JPS6273444A - 光学ヘツド - Google Patents
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- JPS6273444A JPS6273444A JP60212174A JP21217485A JPS6273444A JP S6273444 A JPS6273444 A JP S6273444A JP 60212174 A JP60212174 A JP 60212174A JP 21217485 A JP21217485 A JP 21217485A JP S6273444 A JPS6273444 A JP S6273444A
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- light beam
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は集束光を用いて消去可能な情報記憶媒体に対し
て情報の記録、再生、消去を行なう情報記録再生装置に
おける光学ヘッドに関する。
て情報の記録、再生、消去を行なう情報記録再生装置に
おける光学ヘッドに関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
既に、カー効果あるいはファラデー効果のような光磁気
効果を利用して情報記録媒体に対して、光学的に情報を
記録、再生、消去する装置が知られている。このような
装置には、従来例えば第4図あるいは第5図に示すよう
な光学ヘッドが採用されている。
効果を利用して情報記録媒体に対して、光学的に情報を
記録、再生、消去する装置が知られている。このような
装置には、従来例えば第4図あるいは第5図に示すよう
な光学ヘッドが採用されている。
第4図に示される光学ヘッドにおいては、半導体レーザ
10からの光ビームは、コリメータレン状の平行光束に
変形されてビームスプリッタ16およびミラー18′を
介して約物レンズ2oに導入され、この対物レンズ2o
によって情報記録媒体22上に収束される。
10からの光ビームは、コリメータレン状の平行光束に
変形されてビームスプリッタ16およびミラー18′を
介して約物レンズ2oに導入され、この対物レンズ2o
によって情報記録媒体22上に収束される。
情報記録媒体22から反射された光ビームは、ミラー2
0およびビームスプリッタ16で反射される。反射され
た光ビームは、ビームスブリッタ24で2系に分離され
、一方の光ビームは、1/2波長板26を通過すること
によって偏光面が略45度回転されて凸レンズ28によ
って収束される。この凸レンズ28で収束された光ビー
ムは、偏光ビームスプリッタ30でP偏光成分よびS偏
光成分に分離され、各々P偏光成分およびSI!光成分
の光ビームは、光検出132.34に入射される。ビー
ムスプリッタ24で分離された他方の光ビームは、凸レ
ンズ36およびシリンドリカルレンズ38を介して光検
出器40に入射される。
0およびビームスプリッタ16で反射される。反射され
た光ビームは、ビームスブリッタ24で2系に分離され
、一方の光ビームは、1/2波長板26を通過すること
によって偏光面が略45度回転されて凸レンズ28によ
って収束される。この凸レンズ28で収束された光ビー
ムは、偏光ビームスプリッタ30でP偏光成分よびS偏
光成分に分離され、各々P偏光成分およびSI!光成分
の光ビームは、光検出132.34に入射される。ビー
ムスプリッタ24で分離された他方の光ビームは、凸レ
ンズ36およびシリンドリカルレンズ38を介して光検
出器40に入射される。
この光学ヘッドでは、光検出器32.34の出力信号の
差から情報記録媒体22に記録された情報が読出され、
光検出器40からは、フォーカス信号が発生され、光検
出器32.34からトラッキング信号が発生される。
差から情報記録媒体22に記録された情報が読出され、
光検出器40からは、フォーカス信号が発生され、光検
出器32.34からトラッキング信号が発生される。
また、第5図に示される光学ヘッドにおいては、第1図
に示した光学ヘッドのビームスプリッタ24を除去し、
球面凹レンズ42が設けられ、偏光ビームスプリッタ3
0で分離されたPI光成分の光ビームを検出する光検出
器40でフォーカス信号が発生され、SQ光成分の光ビ
ームを検出する光検出器44からトラッキング信号が発
生される。
に示した光学ヘッドのビームスプリッタ24を除去し、
球面凹レンズ42が設けられ、偏光ビームスプリッタ3
0で分離されたPI光成分の光ビームを検出する光検出
器40でフォーカス信号が発生され、SQ光成分の光ビ
ームを検出する光検出器44からトラッキング信号が発
生される。
また、P偏光成分およびS偏光成分の光ビームの光検強
度の差、すなわら、光検出器40.42の出力信号の差
から情報記録媒体22に記録された情報が読出される。
度の差、すなわら、光検出器40.42の出力信号の差
から情報記録媒体22に記録された情報が読出される。
このように従来用いられているいずれの光学ヘッドにお
いても、情報記録媒体22で反射した光ビームは、1/
2波長板26以後の信号検出系の偏光ビームスプリッタ
30に達するまでに、ミラー18−、ビームスプリッタ
16等で反射されている。通常このような反射がおきる
と、光ビームのP偏光成分とS(I光成分の間に位相差
が生じることが知られている。
いても、情報記録媒体22で反射した光ビームは、1/
2波長板26以後の信号検出系の偏光ビームスプリッタ
30に達するまでに、ミラー18−、ビームスプリッタ
16等で反射されている。通常このような反射がおきる
と、光ビームのP偏光成分とS(I光成分の間に位相差
が生じることが知られている。
例えば第6図に示したミラー18′を例にとり、光ビー
ムのP偏光成分とS偏光成分の間に生じる位相差につい
て説明する。
ムのP偏光成分とS偏光成分の間に生じる位相差につい
て説明する。
ミラー18′が第6図に示したように、プリズムの端面
で起きる全反QJを利用した構造の場合、光ビームのP
偏光成分の位相変化量をθp、S[光成分の位相変化量
をθS1両者の間の差をθ=θp−O5とすると、それ
ぞれは次のように表わされる。
で起きる全反QJを利用した構造の場合、光ビームのP
偏光成分の位相変化量をθp、S[光成分の位相変化量
をθS1両者の間の差をθ=θp−O5とすると、それ
ぞれは次のように表わされる。
tanθp /2=−n n 2 sin 2 tp
−百/CO3ψ・・・・・・(1) tanθs/2=−r〒7−=了/nCO3ψ・・・・
・・(2) tanθ/ 2 = tanθp−θs/2=cos
ψn 2 sin 2 <p −1/n sin 2ψ
・・・・・・〈3) 但し nニブリズムの屈折率 ψ:光ビームのプリズムの端面に対する入射角 ここで(3)式に、ガラスの屈折率であるn −1,5
を、またφ−45を代入すると、0−36゜9度となる
。このθ−36.9度はおよそλ/9゜8に相当するの
で、ミラー18−とじて全反射を利用すると、光ビーム
のP偏光成分とSa!光成分との間におよそλ/9,8
の位相のずれが生じていることがわかる。PG光成分と
si光成分を含む直線偏光の光ビームが、このミラー1
8′で反射されると、上述した位相のずれにより完全な
直線偏光ではなく楕円偏光となるため、光磁気効果を用
いた情報記録媒体に対する再生光の検出光路途中にこの
ようなミラー18′が存在すると、楕円偏光成分の増加
により読取り信号のS/N比が低下する。
−百/CO3ψ・・・・・・(1) tanθs/2=−r〒7−=了/nCO3ψ・・・・
・・(2) tanθ/ 2 = tanθp−θs/2=cos
ψn 2 sin 2 <p −1/n sin 2ψ
・・・・・・〈3) 但し nニブリズムの屈折率 ψ:光ビームのプリズムの端面に対する入射角 ここで(3)式に、ガラスの屈折率であるn −1,5
を、またφ−45を代入すると、0−36゜9度となる
。このθ−36.9度はおよそλ/9゜8に相当するの
で、ミラー18−とじて全反射を利用すると、光ビーム
のP偏光成分とSa!光成分との間におよそλ/9,8
の位相のずれが生じていることがわかる。PG光成分と
si光成分を含む直線偏光の光ビームが、このミラー1
8′で反射されると、上述した位相のずれにより完全な
直線偏光ではなく楕円偏光となるため、光磁気効果を用
いた情報記録媒体に対する再生光の検出光路途中にこの
ようなミラー18′が存在すると、楕円偏光成分の増加
により読取り信号のS/N比が低下する。
またミラー18′として光反射コートを用いその表面で
光ビームを反射させる構造の場合、光反射コートの材質
により特性は異なるが、光反射コート材として、アルミ
亡クロム等の金属を用いた場合には、これらの金属自体
に導電性を有し、光反射時に光ビームの若干の損失を伴
う。そのため光ビームには位相のずれが生じる。さらに
金属としてマルチコート而を用いた場合、コート材に導
電性を有し、光反射時に光ビームの若干の損失を伴い、
同様に位相のずれが生じる。但し位相のずれ聞はコート
材の材質、層構造により大きく異なるものである。なお
、上述したことは、ビームスプリッタ16.24等にJ
3いても、はぼ同様のことが言える。
光ビームを反射させる構造の場合、光反射コートの材質
により特性は異なるが、光反射コート材として、アルミ
亡クロム等の金属を用いた場合には、これらの金属自体
に導電性を有し、光反射時に光ビームの若干の損失を伴
う。そのため光ビームには位相のずれが生じる。さらに
金属としてマルチコート而を用いた場合、コート材に導
電性を有し、光反射時に光ビームの若干の損失を伴い、
同様に位相のずれが生じる。但し位相のずれ聞はコート
材の材質、層構造により大きく異なるものである。なお
、上述したことは、ビームスプリッタ16.24等にJ
3いても、はぼ同様のことが言える。
tなわち、従来の光学ヘッドにおいては、1/2波長板
26以後の(を号検出系で情報記録媒体22からのカー
回転角を検出すると、このような光ビームのP偏光成分
とS@光成分の間に生じる(9相のずれによって、信号
検出のS/N比が低下するといった欠点があった。
26以後の(を号検出系で情報記録媒体22からのカー
回転角を検出すると、このような光ビームのP偏光成分
とS@光成分の間に生じる(9相のずれによって、信号
検出のS/N比が低下するといった欠点があった。
また、第4図および第5図に示した従来の光学ヘッドで
は、情報記録媒体22と1/2波艮板26以後の信号検
出系の間で光ビームは奇数回反射を行なっているという
特徴があつlこ。
は、情報記録媒体22と1/2波艮板26以後の信号検
出系の間で光ビームは奇数回反射を行なっているという
特徴があつlこ。
[発明の目的〕
本発明は上記事情に基づいて成されたもので、非常に簡
単な構造で情報記録媒体h)ら検jl光学系に〒るまで
の光路途中で生じる光ビームの位相差を補正し、情報信
号の再生を確実に行なうことができる光学ヘッドを提供
することを目的とする。
単な構造で情報記録媒体h)ら検jl光学系に〒るまで
の光路途中で生じる光ビームの位相差を補正し、情報信
号の再生を確実に行なうことができる光学ヘッドを提供
することを目的とする。
[発明の概要1
木発11は上記目的を達成するために、光ビームを発生
させる光源と、この光源から発生された光ビームを情報
記録媒体に集光させる対物レンズと、前記情報記録媒体
で反射した光ビームを反射させる光反射手段と、この光
反射手段で反射した光ビームをキ;を偏光成分に分#I
する検光子と、この検光子によって分離された光ビーム
を検出Jる光検出固とを具備し、前記光反射手段は、光
ビームを前記検光子に到達するまでの間に偶数回反射さ
せ、かつこのfullの半分の回数は他の半分の回数に
対して略直角に異なる方向に反射させることを特徴とす
るものである。
させる光源と、この光源から発生された光ビームを情報
記録媒体に集光させる対物レンズと、前記情報記録媒体
で反射した光ビームを反射させる光反射手段と、この光
反射手段で反射した光ビームをキ;を偏光成分に分#I
する検光子と、この検光子によって分離された光ビーム
を検出Jる光検出固とを具備し、前記光反射手段は、光
ビームを前記検光子に到達するまでの間に偶数回反射さ
せ、かつこのfullの半分の回数は他の半分の回数に
対して略直角に異なる方向に反射させることを特徴とす
るものである。
[発明の実施例]
以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
。
。
第1図は、本発明の一実施例の光学ヘッドを示したもの
である。
である。
この光学ヘッドにおいては、光源である半導体レーザ5
0からの楕円形状の光ビームしは、コリメータレンズ5
2によって平行光束に変換されてビームスプリッタ56
の光入射面54に斜め方向から入射される。楕円形状の
光ビームLは、ビームスプリッタ56、例えば、ハーフ
ミラ−を有するプリズム体の先入Il面54に対して斜
め方向f3Xら入射されることからこの光ビームLは、
ビームスプリッタ56内で楕円形から円形のビームに変
換される。ビームスプリッタ56を透過した光ビームL
は、ミラー58で反射されて対物レンズ60に導入され
、この対物レンズ60によって情報記録媒体62上に収
束される。
0からの楕円形状の光ビームしは、コリメータレンズ5
2によって平行光束に変換されてビームスプリッタ56
の光入射面54に斜め方向から入射される。楕円形状の
光ビームLは、ビームスプリッタ56、例えば、ハーフ
ミラ−を有するプリズム体の先入Il面54に対して斜
め方向f3Xら入射されることからこの光ビームLは、
ビームスプリッタ56内で楕円形から円形のビームに変
換される。ビームスプリッタ56を透過した光ビームL
は、ミラー58で反射されて対物レンズ60に導入され
、この対物レンズ60によって情報記録媒体62上に収
束される。
この情報記録媒体62は、例えば、アモルファス磁性合
金で作られた記録層を有し、同心円周状もしくは、スパ
イラル状にトラッキングガイドがその面上に凹又は、凸
形状で形成されている。さらに、このトラッキングガイ
ドには、トラックアドレス及びセクターアドレス等の予
備情報すなわらプリフォーマット信号が予め凹あるいは
、凸形状のプリピットとして形成されている。この情報
記録媒体62の記録層は、情報が記録されていない状態
では、その全ての磁区の方向が一定方向に備えられ、記
録時には、磁界を与えて急加熱するとその領域の磁区の
磁化方向が反転される。
金で作られた記録層を有し、同心円周状もしくは、スパ
イラル状にトラッキングガイドがその面上に凹又は、凸
形状で形成されている。さらに、このトラッキングガイ
ドには、トラックアドレス及びセクターアドレス等の予
備情報すなわらプリフォーマット信号が予め凹あるいは
、凸形状のプリピットとして形成されている。この情報
記録媒体62の記録層は、情報が記録されていない状態
では、その全ての磁区の方向が一定方向に備えられ、記
録時には、磁界を与えて急加熱するとその領域の磁区の
磁化方向が反転される。
半導体レーザ50は、図示しない駆動回路によって駆動
され、再生時には、この半導体レーザ50からは、一定
の光強度を有する光ビームLが発生され、記録時には、
記録すべき情報に応じて光強度変調された光ビームLが
発生され、消去時には、再生時よりも大きな一定の光強
度を有する光ビームLが発生される。
され、再生時には、この半導体レーザ50からは、一定
の光強度を有する光ビームLが発生され、記録時には、
記録すべき情報に応じて光強度変調された光ビームLが
発生され、消去時には、再生時よりも大きな一定の光強
度を有する光ビームLが発生される。
記録時には、磁石装W164から発生された静磁界が情
報記録媒体62に与えられ、記録用の光ビームLで情報
記録媒体62のトラッキングガイドをトレースすると、
特定の領域が急加熱され、磁化方向が反転されて情報が
記録される。また、再生時には、再生用の光ビームLで
トラッキングガイドをトレースして反転磁化された磁区
領域に収束光ビームLを照射するとその光ビームLの偏
光面が僅かに回転される。消去時には、磁石装置64か
ら発生された静磁界が情報記録媒体62に与えられ、消
去用の光ビー1’= l−を磁化方向が反転された特定
の領域に照(ト)するとこの領域は、ゆるやかに加熱さ
れ、磁化方向が他の領域と同一となるように再び反転さ
れる。
報記録媒体62に与えられ、記録用の光ビームLで情報
記録媒体62のトラッキングガイドをトレースすると、
特定の領域が急加熱され、磁化方向が反転されて情報が
記録される。また、再生時には、再生用の光ビームLで
トラッキングガイドをトレースして反転磁化された磁区
領域に収束光ビームLを照射するとその光ビームLの偏
光面が僅かに回転される。消去時には、磁石装置64か
ら発生された静磁界が情報記録媒体62に与えられ、消
去用の光ビー1’= l−を磁化方向が反転された特定
の領域に照(ト)するとこの領域は、ゆるやかに加熱さ
れ、磁化方向が他の領域と同一となるように再び反転さ
れる。
情報記録媒体62から反射された光ビームLは、対物レ
ンズ60を通過し、ミラー58で反射されてビームスプ
リッタ56内に導入され、ビー11スプリツタ56内で
反射される。反射された光ビームLは、S成分の比率を
大きくするために1/2波長板66を通過されて偏光面
が略45度回転される。偏光面が回転された光ビームL
は、平行光束のまま検光子としての偏光ビームスプリッ
タ68に導入される。
ンズ60を通過し、ミラー58で反射されてビームスプ
リッタ56内に導入され、ビー11スプリツタ56内で
反射される。反射された光ビームLは、S成分の比率を
大きくするために1/2波長板66を通過されて偏光面
が略45度回転される。偏光面が回転された光ビームL
は、平行光束のまま検光子としての偏光ビームスプリッ
タ68に導入される。
偏光ビームスプリッタ68は、直角プリズム69に横型
プリズム7oを接合しだらのであって、イの接合面が偏
光面71Aに形成されるとともに、接合面に対向した模
型プリズム70の而が反tJ4面71Bに形成されてい
る。
プリズム7oを接合しだらのであって、イの接合面が偏
光面71Aに形成されるとともに、接合面に対向した模
型プリズム70の而が反tJ4面71Bに形成されてい
る。
この偏光ビームスプリッタ68は、直角プリズム6つに
横型プリズム70を接合したものであって、その接合面
が偏光面72に形成されるとともに、接合面に対向した
模型プリズム70の面が反射面73に形成されている。
横型プリズム70を接合したものであって、その接合面
が偏光面72に形成されるとともに、接合面に対向した
模型プリズム70の面が反射面73に形成されている。
また、この模型プリズム70の反射面73は第2図に示
すように、互いに傾きをもつ3面73a 、73b 、
73c (以後、傾斜面と称する)に分離されており
、2つの傾斜面73b、73cの境界線73dは情報記
録媒体62のトラッキングガイドが伸びる方向あるいは
後述する光検出器に投影されたトラッキングガイドの像
が伸びる方向に略平行となるように定められている。
すように、互いに傾きをもつ3面73a 、73b 、
73c (以後、傾斜面と称する)に分離されており
、2つの傾斜面73b、73cの境界線73dは情報記
録媒体62のトラッキングガイドが伸びる方向あるいは
後述する光検出器に投影されたトラッキングガイドの像
が伸びる方向に略平行となるように定められている。
従って、P成分およびS成分を含む平行光ビームLがこ
の偏光ビームスプリッタ68に入射されたときには、S
成分の光ビームL1は偏光面72で反射され、P成分の
光ビームLt =は偏光面72を通過して反射面73で
反射される。この偏光面72と反射面73とは、非平行
で僅かな角度を成している為にP成分およびS成分の光
ビームL1、Ll−は、僅かに異なる方向に向けられ、
ざらにP成分の光ビームLt ′は、第1図に示覆よう
に、反射面73のそれぞれの傾斜面73a、73b、7
3Cで反射される光ビームLl−は、互いに異なる方向
に反射されるので、3つに分H1L2、L3.L4され
て集光レンズ74に向かう。
の偏光ビームスプリッタ68に入射されたときには、S
成分の光ビームL1は偏光面72で反射され、P成分の
光ビームLt =は偏光面72を通過して反射面73で
反射される。この偏光面72と反射面73とは、非平行
で僅かな角度を成している為にP成分およびS成分の光
ビームL1、Ll−は、僅かに異なる方向に向けられ、
ざらにP成分の光ビームLt ′は、第1図に示覆よう
に、反射面73のそれぞれの傾斜面73a、73b、7
3Cで反射される光ビームLl−は、互いに異なる方向
に反射されるので、3つに分H1L2、L3.L4され
て集光レンズ74に向かう。
賜九面72および反射面73で反射されたP成分および
S成分の光ビーム11.L2.L3.L、1は集光レン
ズ74によって集光されて光検出器76に収束される。
S成分の光ビーム11.L2.L3.L、1は集光レン
ズ74によって集光されて光検出器76に収束される。
この光検出器76は、第3図に示すように対物レンズ6
0が情報記録媒体62に対して合焦点状態にある際に3
つのP成分の光ビームL2 、 L3 。
0が情報記録媒体62に対して合焦点状態にある際に3
つのP成分の光ビームL2 、 L3 。
L iの収束点がそれぞれ形成される検出領域を有する
、第1.第2および第3の検知部77.78゜71)と
S成分の光ビームL1の収束点が形成される検出領域を
有する第4の検知部80を有している。しから第2およ
び第3の検知部78.79は、反射面73の境界線dの
方向で分離され、第1の検知部77は、境界線73dの
方向に対して直角な方向で微小間隔を空けて2つの感知
領域778゜77bに分割されている。
、第1.第2および第3の検知部77.78゜71)と
S成分の光ビームL1の収束点が形成される検出領域を
有する第4の検知部80を有している。しから第2およ
び第3の検知部78.79は、反射面73の境界線dの
方向で分離され、第1の検知部77は、境界線73dの
方向に対して直角な方向で微小間隔を空けて2つの感知
領域778゜77bに分割されている。
対物レンズ60が情報記録媒体62に対して合焦点状態
にある際には、偏光面72で反射されたS成分の光ビー
ムL1は第4の検知部80に収束され、また傾斜面73
aで反射した光ど−ムL2は第1の検知部77に、傾斜
面73bで反射した光ビームL3は第2の検知部78に
、さらに傾斜面73dで反射した光ビームL4は第3の
検知部7つにそれぞれ収束されるものである。
にある際には、偏光面72で反射されたS成分の光ビー
ムL1は第4の検知部80に収束され、また傾斜面73
aで反射した光ど−ムL2は第1の検知部77に、傾斜
面73bで反射した光ビームL3は第2の検知部78に
、さらに傾斜面73dで反射した光ビームL4は第3の
検知部7つにそれぞれ収束されるものである。
そして第2及び第3の検知部78.7つから発生された
信号の差を減算器によって得ることによってトラッキン
グエラー信号が発生され、第1の検知部77の感知領域
77a、77bがらの信号の差を減算器によって(Jる
ことによってフォーカス信号が発生される。ざらに、第
1の検知部77の感知領域77a、77bおよび第2お
よび第3の検知部78.79からの信号を加算器によっ
て加鋒し、第4の検知部80から発生された信号との差
を減1+2によって(ワることによって情報が再生され
る。
信号の差を減算器によって得ることによってトラッキン
グエラー信号が発生され、第1の検知部77の感知領域
77a、77bがらの信号の差を減算器によって(Jる
ことによってフォーカス信号が発生される。ざらに、第
1の検知部77の感知領域77a、77bおよび第2お
よび第3の検知部78.79からの信号を加算器によっ
て加鋒し、第4の検知部80から発生された信号との差
を減1+2によって(ワることによって情報が再生され
る。
このフォーカス信号に応じて対物レンズ60がその光信
方向に移動され、常に対物レンズ60は、情報記8媒体
62に対して合焦点状態に維持され、トラッキングエラ
ー信号に応じて対物レンズ60は、光軸に対して直角な
方向に移動され、正確に情報記録媒体60のトラッキン
グガイドが合焦点状態の光ビームLで追跡される。その
結果、情報記録媒イホ62から記録情報が読出され、プ
リフォーマット信号及び記録情報が再生される。同様に
、記録時には、情報が正確に書込まれ、消去時には、確
実に記録情報が消去される。
方向に移動され、常に対物レンズ60は、情報記8媒体
62に対して合焦点状態に維持され、トラッキングエラ
ー信号に応じて対物レンズ60は、光軸に対して直角な
方向に移動され、正確に情報記録媒体60のトラッキン
グガイドが合焦点状態の光ビームLで追跡される。その
結果、情報記録媒イホ62から記録情報が読出され、プ
リフォーマット信号及び記録情報が再生される。同様に
、記録時には、情報が正確に書込まれ、消去時には、確
実に記録情報が消去される。
以上説明した光学ヘッドにおいては、情報記録媒体62
で反射した光ビームL1は、対物レンズ60を通過後、
検光子である偏光ビームスプリッタ68の偏光面72に
到達するまでの間に、光反制手段であるミラー58とビ
ームスプリッタ56の合計2回反射されており、しから
ミラー58とビームスプリッタ56とではその反射方向
は、略直角に異なる方向となっている。そのため、情報
記録媒体62で反射した光ビームLがミラー58で反射
された時に、例えばP偏光成分がSa光成分に対して位
相の遅れが生じたとする。しかしながら、この位相のず
れに対し、類似した特性を有するビームスプリッタ56
によって、光ビームLをミラー58の時とは略直角に異
なる方向に反射させることにより、P偏光成分とS偏光
成分との間に位相のずれが生じ、全体としては、ミラー
58で反射された時に生じるP偏光成分とS偏光成分の
位相のずれを相殺したことになる。よって、この光学ヘ
ッドにおいては、情報記録媒体62から検出光学系67
に到達するまでの間に生じる光ビームLの位相差を補正
することができる。
で反射した光ビームL1は、対物レンズ60を通過後、
検光子である偏光ビームスプリッタ68の偏光面72に
到達するまでの間に、光反制手段であるミラー58とビ
ームスプリッタ56の合計2回反射されており、しから
ミラー58とビームスプリッタ56とではその反射方向
は、略直角に異なる方向となっている。そのため、情報
記録媒体62で反射した光ビームLがミラー58で反射
された時に、例えばP偏光成分がSa光成分に対して位
相の遅れが生じたとする。しかしながら、この位相のず
れに対し、類似した特性を有するビームスプリッタ56
によって、光ビームLをミラー58の時とは略直角に異
なる方向に反射させることにより、P偏光成分とS偏光
成分との間に位相のずれが生じ、全体としては、ミラー
58で反射された時に生じるP偏光成分とS偏光成分の
位相のずれを相殺したことになる。よって、この光学ヘ
ッドにおいては、情報記録媒体62から検出光学系67
に到達するまでの間に生じる光ビームLの位相差を補正
することができる。
また、この光学ヘッドにおいては、1つの光検出器76
で情報信号の再生、フォーカス信号及びトラッキングエ
ラー信号の検出を行なっている。
で情報信号の再生、フォーカス信号及びトラッキングエ
ラー信号の検出を行なっている。
そのため従来の光学ヘッドに比べて非常に筒中な構成で
各信号の検出を行なうことができる。そのため光学ヘッ
ドの構成部品点数が減少するために、光学ヘッド全体が
軽量となってこの光学ヘッドのアクセス速度を速めるこ
とができ、さらにはコストを減少させることができる。
各信号の検出を行なうことができる。そのため光学ヘッ
ドの構成部品点数が減少するために、光学ヘッド全体が
軽量となってこの光学ヘッドのアクセス速度を速めるこ
とができ、さらにはコストを減少させることができる。
なお、本発明の応用例としては、情報記録媒体62で反
射した光ビームLが検出光学系67に到達づ゛るまでの
間に、ミラーやビームスプリッタ等で例えば4回または
6回等偶数回反射させかっこの反射の半分の回数は他の
半分の回数に対して略直角に異なる方向に反射させるこ
とにより、結果として光ビームLの位相差を補正する光
学ヘッドであっても構わない。
射した光ビームLが検出光学系67に到達づ゛るまでの
間に、ミラーやビームスプリッタ等で例えば4回または
6回等偶数回反射させかっこの反射の半分の回数は他の
半分の回数に対して略直角に異なる方向に反射させるこ
とにより、結果として光ビームLの位相差を補正する光
学ヘッドであっても構わない。
また、この光学ヘッドにおいては、偏光ビームスプリッ
タに形成されている横型プリズム70の反剣面73に3
つの傾斜面が形成されているもので説明を行なったが、
本発明は必ずしもこれに限定されず偏光ビームスプリッ
タ6つの嘔光面72に3つの傾斜面に設けられるような
構成にしても構わない。
タに形成されている横型プリズム70の反剣面73に3
つの傾斜面が形成されているもので説明を行なったが、
本発明は必ずしもこれに限定されず偏光ビームスプリッ
タ6つの嘔光面72に3つの傾斜面に設けられるような
構成にしても構わない。
[発明の効果]
以上説明したように本発明におりる光学ヘッドにおいて
は、非常に簡単な構造のもので、情報記録媒体から検出
光学系に至るまでの光路途中に生じる光ビームの位相差
を補正し、情報信号の再生を確実に11なうことができ
るという効果がある。
は、非常に簡単な構造のもので、情報記録媒体から検出
光学系に至るまでの光路途中に生じる光ビームの位相差
を補正し、情報信号の再生を確実に11なうことができ
るという効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す光学ヘッドの概略構成
図、第2図は第1図に示した光学ヘッドの検光子の反射
面を示した概略構成図、第3図は第1図に示した光学ヘ
ッドの光検出器の概略構成図、第4図および第5図は従
来の光学ヘッドの概略構成図、第6図はミラーにおける
光ビームの反射の状態を示した概略図である。 50・・・光源(半導体レーザ) 60・・・対物レンズ 62・・・情報記録媒体 68・・・検光子((偏光ビームスプリッタ)76・・
・光検出器 代理人 弁Iff+士 則近 憲佑 同 大胡 曲夫 7.3tx 第3 田
図、第2図は第1図に示した光学ヘッドの検光子の反射
面を示した概略構成図、第3図は第1図に示した光学ヘ
ッドの光検出器の概略構成図、第4図および第5図は従
来の光学ヘッドの概略構成図、第6図はミラーにおける
光ビームの反射の状態を示した概略図である。 50・・・光源(半導体レーザ) 60・・・対物レンズ 62・・・情報記録媒体 68・・・検光子((偏光ビームスプリッタ)76・・
・光検出器 代理人 弁Iff+士 則近 憲佑 同 大胡 曲夫 7.3tx 第3 田
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 光ビームを発生させる光源と、 この光源から発生された光ビームを情報記録媒体に集光
させる対物レンズと、 前記情報記録媒体で反射した光ビームを反射させる光反
射手段と、 この光反射手段で反射した光ビームを偏光成分に分離す
る検光子と、 この検光子によつて分離された光ビームを検出する光検
出器とを具備し、 前記光反射手段は、光ビームを前記検光子に到達するま
での間に偶数回反射させ、かつこの反射の半分の回数は
他の半分の回数に対して略直角に異なる方向に反射させ
ることを特徴とする光学ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60212174A JPS6273444A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 光学ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60212174A JPS6273444A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 光学ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6273444A true JPS6273444A (ja) | 1987-04-04 |
Family
ID=16618129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60212174A Pending JPS6273444A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 光学ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6273444A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0713212A3 (en) * | 1994-11-17 | 1997-03-05 | Canon Kk | Optical information recording and reproducing apparatus |
-
1985
- 1985-09-27 JP JP60212174A patent/JPS6273444A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0713212A3 (en) * | 1994-11-17 | 1997-03-05 | Canon Kk | Optical information recording and reproducing apparatus |
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