JPH0112504Y2 - - Google Patents

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JPH0112504Y2
JPH0112504Y2 JP15218582U JP15218582U JPH0112504Y2 JP H0112504 Y2 JPH0112504 Y2 JP H0112504Y2 JP 15218582 U JP15218582 U JP 15218582U JP 15218582 U JP15218582 U JP 15218582U JP H0112504 Y2 JPH0112504 Y2 JP H0112504Y2
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communication
wire
groove
covering
communication line
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JP15218582U
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JPS5956919U (ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、通信導線とその被覆部および支持線
とその被覆部を有する長尺状の通信線を引留める
引留具に関するものである。
最近、電話の通信導線に光フアイバーを使用す
ることが試みられているが、その屋外線として
は、第5図に拡大して示すような断面の通信線が
考えられる。すなわち、通信線aは、光フアイバ
ーからなる通信導線1と、合成樹脂などからなる
その被覆部2と、鋼線などからなる支持線3と、
合成樹脂などからなるその被覆部4と、両被覆部
2および4を結合している合成樹脂などからなる
接続部5を有する構造のものと考えられる。もち
ろん、前記接続部のないものも考えられる。
そして、光フアイバーからなる通信導線1は、
機械的強度が弱いため、引留めについては、機械
的外力がなるべくかからないようにするととも
に、急激な屈曲をさせると、光損失が極端に大き
くなるので、なるべく直線状に保持する必要があ
る。したがつて、引留具としては、通信導線1の
被覆部2に接触させることなく、支持線3の被覆
部4で支持するようにしなければならない。しか
も、前記被覆部2と4の間の接続部5を切離して
被覆部4だけを支持する方法は、通信導線1がそ
の被覆部2とともにたるんだりして、種々の支障
があるものと思われる。
本考案は、第5図に示すような通信線におい
て、接続部5を切離すことなく、かつ、通信導線
1の被覆部2を屈曲させることなく、しかも、通
信導線1の被覆部2に接触することなく、支持線
3の被覆部4を挟持することによつて、通信導線
1に損傷を与えることなく、また光損失の生じな
い引留具を提供することを目的とするものであ
る。
このため、本考案の通信線の引留具の構成は、
通信導線とその被覆部および支持線とその被覆部
を有する長尺状の通信線の長手方向の一部を一面
と他面とから保持するようにした板状の一半体お
よび他半体と、前記一半体および他半体の両側に
交互に設けられた欠円状の耳片に交互に係合させ
ると掛止めワイヤとからなり、かつ、該一半体と
他半体の内側長手方向には、それぞれ、前記通信
導線の被覆部の外面に接触しない大きさの断面形
状の溝と、前記支持線の被覆部の外面に圧接して
挟持する断面形状の溝とを備えていることを特徴
としている。
以下、本考案の一実施例について、第1図ない
し第4図を参照しながら説明する。
第1図および第2図において、aは前述の通信
線、bは板状の一半体、cは板状の他半体、dは
掛止めワイヤである。
そして、一半体bには、一側に欠円状の耳片6
と7を有し、他側に欠円状の耳片8と9を有して
いる。また他半体cには、一側に欠円状の耳片1
0と11を有し、他側に欠円状の耳片12と13
を有している。すなわち、通信線aの長手方向
(第1図と第2図では上下方向)の一部の一面
(第1図と第2図では正面)を一半体bで保持す
るようになつており、他面(第1図と第2図では
背面)を他半体cで保持するようになつている。
また掛止めワイヤdの一端部には端部止金具1
8が固着され、他端部には端部止金具19が固着
されている。
そして、通信線aに対して、一半体bと他半体
cは、合掌状に位置し、掛止めワイヤdの一端が
わは、耳片10→耳片6→耳片11→耳片7を交
互に係止(第2図参照)し、掛止めワイヤdの他
端がわは、耳片12→耳片8→耳片13→耳片9
を交互に係止している。
さらに、第3図および第4図に拡大して示すよ
うに、一半体bと他半体cの内側長手方向には、
それぞれ、通信導線1(符号省略)の被覆部2の
外面に接触しない大きさの断面弧状の溝14と1
5を備え、かつ、支持線3(符号省略)の被覆部
4の外面と接続部5の外面に圧接して挟持する断
面弧状の溝16と17を備えており、しかも、前
記両溝16と17は、滑り止めの粗面となつてい
る。
第1図ないし第4図に示すように構成された通
信線の引留具においては、掛止めワイヤdの一端
を他半体cの耳片10に係合させ、掛止めワイヤ
dの他端を他半体cの耳片12に係合させ、通信
導線1の被覆部2が一半体bの溝14と他半体c
の溝15に対応し、支持線3の被覆部4が一半体
bの溝16と他半体cの溝17に対応するように
して、通信線aの一面に一半体bを、通信線aの
他面に他半体cを合掌状に位置せしめ、掛止めワ
イヤdの一端がわを耳片6→耳片11→耳片7に
係合させ、また掛止めワイヤdの他端がわを耳片
8→耳片13→耳片9に係合させ、充分に掛止め
ワイヤdを環の方向(第1図と第2図では上方)
に充分に引張ることにより、一半体bと他半体c
は接近し、支持線3の被覆部4の外面と接続部5
の外面は一半体bの溝16と他半体の溝17で強
固に挟持される。しかも、通信導線1の被覆部2
の外面には一半体bの溝14および他半体cの溝
15がともに接触しない。
したがつて、本考案によれば、通信導線の被覆
部を支持線の被覆部から切離すことなく、かつ、
通信導線を屈曲させることなく、しかも、通信導
線の被覆部に接触することなく、支持線の被覆部
を強固に挟持して通信線を引留めることができる
ので、通信導線に損傷を与えることなく、また光
損失も生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した一部切欠正
面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第1図
の切断線A−Aに沿う拡大断面図、第4図は第1
図の切断線B−Bに沿う拡大断面図、第5図は通
信線の拡大断面図である。 a……通信線、b……一半体、c……他半体、
d……掛止めワイヤ、1……通信導線、2……被
覆部、3……支持線、4……被覆部、5……接続
部、6,7,8,9,10,11,12,13…
…耳片、14,15,16,17……溝、18,
19……端部止金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通信導線とその被覆部および支持線とその被覆
    部を有する長尺状の通信線を引留める引留具であ
    つて、前記通信線の長手方向の一部を一面と他面
    から保持するようにした板状の一半体および他半
    体と、前記一半体および他半体の両側に交互に設
    けられた欠円状の耳片に交互に係合させる掛止め
    ワイヤとからなり、かつ、該一半体と他半体の内
    側長手方向には、それぞれ、前記通信導線の被覆
    部の外面に接触しない大きさの断面形状の溝と、
    前記支持線の被覆部の外面に圧接して挟持する断
    面形状の溝とを備えていることを特徴とする、通
    信線の引留具。
JP15218582U 1982-10-08 1982-10-08 通信線の引留具 Granted JPS5956919U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15218582U JPS5956919U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 通信線の引留具

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JP15218582U JPS5956919U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 通信線の引留具

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Publication Number Publication Date
JPS5956919U JPS5956919U (ja) 1984-04-13
JPH0112504Y2 true JPH0112504Y2 (ja) 1989-04-12

Family

ID=30337033

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JP15218582U Granted JPS5956919U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 通信線の引留具

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JPS5956919U (ja) 1984-04-13

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