JPH05866Y2 - - Google Patents

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JPH05866Y2
JPH05866Y2 JP1983069397U JP6939783U JPH05866Y2 JP H05866 Y2 JPH05866 Y2 JP H05866Y2 JP 1983069397 U JP1983069397 U JP 1983069397U JP 6939783 U JP6939783 U JP 6939783U JP H05866 Y2 JPH05866 Y2 JP H05866Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本発明は、コンポーネント・システムを構成す
る複数の電気回路のそれぞれに対して別々の電源
を供給する電源装置に関する。特に係る電源装置
で停電が発生したことを電源出力が低下する前に
検出する通停電検出回路に関する。
近年、各コンポーネントの電気回路毎に電源回
路を設け、この電気回路が情報処理装置等により
制御されて、全体として一つのシステムを構成す
る装置が用いられている。このような装置では、
電源に停電が生じると、電源回路の出力が使用で
きないほど低下してしまう前に、必要な処理を行
い、再度通電されたときに円滑な起動ができるよ
うに構成されなければならない。しかも、電源回
路が多数ある場合には、一部の電源回路で通停電
検出を行つたのでは不十分であり、また、全ての
電源回路で通停電検出を行うと、一つの電源回路
が停止するとシステム全体が停止することになる
などの不都合があり、各電源回路の間には所定の
協調関係を構成しておく必要がある。
第1図はこのような各コンポーネントごとに電
源回路を有するシステム装置の一例を示すブロツ
ク構成図である。
この装置では、コンポーネント10…1iにそれ
ぞれ電源回路20…2iが設けられ、コンポーネン
ト回路10はマスターとしての役割を持ち、信号
バス3を介して他のコンポーネント11…1iを制
御している。そして、入力電源線4に停電が発生
すると、コンポーネント10はコンポーネント11
…1iの電源回路21…2iの出力が低下する前に停
電を検知し、各コンポーネント11…1iに対して
しかるべき対策処理を行わせることが一般的であ
る。
第2図はこのような通停電検出回路の従来例回
路構成を示す図であり、50,51…5iは電源出力
が供給される電気回路、60,61…6iはスイツ
チ、7はアンドゲートである。アンドゲート7に
は各電源回路20,21…2iの通停電を検出する状
態信号80,81…8iが導かれ、そのゲート出力が
電源の通停電状態を示す信号となつている。第3
図は電源回路の通停電を検出する回路を示したも
のであり、整流器9、平滑コンデンサ10、
DC/DCコンバータ11、検出回路12で構成さ
れ、検出回路12は平滑コンデンサ10の端子電
圧を監視しその降下を検出するようになつている
ので、きわめて短時間の停電(瞬停)に対しては
感応しにくい回路構成となつている。このように
各電源装置間の協調関係を保つ方法としては、上
記のように各電源回路での通停電を検出した状態
信号を1箇所に集めて協調のための処理を行つた
り、あるいは、装置の設計段階で通停電検出の特
性に差を設けて協調を保つたりする方法が一般に
行われている。
一方、上記のようなシステムに対しては次のよ
うな要求があり、これらの要求を考慮すると、各
電源回路間の協調関係の実現は一層難しくなる。
システムのコンポーネントがさらに細分化さ
れてその数が増大する傾向にあるので、これに
対して電源回路の数を増やす必要がある。
一部のコンポーネントについてだけメンテナ
ンス等を行えるように、他のコンポーネントの
電源回路を動作させたまま、その一部のコンポ
ーネントの電源回路を停止できくようにする。
入力電源線の瞬断により装置全体が停止され
ることのないように、通停電検出を瞬断に対し
て鈍くする。
通停電検出遅れ等を均一にするため電源回路
の種類を少なくする必要がある。特に電源回路
の負荷が様々になつて通停電検出遅れが電源回
路の種類毎に一律に決まらないことなどを考慮
すればなおさらである。
協調関係を実現するためには、たとえば、通停
電検出信号を集めて処理する方法の場合には、特
に上記およびが障害となる。具体例として第
2図の回路の場合には、マスターとしてのコンポ
ーネント10のみを切断したときは当然としても、
コンポーネント11〜1iのいずれかのスイツチ61
〜6iを切断した場合にも装置全体が停電状態と
なつてしまい、一部コンポーネントのみのメンテ
ナンスを行うことができない。また、通停電検出
特性に差を設ける方法の場合には、上記および
が障害となる。
本考案は上記の技術問題に鑑みなされたもので
あり、複数のコンポーネントの各電源回路間に通
停電協調を保つとともに、システムの拡張が容易
で、電源装置全体を動作させた状態で一部のコン
ポーネントのみをメンテナンス等のために停止で
き、また入力電源線の瞬断に対してできるだけ鈍
感であるような電源装置の通停電検出回路を提供
することを目的とする。
本考案は、 複数のコンポーネントを有し、各コンポーネン
トを共通の入力電源線及び信号バスに接続し、 各コンポーネントは、 前記入力電源線から入力電力が供給され、この
入力電力をもとに自己のコンポーネント内にある
電気回路を駆動するための電力を生成して出力す
る電源回路と、 この電源回路の電圧を監視し、その降下を検出
する検出回路と、 前記電源回路の出力と前記検出回路の検出信号
が供給されるとともに、前記信号バスに接続さ
れ、信号バスを介して他のコンポーネントにある
電気回路との間で信号を授受する電気回路と、 を有するものである電源装置において、 前記複数のコンポーネントの1つがマスターの
コンポーネントになつていて、マスターのコンポ
ーネントには、前記入力電源線の電圧を監視し、
その降下を検出したときに停電信号を自己のコン
ポーネント内の電気回路に与える入力監視回路が
設けられていて、 マスターのコンポーネントにある電気回路は、
前記入力監視回路から停電信号を受けしかも他の
コンポーネントの検出回路に停電を検出している
ものがない場合は、他のコンポーネントに対して
停電処理を行わず、 前記入力監視回路から停電信号を受けしかも他
のコンポーネントの検出回路に停電を検出してい
るものがある場合は、他のコンポーネントに対し
て停電処理を行うことを特徴とする電源装置の通
停電検出回路である。
以下、本考案に係る実施例の通停電検出回路を
図面に基づいて説明する。
第4図は本考案にかかる電源装置の通停電検出
回路の一実施例のブロツク構成図である。
同図において、各コンポーネント10,11…1i
は、それぞれ電源回路20,21…2iと、この電源
回路20,21…2iからそれぞれ電源電圧を供給さ
れる電気回路50,51…5iとを有し、このうちコ
ンポーネント10はマスターとしての働きをする。
各電源回路20,21…2iは、入力電源線4からそ
れぞれスイツチ60,61…6iを介して入力電力を
供給される。電源回路20,21…2iの構成は第3
図の従来例に示したものと同様の構成である。す
なわち、整流器9、平滑コンデンサ10、DC/
DCコンバータ11、平滑コンデンサ10の端子
電圧をコンパレータ回路により監視検出する検出
回路12を含み、検出回路12からは電圧降下検
出時に検出信号8が出力される。
第4図に戻つて、コンポーネント10の電源入
力側には入力監視回路14が接続してある。入力
監視回路14は第3図中の検出回路12と基本的
には同様の構成で、交流入力用に回路が変更され
ている点が異なるのみである。この回路14は入
力電源線4の電圧降下を監視検出し、停電が発生
したときには、停電信号15を出力するようにな
つており、その検出特性としては、電源回路20
1…2iの検出回路120,121…12iより時定
数回路を小さく設定して、素早い停電検出を行う
ように構成する。
各電気回路51…5iには、それぞれの検出回路
121…12iの検出信号81…8iと電源回路21
iの電源が供給される。
電気回路50には、検出回路120の検出信号8
、電源回路20の電源および入力監視回路14の
停電信号15が供給される。電気回路50は、信
号バス3を介して他の電気回路51…5iと接続さ
れていて、通常の動作信号の受け渡しのほか、各
コンポーネント11…1iの通停電信号などの状態
信号の受け渡し、電気回路50からの停電処理指
令などを行なう。
次に、このような通停電検出回路の動作につい
て説明する。
第5図はタイミングチヤートであり、(イ)は電源
入力、(ロ)は入力監視回路14の出力信号、(ハ)は平
滑コンデンサ10の端子電圧Vc、(ニ)は検出回路
120,121…12iの出力信号、(ホ)は電源回路2
,21…2iの出力信号の波形を示していして、(ヘ)
および(ト)はマスターとしての電気回路50の動作
を示している。
まず、すべてのスイツチ60,61…6iが閉じて
いるものとし、時刻t1で停電が発生すれば、時間
Td1後に入力監視回路14が停電を検出し、ロー
レベルの信号を出力する。この時点では、各電源
回路20,21…2iの入力平滑コンデンサ10の端
子電圧Vcは、停電検出レベルVlよりも上にある
が、やがて時間Td2後に停電検出レベルVlまで低
下する。ここで、検出回路120,121…12i
出力信号がローレベルになる。各検出回路120
121…12iによつて時間Td2は異なる。第5図
に示したものは最も早く検出するものの例であ
る。その後、出力保持時間Td3を保つた後、電源
回路50,51…5iの出力が低下する。
このような時間の経過に応じて、マスターとし
ての電気回路50は、次のような動作をする。
入力監視回路14の出力が変わるまでは、電気
回路50は、通常の制御動作を行なう(第5図ヘ
のAの部分)。
入力電源に停電が発生し、入力監視回路14の
出力が変わると、電気回路50は、停電発生で停
止する回路が出てくることを予想し、信号バス3
を通してコンポーネント11…1iの通停電チエツ
クを通常よりも頻繁に行なう。そして、必要なコ
ンポーネントについては停電処理の準備を行なう
(第5図ヘのBの部分)。ただし、コンポーネント
1…1iに停電を検出しているものがない間は、
停電処理を行なわない。すなわち、まで停電とは
みなされない。
コンポーネント10,11…1iの検出回路120
121…12iに停電を検出しているものがあるこ
とを知ると、電気回路50は、はじめて停電発生
をし信号バス3を介して電気回路51…5iに対し
て適当な停電処理を行なう(第5図ヘのCの部
分)。この場合、入力監視回路14の出力が変わ
つて、通停電チエツクが頻繁になされているた
め、コンポーネント10,11…1iの停電検知は早
く、出力が低下する前に停電処理がされる。
もし、瞬間停電により、入力監視回路14の出
力信号が落ちて瞬時にして回復したとき(第5図
ロの破線に示す)には、平滑コンデンサ10の端
子電圧Vcは、第5図ハの破線に示すように、停
電検出レベルVlまで下がる前に回復する。この場
合には、検出回路120,121…12iおよび電源
回路20,21…2iは、瞬間停電による影響を受け
ない。このような瞬間停電が起きた場合における
電気回路50のタイムチヤートは、第5図トに示
すようになる。
このような構成の通停電検出回路によれば、次
のような効果が得られる。
マスターとしての電気回路50は、通停電に
応じて信号バス3を介して他の電気回路51
iに対して適当な通停電処理をするため、複
数のコンポーネント10,11…1iの各電源回路
0,21…2i間に、通停電協調を保つことがで
きる。
入力電源線4と信号バス3に新たなコンポー
ネントを接続するだけで電源回路を増加し、シ
ステムの規模を拡大することができる。このこ
とから容易にシステムの規模を拡大することが
できる。
コンポーネント11…1iのいずれかが、故
障、メンテナンス等により停電状態を示してい
ても、通常状態では入力監視回路14は、入力
電源線4の停電を検出しないため、装置全体が
停電状態になるようなことはない。このことか
ら、装置全体を動作させた状態で一部のコンポ
ーネントのみをメンテナンス等のために停止す
ることができる。
入力電源線4が停電となつても、電源回路2
,21…2iがその平滑コンデンサに蓄えられた
電荷により動作可能な間は停電検出状態とはな
らない。このようなことから、入力の瞬断に対
しても直ちに停電状態とはならない。
なお、上記各実施例回路では、入力電源線4に
は交流入力が加えられるものとして説明を行つた
が、これが直流入力であつても同様に本考案を実
施することができる。
以上説明したように本考案によれば、複数のコ
ンポーネントの各電源回路間に通停電協調を保つ
とともに、システムの拡張が容易で、一部コンポ
ーネントの電源回路を停止した場合にも他のコン
ポーネント部分は動作が可能であり、また入力電
源線の瞬断に対して鈍感な電源装置の通停電検出
回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は各コンポーネントごとに、電源回路を
有するシステム装置の一例を示すブロツク構成
図、第2図は通停電検出回路の従来例の回路構成
を示した図、第3図は第2図の電源回路の回路構
成図、第4図は本考案にかわる電源装置の通停電
検出回路の一実施例のブロツク構成図、第5図は
信号波形と動作のタイミングチヤートである。 10,11…1i……コンポーネント、20,21
i……電源回路、3……信号バス、4……入力
電源線、50,51…5i……電気回路、120,1
1…12i……検出回路、14……入力監視回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数のコンポーネントを有し、各コンポーネン
    トを共通の入力電源線及び信号バスに接続し、 各コンポーネントは、 前記入力電源線から入力電力が供給され、この
    入力電力をもとに自己のコンポーネント内にある
    電気回路を駆動するための電力を生成して出力す
    る電源回路と、 この電源回路の電圧を監視し、その降下を検出
    する検出回路と、 前記電源回路の出力と前記検出回路の検出信号
    が供給されるとともに、前記信号バスに接続さ
    れ、信号バスを介して他のコンポーネントにある
    電気回路との間で信号を授受する電気回路と、 を有するものである電源装置において、 前記複数のコンポーネントの1つがマスターの
    コンポーネントになつていて、マスターのコンポ
    ーネントには、前記入力電源線の電圧を監視し、
    その降下を検出したときに停電信号を自己のコン
    ポーネント内の電気回路に与える入力監視回路が
    設けられていて、 マスターのコンポーネントにある電気回路は、 前記入力監視回路から停電信号を受けしかも他
    のコンポーネントの検出回路に停電を検出してい
    るものがない場合は、他のコンポーネントに対し
    て停電処理を行わず、 前記入力監視回路から停電信号を受けしかも他
    のコンポーネントの検出回路に停電を検出してい
    るものがある場合は、他のコンポーネントに対し
    て停電処理を行うことを特徴とする電源装置の通
    停電検出回路。
JP6939783U 1983-05-10 1983-05-10 電源装置の通停電検出回路 Granted JPS59175180U (ja)

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JPS59175180U JPS59175180U (ja) 1984-11-22
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589525A (ja) * 1981-07-10 1983-01-19 株式会社日立製作所 直流電源装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0326458Y2 (ja) * 1981-03-19 1991-06-07

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589525A (ja) * 1981-07-10 1983-01-19 株式会社日立製作所 直流電源装置

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JPS59175180U (ja) 1984-11-22

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