JPS628414B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS628414B2 JPS628414B2 JP51118367A JP11836776A JPS628414B2 JP S628414 B2 JPS628414 B2 JP S628414B2 JP 51118367 A JP51118367 A JP 51118367A JP 11836776 A JP11836776 A JP 11836776A JP S628414 B2 JPS628414 B2 JP S628414B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plasminogen activator
- blood
- agarose
- cetraxate
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
本発明は、血中及び他の組織中に含まれるプラ
スミノーゲンアクチベーターを、血液及び他の組
織液より直接簡便に分離する方法及び粗プラスミ
ノーゲンアクチベーターの純化精製法に関するも
のである。 プラスミノーゲンアクチベーターは、フイブリ
ン溶解酵素プラスミンをその不活性な前駆物質で
あるプラスミノーゲンより活性化する物質で、生
体内の血液や組織中に多く存在するものである。
このプラスミノーゲンアクチベーターの精製せる
ものは血栓溶解剤、血栓治療剤や抗癌剤と併用し
たとき、その薬理効果を上昇せしめる等の作用を
有することから治療薬として用いられているもの
もある。更に人の血液及び他の組織液から採取し
たプラスミノーゲンアクチベーターは、抗体とし
て診断薬にも用いられるが、人以外の動物から得
られるプラスミノーゲンアクチベーターもやはり
診断薬に用いることができ、その利用価値は高
い。それ故、血液及び他の組織からプラスミノー
ゲンアクチベーターを良好に分離精製する方法が
従来より渇望されていた。 本発明による方法は従来プラスミノーゲンアク
チベーターの取得精製に利用されたことのないセ
トラキセート(cetraxate)をアガロース(セフ
アロース)、ポリアクリルアミド又は多糖体高分
子物質に結合させ、これにプラスミノーゲンアク
チベーターを吸着させ溶離することを特徴とす
る。 本発明で用いるセトラキセートは、詳しくは4
−(2−カルボキシエチル)フエニル トランス
−4−アミノメチル シクロヘキサン カルボキ
シレート塩酸塩なる化合物で、それ自体医薬品と
して胃潰瘍、十二指腸潰瘍等の治療の分野で使用
され既に公知である。 本発明で吸着材として使用するセトラキセート
との結合体は、アガロース(セフアロース)、又
は多糖体高分子物質若しくはポリアクリルアミド
をアルカリ性でシアンブロマイドにより活性化
し、セトラキセートと混合し放置することにより
容易に作成できる。多糖体高分子物質としては、
例えばセルロース、澱粉などが使用できる。 本発明で用いられる血液及び組織液は、人より
採取された新鮮なものが好ましいが、その他数時
間保存した血液、臓器又は死血でもよく、広い範
囲で材料を調達することができる。しかし、医薬
品として生産することを考慮すれば、量的に不足
するので人以外の動物から採取したものを用いる
とよい。動物は、例えば最も手近な牛、豚、馬等
が良いが、その他何でもよく、これらの解体作業
の際に得られた血液、臓器が使用できる。 本発明で用いられる組織は、特に胃及び前立腺
が好ましく、プラスミノーゲンアクチベーターは
該組織内に特に多量に存在している。 以下本発明をセトラキセート・アガロースを例
として具体的に説明するが、他の吸着材を使用し
た場合についても同様と考えてもよい。 本発明は原理的には、プラスミノーゲンアクチ
ベーターのセトラキセートへの親和性を利用して
なるもので、セトラキセート・アガロースにプラ
スミノーゲンアクチベーターを吸着せしめたの
ち、このプラスミノーゲンアクチベーターを特定
分画中に溶出せしめるものである。それ故、本発
明は血液及び他の組織液からの分離のみならず、
粗プラスミノーゲンアクチベーターの精製にも適
用できる。 本発明を血中プラスミノーゲンアクチベーター
の分離に適用する場合には、単に血液をセトラキ
セート・アガロースに接触させても、プラスミノ
ーゲンアクチベーターの吸着は血液中の食塩に妨
げられて吸着量が減少する。従つて接触させる前
に血液中の塩を除去するか一定の濃度以下に減少
させる必要がある。その方法としては、透析装置
にかけるか或いは血液に蒸留水又は水道水を加え
て5倍以上に希釈せしめてもよい。透析は電気透
析、セロフアンやその他の半透膜又はこれらを用
いた透析器等による従来公知の透析法がそのまま
使用できる。この透析又は希釈による血液中の塩
の除去ないし減少は、通常血液中に含まれる塩の
量以下にさえすればいくらでも良いが、収量良く
プラスミノーゲンアクチベーターを採取するため
には、通常血液中に存在する量の1/10位とすると
非常に良い。具体的には、0.8g/dl以下であれ
ば良く、好ましくは80mg/dl以下である。透析又
は希釈操作で処理された血液はいずれにしても以
下の操作で同等に扱えるので以下これらを処理液
と呼ぶ。なお、採取した血液は場合により沈澱物
を含むので透析等の操作を行う前に、必要に応じ
過、遠心分離等の方法で残渣を除去すると良
い。 次に処理液をセトラキセート・アガロースを用
いたアフイニテイクロマトグラフイーにかける。
即ち、セトラキセート・アガロースを入れて作製
したクロマト管中に静かに処理液を通す。この様
にして最初に得たカラム通過液を分画1とする。
次いで、このカラムを1/200モル燐酸緩衝液又は
これに0.85%NaClを加えた液で洗浄し、この液
を分画2とする。更に、このクロマト管に2モル
のNaClを含む1/200モル燐酸緩衝液(PH7.5)
を、クロマト管の内容量の2倍以上の量で通し
て、吸着しているプラスミノーゲンアクチベータ
ーを溶出させ、これを分画3とする。上記におい
て、分画1はプラスミノーゲンアクチベーターが
吸着した後の残液で、分画2は洗滌液、そして分
画3は目的とするプラスミノーゲンアクチベータ
ーを含む液である。それ故、得られた分画3を常
法(例えば、硫安塩析、エタノール沈澱、凍結乾
燥、ポリエチレングリコール透析濃縮等)で濃縮
乾燥しプラスミノーゲンアクチベーターを得る。 本発明の利点は、血液中の塩濃度を減少させる
ことにより直接プラスミノーゲンアクチベーター
をセトラキセート・アガロースに吸着させること
ができ、しかもこの吸着能はかなり高度の選択性
を有しているため、その後高食塩濃度の緩衝液で
溶出すれば高単位のプラスミノーゲンアクチベー
ターを容易に得ることができること、又再度本発
明のクロマト処理を行うことで、収量良く、しか
も比活性の優れたものを得ることができる点にあ
る。そのため、血液から直接精製する場合のみな
らず粗製プラスミノーゲンアクチベーター溶液の
精製にも本発明を利用することができる。 また、セトラキセート・アガロースへのプラス
ミノーゲンアクチベーターの吸着はかなり速いの
で、あまり接触時間に影響されない。それ故、他
のクロマト処理に比べかなりの速い速度で処理液
をクロマト管に通すことができ、このことは操作
時間が短縮されるという利点を示す。このほか、
吸着したプラスミノーゲンアクチベーターの溶出
は食塩溶液で行うため、プラスミノーゲンアクチ
ベーターとの分離が容易であり、また生理的に何
等影響を与えないなど製薬上の利点をも有する。
更には、セトラキセート・アガロースは、プラス
ミノーゲンアクチベーター溶出後溶出に用いた食
塩溶液で良く洗い、更に燐酸緩衝液で洗滌すれば
何回でも使用できるので、非常に経済的であるな
ど多くの利点を併有するものである。 次に本発明を実施例により詳しく説明するが、
本発明はこれらの例に限定されるものではない。 実施例 1 採取した血液を1/200モル燐酸緩衝液(PH7.5)
で10倍に希釈し、沈澱物をガーゼで除いた。次に
この処理液をセトラキセート・アガロースを充填
したクロマト管に通し、分画1を得た。次に1/20
0モル燐酸緩衝液+0.85%NaClの溶液(PH7.5)
で、クロマト管を良く洗浄し、洗浄液を分画2と
して得る。更に1/200モル燐酸緩衝液+2モル
NaCl液の混液(PH7.5)を、セトラキセート・ア
ガロース量の約2〜5倍量用いてプラスミノーゲ
ンアクチベーターを溶出させた。この様にして得
た液を分画3とする。 以上のようにして得た分画1〜3を、標準フイ
ブリン平板法でプラスミノーゲンアクチベーター
の力価を測定したところ、分画1及び2にはその
活性は認められず、分画3のみにプラスミノーゲ
ンアクチベーター活性が認められた。この活性よ
りほぼ100%近くプラスミノーゲンアクチベータ
ーを取得し得たことがわかつた。 また他の吸着材リジンアガロースと、本発明の
セトラキセート・アガロースとの吸着能を比較し
たところ、食塩濃度60mg/dl以下の溶液よりプラ
スミノーゲンアクチベーターを吸着させた場合で
は、本発明の吸着材はリジンアガロースの約4倍
以上の吸着量を示し、又食塩濃度800mg/dlの場
合には約7倍の吸着量を示した。この量を通常の
血液の場合になおすと、1mlのセトラキセート・
アガロースは40mlの血中プラスミノーゲンアクチ
ベーターを吸着する能力があることになる。結果
を第1表に示す。
スミノーゲンアクチベーターを、血液及び他の組
織液より直接簡便に分離する方法及び粗プラスミ
ノーゲンアクチベーターの純化精製法に関するも
のである。 プラスミノーゲンアクチベーターは、フイブリ
ン溶解酵素プラスミンをその不活性な前駆物質で
あるプラスミノーゲンより活性化する物質で、生
体内の血液や組織中に多く存在するものである。
このプラスミノーゲンアクチベーターの精製せる
ものは血栓溶解剤、血栓治療剤や抗癌剤と併用し
たとき、その薬理効果を上昇せしめる等の作用を
有することから治療薬として用いられているもの
もある。更に人の血液及び他の組織液から採取し
たプラスミノーゲンアクチベーターは、抗体とし
て診断薬にも用いられるが、人以外の動物から得
られるプラスミノーゲンアクチベーターもやはり
診断薬に用いることができ、その利用価値は高
い。それ故、血液及び他の組織からプラスミノー
ゲンアクチベーターを良好に分離精製する方法が
従来より渇望されていた。 本発明による方法は従来プラスミノーゲンアク
チベーターの取得精製に利用されたことのないセ
トラキセート(cetraxate)をアガロース(セフ
アロース)、ポリアクリルアミド又は多糖体高分
子物質に結合させ、これにプラスミノーゲンアク
チベーターを吸着させ溶離することを特徴とす
る。 本発明で用いるセトラキセートは、詳しくは4
−(2−カルボキシエチル)フエニル トランス
−4−アミノメチル シクロヘキサン カルボキ
シレート塩酸塩なる化合物で、それ自体医薬品と
して胃潰瘍、十二指腸潰瘍等の治療の分野で使用
され既に公知である。 本発明で吸着材として使用するセトラキセート
との結合体は、アガロース(セフアロース)、又
は多糖体高分子物質若しくはポリアクリルアミド
をアルカリ性でシアンブロマイドにより活性化
し、セトラキセートと混合し放置することにより
容易に作成できる。多糖体高分子物質としては、
例えばセルロース、澱粉などが使用できる。 本発明で用いられる血液及び組織液は、人より
採取された新鮮なものが好ましいが、その他数時
間保存した血液、臓器又は死血でもよく、広い範
囲で材料を調達することができる。しかし、医薬
品として生産することを考慮すれば、量的に不足
するので人以外の動物から採取したものを用いる
とよい。動物は、例えば最も手近な牛、豚、馬等
が良いが、その他何でもよく、これらの解体作業
の際に得られた血液、臓器が使用できる。 本発明で用いられる組織は、特に胃及び前立腺
が好ましく、プラスミノーゲンアクチベーターは
該組織内に特に多量に存在している。 以下本発明をセトラキセート・アガロースを例
として具体的に説明するが、他の吸着材を使用し
た場合についても同様と考えてもよい。 本発明は原理的には、プラスミノーゲンアクチ
ベーターのセトラキセートへの親和性を利用して
なるもので、セトラキセート・アガロースにプラ
スミノーゲンアクチベーターを吸着せしめたの
ち、このプラスミノーゲンアクチベーターを特定
分画中に溶出せしめるものである。それ故、本発
明は血液及び他の組織液からの分離のみならず、
粗プラスミノーゲンアクチベーターの精製にも適
用できる。 本発明を血中プラスミノーゲンアクチベーター
の分離に適用する場合には、単に血液をセトラキ
セート・アガロースに接触させても、プラスミノ
ーゲンアクチベーターの吸着は血液中の食塩に妨
げられて吸着量が減少する。従つて接触させる前
に血液中の塩を除去するか一定の濃度以下に減少
させる必要がある。その方法としては、透析装置
にかけるか或いは血液に蒸留水又は水道水を加え
て5倍以上に希釈せしめてもよい。透析は電気透
析、セロフアンやその他の半透膜又はこれらを用
いた透析器等による従来公知の透析法がそのまま
使用できる。この透析又は希釈による血液中の塩
の除去ないし減少は、通常血液中に含まれる塩の
量以下にさえすればいくらでも良いが、収量良く
プラスミノーゲンアクチベーターを採取するため
には、通常血液中に存在する量の1/10位とすると
非常に良い。具体的には、0.8g/dl以下であれ
ば良く、好ましくは80mg/dl以下である。透析又
は希釈操作で処理された血液はいずれにしても以
下の操作で同等に扱えるので以下これらを処理液
と呼ぶ。なお、採取した血液は場合により沈澱物
を含むので透析等の操作を行う前に、必要に応じ
過、遠心分離等の方法で残渣を除去すると良
い。 次に処理液をセトラキセート・アガロースを用
いたアフイニテイクロマトグラフイーにかける。
即ち、セトラキセート・アガロースを入れて作製
したクロマト管中に静かに処理液を通す。この様
にして最初に得たカラム通過液を分画1とする。
次いで、このカラムを1/200モル燐酸緩衝液又は
これに0.85%NaClを加えた液で洗浄し、この液
を分画2とする。更に、このクロマト管に2モル
のNaClを含む1/200モル燐酸緩衝液(PH7.5)
を、クロマト管の内容量の2倍以上の量で通し
て、吸着しているプラスミノーゲンアクチベータ
ーを溶出させ、これを分画3とする。上記におい
て、分画1はプラスミノーゲンアクチベーターが
吸着した後の残液で、分画2は洗滌液、そして分
画3は目的とするプラスミノーゲンアクチベータ
ーを含む液である。それ故、得られた分画3を常
法(例えば、硫安塩析、エタノール沈澱、凍結乾
燥、ポリエチレングリコール透析濃縮等)で濃縮
乾燥しプラスミノーゲンアクチベーターを得る。 本発明の利点は、血液中の塩濃度を減少させる
ことにより直接プラスミノーゲンアクチベーター
をセトラキセート・アガロースに吸着させること
ができ、しかもこの吸着能はかなり高度の選択性
を有しているため、その後高食塩濃度の緩衝液で
溶出すれば高単位のプラスミノーゲンアクチベー
ターを容易に得ることができること、又再度本発
明のクロマト処理を行うことで、収量良く、しか
も比活性の優れたものを得ることができる点にあ
る。そのため、血液から直接精製する場合のみな
らず粗製プラスミノーゲンアクチベーター溶液の
精製にも本発明を利用することができる。 また、セトラキセート・アガロースへのプラス
ミノーゲンアクチベーターの吸着はかなり速いの
で、あまり接触時間に影響されない。それ故、他
のクロマト処理に比べかなりの速い速度で処理液
をクロマト管に通すことができ、このことは操作
時間が短縮されるという利点を示す。このほか、
吸着したプラスミノーゲンアクチベーターの溶出
は食塩溶液で行うため、プラスミノーゲンアクチ
ベーターとの分離が容易であり、また生理的に何
等影響を与えないなど製薬上の利点をも有する。
更には、セトラキセート・アガロースは、プラス
ミノーゲンアクチベーター溶出後溶出に用いた食
塩溶液で良く洗い、更に燐酸緩衝液で洗滌すれば
何回でも使用できるので、非常に経済的であるな
ど多くの利点を併有するものである。 次に本発明を実施例により詳しく説明するが、
本発明はこれらの例に限定されるものではない。 実施例 1 採取した血液を1/200モル燐酸緩衝液(PH7.5)
で10倍に希釈し、沈澱物をガーゼで除いた。次に
この処理液をセトラキセート・アガロースを充填
したクロマト管に通し、分画1を得た。次に1/20
0モル燐酸緩衝液+0.85%NaClの溶液(PH7.5)
で、クロマト管を良く洗浄し、洗浄液を分画2と
して得る。更に1/200モル燐酸緩衝液+2モル
NaCl液の混液(PH7.5)を、セトラキセート・ア
ガロース量の約2〜5倍量用いてプラスミノーゲ
ンアクチベーターを溶出させた。この様にして得
た液を分画3とする。 以上のようにして得た分画1〜3を、標準フイ
ブリン平板法でプラスミノーゲンアクチベーター
の力価を測定したところ、分画1及び2にはその
活性は認められず、分画3のみにプラスミノーゲ
ンアクチベーター活性が認められた。この活性よ
りほぼ100%近くプラスミノーゲンアクチベータ
ーを取得し得たことがわかつた。 また他の吸着材リジンアガロースと、本発明の
セトラキセート・アガロースとの吸着能を比較し
たところ、食塩濃度60mg/dl以下の溶液よりプラ
スミノーゲンアクチベーターを吸着させた場合で
は、本発明の吸着材はリジンアガロースの約4倍
以上の吸着量を示し、又食塩濃度800mg/dlの場
合には約7倍の吸着量を示した。この量を通常の
血液の場合になおすと、1mlのセトラキセート・
アガロースは40mlの血中プラスミノーゲンアクチ
ベーターを吸着する能力があることになる。結果
を第1表に示す。
【表】
実施例 2
採取した血液を実施例1と同様に前処理し、得
られた処理液を吸着材としてイブシロン・アガロ
ース、リジン・アガロース、リジン・ポリアクリ
ルアミド、及びセトラキセート・多糖体、セトラ
キセート・アガロースを充填したカラムクロマト
管にそれぞれ通して精製した。各クロマト管から
得られた精製分画液について、その取得率
(%)、純度(u/mg)を比較し、結果を以下の第
2表に示す。
られた処理液を吸着材としてイブシロン・アガロ
ース、リジン・アガロース、リジン・ポリアクリ
ルアミド、及びセトラキセート・多糖体、セトラ
キセート・アガロースを充填したカラムクロマト
管にそれぞれ通して精製した。各クロマト管から
得られた精製分画液について、その取得率
(%)、純度(u/mg)を比較し、結果を以下の第
2表に示す。
【表】
実施例 3
各組織に、1/200モル燐酸緩衝液+1.6%以上の
NaClの溶液(PH7.5)を、該組織の重量の3倍以
上加えて、ホモゲナイザーを用いて良くすり潰
し、遠心分離又は過によりアクチベーターを抽
出する。得られた抽出液は1/200モル燐酸緩衝液
で更に3倍以上に希釈し、セトラキセート・アガ
ロースを充填したクロマト管へ通す。以下実施例
1と同様に操作し、十分に高純度のプラスミノー
ゲンアクチベーターを得る。 一方上記と同様の前処理を施した抽出液を他の
吸着材、例えばイソシロンアガロース、リジンア
ガロース、リジンポリアクリルアミド、及び本発
明のセトラキセート多糖体が充填されているクロ
マト管へ通し、得られた精製液についてその取得
率(%)、及び純度(u/mg)を比較し、第3表
にまとめる。
NaClの溶液(PH7.5)を、該組織の重量の3倍以
上加えて、ホモゲナイザーを用いて良くすり潰
し、遠心分離又は過によりアクチベーターを抽
出する。得られた抽出液は1/200モル燐酸緩衝液
で更に3倍以上に希釈し、セトラキセート・アガ
ロースを充填したクロマト管へ通す。以下実施例
1と同様に操作し、十分に高純度のプラスミノー
ゲンアクチベーターを得る。 一方上記と同様の前処理を施した抽出液を他の
吸着材、例えばイソシロンアガロース、リジンア
ガロース、リジンポリアクリルアミド、及び本発
明のセトラキセート多糖体が充填されているクロ
マト管へ通し、得られた精製液についてその取得
率(%)、及び純度(u/mg)を比較し、第3表
にまとめる。
【表】
実施例 4
粗プラスミノーゲンアクチベーターを1/200モ
ル燐酸緩衝液にて溶解し、それをセトラキセー
ト・アガロースを用いて実施例1と同様に操作し
て分画3を得、実施例1の如くに確認したとこ
ろ、用いたプラスミノーゲンアクチベーター溶液
中のプラスミノーゲンアクチベーターは、ほぼ
110%近く分画3に回収されていた。尚、用いた
プラスミノーゲンアクチベーター溶解液中の蛋白
量と、分画3中の蛋白質を測定し、それぞれの蛋
白比活性を算出したところ、分画3のそれは約2
倍以上に上昇していた。この事実は本発明方法を
他法と併用した場合、更にプラスミノーゲンアク
チベーターの純度を高めることができることを示
している。 以上の実施例からも明らかな如く、本発明は血
液の場合はそのまま又は適当に希釈し、また組織
の場合はホモゲナイザーなどで粉砕し緩衝液で抽
出した抽出液を適用できるなど原理的に簡単でま
た操作的にも極めて容易であり、不純物や発熱性
物質等の混入する余地のない優れた方法である。
ル燐酸緩衝液にて溶解し、それをセトラキセー
ト・アガロースを用いて実施例1と同様に操作し
て分画3を得、実施例1の如くに確認したとこ
ろ、用いたプラスミノーゲンアクチベーター溶液
中のプラスミノーゲンアクチベーターは、ほぼ
110%近く分画3に回収されていた。尚、用いた
プラスミノーゲンアクチベーター溶解液中の蛋白
量と、分画3中の蛋白質を測定し、それぞれの蛋
白比活性を算出したところ、分画3のそれは約2
倍以上に上昇していた。この事実は本発明方法を
他法と併用した場合、更にプラスミノーゲンアク
チベーターの純度を高めることができることを示
している。 以上の実施例からも明らかな如く、本発明は血
液の場合はそのまま又は適当に希釈し、また組織
の場合はホモゲナイザーなどで粉砕し緩衝液で抽
出した抽出液を適用できるなど原理的に簡単でま
た操作的にも極めて容易であり、不純物や発熱性
物質等の混入する余地のない優れた方法である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 セトラキセート〔4−(2−カルボキシエチ
ル)フエニル トランス−4−アミノメチル シ
クロヘキサン カルボキシレート塩酸塩〕をアガ
ロース若しくはポリアクリルアミド又は多糖体高
分子物質に結合させたものに、血中プラスミノー
ゲンアクチベーター及び他の組織アクチベーター
を吸着させた後、溶離させることを特徴とする血
中プラスミノーゲンアクチベーター及び他の組織
アクチベーターの分離精製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11836776A JPS5344612A (en) | 1976-10-01 | 1976-10-01 | Isolation and puriftcation of plasminogen activator in blood and other tissue activator |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11836776A JPS5344612A (en) | 1976-10-01 | 1976-10-01 | Isolation and puriftcation of plasminogen activator in blood and other tissue activator |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5344612A JPS5344612A (en) | 1978-04-21 |
| JPS628414B2 true JPS628414B2 (ja) | 1987-02-23 |
Family
ID=14734944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11836776A Granted JPS5344612A (en) | 1976-10-01 | 1976-10-01 | Isolation and puriftcation of plasminogen activator in blood and other tissue activator |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5344612A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6019514Y2 (ja) * | 1978-04-04 | 1985-06-12 | 萬デザイン株式会社 | 電磁往復動機 |
| JPS59174759A (ja) * | 1983-03-24 | 1984-10-03 | Kowa Co | 組織プラスミノ−ゲンアクチベ−タ−の定量方法及び定量用キツト |
-
1976
- 1976-10-01 JP JP11836776A patent/JPS5344612A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5344612A (en) | 1978-04-21 |
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