JPS627803B2 - - Google Patents
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- JPS627803B2 JPS627803B2 JP55006163A JP616380A JPS627803B2 JP S627803 B2 JPS627803 B2 JP S627803B2 JP 55006163 A JP55006163 A JP 55006163A JP 616380 A JP616380 A JP 616380A JP S627803 B2 JPS627803 B2 JP S627803B2
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- JP
- Japan
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- power take
- pair
- bonnet
- vehicle body
- lift
- Prior art date
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Landscapes
- Agricultural Machines (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、移動車体の前方に各種作業機を装着
する前装三点リンク装置に関し、前部動力取出時
の安全性を確保すると同時に、前車軸受台等の強
度の増大を図ることを目的とする。
する前装三点リンク装置に関し、前部動力取出時
の安全性を確保すると同時に、前車軸受台等の強
度の増大を図ることを目的とする。
移動車体(例えばトラクタ等)の前方に各種作
業機を装着し、移動車体により作業機を後押し状
態で作業を行うように前装三点リンク装置が考え
られている。この種の前装三点リンク装置の場
合、移動車体の前部両側に取付枠を装着し、これ
にロアリンク及びリフトシリンダを枢着するのが
通常であるが、その枢着部が前車軸より大きく前
方に突出した位置になれば、前車軸受台等の移動
車体前部に異常な応力が作用し、その強度が著し
く低下することになる。
業機を装着し、移動車体により作業機を後押し状
態で作業を行うように前装三点リンク装置が考え
られている。この種の前装三点リンク装置の場
合、移動車体の前部両側に取付枠を装着し、これ
にロアリンク及びリフトシリンダを枢着するのが
通常であるが、その枢着部が前車軸より大きく前
方に突出した位置になれば、前車軸受台等の移動
車体前部に異常な応力が作用し、その強度が著し
く低下することになる。
本発明は、このような問題点を解消すると同時
に、前部動力取出時の安全性を図つたものであつ
て、その特徴とするところは、移動車体上に、エ
ンジン等をおおうボンネツトをその前端側が該移
動車体前端の前車軸受台よりも前方に突出するよ
うに備え、このボンネツトの前方側に、前方に突
出する左右一対のロアリンクと、該各ロアリンク
を昇降させる左右一対のリフトシリンダとを備え
たものにおいて、移動車体の左右両側面に、前車
軸受台から後方に延びる左右一対の取付枠を該移
動車体の下面よりも上方側で前後方向に設けると
共に、前車軸受台の前端に、一部がボンネツトの
下側に入り込むように前部動力取出装置を設け、
左右一対の取付枠の前端部に、上方に起立する起
立部を夫々設け、この左右一対の起立部の上端部
間を連結する連結部材を前部動力取出装置の上方
に設け、前部動力取出装置の側方部位で左右一対
に取付枠にロアリンク及びリフトシリンダの枢着
部を夫々設けた点にある。
に、前部動力取出時の安全性を図つたものであつ
て、その特徴とするところは、移動車体上に、エ
ンジン等をおおうボンネツトをその前端側が該移
動車体前端の前車軸受台よりも前方に突出するよ
うに備え、このボンネツトの前方側に、前方に突
出する左右一対のロアリンクと、該各ロアリンク
を昇降させる左右一対のリフトシリンダとを備え
たものにおいて、移動車体の左右両側面に、前車
軸受台から後方に延びる左右一対の取付枠を該移
動車体の下面よりも上方側で前後方向に設けると
共に、前車軸受台の前端に、一部がボンネツトの
下側に入り込むように前部動力取出装置を設け、
左右一対の取付枠の前端部に、上方に起立する起
立部を夫々設け、この左右一対の起立部の上端部
間を連結する連結部材を前部動力取出装置の上方
に設け、前部動力取出装置の側方部位で左右一対
に取付枠にロアリンク及びリフトシリンダの枢着
部を夫々設けた点にある。
以下、図示の実施例について本発明を詳述する
と、第1図乃至第4図において、1はトラクタ車
体であつて、前車軸受台2、エンジン3、クラツ
チハウジング4及びミツシヨンケース等を構造体
として成り、その前部のエンジン3等はボンネツ
ト5により覆われている。前車軸受台2は、トラ
クタ車体1の前端部に位置し、エンジン3のクラ
ンクケースに剛結合されている。6は前車軸ケー
スで、前車軸受台2にセンター軸廻りに揺動自在
に支架され、この前車軸ケース6の左右両端には
終減速装置7等を介して操向動作可能に前輪8が
設けられている。なお前輪8は駆動車輪とされて
いる。9はトラクタ車体1の前部両側に配置され
た側面視L字状の取付枠で、前端の起立部10が
前車軸受台2より前方に突出した状態にあり、前
端部が取付ボルト11により前車軸受台2に、後
端部が取付ボルト12によりクラツチハウジング
4に夫々着脱自在に装着されている。各取付枠9
の起立部10上端間はボンネツト5の前方位置で
筒状の連結部材13により左右一体に連結されて
おり、この連結部材13の中央部にトツプリンク
取付台14が設けられる。トツプリンク取付台1
4は上下方向に複数個の取付孔15を具備し、枢
支ピン16によりトツプリンク17が着脱自在に
枢着される。なおトツプリンク17はターンバツ
クル構造で、伸縮自在である。18は取付枠9の
前端下部の隅に補強板19,20を介して装着さ
れた取付台で、この取付台18と取付枠9とにま
たがつて挿抜自在な枢支ピン21,22により各
ロアリンク23及びリフトシリンダ24が着脱自
在に枢着されている。ロアリンク23は左右一対
あり、トラクタ車体1から前方に突出した状態で
枢支ピン21により上下動自在に枢支される。リ
フトシリンダ24はロアリンク23昇降用であつ
て、各ロアリンク23に対応して左右一対あり、
このリフトシリンダ24の一端は枢支ピン25を
介してリフトアーム26に連結される。リフトア
ーム26は連結部材13の軸心上で各起立部10
の外側に装着された支軸27により上下動自在に
枢支され、このリフトアーム26の前端には各ロ
アリンク23に連結されたリフトロツド28が枢
着されている。なおロアリンク23は両端にボー
ル継手を有する。29はロアリンク23の左右揺
動を規制するチエツクチエーンで、ターンバツク
ル30により伸縮調整自在であり、かつ各取付枠
9の内側に取付けられたチエツクチエーン取付具
31に、枢支ピン21と同一軸心上の取付ピン3
2により着脱自在に連結されている。33は前装
作業機である。34は前部動力取出装置で、左右
の取付枠9間において前車軸受台2の前面にスペ
ーサ35を介して複数本の取付ボルト36により
着脱自在に取付けられており、この前部動力取出
装置34は後部側の一部がボンネツト5のライト
グリル部の下側に入込んだ状態にあり、またこの
前部動力取出装置34の側方部位にロアリンク2
3及びリフトシリンダ24の枢支ピン21,22
が配置されている。前部動力取出装置34は入力
軸37と前部PTO軸38とを有し、その入力軸
37は可撓軸継手39、伝動軸40を介してエン
ジン3のクランク軸41に着脱自在に連結されて
いる。42は取付枠9から内方に突設された補強
板で、取付ボルト36により前部動力取出装置3
4と共締めされている。なおトツプリンク17及
び左右一対のロアリンク23により三点リンク機
構が構成される。
と、第1図乃至第4図において、1はトラクタ車
体であつて、前車軸受台2、エンジン3、クラツ
チハウジング4及びミツシヨンケース等を構造体
として成り、その前部のエンジン3等はボンネツ
ト5により覆われている。前車軸受台2は、トラ
クタ車体1の前端部に位置し、エンジン3のクラ
ンクケースに剛結合されている。6は前車軸ケー
スで、前車軸受台2にセンター軸廻りに揺動自在
に支架され、この前車軸ケース6の左右両端には
終減速装置7等を介して操向動作可能に前輪8が
設けられている。なお前輪8は駆動車輪とされて
いる。9はトラクタ車体1の前部両側に配置され
た側面視L字状の取付枠で、前端の起立部10が
前車軸受台2より前方に突出した状態にあり、前
端部が取付ボルト11により前車軸受台2に、後
端部が取付ボルト12によりクラツチハウジング
4に夫々着脱自在に装着されている。各取付枠9
の起立部10上端間はボンネツト5の前方位置で
筒状の連結部材13により左右一体に連結されて
おり、この連結部材13の中央部にトツプリンク
取付台14が設けられる。トツプリンク取付台1
4は上下方向に複数個の取付孔15を具備し、枢
支ピン16によりトツプリンク17が着脱自在に
枢着される。なおトツプリンク17はターンバツ
クル構造で、伸縮自在である。18は取付枠9の
前端下部の隅に補強板19,20を介して装着さ
れた取付台で、この取付台18と取付枠9とにま
たがつて挿抜自在な枢支ピン21,22により各
ロアリンク23及びリフトシリンダ24が着脱自
在に枢着されている。ロアリンク23は左右一対
あり、トラクタ車体1から前方に突出した状態で
枢支ピン21により上下動自在に枢支される。リ
フトシリンダ24はロアリンク23昇降用であつ
て、各ロアリンク23に対応して左右一対あり、
このリフトシリンダ24の一端は枢支ピン25を
介してリフトアーム26に連結される。リフトア
ーム26は連結部材13の軸心上で各起立部10
の外側に装着された支軸27により上下動自在に
枢支され、このリフトアーム26の前端には各ロ
アリンク23に連結されたリフトロツド28が枢
着されている。なおロアリンク23は両端にボー
ル継手を有する。29はロアリンク23の左右揺
動を規制するチエツクチエーンで、ターンバツク
ル30により伸縮調整自在であり、かつ各取付枠
9の内側に取付けられたチエツクチエーン取付具
31に、枢支ピン21と同一軸心上の取付ピン3
2により着脱自在に連結されている。33は前装
作業機である。34は前部動力取出装置で、左右
の取付枠9間において前車軸受台2の前面にスペ
ーサ35を介して複数本の取付ボルト36により
着脱自在に取付けられており、この前部動力取出
装置34は後部側の一部がボンネツト5のライト
グリル部の下側に入込んだ状態にあり、またこの
前部動力取出装置34の側方部位にロアリンク2
3及びリフトシリンダ24の枢支ピン21,22
が配置されている。前部動力取出装置34は入力
軸37と前部PTO軸38とを有し、その入力軸
37は可撓軸継手39、伝動軸40を介してエン
ジン3のクランク軸41に着脱自在に連結されて
いる。42は取付枠9から内方に突設された補強
板で、取付ボルト36により前部動力取出装置3
4と共締めされている。なおトツプリンク17及
び左右一対のロアリンク23により三点リンク機
構が構成される。
上記構成において、トツプリンク17及びロア
リンク23によりトラクタ車体1の前方に作業機
33を装着し、この作業機33により作業を行な
う場合は、作業機33を地面に接地させた状態
で、トツプリンク17及びロアリンク23を介し
てトラクタ車体1により後押し状態で走行する。
この場合、リフトシリンダ24を浮動状態にして
おけば、作業機33はトツプリンク17及びロア
リンク23が上下揺動自在であるから、必ず地面
の起伏に追従しながら走行する。
リンク23によりトラクタ車体1の前方に作業機
33を装着し、この作業機33により作業を行な
う場合は、作業機33を地面に接地させた状態
で、トツプリンク17及びロアリンク23を介し
てトラクタ車体1により後押し状態で走行する。
この場合、リフトシリンダ24を浮動状態にして
おけば、作業機33はトツプリンク17及びロア
リンク23が上下揺動自在であるから、必ず地面
の起伏に追従しながら走行する。
作業機33を上昇させる場合は、リフトシリン
ダ24を伸長方向に作動させる。するとリフトア
ーム26が支軸27廻りに上方に回動し、リフト
ロツド28を介してロアリンク23を引上げるの
で、トツプリンク17及びロアリンク23各枢支
ピン16,21を支点として上方に回動し、作業
機33を所要高さまで持上げることができる。作
業機33を降す場合は、リフトシリンダ24を作
業機33自体の重量によつて収縮方向に作動させ
れば良く、従つてリフトシリンダ24は単動油圧
シリンダで十分である。
ダ24を伸長方向に作動させる。するとリフトア
ーム26が支軸27廻りに上方に回動し、リフト
ロツド28を介してロアリンク23を引上げるの
で、トツプリンク17及びロアリンク23各枢支
ピン16,21を支点として上方に回動し、作業
機33を所要高さまで持上げることができる。作
業機33を降す場合は、リフトシリンダ24を作
業機33自体の重量によつて収縮方向に作動させ
れば良く、従つてリフトシリンダ24は単動油圧
シリンダで十分である。
作業機33の装着姿勢は、トツプリンク取付台
14に対するトツプリンク17の枢着位置を上下
に調整するか、若しくはトツプリンク17を伸縮
調整すれば、適当に変更可能である。
14に対するトツプリンク17の枢着位置を上下
に調整するか、若しくはトツプリンク17を伸縮
調整すれば、適当に変更可能である。
作業機33を駆動する場合は、前部PTO軸3
8に自在接手軸を接続し、エンジン3のクランク
軸41より伝動軸40、可撓軸継手39、前部動
力取出装置34、前部PTO軸38及び自在接手
軸を経て作業機33へと動力を伝達する。
8に自在接手軸を接続し、エンジン3のクランク
軸41より伝動軸40、可撓軸継手39、前部動
力取出装置34、前部PTO軸38及び自在接手
軸を経て作業機33へと動力を伝達する。
前部動力取出装置34はボンネツト5の下側に
入込んだ状態で前車軸受台2の前端に装着され、
その側方部位に取付枠9の起立部10、取付台1
8、ロアリンク23及びリフトシリンダ24の枢
着部等があるので、前部動力取出装置34は周囲
から取囲まれた状態にあり、動力取出時にも安全
性を確保できる。また動力取出装置34は前車軸
受台2と云う前車軸ケース6に近接した箇所に装
着されているので、その側方部位にあるロアリン
ク23及びリフトシリンダ24の枢着部も当然前
車軸ケース6に近接した位置にあり、従つて作業
機33の上昇時に、作業機荷重が枢着部に加わつ
ても、前車軸受台2に対する応力を軽減でき、前
車軸受台2の強度の低下を防止できる。しかもロ
アリンク23及びリフトシリンダ24の枢支ピン
21,22は、取付枠9を前車軸受台2に装着す
る取付ボルト11に対して非常に接近した位置に
あるので、作業機33の後押し時にロアリンク2
3から枢支ピン21に加わる反力、或いは作業機
33の上昇時にリフトシリンダ24から枢支ピン
22に加わる反力の方向が必ず取付ボルト11の
近傍を通り、従つてこの取付ボルト11に加わる
モーメントを可及的小とし、専ら剪断力のみを作
用させることが可能であり、取付ボルト11の強
度が向上する。
入込んだ状態で前車軸受台2の前端に装着され、
その側方部位に取付枠9の起立部10、取付台1
8、ロアリンク23及びリフトシリンダ24の枢
着部等があるので、前部動力取出装置34は周囲
から取囲まれた状態にあり、動力取出時にも安全
性を確保できる。また動力取出装置34は前車軸
受台2と云う前車軸ケース6に近接した箇所に装
着されているので、その側方部位にあるロアリン
ク23及びリフトシリンダ24の枢着部も当然前
車軸ケース6に近接した位置にあり、従つて作業
機33の上昇時に、作業機荷重が枢着部に加わつ
ても、前車軸受台2に対する応力を軽減でき、前
車軸受台2の強度の低下を防止できる。しかもロ
アリンク23及びリフトシリンダ24の枢支ピン
21,22は、取付枠9を前車軸受台2に装着す
る取付ボルト11に対して非常に接近した位置に
あるので、作業機33の後押し時にロアリンク2
3から枢支ピン21に加わる反力、或いは作業機
33の上昇時にリフトシリンダ24から枢支ピン
22に加わる反力の方向が必ず取付ボルト11の
近傍を通り、従つてこの取付ボルト11に加わる
モーメントを可及的小とし、専ら剪断力のみを作
用させることが可能であり、取付ボルト11の強
度が向上する。
なおトラクタ車体1にフロントローダ等を装着
する場合は、トツプリンク17、ロアリンク23
等を取外せば良い。
する場合は、トツプリンク17、ロアリンク23
等を取外せば良い。
前車軸受台2の構造は特に実施例に限定される
ものではない。ロアリンク23及びリフトシリン
ダ24の枢支ピン21,22は前部動力取出装置
34の側方部位であれば良く、必ずしも同じ程度
の高さに設ける必要はない。
ものではない。ロアリンク23及びリフトシリン
ダ24の枢支ピン21,22は前部動力取出装置
34の側方部位であれば良く、必ずしも同じ程度
の高さに設ける必要はない。
本発明では、前車軸受台の前端に前部動力取出
装置を設け、その両側にロアリンク及びリフトシ
リンダを配置しているので、ロアリンク等が安全
ガードとしての機能を果し、前部動力取出時の安
全性を確保できる。また前部動力取出装置が前車
軸受台の前端に位置し、その側方部位にロアリン
ク及びリフトシリンダの枢着部が位置する関係か
ら、これら枢着部も当然前車軸ケース等に接近
し、従つて作業機負荷による移動機体前部の応力
を軽減できる。また移動車体に左右両側面に、前
端の前車軸受台からその後方に延びる左右一対の
取付枠を前後方向に設けて移動車体を補強する一
方、左右一対の取付枠の前端部に、上方に起立す
る起立部を設け、この左右一対の起立部の上端部
間を、前部動力取出装置の上方に設けた連結部材
で連結し、左右一対の取付枠にロアリンク及びリ
フトシリンダの枢支部を設けているので、強度が
著しく向上し、前述の応力の軽減と相俟つて作業
機負荷に対する強度が増大する。
装置を設け、その両側にロアリンク及びリフトシ
リンダを配置しているので、ロアリンク等が安全
ガードとしての機能を果し、前部動力取出時の安
全性を確保できる。また前部動力取出装置が前車
軸受台の前端に位置し、その側方部位にロアリン
ク及びリフトシリンダの枢着部が位置する関係か
ら、これら枢着部も当然前車軸ケース等に接近
し、従つて作業機負荷による移動機体前部の応力
を軽減できる。また移動車体に左右両側面に、前
端の前車軸受台からその後方に延びる左右一対の
取付枠を前後方向に設けて移動車体を補強する一
方、左右一対の取付枠の前端部に、上方に起立す
る起立部を設け、この左右一対の起立部の上端部
間を、前部動力取出装置の上方に設けた連結部材
で連結し、左右一対の取付枠にロアリンク及びリ
フトシリンダの枢支部を設けているので、強度が
著しく向上し、前述の応力の軽減と相俟つて作業
機負荷に対する強度が増大する。
しかも、取付枠で車体を補強するに当たり、取
付枠を車体の下方側に配置する構造を採らず、車
体の両側面に、該車体の下面よりも上方側で前後
方向に設けた構成を採つているので、取付枠が車
体の下方側にあるもののように車体下側の地上高
が小さくなることもなく、従つて、地上高を十分
に必要とする作業機であつても、車体の前方に装
着して作業を行なうことができる。また前部動力
取出装置は、ボンネツトの下方側に一部が入り込
むようにして前車軸受台に取付けているため、前
部動力取出装置の前方への張出しを小さくでき、
従つて、この前部動力取出装置から自在接手軸を
経て作業機へと動力を伝達する場合に、前部動力
取出装置を作業機との間隙を十分に確保できるた
め、自在接手軸の屈折角を小さくして円滑な動力
伝達が可能である。
付枠を車体の下方側に配置する構造を採らず、車
体の両側面に、該車体の下面よりも上方側で前後
方向に設けた構成を採つているので、取付枠が車
体の下方側にあるもののように車体下側の地上高
が小さくなることもなく、従つて、地上高を十分
に必要とする作業機であつても、車体の前方に装
着して作業を行なうことができる。また前部動力
取出装置は、ボンネツトの下方側に一部が入り込
むようにして前車軸受台に取付けているため、前
部動力取出装置の前方への張出しを小さくでき、
従つて、この前部動力取出装置から自在接手軸を
経て作業機へと動力を伝達する場合に、前部動力
取出装置を作業機との間隙を十分に確保できるた
め、自在接手軸の屈折角を小さくして円滑な動力
伝達が可能である。
図面は本発明の一実施例を例示し、第1図は概
略側面図、第2図は要部側面図、第3図は要部平
面図、第4図は第2図のA−A矢示図である。 1……トラクタ車体、2……前車軸受台、4…
…クラツチハウジング、5……ボンネツト、6…
…前車軸ケース、8……前輪、9……取付枠、1
0……起立部、13……連結部材、17……トツ
プリンク、23……ロアリンク、24……リフト
シリンダ、26……リフトアーム、29……チエ
ツクチエーン、33……前装作業機、34……前
部動力取出装置、38……前部PTO軸。
略側面図、第2図は要部側面図、第3図は要部平
面図、第4図は第2図のA−A矢示図である。 1……トラクタ車体、2……前車軸受台、4…
…クラツチハウジング、5……ボンネツト、6…
…前車軸ケース、8……前輪、9……取付枠、1
0……起立部、13……連結部材、17……トツ
プリンク、23……ロアリンク、24……リフト
シリンダ、26……リフトアーム、29……チエ
ツクチエーン、33……前装作業機、34……前
部動力取出装置、38……前部PTO軸。
Claims (1)
- 1 移動車体1上に、エンジン3等をおおうボン
ネト5をその前端側が該移動車体1前端の前車軸
受台2よりも前方に突出するように備え、このボ
ンネツト5の前方側に、前方に突出する左右一対
のロアリンク23と、該各ロアリンク23を昇降
させる左右一対のリフトシリンダ24とを備えた
ものにおいて、移動車体1の左右両側面に、前車
軸受台2から後方に延びる左右一対の取付枠9を
該移動車体1の下面よりも上方側で前後方向に設
けると共に、前車軸受台2の前端に、一部がボン
ネツト5の下側に入り込むように前部動力取出装
置34を設け、左右一対の取付枠9の前端部に、
上方に起立する起立部10を夫々設け、この左右
一対の起立部10の上端部間を連結する連結部材
13を前部動力取出装置34の上方に設け、前部
動力取出装置34の側方部位で左右一対の取付枠
9にロアリンク23及びリフトシリンダ24の枢
着部21,22を夫々設けたことを特徴とする前
装三点リンク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP616380A JPS56105142A (en) | 1980-01-21 | 1980-01-21 | Front-fitted 3-points link apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP616380A JPS56105142A (en) | 1980-01-21 | 1980-01-21 | Front-fitted 3-points link apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56105142A JPS56105142A (en) | 1981-08-21 |
JPS627803B2 true JPS627803B2 (ja) | 1987-02-19 |
Family
ID=11630854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP616380A Granted JPS56105142A (en) | 1980-01-21 | 1980-01-21 | Front-fitted 3-points link apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56105142A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5875508U (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-21 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 農用トラクタ−の作業機装着装置 |
JPS59170409U (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-14 | 株式会社クボタ | 農用トラクタのフロント作業装置用昇降装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3145781A (en) * | 1961-09-20 | 1964-08-25 | Porsche Diesel Motorenbau G M | Tractor arrangement |
US3310123A (en) * | 1964-12-08 | 1967-03-21 | Paul D Abbott | Tractor hitch selectively adjustable stabilizer |
GB1547560A (en) * | 1975-04-01 | 1979-06-20 | Uni Drive Tractors Ltd | Tractors and attachments therefor |
US4181181A (en) * | 1977-11-21 | 1980-01-01 | Massey-Ferguson Inc. | Tractor implement hitch with rubbing surfaces to limit sway |
JPS627803A (ja) * | 1985-07-04 | 1987-01-14 | Yoshinobu Kobayashi | 構造物表面に融接する為の耐摩耗材 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5013333U (ja) * | 1973-06-02 | 1975-02-12 | ||
JPS5272303U (ja) * | 1975-11-26 | 1977-05-30 | ||
JPS53114802U (ja) * | 1977-02-21 | 1978-09-12 | ||
JPS591444Y2 (ja) * | 1978-02-28 | 1984-01-17 | 株式会社小松製作所 | 3点ヒツチ装置 |
JPS599537Y2 (ja) * | 1978-03-23 | 1984-03-26 | ヤンマー農機株式会社 | 乗用田植機 |
-
1980
- 1980-01-21 JP JP616380A patent/JPS56105142A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3145781A (en) * | 1961-09-20 | 1964-08-25 | Porsche Diesel Motorenbau G M | Tractor arrangement |
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JPS627803A (ja) * | 1985-07-04 | 1987-01-14 | Yoshinobu Kobayashi | 構造物表面に融接する為の耐摩耗材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56105142A (en) | 1981-08-21 |
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