JPS6271486A - センサレスブラシレスモ−タの駆動回路 - Google Patents

センサレスブラシレスモ−タの駆動回路

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JPS6271486A
JPS6271486A JP60208486A JP20848685A JPS6271486A JP S6271486 A JPS6271486 A JP S6271486A JP 60208486 A JP60208486 A JP 60208486A JP 20848685 A JP20848685 A JP 20848685A JP S6271486 A JPS6271486 A JP S6271486A
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Yukinobu Kurita
幸信 栗田
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/30Arrangements for controlling the direction of rotation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各駆動コイルの逆起電圧により各駆動コイル
への通電タイミングを決めるようにしたセンサレスブラ
シレスモータの駆動回路に関する。
(従来の技術) 各駆動コイルに発生する逆起電圧により各駆動コイルへ
の通電タイミングを決めるようにしたセンサレスブラシ
レスモータが知られている。
本出願人の出願に係る特願昭59−187680号の発
明はセンサレスブラシレスモータの駆動回路に関するも
ので、従来のセンサレスブラシレスモータでは、正転モ
ードで運転中に駆動回路を反転モードに切り換えても、
回転子の慣性力の影響で正転    ′し続ける不具合
があることから、この不具合を解消したものである。し
かし、上記出願に係るセンサレスブラシレスモー多の駆
動回路によれば、各駆動コイルへの通電を制御するトラ
ンジスタがスイッチング動作してモータが本体回転して
いる場合にのみモード切換によって回転の向きを反転さ
せることが可能なものであり、回転速度が一定の速度に
達し、上記トランジスタがリニア領域で動作して各駆動
コイルにサイン波通電による電圧制御がかかった所謂制
御回転中は、駆動回路を反転モードに切り換えても回転
子を反転させることはできなかった。以下、本発明の理
解を助けるためにも、上記出願の発明の詳細な説明する
第6図は一般に知られているセンサレスブラシレスモー
フ回路の全体を示す、第6図において、起動回路21は
、パルス発生回路22、パルス振り分は回路23、トリ
ガ回路24を有してなり、RC回路の時定数に応じての
こぎり波を発生させてF−V変換を行う。その出力パル
スは起動パルスとして駆動回路のファイナル段27に各
相ごとに入力される。ファイナル段27はモータ30の
各相の駆動コイルASBSCごとに駆動トランジスタを
有してなり、上記起動回路21からの起動パルスに応じ
て各相のトランジスタが順にオンし、回転子を起動する
ようになっている0回転子が動くと、トリガ発生回路2
4からパルス発生回路22に入力される信号れにより、
モータの回転数に合ったパルスが出力される。
回転子が回転するとモータ30の各駆動コイルA、B、
Cから逆起電圧が出力され、抵抗ロジック回路25に入
力される。抵抗ロジック回路25は各相駆動コイルの逆
起電圧のレベルシフト電圧をa、b、−Cとすると、(
a+b)/2、(a+c)/2、CC+a”)/2、a
 / 4、b/4、C/4の各演算出力を得るためのも
ので、具体的には第8図のような周知の回路が用いられ
る。
抵抗ロジック回路25の各演算出力は逆起電圧合成部2
8に入力される。逆起電圧合成部28は、第9図に示さ
れているように、逆起電圧波形を合成し半波整流して実
線で示されているような信号を得、これを速度信号とし
て速度アンプ29に入力する。
mをVCLとすると、VCLXo、6にレベルシフトさ
れ、これが最低電圧として出力される。
速度アンプ29は、速度信号と基準電圧が等しくなるよ
うにフィードバック制御する。例えば、速度が上昇する
と逆起電圧が大きくなって速度信号電位が上昇し、速度
が低下すると逆起電圧が小さくなって速度信号電位が低
下する。こうして、速度アンプ29の出力は速度命令と
なってファイナル段27に入力され、各相のオン信号に
より上記速度命令に応じて各相コイルを駆動する。
各相駆動コイルへの通電順は駆動回路26によって制御
される。第7図は上記駆動回路26を具体的に示すもの
で、前記光の出願に係るものと実質的に同じである。第
7図において、電気角で120度ずつ位相をずらして設
けられた三つの駆動コイルA、B、Cへの通電回路はそ
れぞれトランジスタTrA 、、 TrB % TrC
によってオン、オフされる。上記各トランジスタは第6
図におけるファイナル段27に該当する。各駆動コイル
ASB、Cの数に対応して一組のコンパレータAl、 
Bl、C1と他の一組のコンパレータA2、B2、C2
が設けられている。コンパレータA1の入力は(a+b
)/2とb/4、コンパレータ^2の入力は<a+c>
 /2とc / 4、コンパレータB1の入力は(b+
a)/2とc / 4、コンパレータB2の入力は(b
十a)/2とa / 4、コンパレータC1の入力は(
C+a)/2とa / 4、コンパレータC2の入力は
(C+b)/2とb/4である。各コンパレータA1、
A2、B1、B2、C1、C2の出力はそれぞれアンド
回路IL 12.13.14.15.16に入力される
符号31.32.33は正転モードと逆転モードとを切
り換えるためのスイッチである。この各スイッチは、正
転モードではアンド回路11.13.15の出力をそれ
ぞれトランジスタTrA 5TrB 、 TrCのベー
スに入力することにより一組のコンパレータA1、B1
、C1をモータの駆動用とする一方、他の一組のコンパ
レータA2、B2、C2をモータの回転方向検出用とし
て切り換える。また、上記スイッチ31.32.33が
反転モードにあるときは、アンド回路12.14.16
の出力をそれぞれトランジスタTrA s TrB 5
TrCに入力することにより一組のコンパレータA2、
B2、C2をモータの駆動用とする一方、他の一組のコ
ンパレータA1、B1、C1をモータの回転方向検出用
として切り換える。より具体的には、正転モードでは、
コンパレータA1の出力(AI)がrHJのときはイン
バータ17による反転信号がアンド回路14.15に入
力されてコンパレータB2、C1の出力が規制され、コ
ンパレータ81の出力(B1)がrHJのときはインバ
ータ18による反転信号がアンド回路11、。
16に入力されてコンパレータA1、C2の出力が規制
され、コンパレータC1の出力(C1)がrHJのとき
はインバータ19による反転出力がアンド回路12.1
3に入力されてコンパレータA2、B1の出力が規制さ
れるように上記各アンド回路が接続されている。
また、上記の如く接続されることにより、反転モードで
は、コンパレータA2の出力(^2)カrHJのときに
コンパレータB2、C1の出力が規制され、コンパレー
タB2の出力(B2)がrHJのときにコンパレータA
1、C2の出力が規制され、コンパレータC2の出力(
C2)がrHJのときにコンパレータ八2、B1の出力
が規制される。さらに、コンパレークA1の出力がrH
JのときはコンパレータB2の出力が規制され、同様に
、コンパレータA2の出力がrHJのときはコンパレー
タC1の出力が、コンパレータBlの出力がrHJのと
きはコンパレータC2の出力が、コンパレータB2の出
力がrHJのときはコンパレータA1の出力が、コンパ
レータC1の出力がrHJのときはコンパレータA2の
出力が、コンパレータC2の出力がrHJのときはコン
パレータB1の出力がそれぞれ規制されるよつに各アン
ド回路11.12.13.14.15.16の出力とそ
の反転入力とが接続されている。
次に、上記従来例の動作を説明する。
各コンパレータの出力がrHJとなる条件は次の通りで
ある。
Ai  ・ ・  (a+b)  /2    <  
  b/4A2 ・ ・ −(a+c)  /2   
 <    c/4B1 ・ ・ ・  (b+c)/
2    <    c/4B2 ・ ・ ・  (b
+a)  /2   <   a/4−C1・ −−(
c+a)  /2   <   a/4C2・ ・ ・
  (c+b)  /2    <    B74いま
、第7図におけるスイッチ31.32.33が正転モー
ドに切り換えられた状態において、コンパレータB1の
出力がrHJでB相の駆動コイルに通電されているもの
とする。コンパレータB1の「H」出力によりコンパレ
ータA1、C2の出力は規制されてrLJであり、コン
パレータA2、B1、B2、C1の各出力が有効信号と
なる。
回転子ρ回転に伴い、第11図におりて、コンパレータ
C1の出力がrHJとなるべき位置■になると、コンパ
レータAlの出力はrLJであるからコンパレータC1
の出力はrHJとなり、この出力でC相の駆動コイルに
通電されると共に、コンパレータA2、B1の出力が規
制され、B相の駆動コイルへの通電が遮断される。この
ときコンパレータ^1.82、CL C2の各出力が有
効信号となる。
回転子がさらに電気角で120度回軸回転■の位置にな
るとコンパレータA1が「H」、コンパレータB2がr
LJとなるので、コンパレータA1の出力がrHJとな
る条件が成立し、この出力信号でA相のコイルに通電さ
れる。コンパレータA1の「H」信号でコンパレータC
1、B2の出力が規制され、C相コイルへの通電が遮断
される。
回転子がさらに回転して■の位置に至ると、コンパレー
タB1が「H」、コンパレータC2がrLJとなってコ
ンパレータB1の出力がrHJとなる条件が成立し、こ
の出力でB相コイルに通電される。
コンパレータB1のrHJ信号でコンパレータA1、C
2の出力が規制され、A相コイルへの通電は遮断される
このように、B相オン・−C相オン、B相オフ−A相オ
ン、C相オフ−B相オン、A相オフという動作が繰り返
されて回転子が連続回転する。
上記の如き正転モードから、例えば第11図に示されて
いるように、B相オンの状態にある成る位置■で第7図
における各スイッチ31.32.33が反転モードに切
り換えられたとする。この位置■ではまだ反転モードで
のB相駆動用コンパレータB2の出力がrHJとなる条
件が成立しているため、引続きB相コイルに通電され、
回転子は正転方向に回転し続ける。こうして■の位置か
ら120度回軸回転と(第11図ではモード切換位置■
は■の位置から120度回軸回転位置と一致している)
、コンパレータC1の出力がrHJとなる0回転子がさ
らに回転して反転モードでのA相駆動用コンパレ−夕^
2の出力がrHJとなるべき位置■に至ってコンパレー
タA2がrHJとなっても、上記のようにコンパレータ
C1の出力がrHJであるため、このrHJ信号でコン
パレータA2の出力が規制され、B相コイルに通電され
続けて回転子は正転し続ける。
回転子の正転によりコンパレータC1の出力が「L」と
なる位置■に達すると、コンパレータC1の出力rLJ
によってコンパレータ八2の出力の規制が解かれ、コン
パレータA2の出力がrHJとなってA相コイルに通電
される。人相コイルへの通電は、回転子がさらに回転し
てコンパレータC2の出力がrHJとなってC相コイル
に通電されるべき位置■に至るまで行われる。こうして
A相、B相、C相の順に通電される。上記A相の駆動コ
イルへの通電によって生ずるトルクを見ると、第2図の
右半部に示されているように、まず正トルク、次に逆ト
ルクが生ずるが、正トルクに対して逆トルクが大きくな
る。C相及びB相コイルへの通電によって生ずるトルク
の関係も同じである。従って回転子には制動力が加わり
、やがて停止する。その後第6図について説明した起動
回路21からの信号によってモータが起動され、回転子
は逆向きに回転する。
ここで、正トルクとは、回転方向に関係なく、回転して
いる方向に回転子を回転し続けようとする力をいい、逆
トルクとは、回転している方向に対し逆方向に回転子を
回転させようとする力をいう。
(発明が解決しようとする問題点) 以上説明した従来のセンサレスブラシレスモータの反転
動作は、第10図及び第11図から明らかように、各相
コイルに通電制御するトランジスタがスイッチング動作
して所謂本体回転中に・行われるものである。従って、
起動後、トルクカーブに乗った回転動作を行っている場
合とか、外力によって逆トルクが作用した場合などのよ
うに、限られた条件の下では反転可能である。しかし、
所定回転数に達して、各相コイルの駆動トランジスタが
リニア領域、例えば0〜o、evの範囲で動作する所謂
制御回転中は、回路を反転モードに切り換えてもモータ
は反転しない。第12図、第13図はその理由を説明す
るためのものであり、それぞれ制御回転中の動作を示す
。制御回転においては、略号イン波状の逆起波形が合成
された速度制御信号を、各相のオン信号がrHJのとき
その相の駆動コイルに入力するようになっているため、
各相コイルへの通電波形もサイン波状になる。このサイ
ン波状の通電波形により、第12図及び第13図の左半
部に示されているように、モータには電圧制御がかかり
、一定回転を続けることができるが、第12図、第13
図の右半部に示されているように、サイン波状の速度制
御信号による制御回転中に反転モードに切り換えても、
逆トルクが発生するポイントがなく、各相のオン信号は
正転モードの場合と同じ ・順序t rH」となって正
トルクが発生し、モータを反転させることができない。
     ゛本発明は、上記従来のセンサレスブラシレ
スモータをさらに改良して、サイン波通電による制御回
転中においても、モータの回転方向を反転させることを
可能にしたセンサレスブラシレスモータの駆動回路を提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、一組のコンパレータをモータの駆・動に、他
の一組のコンパレータをモータの回転方向検出に用い、
モータの回転方向の切換により上記二組のコンパレータ
の機能を互いに切り換えるようにしたセンサレスブラシ
レスモータにおいて、上記二組のコンパレータと上記駆
動コイルの駆動トランジスタとの間に、定常状態より上
記駆動トランジスタへの通電信号の位相を遅らせると共
に通電時間を長くする反転制御ロジック回路を挿入した
ことを特徴とする。
(作用) 反転制御ロジック回路は、回転モードが切り換えられた
とき、定常状態より駆動トランジスタへの通電信号の位
相を遅らせると共に通電時間を長くして逆トルクを発生
させるため、サイン波通電による制御回転中であっても
一時的にスイッチング通電による本体回転となって制動
力がかかり、回転子が一旦停止したあと反転する。
(実施例) 第1図は本発明に係るセンサレスブラシレスモーフの駆
動回路の一実施例を示すものであるが、第7図の従来例
に反転制御ロジック回路を付加した構成になっているの
で、第7図の従来例と共通の構成部分には共通の符号を
付して反転制御ロジック回路を重点的に説明する。
第1111’において、コンパレータ^1とアンド回路
11の間にはオア回路gが挿入され、同様に、コンパレ
ータA2とアンド回路12の間、コンパLy −夕31
とアンド回路13の間、コンパレータB2とアンド回路
14の間、コンパレータC1とアンド回路15の間、コ
ンパレータC2とアンド回路16の間には、それぞれオ
ア回路り、isj、kslが挿入されている。
上記各オア回路g Sh s 1 % J % k S
lには各コンパレータA1、八2、B1、B2、C1、
C2の出力信号がそれぞれ加えられるほか、各アンド回
路a、b、c、d、e、fの出力信号がそれぞれ加えら
れるようになっている。アンド回路aにはスイッチ31
を介してアンド回路11又はアンド回路12の出力信号
が入力されると共に、オア回路lの出力信号が入力され
る。アンド回路すにはスイッチ31を介してアンド回路
11又はアンド回路12の出力信号が入力されると共に
、オア回路iの出力信号が入力される。アンド回路Cに
はスイッチ32を介してアンド回路13又はアンド回路
14の出力信号が入力されると共に、オア回路りの出力
信号が入力される。
アンド回路dにはスイッチ32を介してアンド回路13
又はアンド回路14の出力信号が入力されると共に、オ
ア回路にの出力信号が入力される。アンド回路eにはス
イッチ33を介してアンド回路15又はアンド回路16
の出力信号が入力されると共に、オア回路jの出力信号
が入力される。アンド回路fにはスイッチ33を介して
アンド回路15又はアンド回路16の出力信号が入力さ
れると共に、オア回路gの出力信号が入力される。上記
各アンド回路a、b、、c、d、e、fは、一組のコン
パレータA1、B1、C1及び他の一組のコンパレータ
^2、B2、C2と、各駆動コイルA、B、Cの駆動ト
ランジスタ’TrA、TrB 、 TrCとの間に挿入
されて、回転モード切換時に、定常状態より上記トラン
ジスタTrA % TrB、TrCへの通電信号の位相
を遅らせると共に通電時間を長くする反転制御ロジック
回路を構成している。
次に、上記実施例の動作を説明する。
アンド回路aは、正転時にA相オン信号とコンパレータ
C2出力とのアンドをとる。アンド回路すは、反転時に
A相オン信号とコンパレータA2出力とのアンドをとる
。アンド回路Cは、正転時にB相オン信号とコンパレー
タA2出力とのアンドをとる。アンド回路dは、反転時
にB相オン信号とコンパレータC1出力とのアンドをと
る。アンド回路eは、正転時にC相オン信号とコンパレ
ータB2出力とのアンドをとる。アンド回路fは、反転
時にC相オン信号とコンパレータAl出力とのアンドを
とる。
各相のオン条件は前記従来例と同じで、表1の通りであ
る。
表1 いま、正転モードにあるものとして第2図を参照しなが
ら説明する。第2図において、コンパレータC1がrH
Jに反転し、コンパレータA2が「L」の位置■ではC
相オン条件が成立し、コンパレータA2、B1はC相オ
ン条件によりB相をオフする。
次に、電気角で120度回軸回転コンパレータA1がr
HJに反転し、コンパレータB2が「L」の位置■では
A相オン条件が成立し、コンパレータB2、CIはA相
オン条件によりC相をオフする。
さらに電気角で120度回転してコンパレータBlが「
H」、コンパレータC2がrLJである■位置ではB相
オン条件が成立し、コンパレータC2、A1はB相オン
条件によりA相をオフする。
こうして、C相−A相−B相の順に通電されて回転子が
正転している。
ここで、スイッチ31.32.33が反転側に切り換え
られたとする。回転モードの切換により、反転制御ロジ
ック回路を構成する各アンド回路a、b、c、d、e、
fの動作が加わる。いま、第2図に■で示されているよ
うに、■の位置から電気角で120度回転した位置で回
転モードが切り換えられた場合、引続きB相に通電して
制動をかける必要があり、よって、コンパレータB2に
繋がるアンド回路14の出力をrHJにする必要がある
。しかし上記位置■ではコンパレータB2、A1は共に
rLJであり、コンパレータの出力の組合せのみでは反
転時のB相オン条件は成立しない。そこで、アンド回路
dを用いてB相オン条件に使用していないコンパレータ
CtのrHJ出力とB相オン信号とのアンドをとってア
ンド回路dの出力をrHJとし、これをオア回路jとア
ンド回路14を介してトランジスタTrBに入力するこ
とによりB相オン状態を持続させる。このとき、実質的
にはコンパレータB2がrHJと見ることができ、コン
パレーク八1はrLJであるから、反転時におけるB相
オン条件が成立することになる。
回転子の慣性によりさらに電気角で120度回転した■
の位置では依然としてアンド回路dの出力は「I(」で
あり、アンド回路14の出力でアンド回路11のゲート
が閉じられてコンパレータ^lの出力が規制されるため
B相オン状態が持続する。
さらに電気角で60度回転して■の位置に至ると、コン
パレータ^2は既にrHJであり、コンパレータC1は
rLJに反転してA相オン条件が成立し、A相オンとな
って制動がかかる。コンパレータB2、C1はオフとな
る。
さらに電気角で60度回転して■の位置に至ると逆トル
クを得るためにA相オンを持続させるべきであるが、コ
ンパレータ八2はrLJに反転し、コンパレータC1は
既に「L」であるため、コンパレータの出力のみではA
相オン条件は成立しない。
そこで、アンド回路すにより、A相オン条件に使用して
いないコンパレータB1の「H」信号と、A相オン信号
とのアンドをとり、その出力によりA相オン状態を持続
させる。この人相オン状態は■の位置からさらに電気角
で120度回転した■の位置まで持続する。
■の位置では、コンパレータC2が「H」、コンパレー
タB1がrLJでC相オン条件が成立してC相オンとな
り、コンパレータ八2、Blはオフとなる。
このようにして一連の動作が行われ、第3図右半部に示
されているように、各相通重位置がずれて逆トルクが正
トルクより多く発生し、回転子に制動力が働く。
第4図は、上記回転モード切換時の動作を示すものであ
り、サイン波通電による制御回転時に回転モードを切り
換えると、上記のように回転子に制動力がかかってスイ
ッチング通電による本体回転となり、一旦停止したあと
第6図について説明したような起動回路によりスイッチ
ング通電により逆向きに起動され、所定の回転数に達す
るとサイン波通電による制御回転に移行して一連の切換
動作が完了する。
第5図の例は、各相の駆動コイルA、B、Cを定電流駆
動するようにしたものである。この例によれば、駆動ト
ランジスタTrA 、 TrB % TrCを飽和させ
ず、従ってスイッチング動作をさせないから、常にサイ
ン波通電となる。回転モード切換時は前記実施例と同様
に動作させることができる。
回転モードの切換に要する時間は、回転子の慣性力の大
小によって異なり、慣性力が小さいほど切換後正常回転
に達するまでの時間が短くてすむ。
(発明の効果)   。
本発明によれば、センサレスブラシレスモータにおいて
、サイン波通電による制御回転中に回転モードの切換を
行うと、反転制御ロジック回路が駆動トランジスタへの
通電信号の位相を遅らせ、ると共に通電時間を長くする
ので、モード切換時点から回転子に制動力がかかり、こ
れにより短時間で確実に回転方向を切り換えることが可
能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るセンサレスブラシレスモータの駆
動回路の実施例を示す回路図、第2図は同上実施例の動
作を説明するための波形図及びタイミングチャート、第
3図は上記実施例の反転動作を説明するための波形図、
第4図は上記実施例の反転動作時の通電信号を示す波形
図、第5図は本発明に使用可能なコイル駆動回路の別の
例を示す回路図、第6図は従来一般のセンサレスブラシ
レスモータの全体の回路を示すブロック図、第7図は従
来のセンサレスブラシレスモータの駆動回路の例を示す
回路図、第8図はセンサレスブラシレスモータに用いら
れる抵抗ロジック回路の例を示す回路図、第9図はセン
サレスブラシレスモータに用いられる逆起電圧合成波形
の例を示す波形図、第10図は上記従来のセンサレスブ
ラシレスモータの駆動回路における通電波形を示す波形
図、第11図は上記駆動回路の動作を説明するための波
形図及びタイミングチャート、第12図は同じ(上記駆
動回路の制御回転時における動作を説明するための波形
図及びタイミングチャート、第13図は同じく上記駆動
回路の制御回転時における回転モード切換時の動作を示
す波形図である。 ASB、C・−・・駆動コイル、 A1、Bl、 C1
−・・・一組のコンパレータ、A2、B2、C2・・−
他の一組のコンパレータ、 TrA % TrB % 
TrC−=駆動トランジスタ、 a、bs 0% ds
 ez  f’−反転制御ロジンク回路を構成するアン
ド回路。 処 12 亮5 因 弗e 因 R口    ♀ +く (CQ      G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. モータの各駆動コイルへの通電タイミングを決めるため
    の各駆動コイルの逆起電圧検出部を設けると共に、各駆
    動コイルの相数に対応したコンパレータを二組設け、一
    組のコンパレータをモータの駆動に、他の一組のコンパ
    レータをモータの回転方向検出に用い、モータの回転方
    向の切換により上記二組のコンパレータの機能を互いに
    切り換えるようにしたセンサレスブラシレスモータにお
    いて、上記二組のコンパレータと上記駆動コイルの駆動
    トランジスタとの間に、定常状態より上記駆動トランジ
    スタへの通電信号の位相を遅らせると共に通電時間を長
    くする反転制御ロジック回路を挿入したことを特徴とす
    るセンサレスブラシレスモータの駆動回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4983894A (en) * 1989-02-01 1991-01-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Brushless motor driving system

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US4983894A (en) * 1989-02-01 1991-01-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Brushless motor driving system

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