JPS6277209A - 車高制御装置 - Google Patents

車高制御装置

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Publication number
JPS6277209A
JPS6277209A JP21710285A JP21710285A JPS6277209A JP S6277209 A JPS6277209 A JP S6277209A JP 21710285 A JP21710285 A JP 21710285A JP 21710285 A JP21710285 A JP 21710285A JP S6277209 A JPS6277209 A JP S6277209A
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JP
Japan
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vehicle height
wheel
vehicle
height
wheels
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JP21710285A
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English (en)
Inventor
Hideo Ito
伊藤 英夫
Masatsugu Yokote
正継 横手
Kenji Kawagoe
健次 川越
Kazunobu Kawabata
一信 川畑
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/015Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両の高さくすなわち車高)を制御する装
置に関し、特に、前左右輪のいずれか一方が脱輪又は乗
り上げた場合の車高調整を適切にするとともに、部品点
数を減少させ、コストを低減するようにした車高制御装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来の車高制御装置としては、例えば、rSAE  P
aper  No、840392Jに記載されたものが
知られている。
この従来装置(すなわちRASシステム)は、車体と前
後左右の各車輪との間に介装されたエアスプリング装置
に空気を供給又は排出して車高を調整するものであり、
車高センサは前左輪と前右輪にそれぞれ1個、後車軸に
1個の計3個を有し、車高調整は前輪は左右独立に、後
輪は左右同時に行うものである。
しかしながら、このような従来装置にあっては、前左右
輪のどちらか一方が窪み等に落ちて脱輪したり縁石等に
乗り上げたときには、その片輪が脱輪又は乗り上げた状
態で車高が適切となるように、脱輪又は乗り上げた車輪
の車高が調整されるため、その脱輪又は乗上げが解除さ
れて車両が平坦な路面に復帰したときに、車両が傾斜し
てしまうという問題点があった。
このような車両の脱輪や乗上げ時及びその解除時におけ
る車高調整を適切に行うようにした別の従来の車高制御
装置としては、例えば、「学術講演会前刷集、第851
号」、昭和60年4月10日1社団法人自動車技術会発
行、第131〜133頁に記載されたものが知られてい
る。
この従来装置においては、前後左右の4輪にそれぞれ車
高センサを設けるとともに、車体と4輪との間にエアス
プリング装置を介装し、各輪の車高を独立して調整する
ようにしている。そして、4個の車高センサの中のいず
れか1個の検出値が以上に高い又は低い値を示したとき
に、1輪が脱輪又は乗り上げたと判断し、その場合には
車高調整を禁止するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、そのような後者の従来装置にあっては、
1輪の脱輪や乗上げ時の車高の不適切な調整は防止して
いるが、車高センサや空気の給徘バルブを4個使用して
いるため、装置の部品点数が多くなり、コストが高くな
るという問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、前輪側の片輪の脱輪や乗上げ時の車高の不適
切な調整を防止するとともに、部品点数を減少させ、コ
ストを低減した車高制御装置を提供することを目的とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この発明の車高制御装置は、第1図に示すよう
に、前左輸車高検出手段、前右輪車高検出手段及び後輪
平均車高検出手段によりそれぞれ検出した前左輪車高値
、前右輪車高値及び後輪平均車高値を、それぞれ前左輪
車高判定手段、前右輪車高判定手段及び後輪平均車高判
定手段により各輪の目標車高値に一致しているか否か又
は目標車高領域内に収まっているか否かを判定し、その
判定手段の判定結果に基づき、車高検出値が目標車高値
に一致するように又は目標車高領域内に収まるように、
車高調整手段により各輪の流体サスペンション装置の流
体室に流体供給源から流体を供給し又はその流体室から
流体を排出して、前輪は左右独立してかつ後輪は左右同
時に車高を調整する車高制御装置において、 前左輪車高検出手段により検出された前右輪車高値及び
前右輪車高検出手段により検出された前右輪車高値に基
づいて、前左右輪のいずれか一方が脱輪又は乗り上げて
いることを検出する前片輪脱輪又は乗上げ検出手段を備
え、車高調整手段が、前片輪脱輪又は乗上げ検出手段に
より前片輸が脱輪又は乗り上げていることが検出された
ときに、前輪の車高調整を禁止するものであることを特
徴とするものである。
〔作用〕
そして、この発明の車高制御装置の作用は、前人輪車高
検出手段、前右輪車高検出手段及び後輪平均車高検出手
段によりそれぞれ前左輪車高、前右輸車高及び後輪平均
車高を検出し、それらの検出値を、それぞれ前左輪車高
判定手段、前右輪車高判定手段及び後輪平均車高判定手
段により各輪の目標車高値に一致しているか否か又は目
標車高領域内に収まっているか否かを判定し、それらの
判定手段の判定結果に基づき、各車高検出値が目標車高
値に一致するように又は目標車高領域内に収まるように
、車高調整手段により各輪の流体サスペンション装置の
流体室に流体供給源から流体を供給し又は流体を排出し
て、前輪は左右独立してかつ後輪は左右同時に車高を調
整する車高制御装置にあって、 前左輪車高検出手段により検出された前左輪車高値及び
前左輪車高検出手段により検出された前右輸車高値に基
づいて、前片輪脱輪又は乗上げ検出手段により前左右輪
のいずれか一方が脱輪又は乗り上げでいることを検出し
、前片輪が脱輪又は乗り上げでいるときには、車高調整
手段が前輪の車高調整を禁止し、もって、脱輪又は乗上
げが解除されたときの車両の傾斜を防止するものである
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
この実施例は、流体サスペンション装置の一例として、
空気を使用したエアサスペンション装置を使用した場合
を示す。
第2図を参照して構成を説明する。
まず、空気系統を説明すると、車体lと前左輪。
前右輪、後左輸、後右輪(いずれも図示しない)との間
にはエアサスペンション装!2a〜2dが介装され、各
エアサスペンション装置23〜2dは空気室3a〜3d
とショックアブソーバ4a〜4dとを含む。空気室3a
〜3dは、車体1とショックアブソーバ4a〜4dとの
間を上下方向に伸縮自在に包囲する例えばゴム等からな
る弾性体5a〜5dによって形成される。
6は空気室3a〜3dに空気を供給する空気供給源とし
てのコンプレッサ、7はコンプレッサ6から送出される
空気を除湿するためのドライアである。8a、8bは前
左輪及び前右輸の空気室3a、3bの入口側に設けられ
た給排バルブ、8Cは後左右輪の空気室3c、3dの入
口側に共通に設けられた給排バルブ、9はコンプレッサ
6の出口側に設けられた排気バルブであり、各バルブ8
a〜8C19はバルブを開閉する電磁ソレノイド10a
 〜10c、11を有する。
次に、電気系統を説明すると、13a、13bは前左輪
及び前右輸の車高を検出する前左輪車高センサ及び前右
輪車高センサであり、この前輪の車高センサ13a、1
3bは、例えば、エアサスペンション装置2a、2bの
空気室3a、3bの近傍に取り付けられ、車体1の車輪
との相対変位を検出するものが使用される。また、14
は後輪の左右輪の平均的な車高を検出する後輪平均車高
センサであり、この後輪平均車高センサ14は、後車軸
(できるだけ車体の中央部分に近い方がよい)と車体1
との間の相対変位を検出する上記前輪と同様の車高セン
サか、またはスタビライザを使用している場合には、ス
タビライザの中央部分の回転角度を検出するものを使用
することが好ましい。
15はパンテリ、16はリレー、17はコンプレッサ6
を馬区動するためのモータである。
19はコントローラであり、このコントローラ19は、
マイクロコンピュータ20と、各車高センサ13a、1
3b、14からのアナログ量の検出信号をデジタル信号
に変換するA/D変換器21a、21b、22と、電磁
ソレノイド10a〜10C,11を駆動する駆動回路2
3a〜23c。
24と、リレー16を駆動する駆動回路25とを含んで
構成される。
マイクロコンピュータ20は、少なくともインタフェー
ス回路26と演算処理装置27とRAM。
ROM等の記憶装置28とを含んで構成され、インタフ
ェース回路26の入力ボート側にはA/D変換器21a
、21b、22が接続されるとともに、出力ボート側に
は駆動回路23a〜23C224,25が接続される。
演算処理装置27は、インタフェース回路26を介して
各車高センサ13a、13b、14からの検出信号を読
み込み、これらに基づいて後述する演算その他の処理を
行う。また、記憶装置28はその処理の実行に必要な所
定のプログラムを記憶しているとともに、演算処理装置
27の処理結果等を記憶する。
次に、上記実施例の動作を説明する。イグニッションス
イッチがオンになると、コントローラ19の電源が投入
され、各車高センサ13a、13b、14の検出信号が
A/D変換器21a、21b、22によりアナログ量か
らデジタル量に変換されて、マイクロコンピュータ20
のインタフェース回路26に供給される。
第3図は、マイクロコンピュータ20において実行され
る処理の手順を示す。この処理は、好ましくは例えば2
0印S毎のタイマ割込みとして実行される。
同図において、まずステップ■で、前左輪車高センサ1
3a、前右輪車高センサ13b及び後輪平均車高センサ
14の検出信号から前左輪車高り、い前右輪車高hfR
及び゛後輪平均車高り、の値を読み込む。
次いでステップ■に移行し、前左輪車高hfLO値が目
標車高領域(h、−Δh、)〜(ht +Δhi内に収
まっているか否かを判定する。前左輪車高hfLの値が
目標車高領域内にあれば、すなわち(h、−Δha )
 〈htL〈(hs +Δh、)であれば、次にステッ
プ■に移行して、前右輸車高hfRO値が目標車高領域
(h、−Δh、)〜(h5+Δh、)内に収まっている
か否かを判定する。前右輪車高htRO値も目標車高’
pH域内にあれば、これは、前輪側は目標車高領域内に
収まっているので、前輪の車高調整は行わず、次にステ
ップ[相]に移行して、後述する後輪側の車高調整動作
を実行する。
前輪(及び後輪)を車高非調整とする場合は、第2図に
おいて、インタフェース回路26から駆動回路25にr
L (ローレベル、又は論理値“O”)」の制御信号を
供給し、リレー16をオフにしてモータ17を停止し、
コンプレッサ6を停止する。そして、インタフェース回
路26から駆動回路23a〜23c、24に制御信号r
LJを供給し、電磁ソレノイド10a〜IOC,11を
全て非励磁状態にして、給排バルブ8a〜8c及び排気
バルブ9を全て閉じる。
第3図に戻って、ステップ■において、前左輪車高hf
Lの値が目標車高領域内に収まっていない場合、すなわ
ちhfL≦(h、−Δh、)又はhrL≧(h、+Δh
、)である場合、又は、ステップ■において、前右輪車
高hf、lの値が目標車高領域内に収まっていない場合
、すなわちh□≦(h。
−Δh、)又はhfl≧(h、+Δh、)である場合は
、次にステップ■に移行して、前左輪車高hfLの値と
前右輪車高htRの値の差の絶対値が、予め定められて
いる所定許容値Δhより大きいか否かを判定する。
1hfL  hr*l>Δhであれば、これは、前左輪
車高hfL及び前右輪車高h□の値のいずれか一方又は
双方が目標車高領域外にあり、かつ、前左輪車高hrt
と前右輪車高hfRの値の差が所定許容値より大きいの
で、前左輪又は前右輪のいずれか一方が脱輪又は乗り上
げていると判定する。そして、この場合は、前輪側の車
高調整動作を禁止して、ステップ[相]以降の後輪側の
車高調整動作に移行する。
ステップ■で1h□−hr*l≦Δhである場合は、前
輪のいずれも脱輪又は乗上げが発生していないが、しか
し、前左輪又は前右輪のいずれか一方又は双方が目標車
高領域内に収まっていないので、以下、その収まってい
ない前輪の車高調整動作を実行する。
すなわち、ステップ■において、ステップ■と同様に前
左輪車高hfLの値が目標車高領域(h。
−Δh、)〜(ht+Δhs)内に収まっているか否か
を再度判定し、収まっていれば、これは前右輪車高hf
llの値が目標車高領域の範囲内に収まっていないこと
であるので、次にステップ■に移行して、前右輪の車高
調整ルーチンを実行する。
前右輪の車高調整ルーチンは、前右輪の車高を下降させ
る調整と上昇させる調整とを含む。
前右輪の車高を下降させる調整は、第2図において、イ
ンタフェース回路26から駆動回路23bにrH(ハイ
レベル、又は論理値“1”)」の制御信号を供給し、電
磁ソレノイド10bを励磁状態にして給排バルブ8bを
開とするとともに、インタフェース回路26から駆動回
路24に制御信号rHJを供給し、電磁ソレノイド11
を励磁状態にして排気バルブ9を開とする。こうすると
、前右輪の空気室3bから給排バルブ8b及び排気バル
ブ9を経て空気が外界に排出されて、前右輪の車高が下
降していく。
また、前右輪の車高を上昇させる調整は、第2図におい
て、インタフェース回路26から駆動回路23bに制御
信号「H」を供給し、電磁ソレノイド10bを励磁状態
にして給排バルブ8bを開とし、さらに、インタフェー
ス回路26から駆動回路24に制御信号rLJを供給し
、電磁ソレノイド11を非励磁状態にして排気バルブ9
を閉とするとともに、インタフェース回路26から駆動
回路25に制御信号rHJを供給し、リレー16をオン
にしてモータ17を駆動し、コンプレッサ6を駆動する
。こうすると、コンプレッサ6がら空気が前右輪の空気
室3bに供給されて、車高が上昇していく。
第3図に戻って、ステップ■の前右輪の車高調整ルーチ
ンを実行した後は、ステップ[相]以降に移行して後輪
側の車高調整動作を実行する。
ステップ■において、前左輸車高hfLO値が目標車高
領域(h、−Δh、)〜(h、+Δh、)内に収まって
いないと判定された場合は、次にステップ■に移行して
、ステップ■と同様に前右輸車高hfRO値が目標車高
領域(h、−Δhよ)〜(h、+Δh、)内に収まって
いるか否かを再度判定し、収まっていれば、これは前左
輪車高hfLの値が目標車高領域内に収まっていないこ
とであるので、次にステップ■に移行して、前左輪の車
高調整ルーチンを実行する。
前左輪の車高調整ルーチンは、前述した前右輪の場合と
同様に、前左輪の車高を下降させる調整と上昇させる調
整とを含む。
前左輪の車高を下降させる調整は、第2図において、イ
ンタフェース回路26から駆動回路23aに制御信号r
HJを供給し、電磁ソレノイド10aを励磁状態にして
給排バルブ8aを開とするとともに、インタフェース回
路26から駆動回路24に制御信号rHJを供給し、電
磁ソレノイド11を励磁状態にして排気バルブ9を開と
する。
こうすると、前左輪の空気室3aから給徘バルブ8a及
び排気バルブ9を経て空気が外界に排出されて、前左輪
の車高が下降していく。
また、前左輪の車高を上昇させる調整は、第2図におい
て、インタフェース回路26から駆動回路23aに制御
信号rHJを供給し、電磁ソレノイド10aを励磁状態
にして給排バルブ8aを開とし、さらに、インタフェー
ス回路26から駆動回路24に制御信号rLJを供給し
、電磁ソレノイド11を非励磁状態にして排気バルブ9
を閉とするとともに、インタフェース回路26から駆動
回路25に制御信号rHJを供給し、リレー16をオン
にしてモータ17を駆動し、コンプレッサ6を駆動する
。こうすると、コンプレッサ6がら空気が前左輪の空気
室3aに供給されて、車高が上昇していく。
第3図に戻って、ステップ■の前左輪の車高調整ルーチ
ンを実行した後は、ステップ[相]以降に移行して後輪
側の車高調整動作を実行する。
ステップ■において、前右輪車高hr*の値が目標車高
領域(h、−Δh、)〜(h、+Δh、)内に収まって
いないと判定された場合は、これは前左輪車高hrt及
び前右輪車高hl’lNの双方の値が目標車高領域内に
収まっていないことであるので、次にステップ■に移行
して、前左輪及び前右輪の双方を同時に車高調整する前
左右輸の車高調整ルーチンを実行する。
この前左右輸の車高調整ルーチンは、前左右輸の車高を
同時に下降させる調整と同時に上昇させる調整とを含み
、これらは、前述した前右輪の車高調整ルーチンと前左
輪の車高調整ルーチンを重畳して実行するものである。
以上のステップ■〜■の処理で前輪側の車高調整動作を
終了し、次にステップ[相]以降において後輪側の車高
調整動作に移行する。
すなわち、ステップ[相]において、ステップ■で読み
込んだ後輪平均車高り、の値が目標車高領域(h、−Δ
hs)〜(hS+Δh、)内に収まっているか否かを判
定し、収まっていれば、後輪側の車高を調整せずに、メ
インプログラムにリターンする。
ステップ[相]で後輪平均車高h1の値が目標車高領域
(h、−Δh、)〜(h、J +Δh、)内に収まって
いなければ、次にステップOに移行して、後輪の車高調
整ルーチンを実行する。
後輪の車高調整ルーチンは、後左右輪の車高を同時に下
降させる調整と、後左右輪の車高を同時に上昇させる調
整とを含む。
後左右輪の車高を下降させる調整は、第2図において、
インタフェース回路26から駆動回路23Cに制御信号
rHJを供給し、電磁ソレノイド10cを励磁状態にし
て給排バルブ8Cを開とするとともに、インタフェース
回路26から駆動回路24に制御信号「H」を供給し、
電磁ソレノイド11を励磁状態にして排気バルブ9を開
とする。
こうすると、後左右輪の空気室3c、3dから給排バル
ブ8C及び排気バルブ9を経て空気が外界に排出されて
、後輪の車高が下降していく。
また、後左右輪の車高を上昇させる調整は、第2図にお
いて、インタフェース回路26から駆動回路23cに制
御信号rHJを供給し、電磁ソレノイドIOCを励磁状
態にして給排バルブ8Cを開とし、さらに、インタフェ
ース回路26から駆動回路24に制御信号rLJを供給
し、電磁ソレノイド11を非励磁状態にして排気バルブ
9を閉とするとともに、インタフェース回路26から駆
動回路25に制御信号「H」を供給し、リレー16をオ
ンにしてモータ17を駆動し、コンプレッサ6を駆動す
る。こうすると、コンプレッサ6がら空気が後左右輪の
空気室3c、3dに供給されて、後輪の車高が上昇して
いく。
第3図に戻って、ステップ■の後輪の車高調整ルーチン
を実行した後は、メインプログラムにリターンする。
なお、第1図乃至第3図において、ステップ■〜■の処
理は前片輪脱輪又は乗上げ検出手段の具体例を、ステッ
プ■、■の処理は前右輪車高判定手段の具体例を、ステ
ップ■、■の処理は前右輪車高判定手段の具体例を、ス
テップ[相]の処理は後輪平均車高判定手段の具体例を
、ステップ■、■。
■、■の処理ζ駆動回路23a〜23C,24゜電磁ソ
レノイド10a〜10c、11を有する給排バルブ8a
〜8c、排気バルブ9及びリレー16とで車高調整手段
の具体例を、それぞれ示す。
また、上述した実施例において、車高検出値を判定する
目標車高領域を、前左輪、前右輸及び後輪についていず
れも同じ領域としたが、荷重配分等に基づいて、前左輸
、前右輸及び後輪についてそれぞれ別個に目標車高領域
を設定するようにしてもよい。
また、車高が適正か否かを判定するために車高値が所定
の目標車高領域内に収まっているか否かを判定するよう
にしたが、目標車高値を設定して、車高値がこの目標車
高値に一致するか否かを判定するようにしてもよい。
また、空気供給源としてコンプレッサを使用したものを
例示したが、このコンプレッサに加えてコンプレッサか
ら圧力空気を供給して蓄圧することのできるリザーバタ
ンクを設置し、車高を上昇調整するときに、基本的にこ
のリザーバタンクの蓄圧によって行い、コンプレッサは
リザーバタンクの圧力が低下したときの補給の場合及び
リザーバタンクの圧力が低くかつ車高上昇調整が必要な
場合に駆動するようにしてもよい。
また、流体サスペンション装置として空気圧を用いたも
のを例示したが、この発明はこれには限定されず、ハイ
ドロニューマチックサスペンション装置においては油圧
等の適宜の流体圧を用いることができる。
さらに、コントローラとしてマイクロコンピュータを使
用して構成したものを示したが、これに代えて、減算回
路、絶対値回路、比較回路、指令値設定回路、論理回路
等の電子回路を組み合わせてコントローラを構成するこ
とも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の車高制御装置によれば
、前人輪車高検出手段、前右輸車高検出手段及び後輪平
均車高検出手段によりそれぞれ前左輪車高値、前右輪車
高値及び後輪平均車高値を検出し、前左輪車高判定手段
、前右輪車高判定手段及び後輪平均車高判定手段により
それらの検出値が各輪の目標車高値に一致しているか否
か又は目標車高領域内に収まっているか否かを判定し、
その判定結果に基づいて車高検出値が目標車高値に一致
するように又は目標車高領域内に収まるように、車高調
整手段により各輪の流体サスペンション装置の流体室に
流体源から流体を供給し又は流体室から流体を排出して
、前輪は左右独立してかつ後輪は左右同時に車高を調整
する車高制御装置において、前片輪脱輪又は乗上げ検出
手段により同左右輪のいずれか一方が脱輪又は乗り上げ
ていることが検出されたときに、前輪の車高調整を禁止
する構成としたため、前片輸が脱輪又は乗り上げた後に
平坦路に復帰してその脱輪又は乗上げが解除したときの
車両の傾斜が防止されて、車両の異常姿勢が防止され、
さらに、車高センサを3個とし、かつ給排バルブを3個
とすることにより、部品点数が減少し、コストを低減す
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の車高制御装置の基本構成を示すブロ
ック図、第2図はこの発明の一実施例の構成を示す図、
第3図はマイクロコンピュータにおいて実行される処理
の手順を示すフローチャートである。 2a〜2d・・・エアサスペンション装置、3a〜3d
・・・空気室、6・・・コンプレッサ、8a〜8c・・
・給排バルブ、9・・・排気パルプ、13a・・・前左
輸車高センサ、13b・・・前右輸車高センサ、14・
・・後輪平均車高センサ、16・・・リレー、エフ・・
・モータ、19・・・コントローラ、20・・・マイク
ロコンピュータ、23a〜23c、24.25・・・駆
動回路、26・・・インタフェース回路、27・・・演
算処理装置、28・・・記憶装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 前左輪車高検出手段、前右輪車高検出手段及び後輪平均
    車高検出手段によりそれぞれ検出した前左輪車高値、前
    右輪車高値及び後輪平均車高値を、それぞれ前左輪車高
    判定手段、前右輪車高判定手段及び後輪平均車高判定手
    段により各輪の目標車高値に一致しているか否か又は目
    標車高領域内に収まっているか否かを判定し、該判定手
    段の判定結果に基づき、前記車高検出値が前記目標車高
    値に一致するように又は前記目標車高領域内に収まるよ
    うに、車高調整手段により各輪の流体サスペンション装
    置の流体室に流体供給源から流体を供給し又は該流体室
    から流体を排出して、前輪は左右独立してかつ後輪は左
    右同時に車高を調整する車高制御装置において、 前記前左輪車高検出手段により検出された前左輪車高値
    及び前記前右輪車高検出手段により検出された前右輪車
    高値に基づいて、前左右輪のいずれか一方が脱輪又は乗
    り上げていることを検出する前片輪脱輪又は乗上げ検出
    手段を備え、前記車高調整手段が、前記前片輪脱輪又は
    乗上げ検出手段により前片輪が脱輪又は乗り上げている
    ことが検出されたときに、前輪の車高調整を禁止するも
    のであることを特徴とする車高制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4980830A (en) * 1988-06-22 1990-12-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle height control system with deductive naught operation exclusion means
JP2009023522A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Jtekt Corp 電気式動力舵取装置
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