JPS587797Y2 - 金車通過形圧縮引留クランプ - Google Patents
金車通過形圧縮引留クランプInfo
- Publication number
- JPS587797Y2 JPS587797Y2 JP1977153513U JP15351377U JPS587797Y2 JP S587797 Y2 JPS587797 Y2 JP S587797Y2 JP 1977153513 U JP1977153513 U JP 1977153513U JP 15351377 U JP15351377 U JP 15351377U JP S587797 Y2 JPS587797 Y2 JP S587797Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- steel
- aluminum
- jumper socket
- steel clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、鋼心アルミより線などの送電線を引留める
に用いる圧縮形引留クランプに関するもので、特に鉄塔
に吊下げた金車を円滑に通過させることができる金車通
過形圧縮引留クランプ０改良に関するものである。
に用いる圧縮形引留クランプに関するもので、特に鉄塔
に吊下げた金車を円滑に通過させることができる金車通
過形圧縮引留クランプ０改良に関するものである。
この目的の引留クランプとしては、従来実公昭５２−３
６７２号（第４図）実開昭５２−１３４９５号（第５図
、第６図）などで公知の考案例があるが、いずれも次の
ごとき欠点を有している。
６７２号（第４図）実開昭５２−１３４９５号（第５図
、第６図）などで公知の考案例があるが、いずれも次の
ごとき欠点を有している。
すなわち前者（第４図）にあっては、鋼心線を鋼クラン
プで圧縮後、予め電線上にａめて置いたアルミクランプ
Ａを移動させる際、アルミクランプを捻転させながら移
動させないと被挿が困難であるが、鋼クランプの矩形状
断面部Ｓまで来ると捻転不能となり、アルミクランプＡ
の移動が困難となり、この欠点は電線が太くなるほど顕
著となる。
プで圧縮後、予め電線上にａめて置いたアルミクランプ
Ａを移動させる際、アルミクランプを捻転させながら移
動させないと被挿が困難であるが、鋼クランプの矩形状
断面部Ｓまで来ると捻転不能となり、アルミクランプＡ
の移動が困難となり、この欠点は電線が太くなるほど顕
著となる。
また鋼クランプの矩形状断面を挾持するアルミクランプ
の溝部が大きい為、必要な引張荷重を得るためこの溝部
を有する端部Ｃの断面外径寸法が大となり、延線にさい
し引留クランプの金車通過を円滑にするためのプロテク
ターに大きいものを必要とし、電線が太くなると既製品
が使用不可能となる欠点がある。
の溝部が大きい為、必要な引張荷重を得るためこの溝部
を有する端部Ｃの断面外径寸法が大となり、延線にさい
し引留クランプの金車通過を円滑にするためのプロテク
ターに大きいものを必要とし、電線が太くなると既製品
が使用不可能となる欠点がある。
また後者にあっては、アルミクランプＡ′のジャンパソ
ケットＪ′との連結部Ｃ′が非圧縮部となる構造である
ため、雨水の侵入による寒冷地での凍結膨張が懸念され
、その対策を必要とする。
ケットＪ′との連結部Ｃ′が非圧縮部となる構造である
ため、雨水の侵入による寒冷地での凍結膨張が懸念され
、その対策を必要とする。
昔たジャンパソケット締結ボルトＵが、アルミクランプ
の外縁に位置するため、良好な電気接触を得るのにジャ
ンパソケットＪ′のアルミクランプＡ′との連結部を非
常に大きくする必要があり、経済的にも外観上からも好
ましくない欠点がある。
の外縁に位置するため、良好な電気接触を得るのにジャ
ンパソケットＪ′のアルミクランプＡ′との連結部を非
常に大きくする必要があり、経済的にも外観上からも好
ましくない欠点がある。
この考案は上記のような従来技術によるものの構造上の
欠点を除き、作業性が良く、経済性も優れた、金車通過
に適した引留フラングを提供することを目的としている
。
欠点を除き、作業性が良く、経済性も優れた、金車通過
に適した引留フラングを提供することを目的としている
。
以下に図示する実施例に関してこの考案を詳細に説明す
る。
る。
第１ないし３図に示すように、この考案の引留クランプ
は、鋼心線を挿入把持する鋼クランプ５において、圧縮
部６及びそれに連なるアルミクランプとの係止凹凸部７
と、鋼クランプ５を碍子連に接続するための連結部１０
との間に、円形断面の横長部８を一体に設け、この横長
部８にはアルミクランプとジャンパソケットとを連結す
るための複数のボルト１２を挿入するための挿入孔９を
穿設している。
は、鋼心線を挿入把持する鋼クランプ５において、圧縮
部６及びそれに連なるアルミクランプとの係止凹凸部７
と、鋼クランプ５を碍子連に接続するための連結部１０
との間に、円形断面の横長部８を一体に設け、この横長
部８にはアルミクランプとジャンパソケットとを連結す
るための複数のボルト１２を挿入するための挿入孔９を
穿設している。
筐た、鋼クランプ５に被挿されるアルミクランプ１は、
一端に鋼クランプの円形断面横長部８を内側に受入れ、
外側にジャンパソケットを取付けるために、その側面部
に円筒形断面の両側を切欠いた形状で、鋼クランプの円
形断面横長部を挾んで締付ける際の変形を容易にするス
リット２を切ったジャンパソケット連結部が設けられ、
クランプの全長には電線及び鋼クランプ挿入孔が貫通し
ている。
一端に鋼クランプの円形断面横長部８を内側に受入れ、
外側にジャンパソケットを取付けるために、その側面部
に円筒形断面の両側を切欠いた形状で、鋼クランプの円
形断面横長部を挾んで締付ける際の変形を容易にするス
リット２を切ったジャンパソケット連結部が設けられ、
クランプの全長には電線及び鋼クランプ挿入孔が貫通し
ている。
又連結部３には鋼クランプの透孔９と一致してボルト１
２を受入れるための多数の透孔４が穿設されている。
２を受入れるための多数の透孔４が穿設されている。
以上のような構成のこの考案の引留クランプは、鋼心線
を鋼クランプで圧縮結合させた後、アルミクランプを圧
縮するため移動させる際、捻転不能部が無いためアルミ
クランプの被挿が容易となり、筐たアルミクランプの鋼
クランプ円形断面横長部８を締挾する部分の外径が、鋼
クランプに矩形断面が無いこと及びアルミクランプの該
部所面形状が円筒状の両側を切欠いた形状なので外径寸
法を小さくすることができ、電線接続部を保護するプロ
テクターに小さいものを使用出来る。
を鋼クランプで圧縮結合させた後、アルミクランプを圧
縮するため移動させる際、捻転不能部が無いためアルミ
クランプの被挿が容易となり、筐たアルミクランプの鋼
クランプ円形断面横長部８を締挾する部分の外径が、鋼
クランプに矩形断面が無いこと及びアルミクランプの該
部所面形状が円筒状の両側を切欠いた形状なので外径寸
法を小さくすることができ、電線接続部を保護するプロ
テクターに小さいものを使用出来る。
さらにアルミクランプの非圧縮部分は、スリット２によ
り水の溜留する懸念無く、その圧縮部は鋼クランプのア
ルミクランプを結合させる係止凹凸部により、この方面
からの雨水の侵入が完全に防止されているので、凍結膨
張の心配が無く、加えてジャンパソケット締付ボルトが
アルミクランプ、鋼クランプの中心線上を貫通している
ため、ジャンパソケットが小形軽量にできるという多く
の利点を有しているので、作業性良く、経済的にも美観
上からも優れた構造の金車通過形圧縮引留クランプを提
供することが出来る。
り水の溜留する懸念無く、その圧縮部は鋼クランプのア
ルミクランプを結合させる係止凹凸部により、この方面
からの雨水の侵入が完全に防止されているので、凍結膨
張の心配が無く、加えてジャンパソケット締付ボルトが
アルミクランプ、鋼クランプの中心線上を貫通している
ため、ジャンパソケットが小形軽量にできるという多く
の利点を有しているので、作業性良く、経済的にも美観
上からも優れた構造の金車通過形圧縮引留クランプを提
供することが出来る。
第１図はこの考案の引留クランプの一実施例を示す縦断
面図、第２図は第１図の線■−■に釦ける横断面図、第
３図は第１図の実施例の分解斜視図、第４図は従来の引
留クランプの一例を示す分解斜視図、第５図及び第６図
は他の従来例を示す平面図及び側面図である。 １・・・・・・アルミクランプ、２・・・・・頷りラン
プ円形断面横長部締挾スリット、３・・・・・・ジャン
パソケット連結部、４・・・・・・透孔、５・・・・・
・鋼クランプ、６・・・・・・鋼クランプ圧縮部、７・
・・・・鋼クランプ凹凸部、８・・・・・・鋼クランプ
円形断面横長部、９・・・・・誘孔、１０・・・・・・
鋼クランプ連結部、１１・・・・・・ジャンパソケット
、１２・・・・・・ジャンパソケット取付ボルト。
面図、第２図は第１図の線■−■に釦ける横断面図、第
３図は第１図の実施例の分解斜視図、第４図は従来の引
留クランプの一例を示す分解斜視図、第５図及び第６図
は他の従来例を示す平面図及び側面図である。 １・・・・・・アルミクランプ、２・・・・・頷りラン
プ円形断面横長部締挾スリット、３・・・・・・ジャン
パソケット連結部、４・・・・・・透孔、５・・・・・
・鋼クランプ、６・・・・・・鋼クランプ圧縮部、７・
・・・・鋼クランプ凹凸部、８・・・・・・鋼クランプ
円形断面横長部、９・・・・・誘孔、１０・・・・・・
鋼クランプ連結部、１１・・・・・・ジャンパソケット
、１２・・・・・・ジャンパソケット取付ボルト。
Claims (1)
- 鋼心アルミより線の圧縮形引留クランプにおいて、鋼ク
ランプの鋼心圧縮部及びそれに連なるアルミ本体係止凹
凸部と碍子連との連結部との間に円形断面の横長部を設
け、この横長部にボルト挿通孔を穿設し、前記鋼クラン
プに被挿するアルミクランプの一端に鋼クランプの前記
円形断面の横長部を内側に受入れ外側にジャンパソケッ
トを取付けるためのジャンパソケット連結部を設け、こ
のジャンパソケット連結部は側面に鋼クランプの前記ボ
ルト挿通孔と一致する透孔を有し、かつ鋼クランプ締付
けのためのジャンパソケット連結部の変形を容易にする
スリットを有することを特徴とする金車通過形圧縮引留
クランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977153513U JPS587797Y2 (ja) | 1977-11-17 | 1977-11-17 | 金車通過形圧縮引留クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977153513U JPS587797Y2 (ja) | 1977-11-17 | 1977-11-17 | 金車通過形圧縮引留クランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5479494U JPS5479494U (ja) | 1979-06-06 |
| JPS587797Y2 true JPS587797Y2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=29140762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977153513U Expired JPS587797Y2 (ja) | 1977-11-17 | 1977-11-17 | 金車通過形圧縮引留クランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587797Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS587798Y2 (ja) * | 1977-11-22 | 1983-02-10 | 三和テッキ株式会社 | 楕円断面引留クランプ |
| JPS5840726Y2 (ja) * | 1978-11-07 | 1983-09-13 | 株式会社フジクラ | 釣車通過型引留クランプ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5213495B2 (ja) * | 1972-02-04 | 1977-04-14 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS523672Y2 (ja) * | 1971-05-01 | 1977-01-26 | ||
| JPS5543733Y2 (ja) * | 1975-07-18 | 1980-10-14 |
-
1977
- 1977-11-17 JP JP1977153513U patent/JPS587797Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5213495B2 (ja) * | 1972-02-04 | 1977-04-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5479494U (ja) | 1979-06-06 |
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