JPS6278538A - プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロフィルムに記録されているネガ画像
を移動感光体にスリットを介して投影し、反転現像によ
りそのコピーを得るプリンタに関する。

〔従来の技術〕

一般にマイクロフィルムに記録されている画像はほとん
どがネガ画像であり、このネガ画像からポジ画像のコピ
ーを得るにはいわゆる反転現像方式の電子写真複写法に
よるものである。

一方ネガ画像のマイクロフィルムは、一般に第６図に示
スように、マイクロフィルムＦのコマ１内にネガ画像が
記録されており、各コマの周辺が透明になっていて、こ
の周辺透明部には不透明な検索マーク２とコマ番号３が
それぞれ記録されている。

また、一般にマイクロフィルムを用いるリーグプリンタ
においては、マイクロフィルムの１コマより大きな区域
が感光体に投影されるようになっているから、前記の透
明な周辺も露光されて感光体の電荷がなくなる。

従って、反転現像によりその周辺区域にトナーが付着し
、感光体−ヒの画像に周囲に真黒ないわゆる黒枠が記録
されると共に、その黒枠の中に検索マーク２及びコマ番
号３が記録されてしまい、見た目が悪く、複写製品の商
品価値が低下し、さらに電子写真複写の場合はトナーの
消費量が増大する等の問題がある。

この問題を解消するために、画像コマの領域境界を検出
した光間センサの信号で、板状の遮光部材を所定の位置
に移動・停止ヒさせ、上記画像領域外を遮光するように
構成した方式が試みられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、板状の遮光板を移動するには大きな力を必要
とし、また、遮光板の移動速度は遅く、遮光を行なう際
時間がかかる。一方、高速で移動させるためには、負荷
容量の大きい駆動装置を用いなければならず、消費電力
や装置のコストが増大するという問題点があった。

本発明は上記の問題点を解消したプリンタを提供するこ
とを目的とする。

口、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、マイクロフィルムに記録されているネガ画像
を移動感光体にスリットを介して投影し、反転現像によ
りそのコピーを得るリーグプリンタにおいて、感光体の
移動方向に直交して送り出し・巻取り可能にリールに巻
付けたシート状遮光部材と１画像コマの領域境界を検出
するように投投影光路内に設けられた光用センサとを備
え、上記光置センサが画像コマの領域境界を検出した信
号で」−記シート状遮光部材を所定の位置に移動・停止
させ、」−記画像コマの領域外を遮光するように構成し
たことを特徴とするリーグプリンタである。

〔作　用〕

リールに巻付けたシート状遮光部材を、感光体の移動方
向に直交して送り出し、巻取って画像コマの領域外を遮
光するので、ネガ画像を反転現像方法により複写を行っ
た場合に黒枠が形成されることを確実に防止することが
できるとともに遮光部材はシート状であるから小さな駆
動力で高速移動させることができる。

〔実施例〕

第１図は本発明リーグプリンタの概略を示すもので、マ
イクロフィルムＦはランプＬ、球面ミラー４φコンデン
サーレンズ５からなる照明手段によって照明され、照明
された画像は投影レンズ６お上ｌメミラー７〜１０から
なるリーグ螺光学朶によってスクリーン１１上に該レン
ズ６による所定の倍率で投影される。この場合プリンタ
用のスキャンミラー１２・１３はスクリーンに対する投
影光路ａを遮断しない位置まで矢印Ｗの方向ににげてい
る。

マイクロフィルムの画像をコピーする場合は、まず、図
のごとくミラー８とミラー９の間の光路上にミラー１２
を挿入する。ついで、ミラー１２およびミラー１３を一
体として、矢印方向に回転自在に支持されたドラム状の
感光体（以下、感光ドラムと称する）１５の周速の局で
矢印Ｗの方向へ図示しない駆動装置で移動させて、ミラ
ー８」二のマイクロフィルムの画像光を走査する。走査
画像光はミラー１２・１３を介してスリット板２３のス
リット１４を通り感光ドラム１５の露光位置に投影され
る。

感光ドラム１５の周辺には、図示しない帯電装置、現像
装置、転写装置、クリーニング装置がそれぞれ配設され
ていて、公知のプロセスでコピーが得られる。

以上は公知の構成で、本発明は上記スリブ）１４の遮光
機構を改善したもので、第２図はその遮光機構を示すぷ
１視図２第３図はシート状遮光部材（遮光シート）を移
動させる駆動部の正面図である。第２，３図において、
スリット１４の直前方に一対の遮光シート■７ａ１１１
７ｂをレール１８に沿って、投影光路すと直角な方向に
、かつ、感光ドラム１５の軸線方向、つまり、感光ド°
ラム１５の回転と直交する方向に移動可脂に配置する。

なお、ト記遮光シー）１７ａと１７ｂは各々同様な構成
であり、以下は遮光シート１７ａについて説明する。遮
光シー）　１７ａはリール３１に巻かれ、このリール３
１の軸は、矢印４１方向に回転するワンウェイクラッチ
３２、このワンウェイクラッチ３２の外周部に設けた歯
車５０を介して矢印４０方向に回転するモータ歯車３４
に連動し、また、モータ歯車３４は歯車３５、ベルト３
６を介してシート送りローラ３７に連動されている。

上記歯車３５の歯数は、歯車５０の歯数より多く設定さ
れている。遮光シー）１７ａに設けられた孔３９ａのド
ラム軸線方向の移動軌路に対向して所定の位置にフォト
センサ３８が配置されている。

スリットの遮光機構は上記の構成であるから。

前記第１図に示すようにスクリーン１１上で画像を閲読
した後、プリントにｖＪ替え、プリントボタンが押され
ると、ミラー１２・１３が矢印Ｒ方向へ前走査し、感光
ドラム１５への露光状１ムになる。

この露光状態において、スリ７）１４と平行に１列に受
光素子が配設された光−ｌセンサ３０が、スリット１４
付近の光量を検出し、感光ドラム１５の軸線方向に存在
する受光量が大きく異なる位置８（感光ドラム１５の軸
線方向の黒枠の境界位置）を示す境界検知信号を出力す
ると、この境界検知信号により、モータ３３を矢印４０
方向に回転させる。これによりシート送りローラ３７は
歯車３４・３５を介してモータ３３で駆動され、遮光シ
ート１７ａをスリット１４の中央、つまり、内側に向か
って送り出し、感光ドラム１５の軸線方向に存在する受
光量が大きく異なる位置で停止させる。

次でミラー１２・１３を矢印Ｗ方向にもどし通常のコピ
ー動作を行うもので、マイクロフィルムＦの感光ドラム
１５の軸線方向の画像領域境界外の透明な部分は、上記
遮光板１７ａにより遮光されて露光されないから、前記
のコピー像の黒枠の原因が除去される。

露光終了後、モータ３３は矢印４０と逆方向に回転し、
歯車３４の介在による歯車５０と歯車３５の連動作動に
より、遮光シート１７ａの巻き取りを行う。その際、歯
車５０と歯車３５の歯数の差から、リール３１がシート
送りローラ３７より速く回転することで、シート送りロ
ーラ３７と遮光シート１７ａが摩擦し、遮光シー）１７
ａがリール３１に巻き取られる際、たるみの生じること
を解消する。

遮光シー）１７ａがスリブ）・１４を遮光しない位置ま
で巻きＪＪＩ２られた蒔　フ矛ｌ・センサ３８力（治３
９ａを検出、その検出信号でモータ３３を停止させてリ
ール３１の回転を停止Ｉ：させる。

また、フォトセンサ３８と孔３９ａのかわりに、第４図
に示すようにエンコーダ４２をワンウェイクラッチ３２
の軸に配設し、遮光シート１７ａの移動距離を検出する
ようにしてもよい。

なお、以上は、遮光シート１７ａの作動についてのみ説
明したが、遮光シート１７ａと遮光シート１７ｂは、光
量センサ３０が検出した境界検知信号によりそれぞれ独
立して作動する。また、実施例はドラム状の感光体を示
したが、一方向に移送されるシート状の感光体であって
もよい。

以上の順次動作のシーケンス制御は公知の子役で行われ
るから、その詳細′は省略する。

なお、感光ドラムの回転方向に関してマイクロフィルム
のコピーに不要な区域（第６図においてコマの左右の透
明部）は、感光ドラム１５の周方向に移動する移動遮光
板２３ａの開閉により、感光ドラムに対する露光開始時
期および露光終了時期を制御することにより、露光され
ないようにすることができる。

第５図は前記第２図におけるフォトセンサ３８と孔３９
ａのかわりに、遮光シート１７ａ＠１７ｂの先端に突起
５１ａ・５１ｂを設け、この突起５１ａ・５１ｂでスイ
ッチ５２（突起５１ｂに対するスイッチは図示せず）の
操作腕を動かして、スイッチ５２によるスイッチングで
リール３１の巻き取りを停止し、過度に遮光シー）１７
ａ・１７ｂをリール３１（遮光シート１７ｂに対するリ
ールは図示せず）に巻くことを防止するものである。

実施例は第２図に示したように、遮光シート１７ａの巻
き取り・送り出しを行う機構の駆動力伝達手段として、
歯車５０・モータ歯車３４・歯車３５を用いたが、ベル
トによる駆動力伝達手段にしてもよい。

ハ、発明の効果 本発明は以」二のように構成したので、マイクロフィル
ムのネガ画像の周辺の透明部を透過した光が感光体に投
影されないので、ネガ画像を反転現像方法により複写を
行った場合に黒枠が形成されることがなく、商品価値の
高いポジ画像のコピーを得ることができる。また、遮光
部材はシート状であるため、これを移動させる負荷が小
さく、高速で移動できる。構成が簡単である。

Ｌ記遮光シートを移動させ、光を通過・遮断するとき、
遮光シー）・中の不要部をリールに巻きつけることによ
り、遮光モードが必要とする床面植を最小にできるなど
の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明リーダプリンタの概隻構成を示す斜視図
、第２図は本発明の要部の斜視図、第３図は遮光シート
を移動させる駆動部の正面図、第４図、第５図は遮光シ
ートの移動距離検出の他の実施例を示す斜視図、第６図
はマイクロフィルムの正面図である。 Ｆはマイクロフィルム、１４はスリット、１５は感光体
（感光ドラム）、１７ａ−１７ｂは遮光シート、３０は
光量センサ、３２はワンウェイクラッチ、３７はシート
送りローラ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）マイクロフィルムに記録されているネガ画像を移
   動感光体にスリットを介して投影し、反転現像によりそ
   のコピーを得るプリンタにおいて、感光体の移動方向に
   直交して送り出し・巻取り可能にリールに巻付けたシー
   ト状遮光部材と、画像コマの領域境界を検出するように
   投影光路内に設けられた光量センサとを備え、上記光量
   センサが画像コマの領域境界を検出した信号で上記シー
   ト状遮光部材を所定の位置に移動・停止させ、上記画像
   コマの領域外を遮光するように構成したことを特徴とす
   るプリンタ。
2. （２）リールに巻かれたシート状遮光部材に接するシー
   ト送りローラと、リール軸に該リール軸が巻き取り方向
   に回転するとき動力伝達可能なワンウェイクラッチと、
   上記リール軸と上記シート送りローラを同時に駆動する
   駆動機構を設け、上記リール軸の回転による上記リール
   に巻かれたシート状遮光部材の外周の速度を上記シート
   送りローラの外周の速度より速く設定して、シート状遮
   光部材の送り出し・巻き取り時には上記シート送りロー
   ラと上記リールの周速に速度差をもたせ、シート状遮光
   部材を上記リールに巻き取ることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載のプリンタ。