JPS60224107A - デイジタルオ−デイオ信号記録再生装置 - Google Patents

デイジタルオ−デイオ信号記録再生装置

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JPS60224107A
JPS60224107A JP7994384A JP7994384A JPS60224107A JP S60224107 A JPS60224107 A JP S60224107A JP 7994384 A JP7994384 A JP 7994384A JP 7994384 A JP7994384 A JP 7994384A JP S60224107 A JPS60224107 A JP S60224107A
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signal
digital audio
recording
track
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JP7994384A
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Tadashi Otsuki
正 大槻
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/036Insert-editing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野〕 本発明は、回転磁気ヘッドにより磁気テープの走行方向
に対して所定角をなして記録形成される複数本のビデオ
トラックの間にディジタルオーデーデイオ信号を記録す
るディジタルオーディオトラックを設けるような記録ト
ラックパターンの磁気テープを用いるディジタルオーデ
ィオ信号記録再生装置に関する。
〔背景技術とその問題点〕
例えばテレビ番組を製作する過程において、映像信号と
共に、関連するオーディオ信号をも同時に編集すること
が必要とされる。この場合のオーディオ信号の内容とし
ては、セリフ等の音声以外に、効果音、背景音楽等が同
時に必要とされ、オーディ信号のチャンネル数が多く必
要とされる。
ところで、従来において、このような音声編集を伴った
ビデオ編集作業を行う際には、特殊なビデオテープレコ
ーダや、あるいはビデオテープレコーダとオーティオテ
ープレコーダとを組み合せて成るシステム等が必要とさ
れている。
すなわち、上記特殊なビデオテープレコーダとしては、
例えば幅が2インチの磁気テープを幅方向に2分して、
一方の領域にテープ走行方向に平行な複数本のオーディ
オトラックを記録形成し、他方の領域に回転ビデオヘッ
ドによりテープ走行方向に対して所定角をなすビデオト
ラックを記録形成するようなものである。しかしながら
、このような特殊なビデオテープレコーダは極めて高価
であり、また、オーティオドラックのチャンネル数が4
ないし8チヤンネルと少なく、アナログ記録でテープ速
度も比較的低速であるため、専用のマルチチャンネルオ
ーディオテープレコーダ等に比べてチャンネル数や音質
の点て不十分である。
これに対して、ビデオテープレコーダとマルチチャンネ
ルオーディオテープレコーダとを組み合せて成るシステ
ムの場合には、オーディオのチャンネル数を多くとれ、
音質も良好であるが、谷レコーダの目明をとるためのシ
ンクロナイザ等が必要となり、システム構成や操作が複
雑化するのみならす、38cm/sやそれ以上の高速で
記録再生を行うオーテイオテーブレコーダにおいては早
送りや巻戻しによる編集点検索作業の応答性がビデオテ
ープレコーダに比べて悪く、これらを同期させて編集作
業を行うときの作業効率が悪いという欠点がある。
そこで、一般のビデオテープレコーダの構造に大幅な変
更を加えることなく、回転ヘットによりテープ走行方向
に対して所定角をなすようにして互いに平行に記録形成
される複数本のビデオ1・ラックの間に、これらのビデ
オトラックと平行にディジタルオーディオ信号を記録す
るトラックを設けるような方式のディンタルオーディオ
信号記録再生装置が本件発明者等によって提案されてい
る。
このような装置において、例えば、いわゆるパンナイン
あるいはパンチアウト等の編集をクロスフェード処理し
ながらリアルタイムで行おうとすると、再生中のオーデ
ィオ信号に所望の信号処理を施して再記録することが必
要となるが、一般に上記ディジクルオーディオ信号の記
録や再生にあっては、いイっゆるエラー訂正符号を用い
た符号化や復号化処理を行って13つ、このような符号
化や復号化処理に要する時間のために再生し1こ信号を
時間遅れなしに直接記録することはできない。したがっ
て、上記リアルタイム編集を行おうとすると、オーディ
オ信号の記録と再生との間に所定の時間間隔を設ける必
要があり、例えば記録イこ先行して再生を行うことが必
要となってくる。
〔発明の目的〕
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、簡単
な構成によりディジタルオーディオ信号について記録に
先行して再生が行え、ディジタオーディオデータの復号
化(デコート)や符号化(エンコード)が正常に行われ
た状態でバンチイン/アウト等の各種編集がリアルタイ
ムで行い得るティンタルオーディオ信号記録再生装置の
提供を目的とする。
し発明の概要〕 本発明に係るティンタルオーディオ信号記録再生装置の
特徴は、回転磁気ヘラ1−によりテープ走行方向に対し
て所定角をなす互いに平行なビデオ1・ラックおよびテ
ィンクルオーティオドラックが順次記録形成され1こ磁
気テープを用い、少くともディジタルオーディオ信号記
録用回転磁気ヘッドおよびディンタルオーディオ信号再
生用回転磁気ヘッドを回転軸方向について互いに段差を
もたせて互いに異なるディジタルオーディオトラックを
走査させるとともに、上記磁気テープ上で上記ディジタ
ルオーディオ信号記録用回転磁気ヘッドに先行するよう
に上記ディジタルオーディオ信号再生用回転磁気ヘッド
を配設したことである。したがって、上記再生用磁気ヘ
ッドにより磁気テープ上に記録されたディジタルオーデ
ィオ信号を上記記録用磁気ヘッドによる記録に先行して
再生することができ、所望のディジグルオーディオトラ
ックからの再生信号をデコードン再びエンコードした後
に同一トラック上に記録するような編集操作がリアルタ
イムで実現できる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る好ましい実施例として、映像信号と
複数チャンネルのオーディオ信号とを磁気テープ上の斜
めのトラックに記録するような、マルチチャンネルオー
ティオビデオテ−プレコーダについて、図面を参照しな
がら説明する。
先ず第1図は、本実施例装置に用いられる磁気テープ1
上の記録トラックパターンを磁気記録面側から見た概略
平面図である。
この第1図において、磁気テープ1上には、テープ走行
方向(矢印X方向)と平行に例えば4本のトラック、す
なわちコントロールトラックTCTL。
アドレストラックTAD、および2チヤンネルのアナロ
グトラックTANI’、 TiN2が記録形成される。
また、テープ走行方向(矢印X方向)に対して所定角度
θをなすビデオトラックTvおよびディジクルオーディ
オトラックT111Aが交互にかつ互いに平行に複数本
記録形成される。この実施例におけるトランクパターン
は、いわゆるUマチック方式ビデオテープレコーダのテ
ープフォーマットに準じ1こものとなっており、テープ
走行方向の各トラックTCTL 、 TAn 、 TA
NI 、 TiN2については、上記U?マチック方式
対応する各トラックと同一寸法および同一位置に記録形
成され、まfこ、θ中457(テープ走行時)の角度を
なす斜めの記録トラックTV、TDAの対のピッチpは
、Uマチック方式のビデオトラックピッチに等しくなっ
ている。すなわち、Uマチック方式のビデオトラック幅
は0.085mm、ガートバンド幅は0.052mmで
、ビデオトラックピッチは0−137mmであるのに対
し、本実施例のビデオトラックTvの幅Wlおよびディ
ジクルオーディオトラックTDAの幅W2を例えばそれ
ぞれ0.045mmとし、これらのトラックTv+ T
DAの隣りの各ガートバンドの幅gt r g2をそれ
ぞれ0゜024mmとして、トラックTv、TDAの対
についてのピッチp1すなわちp =wl+g s +
W2 + g2を・上記しマチック方式のビデオトラッ
クピッチに等しく0.137mmとしている。
ところで、アドレストラックTADはビデオ1・ラック
Tvの内申下端部近傍に重ねて記録形成されるような位
置関係にある。これは、磁気テープ1上の磁性層の比較
的表面近くにビデオ信号が磁気記録され、該磁性層の深
層部にテープアドレス信号が磁気記録される点、および
記録波長や信号周波数帯域が互いに異っている点よりこ
れらのビデオ信号とテープアドレス信号との相互干渉が
比較的少いからである。これに対して、ディジタルオー
ディオトラックTDAは上記ビデオトラックTvよりも
長さが短かくなっており、ディジクルオーディオトラッ
クTDAの図中下端部はアドレストラックThnに重な
らないようになっている。
以上は3/4インチ幅の磁気テープ1を用いてUマチッ
ク方式のテープフォーマットに率じたトラックパターン
を記録形成する場合の一例であるが、この他、例えば1
インチ幅の磁気テープを用いていわゆるSMPTEタイ
プCフォーマットニ準シたトラックパターンを記録形成
すること等も容易に実現できる。
次に、第2図および第3図とともに、上述した第1図の
ようなトラックパターンに従って磁気テープ1に信号記
録再生を行うための回転磁気ヘット装置について説明す
る。
第2図において、回転ドラム2の外周面に臨むように複
数個の磁気ヘッドが設けられており、ドラム回転方向(
矢印R方向)に沿って先行するヘッドから順に、回転消
去ヘッド(いわゆるフライオ信号の再生ヘッドHDA−
PB、ビデオ信号の記録ヘッドHV−REc’%ディジ
タルオーディオ信号の記録ヘッドHnh−Ry:cおよ
びビデオ信号の再生ヘッドHv−PBとなっている。こ
れらの5種類の磁気ヘットについてのドラム回転方向(
矢印R方向)に沿った配役角度位置としては、例えば、
ディジグルオーディオ信号の記録ヘッドHDA−REC
に対して、4ヂだけ先行するように同再生ヘッドHnh
−pBが、75°だけ先行するように回転消去ヘッドH
FEが、それぞれ配されており、また、ビデオ信号の再
生ヘッドH■−PBに対して45°だけ先行するように
同記録ヘッドHV−R):Cが配されている。さらに、
ディジタルオーディオ信号記録ヘッドHDA−RECに
対して644だけ先行するようにビデオ信号記録ヘッド
I−h−REeが配されている。なお、これらの5種類
の磁気ヘッドはそれぞれ対をなして合計10個設けられ
ており、各対をなす2個のヘッドは回転ドラムの回りに
それぞれ18「の角度差を有して配されている。
第3図は、これら5種類の磁気ヘッドについての高さ位
置関係、すなわち回転ドラム2の軸方向の位置関係を説
明するためのドラム側面の一部を展開して概略的に示す
ヘッド配置図である。この第3図において、ビデオ信号
の記録ヘッドHV−RECとディジタルオーディオ信号
の記録ヘッドHDA−RECとは、前述したビデオトラ
ックTvとディジタルオーディオトラックTD人とのト
ラック幅方向の位置関係に対応して、幅Wlの磁気ギャ
ップ長を有する磁気ヘッドHV−RECと、幅W2の磁
気ギャップ長を有する磁気ヘッドHDA−RECの各磁
気ギャップの上記高さ方向の間隔が路上記ガートバンド
幅g1となるように配置されている。また、ビデオ信号
の再生ヘッドHV−PBは同記録ヘッドHV−RECと
略同じ高さ位置に配されているのに対し、ディジタルオ
ーディオ信号の再生ヘッドI−(OA−FBは同記録ヘ
ッドHDA−RECに対して所定の高さ方向の段差dを
有して配されている。この段差dは4p(1)は上記ト
ラックTV、ThAの対のピッチ)、すなわち2フレ一
ム分となっており、上記ドラム回転方向の谷ヘッドHn
A−REcHoA−pn 間の角度差45°と合わせて
、上記磁気テープ1上における再生ヘッドHnA−pB
 は記録ヘッドHn人−RECに対して2フレームと角
度45°分だけ先行して配されることになる。回転消去
ヘッドHFEは、ディジタルオーディオ信号記録ヘッド
HDA−RECと略同じ高さ位置で、上記ドラム回転方
向に沿って7デだけ先行して配されており、この回転消
去ヘッドHFHによって上記ディジタルオーディオトラ
ックTnhの記録内容をへ・ソドHDA−RECによる
記録に先行して消去可能である。さらに、ビデオ信号の
再生ヘッドHV−PBは、いわゆるバイモルフ板等の電
気機械変換素子を介して回転ドラム2に取り付けられて
おり、いわゆるダイナミックトラッキングヘッドとして
例えばスチル再生、スローモーション再生あるいはクイ
ックモーション再生時等におけるノイズレス再生を可能
としている。
次に、第4図は、本発明の一実施例の回路構成を示すブ
ロック回路図である。この第4図において、入力端子1
1には、記録すべきアナログオーディオ信号が供給され
ており、この入力信号はアンプ12を介しアナログ/デ
ィジタル変換器(A/D変換器)13に供給されてディ
ジクル信号に変換された後、クロスフェーダ回路14に
供給されている。クロスフェーダ回路14からのディジ
タルオーディオ信号は、エンコーダ15に供給されて後
述するような所定の信号処理が行われた後、変調器(モ
ジュレータ)16で変調され、記録アンプ17を介して
上記ディジタルオーディオ信号記録用の回転磁気ヘッド
HDA−RECに供給される。
上記ディジタルオーディオ信号再生用の回転磁気ヘッド
HpA−PEからの再生信号は、再生アンプ18を介し
て復調器(デモンユレータ)19に供給されて復調され
た後、デコーダ20において上記エンコーダ15とは対
称的な(逆の)信号処理が施されて、クロスフェーダ1
4に供給される。また、クロスフェーダ14からのディ
ジタルオーディオ信号は、ディジタル/アナログ変換器
(D/A変換器)21に供給されてアナログ俗信に変換
された後、アンプ22を介して出力端子23より取り出
される。以上のようなオーディオ回路系において、A/
D変換器13、D/A変換器21、エンコーダ15、デ
コーダ20、変調器16および復調器19は、それぞれ
制御回路(コントローラ)25により動作制御されてい
る。さらに、このコントローラ25は、消去用発振器2
6を制御して、上記回転消去ヘッドHFEによる消去動
作を制御するようになっている。
次に、第4図の入力端子31にはカラー映像信号が供給
されており、この入力カラー映像信号は、アンプ32を
介し、同期分離回路33および輝度/クロマ信号分離回
路CY/C分離回路)34に供給されている。Y/C分
離回路34からの輝度信号(Y信号)は、FM変調器3
5に送られてFM変調され、記録アンプ36に供給され
ており、また、Y/C分離回路34からのクロマ信号(
C信号)は、周波数変換回路37に送られて低域周波数
に変換された後、記録、アンプ36に供給されている。
この記録アンプ36からのビデオ信号は、ビデオ信号記
録用の上記回転磁気ヘッドHV−RECに送られて、上
記磁気テープ1のビデオトラックTvに記録される。次
に、上記磁気テープ1のビデオトラックTvをビデオ信
号再生用の上記回転磁気ヘット’HV−FBによって再
生して得られたビデオ信号は、再生アンプ38を介し、
バイパスフィルタ39およびローパスフィルタ40にそ
れぞれ送られている。バイパスフィルタ39からは、上
記FM変調されたY信号成分が取り出され、FM復調器
41に送られて元のY信号(輝度信号)にFM復調され
た後、同期分離回路43およびY/C混合器44に送ら
れる。また、ローパスフィルタ40からは、上記低域変
換されたC信号成分が取り出され、周波数変換回路42
に送られて元の周波数のC信号(クロマ信号)に変換さ
れた後、Y/C混合器44に送られる。そして、Y/C
混合器44からはコンポジットカラービデオ信号が取り
出され、アンプ4.5を介して出力端子46に送られて
いる。
ここで、ビデオ信号再生アンプ38からの再生ビデオ信
号の一部は、エンベロープ検波器等より成るダイナミッ
クトラッキング制御回路47に送られ、ヘッドトラッキ
ング制御信号となって上記ビデオ信号再生ヘッドHV−
PBを支持するバイモルフ板等の電気機械振動素子に送
られている。このトラッキング制御信号に応じて上記素
子がヘッドHv−pBをトラック幅方向に変位させるこ
とによりトラッキング制御が行われる。
次に、同期系およびモータサーボ系について説明すると
、先ず、同期分離回路33において取り出された入力カ
ラー映像信号の同期信号は、システムコントローラ50
、ドラムサーボ回tキャプスタンサーボ回路52および
アンプ53にそれぞれ供給されている。ドラムサーボ回
路51は、上記回転ドラム2を回転駆動するドラムモー
タ54を制御し、キャプスタンサーボ回路52はキャフ
スタンモータ55を制御するものである。アンプ53か
らの同期信号は、切換スイッチ56の被選択端子Rを介
してhントロールヘッド、いわゆるCTLヘッドHCT
Lに供給され、上記第1図に示したコントロールトラッ
クT CTL に記録されるようになっている。また、
CTLヘッドHCTLにより上記コントロールトラック
TcTL から再生されたコントロール信号は、切換ス
イッチ56の被選択端子Pを介し、アンプ57を介して
キャプスタンサーボ回路52に供給されるようになって
いる。次に、同期信号分離回路43から取り出された再
生信号中の同期信号は、システムコントローラ50およ
びドラムサーボ回路51に供給されている。システムコ
ントローラ50は、上記制御回路(コントローラ)25
との間で信号の送受を行うとともに、キャプスタンサー
ボ回路52およびリールサーボ回路58との間でもそれ
ぞれ信号の送受を行っている。リールサーボ回路58は
、リールモータ59の制御を行うものである。さらに。
システムコントローラ50には、操作パネルのキーボー
ド等からの操作入力信号が供給され、またシステムコン
トローラ50からはCRT(陰極線管)表示装置等へ表
示データを供給している。
ところで、第4図中のオーディオ信号系は、複数チャン
ネル、例えば16チヤンネルのオーディオ信号を取り扱
い得るように構成されており、具体的には例えば第5図
に示すように、A/D変換器13の入力端子やD/A変
換器21の出力端子は、それぞれ16チヤンネル分並列
に設けられている。
この第5図において、A/D変換器13の16個の入力
端子に供給された16チヤンネルのアナログオーディオ
信号は、それぞれのチャンネル毎に例えば44.056
kHzのサンプリング周波数テ標本化され、量子化およ
び符号化処理が施されて、■サンプルあたり16ビツト
のディジタルテークに変換された後、例えば16チヤン
ネル並列にインターフェース回路13IFを介しクロス
フェーダ回路14に供給されている。ところで、第5図
の内部データバスDBにおいては、上記16チヤンネル
のオーティオデータを2チヤンネル毎にまとめて8個の
グループ(これをセグメントトいう)に区分し、これら
8セグメントに対応する8つのデータバスにより各セグ
メントのテークをそれぞれ例えば8ビツトパラレルlこ
伝送するようにしている。人出刃インターフェース回路
14+pは、りロスフェーダ回路14における16ビ・
ント単位で16チヤンネルのデータと、内部データバス
DBにおける8ビット単位で8セグメントのデータとを
、相互に変換して伝送する作用をなすものである。
このような内部データバスDBに対して、上述した第4
図中のオーディオ信号系の各回路、すなわち、D/A変
換器21、エンコーダ15、デコーダ20、変調器19
および復調器16が、それぞれインターフェース回路2
11F 、 151F 、 20IF、 191Fおよ
び161Fを介して接続されている。
マタ、内部データバスDBの各セグメントに対応する8
系統のデータバスDBA−DBHには、8個のRAM(
ランダムアクセスメモリ)28A〜28Hがそれぞれ対
応して接続されている。さらに、各インターフェース回
路141F 、 211F等および各RAM28A〜2
8.には、それぞれ制御回路(コントローラ)25から
の制御信号がコントロールバスCBIFおよびCB R
AMを介して供給されている。また、制御回路25の制
御用アドレスバスA BCNTには、エンコーダ15や
デコーダ20からそれぞれ制御アドレス出力回路15C
人や20CAを介して制御用アドレスデータが送られ、
また制御回路25からのアドレスデータはアドレスバス
ABを介して各RAM28A〜28Hに送られている。
なお、これら8個のR,AM28A〜28Hは必要に応
じた個数だけ設ければよく、例えば2チヤンネルのオー
ディオ信号を記録再生するのみで光分な場合にはRA 
M ’l 8 Aのみを設ければよい。
すなわち、最大16チヤンネルの範囲内でチャンネル数
を自由に増減できる。また、エンコーダ15やデコーダ
20については、例えば2チヤンネル分(1セグメント
分)のディジタルオーディオデータを処理するセグメン
トエンコーダやセグメントデコーダをそれぞれ8個設け
て並列処理させることにより、処理速度を低減すること
ができる。
この場合のセグメントエンコーダやセグメントデコーダ
も、必要とされるオーディオチャンネル数に応じて増減
できることは勿論である。
次に、上記ディジタルオーディオ信号に対する信号処理
の一例について説明する。
先ず、上記16チヤンネルのアナログオーディオ信号の
各チャンネルの信号については、所定の標本化周波数f
s (例えばfs =44−0559kHz )でそれ
ぞれサンプリングし、■サンプル値毎ニ例工ば16ビツ
トのワードに変換(量子化および符号化)している。次
に、上記16チヤンネルの2チヤンネル毎にそれぞれセ
グメント化して、各セグメントのディジタルオーディオ
データ毎に所定のエラー訂正符号化処理を施している。
このエラー訂正符号としては、上記第1図のテイジタル
オーディオトラックTDA O) 1本分、圭曇尋山→
−社すなわち■フィールド間に記録される上記セグメン
トのデータの範囲内で完結するようなブロック完結型の
エラー訂正符号を用いている。このようなエラー訂正符
号としては、例えばBCIRC,すなわちフロック完結
型のCIRI:(クロス・インターリーブ・リードソロ
モン・コード)等が挙げられる。
ところで、例えばNTSC方式におけるフィールド周波
数fvは59.94 Hzであり、この周波数fvの整
数倍(735倍)となるように上記サンプIJ 7グ周
波数fs (””44.0559kHz)を設定してい
る。すなわち、 59.94X735=44055.9 の関係にあり、■フィールド期間内の上記オーディオ信
号1チャンネル当りのサンプリングワード数は735ワ
ードとなり、■セグメント当りでは1470ワードとな
る。そして、上記16チヤンネルを2チヤンネル毎に区
分して得られた8セグメントの各セグメントのデータに
対し、それぞれ1470ワ一ド単位で完結するようなエ
ラー訂正符号化処理を施すわけである。
このようなエラー訂正符号化処理を施す際には、一般に
8ビット単位(これをシンボルという)のデータを用い
ることが多く、上記サンプリンクデータの1ワード16
ビツトを上位8ビツトと下位8ビツトとの2シンボルに
分割し、1フィールド期間内で1セグメント当り294
0シンボルとしている。
例えば第6図は、エラー訂正符号の一例であるCl1l
’LC(クロス・インターリーブ・リードソロモン・コ
ード)の符号器(エンコーダ)の原理的構成を示してお
り、この第6図の24個の入力端子には、1つの上記セ
グメントの24シンボルのデータが1ブロツクとして供
給されるようになっている。従って、上記1フィールド
期間においては、 2940÷24=122.5 のように0.5ブロツク(=12シンボル〕の端数が生
ずるわけであるが、上記サンプリングデータに応じた2
940シンボルに例えばユーザ定義データ用の12シン
ボルを付加して2952シンボルとし、第7図に示すよ
うに123ブロツク(24x123=2952)でエラ
ー訂正符号化の際のインターリーブが完結するようにし
ている。ここで、上記1ブロツクは、第6図のエンコー
ダにおいて並列的に取り扱われるデータのまとまりを示
すものであり、エンコーダの入力側では24シンボルが
1ブロツクであるが、エンコーダの出力側では、エラー
チェックワードが二重にそれぞれ4シンボルずつ付加さ
れることによって、32シンボルが1ブロツクとなって
いる。
第6図においては、エンコーダの入力側に供給される2
4シンボル(12ワード〕のデータとして、上記16チ
ヤンネルのうちの第1チヤンネルおよび第2チヤンネル
より成るセグメントのデータを例示しており、第1チヤ
ンネルのサンプリングデータのうちの時間的に連続する
ワードをCHIo、 CHII、 CHI2.・・・・
・・のように表わし、第2チヤンネルの連続するワード
をCHIlo 、 CH■t 。
CHl2.・・・・・・のように表わすとき、任意のタ
イミングにおいては、CI(J6n 、 CHIIen
、 CH■an+l、 CHl en++ −、CHI
6n+5. CHIIen+5の12ワードが同時に入
力される。すなわち、一連の入力端子に対して第1チヤ
ンネルのワードと第2チヤンネルのワードとが交互に配
置されている。さらに第6図においては、これらのワー
ドに連続番号を付して順次W12+1 r W1gn+
x 、 Wzzn+2. W1211+8、−曲。
Wt2n+to、 W12n++l:)ように表示する
とともに、■ワード16ビツトの上位8ビツトについて
はW12n 、uのようにサフィックスu U ++を
付し、下位8ビツトについてはWt2n、t、のように
サフィックス°”L“を付して上記24シンボルを表示
している。これらの24シンボルW1211.U−Wx
zn+$、24個の入力端子を介して第1の符号器61
に供給され、ガロア体GF2’lにおけるC2(28,
24)リードソロモン符号により、4シンボルQ12n
、 Qun+x r Q1211+21Qxzn+aの
エラーチェックワードが生成される。次に、符号器61
からの28シンボルのデータは、インターリーブ用遅延
手段、いわゆるインターリーバ62に3いて基準遅延量
Dブロックでかつ123ブロツクで完結するようなイン
ターリーブが施された後、第2の符号器63に供給され
る。この符号器63は、GF2”lのC’(32、28
)リードソロモン符号により、4シンボルPx2n 、
 Pun+l+Pt2n+z 、 P1zn+aのエラ
ーチェックワードを生成する。このようにして得られた
32シンボルのデータを、Aazn 、 Aazn+t
 、 −・−、As2n+ax と表示する。
以上のようなブロック完結量のエラー訂正符号化処理は
、具体的には、RAM(ランダムアクセスメモリ)等に
対するデータの書き込みや読み出しを制御することによ
って行われるものである。
例えば3936バイト(1バイト=8ビツト=1シンボ
ル)の記憶容量を有するRAMを第7図に示すように3
2シンボル×123ブロツクのマトリクス状に構成し、
1ブロツク内の32シンボルのアドレスを順次0〜31
とし、123ブロツクのアドレスを順次0〜122とす
る。そして、RAM内の例えば第θ〜23シンボルの領
域を上記入力データの24シンボルに割り付け、■フィ
ールド期間に入力される123ブロツクのデータをRA
M内の第θ〜122ブロックに順次書き込む。
上記第1の符号器61により生成された4シンボルのエ
ラー訂正ワードは、I(AM内の各ブロックの例えば第
24〜27シンボルの位置に書き込む。
次に、インターリーバ62によるインターリーブ処理は
、第7図に示すRAM内の一つのブロックの第Oシンボ
ルSOを起点として順次Dブロックずつずらしながら第
27シンボル82? 7でを読み出す操作に対応する。
このとき、ブロックアドレスについては123を法とす
る(mod123の)演算を行って、第122ブロツク
の次のブロックアドレスを第0ブロツクとして連続させ
ることにより、123ブロツクで完結するインターリー
ブを実現できる。ここで、第27シンボル82? ト上
記起点となる第0シンボルSo のプロ・ンクとの間の
距離D′がO以下とならないように、すなわち27D 
(123 を満足するように上記基単遅延量D(ブロック)を決定
する必要がある。このDは整数であることより、Dの最
大値は4となる。次に、このようなインターリーブ処理
後の5o−8uの28シンボルのデータに基いて、第2
の符号器63により4シンボルのエラー訂正ワードが生
成され、RAM内の例えば第28〜31シンボルの位置
に書き込まれる。したがって、最終的には1フィールド
期間内で1セグメント当り、32X123=3936(
シンボル)のデータが得られることになる。
なお、この例においては、上記RAMへの書き込みをア
ドレス順に従って行い読み出しをインターリーブ操作に
対応して行っているが、入力データの書き込み時にイン
ターリーブ操作に対応したアドレス制御を行ってもよく
、この場合にはRAMの先頭アドレスから順に読み出せ
ばインターリーブされたデータが得られる。
以上説明したエンコーダとしては、いわゆるCD(コン
パクトディスク)用のエンコーダを略そのまま使用でき
、周辺回路等の流用可能性も含めて量産による大幅なコ
ストダウンが期待できるものとなっている。ここで第8
図は、上記CD用のエンコーダを示すものであり、入力
側にはステレオの左右チャンネルに応じた2チャンネル
分のオーディオPCM信号が供給される。オーディオP
CM信号は、左右のステレオ信号のそれぞれをサンプリ
ング周波に9.fsでサンプリングし、#ホを蝉#−4
翔= 1サンプルをlリ−” (16ビツト)に変換し
たものであり、前述と同様に12ワードが同時に入力さ
れるようになっている。すなわち、第6図における第1
チヤンネルがステレオの左チャンネルに、第2チヤンネ
ルがステレオの右チャンネルにそれぞれ対応し、CHI
an、 CHIlen 、 CHIfln+1 、 C
H1ln+++1+ H・+ 、 CHIen+s、 
CHIlan+4、第8図においてはそれぞれL 6n
 + Ran 、 Lan+1.R+an+i、 、−
Lan+5. Ran−+−sと表している。さらに、
エラー訂正エンコード処理の際には、1ワード16ビツ
トを上位8ビツトと下位8ビツトに分割し、W12n、
U〜W12+ll、Lの24シンボルのデータとしてい
る。
この第8図のエンコーダにおいては、第1の符号器61
の前段にインターリーバ65を設けていわゆる偶奇イン
ターリーフを施しているが、本発明の実施例に適用する
場合には、後述するように8セグメント間でのインター
リーブを行っているためエラー訂正能力が充分高くとれ
、このような偶奇インターリーブは不要である。また、
第2の符号器63の後段のインターリーバ66も必要に
応じて設ければよく、さらに、インターリーバ62内で
のエラー訂正シンボルQl 2n ”” Q l 2n
4−3の位置も第8図の例に限定されない。なお、イン
ターリーバ62等におけるインターリーブ処理は、12
3ブロツクで完結するように行われることは勿論である
このようないわゆるブロック完結型のエラー訂正符号化
処理は、第1.第2チヤンネルより成るAセグメントの
みならず、他のセグメント、スナわち、第3.第4チヤ
ンネルより成るBセグメント、第5.第6チヤンネルよ
り成るCセグメント・・・第15.第16チヤンネルよ
り成るHセグメントについても同様に行われ、これらの
符号化された各セグメントにはそれぞれ3936シンボ
ルのデータが配分されている。
これらの各セグメントのデータを、全8セクメントの範
囲でインターリーブする。すなわち、第9図に示すよう
に、AセクメントのシンボルA。
〜A3oa5、BセグメントのシンホJl/ Bo−、
、Baaa5. ・−・Hセグメントのシンポ/L/ 
Ho−H8935を8X3936シンボルのマトリクス
状に配置し、各セフメン1−A−Hのデータを順次lシ
ンボルずつ取り出すことにより、時間軸に沿ってAo 
、Bo 、 Co 。
、・−、Ho 、Al 、Bl 、・−・、’H1、A
2.B2゜・・・、 I(8984、A3985 、 
B5935 、…、H8985のような順序に各シンボ
ルが配列され、各セグメントのデータはシンボル単位で
インターリーブされる。
このような8セグメントにわたるインターリーブ処理を
施すことにより、上記シンボル間の基準遅延量りが見か
け上8倍に拡大されることに等しく、すなわち、見かけ
上のインターリーブの基準遅延量は32ブロツクと極め
て大きくなって、エラー訂正能力が大幅に向上する。
次に、このような8セグメント(16チヤンネル)の1
フィールド分のデータは、例えば第10図に示すような
データ記録フォーマットの下に上記第1図のディジタル
オーディオトラックTDAに記録される。
この第10図に示すフォーマットにおいて、1本のディ
ジタルオーディオトラックTn人の先頭位置には102
4ビツトのプリアンプルが、また末尾位置には1024
ビツトのポストアンブルがそれぞれ配置され、これらの
ブリアイプルとポストアンブルとの間に、24ビツトの
同期部分、40ビツトのアドレス部分および2048ビ
ツト(256シンボル)のデータ部分を一組とするブロ
ックが計123ブロック配置されている。これらの12
3ブロツク中の各データ部分には、上記8セグメント間
でインターリーブされたデータが順次256シンボルず
つ配置されており、例えば最初のブロックのデータ部分
には、Al) 、 Bo 、 Co 、・・・。
Ho、Az 、B1. ・−、Hst の順に各セグメ
ントからそれぞれ32シンボルずつの256シンボルが
配置されている。
これらのトラックTn人上の全ディジタルデータについ
ては、例えばl!−9NRZ’I方式により変調された
ティジタル信号の形態で磁気記録が行われており、上記
各ブロックの同期部分については、この8−9NRZI
方式の規則を破るような信号パターン、例えば第11図
に示すパターンを用いることにより、他の部分との区別
を明確化して、再生時の同期信号分離が容易かつ確実に
行えるようにしている。この第11図の同期パターンに
おける“loo、”0“のコードは、8−9変換後の信
号波形をNRZI表示したものであり、変換前の24ビ
ツト分が変換後に27ビツトとなって表わされている。
この8−9 NRZ I方式による変調を受けた各部分
の信号パターンのビット数としては、上記プリアンプル
およびポストアンブルがそれぞれ1152ビツトとなり
、また、各ブロックのアドレス部分がそれぞれ45ビツ
トとなり、データ部分がそれぞれ2304ビツトとなる
次に各ブロックのアドレス部分については、例えば第1
2図に示すように、24ビツトのトラックアドレス、8
ビツトのブロックアドレスおよび8ビツトのエラー訂正
符号より成り、8−9変換後にはそれぞれ27ビツト、
9ビツトおよびqビットとなる。
ところで、上記ブロック完結型エラー訂正符号における
「ブロック」と、第6図や第7図における符号化の際に
まとめて処理される24あるいは32シンボルのデータ
を1ブロツクとするときの1ブロツク」と、上記データ
記録フォーマットににおける同期部分、アドレス部分お
よびデータ部分を才とめて示すときの「ブロック」とは
、それぞれ意味やブロックの内容が異っている点に注意
すべきである。
次に、各種信号のクロック周波数について第13図のク
ロック信号系ブロック図とともに説明する。
この第13図において、入力端子71には例えばビデオ
テープレコーダのビデオ信号の基準となる水平走査周波
数fsのクロック信号(水平同期信号)が供給されてい
る。この周波数fHの信号は、位相検波器72に供給さ
れ、1/105分周器73からのクロック信号と位相比
較される。位相検波器72からの出力信号はLPF (
ローパスフィルタ)74を介しVCO(電圧制御型発振
器)75に送られ、このvco75がらは、上記基準と
なる周波数fHの信号に対して同期のとられたマスター
クロック信号が出力端子76を介して取り出される。こ
のマスタークロック信号の周波数f96は、上記fHの
21oO倍に設定されており、例えばNTSC方式にお
いては、fH=15.73425kHzであることより
、#F33.041925kHz トなる。このマスタ
ークロツタ信号は、175分周器77を介し1/2分周
器78を介すことにより1/10に分周され、周波数J
RhM(中3.304MHz)のRAMサイクル信号と
して端子79より取り出される。また、この周波数j’
RAMの信号はl/75分周器80によりl/75に分
周され、周波数fs (= 44.0559kHz )
のサンプリングクロック信号となって端子81より取り
出される。
上記172分周器78からの周波数fRAMの信号は、
1/2分周器82および1/105分周器73によ、!
Jl/210に分周され、上記fs相当の比較対象信号
となって位相検波器72に供給される。この信号を11
525分周器83によって11525に分周することに
より、フレーム周波数fp(−29゜97Hz)のフレ
ームパルス信号を端子84から得ることができる。
また、上記VCO75からの周波数J96のマスターク
ロック信号は、 1/2分周器86で172に分周され
ることにより周波数fT (−f0/ 2キ16.52
 MHz )のデータ伝送りロック信号となって端子8
7より取り出される。この172分周器86からの出力
は周波数変換ブロック90により周波数が978に変換
され、出力端子89から変調データクロック信号として
取り出される。ここで周波数変換ブロック90は、 1
/8分周器91、位相検波器92、LPF’93、VC
O94および1/9 分周器95より成る。また、出力
端子89からの変調データクロック信号の周波数fMは
上記fTの9/8倍、すなわちfM=18.5861M
Hzとなっており、前述したg−9NRZI変調方式に
おける変調クロック信号として用いられる。
次に第14図は、前述した第1図に示す磁気テープ1上
のディジタルオーディオトラックTn人に対する記録再
生動作、特に編集時の動作をテープ走行動作との関連の
下に説明するためのものであり、第14図Aにおいては
、現在再生中のディジタルオーディオトラックのトラッ
ク番号を10」とし、矢印X方向のテープ走行に応じて
再生される順序に従って各トラックに連続番号を付して
いる。
ここで、例えばパンナイン、パンチアウト編集時の基本
動作として、上記0番トラックに記録されたデータの一
部を書き換える場合に、この0番トラック内の全データ
を再生し読み取って、部分的にデータ書き換えを行った
後、同じ0番トラック上にこの書き換えデータを含むl
トラック分の全データを再び記録する必要がある。この
場合、1トラツクを走査して再生し復調するために1フ
ィールド期間を要し、また、復調されたデータをデコー
ドし、モニタするためにD/A変換を行うとともに外部
からのオーディオ信号等をA/Di換シ、再度エンコー
ドする才での間に例えば3フィールド期間を要し、さら
に、エンコードされたデータを変調して記録するために
1フィールド期間を要することより、上記再生から記録
までの間に例えば4フィールド期間の信号の遅延が生じ
ている。
そこで、前述したように、ディジタルオーディオ信号の
再生ヘッドH1)A−pBが記録ヘットHnh−Rzc
に対して2フレーム(4フイールド)分だけ先行するよ
うにこれらのヘッドに段差をもたせて回転ドラムに配設
している。
これによって、例えば第14図Aに2いては、ディジタ
ルオーディオ信号再生ヘッドHDA−PBが0番のトラ
ックを走査する時点で、ディジタルオーディオ信号記録
ヘッドHDA−RBCが4トラツク分遅れた一4番のト
ラックを走査することになる。そして、この第14図A
の時点から4フィールド期間経過後、上記磁気テープが
矢印X方向に4トラツク分走行されると、第14図Bに
示すように、上記0番のトラックが記録ヘッドH1)A
−RECの位置に到達する。したがって、ディジタルオ
ーディオ信号の連続性が保たれ、また、リアルタイムで
のバンチイン/\アウト編集やクロスフエイド編集が可
能となる。
なお、第14図において、再生ヘラドル人−PBにより
再生されたデータは、一旦メモリに読み込まれ、その後
略lフィールド期間の時間でデコードされ、必要に応じ
てD/A変換されてモニタされる。また、上記デコード
されたディジタルデータと、外部からのオーディオ入力
信号をA/D変換したディジタルデータとは、例えば必
要に応じてクロスフエイド処理され、略1フィールド期
間の時間でエンコードされてメモリに書き込まれた後、
このメモリからのデータが所定の順序でかつ上記8セグ
メントの範囲でインターリーブが施されながら時分割的
に記録ヘッドHDA−RECに送られ、磁気テープ上に
記録される。この場合、デコード処理やエンコード処理
等を高速化して、上記信号遅延時間を短縮するようにし
てもよい。
以上説明した本発明の実施例によれば、先ず、磁気テー
プおよびテープ上のトラックパターンがいわゆるUマチ
ック方式の規格に準じたものとなっているため、Uマチ
ック方式VTRの機械系等を本発明の実施例の装置に流
用でき、安価な供給が可能であるとともに、本実施例装
置により記録された磁気テープのビデオ信号については
、一般のUマチック方式VTR,でモニタが可能である
次に、16チヤンネルもの多チャンネルのオーディオ信
号をNTSCビデオ信号とともに同じ磁気テープ上に記
録・再生でき、テレビ番組を作製する過程の音声編集が
効率良く行える。また、この16チヤンネルのオーディ
オ信号は、サンプリング周波数44.056kHz、l
サンプリングワード16ビツト直線量子化により、周波
数特性20〜29kHz 、 ダイナミックレンジ90
 dB以上等の高性能な特性を持つディジタル録音・再
生が行われるため、音楽番組作製用としても次発な音質
を確保できる。
次に、上記16チヤンネルのディジタルオーディオデー
タを2チヤンネル毎に区分してセグメント化し、各セグ
メント毎にブロック完結型の誤り訂正符号化処理をそれ
ぞれ施すとともに、得られた各セグメントのデータ系列
を全8セグメント間で時分割的にインターリーブしてデ
ィジタルオーディオトラックTDAに記録しているため
、バーストエラー訂正能力を大幅に拡大できる。ここで
、磁気テープ上の傷やゴミ等により発生するバーストエ
ラーを訂正、補正する際に、テープ幅方向では帆93m
m以下、テープ長手方向(走行方向)では10−7mm
以下の範囲で生じたバーストエラーについては、欠落し
たデータを復元するエラー訂正が可能であり、また、テ
ープ幅方向5.6mm以下、テープ長手方向64.8m
m以下の範囲のバーストエラーに対しては、前後のデー
タの平均値等により欠落データを補間するエラー補正が
可能である。
また、全8セグメントのデータを時分割して高速クロッ
クにより記録再生を行っているが、1つのセグメントに
ついてのデータクロックは記録再生クロックの略1/8
に低減され、例えばいわゆるCD(コンパクトディスク
)用のIC等を8個並列的に用いて信号処理を行うこと
ができる。これにより、回路全体を高速動作させる必要
がなくなり、高価な超高速素子を用いて回路をディスク
IJ −トに組む必要もなくなって、量産化および低価
格化に大きく貢献することが可能となる。
さらに、記録されたディジタルオーディオ信号に対して
パンチイン/アウト編集やクロスフェード編集等を行う
際に、ディジタルオーディオトラックの1トラツクで完
結するエラー訂正符号についてのデコードやエンコード
処理等による信号の遅延を考慮して、記録用ヘッドHO
A−RE cよりも4トラツク分先行させて再生用ヘッ
ドHn人−pgを配設し、4フイールド先のディジタル
オーディオ信号を先読みさせているため、リアルタイム
編集が可能となり、多チャンネルのうちの特定あるいは
不特定チャンネルを後で記録するような後追い録音も含
めた広範囲のマルチチャンネル機能を実現できる。
すなわち、専用のマルチチャンネルオーディオレコーダ
と略同等な機能を実現でき、各チャンネル独立に例えば
パンチイン/アウトができ、パンナイン/アウトの編集
点ではリアルタイムでクロスフェード処理による円滑な
編集が可能である。また、先行トラックを再生すること
により、強力な(インターリーブ長の長い)誤り訂正符
号を用いることができることは勿論である。なお、ディ
ジタルオーディオ信号記録ヘッドをディジタルオーディ
オ信号再生ヘッドに先行させて、録音モニタ機能(Co
nfidence機能)を持たせてもよい。
この他、本発明に係る上記実施例の装置によれば、いわ
ゆるUマチック用の標準テープを用いることにより約1
時間の記録・再生が可能であるとともに、アナログトラ
ックTANI 、 TAN2を2チャンネル持ち、いわ
ゆるシャトル再生モード等による音楽などの頭出しも可
能である。また、ビデオ信号の再生は、いわゆるダイナ
ミック・トラッキングにより、−1〜+3倍速までノイ
ズレス再生が可能である。さらに、アドレストラックT
ADによりいわゆるSMPTEタイムコードの記録・再
生が可能である。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではな
く、例えば、磁気テープ上のトラックパターンフォーマ
ット、1トラツク上のデータ記録フォーマット、サンプ
リング周波数、チャンネル数、ヘッドHDA−FBとH
DA−RECとの段差等は、必要に応じて変更さればよ
い。また、エラー訂正符号やセグメント間のデータシン
ボルのインターリーブ等も実施例のものに限定されない
〔発明の効果〕
本発明のディジタルオーディオ信号記録再生装置によれ
ば、ディジタルオーディオ信号記録用磁気ヘッドに先行
して同再生用磁気ヘッドを設けているため、任意のディ
ジタルオーディオトラックに対する記録に先行して同じ
トランクの記録内容の再生が行え、再生信号についての
デコードやエンコードを行いながらリアルタイムでパン
チイン/アウト等の編集が可能であり、編集点でクロス
フェードすることもリアルタイムで実現できる。
また、再生から記録までの時間的余裕があるため、イン
ターリーブ長の長い強力な誤り訂正符号を用いることが
でき、■トラックに複数チャンネルのディジタルオーデ
ィオデータを記録するようなマルチチャンネル化も容易
に実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に用いられる磁気テープ上の
トラックパターンの具体例を示す概略平面図、第2図お
よび第3図は該実施例に用いられる回転ヘッド装置のヘ
ッド配置を説明するための概略平面図および側面ヘッド
配置図、第4図は該実施例の回路構成例を示すブロック
回路図、第5図は第4のオーディオ信号系の具体的構成
例を示すブロック回路図、第6図はエラー訂正符号化の
ためのエンコーダの一例を示すブロック図、第7−ダの
一興体例を示すブロック図、第9図は8セクメントにわ
たるインターリーブ処理を説明するための図、第10図
はディジタルオーディオトラック上のデータ記録フォー
マットの一例を示す図、第11図は同期信号パターンを
示す図、第12図は第10図のアドレス部分の記録フォ
ーマツトラ示す図、第13図はクロック信号系の回路構
成例を示すブロック回路図、第14図はディンタルオー
ディオ信号の先行再生後記録の動作を説明するための図
である。 1・・・・・・・・・・・・・・・磁気テープTDA・
・・・・・・・・・・・ディジタルオーディオトラック
2・・・・・・・・・・・・・・・回転ドラムHDA−
FB・・・・・・ ディジタルオーディオ信号再生ヘッ
ドHDA−REC・・・・・・ディジタルオーディオ信
号記録ヘッドHFE・・・・・・・・・・・・回転消去
ヘッド13・・・・・・・・・・・・A/D変換器14
・・・・・・・・・・・・ クロスフェーダ回路15・
・・・・・・・・・・・ エンコーダ16・・・・・・
・・・・・・変調器(モジュレータ)19・・・・・・
・・・・・・復調器(デモシュレータ)20・・・・・
・・・・・・・デコーダ21・・・・・・・・・・・・
 D/Ai換器28A〜28H・・・・・・R,AMC
ランダムアクセスメモリ)61.63・・・符号器 62・・・・・・・・・・・・インターリーバ特許出願
人 ソニー株式会社 代理人 弁理士 小 池 晃 同 1) 村 榮 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転磁気ヘッドによりテープ走行方向に対して所定角を
    なす互いに平行なビデオトラックおよびディジタルオー
    ディオトラックが順次記録形成された磁気テープを用い
    、少くともディジタルオーディオ信号記録用回転磁気ヘ
    ッドおよびディジタルオーディオ信号再生用回転磁気ヘ
    ッドに互いに段差をもたせ、上記磁気テープ上で上記デ
    ィジタルオーディオ信号記録用回転磁気ヘッドに先行す
    るように上記テイジタルオーテイオ信号再生用回転磁気
    ヘッドを配設したことを特徴とするディジタルオーディ
    オ信号記録再生装置。
JP7994384A 1984-04-20 1984-04-20 デイジタルオ−デイオ信号記録再生装置 Pending JPS60224107A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4796105A (en) * 1986-02-21 1989-01-03 Teac Corporation Helical scan type magnetic recording and reproducing apparatus for recording and reproducing digital signal

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5558807A (en) * 1978-10-20 1980-05-01 Pioneer Electronic Corp Video signal recording and reproduction unit

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