JPH0748459Y2 - 二輪車のヘルメット格納構造 - Google Patents
二輪車のヘルメット格納構造Info
- Publication number
- JPH0748459Y2 JPH0748459Y2 JP1988092025U JP9202588U JPH0748459Y2 JP H0748459 Y2 JPH0748459 Y2 JP H0748459Y2 JP 1988092025 U JP1988092025 U JP 1988092025U JP 9202588 U JP9202588 U JP 9202588U JP H0748459 Y2 JPH0748459 Y2 JP H0748459Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- helmet
- storage
- arm
- storage portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は車体内にヘルメットを格納する格納部を有する
二輪車、詳しくは格納部内に収容したヘルメットの取り
出しを容易にする二輪車のヘルメット格納構造に関す
る。
二輪車、詳しくは格納部内に収容したヘルメットの取り
出しを容易にする二輪車のヘルメット格納構造に関す
る。
（従来の技術とその問題点） 従来のヘルメットを車体内に格納する二輪車は、車体に
上部解放状のヘルメット格納用格納部を設け、該格納部
の上端にシートを上下方向に回動自在に枢着して、該シ
ートで格納部を閉蓋してなる構造である。従って、非乗
用時にその二輪車内にヘルメットを体裁良く格納できる
利点がある。しかし、前記格納部は二輪車の車体自体が
小さいため、大きな容積に形成することができない。従
って、該格納部にヘルメットを格納した場合には、格納
部内のヘルメットと、格納部の内壁との間に手が入り難
いため、ヘルメットの取り出しを容易に行なうことがで
きない不具合があった。
上部解放状のヘルメット格納用格納部を設け、該格納部
の上端にシートを上下方向に回動自在に枢着して、該シ
ートで格納部を閉蓋してなる構造である。従って、非乗
用時にその二輪車内にヘルメットを体裁良く格納できる
利点がある。しかし、前記格納部は二輪車の車体自体が
小さいため、大きな容積に形成することができない。従
って、該格納部にヘルメットを格納した場合には、格納
部内のヘルメットと、格納部の内壁との間に手が入り難
いため、ヘルメットの取り出しを容易に行なうことがで
きない不具合があった。
そこで、本考案は前記シートの下の車体内に設けた格納
部より、該格納部に収容したヘルメットを容易に取り出
せ得るようにすることを目的とする。
部より、該格納部に収容したヘルメットを容易に取り出
せ得るようにすることを目的とする。
（問題点を解決すべき手段） 以上の目的を達成するための本考案に係る二輪車のヘル
メット格納構造は、従来品における格納部の底部に昇降
板を載置すると共に、該昇降板の左右に上方に向けてア
ームを固定し、該アームの上端を前記シートの裏面にお
ける前記シートの枢着部より離間した位置に係止して、
シートによって格納部を解放した際に昇降板上に載置し
たヘルメットの取り出しを容易にしてなるものである。
メット格納構造は、従来品における格納部の底部に昇降
板を載置すると共に、該昇降板の左右に上方に向けてア
ームを固定し、該アームの上端を前記シートの裏面にお
ける前記シートの枢着部より離間した位置に係止して、
シートによって格納部を解放した際に昇降板上に載置し
たヘルメットの取り出しを容易にしてなるものである。
（作用） 格納部の底部に設けた昇降板にヘルメットを載置して格
納し、このヘルメットを使用時において格納部から取り
出す際に、格納部を閉蓋するシートを持ち上げて閉蓋す
ると、このシートに昇降板のアームが連結されているた
め、シートの持ち上げに伴なって昇降板も上昇する。そ
のため、昇降板上に載置されているヘルメットが格納部
内から上方に突出するため、容易に取り出せる。
納し、このヘルメットを使用時において格納部から取り
出す際に、格納部を閉蓋するシートを持ち上げて閉蓋す
ると、このシートに昇降板のアームが連結されているた
め、シートの持ち上げに伴なって昇降板も上昇する。そ
のため、昇降板上に載置されているヘルメットが格納部
内から上方に突出するため、容易に取り出せる。
（実施例） 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は昇降板（10）をシート（30）の裏面側に取付け
る前の状態を示し、昇降板（10）は格納部を構成するケ
ース（20）の底面内収容できる大きさの金属板、硬質合
成樹脂の平板で、その左右両側面より上方に夫々アーム
（11）（11′）が一体に突設され、その各アーム（11）
（11′）の上端外側面には係止ピン（12）（12′）が突
設されている。
る前の状態を示し、昇降板（10）は格納部を構成するケ
ース（20）の底面内収容できる大きさの金属板、硬質合
成樹脂の平板で、その左右両側面より上方に夫々アーム
（11）（11′）が一体に突設され、その各アーム（11）
（11′）の上端外側面には係止ピン（12）（12′）が突
設されている。
そして、この各係止ピン（12）（12′）がシート（30）
に設けた係止孔（31）（31′）に夫々係止する。
に設けた係止孔（31）（31′）に夫々係止する。
以上のケース（20）は第２図に示すように二輪車の車体
（ａ）側に収容される上部解放状の容体で、その前側
（車体の進行方向先端）上端縁に前記シート（30）が上
下方向に回動自在に枢着されている。従って、この上部
解放状のケース（20）はシート（30）によって開、閉蓋
される。図中（21）はその枢着部を示す。
（ａ）側に収容される上部解放状の容体で、その前側
（車体の進行方向先端）上端縁に前記シート（30）が上
下方向に回動自在に枢着されている。従って、この上部
解放状のケース（20）はシート（30）によって開、閉蓋
される。図中（21）はその枢着部を示す。
図示するシート（30）は裏面側に空間部を有し、その裏
面側の内壁面に前記アーム（11）（11′）の係止ピン
（12）（12′）を掛止する係止孔（31）（31′）が設け
てある。この係止孔（31）（31′）は前記シート（30）
の回動中心である枢着部（21）より離れた位置に設け
て、ケース（20）を閉蓋するために、シート（30）を回
動した際にそのシート（30）にアーム（11）（11′）が
引張られて昇降板（10）が上昇するように構成されてい
る。
面側の内壁面に前記アーム（11）（11′）の係止ピン
（12）（12′）を掛止する係止孔（31）（31′）が設け
てある。この係止孔（31）（31′）は前記シート（30）
の回動中心である枢着部（21）より離れた位置に設け
て、ケース（20）を閉蓋するために、シート（30）を回
動した際にそのシート（30）にアーム（11）（11′）が
引張られて昇降板（10）が上昇するように構成されてい
る。
第２図はヘルメット（１）をケース（20）内に収容する
状態及び格納状態のヘルメット（１）を取り出す状態を
示すものであり、シート（30）を枢着部（21）を中心に
上方に回動すると、それに伴なって昇降板（10）が二点
鎖線の位置から実線に示す位置に上昇する。そのため、
ヘルメット（１）が昇降板（10）に載置し易くなる。
状態及び格納状態のヘルメット（１）を取り出す状態を
示すものであり、シート（30）を枢着部（21）を中心に
上方に回動すると、それに伴なって昇降板（10）が二点
鎖線の位置から実線に示す位置に上昇する。そのため、
ヘルメット（１）が昇降板（10）に載置し易くなる。
また、載置板（10）に載置されてケース（20）内に収容
しているヘルメット（１）を取り出す際には、シート
（30）を二点鎖線の位置から実線で示す位置に回動操作
すると、そのシート（30）の裏面側にアーム（11）（1
1′）が係止されているため、シート（30）の回動操作
によってアーム（11）（11′）が引張られて昇降板（1
0）を二点鎖線の位置から実線に示す位置に移動する。
そのため、この昇降板（10）に載置されているヘルメッ
ト（１）がケース（20）の開口端縁より上方に突出する
ため、ヘルメット（１）が容易に取り出せる。
しているヘルメット（１）を取り出す際には、シート
（30）を二点鎖線の位置から実線で示す位置に回動操作
すると、そのシート（30）の裏面側にアーム（11）（1
1′）が係止されているため、シート（30）の回動操作
によってアーム（11）（11′）が引張られて昇降板（1
0）を二点鎖線の位置から実線に示す位置に移動する。
そのため、この昇降板（10）に載置されているヘルメッ
ト（１）がケース（20）の開口端縁より上方に突出する
ため、ヘルメット（１）が容易に取り出せる。
（効果） 本考案は叙上の如く車体に上下方向に回動自在に取付け
たシートと、このシート下方の格納部内に設けた昇降板
とをアームで連結してなるから、シートの回動によって
昇降板が昇降する。そのため、昇降板にヘルメットを載
置することにより、ヘルメットが昇降板と共に格納部内
を昇降し、ヘルメットの格納取り出しの際、シートを上
方に回動した際、常に昇降板が上昇状態にあるので、ヘ
ルメットの収納、取り出しが容易になり、実用上極めて
至便である。
たシートと、このシート下方の格納部内に設けた昇降板
とをアームで連結してなるから、シートの回動によって
昇降板が昇降する。そのため、昇降板にヘルメットを載
置することにより、ヘルメットが昇降板と共に格納部内
を昇降し、ヘルメットの格納取り出しの際、シートを上
方に回動した際、常に昇降板が上昇状態にあるので、ヘ
ルメットの収納、取り出しが容易になり、実用上極めて
至便である。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は要部の斜視
図、第２図は使用状態を示す断面図である。 図中（10）は昇降板、（11）（11′）はアーム、（20）
は格納部、（30）はシートを夫々示す。
図、第２図は使用状態を示す断面図である。 図中（10）は昇降板、（11）（11′）はアーム、（20）
は格納部、（30）はシートを夫々示す。
Claims (1)
- 【請求項１】車体に上部解放状の格納部を設け、該格納
部の上端にシートを上下方向に回動自在に枢着して、該
シートで格納部を閉蓋してなる二輪車において、 前記格納部の底部に昇降板を載置すると共に、該昇降板
の左右に上方に向けてアームを固定し、該アームの上端
を前記シートの裏面における前記シートの枢着部より離
れた位置に係止して、シートで格納部を解放した際に昇
降板上に載置したヘルメットの取り出しを容易にしてな
る二輪車のヘルメット格納構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988092025U JPH0748459Y2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 二輪車のヘルメット格納構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988092025U JPH0748459Y2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 二輪車のヘルメット格納構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0212989U JPH0212989U (ja) | 1990-01-26 |
| JPH0748459Y2 true JPH0748459Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=31316484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988092025U Expired - Lifetime JPH0748459Y2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 二輪車のヘルメット格納構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748459Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2723178B2 (ja) * | 1995-05-02 | 1998-03-09 | パラマウントベッド株式会社 | ベッド等における上体支持補助装置 |
| KR102446685B1 (ko) * | 2022-03-14 | 2022-09-22 | 윤정근 | 헬멧 보관함 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2611277B2 (ja) * | 1987-11-24 | 1997-05-21 | スズキ株式会社 | スクータのヘルメット収納装置 |
-
1988
- 1988-07-12 JP JP1988092025U patent/JPH0748459Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0212989U (ja) | 1990-01-26 |
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