JPS6283058A - 電気集塵装置の放電線断線検出装置 - Google Patents
電気集塵装置の放電線断線検出装置Info
- Publication number
- JPS6283058A JPS6283058A JP22404085A JP22404085A JPS6283058A JP S6283058 A JPS6283058 A JP S6283058A JP 22404085 A JP22404085 A JP 22404085A JP 22404085 A JP22404085 A JP 22404085A JP S6283058 A JPS6283058 A JP S6283058A
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- electrostatic precipitator
- voltage
- detector
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は電気集塵装置の放電線断線検出方法に係り、
特に火花発生時に運転電圧、電流を自動制御する自動火
花制御機構および電気集塵装置の保護装置を有する電源
装置を備えた電気集塵装置の放電線断線検出方法に関す
る。
特に火花発生時に運転電圧、電流を自動制御する自動火
花制御機構および電気集塵装置の保護装置を有する電源
装置を備えた電気集塵装置の放電線断線検出方法に関す
る。
電気集塵装置は一般に、より高い荷電電圧で運転される
ことが性能的に有利であり、その為通常は定電流制御又
は定電流制御と定電圧制御方式を併用した制御装置を具
備し、無火花時は各々の制御の設定器で設定された出力
上限値(第2図に示すIn 、 Vn )で運転されて
いる。又、火花発生時には連続火花発生によるコロナ放
電域からアーク、グロー放電域への移行を防止する目的
から「火花追随制御」や「火花頻度制御」、「火花積分
制御」と一般的に呼ばれる火花発生時自動制御により、
上記定電流又は定電圧の設定値の範囲内で運転されてお
り、火花発生状況により電気集塵装置の荷電電圧、放電
電流を制御されている。
ことが性能的に有利であり、その為通常は定電流制御又
は定電流制御と定電圧制御方式を併用した制御装置を具
備し、無火花時は各々の制御の設定器で設定された出力
上限値(第2図に示すIn 、 Vn )で運転されて
いる。又、火花発生時には連続火花発生によるコロナ放
電域からアーク、グロー放電域への移行を防止する目的
から「火花追随制御」や「火花頻度制御」、「火花積分
制御」と一般的に呼ばれる火花発生時自動制御により、
上記定電流又は定電圧の設定値の範囲内で運転されてお
り、火花発生状況により電気集塵装置の荷電電圧、放電
電流を制御されている。
この火花の発生原因としては電気集塵装置の入口ガス、
ダスト条件等の変化や電気集塵装置内の構造的条件の変
化が挙げられる。
ダスト条件等の変化や電気集塵装置内の構造的条件の変
化が挙げられる。
構造的条件の一つに放電線の劣化による断線があり、こ
の断線の検出方法として従来は電源装置の高圧(出力)
側の荷電電圧や低圧(入力)制電圧を検出し、「低電圧
検出装置」又は「短絡検出装置」と呼ばれるものがあり
、前述の、操り返えし火花自動制御により、荷電電圧が
一定値Vu 以下の状態が一定時間以上継続した場合動
作し、荷電停止するよう構成されていた。
の断線の検出方法として従来は電源装置の高圧(出力)
側の荷電電圧や低圧(入力)制電圧を検出し、「低電圧
検出装置」又は「短絡検出装置」と呼ばれるものがあり
、前述の、操り返えし火花自動制御により、荷電電圧が
一定値Vu 以下の状態が一定時間以上継続した場合動
作し、荷電停止するよう構成されていた。
このような構成において、動作電圧Vu は一般に、コ
ロナ放電開始電圧Vc 以下に設定されるのが一般的で
あるが電気集塵装置入口のガス、ダスト条件によりVc
が変化する為VuはVcをはるかに下廻り、固定設
定されていた。
ロナ放電開始電圧Vc 以下に設定されるのが一般的で
あるが電気集塵装置入口のガス、ダスト条件によりVc
が変化する為VuはVcをはるかに下廻り、固定設
定されていた。
放電線断線としては以下の3つの場合が考えられる。
(イ)放電線断線により、集塵極との間で完全短絡状態
となる。
となる。
(ロ)放電線が断線しても、集塵極との電源が殆んど変
らない。
らない。
(ハ)放電線が断線して、集塵極との間隙が狭少となる
。
。
複数の放電極、集塵極より構成される実機での運転状態
においては、 (イ)の場合は第2図のD点の荷電状態となり、前述の
「低電圧検出装置」又は「短絡検出装置」で充分検出が
可能である。
においては、 (イ)の場合は第2図のD点の荷電状態となり、前述の
「低電圧検出装置」又は「短絡検出装置」で充分検出が
可能である。
(ロ)の場合は第2図のA点の如く、断線前の荷電点又
はそれ以下の荷電点で、火花発生頻度は増える。但し経
時的に槌打等の影響で、(ハ)の状態への移行が考えら
れる。
はそれ以下の荷電点で、火花発生頻度は増える。但し経
時的に槌打等の影響で、(ハ)の状態への移行が考えら
れる。
(ハ)の場合は火花発生が頻発し、荷電電圧、電流が前
述の自動火花制御により第2図のA点からB点を経て、
やがては0点に到達する。0点での荷電電圧がVcを下
廻った場合は集塵極と放電線断線端部の間の狭少間隙で
のコロナ放電が継続し、実質的な電気集塵装置として機
能が無(なった状態での運転が継続されることになる。
述の自動火花制御により第2図のA点からB点を経て、
やがては0点に到達する。0点での荷電電圧がVcを下
廻った場合は集塵極と放電線断線端部の間の狭少間隙で
のコロナ放電が継続し、実質的な電気集塵装置として機
能が無(なった状態での運転が継続されることになる。
この発明の目的は前記従来技術の欠点特に(ハ)の状態
を解消し、放電線が断線した場合に短時間に発見できる
電気集塵装置の放電線断線検出方法を提供するにある。
を解消し、放電線が断線した場合に短時間に発見できる
電気集塵装置の放電線断線検出方法を提供するにある。
この発明は電気集塵装置の放電線断線時の荷電状態を実
機運転により確認し、放電線の断線を確実に検出する手
段として、低電圧検出装置を2段に設定する様に構成し
たものである。
機運転により確認し、放電線の断線を確実に検出する手
段として、低電圧検出装置を2段に設定する様に構成し
たものである。
第1図はこの発明に係る電気集塵装置の放電線断線検出
方法の回路図、第2図は電気集塵装置の荷電特性図を示
す。
方法の回路図、第2図は電気集塵装置の荷電特性図を示
す。
交流電源10は、電力制御素子11により位相制御され
、変圧器12により昇圧され、整流器13により直流整
流され、電気集塵装置20の放電極21に印加され、放
電極21と集塵極22との間でコロナ放電を開始し、運
転されている。
、変圧器12により昇圧され、整流器13により直流整
流され、電気集塵装置20の放電極21に印加され、放
電極21と集塵極22との間でコロナ放電を開始し、運
転されている。
荷電電圧は抵抗分圧器を使用した荷電電圧検出装置30
の出力により監視される。放電電流は分流低抗器を使用
した放電電流検出装置40の出力により監視される。荷
電電圧検出信号30の出力を取り出し、低電圧検出装置
(→31 、 (7) 32に各々入力し、低電圧検出
装置(x)31は従来通りコロナ始発電圧Vc より
極端に低い電圧、即ちゼロ付近値で動作値Vuを設定し
Vu以下が一定時間以上継続した場合電気集塵装置短絡
信号50を送出し、荷電を停止するように構成した。
の出力により監視される。放電電流は分流低抗器を使用
した放電電流検出装置40の出力により監視される。荷
電電圧検出信号30の出力を取り出し、低電圧検出装置
(→31 、 (7) 32に各々入力し、低電圧検出
装置(x)31は従来通りコロナ始発電圧Vc より
極端に低い電圧、即ちゼロ付近値で動作値Vuを設定し
Vu以下が一定時間以上継続した場合電気集塵装置短絡
信号50を送出し、荷電を停止するように構成した。
低電圧検出装置(y) 32ば、コロナ始発這圧Vcと
の近似値で動作値Vu’を設定し、放電電流検出器40
の送出信号を受けた微少電流検出装置41は、動作値I
u に設定し、荷電電圧がVu′以下の状態で且つ放電電流
が1u 以下の状態が一定時間以上継続した場合には電
気集塵装置異常警報信号51を送出できるように構成し
た。
の近似値で動作値Vu’を設定し、放電電流検出器40
の送出信号を受けた微少電流検出装置41は、動作値I
u に設定し、荷電電圧がVu′以下の状態で且つ放電電流
が1u 以下の状態が一定時間以上継続した場合には電
気集塵装置異常警報信号51を送出できるように構成し
た。
第2図において、前述の(ハ)の如き放電線断線が出た
場合、コロナ開始電圧はVcからVc’に変る特性とな
り、本実施例により荷電点がCの場合に充分検出が可能
となり、放電線断線を早期に特定でき、断線部除去によ
る電気集塵装置の機能低下期間を大幅に短縮することが
できた。
場合、コロナ開始電圧はVcからVc’に変る特性とな
り、本実施例により荷電点がCの場合に充分検出が可能
となり、放電線断線を早期に特定でき、断線部除去によ
る電気集塵装置の機能低下期間を大幅に短縮することが
できた。
この発明は電気集塵装置の低電圧検出を2段としたから
、放電線の断線を確実に検出することができる。
、放電線の断線を確実に検出することができる。
第1図はこの発明に係る電気集塵装置の放電線断線検出
方法の回路図、第2図は電気集塵装置の荷電特性図を示
す。 20・・・電気集塵装置、 21・・・放電極22・・
・集塵極、 30・・・荷電電圧検出装置3
1・・・低電圧検出装置(→、32・・・低電圧検出装
置(ト)40・・・放電電流検出装置、41・・・微少
電流検出装置50・・・短絡検出信号、 51・・・異
常検出信号。 第1図
方法の回路図、第2図は電気集塵装置の荷電特性図を示
す。 20・・・電気集塵装置、 21・・・放電極22・・
・集塵極、 30・・・荷電電圧検出装置3
1・・・低電圧検出装置(→、32・・・低電圧検出装
置(ト)40・・・放電電流検出装置、41・・・微少
電流検出装置50・・・短絡検出信号、 51・・・異
常検出信号。 第1図
Claims (1)
- 1、集塵極と集塵極に対向して配置された放電極と荷電
電圧、放電電流を供給し、火花発生時の火花時自動制御
機能と電気集塵装置の保護機能を有する電源装置とを備
えてなる電気集塵装置の放電線断線検出方法において、
低電圧検出装置を2段に設定して放電線断線を検出する
ことを特徴とする電気集塵装置の放電線断線検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22404085A JPS6283058A (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | 電気集塵装置の放電線断線検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22404085A JPS6283058A (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | 電気集塵装置の放電線断線検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283058A true JPS6283058A (ja) | 1987-04-16 |
JPH0334981B2 JPH0334981B2 (ja) | 1991-05-24 |
Family
ID=16807651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22404085A Granted JPS6283058A (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | 電気集塵装置の放電線断線検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6283058A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52118289U (ja) * | 1976-03-05 | 1977-09-07 |
-
1985
- 1985-10-08 JP JP22404085A patent/JPS6283058A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52118289U (ja) * | 1976-03-05 | 1977-09-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0334981B2 (ja) | 1991-05-24 |
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