JP2591730B2 - 光磁気記録再生装置 - Google Patents
光磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JP2591730B2 JP2591730B2 JP60147249A JP14724985A JP2591730B2 JP 2591730 B2 JP2591730 B2 JP 2591730B2 JP 60147249 A JP60147249 A JP 60147249A JP 14724985 A JP14724985 A JP 14724985A JP 2591730 B2 JP2591730 B2 JP 2591730B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magneto
- beam splitter
- recording medium
- optical recording
- polarization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Optical Head (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁性薄膜の記録媒体に、レーザ光等の光ビ
ームを照射することにより情報の記録、再生、消去を行
う光磁気記録再生装置に関するものである。
ームを照射することにより情報の記録、再生、消去を行
う光磁気記録再生装置に関するものである。
最近、磁性薄膜を記録媒体として、レーザ光を用いて
情報の記録、再生、消去を行う光磁気記録再生装置の開
発が活発に行われている。
情報の記録、再生、消去を行う光磁気記録再生装置の開
発が活発に行われている。
第4図は従来のこの種の光磁気記録再生装置を説明す
る構成図である。図中、1はレーザ光源、2はコリメー
トレンズ、3は偏光子、4はハーフミラー、5は対物レ
ンズ、6は記録媒体、7は1/2波長板、21は検光子、22
はレンズ、23は検出器を示している。
る構成図である。図中、1はレーザ光源、2はコリメー
トレンズ、3は偏光子、4はハーフミラー、5は対物レ
ンズ、6は記録媒体、7は1/2波長板、21は検光子、22
はレンズ、23は検出器を示している。
レーザ光源1からの光は、コリメートレンズ2を経て
平行光束にされ、偏光ビームスプリッタ等の偏光子3に
より直線偏光にされてハーフミラー4に入射し、さらに
対物レンズ5により集束されて記録媒体6を照射する。
この記録媒体6で反射した光は、対物レンズ5で集束さ
れてハーフミラー4で反射され、1/2波長板7を経てキ
ューブ状の偏光ビームスプリッタからなる検光子21で二
方向に分離され、それぞれレンズ22で集束され各検出器
23に入射するようになっている。
平行光束にされ、偏光ビームスプリッタ等の偏光子3に
より直線偏光にされてハーフミラー4に入射し、さらに
対物レンズ5により集束されて記録媒体6を照射する。
この記録媒体6で反射した光は、対物レンズ5で集束さ
れてハーフミラー4で反射され、1/2波長板7を経てキ
ューブ状の偏光ビームスプリッタからなる検光子21で二
方向に分離され、それぞれレンズ22で集束され各検出器
23に入射するようになっている。
この記録媒体6に照射された直線偏光のレーザ光の反
射光は、その偏光面が磁化の向きに応じてカー効果によ
り回転するので、検出器23の出力は磁化の向きで、出力
が変化する。この回路は、媒体雑音をキャンセルするた
めに2個の検出器23によって差動構成をとるようにして
記録媒体6の情報を読取ることができる。
射光は、その偏光面が磁化の向きに応じてカー効果によ
り回転するので、検出器23の出力は磁化の向きで、出力
が変化する。この回路は、媒体雑音をキャンセルするた
めに2個の検出器23によって差動構成をとるようにして
記録媒体6の情報を読取ることができる。
上述した従来の光磁気記録再生装置は、検光子にキュ
ーブ状の偏光ビームスプリッタ(21)を用いて90゜方向
に分離し、それぞれの分離された先をレンズで集束し、
それぞれ検出器23に入射させているため、光学系が大き
くなり、部品点数も多くなるという欠点がある。
ーブ状の偏光ビームスプリッタ(21)を用いて90゜方向
に分離し、それぞれの分離された先をレンズで集束し、
それぞれ検出器23に入射させているため、光学系が大き
くなり、部品点数も多くなるという欠点がある。
本発明の目的は、このような欠点を除き、構成を簡単
化、小型化した光磁気記録再生装置を提供することにあ
る。
化、小型化した光磁気記録再生装置を提供することにあ
る。
本発明の構成は、直線偏光の光ビームを光磁気記録媒
体に照射し、その記録媒体から反射した反射光を偏光ビ
ームスプリッタを用いて第1の偏光成分と、この第1の
偏光成分と偏光方向の異なる第2の偏光成分とに分け、
これら偏光成分をそれぞれ検出することにより、前記記
録媒体に記録された情報を読み取る光磁気記録再生装置
において、前記偏光ビームスプリッタは、前記第1の偏
光成分を反射し前記第2の偏光成分を透過する第1の反
射膜と、この第1の反射膜と平行に配置され前記第2の
偏光成分を反射する第2の反射膜とを備えることを特徴
とする。
体に照射し、その記録媒体から反射した反射光を偏光ビ
ームスプリッタを用いて第1の偏光成分と、この第1の
偏光成分と偏光方向の異なる第2の偏光成分とに分け、
これら偏光成分をそれぞれ検出することにより、前記記
録媒体に記録された情報を読み取る光磁気記録再生装置
において、前記偏光ビームスプリッタは、前記第1の偏
光成分を反射し前記第2の偏光成分を透過する第1の反
射膜と、この第1の反射膜と平行に配置され前記第2の
偏光成分を反射する第2の反射膜とを備えることを特徴
とする。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の光磁気記録再生装置の構
成図である。図中、1はレーザ光源、2はコリメートレ
ンズ、3は偏光子、4はハーフミラー、5は対物レン
ズ、6は記録媒体、7は1/2波長板、8はレンズ、9は
偏光ビームスプリッタ、10は2分割検出器を示してい
る。本実施例は、従来のキューブ状の偏光ビームスプリ
ッタ21と2個のレンズ22との代りに偏光ビームスプリッ
タ9とレンズ8とを検出器23の代わりに2分割検出器10
を用いている。
成図である。図中、1はレーザ光源、2はコリメートレ
ンズ、3は偏光子、4はハーフミラー、5は対物レン
ズ、6は記録媒体、7は1/2波長板、8はレンズ、9は
偏光ビームスプリッタ、10は2分割検出器を示してい
る。本実施例は、従来のキューブ状の偏光ビームスプリ
ッタ21と2個のレンズ22との代りに偏光ビームスプリッ
タ9とレンズ8とを検出器23の代わりに2分割検出器10
を用いている。
記録媒体6で反射した光は、対物レンズ5で集束され
てハーフミラー4で反射され、1/2波長板7を経てレン
ズ8で集束され偏光ビームスプリッタ9でS偏光成分と
P偏光成分に分離されそれぞれ反射されて2分割検出器
10に入射するようになっている。記録媒体6に照射され
た直線偏光のレーザ光の反射光は、偏光面が磁化の向き
でカー効果により回転するので、偏光ビームスプリッタ
9で反射されるS偏光成分,P偏光成分の光量が変化し、
2分割検出器10のそれぞれの片側の出力が変化する。さ
らに、この2分割検出器10を差動構成にすることによ
り、媒体雑音をキャンセルして記録媒体6の情報を読取
ることができる。
てハーフミラー4で反射され、1/2波長板7を経てレン
ズ8で集束され偏光ビームスプリッタ9でS偏光成分と
P偏光成分に分離されそれぞれ反射されて2分割検出器
10に入射するようになっている。記録媒体6に照射され
た直線偏光のレーザ光の反射光は、偏光面が磁化の向き
でカー効果により回転するので、偏光ビームスプリッタ
9で反射されるS偏光成分,P偏光成分の光量が変化し、
2分割検出器10のそれぞれの片側の出力が変化する。さ
らに、この2分割検出器10を差動構成にすることによ
り、媒体雑音をキャンセルして記録媒体6の情報を読取
ることができる。
第2図,第3図は第1図の偏光ビームプリッタ9の二
つの例の断面図である。図中、11は直角プリズム、12は
偏光膜、13は平行平面板、14は全反射膜を示す。偏光膜
12はS偏光成分を反射させ、P偏光成分を透過させる蒸
着膜であり、全反射膜14はP偏光成分を反射させる蒸着
膜である。この構成により、平行平面板13の板厚を所定
の厚みにすることでS偏光成分とP偏光成分とを所定の
分離幅を与えて分離できる。この例では、直角プリズム
11で示しているが、直角ではなく任意の角度の三角プリ
ズムを用いて出射方向を変えてもよく、光が通過しない
側の三角プリズムのエッジ部を削り落してもよい。ま
た、平行平面板13の代わりにくさび状のウェッジ板を用
いることも出来るが、この場合には、各反射光が平行と
なるため分離幅を広げることもできるが、偏光面と反斜
面の相互の角度を厳密に管理する必要があり、また光学
系の調整が容易でなくなるという問題が生ずる。
つの例の断面図である。図中、11は直角プリズム、12は
偏光膜、13は平行平面板、14は全反射膜を示す。偏光膜
12はS偏光成分を反射させ、P偏光成分を透過させる蒸
着膜であり、全反射膜14はP偏光成分を反射させる蒸着
膜である。この構成により、平行平面板13の板厚を所定
の厚みにすることでS偏光成分とP偏光成分とを所定の
分離幅を与えて分離できる。この例では、直角プリズム
11で示しているが、直角ではなく任意の角度の三角プリ
ズムを用いて出射方向を変えてもよく、光が通過しない
側の三角プリズムのエッジ部を削り落してもよい。ま
た、平行平面板13の代わりにくさび状のウェッジ板を用
いることも出来るが、この場合には、各反射光が平行と
なるため分離幅を広げることもできるが、偏光面と反斜
面の相互の角度を厳密に管理する必要があり、また光学
系の調整が容易でなくなるという問題が生ずる。
第3図のもう一つの偏光ビームスプリッタ9において
は、第1図の1/2波長板7とレンズ8の代わりに第2図
の偏光ビームスプリッタにレンズ15と、1/2波長板16と
をこの順序に接着して一体にして小型化したものであ
る。
は、第1図の1/2波長板7とレンズ8の代わりに第2図
の偏光ビームスプリッタにレンズ15と、1/2波長板16と
をこの順序に接着して一体にして小型化したものであ
る。
以上説明したように、本発明は、検光子として従来の
キューブ状の偏光ビームスプリッタの代りに、三角プリ
ズムと平行平面板と偏光膜と全反射膜とから構成される
偏光ビームスプリッタを用いることにより、光学系を小
さくして部品点数を少なくすることが可能となり、光磁
気記録再生装置を小型化できるという効果がある。
キューブ状の偏光ビームスプリッタの代りに、三角プリ
ズムと平行平面板と偏光膜と全反射膜とから構成される
偏光ビームスプリッタを用いることにより、光学系を小
さくして部品点数を少なくすることが可能となり、光磁
気記録再生装置を小型化できるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例の光磁気記録再生装置の構成
図、第2図,第3図は第1図の偏光ビームスプリッタな
二つの例の断面図、第4図は従来の光磁気記録再生装置
の構成図である。図において、1はレーザ光源、2はコ
リメートレンズ、3は偏光子、4はハーフミラー、5は
対物レンズ、6は記録媒体、7,16は1/2波長板、8,15,22
はレンズ、9は偏光ビームスプリッタ、10は2分割検出
器、11は直角プリズム、12は偏光膜、13は平行平面板、
14は全反射膜、21は検光子、23は検出器をそれぞれ示
す。
図、第2図,第3図は第1図の偏光ビームスプリッタな
二つの例の断面図、第4図は従来の光磁気記録再生装置
の構成図である。図において、1はレーザ光源、2はコ
リメートレンズ、3は偏光子、4はハーフミラー、5は
対物レンズ、6は記録媒体、7,16は1/2波長板、8,15,22
はレンズ、9は偏光ビームスプリッタ、10は2分割検出
器、11は直角プリズム、12は偏光膜、13は平行平面板、
14は全反射膜、21は検光子、23は検出器をそれぞれ示
す。
Claims (1)
- 【請求項1】直線偏光の光ビームを光磁気記録媒体に照
射し、その記録媒体から反射した反射光を偏光ビームス
プリッタを用いて第1の偏光成分と、この第1の偏光成
分と偏光方向の異なる第2の偏光成分とに分け、これら
偏光成分をそれぞれ検出することにより、前記記録媒体
に記録された情報を読み取る光磁気記録再生装置におい
て、前記記録媒体からの反射光を集束して前記偏光ビー
ムスプリッタに供給するレンズを設け、前記偏光ビーム
スプリッタは、前記レンズからの光の第1の偏光成分を
反射し第2の偏光成分を透過する第1の反射膜と、この
第1の反射膜と平行に配置され前記第2の偏光成分を反
射する第2の反射膜とを備えることを特徴とする光磁気
記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60147249A JP2591730B2 (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 光磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60147249A JP2591730B2 (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 光磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS628347A JPS628347A (ja) | 1987-01-16 |
JP2591730B2 true JP2591730B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=15425957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60147249A Expired - Lifetime JP2591730B2 (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 光磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591730B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9375123B2 (en) | 2008-12-16 | 2016-06-28 | Diversey, Inc. | Floor finish applicator |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS641138A (en) * | 1987-06-24 | 1989-01-05 | Hitachi Ltd | Head for magneto-optical recording and reproducing device |
JPS643841A (en) * | 1987-06-24 | 1989-01-09 | Nec Corp | Magneto-optical reproducing device |
JP2624691B2 (ja) * | 1987-07-08 | 1997-06-25 | 株式会社日立製作所 | 磁気光学ヘッド |
JPH04136355U (ja) * | 1991-06-11 | 1992-12-18 | 株式会社アツギユニシア | 内燃機関用ピストン |
KR100403596B1 (ko) * | 2001-08-30 | 2003-10-30 | 삼성전자주식회사 | 직각삼각형 모양의 빔스프리터를 구비한 광픽업장치와이를 이용한 광축보정방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0650580B2 (ja) * | 1985-05-15 | 1994-06-29 | 株式会社東芝 | 消去可能な光ヘツド |
-
1985
- 1985-07-03 JP JP60147249A patent/JP2591730B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9375123B2 (en) | 2008-12-16 | 2016-06-28 | Diversey, Inc. | Floor finish applicator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS628347A (ja) | 1987-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07118105B2 (ja) | 光フアイバ形光磁気ヘッド | |
US5528576A (en) | Optical head including a halfwave plate and a monaxial crystal for splitting a light beam into two orthogonal, polarized light beams | |
JP2591730B2 (ja) | 光磁気記録再生装置 | |
JP3362912B2 (ja) | ビーム整形及びビーム分離装置 | |
KR100286865B1 (ko) | 광헤드장치 | |
JP3439903B2 (ja) | 光ディスク装置用光学ヘッド | |
JPH04117637A (ja) | 光学式情報記録再生装置 | |
JPS63181145A (ja) | 磁気光学ヘツド | |
JPH02151801A (ja) | 光学部品及びそれを使用した光磁気ディスク用2ビーム型光ヘッド | |
JP2624241B2 (ja) | 光磁気デイスク装置 | |
JPH0749627Y2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JPS62226454A (ja) | 光磁気記録再生装置 | |
JPH06162596A (ja) | 光ヘッドおよびそれを用いた光情報処理装置 | |
JPS61261838A (ja) | 消去可能な光ヘツド | |
JP2806325B2 (ja) | 光学ヘッド | |
JP2574763B2 (ja) | 光磁気記録装置 | |
JP2579013B2 (ja) | 光ヘッド | |
JPS6292147A (ja) | 光磁気記録再生装置 | |
JPS6273445A (ja) | 光学ヘツド | |
JP2840414B2 (ja) | 光磁気記録再生装置用光ヘッド | |
JPS6130328B2 (ja) | ||
JPS6214340A (ja) | 消去可能な光学ヘツド | |
JPH01294236A (ja) | 光ヘツド | |
JPS63222356A (ja) | 光磁気ヘツド装置 | |
JPH0391133A (ja) | 光情報記録再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |