JPS6278776A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPS6278776A
JPS6278776A JP21987885A JP21987885A JPS6278776A JP S6278776 A JPS6278776 A JP S6278776A JP 21987885 A JP21987885 A JP 21987885A JP 21987885 A JP21987885 A JP 21987885A JP S6278776 A JPS6278776 A JP S6278776A
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signals
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岩沢 嵩
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオテープレコーダ等の回転磁気ヘッドによ
り情報を記録再生する磁気記録再生装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は磁気記録再生装置において、回転磁気ヘッドに
より磁気テープの長手方向に対して傾斜して形成される
トラックを複数の領域に区分し、アナログ信号を実質的
に周波数Nfのクロックでサンプリングし、N番目毎の
クロックでサンプリングしたデータを1つの群として対
応する領域に記録するようにし、もってより高い周波数
のクロックで動作する装置においてより高品位のオーデ
ィオ信号等を楽しむことができるばかりでなく、その記
録信号を、より低い周波数のクロックで動作する装置に
おいても再生することができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
最近所謂8mビデオテープレコーダが規格化され、商品
化されている。この8 n+mビデオテープレコーダに
おいては、回転磁気ヘッドの回転直径が(回転ドラムの
直径が)40mm、磁気テープの回転ドラムへの巻回角
度が221度とされている。
そしてそのうち180度の巻回角に対応する部分にはビ
デオ信号が、また36度の巻回角に対応する部分にはP
CMオーディオ信号が記録されるようになっている(残
りの5度の部分は余部とされる)、この36度の部分を
さらに細かく区分すると、クロック信号が記録される部
分aと、PCMオーディオ信号等のデータが記録される
部分すと。
アフターレコーディングのためのマージン部Cと、直前
のフィールドのビデオ信号が連続して記録されるビデオ
オーバラップ部dとに区分される。そして221度の巻
回角に対応する部分の全体に、トラッキング用のパイロ
ット信号f工、 f2、f3、f4が各トラック毎に順
次記録される。これらのパイロット信号f□、f2、f
7.f4は、各々例えば、fM758、f11/ 50
− fg / 36、 fg /40 (fs は水平
同期信号)の信号とされる。各トラックに連続的に記録
されたパイロット信号の左右トラックからのクロストー
ク成分から、トラッキングエラー信号が生成される。回
転磁気ヘッドの回転数はビデオ信号を記録するところか
ら、NTSC方式においては1800rpm、PAL方
式においては1500ppmとされている。また180
度の巻回角度に対応する部分に36度の巻回角度に対応
する部分を複数個(5個)形成し、オーディオ信号のみ
を記録することもできるようになっている。
36度の部分に記録されるオーディオ信号は、そのサン
プリング周波数が2fm  (約31.5に七)、量子
化ビット数が10ビツト(但し磁気テープ上には10ビ
ツトのデータを8ビツトに変換(圧縮)して記録してい
る)、チャンネル数が2とされている。
一方最近オーディオ信号をさらに高品位に磁気テープ上
に記録再生するためにR−DATの規格化が行われた。
R−DATにおいては、磁気テープの巻回角度が90度
、回転ドラムの直径が30I、サンプリング周波数が4
8に土、44.1kfiz、32kHzのいずれか、量
子化ビット数が16ビツト、チャンネル数が2とされて
いる。
90度の巻回角度に対応するトラックは第4図に示すよ
うに16の部分に区分され、各部分に第1表のようにデ
ータが記録される。ここで1ブロツクは288ビツトの
データから構成されており。
磁気テープには8ビツトのデータが10ビツトに変換(
変調)されて記録されている。
第1表 尚fchは周波数が9.408MHzのクロック信号で
ある。
第1表から判る通り、このデータは主に、部分2.3.
4からなるサブコード信号記録部と、部分5.6,7よ
りなるトラッキング信号記録部と。
部分8.9よりなるPCMオーディオ信号記録部と、部
分10.11.12よりなるトラッキング信号記録部と
1部分13.14.15よりなるサブコード信号記録部
とより構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように回転磁気ヘッドを用いて磁気テープ上にディ
ジタルオーディオ信号を記録再生するのに2つの方式が
あるが、8nmビデオテープレコーダは、本来ビデオ信
号を記録することを主眼としているところからオーディ
オ信号のサンプリング周波数も低く、R−DATに較べ
音質が劣る欠点があった0反面R−DATはオーディオ
信号のみ記録再生が可能であり、ビデオ信号を記録再生
することができない欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の磁気記録再生装置(8閣ビデオテープ
レコーダ)のブロック図を表わしている。
同図において1は相互に180度離間して回転ドラム(
図示せず)に取り付けられた2つの回転磁気ヘッドであ
り、回転磁気ヘッド1にはスイッチ2.3を介して記録
増幅器4から信号が交互に供給されるとともに、回転磁
気ヘッド1からの信号がスイッチ2.3を介して再生増
幅器5に出力されるようになっている。記録増幅器4に
はスイッチ6を介してビデオ変調器8とPCMエンコー
ダ9からの信号が供給されているとともに、パイロット
信号発生器35が出力するパイロット信号が供給されて
いる。また再生増幅器5からの信号は。
スイッチ7を介してビデオ復調器10とPCMデコーダ
11に出力されている。12と13はR−DATのフォ
ーマットに対応したPCMデコーダとPCMエンコーダ
であり、再生増幅器5からの信号がスイッチ7を介して
PCMデコーダ12に供給され、またPCMエンコーダ
13の出力がスイッチ6を介して記録増幅器4に供給さ
れるようになっている。14はクロック信号f’chを
発生しPCMエンコーダ13に出力している発振器であ
る。
15は回転ドラムを回転させるモータであり、周波数発
電器16とパルス発生器17とを具備し、駆動回路18
により駆動されている。周波数発電器16の出力は周波
数制御回路19に入力され、内蔵する発振回路が出力す
る所定の基準信号と比較される。周波数制御回路19は
その誤差信号を出力する。20は位相制御回路であり、
同期分離回路22により分離された記録されるビデオ信
号に含まれる垂直同期信号、発振器23が出力する基準
信号、PCMデコーダ12が出力する基準信号、又はP
CMエンコーダ13が出力する基準信号のいずれかが、
スイッチ21を介して基準信号として入力されている0
位相制御回路20はパルス発生器17が出力するパルス
と基準信号とを位相比較し、その誤差に対応した信号を
出力している0周波数制御回路19の出力と位相制御回
路20の出力が加算回路24により加算され、駆動回路
18に供給されている。
25はキャプスタン(図示せず)を回転させるモータで
あり、周波数発電器26を具備している。
周波数発電器26の出力は周波数制御回路27と分周回
路28に供給されている0周波数I制御回路27は内蔵
する発振回路が出力する所定の基準信号と周波数発電器
26の出力とを比較し、その誤差信号を加算回路30に
出力している。分周回路28は周波数発電器26の出力
を分周して位相制御回路29に出力している。位相制御
回路29はスイッチ21からの信号と分周回路28から
の信号とを比較し、その誤差信号をスイッチ34を介し
て加算回路30に出力している。加算回路30は周波数
制御回路27の出力と位相制御回路29の出力とを加算
し、駆動回路31に出力している。
駆動回路31はモータ25を駆動するようになっている
。32はトラッキング制御回路であり、再生増幅器5の
出力からパイロット信号を分離抽出し、トラッキングエ
ラー信号を生成し、スイッチ34を介して加算回路3o
に出力している。33はマイクロコンピュータ等の中央
処理装置(CPU)であり、図示せぬ主中央処理装置と
関連して各回路1手段、スイッチ等を制御するようにな
っている。
〔作用〕
しかしてその作用を説明する。通常のビデオ信号とそれ
に付随するPCMオーディオ信号を記録する指令が入力
された場合、CPU33は周波数制御回路19.27、
駆動回路18.31等に制御信号を発し、モータ15に
回転ドラムを標準の速度(NTSC方式の場合1800
rpm、PAL方式の場合1500rpm)で回転させ
、またモータ25に磁気テープ(図示せず)の速度が標
準の速度になるようにキャプスタンを回転させる。
このとき周波数制御回路19は周波数発電器16が出力
する信号の周波数が、内蔵する基準信号の周波数と等し
くなるようにサーボをかけることになる。またこのとき
スイッチ21は同期分離回路22の出力を選択するよう
に切り換えられ、記録するビデオ信号中の垂直同期信号
の位相と同期するように回転ドラムが回転される。位相
制御回路20は2つの回転磁気ヘッドを切り換える基準
となるヘッドスイッチングパルス(H8WP)を生成し
、各回路に出力する。
同様にして周波数制御回路27と位相制御回路29によ
りモータ25に周波数サーボと位相サーボがかけられる
。このとき位相制御回路29はスイッチ21が出力する
同期分離回路22の出力を基準とし、分周回路28の出
力との誤差信号をスイッチ34を介して加算回路30に
供給する。従って所定の速度(NTSC方式の場合14
.345m/s、PAL方式の場合20.05101/
11)となるように磁気テープの速度が制御される。
記録されるビデオ信号はビデオ変調器8に入力され、周
波数変調される。また記録されるオーディオ信号はPC
Mエンコーダ9に入力され、ディジタル化(PCM)さ
れる。これらの信号はスイッチ6を介して記録増幅器4
.さらにスイッチ2゜3を介して回転磁気ヘッド1に供
給され、磁気テープ上に記録される。位相制御回路20
が出力するヘッドスイッチングパルスを基準として、1
80度のビデオ信号記録部にはビデオ信号が、36度の
オーディオ信号記録部にはオーディオ信号が。
各々記録される。またこのときパイロット信号発生器3
5より発せられたトラッキング用のパイロット信号がビ
デオ信号とPCMオーディオ信号に周波数多重されて記
録される。その周波数はPAL方式の場合のパイロット
信号と同一とすることができる。こうするとクロック信
号f’chからパイロット信号を分周し、生成すること
が容易となる。
ビデオ信号の再生時においては、発振器23の出力信号
(垂直同期信号に対応した信号)がスイッチ21を介し
て位相制御回路20に基準信号として供給される。また
スイッチ34がトラッキング制御回路32側に切り換え
られ、左右に隣接するトラックに記録されたパイロット
信号のクロストーク成分より生成されたトラッキングエ
ラー信号に対応してモータ25の位相サーボが行われる
回転磁気ヘッド1からの再生信号はスイッチ2.3、再
生増幅器5、スイッチ7を介してビデオ復調器10とP
CMデコーダ11に入力される。従って180度のビデ
オ信号記録部に記録されたビデオ信号と、36度のオー
ディオ信号記録部に記録されたオーディオ信号が各々復
調され、出力される。
次に高品位のオーディオ信号のみを記録する場合、オー
ディオ信号はPCMエンコーダ13に入力され、ディジ
タル化される。PCMエンコーダ13は所謂R−DAT
におけるPCMエンコーダと同一のものを用いることが
できる。但しPCMエンコーダ13はR−DATにおけ
る場合とは異なるクロックにより異なるタイミングで制
御される。
すなわち本発明においては、221度の巻回角度に対応
する長さの1つのトラックが、第2図に示すように54
度の長さの4つの領域に区分され。
その左右には2.044度と2.956度の余部が設け
られる。54度の長さの領域A乃至りはさらに第3図に
示すように9つの部分に区分され、各部分には第2表の
ようにデータが記録される。
第2表 第2表から明らかな如く1本発明においては第1表にお
けるトラッキング用のデータ記録部5.6.7及び10
.11.12.並びに最後のマージン部16が除去され
たフォーマットになっている。またここにおけるクロッ
クf’chは、例えば12.864MHz (=160
.8x288x (10/8)10.0045)とされ
る。勿論巻回角度54度、記録時間4500μsが保持
される範囲内において組合せを変更することもできる。
例えば2ブロツクのPLL (PCM>クロック記録部
を無くし、マージン部を8.8から10.8ブロツクに
変更することもできる。さらに両端部の余部も任意に選
定することができる。
このようにすると、既に規格化がなされているR−DA
Tのフォーマットのコーディングを変更せず、タイミン
グを変更するだけで情報の記録再生が可能になる。
PCMエンコーダ13に入力されたオーディオ信号は1
発振器14から入力されるクロック信号f’chに対応
してディジタル化され、そのタイミングがCPU33に
より制御されて第2表に示した如きフォーマットの信号
に変換される。この信号がスイッチ6、記録増幅器4、
スイッチ2.3、を介して回転磁気ヘッド1に供給され
、磁気テープ上に記録される。このとき位相制御回路2
0が出力するヘッドスイッチングパルスを基準として。
領域A乃至りのうちの少なくとも1つに対応したエリア
パルスが生成され、そのエリアパルスに対応した領域に
信号が記録される。
このとき周波数制御回路19、駆動回路18は回転ドラ
ムを200Orpmで回転するようにCPU33に制御
される。またスイッチ21はPCMエンコーダ13から
出力されるクロックf’chに同期した信号を位相制御
回路20に基準信号として供給する。さらに同様にして
周波数制御回路27と駆動回路31が制御され、磁気テ
ープの速度がPAL方式の標準速度20.051■/S
の1/2の速度10.025■/Sに設定される。
この速度に設定するとトラックピッチが13.3μmと
なり、NTSC方式の標準速度用の回転磁気ヘッド又は
その1/2速度用の回転磁気ヘッド。
さらにPAL方式の標準速度の1/2速度用の回転磁気
ヘッドの幅が、オーディオ信号とパイロット信号の記録
再生ができ、かつパイロット信号のクロストーク成分に
よるトラッキング制御が可能な範囲となり、特別の幅の
回転磁気ヘッドを用いる必要がなくなる。
このようにして記録されたオーディオ信号を再生する場
合、回転磁気ヘッドエからの信号がスイッチ2,3を介
して再生増幅器5に入力され、さらにスイッチ7を介し
てPCMデコーダ12に供給される。PCMデコーダ1
2はCPU33に制御され、再生信号からクロックf’
chを抽出し、それを基準として各部分のデータを読み
取る。オーディオ信号はアナログ信号に変換されて出力
される。また再生信号中に含まれるトラッキング用のパ
イロット信号がトラッキング制御回路32に入力され、
トラッキングエラー信号が生成される。
このトラッキングエラー信号がスイッチ34を介して加
算回路30に出力され、トラッキング制御が行われる。
すなわちR−DATにおいては、第1表からも明らかな
如<、PCMオーディオ信号記録部の前後にトラッキン
グ用の信号(ATF)が記録されており、左右のトラッ
クのその部分からのクロストーク成分を所定のタイミン
グにおいてサンプルホールドし、その差信号からトラッ
キングエラー信号を生成するようにしているが、本発明
においては、通常の811Ilビデオテープレコーダに
おける場合と同様に、各トラックに連続的に記録されて
いるパイロット信号の左右トラックからのクロストーク
成分の差信号よりトラッキングエラー信号が生成されて
いる。
第3表 次に各領域A乃至りに記録するデータは例えば第3表に
示すように構成することができる。すなわち記録情報を
ステレオオーディオ信号り、Rとし、サンプリング周波
数を48に&とするとき、各クロックによりサンプリン
グされた所定数のデータ(ワード)に連続番号を付する
ものとすると。
奇数番のL信号(Lo)と偶数番のR信号(Re )が
領域Aに、奇数番のR信号(RO)と偶数番のし信号(
Le )が隣接する次のトラックの領域Aに、各々記録
される。すなわちデータが2本のトラックにインターリ
ーブされ(各トラックの中においてもさらにインターリ
ーブされ)、2本のトラックの信号を得ることにより完
全なデータを再生することができるようになっている。
勿論R−DATと同じエンコーダ、デコーダを用い得る
メリットを捨て、異なるエンコーダ、デコーダを用いる
場合は、斯かるインターリーブは任意に設定することが
できる。同様の記録が各領域B、C。
Dにおいて行われるので、この場合1本の傾斜トラック
に2・チャンネル(L、R)の情報を4回記録すること
ができる。尚第3表においては便宜上データLoとRa
のみが記載されている(以下同様)。
サンプリング周波数を基準周波数48klly、の2倍
の96kHzとするとき、先ず偶数番の信号Le、Re
と、奇数番の信号Lo 、Roとに分けられる。
そしてその偶数番の信号Le 、Reについて新たな順
番を付け、その新たな順番について前述した場合と同様
の区分が行われ名。すなわち新たな順番が奇数の信号L
o、と、偶数の信号Rezが領域Aに、新たな順番が奇
数の信号Ro、と、偶数の信号Le、が隣接する次の領
域Aに、記録される。そして元の順番が奇数番の信号L
o 、Roについてもその中で新たな順番を付加し、同
様に処理するが、これらの信号は領域Bに記録する。そ
の結果各領域に記録された信号は実質的に48kHzで
サンプリングした信号と同様となり、48k)(zのク
ロックのデコーダでデコードすると、48kHzでサン
プリングした場合と同一のオーディオ信号を再生するこ
とができる。このようなことは、例えば1つのサンプリ
ングデータを上位ビットと下位ビットとに分け、各々を
異なる領域に記録するようにすると、不可能になる。
さらにサンプリング周波数を基準周波数の4倍の192
 kHzにするときは、4サンプル毎のデータ群に先ず
区分する。例えば第5図に示すように、時刻t工、にお
けるサンプリング値し1□、R□1と。
それから4クロツク後のサンプリング値L2□、R2、
と、それからさらに4クロツク後のサンプリング値L3
□、R11等を1つの群とする。以下同様にしてに、サ
ンプリング値L L 2 g R12、L2□、R−1
L、、、 R,、等を1群とし、サンプリング値し工、
R□3、L、3.R,、、L、、、R3,等を1群とし
、サンプリング値り、4. R工1、L24p R24
、L、4. R11等を1群とする。そしてこれら4つ
の各群を異なる領域A乃至りに各々記録するように、上
述した場合と同様の処理をする。例えば最初の群の中で
新たな順番を付け、その奇数番の信号L04.と偶数番
の信号Re4を領域Aに、奇数番の信号Ro4゜と偶数
番の信号Le4を隣接する次の領域Aに各々記録する。
その結果この場合も上述した場合と同様に、各領域に記
録される信号は実質的に基準周波数のクロックでサンプ
リングした信号と等価になり、基準周波数のデコーダを
使用した再生が可能になる。
同様にして2サンプル毎のデータ群に区分すれば、基準
周波数の2倍の周波数のデコーダを使用した再生が可能
になる。
従っていずれの場合もその記録領域を、より低いサンプ
リング周波数の場合に対応させることが好ましいことは
明らかである。
次にステレオオーディオ信号(L、R)に例えば前後の
オーディオ信号(F、B)を付加し、4チヤンネルのオ
ーディオ信号を記録する場合について説明する。この場
合、サンプリング周波数を基準周波数の48kHzとす
るとき、領域Aに左右のステレオ信号(L、R)を、ま
た領域Bにそれに対応する前後の信号(F、B)を、各
々順次記録する。原理的には左右のオーディオ信号(L
R)と前後のオーディオ信号(F、B)を1つの領域に
記録することも可能である。しかしながらそのようにす
ると、2チヤンネルのステレオ信号(左右信号(L、R
))L、か再生できない装置において再生することがで
きなくなる。そこで左右信号(L、R)と前後信号(F
、B)は各々異なる領域に記録するのが好ましい。左右
信号(L。
R)と前後信号(F、B)をいずれの領域に記録するか
は自由であり、前者を領域BとAに、後者を領域CとD
に記録するようにすることもできる。
この場合は領域CとDにも左右信号(L、 E、> と
前後信号(F、B)を各々記録することができるので、
1本の傾斜トラックに2回情報が記録されることになる
。尚以上においても各領域の最初に記録されるのが奇数
番号の信号Lo(Fo)と偶数番号の信号Re(Be)
とされ、隣接する次の領域に記録されるのが奇数番号の
信号Ro(Ro7と偶数番号の信号Le(Fe)とされ
る、尚この場合左右の信号り、Rと前後の信号F、Bを
いずれの領域に記録するかは任意に定めることができる
が、左右の信号り、Rが記録される領域は、2チヤンネ
ルのステレオ信号り、Rが最初に記録される領域、ある
いは96kHzのサンプリング周波数の2チヤンネルの
ステレオ信号り、Rが最初又は次に記録される領域に、
各々対応させておくことが好ましい。
4チヤンネルオ一デイオ信号を基準周波数の2倍の96
kl(zでサンプリングする場合は、奇数時のサンプリ
ング値り、 、 R,、FIl、 B、と、偶、  数
時のサンプリング値La 、Re 、Fe 、Beとに
先ず区分される。そして奇数時の信号Lo = R11
−F’08130 と、偶数時の信号Le 、 Re 
、 Fe 、Beの中において、各々新たな順番が付け
られる。奇数時の信号Lo = Roのうち新たな順番
が奇数の信号Lo、と、新たな順番が偶数の信号Re4
とが領域Aに、奇数時の信号り、 、 R,のうち新た
な順番が奇数の信号Ro4と、新たな順番が偶数の信号
Le4とが隣接する次の領域Aに記録される。同様にし
て奇数時の信号F。180 のうち新たな順番が奇数の
信号Fo、と、新たな順番が偶数の信号Be4とが領域
Bに、奇数時の信号F、 、 B。のうち新たな順番が
奇数の信号Bo4と、新たな順番が偶数の信号Fe、と
が隣接する次の領域已に記録される。偶数時の信号Le
 、 Re 、 Fe 、 Beは、同様にして領域C
とDに記録される。この場合も左右の信号り、Rと前後
の信号F、Bを記録する領域は任意に設定することが可
能であるが。
標準周波数の2チヤンネルステレオ記録の場合及び標準
周擁数の4チヤンネル記録の場合と対応させるようにす
るのが好ましい。すなわち例えば48kHzのサンプリ
ング値の左右信号り、Rが記録される領域と同一の領域
に96に&のサンプリング値の左右信号り、Rを、また
48kl(zのサンプリング値の前後信号F、Bを記録
する領域と同一の領域に96k)lzのサンプリング値
の前後信号F。
Bを各々記録するようにする。こうすることにより48
kHzのサンプリングクロックしが有しない装置におい
ても96kHzのサンプリング値の信号を再生すること
が可能になる。尚この場合は1本の傾斜トラックに1回
情報が記録されることにな机 記録情報を相互に独立な情報S乃至Zにすれば、8チヤ
ンネルの情報を48kHzのサンプリングで記録するこ
とができるのは明らかである。
さらに記録波長を長くする必要があるときは。
領域AとBを1つの領域とし、また領域CとDを1つの
領域として用いるようにすればよい。
以上においては各領域A乃至りを等価として説明した。
しかしながら実際には相互に180度離間した2つの回
転磁気ヘッドで情報を記録再生する場合、領域A又はD
において、一方の回転磁気ヘッドが磁気テープに接触し
ているとき他方の回転磁気ヘッドも磁気テープに接触し
ている。その結果一方の回転ヘッドにより情報を再生し
、他方の回転ヘッドにより情報を記録する(例えばアフ
ターレコーディングする)と、一方の情報が他方の情報
に対してかぶってしまい、雑音が増加し、正確に情報を
記録再生することが困難になるおそれがある。そこで一
方の回転ヘッドにより情報を再生し、他方の回転ヘッド
により情報を記録する場合においては、より中央に位置
する領域B又はCを再生し、領域A又はDに記録するよ
うにするのが好ましい。また例えば標準周波数のサンプ
リングで4チヤンネルのオーディオ信号を記録する場合
、例えば1回目の記録時は領域AとD(又は領域BとC
)を対として左右信号り、Rと前後信号F、Bを記録し
、第2回目の記録時は領域BとC(又は領域AとD)を
対として左右信号り、Rと前後信号F、Bを記録するよ
うにするのが好ましい。
次にPCMエンコーダ13の実施例を説明する。
PCMエンコーダ13は例えば第6図に示すようにA/
D変換器41とメモリ42とにより構成することができ
る。A/D変換器41は入力される左右信号り、Rを、
所定周波数(実施例においては96kHz)のクロック
に従ってアナログ信号からディジタル信号に変換し、メ
モリ42に記憶させる。メモリ42に記憶された信号は
同じ周波数のクロックに従って読み出される。このとき
例えば奇数時のクロックにおいて読み出されたデータは
領域Aに、また偶数時のクロックにおいて読み出された
データは領域Bに記録されるようにすれば、各領域に記
録されるデータのサンプリング周波数は48kHzにな
る。
また同様のことは第7図に示すような実施例においても
実現することができる。すなわちこの実施例においては
、48kllzのクロックで動作するA/D変換器41
とメモリ42が2系統(A、B)用意されている。そし
てA/D変換器41Bとメモリ42Bには、A/D変換
器41Aとメモリ42Aに供給されている48k)Iz
のクロック(第8図(b))が、遅延回路43により1
80度遅延されて供給されている(第8図(C))。従
って例えば所定のアナログ信号(第8図(a))が相互
に位相が180度異4る48kHzのサンプリングパル
スによりサンプリングされ、各々が領域AとBに記録さ
れるようになる。その結果原信号は実質的に96kHz
の周波数でサンプリングされている場合と等価になる。
第9図は斯かる信号をデコードするPCMデコーダ12
の実施例を表している。この実施例においては領域Aと
Bからの再生信号(相互に180度位相がずれた48k
Hzのクロックによりサンプリングされた信号)が加算
回路51により加算され、実質的に96kHzのサンプ
リング信号とされた後、D/A変換器52に入力される
。D/A変換器52には96kHzのクロックが入力さ
れており、このクロックに従って読み出されたディジタ
ル信号がローパスフィルタ53により平滑され。
アナログ信号として出力される。
第10図はPCMデコーダ12の他の実施例を表してい
る。この実施例においては48kHzのクロックで動作
するD/A変換器52が2系統(A。
B)用意されている。D/A変換器52A、52Bの出
力はサンプルホールド回路54に供給され、さらにその
出力がローパスフィルタ53に出力されている。D/A
変換器52Aには48kHzのクロックが入力されてお
り、D/A変換器52Bにはそのクロックが遅延回路5
5により180度遅延されて入力されている。さらにこ
のクロックと180度遅延されたクロックがサンプルホ
ールド回路54に供給されている。例えば領域Aからの
再生信号がD/A変換器52Aによりディジタル信号か
らアナログ信号に変換されるとともに(第11図におい
て実線で示す)、領域Bからの再生信号がD/A変換器
52Bによりディジタル信号からアナログ信号に変換さ
れ(第11図において破線で示す)、サンプルホールド
回路54に入力される。サンプルホールド回路54は遅
延されないクロックでD/A変換器52Aの出力の例え
ばレベルaL e a2t a3等を順次サンプルホー
ルドし、また遅延したクロックに対応してD/A変換器
52Bの出力のレベルb□?b2等を順次サンプルホー
ルドする。そしてその合成出力がローパスフィルタ53
により平滑され、原信号(第11図において一点鎖線で
示す)が再生される。
このように48kHzのエンコーダ又はデコーダを2系
統用意すれば、96kHzのクロックとそのエンコーダ
又はデコーダを用意しなくとも実質的に96kHzのサ
ンプリング信号を記録再生することができる。
また以上の如きエンコーダによりエンコードされ、各領
域A又はBに記録された信号を各領域毎に再生し、48
kHzのデコーダでデコードすれば。
48kl(zのサンプリング信号を再生することができ
るのはもとよりである。
〔効果〕
以上の如く本発明は磁気記録再生装置において、回転磁
気ヘッドにより磁気テープの長手方向に対して傾斜して
形成されるトラックを複数の領域に区分し、アナログ信
号を実質的に周波数Nfのクロックでサンプリングし、
N番目毎のクロックでサンプリングしたデータを1つの
群として対応する領域に記録するようにしたので、より
高い周波数のクロックで動作する装置においてより高品
位のオーディオ信号等を楽しむことができるばかりでな
く、より低い周波数のクロックで動作する装置において
もその記録信号を再生することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録再生装置のブロック図、第2
図はそのトラックの模式的平面図、第3図はその領域の
模式的平面図、第4図は従来の磁気記録再生装置におけ
るトラックの模式的平面図。 第5図及び第8図は本発明のサンプリング状態を表す模
式的波形図、第6図及び第7図はそのpcMエンコーダ
のブロック図、第9図及び第10図はそのPCMデコー
ダのブロック図、第11図はその出力信号の模式的波形
図である。 1・・・回転磁気ヘッド 2.3,6,7,21.34・・・スイッチ4・・・記
録増幅器  5・・・再生増幅器8・・・ビデオ変ll
器 9.13・・・PCMエンコーダ 10・・・ビデオ復調優 11.12・・・PCMデコーダ 14.23・・・発振器 15.25・・・モータ 16.26・・・周波数発電器 17・・・パルス発生器 18.31・・・駆動回路 19.27・・・周波数制御回路 20.29・・・位相制御回路 22・・・同期分離回路 24.30・・・加算回路 28・・・分周回路 32・・・トラッキング制御回路 33・・・中央処理装置 35・・・パイロット信号発生器 41・・・A/D変換器  42・・・メモリ43.5
5・・・遅延回路 51・・・加算回路  52・・・D/A変換器53・
・・ローパスフィルタ 54・・・サンプルホールド回路 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転磁気ヘッドにより磁気テープの長手方向に対して傾
    斜して形成されるトラックを複数の領域に区分し、アナ
    ログ信号を実質的に周波数Nfのクロックでサンプリン
    グし、N番目毎の該クロックでサンプリングしたデータ
    を1つの群として対応する該領域に記録することを特徴
    とする磁気記録再生装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5145512A (ja) * 1974-10-16 1976-04-19 Hitachi Ltd Maruchijikihetsudonyoru jikikirokusaiseisochi
JPS607651A (ja) * 1983-06-28 1985-01-16 Sony Corp デイジタル情報信号の記録装置
JPS60175262A (ja) * 1984-02-21 1985-09-09 Mitsubishi Electric Corp 回転ヘッド形磁気記録再生装置およびその記録再生方式

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