JPS62121441A - 複写画像横ずれ補正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、同一原稿を循環的に自動送りしつる自動原稿
送り装置を有する複写機で同一原稿より複数枚の複写を
行なう場合の原稿の横ずれによる複写画像の横ずれを補
正する装置に関する。

従来技術 自動原稿送り装置で同一原稿を循環的に自動送りし、感
光体をスリット露光して複数枚の複写を行なう方式の複
写機では１自動原稿送り装置の搬送ローラの傾き、ガイ
ド板の痕、スキュー補正等の原因により、原稿が循環搬
送されるに従って原稿が搬送方向に対して直角方向にず
れ、その結果、コピー上の複写画像が紙面に対して横方
向にずれる現象がみられる。

目　　　的 本発明は、自動原稿走り装置を用いて原稿を複数回循環
させた場合、原稿が横方向にずれた場合にも、記録シー
ト上の画像の横ずれのないコピーが得られる複写画像横
ずれ補正装置を提供することを目的とする。

構成 本発明の複写画像横ずれ補正装置は、上記目的を達成さ
せるため、原稿の横ずれｆｆｉを検知する手段と、上記
自動原稿送り装置の横方向移動手段とを有し、上記原稿
横ずれ量検知手段により検知された原稿横ずれ量と同じ
量だけ、自動原稿送り装置を、当該原稿露光終了から次
回露光開始までの時間内に、原稿のずれ方向と逆方向に
移動させるようにしたことを特徴とする。

以下に、本発明の実施例を、図面に基づいて詳細に説明
する。

第１図は、本発明の複写画保検ずれ補正装置を有する複
写機の露光々学系の図式図、第２図はその複写機の概略
構成及び横ずれ補正のための制御回路を示す図である。

複写機本体２３の上部には自動原稿送り装置１が設けら
れ、原稿８は１対の反転ローラＩａとガイド板１１とに
より形成される循環経路全所要の回数循環搬送され、そ
の間に固定の原稿照明装置５によりスリット照明され、
その度射光は結像レンズ２５と所要のミラーにより構成
される露光々学系２４により、原稿と同期して移動する
感光体ドラム２上に結像し、スリット露光が行なわれ、
感光体ドラム２土に原稿画像の静電潜像が形成される。

静電潜像は現像されてトナー像が形成され、このトナー
像は転写紙３に転ずされ翫定着装置４により定着されて
機外のコピートレイ２６上に排出される。

こ＼迄に述べた構成は、従来の自動原稿循環送り装置付
きのスリット露光複写機と変るところはない。

本発明の複写画保検ずれ補正装置の構成要件の１つであ
る横ずれ検知装置は、原稿露光のための前記の原稿照明
装置５により露光のための照明位置から離れた位置でス
リット照明された原稿の幅方向の端部の像を結像させる
ミラー６とレンズ７より成る光学系と、その像が結像さ
れる工次元固体イｙ＠−ジ七ン丈（、以下Ｃ，ＣＤ−と
−う）９とその出力を記憶させるメモリー１２とより成
る。このための原稿照明位置より原稿搬送方向上流側に
レジストセンサ１０が設けられている。レジストセンサ
１０が原稿先端を検知してから所定時間後、ＣＣＤ９が
駆動され出力する。原稿の端部の位置が明瞭になるよう
に、その照射部ではガイド板１１は黒色に着色されるか
〜又は光が反射しないように貫通孔が設けられている。

ＣＣＤ９の受光面は横方向に延びるように配設されてい
る。複数回同一原稿を繰返し循環するとき、１回目のＣ
ＣＤ９の出力をメモリー１２に記憶させて、２回目以降
のＣＣＤ９の出力をこれと比較することにより、原稿８
の横方向のずれ量ΔＪ−検知することができるようにな
っている。

自動原稿送り装置１は、１つのケースに収納され、第２
図乃至第４図に示す如く、複写機本体２３の機枠に設け
られたガイドレール１３により走査方向に対して横方向
に摺動自在に支持され、自動原稿送り装置１に固定され
ためねじに螺合させたねじ棒１４を回転させることによ
り、矢印Ｘで示す横方向に移動させることができるよう
になっている。ねじｎ１４の端部には、ウオームホイー
ル１５が固設され、パルスモータ１６の軸に固設され九
ウオームギヤ２２と噛合っている。

第２図の１７は演算回路であって、ＣＣＤ９からの出力
ΔＬにしたがって駆動回路２５に入力し、パルスモータ
１６を所定の方向にΔＬに対応するパルス数だけ回転さ
せる◇パルスモータ１６の回転方向はΔＬの値の正負に
応じて逆の方向に自動原稿送り装置１を移動させる方向
である０ノぐルス数Ｐは、 で与えられる。パルスモータ１６の駆動タイミングは、
原稿の横方向ずれ量を検知した時の原稿の後端がレジス
トセンサ１０を通過してから所定の時間Ｓ１ 後に、パルスモータ１６を駆動させ、次に同じ原稿の先
端がレジストセンサ１ｏを検、知してから、所定の時間
Ｓ２ 迄の時間内に動作が停止するように制御しなければなら
ない。

上記のように制御するこ七により、原稿走査中に自動原
稿送り装置１が横方向に移動して複写画像が歪んだりピ
ケたりすることがなくなる。

所定回数の循環が完了した後、原稿８は１第２図に示す
ガイド爪１８の破線位置への変位により、原稿トレイ２
７土に排出され、自動原稿送り装置】はホームポジショ
ンに戻される。自動原稿送り装置１のホームポジション
は、本体２３に固設されるセンサ１９　、１９’とパル
スモータ１６の軸に固設すれたエンコーダ２０とセンサ
２１により位置を判断する。

ホームポジションはセンサ１９　、１９’が自動原稿送
り装置１に固設された遮光板２１により遮られ、センサ
２１がエンコーダ２０に１個所設けた切欠部を検知する
ことにより検知される。自動原稿送り装置ｌの移動方向
の検知は、第４図Ｖこおいて、センサ１９のみが遮光板
２１で遮られている場合、右（正方向）に移動している
ことを検知しており、センサ１９′のみが遮光板２１′
に遮られている場合、左（負方向）側に移動しているこ
とを検知していることになる。

上記の実施例は、感光体上に形成されたトナー像を転写
紙に転写してコピーを得る転写式複￥機に本発明を適用
したものであるが、本発明は感光体がそのマー記録紙と
なるエレクトロファックス法等の複写機にも適用するこ
とができる。

効　　果 以上の如く、本発明によれば、同一原稿を繰返し循環さ
せている間に横ずれが発生しても、常に記録紙上に横ず
れなく、又ボケやゆがみのない画像が形成されたコピー
を得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の複写画保検ずれ補正装置を有する複写
機の実施例の露光々学系の図式図、第２図はその複写機
の概略構成及び横ずれ補正のための制御回路全示す側断
面図、第３図はその自動原稿送り装置の駆動機構を示す
斜視図、第４図はその正面図である。 １・・・自動原稿送り装置、２・・・感光体ドラム、３
・・・転写紙（記録紙）、５・・・原稿照明装置、６．
７１９．１２・・・原稿横ずれ量検知手段、８・・・原
稿、ｌＯ・・・レジストセンサ、１１・・・ガイド板− １３，１４，１５，１６・・・「露光々学系」横方向移
動手段、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 同一原稿を循環的に自動送りしうる自動原稿送り装置を
   有する複写機で同一原稿より複数枚の複写を行なう場合
   の原稿の横ずれによる複写画像の横ずれ補正装置におい
   て、原稿の横ずれ量を検知する手段と、上記自動原稿送
   り装置の横方向移動手段とを有し、上記原稿横ずれ量検
   知手段により検知された原稿横ずれ量と同じ量だけ、自
   動原稿送り装置を、当該原稿露光終了から次回露光開始
   までの時間内に、原稿のずれ方向と逆方向に移動させる
   ようにしたことを特徴とする複写画像横ずれ補正装置。