱片を引留クランプにおける電
線の圧縮接続部に適用し取付けた実施例を示す説明図、
第2図および第3図はそれぞれ本考案になる放熱片の詳
細を示す側面図および正面図、第4図は第2図のIV−
IV線断面図、第5図は従来の放熱片の使用例を示す説
明図、第6図および第7図はそれぞれ従来の放熱片の詳
細を示す側面図および正面図である。 1・・・・・・放熱片、2・・・・・・圧縮接続部、5
・・・・・・内壁面、8・・・・・・分割片、9・・・
・・・凸部、10・・・・・・凹部。
線の圧縮接続部に適用し取付けた実施例を示す説明図、
第2図および第3図はそれぞれ本考案になる放熱片の詳
細を示す側面図および正面図、第4図は第2図のIV−
IV線断面図、第5図は従来の放熱片の使用例を示す説
明図、第6図および第7図はそれぞれ従来の放熱片の詳
細を示す側面図および正面図である。 1・・・・・・放熱片、2・・・・・・圧縮接続部、5
・・・・・・内壁面、8・・・・・・分割片、9・・・
・・・凸部、10・・・・・・凹部。
Claims (1)
- 内壁面が電線の圧縮接続部に接する形状を有する放熱片
本体を、軸方向に直角に複数個に分割し、分割片相互を
回動自在に連結したことを特徴とする放熱片。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1584379U JPS5840536Y2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | 電線の圧縮接続部用放熱片 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1584379U JPS5840536Y2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | 電線の圧縮接続部用放熱片 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55116474U JPS55116474U (ja) | 1980-08-16 |
JPS5840536Y2 true JPS5840536Y2 (ja) | 1983-09-12 |
Family
ID=28838269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1584379U Expired JPS5840536Y2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | 電線の圧縮接続部用放熱片 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840536Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-13 JP JP1584379U patent/JPS5840536Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55116474U (ja) | 1980-08-16 |
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