JPH01307003A - 回転ヘツド型pcm記録再生装置 - Google Patents

回転ヘツド型pcm記録再生装置

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JPH01307003A
JPH01307003A JP63135611A JP13561188A JPH01307003A JP H01307003 A JPH01307003 A JP H01307003A JP 63135611 A JP63135611 A JP 63135611A JP 13561188 A JP13561188 A JP 13561188A JP H01307003 A JPH01307003 A JP H01307003A
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JP
Japan
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signal
recording
pcm
tracks
video
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Application number
JP63135611A
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English (en)
Inventor
Masahiro Ito
雅博 伊藤
Toshifumi Takeuchi
敏文 竹内
Takaharu Noguchi
敬治 野口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転ヘッド型磁気記録再生装置に係り、特に
回転ヘッド型のディジタルオーディオチーブレコーダ(
以下、DATと称す)を用いてPCM画像信号とPCM
オーディオ信号とが同一に記録再生できるようにした回
転ヘッド型PCM記録再生装置に関する。
〔従来の技術〕
回転ヘッド型ディジタルオーディオテープレコーダ(D
AT)についてはアイ・シー・シー・イー・インターナ
ショナル・コンフェレンス・オン・コンシューマ−・エ
レクトロニクス、1986年6月3日〜6日のダイジェ
スト・オフ゛・テクニカル・ペーパーズ、第42項から
第53項(I CCE、Inter−national
 Conference on Con5u+ser 
ElectronicsJune 3−6+ 1986
+ Digest of Technical Pap
ers。
PP、42−53)のDATに関する3件の論文に於て
論じられている。
このDATは、カセットおよびシリンダー径がいずれも
家庭用VTRや8ミリビテオ等より小さい事などから小
型VTRとしての用途が期待される。、二のような背景
の中でDATにディジタル静止画像を記録再生する方法
、装置が考案されており、たとえば特開昭60−104
0号公報などが挙げられる。これらの装置は現行DAT
のテープ巻き付は角1590 ”をさらにオーバーラツ
プさせて、この領域にディジタルコンポーネント符号化
された静止画情報を数ラインずつ記録するものである。
従って、たとえばNTSC方式の静止画像1枚を再生す
るのに4秒程度の時間を要するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のDATは回転数が通常の家庭用VTRのNT
SC方式1800rpm (30回転/秒)、またはP
AL、SECAM方式の150Orpm (25回転/
秒)と異なり、2000rpm (33,3回転/秒)
であること、標準の直径30mmシリンダーの回転ヘッ
ドを用いた場合、テープ巻き付は角が90°で2個の磁
気ヘッドによる記録再生が行なわれるため、信号は90
゜期間単位で断続するいわゆるトーンバースト状である
こと、さらに家庭用VTRまたは8ミリビデオと比較し
てテープ速度が遅く、トラック長が短かい等の問題があ
る。
このように、従来のDATでは、映像信号を記録する点
については全く配慮されておらず、これを映像信号用(
ビデオレコーダ)として兼用しようとしても、トラック
周期や信号の不連続性や、記録密度の点で問題が生じ、
実用にならなかった。
またDATシリンダーにテープをオーバーラツプさせて
、PCM画像信号を記録する場合においても、1枚の画
像(lフレーム)を再生するのに4秒程度と長時間を要
するため、動画に記録再生には向いておらず、かつオー
ディオ専用としてのDATとの共用化が困難である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、30m5ecの
間で記録再生するトラック数が2以上複数トラックとな
る様にヘッド取り付は個数をN個とし、シリンダー回転
数およびテープ送り速度を所定の関係において任意可変
する制御回路を設け、上記39a+sec内で記録再生
される複数トラックのうちPCM音声信号を記録するト
ラックとPCM映像信号を記録するトラックとを、トラ
ック分割して記録再生し、PCM音声を記録するトラッ
クの信号フォーマットは現行DATフォーマットとして
、PCM映像信号を記録するトラックの少なくともトラ
ッキング用ATF信号パターンは音声トラックと区別す
ることなく連続に、4トラツク完結でDATフォーマッ
トに準拠して記録し、映像信号は輝度信号2色差信号を
分離したディジタルコンポーネント符号として1ライン
信号ごとに完結して、誤り訂正符号を付加して1トラツ
ク上に複数個のライン信号を記録し、映像1画面分を構
成するライン数を任意可変とするか、あるいはシリンダ
ー回転数、テープ送り速度を可変とすることにより音声
信号トラック数と映像信号トラック数の比率を任意可変
とする制御回路を設け、上記シリンダー回転数をDAT
標準モードのn倍に変化させて記録する場合において、
トラック入り側、出側に記録するマージン領域の信号は
たとえばDAT標準モードの4.7MH,に対して1/
n倍の固定周波数とし、上記マージン領域に記録した固
定周波数をDAT標準モードのシリンダー回転数で再生
し、再生時の周波数を検出して記録時のシリンダー回転
数およびテープ送り速度と同一とする検出回路および制
御回路を設けるか、あるいは上記マージン領域に記録し
た固定周波数を再生時に4.7MH2信号となる様にシ
リンダー回転数およびテープ送り速度を制御して記録時
と同一モードで再生する制御回路を設けるか、すること
により達成される。
〔作 用〕
DAT標準のヘッド個数より多い複数個のヘッドを取り
付け、テープ送り速度を早くするか、あるいはシリンダ
ー回転数をn倍としてテープ送り速度をn倍とするとと
もに、記録信号の伝送レートを対応させるので、テープ
上の記録波長およびトラックピッチを狭めることはなく
 、3(bwsecの間に記録するトラック数を任意に
設定して動作する。
記録する映像信号は、lラインごとにディジタルコンポ
ーネント符号化して完結させるので、再生する映像信号
の品質に応じてライン数制御、音声映像トラック数の比
率が可変として動作する。音声トラック、映像トラック
共区別なく DATフォーマットに準拠したA TF傷
信号記録するので音声と映像が同期し、かつ両トラック
とも安定なトラッキング動作をする。DAT標準フォー
マットは、30+n5ec内に2トラック分のPCM音
声信号を2トラツク完結でインターリーブ記録され、付
加されている誤り訂正能力が大きいので1トラック分の
信号が欠落しても品質を極度に落とすことなく通常の音
声再生動作をする。シリンダー回転数。
テープ送り速度を任意に可変して記録する場合もトラッ
ク入り側、出側のマージン領域は記録時と同一モードで
再生する場合に、たとえば4.7MHz信号となる様な
所定の固定周波数を記録するので、再生時にこの領域の
再生周波数を検出することで記録時のモードが判別でき
、再生モードを記録時と同一となる様に切換えて動作す
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図であって、1は
映像信号の入力端子、2は複合映像信号を各コンポーネ
ント信号に分解するデコーダ回路、12は同出力端子、
3は切換スイッチ、4.5はアナログ・ディジタル変換
回路(以下、A/D変換器と称す)、6はPCM映像信
号用メモリー回路、7はディジタル映像信号の記録およ
び再生用ディジタル信号処理回路、8,9.10はディ
ジタル・アナログ変換回路(以下、D/A変換器と称す
)、11は各コンポーネント信号からもとの複合映像信
号を生成するエンコーダ回路、13〜16はアナログ音
声2チヤンネル分の入出力回路、17.25は2チャン
ネル信号を切換える切換回路、18は音声用A/D変換
器、24はD/A変換器、19はPCM音声をD A 
Tフォーマットの信号で記録再生処理するディジタル信
号処理回路、20は記録アンプ、21は記録再生信号の
切換制御回路、22は再生アンプ、23は再生時にデー
タストローブおよびクロック抽出を行なう波形整形回路
、26はシリンダー回転数を制御するサーボ回路、27
はトラッキング制御を行なうサーボ回路、28はテープ
の送り速度を制御するリールサーボ回路、29はリール
、30はキャプスタンおよびピンチローラ、31は磁気
テープ、32は回転シリンダー、33はモード判別回路
、A−Dは磁気ヘッド、34はディジタル信号処理回路
およびサーボ回路の各動作モードを制御するシステムコ
ントロール回路である。
本実施例は、現行DATの標準である直径30mmのシ
リンダー32に90″間隔で磁気ヘッドA−Dをそれぞ
れ隣接するヘッドのアジマス角が異なる様に取り付け、
そのうちヘッドCについてはダブルギャップのダブルア
ジマス角ヘッドとして、テープ31はシリンダーに90
”巻き付けたシステムにおいて説明する。
まず、入力端子lからテレビジョン信号の伝送フォーマ
ットに従うアナログの複合映像信号を入力し、デコーダ
回路2で同期分離を基準として複合映像信号から輝度信
号Yと色信号とに分離し、さらに色信号はR−YとB−
Yの色差信号に分解する。輝度信号YはA/D変換回路
4で、色差信号R−Y、B−Yはスイッチ3で、時分割
にA/D変換回路5によって走査線信号単位にディジタ
ルコンポーネント符号化し、これらディジタル信号をそ
れぞれメモリー6に記憶する。ディジタル信号に変換さ
れた映像信号は映像ディジタル信号処理回路7によって
走査線単位で誤り訂正符号等、冗長信号を付加して所定
のフォーマットに変換し、音声ディジタル信号処理回路
19でディジタル変調するとともに音声信号、映像信号
をトラック選択して出力し、記録アンプ20を介して記
録再生信号制御回路21でA−Dの各ヘッドを選択して
磁気テープ31hに記録する。音声信号についても同様
、L/R2チャンネルのアナログ音声信号を入力端子1
3.14から入力し、切換回路17でL/Rチャンネル
を切換えてA/D変換回路18でディジタル信号に変換
し、音声ディジタル信号処理回路19で、従来のDAT
フォーマットに準拠して、誤り訂正符号、サブコード、
トラッキング用ATF信号。
等を付加し、インターリーブをかけると共に変調して出
力し、記録する。再生時は、プリアンプ21から出力さ
れる再生信号を波形整形回路23で再生クロックの抽出
および波形等化を行ない、音声PCM信号は音声ディジ
タル信号処理回路19で復調。
誤り訂正、インターリーブ解除1等の再生処理を行なっ
た後、D/A変換回路24でもとのアナログオーディオ
信号に変換し、切換回路25でL/Rチャンネルを分離
して出力端子15.16より音声出力する。また、再生
された映像PCM信号は、ディジタル信号処理回路7で
音声信号と同様の再生処理が走査信号ごとに施され、デ
イジタルコンボーネント信号として輝度信号と色差信号
R−Y、B−Yを再現し、これらはD/A変換回路8〜
10でそれぞれもとのアナログ信号に変換されてエンコ
ーダ回路11によりテレビジョン信号伝送フォーマット
に従う複合映像信号を合成して出力する。システムコン
トロール回路34は、本装置の回転系。
走行系および動作モード、たとえば映像の品質。
記録時間等を切換制御する。モード判別回路33は記録
時に付加した情報信号を再生時に自動検出。
判別処理し、システムコントロール回路34を介して記
録時と同一の動作モード、すなわち、シリンダー回数や
テープ送り速度を記録時と同一にするための回路として
動作する。回転系、走査系の制御回路としては、シリン
ダー32の回転数および位相を動作モードに応じて任意
に可変制御するシリンダー制御回路26と、記録時に音
声トラック、映像トラック共通で付加するATF信号(
自動トラッキング検出用パイロット信号)を再生時に検
出し、記録時と同一トラック上をヘッドが走査する様制
御するトラッキング制御回路27と、テープ送り速度を
シリンダー回転数に応じて切換え制御するリール制御回
路28があり、各種モードによって異なるシリンダー回
転数、テープ送り速度に対応して動作する。
以下、本発明の特徴となる音声映像の同時記録方法およ
び原理等を順を追って具体的に説明する。
第2図は第1図の構成により映像および音声信号゛を同
時記録再生する動作タイミング図である。
同図において、a)〜C)は、シリンダー回転数および
記録再生信号のヘッド切換を制御するための基準信号で
ある。 d)は第1図の装置をDAT専用機として用い
た場合のモード1であり、この場合は、a)の基準信号
1によりシリンダー回転数を200Orpmに制御し、
シリンダー上のヘッドA′″およびC−を用いて音声P
CM信号をDATフォーマットに準拠して記録する従来
と同一の動作である0次に、映像信号を記録する一例と
して、同図e)のモード2は、4個のヘッドA”、B−
、C”。
D−を用い、シリンダー回転数は基準信号1に同期させ
て200Orpmで回転させる。このとき、音声PCM
信号はヘッドA、Bで1回転2トラツク記録し、映像信
号はヘッドC,Dで1回転2トラツク記録できる。ただ
し、テープの送り速度は上記d)のモード1で記録した
ときの2倍とする。テープを2倍で送ると、記録時間は
半分になるが、同一速度では、トラックピッチが1/2
と狭くなり、再生時のS/Nが悪化してエラー発生が多
くなる。
ヘッドA−Dの切換信号は二基単信号lと2をデコード
することにより得る。さらに、シリンダー回転数を2倍
の400Orpmにし、テープ送り速度も2倍にして記
録する例が同図f)のモード3である。
この場合、30n+sec間にシリンダーは2回転し、
テープ上には8トラツク分記録できるので音声2トラツ
クをDATフォーマット通りに記録し、残る6トラツク
を映像信号記録用タイミングとする。
ただし、lトラック分の信号を記録する時間は、d)の
モード1.e)のモード2に比べて半分となるため、記
録時のPCM伝送レートは、上記モードd)、e)の場
合の2倍、すなわち、DATフォーマットの9.4MI
(!に対して18.8MH2とする。このときのヘッド
A−Dのヘッド切換信号は基準信号a)〜C)の3個を
用いてデコードすることにより得る。
第3図は第2図に示したモード1〜3の記録タイミング
で生成されるテープ上の記録トラックパターン図であっ
て、31は磁気テープ、Vtはテープ送り速度および方
向、vhはヘッド走査方向および相対速度である。
同図において、a)モード1はDAT標準動作であり、
音声PCM信号とともにトラッキング用ATF信号がヘ
ッド入側および出側にATFI、ATF2で示した領域
にそれぞれ隣接する4トラツク完結で記録される。
音声信号は、2トラツク、たとえば図中、音声lトラッ
クおよび音声1′ トラックで完結して30m5ec間
の信号記録となる。これは、2000rpIl+で回転
するシリンダー1回転に相当する。
同図b)モード2は、4ヘツド、2000rpa+でテ
ープ送り速度を2倍とした場合である。したがって、こ
のモードでは30n+secで4トラツク分が記録でき
、このうち音声PCMの記録再生用にモードlと同様フ
ォーマットの2トラツク使用することで、音声信号の記
録再生はモードlと同一性能となる。
残るヘッドC,Dによって記録される2トラツク分の領
域をPCM映像信号の記録領域とし、かつトラッキング
用のATF信号(ATFl、ATF2)は音声トラック
と区別することのない連続する4トラック完結信号とし
て付加することで再生時のトラッキング動作を、安定に
する。
また、同図C)モード3は、4ヘッド4000rpm。
テープ送り速度4倍で記録するときのトラックパターン
を示す、このモードでは図b)のモード2に対して、シ
リンダー回転数、テープ送り速度とも2倍となることよ
りトラックピッチは変えることなく 、30m5ec期
間でシリンダーが2回転し、8トラツクの信号を記録で
きることから、このうち任意の2トラツク分を音声PC
M用トラックとして使用すれば音声信号については前記
a)モード11およびb)モード2と同一の品質を保ち
、かつ映像記録用のトラック数を増やすことができる。
ただし、この反面、記録時間はテープ送り速度に逆比例
するから、DAT用2用量時間テープ)モード3で使用
すると、記録時間は30分、b)モード2では1時間に
なる。さらに回転数を変化させた場合は記録、再生時の
ヘッド走査の相対速度が変化し、記録時のPCM信号伝
送レートを対応させる。すなわち、回転数をn倍にする
ときは、記録伝送レートをn倍に上げることにより記録
トラック上の信号記録波長を変えることなく、a)モー
ド1のDAT標準モードと同一とすることができる。た
だし、再生時に相対速度が変化することにより、再生周
波数も変化することは、トラッキング用ATF信号(A
TFl、ATF2)のパイロット信号、たとえば130
KH2とすると、これが2倍回転数での再生時には26
0KH2出力となり、トラッキング検出制御動作に支障
をきたすことがある。したがって、回転数が標準モード
と異なる場合は、あらかじめ各種回転数モードを検出し
てこれに対応し、第1図で示した波形整形回路23のデ
ータストローブ処理およびATF )ラッキング検出制
御回路27における信号分離、検出用のフィルター回路
等の動作周波数をシフトさせる制御あるいは切換える等
の制御を行なう、記録時のシリンダー回転数等、記録モ
ードの再生時における判別方法および回路については後
で説明する。
次に、映像信号をPCM信号に変換して記録するフォー
マットの一例を説明する。
まず、カラーテレビ信号をディジタル符号化する方式と
しては、NTSC方式の525ライン/60フイールド
、およびPAL、SECAM方式の625ライン150
フイールドの複合カラー信号を直接A/D変換して、デ
ィジタル符号化するディジタルコンポジット符号化方式
と、複合カラー信号を作るもとのコンポーネント信号、
たとえば輝度信号Y1色差信号R−Y、B−Y、または
1.0倍号に分解してそれぞれを個別にディジタル化し
て作るディジタルコンポーネント方式の2方式がある。
ディジタルコンポーネント方式は、1枚1枚の画像信号
において部分的に信号を間引いたり補間したり、入れ替
えたりする信号処理が自由に精度よく行なえる。さらに
、NTSC方式、  PAL方式、SECAM方式のよ
うな異なるテレビジョン方式間の映像変換において、色
信号の変復調を必要とせず、走査線数とフレーム数のみ
の変換で実現でき、画質劣化が少ない利点を持つ、そこ
で、ディジタルコンポーネント符号化でかつ、CCIH
の符号化規格勧告のスタジオ用標準規格4:2:2方式
に準拠し、輝度信号の伝送を重視して全信号伝送量を4
:2:2方式の1/2とした3:1方式を以下に述べる
輝度信号Yの標本化周波数を4:2:2方式の1/3の
10.125MHz 、色差信号の標本化周波数を10
.125MHz  1 / 3の3.375KH2とす
ると、lラインあたりの標本点数は水平ブランキングを
除く有効点数として輝度信号Yが540点、色差信号R
−Yが90点、B−Yが90点の各信号をそれぞれ8ピ
ツ) (bit)直線量子化とすると、1ラインあたり
5.76Kbit、 1フレームあたりでは、垂直ブラ
ンキングを除く有効ライン数がNTSC方式で485ラ
イン、PAL/SECAM方式で577ラインとすると
、NTSCで2.79Mbit/ 1フレーム、PAL
SEcAMで3.32Mbit/ 1フレームである。
第4図はDATの記録におけるブロックフォーマットの
説明図であって、a)、 b)はDATによる音声PC
M信号の記録トラックのブロックフォーマットである0
本発明による音声と映像の同時記録装置における音声記
録方式は、このDATフォーマットに準拠することを前
提としているため、少なくとも再生時の映像トラックの
トラッキング制御を考慮し、音声トラックに連続となる
ATF信号を記録するフォーマットとする。同図中M。
はヘッド入り側あたりマージン領域で11ブロツク相当
、SUB+ 、5UBzは音声PCM信号とは別の付加
情報記録領域で、それぞれ8ブロツク相当、およびこの
領域の再生時におけるデータストローブPLL回路引き
込み用マージン領域2ブロツクと合わせてlOブロック
相当である。また、ATFはトラッキング用パイロット
信号記録領域で、S tJ Bコード領域およびP C
M 領域のアフターレコーディング用マージンと合わせ
て、12ブロツクずつを有している。
また、音声PCM信号は128ブロツクの記録領域をも
ち、それぞれはL/Rチャンネルを偶奇数サンプルに分
割して、誤り訂正符号C□を中央に配置してそれぞれ2
トラツク上左右に分散(インターリーブ)し”ζ記録す
る。同図C)は本発明による装置の映像PCM信号記録
トラックフォーマットの一例であり、ATF信号を含み
、PCMの領域12Bブロツクを除いて音声トラックと
同一とした。
第5図はPCMブロックパターン図であって、a)はP
CMブロック、b)はそのサブフレームを示す、同図a
)に示すごとく、128ブロツクをそれぞれ32ブロツ
クずつ、4つのサブフレームに分割して各サブフレーム
はlライン信号を完結して記録することとする。lライ
ン信号をなすサブフレームの構成は同図b)に示すごと
く、輝度信号Yを9ブロツクずつ誤り訂正符号8ブロツ
クの両側に配置してサブフレームで完結するインターリ
ーブ対応とした。
第6図は第5図におけるlブロックのパターン図であっ
て、色差信号R−YとB−Yはそれぞれ3ブロツクずつ
とし、各ブロックのフォーマットをたとえば同図に示す
様に構成する。ここで、5YNCはブロック同期信号、
IDは付加情報記録領域でデータは30シンボルを割当
てる。
各ブロックには、それぞれのブロックで完結する誤り訂
正符号C1が2シンボル付加され、1ブロツクは36シ
ンボル構成となし、DATフォーマットとの対応をはか
る。誤り訂正符号は、たとえばガロアフィールド2″で
符号長32のリードソロモン符号を用いると訂正能力が
高い。データ領域を30シンボル/lブロツクとするこ
とで、第5図のb)に示した輝度信号Yの情報量は30
x(9+9)−540サンプル、色差信号の情報量は輝
度信号の1/3の180サンプル(ただし、各サンプル
は8ビツト)となり、かつlライン信号が32ブロツク
となって、1トラツクP CM fil域に独立の4ラ
イン分の信号を整合よく記録できる。映像1画面相当分
の情報は、たとえばNTSC方式では、垂直ブランキン
グ領域を除いた有効ライン数が485ラインとすれば、
映像トラックは4F15/ 4 = 122 トラック
で構成できる。
第7図は本発明による音声PCM、映像PCM分割記録
方式において映像1画面を記録した場合のトラックパタ
ーン図であり、4ヘッド400Qrpmのモードで記録
したときの一例である。図中128ブロツクがPCM記
録領域で、2回転8トラックごとに音声PCMトラック
2トラツクが挿入され、各映像トラックには4ラインず
つの情報を記録するので、画像1枚分の信号は音声トラ
ックを含めると164トラツク、すなわち、およそシリ
ンダー42回転相当の0.63秒で記録再生できること
になる。
以上、DATのような回転ヘッド型PCMレコーダに音
声PCM信号とPCM動画信号を同時に記録再生するた
めに、多ヘツドシリンダーを用い、あるいはシリンダー
回転数を変化させて単位時間あたりの映像記録領域を確
保する具体的なフォーマットについて説明した。
本発明の目的の1つは、動画信号を記録再生するために
映像PCM信号の記録再生処理時間を短くすることにあ
り、このための手段としては、上記方法の他に入力映像
信号の情報量を減らす手段がある。
第8図は本発明による音声PCM、映像PCM分割記録
方式において、映像信号の情報量を減らして記録した場
合のトラックパターン図であって、記録する映像信号の
ライン数を1/4にする、すなわち、有効ライン情報の
うち、4ライン間隔ごとの情報を前記システム(4ヘツ
ド、シリンダー回転数400Orpm 、テープ送り速
度4vt)において記録した場合を示す、このようにす
ることにより、映像1画面相当の信号がシリンダー6回
転分、0.18 secで記録再生処理可能となる。た
だし、間引きしたライン情報については第1図の映像デ
ィジタル信号処理回路7において補間データを生成して
メモリーに蓄える。補間の方法としては、たとえば1次
近似を採用すれば、各ライン信号の同一サンプル点を以
下のディジタル演算により導出する。
111RやII−(’ kn” 1 k (11+I)
)n寞0.1. ・・・・。
m=1.2.  ・・・・、に−1 ここで11は各ライン信号における同一サンプル点、k
は実記録ライン間隔であり、第8図のように、4ライン
間隔で記録する場合、do、1m、1m。
1.・・、14゜。が実情報であり、これら実情報ライ
ン信号の間にあるライン信号はそれぞれ、以下のように
演算することにより補間する。
14□t ”     (it aゎ+7!4(a+l
l)、ま たとえば a 、 −−C1゜+14)14n*l”二
(I14yr”14(+%、1.)、14□3−   
 C14n+I!4th。1))、たとえば ’s −
(j!o ”it4)ライン情報の間引き量(kの値)
を大きくすると、画像1枚分(lフレーム分)の処理時
間は短くできるが、反面画質劣化を伴う。
第9図は本発明による記録方法の各種モードの説明図で
ある。ここでAV比は30ssec内における音声トラ
ック数と映像トラック数の比で、音声トラック2のモー
ドはDATと同一品質の音声が同時記録可能、音声トラ
ック数0は映像PCMのみ記録するモードであり、音声
トラック数1は、第4図で示した音声PCMのDATフ
ォーマットでは音声サンプルがfs/2周期で補間され
る動作を前提とするものである。また、システムとして
は、2ヘツド、4ヘツドの場合について示している。
同図において、動画インターバルのモードaは、現行テ
レビジョン方式の画像と同等の品質が確保でき、モード
b−dはライン情報を間引いて画像の動作インターバル
を短くするモード、システムのモード1〜12は、記録
時間を短くして、画像の動作インターバルを短くするモ
ードである。従って、本発明によれば、たとえば4ヘツ
ド採用とすれば、DAT標準モード(システム2、モー
ドl)、および記録時間を少なくすることなく現行テレ
ビジョンと同等品質の静止画を3.6秒間隔で音声と同
時記録するモード(システム2、モード?×a)、記録
時間は1/4となるが、画質、音質を落とすことなく、
動作インターバルが0.6秒程度のコマ送り的動画を記
録するモード(システム2、モードア×a)、動画とし
ての動きのぎこちなさをなくすために、動作インターバ
ルを0.06秒として音声PCMと同時記録するモード
(システム2、モード8Xd)%等を記録する情報源(
音声、映像)の性質により利用者が自由に選択できる装
置を構築することができる。
次に、前記各種モードを1つの装置において実現する場
合の自動モード判別の方法について説明する。
第10図は本発明によるモード判別コードをサブコード
として記録する付加情報記録フォーマットの一例の説明
図であって、同図a)は、前述した映像トラックPCM
5I域における映像PCM信号のブロックフォーマット
であり、DATフォーマットと同様、ブロックの先頭4
シンボル分に同期信号(SYNC)、10コード(ID
)、ブロックアドレス(B、A)、パリティ (P)を
記録する。
同図b)は、DATのPCMID記録フォーマットを示
す。
図中IDI〜ID、には、標本化周波数、量子化ビット
数、コピー禁止コード、等各種情報が割当てられる。 
F、  Aはフレームアドレス信号であり、2トラツク
を1フレームとするDATでは、2トラツクに同一アド
レスが記録される。OPはオプションIDコード記録エ
リアである。ID。
〜IDIおよびオプションを含め、8ブロツクで完結し
た記録方法がとられ、1トラツク、12Bブロツク内で
16多重書きされる。同図C)は、映像トラックのID
記録フォーマットの一例であり、音声トラックとの整合
性をよくするためDATと同様8ブロツク完結で多重書
きとする。DATにおいてID、は、“00″のときD
ATフォーマットの音声PCM記録を識別するコードで
あるため、映像トラックにおいては“OO″以外とする
ことにより音声ディジタル信号処理回路の誤動作を防止
できる。前述したヘッド、シリンダー径、システムおよ
びシリンダー回転数、テープ送り速度9等のモード、映
像情報量のモード、さらに高品位テレビジョンフォーマ
ット、等のモードを含めて図中、システム、モード1.
モード2の領域へコード化して記録する。また、DAT
フォーマットでフレームアドレス記録領域は、音声トラ
ックで独立にカウントアツプするフレームアドレス信号
を記録し、映像トラックでは、映像1フレームすなわち
モードに応じて122トラツク相当、あるいは61トラ
ック相当等の間開−アドレスを多重書きする。映像1フ
レームを構成するトラックにアドレスを割当て、図示し
た領域のビット (最高256)にそれぞれ同一アドレ
ス信号を1トラック内16多重書きする。
前記第5図で示した1ライン信号を構成する32ブロツ
クからなるサブフレームにアドレスを割当て、第1O図
C)のサブフレームアドレス1,2に分割して、4多重
記録する。これは、現行NTSC方式で有効ライン数4
85とすると、アドレスは9ビツト (IE4)必要で
あり、ハイビジョンシステム等への対応可能として12
ビツト領域を割当てる。さらに、サブフレームアドレス
とは別に絶対ラインアドレスを同図C)のラインアドレ
ス1.2の領域へ4多重記録する。同図d)は、前記第
4図で示したサブコード領域のIDおよびブロックアド
レス領域の記録フォーマットを示したもので、2ブロツ
ク完結でDATフォーマットと同様に使用できる。すな
わち、同図d)のCTRL−I Dにはサーチ用の頭出
し信号、F−IDはサブコードデータ領域の使用フォー
マット、PNo l〜3は、プログラムナンバーが記録
されるが、たとえばこれらの信号を映像専用の情報とし
て使用すれば、映像の検索9頭出し、および音声の頭出
しが独立に実現できる効果がある。音声用のサブコード
映像用のサブコードを識別するために、同図中××××
は、“0000”以外の信号を記録する。
以上のように、モード識別用のIDコードを付加して記
録すれば、再生時にこれを検出して記録時と同一モード
で再生できるが、たとえば再生途中で記録時のモードが
変化した領域になると、特にシリンダー回転数の異なる
モードではATF検出、データストローブ、PLLロッ
クレンジ、等が異なる周波数でセットされており、ヘッ
ドの相対速度すなわち再生周波数が異なり、データの検
出ができないため、IDコード検出によるモード設定が
できなくなる。
第11図は本発明のモード自動判別信号記録方法の説明
図で、上記問題点を解決する一例であって、a)はトラ
ックパターン図で、■、はテープ送り速度、V、はヘッ
ド走査方向および相対速度であり、M、はヘッド入り側
のヘッドあたりマージン領域、M8はヘッド出側のマー
ジン領域である。映像PCM信号、音声PCM信号を記
録する場合は、トラック上の記録波長を同一とするため
、シリンダー回転数に応じて記録伝送レートを変化させ
る必要がある。ここで、上記M r 、 M *領域に
記録する信号を記録モードとは関係なく、固定周波数、
たとえば4.7M)l、信号等を記録することにより、
記録時のモードと同一で再生するときのM、、M、91
域再生周波数をシリンダー回転数によらず記録時と同一
となる様にするi 同図b)はシリンダー回転数2000rp−で4.7M
H2信号を記録したときの記録波長を示した図であり、
これを200Orpmで再生すれば4.7MH2の再生
信号を得るのはもちろんであり、たとえば4000rp
mで再生すると、相対速度が2vbとなり、再生周波数
は9.4MH2となる。同図C)は4000rpmで記
録する場合の記録波長であり、本来、相対−速度が20
0Orpm時の2倍となるため、PCMデータの記録伝
送レートを2倍とするが、M、、M、jil域への記録
信号の伝送レートを2倍にして9.4MHzとすると、
b)と同一の記録波長となり、モードの識別化はできな
い。そこで2000rp−時と同一の4.7MH2とす
ることにより、記録波長が2倍の2λとなり、これを4
000rpn+ 、2v、で再生すれば4.7MH!信
号を得るが、2000rpm+で再生すると、fmvk
/2λより2.4MH2の再生周波数となる。この様に
、4.7MHz固定周波数を各回転数で記録し、それぞ
れの回転数で再生した場合の得られる再生周波数を同図
d)に示す。
そこで、本発明による装置において、再生時は、マージ
ン領域M、、M!での再生周波数を検出し、4.7MH
2信号が得られる様にシリンダー回転数およびテープ送
り速度を制御するか、あるいは同図d)に示した再生時
の周波数から記録時のモードを検出することにより、記
録時と再生時のシリンダー回転数のモードを同一にする
ことができる。
次に、本発明の映像18号の構成ライン数を切換えて記
録する場合には特に適した映像1画面内で完結するライ
ン信号インターリーブ方法の一実施例を第12図および
第13図により説明する。
第12図は、現行NTSC方式の1図面相当分の映像P
CM記録トラックのみを集めた概念図である。NTSC
方式の有効ライン数485個を記録するためには第7図
で示した通り122トラツクを要し、さらに、モードに
よって変化するシリンダー回転数に整合させて1画像化
号を124トラツク構成とし、以下これをフレームと称
す。このフレームを31トラツクずつ4分割し、それぞ
れのセクターは4ライン間隔ごとにサンプルしたライン
信号で構成する。各う・イン信号の番号を1.とすると
、それぞれのセクターは2□、、14□1.a4□2゜
14−s (n−0,l、2”)で構成される。これを
まずフレームの前後半62トラツクずつで偶奇数ライン
に分割して配置する。
さらに、半分のフレームを1セクターずつそれぞれ14
M11とe 411+  j14**1と14+s+3
とで分割して配置する。
第13図は、各セクターにおけるライン信号配置の一例
を示す概念図である。11−ラックには前述した通り4
ライン記録の場合、1セクター31トラツクには124
ライン記録でき、1セクター内の各ライン信号記録領域
を記録するライン番号の小さい順にmxl〜124のア
ドレスで割当てる。この方法は、まずセクター前半の1
6トラックと後半15トラツクとに分割し、アドレスを
偶数(m=2n)。
奇数(m−2n+1)で前後半に配置する。さらに、前
半を1〜8および9〜16のトラックに、後半を17〜
24および25〜31のトラックに分割して、1〜8の
トラックにはアドレスm=4に+l、9〜16のトラッ
クにはアドレスm −4k + 3.17〜24のトラ
ックにはアドレスm= 4 k + 2.25〜31の
トラックにはアドレスmx4kを同図a)に示した如く
、ヘッドの走査方向に従って配置する。なお、同図中1
6トラツクの斜線部は空き領域であり、記録するライン
個数の調整用である。同図b)はたとえば第12図で示
した第1セクターを前述した方法で配置した実際のライ
ン信号である。
以上のように、セクター単位に分割してインターリーブ
をかけることにより互いに最も近いライン信号がテープ
−haも離れた位置へ記録できるとともに、前述したラ
イン間引きのモードに切換えても使用するセクターの個
数で制御でき、かつ各セクター内は等間隔のラインごと
の信号で構成されているので、補間する上で画質平均化
の効果が高い。
以上説明した第1図に示した本発明の装置における記録
再生動作を第14図、第15図により説明する。
第14図は記録動作のタイミング図であって、a)+b
)は現行NTSC方式にしたがうテレビジョン信号の入
力タイミング図であり、NTSC方式では、33n+s
ec (1/60秒)ごとにC)で示した262.5本
のラインからなるlフィールドの映像信号が入力され、
2フイールドで1画面(有効ライン¥1.485 )を
構成する。これを、本装置のシリンダ−2000rpm
系のタイミング(d)) 30++secに同期し、か
つ前述した両イ9の記録再生処理時間tのサンプル周期
で上記h)の映像信号から任意の1@面信号を抽出して
、これを輝度信号0色差信号に分解してAD変換し、メ
モリー1に蓄える(e))、この後に、前述した誤り訂
正符号をエンコードして再度メモリーlに戻す(f))
、メモリーは2個を並列使用し、メモリー1への書き込
みの間はすでにエンコードされてメモリー2に苔えられ
ているPCM映像信号を前記のインターリーブに従って
読み出し、所定のサブコード、IDコードを付加してデ
ィジタル変調するとともに、別に処理された音声P C
,M信号とタイミング分割(トラック分割)して出力し
、テープ上に記録する(g))、上記NTSCテレビジ
ョン信号のサンプル周期tは、モードに応じて切換えら
れる。
第15図は再生動作のタイミング図であって、前記した
固定量波数の検出およびIDコードの検出により、シリ
ンダー回転数、テープ送り速度および映像、音声のディ
ジタル信号処理動作モードを切換えて記録時と同一のモ
ード動作をさせる。同図a)は本+5IjL置のシリン
ダ−2000rpm系のタイミングであり、これに従っ
てNトラック (記録時の映像処理時間を相当)のPC
M信号を再生し、PCM映(II倍信号トラックタイミ
ングで分離して復調し1、映像ディジタル信号処理回路
で:lントロールt7てメモリー1に1i号を蓄える(
b))。1画面分の信号がそろったらこれを誤り検出、
訂正のための符号デコード処理を行ない、ドロップアウ
トによるライン信号の欠落、あるいはモードによって間
引かれたライン信号の補間処理を行なって再度メモリー
lに戻しくC))、次のサンプル周Mtで現行NTSC
方式に従ったタイミング、すなわち2フイールド67a
secで525ラインのうち有効ラインデータ485ラ
インをメモリーからくり返し読み出し、ディジタルコン
ポーネント信号をそれぞれDA変換して合成することに
より同一情報の複合映像信号をNTSC方式に準拠して
t周期の聞出力する(d)、 e)、 f))、メモリ
ーは、それぞれ2フイールド相当容量を3個並列使用し
、たとえば再生映像PCMをメモリー1に蓄えていると
きは、同時にメモリー2では前サイクルで蓄えられた映
像信号のデコードおよび補間処理を行ない、さらに同時
にメモリー3では、前サイクルで処理された映像PCM
信号を、テレビジョン方式に従うタイミングで繰返し読
み出す、このようにメモリーをサイクル使用することに
より、周期tで変化する動画像をモニター再生すること
ができる。もちろん、音声PCM信号は再生時にトラッ
クタイミングで分離して音声ディジタル信号処理回路で
所定の処理が施され、DATと同等品質の音声を連続に
再生できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、PCM音声信号
とPCM動画信号をコマ送り的に同時記録再生できる。
映像信号の品質は現行テレビジョン方式と同等程度を保
証する高品質なものから、コマ送りインターバルが短い
記録再生モードおよび記録時間を利用者が自由に選択で
きるので、記録する映像ソース、音声ソースに応じて、
動画から静止画まで音声信号と同時記録再生できる。
また、利用者が記録モードを自由に選択しても、再生時
に記録時のモードを自動判別できるので、異なる記録状
態が混入しても再生時のモードと記録時のモードとが同
一となる標目動制御できる。
なお、本発明では、映像インターバルを短くする場合、
映像の走査線情報を低減することになるが、走査線間の
補間およびインターリーブ効果によるドロップアウト時
の補間能力を増すことができるので、映像品質を指度に
低下させることはなく、音声信号については、現行DA
Tフォーマットを共存させることができるので、音声品
質および現行DAT特有の付加機能を全くそこなうこと
がない優れた機能の映像、音声の同時記録再生装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回転ヘッド型PCM記録再生装置
の一実施例を示す構成図、第2図は第1゜図の構成より
映像および音声信号を同時記録再生する動作タイミング
図、第3図は第2図に示したモードの記録タイミングで
生成されるテープ上の記録)・ラックパターン図、第4
図はDATの記録におけるブロックフォーマットの説明
図、第5図はPCMブロックパターン図、第6図は第5
図におけるlブロックのパターン図、第7図は本発明に
よる音声PCM、映像PCM分割記録方式において映像
工画面を記録した場合のトラックパターン図、第Elは
本発明による音声PCM、映像PCM分割記録方式にお
いて映像信号の情報量を減らして記録した場合のトラッ
クパターン図、第9図は本発明による記録方法の各種モ
ードの説明図、第10図は本発明によるモード判別コー
ドをサブコードとして記録する付加情報記録フォーマッ
トの一例の説明図、第11図は本発明のモード自動判別
信号記録方法の説明図、第12図は現行NTSC方式の
1画面相当の映像PCM1Ill!録トラツクのみを集
めた概念図、第13図は各セクターにおけるライン信号
配置の一例を示す概念図、第14図は記録動)作のタイ
ミング図、第15図は再生動作のタイミング図である。 2・・・複合映像信号デコーダ、4.5.18・・・A
/D変換回路、6・・・メモリー、7・・・映像ディジ
タル信号処理回路、8.9.lO・・・D/A変換回路
、11・・・複合映像信号エンコーダ、26・・・シリ
ンダー制御回路、27・・・トラッキング制御回路、2
8・・・リール制御回路、32・・・回転シリンダー、
33・・・モード判別回路、34・・・システムコント
ロール回路。 第2図 C)基41信号3 第3図 0     σ  − N−ν   ゝ′ 第9図 第10図 □ 8ヒ“7ト □ 第11図 第12 図 31トリツク 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数個のヘッドを有し、W回転/秒で回転する回転
    シリンダーにテープを巻き付けて速度v_tで送り、音
    声PCM信号を記録再生する回転ヘッド型PCM記録再
    生装置において、アナログ映像信号をPCM信号に変換
    するAD変換回路と、映像PCM信号をディジタル処理
    する信号処理回路と、映像PCM信号をアナログ映像信
    号に変換するDA変換回路を設け、l個の走査信号から
    なるテレビジョン画面1枚相当の信号を音声PCM信号
    記録用のn個のトラックとは異なる別のn個のトラック
    に分割して記録し、音声PCM信号記録トラックは単位
    時間当たり一定のトラック数a個ごとに配置してa個か
    らなるトラック数のうち音声PCM用トラック数と映像
    PCM用トラック数との比をm:nとし、l個の走査信
    号からなるテレビジョン画面1枚相当分を記録する時間
    すなわち(m+n)個のトラックを記録する時間Tを抽
    出周期として、かつ時間T内に入力される複数枚の動画
    信号のうち任意の1枚を抽出してPCM信号に変換して
    n個のトラックに分割して記録し、前記n個のトラック
    からなる映像PCM信号1画面相当分を再生するのに要
    する時間Tの間は前時間周期の間で再生処理されかつメ
    モリーに蓄えられた1画面相当分のPCM信号をテレビ
    ジョン方式に従う周期で同一画像信号を複数回読み出し
    、DA変換してテレビジョン信号を生成することにより
    音声PCM信号と映像PCM信号とを同時記録再生する
    構成としたことを特徴とする回転ヘッド型PCM記録再
    生装置。 2、請求項1記載において、l個の走査信号よりなる1
    画面信号からk番めごとの走査信号を抽出して1画面相
    当分のPCM信号をn/kトラックに記録するように切
    換制御するか、シリンダー回転数およびテープ送り速度
    をP倍に切換えて1画面相当分の記録再生時間をT/k
    ・Pとする制御を行う構成としたことを特徴とする回転
    ヘッド型PCM記録再生装置。 3、請求項1または2記載において、直径30mmの回
    転シリンダーに、互いにアジマス角が異なる4個のヘッ
    ドをそれぞれ90゜間隔で取り付け、上記4個のヘッド
    のうち任意の1個のヘッドと180゜対向するヘッドは
    、ダブルギャップの両方向アジマス角を持つダブルアジ
    マス角ヘッドとし、音声PCM信号のみを記録再生する
    場合のシリンダー回転数を2000回転/秒、テープ送
    り速度をv_tとし、音声PCM信号と映像PCM信号
    を同時記録する場合はシリンダーの回転数を2000回
    転/秒、テープ送り速度を2v_t、またはシリンダー
    回転数で4000回転/秒、テープ送り速度を4v_t
    としたことを特徴とする回転ヘッド型PCM記録再生装
    置。 4、記録時にシリンダー回転数を可変とする回転ヘッド
    型PCM記録再生装置において、シリンダー回転数を標
    準時のP倍で記録する場合はPCM信号の記録伝送レー
    トをP倍とし、かつ記録トラックのヘッド入り側および
    出側に設けるヘッド当たりマージン領域に記録する信号
    をシリンダー回転数に関係なく固定周波数の信号を記録
    し、再生時に前記マージン領域に記録された固定周波数
    を任意のシリンダー回転数で再生して得られる再生周波
    数を前記記録時の固定周波数と同一となる様にシリンダ
    ー回転数およびテープ送り速度を制御するか、再生時の
    シリンダー回転数と得られる再生周波数の偏差を検出し
    、記録時の回転数およびテープ速度を判別して記録時と
    同一のシリンダー回転数およびテープ送り速度となる様
    制御する構成としたことを特徴とする回転ヘッド型PC
    M記録再生装置。 5、映像信号をPCM信号に変換して記録再生する回転
    ヘッド型PCM記録再生装置において、1画面を構成す
    るl個の走査信号は各走査信号ごとに完結するPCM信
    号と誤り訂正符号とで構成し、1個の回転ヘッドが1回
    走査するトラック上にi個の上記走査信号を記録すると
    共に、1画面を構成する上記走査信号をj個のトラック
    に分割して記録し、上記j個のトラックをm個のセクタ
    ーに分割し、かつ各セクターをj/m個のトラックで構
    成し、l個の走査信号を走査順にn個間隔で抽出し、m
    個の群(mk、mk+1、mk+2、・・・・、mk+
    2n、mk+(2n+1)、・・・・、mk+(m−1
    )の群)に分割して各セクターに配置し、少なくとも隣
    り合うセクターに配置する走査線信号群はmk+2nお
    よびmk+(2n+1)としたことを特徴とする回転ヘ
    ッド型PCM記録再生装置。
JP63135611A 1988-06-03 1988-06-03 回転ヘツド型pcm記録再生装置 Pending JPH01307003A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992009073A1 (fr) * 1990-11-14 1992-05-29 Sony Corporation Dispositif d'enregistrement de signaux d'image numeriques
US5384666A (en) * 1990-11-14 1995-01-24 Sony Corporation Digital picture signal recording apparatus in which a field interval is recorded in a plurality of tracks exhibiting a track pitch no greater than 5.5 μm by a rotary drum having a diameter no greater than 25 mm and a rotary speed no less than 150 rps

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992009073A1 (fr) * 1990-11-14 1992-05-29 Sony Corporation Dispositif d'enregistrement de signaux d'image numeriques
US5384666A (en) * 1990-11-14 1995-01-24 Sony Corporation Digital picture signal recording apparatus in which a field interval is recorded in a plurality of tracks exhibiting a track pitch no greater than 5.5 μm by a rotary drum having a diameter no greater than 25 mm and a rotary speed no less than 150 rps

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