JPS6276459A - 全有機炭素分析装置 - Google Patents
全有機炭素分析装置Info
- Publication number
- JPS6276459A JPS6276459A JP21741585A JP21741585A JPS6276459A JP S6276459 A JPS6276459 A JP S6276459A JP 21741585 A JP21741585 A JP 21741585A JP 21741585 A JP21741585 A JP 21741585A JP S6276459 A JPS6276459 A JP S6276459A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon
- sample
- org
- volatile
- reaction tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、産業−にの利用分野
本発明は、水溶液に含まれている炭素を分別して分析す
る技術に関する。
る技術に関する。
ロ、従来技術
Ｔ業用本や環境水の水質管理には、水に含まれている炭
素成分を無機炭４Ｓと有機炭素に大別して測定するとと
もに、汚染源の確定を［ｉ的とする場合にはさらに有機
炭素をガソリンやアルコール等の高揮発性成分と微生物
や汚物等の低揮発性成分に分けてＪｌｌｌ定することが
行なわれている。
素成分を無機炭４Ｓと有機炭素に大別して測定するとと
もに、汚染源の確定を［ｉ的とする場合にはさらに有機
炭素をガソリンやアルコール等の高揮発性成分と微生物
や汚物等の低揮発性成分に分けてＪｌｌｌ定することが
行なわれている。
従来、このような水溶液中の炭素成分の区分測定は、項
目ごとに独立して設けられた燃焼管や反応管を用いて行
なわれていたので、少なくとも３回の分析作業を必要と
して分析に時間と手間が掛るという問題があった。
目ごとに独立して設けられた燃焼管や反応管を用いて行
なわれていたので、少なくとも３回の分析作業を必要と
して分析に時間と手間が掛るという問題があった。
ハ、目的
本発明はこのような問題に鑑み、試料注入回数を可及的
に少なくして水溶液中の炭素を迅速に区分Ｊｉｌｔ定す
ることができる炭素分析装置を提供することを目的とす
る。
に少なくして水溶液中の炭素を迅速に区分Ｊｉｌｔ定す
ることができる炭素分析装置を提供することを目的とす
る。
二９発明の構成
すなわち、本発明が特徴どするところは、無機炭素醇化
剤と揮発性有機炭素分離剤を同一の反応管に収容した点
にある。
剤と揮発性有機炭素分離剤を同一の反応管に収容した点
にある。
ホ、実施例
そこで、以下に未発ＩすＪの詳細を図示した実施例に）
１Ｖづいて説明する。
１Ｖづいて説明する。
第１図は、本発明の一実施例を小すものであって、図中
符号ｌは、炭素成分を二酸化炭素に変換し得るに足る温
度、例えば７００°Ｃに加熱する高温炉で、ここには、
上部に試料注入口２ａを有する全炭素燃焼管２と、後述
する反応管４に連通ずる揮発性炭素燃焼管３が収容され
、全炭素燃焼管２には空気源からの燃焼用空気が供給さ
れている２４は１本発明が特徴とする反応管で、に部に
は試料中の％ Ｊｌｌ ’Ｍ素と選択的に反応して二酸
化炭、（；を発生させる無機炭素酸化剤５が、また下部
には試本１中の有機炭素を吸着して揮発性炭素を分離し
て排出するＩｉＦ）ＩＭ性デポ−ラスポリマビーズの高
揮発性有機炭素分離剤６が充填され、比較的低温、例え
ば１５０℃に発熱する低温炉７に収容されている。この
反応管４の上端には試料注入［１４ａが設けられていて
全炭素燃焼管２に接続され、また下端は揮発性炭素燃焼
管３に接続している。８は、二酸化炭素を検出する赤外
吸収検出器で、水分を除去する電子クーラ９を介して揮
発性燃焼管３に連通している。
符号ｌは、炭素成分を二酸化炭素に変換し得るに足る温
度、例えば７００°Ｃに加熱する高温炉で、ここには、
上部に試料注入口２ａを有する全炭素燃焼管２と、後述
する反応管４に連通ずる揮発性炭素燃焼管３が収容され
、全炭素燃焼管２には空気源からの燃焼用空気が供給さ
れている２４は１本発明が特徴とする反応管で、に部に
は試料中の％ Ｊｌｌ ’Ｍ素と選択的に反応して二酸
化炭、（；を発生させる無機炭素酸化剤５が、また下部
には試本１中の有機炭素を吸着して揮発性炭素を分離し
て排出するＩｉＦ）ＩＭ性デポ−ラスポリマビーズの高
揮発性有機炭素分離剤６が充填され、比較的低温、例え
ば１５０℃に発熱する低温炉７に収容されている。この
反応管４の上端には試料注入［１４ａが設けられていて
全炭素燃焼管２に接続され、また下端は揮発性炭素燃焼
管３に接続している。８は、二酸化炭素を検出する赤外
吸収検出器で、水分を除去する電子クーラ９を介して揮
発性燃焼管３に連通している。
この実施例において、全炭素燃焼管２に空気を供給した
状態で試料を注入すると、試料に含まれている無機炭素
及び有機炭素は、空気中の酸素により燃焼して二酸化炭
素となって反応管４及び揮発性炭素燃焼ｉ３を介して検
出器８により全炭素量がＪｌｌ定される。この全炭素量
の測定が終了した時点で、試料注入口４ａから反応管４
に試料を注入すると、試料中に含まれている無機炭素は
反応管４内の無機炭素酸化剤５と選択的に酸化反応を生
じて二酸化炭素に変換され検出器８によりその量が検出
される。一方、注入された試Ｖ［中の有機炭素分は、酸
化剤５と反応を起すことなく揮発性有機炭素分離剤に到
達する。有機炭素を構成している成分の内、揮発性力Ｉ
ａ炭素成分だけが分離され、空気に搬送されて揮発性有
機炭素燃焼管３に流入する。揮発性燃焼管３に流入した
揮発性有機炭素は、共に流入した空気の酸素により二酸
化炭素に変換されて検出器８によりその量が測定される
。いうまでもなく、低揮発性力ａ炭素量は、無機炭素を
高揮発性有機炭素量の和と全炭素量の差分として求める
ことができる。
状態で試料を注入すると、試料に含まれている無機炭素
及び有機炭素は、空気中の酸素により燃焼して二酸化炭
素となって反応管４及び揮発性炭素燃焼ｉ３を介して検
出器８により全炭素量がＪｌｌ定される。この全炭素量
の測定が終了した時点で、試料注入口４ａから反応管４
に試料を注入すると、試料中に含まれている無機炭素は
反応管４内の無機炭素酸化剤５と選択的に酸化反応を生
じて二酸化炭素に変換され検出器８によりその量が検出
される。一方、注入された試Ｖ［中の有機炭素分は、酸
化剤５と反応を起すことなく揮発性有機炭素分離剤に到
達する。有機炭素を構成している成分の内、揮発性力Ｉ
ａ炭素成分だけが分離され、空気に搬送されて揮発性有
機炭素燃焼管３に流入する。揮発性燃焼管３に流入した
揮発性有機炭素は、共に流入した空気の酸素により二酸
化炭素に変換されて検出器８によりその量が測定される
。いうまでもなく、低揮発性力ａ炭素量は、無機炭素を
高揮発性有機炭素量の和と全炭素量の差分として求める
ことができる。
第２図は、本発明の第２の実施例を示すもので、無機〜
炭素酸化剤５と揮発性有機炭素分離剤６を収容した反応
管４の両端に四方切換弁１０を接続Ｉ７て反応管４の両
端を連通可能としたもので、この実施例によれば、注入
された試料中の無機炭友が１−分に酸化されて二酸化炭
素に変換された時へて、検出器８に排出させて分析精度
の向上を図ることができる。
炭素酸化剤５と揮発性有機炭素分離剤６を収容した反応
管４の両端に四方切換弁１０を接続Ｉ７て反応管４の両
端を連通可能としたもので、この実施例によれば、注入
された試料中の無機炭友が１−分に酸化されて二酸化炭
素に変換された時へて、検出器８に排出させて分析精度
の向上を図ることができる。
［実施例］
１業試薬により無機炭素１１００ＰＰとエタノール２０
０ＰＰＭを含む標準試料を反応′ｒＦ４に注入して分析
したところ、第３図（イ）に示したように無機炭素と揮
発性有機炭素であるエタノールをそれぞれ分離したビー
クａ、ｂとして検出することができた。一方、工業廃液
を試料として反応管に注入したところ、同図（ロ）に示
したように試料中の雑成分の影響を受けることなく無機
炭素と揮発性有機炭素を標準試料を同一のリテンション
タイムのピークａ”、ｂ’として検出することができた
。
０ＰＰＭを含む標準試料を反応′ｒＦ４に注入して分析
したところ、第３図（イ）に示したように無機炭素と揮
発性有機炭素であるエタノールをそれぞれ分離したビー
クａ、ｂとして検出することができた。一方、工業廃液
を試料として反応管に注入したところ、同図（ロ）に示
したように試料中の雑成分の影響を受けることなく無機
炭素と揮発性有機炭素を標準試料を同一のリテンション
タイムのピークａ”、ｂ’として検出することができた
。
へ、効果
以上、説明したように本発明によれば、全炭素燃焼管と
、無機炭素酸化剤及び揮発性有機炭素分離剤を充填した
反応管を用意したので、２つの管に試料を注入するだけ
で、水溶液中の各種炭素成分を区分して分析することが
でき、分析作業中の簡素化と作業時間の短縮を図ること
ができる。
、無機炭素酸化剤及び揮発性有機炭素分離剤を充填した
反応管を用意したので、２つの管に試料を注入するだけ
で、水溶液中の各種炭素成分を区分して分析することが
でき、分析作業中の簡素化と作業時間の短縮を図ること
ができる。
第１図は、本発明の一実施例を示す装置の構成図、第２
図は、本発明の他の実施例を示す反応管の流路構成図、
及び第３図は、第１図装置による分析結果を示す波形図
である。 ■・・・・高温炉 ２・・・・全炭素反応管２ａ・
・・・試料注入口 ３・・・・揮発性有機炭素燃焼管 ４・・・・反応管 ４ａ・・・・試料注入口５・・
・・無機炭素酸化剤 ６・・・・揮発性有機炭素分離剤 第１図 第２図 第３図
図は、本発明の他の実施例を示す反応管の流路構成図、
及び第３図は、第１図装置による分析結果を示す波形図
である。 ■・・・・高温炉 ２・・・・全炭素反応管２ａ・
・・・試料注入口 ３・・・・揮発性有機炭素燃焼管 ４・・・・反応管 ４ａ・・・・試料注入口５・・
・・無機炭素酸化剤 ６・・・・揮発性有機炭素分離剤 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- 水溶液に含まれる全炭素を二酸化炭素に変換する全炭素
燃焼管を、無機炭素を選択的に酸化する無機炭素酸化剤
及び揮発性有機炭素を選択的に分離する揮発性有機炭素
分離剤を収容した反応管と、該反応管からの排出成分を
二酸化炭素に変換する燃焼管と、前記各燃焼管からの二
酸化炭素を検出する手段を備えてなる全有機炭素分析装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21741585A JPS6276459A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 全有機炭素分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21741585A JPS6276459A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 全有機炭素分析装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6276459A true JPS6276459A (ja) | 1987-04-08 |
Family
ID=16703845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21741585A Pending JPS6276459A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 全有機炭素分析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6276459A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5364594A (en) * | 1990-10-02 | 1994-11-15 | The Board Of Governors For Higher Education, State Of Rhode Island And Providence Plantations | Method and apparatus for the coulometric detection of dissolved gases particularly TCO2 in seawater |
| JP2008070134A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Japan Agengy For Marine-Earth Science & Technology | 元素分析用前処理装置 |
| JP2008530577A (ja) * | 2005-02-18 | 2008-08-07 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 全有機炭素のための呼吸気検査 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5029985U (ja) * | 1973-07-17 | 1975-04-04 | ||
| JPS51105886A (ja) * | 1975-03-14 | 1976-09-20 | Sumitomo Chemical Co | Zenjukitansoryosokuteisochi |
| JPS58131563A (ja) * | 1982-01-30 | 1983-08-05 | Shimadzu Corp | 揮発性有機炭素の測定法および測定装置 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP21741585A patent/JPS6276459A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5029985U (ja) * | 1973-07-17 | 1975-04-04 | ||
| JPS51105886A (ja) * | 1975-03-14 | 1976-09-20 | Sumitomo Chemical Co | Zenjukitansoryosokuteisochi |
| JPS58131563A (ja) * | 1982-01-30 | 1983-08-05 | Shimadzu Corp | 揮発性有機炭素の測定法および測定装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5364594A (en) * | 1990-10-02 | 1994-11-15 | The Board Of Governors For Higher Education, State Of Rhode Island And Providence Plantations | Method and apparatus for the coulometric detection of dissolved gases particularly TCO2 in seawater |
| JP2008530577A (ja) * | 2005-02-18 | 2008-08-07 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 全有機炭素のための呼吸気検査 |
| JP2008070134A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Japan Agengy For Marine-Earth Science & Technology | 元素分析用前処理装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101907558A (zh) | 总有机碳在线分析仪及分析总有机碳的方法 | |
| JPH0545284A (ja) | パーテイキユレート連続分析装置 | |
| JPS6276459A (ja) | 全有機炭素分析装置 | |
| CN110376324A (zh) | 利用氢火焰离子化检测器测定氧浓度的方法及气相色谱仪 | |
| KR102087642B1 (ko) | 시료 및 가스 공급을 자동화한 총 유기탄소 측정 장치. | |
| JPS5848853A (ja) | 微量全窒素の分析方法 | |
| Lampman et al. | A method for the measurement of particulate C and P on the same filtered sample | |
| JP2008261865A (ja) | 揮発性有機化合物測定装置 | |
| JPS61104256A (ja) | 全揮発性有機化合物分析装置 | |
| JPH06242097A (ja) | 有機体炭素測定装置 | |
| Nordschow et al. | Automatic measurements of hydrogen peroxide utilizing a xylenol orange-titanium system | |
| JPH04110768A (ja) | 炭化水素の分析方法およびその分析装置 | |
| CN215866549U (zh) | 一种气体中硫含量分析装置 | |
| JP3111647B2 (ja) | 炭素量測定装置 | |
| JP3515671B2 (ja) | ガスサンプリング方法 | |
| CN212483471U (zh) | 一种高温分离检测双阀箱 | |
| JP3113931U (ja) | 揮発性有機化合物測定装置 | |
| JPS6222425B2 (ja) | ||
| JP2543969Y2 (ja) | サンプリング装置 | |
| JPH0552837A (ja) | 炭素測定装置 | |
| JPH04270945A (ja) | ディーゼルエンジン排気ガスの分析方法 | |
| SU968764A1 (ru) | Устройство дл контрол состава газа | |
| JPH04120462A (ja) | ホルムアルデヒド、及び蟻酸分析用ガスクロマトグラフ | |
| JPH09126999A (ja) | 硫黄成分測定装置 | |
| DE19741809A1 (de) | Verfahren und Vorrichtung zur Gesamtschwefelbestimmung |