JPS627789B2 - - Google Patents
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- JPS627789B2 JPS627789B2 JP56142724A JP14272481A JPS627789B2 JP S627789 B2 JPS627789 B2 JP S627789B2 JP 56142724 A JP56142724 A JP 56142724A JP 14272481 A JP14272481 A JP 14272481A JP S627789 B2 JPS627789 B2 JP S627789B2
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- dec
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- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 claims description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 14
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims 10
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- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 claims 3
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P5/00—Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P29/00—Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
- H02P29/04—Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors by means of a separate brake
- H02P29/045—Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors by means of a separate brake whereby the speed is regulated by measuring the motor speed and comparing it with a given physical value
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、基準信号の位相に同期するようにモ
ータの回転速度を制御するモータの速度制御装置
に関するものである。
ータの回転速度を制御するモータの速度制御装置
に関するものである。
このようなモータ速度制御装置は、たとえばビ
デオテープレコーダにおける回転シリンダモータ
の速度制御に使用されている。その従来例を第1
図に示す。同図において、1は被速度制御モー
タ、2はモータ1の回転速度に対応した周波数信
号イ(通常、1回転に50パルス程度)を発生する
第1の周波数信号発生器、3はその周波数信号イ
から回転速度に応じたアナログまたはデイジタル
信号ニを得る速度検出器、4はモータ1の回転位
相に対応した周波数信号ロ(通常、1回転に1パ
ルス)を発生する第2の周波数信号発生器、5は
位相同期の基準信号ハを発生する基準周波数信号
発生器、6は基準信号ハと第2の周波数信号ロと
の位相差に対応したアナログまたはデイジタル信
号を得る位相差検出器、7は位相差検出器6の出
力ホに含まれる低周波成分を増強するフイルタ
(第2図にその利得―周波数伝達特性を示す)、8
は速度検出器3の出力ニとフイルタ7の出力ヘを
合成する加算器、9は加算器8の出力トを制御信
号としてモータ1への供給電力を変化させる電力
増幅器である。
デオテープレコーダにおける回転シリンダモータ
の速度制御に使用されている。その従来例を第1
図に示す。同図において、1は被速度制御モー
タ、2はモータ1の回転速度に対応した周波数信
号イ(通常、1回転に50パルス程度)を発生する
第1の周波数信号発生器、3はその周波数信号イ
から回転速度に応じたアナログまたはデイジタル
信号ニを得る速度検出器、4はモータ1の回転位
相に対応した周波数信号ロ(通常、1回転に1パ
ルス)を発生する第2の周波数信号発生器、5は
位相同期の基準信号ハを発生する基準周波数信号
発生器、6は基準信号ハと第2の周波数信号ロと
の位相差に対応したアナログまたはデイジタル信
号を得る位相差検出器、7は位相差検出器6の出
力ホに含まれる低周波成分を増強するフイルタ
(第2図にその利得―周波数伝達特性を示す)、8
は速度検出器3の出力ニとフイルタ7の出力ヘを
合成する加算器、9は加算器8の出力トを制御信
号としてモータ1への供給電力を変化させる電力
増幅器である。
このような構成のモータの速度制御装置の制御
性能(外乱トルクに対するモータ1の速度変動の
程度を表わす周波数伝達特性)は第3図のように
なつている(グラフ上の位置が下になる程特性は
良い)。この特性は次の4つの領域から成り立つ
ている。
性能(外乱トルクに対するモータ1の速度変動の
程度を表わす周波数伝達特性)は第3図のように
なつている(グラフ上の位置が下になる程特性は
良い)。この特性は次の4つの領域から成り立つ
ている。
A領域:モータ1の慣性モーメントによつて制御
性能が決まる周波数領域 B領域:速度検出器3の出力ニによつて、主に制
御される周波数領域(制御信号トにおい
て、速度検出器3の出力ニがフイルタ7
の出力ヘよりも大きく影響し、支配的と
なる領域) C領域:位相差検出器3とフイルタ7を通つた出
力ヘによつて主に制御される周波数領域
(制御信号トにおいて、フイルタ7の出
力ヘが速度検出器3の出力ニよりも大き
く、影響し支配的となる領域) D領域:C領域と同様であるが、フイルタ7の作
用によつて低周波成分の制御利得をさら
に増強した周波数領域 ビデオ用回転シリンダモータでは、再生画像の
安定性とジツタを小さくするために、交流的な速
度変動を小さくすると共に回転位相の定常的な偏
差(負荷トルクの定常的な変化に対する位相同期
点のずれ)をも小さくしなければならない。その
ために、フイルタ7を付加することにより直流お
よび低周波における制御利得を大きくして(第2
図参照)、第3図に示すように、低周波領域Dで
の制御性能を良好にしている。
性能が決まる周波数領域 B領域:速度検出器3の出力ニによつて、主に制
御される周波数領域(制御信号トにおい
て、速度検出器3の出力ニがフイルタ7
の出力ヘよりも大きく影響し、支配的と
なる領域) C領域:位相差検出器3とフイルタ7を通つた出
力ヘによつて主に制御される周波数領域
(制御信号トにおいて、フイルタ7の出
力ヘが速度検出器3の出力ニよりも大き
く、影響し支配的となる領域) D領域:C領域と同様であるが、フイルタ7の作
用によつて低周波成分の制御利得をさら
に増強した周波数領域 ビデオ用回転シリンダモータでは、再生画像の
安定性とジツタを小さくするために、交流的な速
度変動を小さくすると共に回転位相の定常的な偏
差(負荷トルクの定常的な変化に対する位相同期
点のずれ)をも小さくしなければならない。その
ために、フイルタ7を付加することにより直流お
よび低周波における制御利得を大きくして(第2
図参照)、第3図に示すように、低周波領域Dで
の制御性能を良好にしている。
しかし、第1図の様な構成では、位相を検出す
る第2の周波数信号発生器4の出力信号ロがモー
タ1の1回転に1回のパルスしか発生できないた
めに、位相制御を主体にできる周波数範囲(第3
図の2以下のC領域とD領域)が低くおさえら
れてしまう。これは、速度制御の安定性を確保す
るために必要とされ、2を大きくすることには
限界がある。そのために、2以上の周波数領域
における制御性能を良好にするためには、第1の
周波数信号発生器2の1回転あたりの検出パルス
数を大きくする必要がある(通常、50程度)。し
かし、パルス数の増加には物理的な限界があり、
制御性能の向上がはかりにくかつた。その結果、
ジツタ(特に、4から3におけるジツタ)が
多く発生し問題となつていた。
る第2の周波数信号発生器4の出力信号ロがモー
タ1の1回転に1回のパルスしか発生できないた
めに、位相制御を主体にできる周波数範囲(第3
図の2以下のC領域とD領域)が低くおさえら
れてしまう。これは、速度制御の安定性を確保す
るために必要とされ、2を大きくすることには
限界がある。そのために、2以上の周波数領域
における制御性能を良好にするためには、第1の
周波数信号発生器2の1回転あたりの検出パルス
数を大きくする必要がある(通常、50程度)。し
かし、パルス数の増加には物理的な限界があり、
制御性能の向上がはかりにくかつた。その結果、
ジツタ(特に、4から3におけるジツタ)が
多く発生し問題となつていた。
本発明は、そのような点を考慮して、少ないパ
ルス数ながらも良好な制御性能が得られるように
したモータの速度制御装置を提供するものであ
る。以下に本発明を図示の実施例に基いて説明す
る。
ルス数ながらも良好な制御性能が得られるように
したモータの速度制御装置を提供するものであ
る。以下に本発明を図示の実施例に基いて説明す
る。
第4図は本発明に係るモータの速度制御装置の
一実施例のブロツク構成図である。同図におい
て、1は被速度制御モータ、2はモータ1の回転
速度に対応した周波数信号イを発生する第1の周
波数信号発生器、3はその周波数信号イから回転
速度に応じたアナログまたはデイジタル信号ニを
得る速度検出器、4はモータ1の回転位相に対応
した周波数信号ロを発生する第2の周波数信号発
生器、5は位相同期の基準周波数信号ハを発生す
る基準周波数信号発生器、6は基準周波数信号ハ
と第2の周波数信号ロとの位相差に対応したアナ
ログまたはデイジタル信号ホを得る位相差検出
器、11は速度検出器3の出力ニと位相差検出器
6の出力ホが入力されて両者を合成する第5図に
示すごとき利得―周波数特性のフイルタ機能を有
する信号処理手段であるところの合成・フイルタ
器、9はその合成・フイルタ器11の出力トを制
御信号としてモータ1への供給電力を変化させる
電力増幅器である。
一実施例のブロツク構成図である。同図におい
て、1は被速度制御モータ、2はモータ1の回転
速度に対応した周波数信号イを発生する第1の周
波数信号発生器、3はその周波数信号イから回転
速度に応じたアナログまたはデイジタル信号ニを
得る速度検出器、4はモータ1の回転位相に対応
した周波数信号ロを発生する第2の周波数信号発
生器、5は位相同期の基準周波数信号ハを発生す
る基準周波数信号発生器、6は基準周波数信号ハ
と第2の周波数信号ロとの位相差に対応したアナ
ログまたはデイジタル信号ホを得る位相差検出
器、11は速度検出器3の出力ニと位相差検出器
6の出力ホが入力されて両者を合成する第5図に
示すごとき利得―周波数特性のフイルタ機能を有
する信号処理手段であるところの合成・フイルタ
器、9はその合成・フイルタ器11の出力トを制
御信号としてモータ1への供給電力を変化させる
電力増幅器である。
前記合成・フイルタ器11は、第5図に示され
るように、周波数1(1>2)より低い周
波数成分を−20dB/decの特性にて増強し、1
より高い周波数成分を所定利得(1以下を含む一
定値)にて増幅するようにしている。その結果、
第4図に示すモータの速度制御装置の制御性能
は、第6図に実線で示すごとき特性となる。ここ
に、 A領域:モータ1の慣性モーメントによつて制御
性能が決まる周波数領域。
るように、周波数1(1>2)より低い周
波数成分を−20dB/decの特性にて増強し、1
より高い周波数成分を所定利得(1以下を含む一
定値)にて増幅するようにしている。その結果、
第4図に示すモータの速度制御装置の制御性能
は、第6図に実線で示すごとき特性となる。ここ
に、 A領域:モータ1の慣性モーメントによつて制御
性能が決まる周波数領域。
B領域:速度検出器3の出力ニによつて主に制御
される周波数領域(制御信号トにおい
て、速度検出器3の出力トが位相差検出
器6の出力ホよりも大きく影響し、支配
的となる領域) E領域:B領域と同様であるが、合成・フイルタ
器11の作用により低周波成分の制御利
得を大きくした周波数領域(制御信号ト
において、速度検出器3の出力ニを−
20dB/decの特性にて増幅した信号が支
配的となる領域) F領域:位相差検出器6の出力ホを合成・フイル
タ器11により、低周波成分を増強した
信号によつて主に制御される周波数領域
(制御信号トにおいて、位相差検出器6
の出力ホが速度検出器3の出力トよりも
大きく影響し、出力信号ホを−20dB/
decの特性にて増幅した信号が支配的と
なる領域) なお、第6図に示した制御性能は、小さな値に
なる程(グラフ上の位置が下になる程)良好な特
性となつている。
される周波数領域(制御信号トにおい
て、速度検出器3の出力トが位相差検出
器6の出力ホよりも大きく影響し、支配
的となる領域) E領域:B領域と同様であるが、合成・フイルタ
器11の作用により低周波成分の制御利
得を大きくした周波数領域(制御信号ト
において、速度検出器3の出力ニを−
20dB/decの特性にて増幅した信号が支
配的となる領域) F領域:位相差検出器6の出力ホを合成・フイル
タ器11により、低周波成分を増強した
信号によつて主に制御される周波数領域
(制御信号トにおいて、位相差検出器6
の出力ホが速度検出器3の出力トよりも
大きく影響し、出力信号ホを−20dB/
decの特性にて増幅した信号が支配的と
なる領域) なお、第6図に示した制御性能は、小さな値に
なる程(グラフ上の位置が下になる程)良好な特
性となつている。
合成・フイルタ器11の一構成例を第7図に示
す。同図において、12は演算増幅器であり、そ
の入出力関係は、 〔信号ト〕=−(R3+1/SC) ・(1/R1〔信号ニ〕+1/R2〔信号ホ〕) となり、その特性は第5図に示すものと一致す
る。このように、積分作用(コンデンサCの働
き)を利用するならば第5図の特性は容易に実現
できる。
す。同図において、12は演算増幅器であり、そ
の入出力関係は、 〔信号ト〕=−(R3+1/SC) ・(1/R1〔信号ニ〕+1/R2〔信号ホ〕) となり、その特性は第5図に示すものと一致す
る。このように、積分作用(コンデンサCの働
き)を利用するならば第5図の特性は容易に実現
できる。
次に、本発明のモータ速度制御装置の効果につ
いて、第6図を参照して説明する。第6図に示す
実線の特性が本発明のモータ速度制御装置によつ
て得られる制御性能であり、同図の一点鎖線の特
性は従来のモータ速度制御装置(第1図)によつ
て得られる制御性能である。その差は、E領域と
F領域に顕著に現われ、その制御性能は著しく改
善されている。すなわち、 〔E領域〕 速度検出器3の出力ニを−20dB/decの特性
で増強して帰還しているために制御性能が
20dB/decで向上している。
いて、第6図を参照して説明する。第6図に示す
実線の特性が本発明のモータ速度制御装置によつ
て得られる制御性能であり、同図の一点鎖線の特
性は従来のモータ速度制御装置(第1図)によつ
て得られる制御性能である。その差は、E領域と
F領域に顕著に現われ、その制御性能は著しく改
善されている。すなわち、 〔E領域〕 速度検出器3の出力ニを−20dB/decの特性
で増強して帰還しているために制御性能が
20dB/decで向上している。
〔F領域〕
位相差検出器6の出力ホを−20dB/decの特
性で増強して帰還しているために制御性能は周
波数2まで40dB/decと向上している。
性で増強して帰還しているために制御性能は周
波数2まで40dB/decと向上している。
このとき、制御系の安定性は周波数1と2
の間隔を十分に離すことによつて確保することが
でき、通常、 22≦1 に選定されている。さらに、1と3の間隔も
十分に離すことが好ましい(通常、21
3)。これは、制御性能の切換わりとなる折点周
波数における制御系の位相余裕を得るために必要
とされるものである。すなわち、1と2が近
接すると、その間の周波数領域における位相余裕
が小さくなり、制御性能特性にピークが生じ、ひ
どくなると発振・ハンテイングを生じることもあ
る。(1と3の関係についても同様である。) また、位相差検出器6の出力ホが支配的となる
領域Fの上限周波数2は、従来と同程度または
それ以下に選定されているために、第2の周波数
信号発生器4のパルス数が少なくても制御系の位
相余裕は十分に確保できる。このときの制御性能
は、2を小さめに選定しても従来例(第6図の
一点鎖線)よりも大幅に改善されている。
の間隔を十分に離すことによつて確保することが
でき、通常、 22≦1 に選定されている。さらに、1と3の間隔も
十分に離すことが好ましい(通常、21
3)。これは、制御性能の切換わりとなる折点周
波数における制御系の位相余裕を得るために必要
とされるものである。すなわち、1と2が近
接すると、その間の周波数領域における位相余裕
が小さくなり、制御性能特性にピークが生じ、ひ
どくなると発振・ハンテイングを生じることもあ
る。(1と3の関係についても同様である。) また、位相差検出器6の出力ホが支配的となる
領域Fの上限周波数2は、従来と同程度または
それ以下に選定されているために、第2の周波数
信号発生器4のパルス数が少なくても制御系の位
相余裕は十分に確保できる。このときの制御性能
は、2を小さめに選定しても従来例(第6図の
一点鎖線)よりも大幅に改善されている。
第8図に本発明の他の実施例を示す。同図にお
いて、モータ1、第1の周波数信号発生器2、速
度検出器3、第2の周波数信号発生器4、基準周
波数信号発生器5、位相差検出器6および電力増
幅器9は、第4図に示した実施例と同一であるの
で、ここでの詳細な説明は省略する。本例は、前
記第4図の実施例の合成・フイルタ器11を第1
のフイルタ増幅器13と第2のフイルタ増幅器1
4および合成器15にておき換えてある。
いて、モータ1、第1の周波数信号発生器2、速
度検出器3、第2の周波数信号発生器4、基準周
波数信号発生器5、位相差検出器6および電力増
幅器9は、第4図に示した実施例と同一であるの
で、ここでの詳細な説明は省略する。本例は、前
記第4図の実施例の合成・フイルタ器11を第1
のフイルタ増幅器13と第2のフイルタ増幅器1
4および合成器15にておき換えてある。
第1のフイルタ増幅器13の利得―周波数特性
を第9図に示す。第1のフイルタ増幅器13は速
度検出器3の出力ニの周波数1以下の低周波成
分を−20dB/decの特性にて増強し、1より高
い周波数成分を所定利得(1以下も含む)にて増
幅している。また、第2のフイルタ増幅器14の
利得―周波数特性を第10図に示す。この第2の
フイルタ増幅器14は位相差検出器6の出力ホの
周波数2を含む領域内の周波数成分を−
20dB/decの特性にて増強するようにしている。
第1のフイルタ増幅器13の出力チと第2のフイ
ルタ増幅器14の出力リは合成器15にて加え合
わされ、制御信号トを作り出している。その結
果、第8図の実施例の制御性能は第6図に示した
特性と同一となる。
を第9図に示す。第1のフイルタ増幅器13は速
度検出器3の出力ニの周波数1以下の低周波成
分を−20dB/decの特性にて増強し、1より高
い周波数成分を所定利得(1以下も含む)にて増
幅している。また、第2のフイルタ増幅器14の
利得―周波数特性を第10図に示す。この第2の
フイルタ増幅器14は位相差検出器6の出力ホの
周波数2を含む領域内の周波数成分を−
20dB/decの特性にて増強するようにしている。
第1のフイルタ増幅器13の出力チと第2のフイ
ルタ増幅器14の出力リは合成器15にて加え合
わされ、制御信号トを作り出している。その結
果、第8図の実施例の制御性能は第6図に示した
特性と同一となる。
第10図に波線にて示すように、第2のフイル
タ増幅器14の利得を高い周波数成分(図示の
5以上)を大幅に減衰させるようにするならば、
位相差検出器6の発生する高周波のリツプル分
(不要な成分)の影響が小さくできるために、ジ
ツタの低減に効果がある。このとき、制御系の安
定性(位相余裕)を確保するためには5を2
より十分に離すことが望ましく、通常は52
2に選定される。
タ増幅器14の利得を高い周波数成分(図示の
5以上)を大幅に減衰させるようにするならば、
位相差検出器6の発生する高周波のリツプル分
(不要な成分)の影響が小さくできるために、ジ
ツタの低減に効果がある。このとき、制御系の安
定性(位相余裕)を確保するためには5を2
より十分に離すことが望ましく、通常は52
2に選定される。
このように、本発明のモータの速度制御装置は
極めて優れた制御性能を得ることができるため
に、定常位相変動やジツタの低減に著しい効果が
ある。従つて、本発明にもとづいて、特にビデオ
テープレコーダにおける回転シリンダモータの速
度制御装置を構成するならば、安定した再生画像
を容易に得ることができる。
極めて優れた制御性能を得ることができるため
に、定常位相変動やジツタの低減に著しい効果が
ある。従つて、本発明にもとづいて、特にビデオ
テープレコーダにおける回転シリンダモータの速
度制御装置を構成するならば、安定した再生画像
を容易に得ることができる。
なお、前述の本発明の実施例(第4図および第
8図)に使用した被速度制御モータ1、第1と第
2の周波数信号発生器2および4、速度検出器
3、基準周波数信号発生器5、位相差検出器6、
電力増幅器9、合成・フイルタ器11、第1と第
2のフイルタ増幅器13と14および合成器15
は、その機能を果たすものであれば他の各種の構
成を採用できることはいうまでもない。
8図)に使用した被速度制御モータ1、第1と第
2の周波数信号発生器2および4、速度検出器
3、基準周波数信号発生器5、位相差検出器6、
電力増幅器9、合成・フイルタ器11、第1と第
2のフイルタ増幅器13と14および合成器15
は、その機能を果たすものであれば他の各種の構
成を採用できることはいうまでもない。
第1図は従来のモータの速度制御装置のブロツ
ク構成図、第2図は1図のフイルタの伝達特性
図、第3図は従来例の制御性能を表わす特性図、
第4図は本発明の一実施例のブロツク構成図、第
5図は第4図における合成・フイルタ器の伝達特
性例図、第6図は本発明の制御性能を表わす特性
例図、第7図は合成・フイルタ器の一構成例を示
す回路図、第8図は本発明の他の実施例のブロツ
ク構成図、第9図および第10図はそれぞれ第8
図における第1および第2のフイルタ増幅器の伝
達特性例図である。 1……モータ、2……第1の周波数信号発生
器、3……速度検出器、4……第2の周波数信号
発生器、5……基準周波数信号発生器、6……位
相差検出器、9……電力増幅器、11……合成・
フイルタ器、13……第1のフイルタ増幅器、1
4……第2のフイルタ増幅器、15……合成器。
ク構成図、第2図は1図のフイルタの伝達特性
図、第3図は従来例の制御性能を表わす特性図、
第4図は本発明の一実施例のブロツク構成図、第
5図は第4図における合成・フイルタ器の伝達特
性例図、第6図は本発明の制御性能を表わす特性
例図、第7図は合成・フイルタ器の一構成例を示
す回路図、第8図は本発明の他の実施例のブロツ
ク構成図、第9図および第10図はそれぞれ第8
図における第1および第2のフイルタ増幅器の伝
達特性例図である。 1……モータ、2……第1の周波数信号発生
器、3……速度検出器、4……第2の周波数信号
発生器、5……基準周波数信号発生器、6……位
相差検出器、9……電力増幅器、11……合成・
フイルタ器、13……第1のフイルタ増幅器、1
4……第2のフイルタ増幅器、15……合成器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被速度制御モータと、そのモータの回転速度
に対応した第1の周波数信号を発生する第1の周
波数信号発生手段と、前記第1の周波数信号にも
とづいて前記モータの回転速度に対応した信号を
得る速度検出手段と、前記モータの回転に対応し
前記第1の周波数信号よりも低い周波数の第2の
周波数信号を発生する第2の周波数信号発生手段
と、基準周波数信号を発生する基準周波数信号発
生手段と、前記第2の周波数信号と前記基準周波
数信号の間の位相差に対応した信号を得る位相差
検出手段と、前記速度検出手段の出力と前記位相
差検出手段の出力を合成し、その両者に対応した
制御信号を得る信号処理手段と、前記制御信号に
応動して前記モータへの給電電力を変化させる電
力増幅手段とを具備し、前記制御信号を周波数成
分に分解するときに、第1の周波数1より高い
周波数(1≦)の領域では前記速度検出手
段の出力信号を所定利得(1以下を含む)にて増
幅した信号が支配的となり、第2の周波数2
(2<1)から前記第1の周波数1の間の
周波数(2≦<1)の領域では前記速度
検出手段の出力信号を−20dB/decまたは略−
20dB/decの特性にて増強した信号が支配的とな
り、さらに、前記第2の周波数2よりも低い周
波数(<2)の領域では前記位相差検出手
段の出力信号を−20dB/decまたは略−20dB/
decの特性にて増強した信号が支配的となるよう
に、前記信号処理手段におけるフイルタ特性、増
幅特性および合成特性を選定したことを特徴とす
るモータの速度制御装置。 2 第1と第2の周波数1,2を、22≦
1としたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のモータの速度制御装置。 3 被速度制御モータと、そのモータの回転速度
に対応した第1の周波数信号を発生する第1の周
波数信号発生手段と、前記第1の周波数信号にも
とづいて前記モータの回転速度に対応した信号を
得る速度検出手段と、前記モータの回転位相に対
応した第2の周波数信号を発生する第2の周波数
信号発生手段と、基準周波数信号を発生する基準
周波数信号発生手段と、前記第2の周波数信号と
前記基準周波数信号の間の位相差に対応した信号
を得る位相差検出手段と、前記速度検出手段の出
力と前記位相差検出手段の出力を合成し、その両
者に対応した制御信号を得る信号処理手段と、前
記制御信号に応動して前記モータへの給電電力を
変化させる電力増幅手段を具備し、かつ前記信号
処理手段は、所要周波数以下の低周波数成分を、
−20dB/decまたは略−20dB/decの特性にて増
強し、所要周波数間の中間周波数成分を所定利得
(1以下も含む)にて増幅する低域増強フイルタ
手段を含めて構成され、前記速度検出手段の出力
と位相検出手段の出力の両者を前記低域増強フイ
ルタ手段に入力し、その出力信号を前記制御信号
とするように構成したことを特徴とするモータの
速度制御装置。 4 制御信号を周波数成分に分解するときに、第
1の周波数1より高い周波数(すなわち1
≦)の領域では前記速度検出手段の出力信号を
所定利得にて増幅した信号が支配的となり、第2
の周波数2(2<1)から前記第1の周波
数1の間の周波数(2<<1)の領域
では前記速度検出手段の出力信号を−20dB/dec
または略−20dB/decの特性にて増幅した信号が
支配的となり、さらに、前記第2の周波数2よ
りも低い周波数(<2)の領域では前記位
相差検出手段の出力信号を−20dB/decまたは略
−20dB/decの特性にて増幅した信号が支配的と
なるように前記信号処理手段の増幅特性を選定し
たことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
モータの速度制御装置。 5 第1と第2の周波数1,2を、22≦
1としたことを特徴とする特許請求の範囲第4
項記載のモータの速度制御装置。 6 被速度制御モータと、そのモータの回転速度
に対応した第1の周波数信号を発生する第1の周
波数信号発生手段と、前記第1の周波数信号にも
とづいて前記モータの回転速度に対応した信号を
得る速度検出手段と、前記モータの回転位相に対
応した第2の周波数信号を発生する第2の周波数
信号発生手段と、基準周波数信号を発生する第2
の周波数信号発生手段と、前記第2の周波数信号
と前記基準周波数信号の間の位相差に対応した信
号を得る位相差検出手段と、前記速度検出手段の
出力信号に含まれる低周波数成分を高周波数成分
よりも大きく増幅する第1のフイルタ増幅手段
と、前記位相差検出手段の出力信号に含まれる低
周波数成分を高周波数成分よりも大きく増幅する
第2のフイルタ増幅手段と、前記第1と第2のフ
イルタ増幅手段の出力を合成し、その両者に対応
した制御信号を得る合成手段と、前記制御信号に
応動して前記モータへの給電電力を変化させる電
力増幅手段を具備し、かつ前記第1のフイルタ増
幅手段は、所要周波数以下の低周波数成分を、−
20dB/decまたは略−20dB/decの特性にて増強
する領域と、所要周波数間の中間周波数成分を所
定利得(1以下も含む)にて増幅する領域を有
し、前記第2のフイルタ増幅手段は、所要周波数
以下の低周波数成分を−20dB/decまたは略−
20dB/decの特性にて増強する領域を有すること
を特徴とするモータの速度制御装置。 7 制御信号を周波数成分に分解するときに、第
1の周波数1より高い周波数(すなわち1
≦)の領域では前記速度検出手段の出力信号を
所定利得にて増幅した信号が支配的となり、第2
の周波数2(2<1)から前記第1の周波
数1の間の周波数(2<<1)の領域
では前記速度検出手段の出力信号を−20dB/dec
または略−20dB/decの特性にて増幅した信号が
支配的となり、前記第3の周波数2よりも低い
周波数(<2)の領域では前記位相差検出
手段の出力信号を−20dB/decまたは略−20dB/
decの特性にて増幅した信号が支配的となるよう
に前記第1と第2のフイルタ増幅手段の増幅特性
を選定したことを特徴とする特許請求の範囲第6
項記載のモータの速度制御装置。 8 第1と第2の周波数1,2を、22≦
1としたことを特徴とする特許請求の範囲第7
項記載のモータの速度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56142724A JPS5846881A (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | モ−タの速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56142724A JPS5846881A (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | モ−タの速度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5846881A JPS5846881A (ja) | 1983-03-18 |
JPS627789B2 true JPS627789B2 (ja) | 1987-02-19 |
Family
ID=15322102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56142724A Granted JPS5846881A (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | モ−タの速度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5846881A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60101809U (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-11 | 株式会社富士通ゼネラル | 検波回路 |
CN110380654B (zh) * | 2019-08-05 | 2021-06-01 | 湖北绿驰精密电驱动系统有限公司 | 永磁同步电机霍尔传感器信号采集的抖动抗扰方法及装置 |
-
1981
- 1981-09-09 JP JP56142724A patent/JPS5846881A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5846881A (ja) | 1983-03-18 |
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