JPS628286Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS628286Y2
JPS628286Y2 JP1982015346U JP1534682U JPS628286Y2 JP S628286 Y2 JPS628286 Y2 JP S628286Y2 JP 1982015346 U JP1982015346 U JP 1982015346U JP 1534682 U JP1534682 U JP 1534682U JP S628286 Y2 JPS628286 Y2 JP S628286Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
main body
storage main
horizontal
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982015346U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58118141U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1534682U priority Critical patent/JPS58118141U/ja
Publication of JPS58118141U publication Critical patent/JPS58118141U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS628286Y2 publication Critical patent/JPS628286Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、比較的収納量が大きい床下収納庫
に関する。
台所などに床下収納庫を設置すると、小型の瓶
や罐詰などを多量に収納できるので、食料品の保
管や整理のうえで極めて便利である。こうした保
管のためには、床下収納庫は可能な限り大きい方
が好ましいけれども、物品の取り出し易さや床下
設置のために深さには一定の限度があることによ
り、収納庫の幅と長さを大きくして収納量を増や
すのが普通である。収納庫の平面が大きくなる
と、該収納庫に載置する蓋板も大きくなければな
らないので、開閉時の取扱い易さとたわみ防止の
ために、蓋板を2または3以上に分割することが
行なわれている。蓋板を分割すれば、両分割蓋板
の突き合せ側端の下方に中受桟を設置し、これに
よつて各蓋板を水平に支持することが必要であ
る。この中受桟は収納庫本体の上方に取付けるの
で、中受桟にかゝる荷重が収納庫本体に直接伝達
されると、プラスチツク製である収納庫本体を破
損するおそれがある。このために従来の収納庫で
は、収納庫本体と中受桟とが直接接触しないよう
に、該収納庫本体の上周縁に切欠きを設け、さら
に中受桟用の受金具を別個に根太に固着してい
る。このような構成では、確かに中受桟で収納庫
本体を破損することは少ないけれども、切欠きの
形成で収納庫本体の強度が低下するうえに、中受
桟用の受金具や弾性シール部材のような部品が必
要になつて、収納庫の製造費用が上昇するととも
に、該収納庫の据付けに時間を要することにな
る。
例えば実公昭54−28350では、中受桟を設置す
べき個所におてい収納庫本体上縁を切欠き、その
個所から中受桟両端を突出させ、収納庫上縁の外
方突出フランジを支持する受金具とは別個に設置
した受金具で中受桟を支持するとともに、収納庫
より外側へ突出する中受桟端部を囲むような弾性
シール材を使用して切欠き部からの水等の侵入を
防ぎ、かつ中受桟のクツシヨンとして役立たせて
いる。がこのような施工では手間がかかり、余分
な部品も必要となり、理想的には中受桟を支持す
るために収納庫上縁と係合する受金具および受枠
を共用でき、別個の部品を必要とせず、また切欠
き部を封止するための特別の部材を必要としない
ことが望ましい。
この考案は、床下収納庫に関する前記の諸問題
を改改善するために提案されたものである。した
がつてこの考案の目的は、中受桟を取付けた収納
庫であるのに、構造が簡単で部品数が少なくな
り、しかも受金具や受枠に特別の加工をする必要
がない床下収納庫を提供するにある。またこの考
案の目的は、収納庫本体に切欠きを設けることな
く中受桟を支持することができ、従つて切欠き部
を封止するための弾性シール材の使用を排除し得
る床下収納庫を提供することにある。
前記目的は本考案によつて達成される。本考案
は、床に設けた四角形の開口の縁に沿つて床板の
下に配置した根太の所要個所に断面が逆L字状の
受金具を取り付け、収納庫本体上縁の水平フラン
ジを支持するための段部と収納庫蓋板を支持する
ための段部とを有する受枠を前記受金具上に取り
付け、該受枠によつて四角形の収納庫本体上縁の
水平フランジを支持するようにした床下収納庫で
あつて、収納庫本体の対向する両側壁上縁の対応
位置に該上縁と直交する方向に補強用の中受桟を
取り付けるため、前記対応位置において収納庫本
体上縁の水平フランジ部にそれぞれ凹みを設け、
該凹みの内側縁から下方へ収納庫本体内側に縦溝
を形成し、他方中受桟の両端には、該凹みおよび
縦溝に対応して水平突出部および該水平突出部の
根本両端から下方へ延びる下部突出部を形成し、
中受桟をその両端において、その水平突出部を収
納庫本体フランジに形成した凹みに嵌入しかつそ
の下部突出部の一部を収納庫本体内側に設けた縦
溝に嵌入することによつて固定し、かつ中受桟に
かかる荷重を収納庫本体にかかる荷重と同時に前
記受金具および受枠によつて支持するようにした
ことを特徴とする床下収納庫に関する。
次にこの考案を図面に基いて説明すると、第1
図にこの考案に係る床下収納庫1を示し、該収納
庫は通常プラスチツク製の収納庫本体2を有す
る。収納庫本体2は、一般に上面が開口した直方
体形状であり、該収納庫本体の上部2aには通気
孔3を設け、かつ下部2bは上部2aと一体かま
たは別個に取り外し可能にしてもよい。第2図お
よび第3図に示すように、収納庫本体2の周縁に
は水平フランジ部4を外方へ形成し、該フランジ
部を収納庫の据付け時に受枠5に係止させる。受
枠5は通常アルミのような金属製であり、収納庫
本体2のフランジ部4に対応した矩形平面を有す
る。受枠5の横断面は、第2図および第3図に示
すように外方へ向つて段状に高くなると好まし
い。受枠5の内段部5aでは、その外周辺は収納
庫本体2のフランジ部外周辺とほぼ等しく、かつ
その内周辺は収納庫本体2の外周辺とほぼ等し
い。内段部5aの下面は、収納庫の据付け時に受
金具であるアングル6の上面と接し、かつ該内段
部の上面は収納庫本体2のフランジ部下面と接す
る。また受枠5の中段部5bでは、その外周辺は
蓋体7,7の外周辺とほぼ等しい。中段部5bの
上面と内段部5aの上面との垂直距離は、収納庫
本体2のフランジ部4の厚みよりも大きくすると
好ましい。中段部5bの上面は、収納庫の据付け
時に蓋体7の蓋枠8の下面と接する。さらに外段
部5cでは、その周辺は収納庫を挿入すべき床板
9の開口の周辺にほぼ等しい。外段部5cの上面
と中段部5bの上面との垂直距離は、蓋枠8の厚
みと等しくすると好ましい。外段部5cの下面
は、収納庫の据付け時に床板9の上面と接する。
この実施例では、収納庫本体2は横長の平面形
状であり、長側壁は短側壁の約2倍の長さを有す
るため、蓋板7はこれに応じて横中央で2分割し
たものを用いる。したがつて、蓋板7,7の突き
合せ側端を支持する中受桟10は1本だけ取付け
ればよい(第1図参照)。この場合、収納庫本体
2の平面形状に応じて蓋板7の分割数が異なれ
ば、用いる中受桟10の数も増やすことになる。
中受桟10を安定保持するために、収納庫本体
2の長側壁中央において、第4図から明らかなよ
うに平行な水平フランジ部4の上面にそれぞれ凹
み11を設ける。凹み11の幅は中受桟10の横
幅にほぼ等しく、かつ該凹みの底面は平坦であつ
て、その深さはフランジ部4の厚みの約半分にす
ると好ましい(第3図参照)。収納庫本体2の上
方内面において、凹み11の内側端から下方へ1
対の縦溝12,12を形成する。縦溝12は、図
示のような2本でなくても、凹み11と同じ幅の
ものを1本形成するだけでもよい。縦溝12の深
さは収納庫本体2の厚みの約半分にすると好まし
く(第3図参照)、かつその長さや形状は中受桟
10の断面形状によつて異なる。一方、中受桟1
0は、第5図に示すように両端で上部だけを突出
させ、該中受桟の長さは、フランジ部4における
凹み11,11の外側端間の距離にほぼ等しくな
るように定める。上部の水平突出部13は、フラ
ンジ部4の幅から縦溝12の深さだけを引いた長
さに定めればよい(第3図参照)。中受桟10の
形状は、たとえば第2図のようにほぼH字状の断
面を有する。このような形状であると、中受桟1
0の水平部10aの下面から上方が水平突出部1
3となるため、該突出部分の下面は平坦となる。
中受桟10の上部10bの高さは凹み11の深さ
よりも大きく、したがつて区受桟10の取付け時
に、該中受桟の上面は収納庫本体2の上端面より
わずかに上方に位置し、通常受枠5の中段部5b
の上面と同一水平面上に位置する(第2図参
照)。また中受桟10の下部突出部10cは縦平
行脚部となり、この端面が中受桟10の取付け時
に縦溝12,12に嵌まる。したがつてこの場合
には、下部突出部10cの高さは縦溝12の長さ
にほぼ等しく、該下部の幅に応じて縦溝12の幅
を定めればよい。
収納庫1を設置する際には、床板9の開口の周
辺下方に根太14を配置する。第2図および第3
図では、受金具として断面L字形のアングル6を
用い、該アングルを複数個木ネジ15によつて根
太14に同一高さに固着する。次にアングル6上
に受枠5を載置し、複数個のボルト16によつて
アングル6に固着する。受枠5内に収納庫本体2
を嵌めると、該収納庫本体は図示のようにフラン
ジ部4で受枠5に係止する。この後に、中受桟1
0の両端上部である水平突出部13を収納庫本体
2の凹み11に嵌入すると、該中受桟は水平に設
置され、凹み11および縦溝12によつて横にず
れることはない。この状態において、蓋板7,7
を収納庫1に載置すれば、両蓋板7,7の突き合
せ側端は中受桟10上に位置するとともに、該中
受桟の上面および受枠5の中段部上面によつて蓋
板7,7を水平に支持する。この実施例では、蓋
板7,7の周辺にそれぞれアルミのような金属製
の蓋枠8をボルト止めしているので、該蓋枠が中
受桟10および受枠5に接触する。また蓋板7,
7を開く際には、該蓋板の上面に設置した取手1
7を介して持ち上げればよく、蓋板7,7は2枚
になつているので持ち上げも容易である。
この考案に係る床下収納庫は、比較的収納量が
大きいにもかゝわらず、構造が簡単であつて部品
数が少なくてよい。すなわち中受桟を用いている
けれども、中受桟用の受金具などを別個に取付け
なくてもよく、受金具や受枠に特別の加工をする
必要がないので、収納量の大きいものを安価に製
造することができ、かつ床下への設置作業も短時
間に行なうことができる。また収納庫本体には、
強度低下の原因となる切欠きを設けなくてもよ
く、この考案では、収納庫本体のフランジ部に凹
みを設けるだけであつて、該凹みの下面も直接受
枠で支持しているから、収納庫本体の強度低下は
ほとんど生じない。さらにこの考案では中受桟は
収納庫本体のフランジ部および受枠と受金具を経
て根太で支持されるため、該中受桟にかゝる荷重
は収納庫本体に直接伝達されることはなく、しか
もプラスチツク製のフランジ部を介して受枠に間
接的に伝達されるので、がたつき音のような振動
を吸収できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る床下収納庫の分解斜視
図、第2図は実質的に第1図の−線に沿つて
切断した部分断面図、第3図は実質的に第1図の
−線に沿つて切断した要部断面図、第4図は
収納庫本体のフランジ部に設けた凹みを拡大して
示す部分斜視図、第5図はこの考案で用いる中受
桟の端部を拡大して示す部分斜視図である。 1は床下収納庫、2は収納庫本体、4はフラン
ジ部、5は受枠、6はアングル、7は蓋板、9は
床板、10は中受桟、11は凹み、12は縦溝、
13は水平突出部、14は根太である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床に設けた四角形の開口の縁に沿つて床板の下
    に配置した根太の所要個所に断面が逆L字状の受
    金具を取り付け、収納庫本体上縁の水平フランジ
    を支持するための段部と収納庫蓋板を支持するた
    めの段部とを有する受枠を前記受金具上に取り付
    け、該受枠によつて四角形の収納庫本体上縁の水
    平フランジを支持するようにした床下収納庫であ
    つて、収納庫本体の対向する両側壁上縁の対応位
    置に該上縁と直交する方向に補強用の中受桟を取
    り付けるため、前記対応位置において収納庫本体
    上縁の水平フランジ部にそれぞれ凹みを設け、該
    凹みの内側端から下方へ収納庫本体内側に縦溝を
    形成し、他方中受桟の両端には、該凹みおよび縦
    溝に対応して水平突出部および該水平突出部の根
    本両端から下方へ延びる下部突出部を形成し、中
    受桟をその両端において、その水平突出部を収納
    庫本体フランジに形成した凹みに嵌入しかつその
    下部突出部の一部を収納庫本体内側に設けた縦溝
    に嵌入することによつて固定し、かつ中受桟にか
    かる荷重を収納庫本体にかかる荷重と同時に前記
    受金具および受枠によつて支持するようにしたこ
    とを特徴とする床下収納庫。
JP1534682U 1982-02-05 1982-02-05 床下収納庫 Granted JPS58118141U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1534682U JPS58118141U (ja) 1982-02-05 1982-02-05 床下収納庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1534682U JPS58118141U (ja) 1982-02-05 1982-02-05 床下収納庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58118141U JPS58118141U (ja) 1983-08-12
JPS628286Y2 true JPS628286Y2 (ja) 1987-02-26

Family

ID=30027777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1534682U Granted JPS58118141U (ja) 1982-02-05 1982-02-05 床下収納庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58118141U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6316765Y2 (ja) * 1979-04-16 1988-05-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58118141U (ja) 1983-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7793482B2 (en) Wall fastener
KR910001861B1 (ko) 고정클리이트를 가진 전기기구용 캐비닛
US4497387A (en) Transformer with smooth-walled tank
JPS628286Y2 (ja)
CN209988293U (zh) 一种方便配货的物流箱
US6315141B1 (en) Shipping box lockdown
JPH0136791Y2 (ja)
EP0263153B1 (en) A liquid container
JPH0333886Y2 (ja)
JP2597132Y2 (ja) 床下収納庫
KR100371493B1 (ko) 골판지를 이용한 전동기용 포장박스
JPH1175951A (ja) 吊戸棚
KR950008453Y1 (ko) 운반용 팰릿 구조체
JP3445060B2 (ja) 床点検口
JP4063371B2 (ja) 運搬用容器
JP6732376B2 (ja) 基台構造
JPH0347542Y2 (ja)
JPH0527857Y2 (ja)
JPS6111323Y2 (ja)
JPH064742Y2 (ja) 合成樹脂製引き出し式容器の枠体補強構造
JPH0527078Y2 (ja)
JP3090919B1 (ja) 宅配ボックスおよびその施工方法
JPS6117759Y2 (ja)
JPS5934683Y2 (ja) 床下収納ボツクス
JPH027137Y2 (ja)