JPS6283267A - 小型車両用収納容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｌｌ−Δ皿■豆１ 本発明は、自動二輪車等の小型車両において、車体の側
面に付設されて騙を収納することができる物品収納容器
に関するものである。

え釆藍韮 従来の小型車両用物品収納容器は、外方からの物品の取
出し、装入を容易に行うために、第１図に図示されるよ
うに、容器を鉛直方向に指向した分割面を境に内側の容
器本体０１と、外側の蓋体０２とに分割してなり、この
容器本体０１の開口部０３の下縁０４に配設された蝶番
０５を介して蓋体０２は左右へ揺動自在に枢着されてい
た。

し　　　　と　　　　　□ 第１図に図示の小型車両物品収納容器では、その上方に
他の物品収納容器等が位置しても、蓋体０２が水平方向
へ揺動じつるため、上方に位置した図示されない物品収
納容器に邪魔されることなく、下方の物品収納容器は開
放しうるもの、開口部０３は容器本体０１の底壁に達し
ているため、容器に収納される物品０６が縦に細長いも
のである場合には、蓋体０２を水平に倒して容器を開放
した時に、縦長物品０６が外方へ倒れ、または落下する
ことがある。

ｌ、　　を　゛　るための−　およ 本発明はこのような難点を克服した小型車両用物品収納
容器の改良に係り、底部周壁を残して開口縁が側方と上
方とに指向して欠截された開口部を有する容器本体と、
該欠截開口部に密接して該容器本体の欠截部を補完し全
体として密閉容器を構成しうる蓋体とより構成し、前記
容器本体の闇口部）縁に配設された枢着手段を介して揺
動自在に前記蓋体を枢着することにより、該蓋体を水平
方向へ開関し、物品容器に物品を出し入れすることがで
きる。

宋−施一廻 以下第２図ないし第４図に図示された本発明の一実施例
について説明する。

自動二輪車１のシート２の後方に上方物品収納容器たる
トランク３が配置され、その下方でリヤホイール４の両
側に位置して本考案の物品収納容器たるサイドバッグ５
が自動二輪車１に一体に装着されている。

サイドバッグ５は、底部周壁７を残して開口縁８が外側
から斜上方に指向して欠截された開口部を有する容器本
体６と、この欠截開口部に密接して該容器本体６の欠截
部を補完し全体として密閉容器を構成しうる蓋体１５と
よりなっている。

また容器本体６の底部周壁７には、外方へ突出する上下
２条の凸部９．１０とその中間の凹溝１１とが連結して
一体に形成され、同凹溝１１にゴムの如き弾性に富んだ
プロテクター１２が嵌装されている。

さらに容器本体６の開口縁８の上縁８ａには、係止凹部
１３が形成され、同係止凹部１３にシールラバー１４が
嵌合されている。

さらにまたは容器本体６０開ロ縁８の不側縁８ｂには揺
動中心線が前後方向へ指向した蝶番１７の一方の部片１
７ａが固着され、この蝶番１７の他方の部片１７ｂに蓋
体１５のＦ側縁１５ｂが固着されており、蓋体１５は蝶
番１７によりて容器本体６に揺動自在に枢着されている
。

しかも蓋体１５の上縁１５ａには前記係止四部１３と係
脱自在に係合しうる係合突部１６が設けられている。

第２図ないし第４図に図示の実施例は前記したように構
成されているので、蓋体１５の係合突部１６が容器本体
６の係止凹部１３に係止されてサイドバッグ５が閉じた
状態において、蓋体１５の上部を外側側方へ引くと、蓋
体１５の係合突部１６は容器本体６の係止凹部１３より
外れ、蓋体１５は蝶番１７を中心として外側へ揺動し、
サイドバッグ５は開放される。

また前記したと逆の作業を行えば、開放状態のサイドバ
ッグ５は閉じられる。

さらに蓋体１５は容器本体６の開口縁８の下側縁８ｂを
中心として水平方向へ揺動するため、蓋体１５の上縁１
５ａは著しく上方へ上昇することがないので、サイドバ
ッグ５の上方にトランク３が位置しても、これに引掛る
ことなく蓋体１５を開閉させることができる。

さらにまた容器本体６には底部周壁７が全周に亘って存
在しているため、縦に細長い収納物品１８をサイドバッ
グ５内収納した状態において、蓋体１５を開いた場合で
も、収納物品１８は外方へ倒れることもなければ、落下
することもない。

また容器本体６の底部周壁７には、上下２条の凸部９．
１０とその中間の凹溝１１とが形成されているため、底
部周壁７の強度、剛性が高い。

さらに凹溝１１に弾性に富んだプロテクター１２が装着
されているため、外部からの衝撃等に底部周壁７は保護
される。

第２図ないし第４図に図示の実施例では、蓋体１５は左
右へ開閉自在に蝶番１７により枢着されているが、第５
図に図示するように、蓋体１５を前後へ開閉自在に枢着
してもよい。

１虱皇ヱ」 このように本発明においては、容器本体の底部周壁を残
して開口縁を側方と上方に指向して欠截した開口部を容
器本体に具備させたため、収納物品が縦に細長いもので
あっても、該収納物品は容器本体の底部周壁に保持され
て外方へ倒れることもなければ落下することもない。

また本発明では、容器本体は斜上方に開口しているため
、物品を斜上方から開口部を介して容器本体内に自然に
入れることができ、物品の収納作業が楽である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の小型車両用物品収納容器の鉛直横断面図
、第２図は、本発明に係る小型車両用物品収納容器の一
実施例を備えた自動二輪車の側面図、第３図はその背面
図、第４図は第２図のＩＶ−ＩＶ線に沿って截断した鉛
直横断面図、第５図【ま他の実施例の一部縦断側面図で
ある。 １・・・自動二輪車、２・・・シート、３・・・トラン
ク、４・・・リヤホイール、５・・・サイドバッグ、６
・・・容器本体、７・・・底部周壁、８・・・開口縁、
９．１０・・・凸部、１１・・・凹溝、１２・・・プロ
テクター、１３・・・係止凹部、１４・・・シールラバ
ー、１５・・・蓋体、１６・・・係合突部、１７・・・
蝶番、１８・・・収納物品。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 底部周壁を残して開口縁が側方と上方とに指向して欠截
   された開口部を有する容器本体と、該欠截開口部に密接
   して該容器本体の欠截部を補完し全体として密閉容器を
   構成しうる蓋体とよりなり、該蓋体は前記容器本体の開
   口部下縁に配設された枢着手段を介して揺動自在に枢着
   されたことを特徴とする小型車両用物品収納容器。