JPH08149686A - 直流電源の停電検出出力回路 - Google Patents

直流電源の停電検出出力回路

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JPH08149686A
JPH08149686A JP28934394A JP28934394A JPH08149686A JP H08149686 A JPH08149686 A JP H08149686A JP 28934394 A JP28934394 A JP 28934394A JP 28934394 A JP28934394 A JP 28934394A JP H08149686 A JPH08149686 A JP H08149686A
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JP
Japan
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voltage
power supply
circuit
power
capacitor
Prior art date
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Application number
JP28934394A
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English (en)
Inventor
Kenji Hara
憲二 原
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コントローラ等の機器用直流電源の停電を検
出して機器内のメモリーに記憶されたデータ等の退避処
理を可能とすること。 【構成】 直流電源1に並列に接続される、電源電圧が
所定値に低下したことを検出して外部に出力する電圧監
視回路2、およびダイオード3とコンデンサー4との直
列回路と、前記コンデンサー4の端子電圧を入力とし一
定電圧を外部に出力するDC/DCコンバータ5とから
成る直流電源の停電検出出力回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コントローラなどに用
いる直流電源の停電検出出力回路に関し、特に、直流電
源の停電に際して、コントローラなどに内蔵されたメモ
リーのデータ等を退避処理させることのできる停電検出
出力回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の停電検出装置における一
実施例の構成図である。同図において、21は商用電
源、22はトランス、23は全波整流回路、24は整流
回路の出力側に接続され、安定した所定の直流電圧e4
を出力するレギュレータ、25は一定の基準電圧Viを
出力する基準電源である。26は整流回路の出力e2
基準電圧Viより高いときに出力する電圧比較回路、2
7は電圧比較回路の出力側に接続された抵抗、コンデン
サーよりなる積分回路、28はボタン電話装置その他の
機器29に設けたリレー(不図示)のリレー接点で、積
分回路27の出力に基づいてレギュレータ24または、
バックアップ用電源30の出力を機器29に接続する。
【0003】従来実施例の動作について説明する。図4
は従来例の動作における各信号を示す図である。今、図
4aに示すように商用電源11が時間t1において停電
し、時間t2において回復したとする。停電するまでの間
は、図4bに示すように整流回路23の出力e2は基準
電圧Viより高いために比較回路26に出力e3(図4
c)があり、積分回路27には一定の信号が現れ機器2
9に出力を送る。これによって機器29内のリレーが動
作し、その接点28はレギュレータ24を機器29に接
続している。時間t1において商用電源が停電すると、図
4bに示すように整流回路23の出力e3が基準電圧V
iより下がるため、比較回路26の出力e3(図4c)
がなくなり、積分回路27の出力電圧もRC時定数にし
たがって徐々に下がる。そして一定時間が経過して時間
t3(図4c)になると機器29内のリレーが非動作状態
となり、その接点28が切り替わってバックアップ用電
源30を機器29に接続する。従って、積分回路27の
時定数をレギュレータ24の応答時間より小さくすれば
商用電源が下がり、レギュレータ24の出力電圧e4
図4dで示すように規定電圧に下がるまでの間、即ち時
間t4までの間にリレー接点28をバックアップ用電源3
0に切り替ることができる。
【0004】このように、商用電源の停電等を検出する
に際して、レギュレータ24の前段に設けた整流回路2
3の出力電圧が基準電圧に下がるまでの間に停電等を検
出するので、機器29内にマイクロコンピュータやメモ
リーを備えるものであっても記憶されたデータ、プログ
ラムに支障を与えないで済ませられる。このように、従
来の交流電源の停電を検出する方式は、整流した後の平
滑コンデンサーに蓄えられたエネルギーをもとにするの
で停電処理を行う余裕があった。しかしながら、整流さ
れた後の直流電源の停電を検出する場合には、検出時点
ですでにその余裕がなく、直流電源の停電時には停電検
出によってメモリーのデータを退避等させることが難し
いとされていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年コントローラの電
源を直流で供給する方式が増加している。このようなコ
ントローラには停電時に位置等の現在値データの退避等
の処理を必要とするものがある。本発明は、コントロー
ラ等の機器に用いる直流電源の停電を検出し、機器内の
データ等の退避処理動作を可能とする直流電源の停電検
出出力回路を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の直流電源の停電
検出出力回路は、直流電源の端子に並列に接続され、電
源電圧が所定値に低下したことを検出して外部に出力す
る電圧監視回路、およびダイオードとコンデンサーとの
直列回路と、前記コンデンサーの端子電圧を入力とし一
定電圧を外部に出力するDC/DCコンバ−タとから成
ることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】直流電源の電圧低下或は遮断は電圧監視回路に
よって所定値に下がったことで検出され、電圧監視回路
から停電割り込み信号が機器へ出力される。一方、直流
電源の電圧が所定値に下がっても、DC/DCコンバー
タは、入力端が直流電源に充電コンデンサーを介して接
続され、また前記所定値の電圧でも十分に作動するもの
なので、コンデンサーの充電電圧によって作動し続け、
機器へ安定した一定の直流電圧を供給することが出来
る。このため、電圧監視回路の出力とDC/DCコンバ
−タの出力とで機器側ではデータ等の退避処理に時間的
な余裕がある。また、コンデンサーの入力側に逆流阻止
用のダイオードを設けたので放電電流は電源側には流れ
ずにDC/DCコンバ−タ側に流れる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について説明する。図1は、
実施例の構成を示す電気回路図である。同図において、
1は停電検出の対象となる直流電源で、コントローラな
どの機器用電源である。2は直流電源に接続されてその
電圧低下を監視するための電圧監視回路で、電源電圧が
監視レベル(監視電圧)まで低下すると機器に検出信号
を出力する。3は直流電源に向けてコンデンサーからの
放電電流が流れるのを阻止するためのダイオード、4は
ダイオードを介して充電されるコンデンサーで、一定の
充電電圧を保持している。電圧監視回路2および、ダイ
オード3、コンデンサー4からなる直列回路は直流電源
1に並列接続される。5は安定した直流電源装置として
一定直流電圧を機器に出力するDC/DCコンバータ
で、コンデンサー4の端子電圧を入力とする。このコン
バータ5は上記の監視電圧でも動作し外部に一定直流電
圧を出力するものである。6はDC/DCコンバータ5
から一定直流電圧が供給されるコントロールなどの機器
で、電圧監視回路2の出力も受けるものである。
【0009】次に、 実施例の動作について説明する。
図2は動作における各信号を示す図である。通常の状態
の場合、直流電源の電圧VD1はダイオード3を通じてコ
ンデンサー4とDC/DCコンバータ5に入力されてお
り、DC/DCコンバータ5は一定電圧VCCを機器6に
供給している。また,直流電源は電圧監視回路2によっ
て電圧の低下を常に監視されているが、電源電圧は監視
電圧より高くその検出出力はまだない。今、電源電圧V
D1が図2の実線(A)のようにだらだらと低下し始めて
監視電圧に達しても、監視電圧でも作動をするDC/D
Cコンバータ5は機器6に電圧を供給し続ける。一方で
電圧監視回路2は監視電圧に達したことを検出すると、
停電割り込みを行うLOST信号を機器6に向けて出力
するので、機器内のコンピュータ(図示せず)は割り込
みによってデータの退避処理等を行うことができる。ま
た、電源電圧VD1が図2の実線(B)ように瞬断した時
は、電圧監視回路2は電源電圧の低下に直ぐに応答し、
機器6に向けての停電割り込みを行うLOST信号を出
力する。この時、コンデンサー4は充電電荷の放電を始
めるが、その放電電流はダイオード3に阻止されている
ためコンバータ5に流れ、コンデンサー4の端子電圧V
cは図2の点線c示すように徐々に低下していく。コン
デンサー4に充電された端子電圧Vcによってコンバー
タ5は動作を確保し、機器6に電圧を供給し続けること
ができる。したがって、この場合でも機器6側でデータ
退避処理を十分に行うことができる。
【0010】
【発明の効果】以上の実施例が示すように、本発明は、
コンバータ等の機器に用いる直流電源の停電等にあって
も、機器側でのデータ退避処理が十分に出来るように停
電検出出力をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示す電気回路図
【図2】実施例の動作における各信号を示す図
【図3】従来例の構成を示す電気回路図
【図4】(a)〜(d) 従来例の動作における各信号
を示す図
【符号の説明】
1 直流電源 2 電圧監視回路 3 ダイオード 4 コンデンサー 5 DC/DCコンバ−タ 6 機器(コントローラを含む)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源の端子に並列に接続され、電源
    電圧が所定値に低下したことを検出して外部に出力する
    電圧監視回路、およびダイオードとコンデンサーとの直
    列回路と、前記コンデンサーの端子電圧を入力とし一定
    直流電圧を外部に出力するDC/DCコンバ−タとから
    成る直流電源の停電検出出力回路。
JP28934394A 1994-11-24 1994-11-24 直流電源の停電検出出力回路 Pending JPH08149686A (ja)

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JP28934394A JPH08149686A (ja) 1994-11-24 1994-11-24 直流電源の停電検出出力回路

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JP28934394A JPH08149686A (ja) 1994-11-24 1994-11-24 直流電源の停電検出出力回路

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JPH08149686A true JPH08149686A (ja) 1996-06-07

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ID=17741981

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007014195A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Taida Electronic Ind Co Ltd 不足電圧保護装置
CN107659135A (zh) * 2016-07-25 2018-02-02 柯尼卡美能达株式会社 电源装置以及控制方法

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