JPS6280827A - 磁気デイスク - Google Patents
磁気デイスクInfo
- Publication number
- JPS6280827A JPS6280827A JP60220043A JP22004385A JPS6280827A JP S6280827 A JPS6280827 A JP S6280827A JP 60220043 A JP60220043 A JP 60220043A JP 22004385 A JP22004385 A JP 22004385A JP S6280827 A JPS6280827 A JP S6280827A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- groove
- coating
- coating film
- magnetic disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/74—Record carriers characterised by the form, e.g. sheet shaped to wrap around a drum
- G11B5/82—Disk carriers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/708—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by addition of non-magnetic particles to the layer
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は磁気ディスクに係り、特に電気特性。
塗膜強度共に向上させるのに好適な磁気ディスクの塗膜
面構造に関する。
面構造に関する。
従来、磁気ディスクの塗膜強度を向上させるためには、
塗膜中の補強材の量を多くしたり、塗膜表面に塗布する
液体潤滑剤の量を増加させたりしている。
塗膜中の補強材の量を多くしたり、塗膜表面に塗布する
液体潤滑剤の量を増加させたりしている。
第４図に従来の磁気ディスクの塗膜面構造を示す。バイ
ンダ３の中に磁性粉２と補強材４が混入されており、補
強材４はバインダ３の中に均一に分散されているが、補
強材４が蓄積している電荷により補強材４０周りに磁性
粉２が集まり磁性粉２の配列が乱れている。これはノイ
ズ発生の原因となり電気特性低下の要因となるい従って
補強材の添加量を減らして、塗膜強度を向上させる検討
が盛んに行われている。この種に関連するものには特開
昭５７−２００９３５号等が挙げられる。
ンダ３の中に磁性粉２と補強材４が混入されており、補
強材４はバインダ３の中に均一に分散されているが、補
強材４が蓄積している電荷により補強材４０周りに磁性
粉２が集まり磁性粉２の配列が乱れている。これはノイ
ズ発生の原因となり電気特性低下の要因となるい従って
補強材の添加量を減らして、塗膜強度を向上させる検討
が盛んに行われている。この種に関連するものには特開
昭５７−２００９３５号等が挙げられる。
一方液体潤滑剤の塗布量を増加させた場合には、ディス
ク面に磁気ヘッドが粘着し、磁気ヘッドの破損の原因と
なる。しかしながら磁気ヘッドと磁気ディスクの摺動に
よる摩耗や破損を防止するためには、液体潤滑剤は必要
であり、従って液体潤滑剤の塗布量を多くし、かつヘッ
ドの粘着が生じないような塗膜面構造が要求されるとこ
ろである。
ク面に磁気ヘッドが粘着し、磁気ヘッドの破損の原因と
なる。しかしながら磁気ヘッドと磁気ディスクの摺動に
よる摩耗や破損を防止するためには、液体潤滑剤は必要
であり、従って液体潤滑剤の塗布量を多くし、かつヘッ
ドの粘着が生じないような塗膜面構造が要求されるとこ
ろである。
本発明の目的は、電気特性および塗膜強度共に優れた磁
気ディスクを提供することである。
気ディスクを提供することである。
本発明の特徴とするところは、磁気ディスクの塗膜面に
、ビットエラーが発生しない程度の溝を設け、この溝の
中に補強材を保有させることにある。これにより、電気
特性を低下させることなく、補強材の添加量を増加させ
【塗膜強度を向上させることができる。
、ビットエラーが発生しない程度の溝を設け、この溝の
中に補強材を保有させることにある。これにより、電気
特性を低下させることなく、補強材の添加量を増加させ
【塗膜強度を向上させることができる。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を第１図〜第３図を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
本実施例では磁性塗料として特公昭５７−４０５６６号
に記載のものを使用する。すなわち、エポキシ樹脂４５
重量部をミクロへキサノン２３０重量部で溶解した溶液
に、磁性粉（γ−ＦｅｔＯａ ） １ｏｏ重量部、α−
Ａ／２０３１０重量部を加えてボールミル混線を７日間
行って磁性粉を分散させた後、フェノール樹脂４５重量
部、ビニール樹脂の２．５％のミクロへキサノン溶液３
５０重量部を添加し調合した磁性塗料である。この磁性
塗料は、安定な分散状態として磁性粉粒子を数十ケ均一
な束状に分散させる特徴がある。
に記載のものを使用する。すなわち、エポキシ樹脂４５
重量部をミクロへキサノン２３０重量部で溶解した溶液
に、磁性粉（γ−ＦｅｔＯａ ） １ｏｏ重量部、α−
Ａ／２０３１０重量部を加えてボールミル混線を７日間
行って磁性粉を分散させた後、フェノール樹脂４５重量
部、ビニール樹脂の２．５％のミクロへキサノン溶液３
５０重量部を添加し調合した磁性塗料である。この磁性
塗料は、安定な分散状態として磁性粉粒子を数十ケ均一
な束状に分散させる特徴がある。
この磁性塗料をアルミ基板１上にスピンコーティングす
ると、第１図（α）に示すように塗料は磁性粉粒子２が
数十ケ均一な束状で分散しているためにスピンコーティ
ングによりその束を崩す事なく遠心力により振り切られ
、束と束の間にすき間が生じ、そのすき間に補強材４が
存在する状態となる。
ると、第１図（α）に示すように塗料は磁性粉粒子２が
数十ケ均一な束状で分散しているためにスピンコーティ
ングによりその束を崩す事なく遠心力により振り切られ
、束と束の間にすき間が生じ、そのすき間に補強材４が
存在する状態となる。
スピンコーテイング後、第２図に示すような磁場配向機
により磁場配向を行う。第２図（α）は平面図、（ｂ）
は側面図、（ｅ）は磁石の配列を説明するために磁気デ
ィスクを展開した図である。磁気ディスク７はスピンド
ル６に装着され、磁気ディスク７の面には磁石５が永久
磁石を２本１組で９０°間隔で４組配置される。磁石５
の磁気ディスク７からの距離は１５■である。磁石５の
極性はＮＳ／ＮＳ −ＮＳ／ＮＳと異なる極性を交互に
配置する。スピンドル６を回転数１０〜４０ｙ７ｙｍで
回転させ、磁気ディスク７を矢印８方向に回転させて磁
場配向処理を行う。
により磁場配向を行う。第２図（α）は平面図、（ｂ）
は側面図、（ｅ）は磁石の配列を説明するために磁気デ
ィスクを展開した図である。磁気ディスク７はスピンド
ル６に装着され、磁気ディスク７の面には磁石５が永久
磁石を２本１組で９０°間隔で４組配置される。磁石５
の磁気ディスク７からの距離は１５■である。磁石５の
極性はＮＳ／ＮＳ −ＮＳ／ＮＳと異なる極性を交互に
配置する。スピンドル６を回転数１０〜４０ｙ７ｙｍで
回転させ、磁気ディスク７を矢印８方向に回転させて磁
場配向処理を行う。
第３図は配向処理後の磁性粉粒子２の状態を示すが、Ｎ
Ｓ／ＮＳ −ＮＳ／ＮＳと磁石を配置することによりＡ
点とＢ点では隣り合う極性が異極であるため磁性粉に対
して反発が起らずに磁石に引きつけられるため磁石粉２
とバインダ３０束が引き伸ばされる形となり、引き伸ば
された磁性粉２の束が連がり帯状になり、スピンコーテ
ィングにより生じたすきま９が溝になる。
Ｓ／ＮＳ −ＮＳ／ＮＳと磁石を配置することによりＡ
点とＢ点では隣り合う極性が異極であるため磁性粉に対
して反発が起らずに磁石に引きつけられるため磁石粉２
とバインダ３０束が引き伸ばされる形となり、引き伸ば
された磁性粉２の束が連がり帯状になり、スピンコーテ
ィングにより生じたすきま９が溝になる。
第５図に本実施例のプロセスにて作成した仕上後の塗膜
面の走査形電子顕微鏡（倍率２０００倍）写真を示す。
面の走査形電子顕微鏡（倍率２０００倍）写真を示す。
尚、紙面の上下方向は、ディスクの半径方向と一致する
。写真より補強材４が溝９の中に集中して磁性粉２の配
列中にほとんど存在せず磁性粉の配列を乱していない事
がわかる。これは磁性粉２と補強材４の攪拌動作がない
ため、磁性粉２と補強材４が混じり合わず、補強材４は
溝９０間にはさまれるような状態で存在するからである
。
。写真より補強材４が溝９の中に集中して磁性粉２の配
列中にほとんど存在せず磁性粉の配列を乱していない事
がわかる。これは磁性粉２と補強材４の攪拌動作がない
ため、磁性粉２と補強材４が混じり合わず、補強材４は
溝９０間にはさまれるような状態で存在するからである
。
溝９の幅は、ビットエラーを考慮してトラック幅（３０
〜４０ｔｔｍ ）の１０％以下（１〜２μｍ）とし、深
さは信頼性の面から媒体厚さの５０％〜１００％が適当
である。
〜４０ｔｔｍ ）の１０％以下（１〜２μｍ）とし、深
さは信頼性の面から媒体厚さの５０％〜１００％が適当
である。
第６図は従来の磁気ディスクと本実施例の磁気ディスク
の特性を比較するもので、横軸に再生時におけるＳ／Ｎ
比、縦軸に塗膜強度を評価する高速摺動テストの結果を
示す。塗膜強度（塗膜が破壊に至るまでの時間）は従来
に比べて約３倍向上し、再生信号におけるＳ／Ｎ比は約
１．５ｄＢ向上している。
の特性を比較するもので、横軸に再生時におけるＳ／Ｎ
比、縦軸に塗膜強度を評価する高速摺動テストの結果を
示す。塗膜強度（塗膜が破壊に至るまでの時間）は従来
に比べて約３倍向上し、再生信号におけるＳ／Ｎ比は約
１．５ｄＢ向上している。
このように本実施例によれば、補強材は溝の中に存在し
、磁性粉が配列している中には存在しないので、補強材
の添加量を増しても電気特性は低下しない。そして補強
材の添加量を増すことができるので塗膜強度は飛躍的に
向上する。
、磁性粉が配列している中には存在しないので、補強材
の添加量を増しても電気特性は低下しない。そして補強
材の添加量を増すことができるので塗膜強度は飛躍的に
向上する。
さらに塗膜面に塗布された液体潤滑剤は溝の中に浸透す
るので、塗布量を増してもヘッドの粘着現象は増えない
。また、磁気ヘッドが塗膜に接触した際、溝があるため
にヘッドとの接触面積が減り、摩擦抵抗による発熱を減
少させることができるし、接触の除に発生した切粉等の
逃げ場とすることもできる。
るので、塗布量を増してもヘッドの粘着現象は増えない
。また、磁気ヘッドが塗膜に接触した際、溝があるため
にヘッドとの接触面積が減り、摩擦抵抗による発熱を減
少させることができるし、接触の除に発生した切粉等の
逃げ場とすることもできる。
以上の説明の如く本発明によれば、電気特性および塗膜
強度共に優れた磁気ディスクを得ることができる。
強度共に優れた磁気ディスクを得ることができる。
第１図は本発明の一実施例による塗膜面の状態を示す図
で、（α）は磁性塗料塗布後の塗膜面状態図、（ｂ）は
磁場配向後の塗膜面状態図、第２図は磁場配向を説明す
るための図で、（α）は平面図（ｂ）は側面図、（Ｃ）
は磁気ディスクを直線に展開した図、第３図は本発明の
一実施例における磁場配向時の磁性粉の挙動を説明する
ための図、第４図は従来例の塗膜面構造を示す図、第５
図は本発明の一実施例による塗膜面の構造を示す図であ
り、（ｇ）は写真図、（ｂ）は一部拡大図、（Ｃ）はＣ
−Ｃ線断面図、第６図は従来例と本発明の一実施例によ
る磁気ディスクの塗膜強度とＳ／Ｎ比を示す図である。 １・・・アルミ基板、 ２・・・磁性粉、３・・
・バインダ、 ４・・・補強材、５・・・磁石、
６・・・スピンドル、７・・・磁気ディ
スク、 ９・・・溝。 代理人弁理士 小 川 勝 男ｍ゛”””’（、−１ 第 ３ Ｅ 第 ４ 凹 第ｊ圀 （α）（ｂ） 第２図 Ｖｕ （ｔｉｚｓ＞
で、（α）は磁性塗料塗布後の塗膜面状態図、（ｂ）は
磁場配向後の塗膜面状態図、第２図は磁場配向を説明す
るための図で、（α）は平面図（ｂ）は側面図、（Ｃ）
は磁気ディスクを直線に展開した図、第３図は本発明の
一実施例における磁場配向時の磁性粉の挙動を説明する
ための図、第４図は従来例の塗膜面構造を示す図、第５
図は本発明の一実施例による塗膜面の構造を示す図であ
り、（ｇ）は写真図、（ｂ）は一部拡大図、（Ｃ）はＣ
−Ｃ線断面図、第６図は従来例と本発明の一実施例によ
る磁気ディスクの塗膜強度とＳ／Ｎ比を示す図である。 １・・・アルミ基板、 ２・・・磁性粉、３・・
・バインダ、 ４・・・補強材、５・・・磁石、
６・・・スピンドル、７・・・磁気ディ
スク、 ９・・・溝。 代理人弁理士 小 川 勝 男ｍ゛”””’（、−１ 第 ３ Ｅ 第 ４ 凹 第ｊ圀 （α）（ｂ） 第２図 Ｖｕ （ｔｉｚｓ＞
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、基板上にバインダの中に磁性粉と補強材を混入させ
た磁性塗料を塗布してなる磁気ディスクにおいて、磁性
塗料を塗布して形成された塗膜に溝を設け、該溝に前記
補強材が保有されていることを特徴とする磁気ディスク
。 ２、前記溝の幅は、情報トラック幅の１０％以下である
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気ディ
スク。 ３、前記溝の深さは、塗膜の厚さの５０〜１００％であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項若しくは第２
項記載の磁気ディスク。 ４、前記補強材は、前記磁性粉の０乃至２０重量％混入
されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至
第３項いずれかに記載の磁気ディスク。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60220043A JPS6280827A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 磁気デイスク |
| CN198686106834A CN86106834A (zh) | 1985-10-04 | 1986-10-02 | 磁盘及其制造方法 |
| DE19863633590 DE3633590A1 (de) | 1985-10-04 | 1986-10-02 | Magnetscheibe und verfahren zu deren herstellung |
| KR1019860008308A KR910004633B1 (ko) | 1985-10-04 | 1986-10-04 | 자기디스크 및 그 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60220043A JPS6280827A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 磁気デイスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6280827A true JPS6280827A (ja) | 1987-04-14 |
| JPH0518175B2 JPH0518175B2 (ja) | 1993-03-11 |
Family
ID=16745028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60220043A Granted JPS6280827A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 磁気デイスク |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6280827A (ja) |
| KR (1) | KR910004633B1 (ja) |
| CN (1) | CN86106834A (ja) |
| DE (1) | DE3633590A1 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5447606A (en) * | 1977-09-22 | 1979-04-14 | Hitachi Ltd | Production of magnetic recording media |
| JPS5990234A (ja) * | 1982-11-15 | 1984-05-24 | Hitachi Ltd | 磁気デイスク |
-
1985
- 1985-10-04 JP JP60220043A patent/JPS6280827A/ja active Granted
-
1986
- 1986-10-02 CN CN198686106834A patent/CN86106834A/zh active Pending
- 1986-10-02 DE DE19863633590 patent/DE3633590A1/de active Granted
- 1986-10-04 KR KR1019860008308A patent/KR910004633B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR870004409A (ko) | 1987-05-09 |
| DE3633590A1 (de) | 1987-04-16 |
| DE3633590C2 (ja) | 1991-02-14 |
| CN86106834A (zh) | 1987-04-08 |
| JPH0518175B2 (ja) | 1993-03-11 |
| KR910004633B1 (ko) | 1991-07-08 |
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