JPS6281375A - 4−アミノ−2−ピペラジニルピリミジンの製造方法 - Google Patents
4−アミノ−2−ピペラジニルピリミジンの製造方法Info
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- JPS6281375A JPS6281375A JP22215085A JP22215085A JPS6281375A JP S6281375 A JPS6281375 A JP S6281375A JP 22215085 A JP22215085 A JP 22215085A JP 22215085 A JP22215085 A JP 22215085A JP S6281375 A JPS6281375 A JP S6281375A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、2−(4−置換又は非置換ピペラジニル)
−4−アミノピリミジンの製造方法に係るものである。
−4−アミノピリミジンの製造方法に係るものである。
2−(4−置換又は非置換ピペラジニル)−4−アミノ
ピリミジンは、ピリドピリミジン系抗菌化合物製造のた
めに中間体として使用できる化合物である。 ゛ 従来、4位を保護されていることもあるピペラジニルア
ミジンとアルコキシメチレンシアノ酢酸エステルとを反
応させて得られる2−ピペラジニル−4−アミノ−5−
アルコキシカルボニルピリミジンを加水分解し、脱炭酸
反応に付して2−ピペラジニル−4−アミノピリミジン
を造る方法が知られている。(特開昭51−10008
8号)本発明は、天然に存在するシトシンを原料として
2− (4−1i!換又は非置換ピペラジニル)−4−
アミノピリミジンをつくることを種々検討した結果完成
されたものである。
ピリミジンは、ピリドピリミジン系抗菌化合物製造のた
めに中間体として使用できる化合物である。 ゛ 従来、4位を保護されていることもあるピペラジニルア
ミジンとアルコキシメチレンシアノ酢酸エステルとを反
応させて得られる2−ピペラジニル−4−アミノ−5−
アルコキシカルボニルピリミジンを加水分解し、脱炭酸
反応に付して2−ピペラジニル−4−アミノピリミジン
を造る方法が知られている。(特開昭51−10008
8号)本発明は、天然に存在するシトシンを原料として
2− (4−1i!換又は非置換ピペラジニル)−4−
アミノピリミジンをつくることを種々検討した結果完成
されたものである。
本発明者らは、シトシンの水酸基をハロゲン化するに際
し、4位アミノ基遊離のままではハロゲン化が進行しな
いとの事実を見出した。2−クロロ−4−アミノピリミ
ジンは公知の化合物ではあるがシトシンを原料として、
これを造ったという報告はなされていない。該化合物を
合成した報告は本発明者らの知るかぎり、2,4−ジク
ロロピリミジンをアンモニアと反応させて2−アミノ−
4−クロロピリミジン、2−クロロ−4−アミノピリミ
ジンなどの混合物を得、これを分別して2−クロロ−4
−アミノピリミジンを得たという報告があるにすぎない
。これらの事実にもとすき1本発明者らは鋭意研究の結
果、シトシンの4位アミノ基をアシル基で保護すると2
位の水酸基が容易にハロゲン化され、かくして得られる
新規化合物4−アシルアミノ−2−クロロピリミジンは
、一方を保護されているか又は保護されていないピペラ
ジンと容易に反応し、新規な2−(4−置換又は非置換
ピペラジニル)−4−アシルアミノピリミジンを与える
ことを見出した。この化合物は穏やかな条件で脱アシル
化され、2−(4−[換又は非置換ピペラジニル)−4
−アミノピリミジンに変えられる。斯くのどとき新規合
成方法を見出すことによって本発明は完成された。
し、4位アミノ基遊離のままではハロゲン化が進行しな
いとの事実を見出した。2−クロロ−4−アミノピリミ
ジンは公知の化合物ではあるがシトシンを原料として、
これを造ったという報告はなされていない。該化合物を
合成した報告は本発明者らの知るかぎり、2,4−ジク
ロロピリミジンをアンモニアと反応させて2−アミノ−
4−クロロピリミジン、2−クロロ−4−アミノピリミ
ジンなどの混合物を得、これを分別して2−クロロ−4
−アミノピリミジンを得たという報告があるにすぎない
。これらの事実にもとすき1本発明者らは鋭意研究の結
果、シトシンの4位アミノ基をアシル基で保護すると2
位の水酸基が容易にハロゲン化され、かくして得られる
新規化合物4−アシルアミノ−2−クロロピリミジンは
、一方を保護されているか又は保護されていないピペラ
ジンと容易に反応し、新規な2−(4−置換又は非置換
ピペラジニル)−4−アシルアミノピリミジンを与える
ことを見出した。この化合物は穏やかな条件で脱アシル
化され、2−(4−[換又は非置換ピペラジニル)−4
−アミノピリミジンに変えられる。斯くのどとき新規合
成方法を見出すことによって本発明は完成された。
以下更に詳細に本発明を説明する。
本発明にあっては、まず第一にシトシンの4位アミノ基
のアシル化を行う。ここにおいて用いられるアシル化剤
はアセチルハライド、ベンゾイルハライド、無水酢酸、
無水安息香酸などである。アシル化反応は、シトシンを
適宜溶媒(例えば、クロロホルム、ジクロロエタン、ア
セトン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミドな
ど)に溶かし第三級アミン(例えば、ピリジン、ジメチ
ルアニリン、トリエチルアミンなど)を加えてアセチル
ハライド(例えば、アセチルクロリド、アセチルプロミ
ド)、ベンゾイルハライド(例えば、ベンゾイルクロリ
ド、ベンゾイルプロミド)などと反応させ又は溶媒の存
在又は不存在で無水酢酸、無水安息香酸などを反応させ
ることにより行われる。
のアシル化を行う。ここにおいて用いられるアシル化剤
はアセチルハライド、ベンゾイルハライド、無水酢酸、
無水安息香酸などである。アシル化反応は、シトシンを
適宜溶媒(例えば、クロロホルム、ジクロロエタン、ア
セトン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミドな
ど)に溶かし第三級アミン(例えば、ピリジン、ジメチ
ルアニリン、トリエチルアミンなど)を加えてアセチル
ハライド(例えば、アセチルクロリド、アセチルプロミ
ド)、ベンゾイルハライド(例えば、ベンゾイルクロリ
ド、ベンゾイルプロミド)などと反応させ又は溶媒の存
在又は不存在で無水酢酸、無水安息香酸などを反応させ
ることにより行われる。
かくして得られた2−ヒドロキシ−4−アシルアミノピ
リミジンはハロゲン化剤との反応で2−ハロゲノ−4−
アシルアミノピリミジンを高収率で与える。ここにおい
て用いられるハロゲン化剤としては、チオニルクロライ
ド、オキシ塩化リン、三臭化リン、三塩化リン、五塩化
リンなどが挙げられる。
リミジンはハロゲン化剤との反応で2−ハロゲノ−4−
アシルアミノピリミジンを高収率で与える。ここにおい
て用いられるハロゲン化剤としては、チオニルクロライ
ド、オキシ塩化リン、三臭化リン、三塩化リン、五塩化
リンなどが挙げられる。
かくして得られた2−ハロゲノ−4−アシルアミノピリ
ミジンは、新規化合物であり、一方を保護されているピ
ペラジン(例えば、4−ベンジルピペラジン、4−エト
キシカルボニルピペラジン、4−アセチルピペラジンな
ど)又は保護されていないピペラジンと適宜溶媒中、反
応させて、ヒリミジン環の2位に在ったハロゲン原子が
上記したピペラジンに置き変わった式■で示される2−
(4−置換又は非置換ピペラジニル)−4−アシルアミ
ノピリミジンに誘導される。反応に際し。
ミジンは、新規化合物であり、一方を保護されているピ
ペラジン(例えば、4−ベンジルピペラジン、4−エト
キシカルボニルピペラジン、4−アセチルピペラジンな
ど)又は保護されていないピペラジンと適宜溶媒中、反
応させて、ヒリミジン環の2位に在ったハロゲン原子が
上記したピペラジンに置き変わった式■で示される2−
(4−置換又は非置換ピペラジニル)−4−アシルアミ
ノピリミジンに誘導される。反応に際し。
使用される溶媒としては、クロロホルム、ジクロロエタ
ン、ベンゼン、トルエン、テトラヒドロフラン、ピリジ
ンなどが挙げられる。
ン、ベンゼン、トルエン、テトラヒドロフラン、ピリジ
ンなどが挙げられる。
(Rユは水素原子、ベンジル、エトキシカルボニル、ア
セチルを、R2はベンゾイル、アセチルなどのアシル基
を示す、) かくして得られた2−(4−置換又は非置換ピペラジニ
ル)−4−アシルアミノピリミジンは、水又は水性アル
コール中、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カ
リ、炭酸ナトリウムなどの水溶液を使って加水分解反応
に付すと本発明の目的化合物である式■で示される2−
(4−置換又は非置換ピペラジニル)−4−アミノピリ
ミジンに誘導される。
セチルを、R2はベンゾイル、アセチルなどのアシル基
を示す、) かくして得られた2−(4−置換又は非置換ピペラジニ
ル)−4−アシルアミノピリミジンは、水又は水性アル
コール中、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カ
リ、炭酸ナトリウムなどの水溶液を使って加水分解反応
に付すと本発明の目的化合物である式■で示される2−
(4−置換又は非置換ピペラジニル)−4−アミノピリ
ミジンに誘導される。
(RLは水素原子、ベンジル、エトキシカルボニル、ア
セチルを示す。) 以下実施例を記述して本発明を更に詳細に説明する。
セチルを示す。) 以下実施例を記述して本発明を更に詳細に説明する。
実施例1
シトシン5.55g、クロロホルム27.8ml、ピリ
ジン4.35gの混合物に、ベンゾイルクロライド8.
43gを滴下した。滴下終了後室温で5時間攪拌し、更
に1時間還流した。反応混合物に水50m1を加え析出
した結晶を濾取し、2−ヒドロキシ−4−ベンゾイルア
ミノピリミジン8゜8gを得た。収率77.1% m
p 225℃丁 RCIII: 3240 (N
H)、 1725. 1 ′700(アミド) 実施例2 シトシン3.0g、無水酢酸25m1の混合物を3時間
還流攪拌し反応混合物に水50 m lを加え析出した
結晶を濾取し、メタノールで洗浄し、2−ヒドロキシ−
4−アセチルアミノピリミジン3゜73gを得た。収率
95.5% mp300℃以上、 IR■:1725
(アミド)実施例3 2−ヒドロキシ−4−ベンゾイルアミノピリミジン2.
15g、オキシ塩化リン6.45m1.N。
ジン4.35gの混合物に、ベンゾイルクロライド8.
43gを滴下した。滴下終了後室温で5時間攪拌し、更
に1時間還流した。反応混合物に水50m1を加え析出
した結晶を濾取し、2−ヒドロキシ−4−ベンゾイルア
ミノピリミジン8゜8gを得た。収率77.1% m
p 225℃丁 RCIII: 3240 (N
H)、 1725. 1 ′700(アミド) 実施例2 シトシン3.0g、無水酢酸25m1の混合物を3時間
還流攪拌し反応混合物に水50 m lを加え析出した
結晶を濾取し、メタノールで洗浄し、2−ヒドロキシ−
4−アセチルアミノピリミジン3゜73gを得た。収率
95.5% mp300℃以上、 IR■:1725
(アミド)実施例3 2−ヒドロキシ−4−ベンゾイルアミノピリミジン2.
15g、オキシ塩化リン6.45m1.N。
N−ジエチルアニリン1.64gの混合物を2時間還流
した。反応液を水30m1に加え、クロロホルムで抽出
した。クロロホルム層を水、重曹水、水の順で洗浄した
。減圧濃縮して結晶2.17gを得た。これをn−ヘキ
サンで充分に洗浄して、2−クロロ−4−ベンゾイルア
ミノピリミジン1゜65gを得た。収率70.6%
mp132−3℃ IR口: 3400 (NH) 1710 (ア
ミド)tDcJ’3゜ H−NMRδ 、7.10−8.00 (5H。
した。反応液を水30m1に加え、クロロホルムで抽出
した。クロロホルム層を水、重曹水、水の順で洗浄した
。減圧濃縮して結晶2.17gを得た。これをn−ヘキ
サンで充分に洗浄して、2−クロロ−4−ベンゾイルア
ミノピリミジン1゜65gを得た。収率70.6%
mp132−3℃ IR口: 3400 (NH) 1710 (ア
ミド)tDcJ’3゜ H−NMRδ 、7.10−8.00 (5H。
MJ
m、フェニル)、8.13 (LH,d、C,−H)、
8.43 (LH,d、C,−H)、8.67 (LH
,s、NH) 実施例4 2−クロロ−4−ベンゾイルアミノピリミジン1゜40
g、クロロホルム7ml、 トリエチルアミン0.79
g、エトキシカルボニルピペラジン1゜14gの混合物
を8時間還流した。冷却後希塩酸で酸性にしクロロホル
ム抽出した。クロロホルム層を水1重曹水、水の順で洗
浄した。減圧濃縮し残渣にリグロインを加え析出した結
晶を濾取し、2−(4−エトキシカルボニル−1−ピペ
ラジニル)−4−ベンゾイルアミノピリミジン1.95
gを得た。収率91.4% mpH2℃IRaII:
3300 (NH)、1690 (アミド。
8.43 (LH,d、C,−H)、8.67 (LH
,s、NH) 実施例4 2−クロロ−4−ベンゾイルアミノピリミジン1゜40
g、クロロホルム7ml、 トリエチルアミン0.79
g、エトキシカルボニルピペラジン1゜14gの混合物
を8時間還流した。冷却後希塩酸で酸性にしクロロホル
ム抽出した。クロロホルム層を水1重曹水、水の順で洗
浄した。減圧濃縮し残渣にリグロインを加え析出した結
晶を濾取し、2−(4−エトキシカルボニル−1−ピペ
ラジニル)−4−ベンゾイルアミノピリミジン1.95
gを得た。収率91.4% mpH2℃IRaII:
3300 (NH)、1690 (アミド。
ウレタン)
Cptl’。
H−NMRδ : 1.26 (3H,t、CH2r
t’−ts CH3)、3.17−4.17 (8H,m。
t’−ts CH3)、3.17−4.17 (8H,m。
N N)、4.13 (2H,(1,CH,CH3)
。
。
7.17−8.10 (6H,m、C,−H,フェニル
)、8.23 (LH,d、C,−H)、8゜46 (
LH,s、NH) 実施例5 無水ピペラジン1.55g、クロロホルム3mlの混合
物に、還流下2−クロロ−4−ベンゾイルアミノピリミ
ジン1 、40 g +クロロホルム4゜5mlからな
る溶液を滴下した。3時間還流し、冷却後水を加え希塩
酸で酸性にしクロロホルムで洗浄した。得られた水層に
重曹を加えpH9とし、クロロホルム抽出した。クロロ
ホルム層を水で洗浄した。減圧濃縮し2−(1−ピペラ
ジニル)−4−ベンゾイルアミノピリミジンの結晶1.
25gを得た。収率73.5% mp 153 4
℃ IRa++−’: 3350,3280 (NH)、
1690(アミド) −H,フェニル)、8.25 (LH,d、CG−H)
、8.47 (LH,s、CG−NH)実施例6 実施例4においてエトキシカルボニルピペラジンの代わ
りにベンジルピペラジンを用いたほかは同様に行い2−
(4−ベンジル−1−ピペラジニル)−4−ベンゾイル
アミノピリミジンを得た。収率92.9% mp
134℃ lRaff’: 3350 (NH)、1680
(アミド)(2H,s、CH,−CGH,)、7.00
−8゜00 (l IH,m、フェニル、C,−H)、
8゜oo =8.50 (2H,CG−H,NH)実
施例7 実施例4において2−クロロ−4−ベンゾイルアミノピ
リミジンの代わりに2−クロロ−4−アセチルアミノピ
リミジンを用いたほかは同様に行い2−(4−エトキシ
カルボニル− ル)−4−アセチルアミノピリミジンを得た。
)、8.23 (LH,d、C,−H)、8゜46 (
LH,s、NH) 実施例5 無水ピペラジン1.55g、クロロホルム3mlの混合
物に、還流下2−クロロ−4−ベンゾイルアミノピリミ
ジン1 、40 g +クロロホルム4゜5mlからな
る溶液を滴下した。3時間還流し、冷却後水を加え希塩
酸で酸性にしクロロホルムで洗浄した。得られた水層に
重曹を加えpH9とし、クロロホルム抽出した。クロロ
ホルム層を水で洗浄した。減圧濃縮し2−(1−ピペラ
ジニル)−4−ベンゾイルアミノピリミジンの結晶1.
25gを得た。収率73.5% mp 153 4
℃ IRa++−’: 3350,3280 (NH)、
1690(アミド) −H,フェニル)、8.25 (LH,d、CG−H)
、8.47 (LH,s、CG−NH)実施例6 実施例4においてエトキシカルボニルピペラジンの代わ
りにベンジルピペラジンを用いたほかは同様に行い2−
(4−ベンジル−1−ピペラジニル)−4−ベンゾイル
アミノピリミジンを得た。収率92.9% mp
134℃ lRaff’: 3350 (NH)、1680
(アミド)(2H,s、CH,−CGH,)、7.00
−8゜00 (l IH,m、フェニル、C,−H)、
8゜oo =8.50 (2H,CG−H,NH)実
施例7 実施例4において2−クロロ−4−ベンゾイルアミノピ
リミジンの代わりに2−クロロ−4−アセチルアミノピ
リミジンを用いたほかは同様に行い2−(4−エトキシ
カルボニル− ル)−4−アセチルアミノピリミジンを得た。
収率92% mp 149−50℃IR■: 33
40 (NH)、1720.1700(アミド、ウレタ
ン) try(、f’ ’H−NMR& ’: 1.27 (3H,t,
CH27Mβ 1 3 (2H,(1,CH2CH,)、7.26 (
LH。
40 (NH)、1720.1700(アミド、ウレタ
ン) try(、f’ ’H−NMR& ’: 1.27 (3H,t,
CH27Mβ 1 3 (2H,(1,CH2CH,)、7.26 (
LH。
d,C,−H)、7.8’7 (IH,51 NH)1
8、17 (IH,d,C, −H) 実施例8 2−(4−エトキシカルボニル−1−ピペラジニル)−
4−ベンゾイルアミノピリミジン2.03gに5%水酸
化ナトリウム水溶液5.48g,エタノール5.4ml
を加え2時間還流した。冷却後クロロホルム抽出、水洗
、乾燥、減圧濃縮して残渣にリグロインを加え析出した
結晶を濾取し、イソプロピルエーテルで再結晶し2−(
4−エトキシカルボニル−1−ピペラジニル)−4−ア
ミノピリミジン1.02gを得た。収率71.2%mp
98−100°C IRa++: 3425,3340 (NH)、1 7
05。
8、17 (IH,d,C, −H) 実施例8 2−(4−エトキシカルボニル−1−ピペラジニル)−
4−ベンゾイルアミノピリミジン2.03gに5%水酸
化ナトリウム水溶液5.48g,エタノール5.4ml
を加え2時間還流した。冷却後クロロホルム抽出、水洗
、乾燥、減圧濃縮して残渣にリグロインを加え析出した
結晶を濾取し、イソプロピルエーテルで再結晶し2−(
4−エトキシカルボニル−1−ピペラジニル)−4−ア
ミノピリミジン1.02gを得た。収率71.2%mp
98−100°C IRa++: 3425,3340 (NH)、1 7
05。
1680 (ウレタン)
’H−NMRδ”=: 1.26 (3H,t,CH2
’D4J OH,)、3.1 7−4.l O (8H,m+4
− 8 3 (2H,s 、NH2) 、5.7 2
(IH。
’D4J OH,)、3.1 7−4.l O (8H,m+4
− 8 3 (2H,s 、NH2) 、5.7 2
(IH。
d,C,−H)、7.85 (IH,d,CG−H)
実施例9 実施例8において、2−(4−エトキシカルボニル−1
−ピペラジニル)−4−ベンゾイルアミノピリミジンの
代わりに2−(4−エトキシカルボニル−1ーピペラジ
ニル)−4−アセチルアミノピリミジンを用いたほかは
同様にして2−(4−エトキシカルボニル−1−ピペラ
ジニル)−4−アミノピリミジン を得た。収率76、
2% この結晶は実施例8で得た化合物と融点、IR.
NMRが完全に一致した。
実施例9 実施例8において、2−(4−エトキシカルボニル−1
−ピペラジニル)−4−ベンゾイルアミノピリミジンの
代わりに2−(4−エトキシカルボニル−1ーピペラジ
ニル)−4−アセチルアミノピリミジンを用いたほかは
同様にして2−(4−エトキシカルボニル−1−ピペラ
ジニル)−4−アミノピリミジン を得た。収率76、
2% この結晶は実施例8で得た化合物と融点、IR.
NMRが完全に一致した。
実施例1。
2−(1−ピペラジニル)−4−ベンゾイルアミノピリ
ミジン1.0g,10%水酸化ナトリウム水溶液1.6
8g,水2 m lの混合物を80℃で2時間攪伴した
。冷却後析出した結晶を濾取し2−(1−ピペラジニル
)−4−アミノピリミジン0、48gを得た。収率75
.9% mp218−9℃ IRaff’: 3360,31 70 (NH)、1
6506、24 (2H,s,NH,)、7.74 (
LH。
ミジン1.0g,10%水酸化ナトリウム水溶液1.6
8g,水2 m lの混合物を80℃で2時間攪伴した
。冷却後析出した結晶を濾取し2−(1−ピペラジニル
)−4−アミノピリミジン0、48gを得た。収率75
.9% mp218−9℃ IRaff’: 3360,31 70 (NH)、1
6506、24 (2H,s,NH,)、7.74 (
LH。
d,CG−H)
実施例11
実施例3において2−ヒドロキシ−4−ベンゾイルアミ
ノピリミジンの代わりに2−ヒドロキシ−4−アセチル
アミノピリミジンを用いた他は同様に行い2−クロロ−
4−アセチルアミノピリミジンを得た。収率43.7%
mp300℃以上 H.)、7.97 (IH,d,CS−H)、8.5
0 (IH,d,C6−H)、1 1.25 (L
H。
ノピリミジンの代わりに2−ヒドロキシ−4−アセチル
アミノピリミジンを用いた他は同様に行い2−クロロ−
4−アセチルアミノピリミジンを得た。収率43.7%
mp300℃以上 H.)、7.97 (IH,d,CS−H)、8.5
0 (IH,d,C6−H)、1 1.25 (L
H。
s,NH)
実施例12
実施例8において2−(4−エトキシカルボニル−1−
ピペラジニル)−4−ベンゾイルアミノピリミジンの代
わりに2−(4−ベンジル−1−ピペラジニル)−4−
ベンゾイルアミノピリミジンを用いて同様に処理して2
−(4−ベンジル−1−ピペラジニル)−4−アミノピ
リミジンをえた。
ピペラジニル)−4−ベンゾイルアミノピリミジンの代
わりに2−(4−ベンジル−1−ピペラジニル)−4−
ベンゾイルアミノピリミジンを用いて同様に処理して2
−(4−ベンジル−1−ピペラジニル)−4−アミノピ
リミジンをえた。
収率74.8% mp 183℃
IRc;’: 3300,3100 (NH)、165
5(−C=N) d 、Cs H) 、6.23 (2H、s
、NH2) 。
5(−C=N) d 、Cs H) 、6.23 (2H、s
、NH2) 。
7.27 (5H,s、フェニル) 、 7.70 (
LH,d、C,−H) 参考例1 2−ピペラジニル−4−ベンゾイルアミノピリミジン1
.0g、10%水酸化ナトリウム水溶液1゜68g、水
2mlの混合物を80℃、2時間攪伴した。冷却したの
ち10%水酸化ナトリウム水溶液1.68g、 トルエ
ン5mlを加え、水冷下クロル炭酸エチル0.42gを
滴下した。1時間攪伴したのちトルエン層を分取し水洗
乾燥して減圧濃縮しオイル0.68gを得た。リグロイ
ンで結晶化し2−(4−エトキシカルボニル−1−ピペ
ラジニル)−4−アミノピリミジンをえた。得量0.6
0g 収率73.5%(2−ピペラジニル−4−ベン
ゾイルアミノピリミジン)この結晶をイソプロピルエー
テルで再結晶した物は実施例8において合成した化合物
と融点、IRが完全に一致した。
LH,d、C,−H) 参考例1 2−ピペラジニル−4−ベンゾイルアミノピリミジン1
.0g、10%水酸化ナトリウム水溶液1゜68g、水
2mlの混合物を80℃、2時間攪伴した。冷却したの
ち10%水酸化ナトリウム水溶液1.68g、 トルエ
ン5mlを加え、水冷下クロル炭酸エチル0.42gを
滴下した。1時間攪伴したのちトルエン層を分取し水洗
乾燥して減圧濃縮しオイル0.68gを得た。リグロイ
ンで結晶化し2−(4−エトキシカルボニル−1−ピペ
ラジニル)−4−アミノピリミジンをえた。得量0.6
0g 収率73.5%(2−ピペラジニル−4−ベン
ゾイルアミノピリミジン)この結晶をイソプロピルエー
テルで再結晶した物は実施例8において合成した化合物
と融点、IRが完全に一致した。
参考例2
2−ピペラジニル−4−ベンゾイルアミノピリミジン1
.79g’、10%水酸化ナトリウム水溶液4.80g
、水5ml、)−ルエン5mlの混合物に水冷下クロル
炭酸エチル1.30gを滴下した。
.79g’、10%水酸化ナトリウム水溶液4.80g
、水5ml、)−ルエン5mlの混合物に水冷下クロル
炭酸エチル1.30gを滴下した。
1時間攪伴したのちトルエン層を分取し水洗乾燥して減
圧濃縮しオイル2.50gを得た。リグロインで結晶化
し2−(4−エトキシカルボニル−1−ピペラジニル)
−4−アミノピリミジンをえた。得量2.03g 収
率80.8% この結晶をイソプロピルエーテルで再結
晶した物は実施例8において合成した化合物と融点、I
Rが完全に一致した。
圧濃縮しオイル2.50gを得た。リグロインで結晶化
し2−(4−エトキシカルボニル−1−ピペラジニル)
−4−アミノピリミジンをえた。得量2.03g 収
率80.8% この結晶をイソプロピルエーテルで再結
晶した物は実施例8において合成した化合物と融点、I
Rが完全に一致した。
Claims (1)
- シトシンにアシル化剤を反応させて、2−ヒドロキシ−
4−アシルアミノピリミジンを得、得られた2−ヒドロ
キシ−4−アシルアミノピリミジンにハロゲン化剤を反
応させて、2−ハロゲノ−4−アシルアミノピリミジン
を得、得られた2−ハロゲノ−4−アシルアミノピリミ
ジンに、一方を保護されていてもよいピペラジンを反応
させて、2−(4−置換又は非置換ピペラジニル)−4
−アシルアミノピリミジンを得、得られた2−(4−置
換又は非置換ピペラジニル)−4−アシルアミノピリミ
ジンを加水分解して、2−(4−置換又は非置換ピペラ
ジニル)−4−アミノピリミジンを得ることを特徴とす
る2−(4−置換又は非置換ピペラジニル)−4−アミ
ノピリミジンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22215085A JPS6281375A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 4−アミノ−2−ピペラジニルピリミジンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22215085A JPS6281375A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 4−アミノ−2−ピペラジニルピリミジンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6281375A true JPS6281375A (ja) | 1987-04-14 |
Family
ID=16777961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22215085A Pending JPS6281375A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 4−アミノ−2−ピペラジニルピリミジンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6281375A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0379806A2 (en) * | 1988-12-29 | 1990-08-01 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Pyrimidines and their pharmaceutical acceptable salts, and their use as medicines |
WO1992000970A1 (fr) * | 1990-07-03 | 1992-01-23 | Mitsui Petrochemical Industries, Limited | Compose de pyrimidine et sel pharmaceutiquement acceptable de ce compose |
-
1985
- 1985-10-04 JP JP22215085A patent/JPS6281375A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0379806A2 (en) * | 1988-12-29 | 1990-08-01 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Pyrimidines and their pharmaceutical acceptable salts, and their use as medicines |
US5147876A (en) * | 1988-12-29 | 1992-09-15 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | 2,6-di,2,4,6-, 2,5,6-tri and 2,4,5,6-tetra-substituted pyrimidines, their pharmaceutically acceptable salts, pharmaceutical compositions containing same and their use in the treatment of neurological diseases |
WO1992000970A1 (fr) * | 1990-07-03 | 1992-01-23 | Mitsui Petrochemical Industries, Limited | Compose de pyrimidine et sel pharmaceutiquement acceptable de ce compose |
EP0489925B1 (en) * | 1990-07-03 | 1996-06-12 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Pyrimidine compound and pharmaceutically acceptable salt thereof |
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