JP5405224B2 - モータ駆動装置、及びモータに備えられたロータの相対位置の判別方法 - Google Patents

モータ駆動装置、及びモータに備えられたロータの相対位置の判別方法 Download PDF

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本発明は、モータ駆動装置、及びモータに備えられたロータの相対位置の判別方法に関する。
従来、ブラシレスモータのセンサレス制御として、駆動中の誘起電圧を検出して位置を推定する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、モータがある程度、回転数を上げないと誘起電圧を検出できず、特許文献1には、停止及び低速域のセンサレス制御については何ら記載されていない。
そこで、この停止及び低速域のセンサレス制御を実現可能にする方法として、ロータ位置によって変化する巻線インダクタンスから位置を推定する方法が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
特公昭58−025038号公報
電気学会論文誌D論 vol.126 No.3「高調波電流注入によるセンサレスIPMモータ制御システムの高性能化」
しかしながら、上記非特許文献1に記載の技術では、高精度な3相電流検出器(電流センサ)が必要であり、コストが大きくなる、という問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するために成されたものであり、従来技術と比較して、低速域のセンサレス制御(例えば、ステータに対するロータの相対的な位置を判別する処理を含む制御)をコストがかからずに行うことができるモータ駆動装置及びモータに備えられたロータの相対位置の判別方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明のモータ駆動装置は、スター結線され各々磁界を発生する三相のモータ巻線を有するステータ及び前記三相のモータ巻線の各々によって発生された磁界によって回転駆動されるロータを備えたモータの前記ロータの前記ステータに対する相対位置に基づいて前記三相のモータ巻線のうち駆動電力が供給される一対の通電相のモータ巻線の端子間に、第1の方向及び前記第1の方向とは反対の方向である第2の方向に、駆動電力供給手段から交互に駆動電力を供給して前記ロータが前記ステータに対して相対的に所定方向に回転駆動するように前記駆動電力供給手段を制御する制御手段と、前記一対の通電相のモータ巻線の端子間に駆動電力が供給された際の非通電相の相電圧として、前記第1の方向へ駆動電力が供給された場合の非通電相のモータ巻線の端子の電圧を第1の電圧として検出し、前記第2の方向へ駆動電力が供給された場合の前記非通電相のモータ巻線の端子の電圧を第2の電圧として検出する検出手段と、前記一対の通電相の組み合わせ、及び該組み合わせにおける前記第1の方向への前記駆動電力の供給時間と前記第2の方向への前記駆動電力の供給時間との大小関係に応じて前記ステータに対する前記ロータの相対的な回転区間を判別し、前記判別した回転区間において、前記第1の電圧前記第2の電圧の大小関係が変化する変化点に基づいて、当該回転区間における前記ステータに対する前記ロータの相対的な位置を判別する判別手段とを含んで構成されている。
請求項1に記載の発明によれば、一対の通電相の組み合わせ、及び該組み合わせにおける各相の駆動電力の極性に応じて定まるステータに対するロータの相対的な回転区間において、各モータ巻線に駆動電力が交互に供給され、第1の方向へ一対の通電相のモータ巻線に駆動電力が供給された場合の非通電相のモータ巻線の相電圧である第1の電圧、及び第2の方向へ一対の通電相のモータ巻線に駆動電力が供給された場合の非通電相のモータ巻線の相電圧である第2の電圧が検出される。そして、第1の電圧及び第2の電圧の大小関係の変化に基づいて、その回転区間におけるステータに対するロータの相対的な位置が判別される。従って、請求項1に記載の発明によれば、高価な電流センサを用いずに、ステータに対するロータの相対的な位置を判別することができる。すなわち、従来技術と比較して、コストがかからずにステータに対するロータの相対的な位置を判別することができる。
また、請求項2に記載の発明のモータ駆動装置は、請求項1に記載の発明のモータ駆動装置において、前記制御手段は、前記一対の通電相のモータ巻線の端子間に、前記第1の方向及び前記第2の方向に駆動電力が交互に、予め定められた前記相対的な位置に対応する供給時間供給されて前記ロータが前記ステータに対して相対的に所定方向に回転駆動するように前記駆動電力供給手段を制御するようにしたものである。
また、請求項3に記載の発明のモータ駆動装置は、請求項2に記載の発明のモータ駆動装置において、前記制御手段は、前記ロータの回転が停止している場合に、前記一対の通電相のモータ巻線の端子間に交互に供給される前記第1の方向及び前記第2の方向の駆動電力の供給時間を同一としたものである。これにより、ロータの回転が停止している状態でも非通電相の上記第1の電圧及び上記第2の電圧によりロータのステータに対する相対位置が検出可能となる。
また、請求項4に記載の発明のモータ駆動装置は、請求項1〜3の何れか1項に記載の発明のモータ駆動装置において、前記検出手段は、前記一対の通電相のモータ巻線の端子間に前記第1の方向駆動電力の供給が開始されてから所定期間経過後に前記第1の電圧を検出すると共に、前記一対の通電相のモータ巻線の端子間に前記第2の方向駆動電力の供給が開始されてから所定期間経過後に前記第2の電圧を検出するようにしたものである。これにより、リンギングにより電圧値が安定しない駆動電力の供給が開始された直後の非通電相のモータ巻線の相電圧ではなく、電圧値が安定した非通電相のモータ巻線の相電圧を第1の電圧及び第2の電圧として検出することが可能となる。
また、上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明のモータに備えられたロータの相対位置の判別方法は、スター結線され各々磁界を発生する三相のモータ巻線を有するステータ及び前記三相のモータ巻線の各々によって発生された磁界によって回転駆動されるロータを備えたモータの前記ロータの前記ステータに対する相対位置に基づいて前記三相のモータ巻線のうち駆動電力が供給される一対の通電相のモータ巻線の端子間に、第1の方向及び前記第1の方向とは反対の方向である第2の方向に、駆動電力供給手段から交互に駆動電力を供給して前記ロータが前記ステータに対して相対的に所定方向に回転駆動するように前記駆動電力供給手段を制御し、前記一対の通電相のモータ巻線の端子間に駆動電力が供給された際の非通電相の相電圧として、前記第1の方向へ駆動電力が供給された場合の非通電相のモータ巻線の端子の電圧を第1の電圧として検出し、前記第2の方向へ駆動電力が供給された場合の前記非通電相のモータ巻線の端子の電圧を第2の電圧として検出し、前記一対の通電相の組み合わせ、及び該組み合わせにおける前記第1の方向への前記駆動電力の供給時間と前記第2の方向への前記駆動電力の供給時間との大小関係に応じて前記ステータに対する前記ロータの相対的な回転区間を判別し、前記判別した回転区間において、前記第1の電圧前記第2の電圧の大小関係が変化する変化点に基づいて、当該回転区間における前記ステータに対する前記ロータの相対的な位置を判別する方法である。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の原理で、従来技術と比較して、コストがかからずにステータに対するロータの相対的な位置を判別することができる。
本発明の実施形態に係るブラシレスモータ駆動装置の構成の概略を示すブロック図である。 U相、V相、W相の各電機子巻線の磁束量を示す図である。 120度通電を説明するための図である。 電機子巻線のインダクタンスの変化を示す図である。 本発明の実施形態におけるインダクタンス比の検出方法の一例を説明するための図である。 本発明の実施形態におけるインダクタンス比の検出方法の一例を説明するための図である。 本発明の実施形態における位置信号の一例を説明するための図である。 本発明の実施形態における処理の流れを説明するための図である。 U相、V相、W相の電圧波形の一例を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明のモータ駆動装置の実施の形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るブラシレスモータ駆動装置の概略構成図である。
ブラシレスモータ12は、U相、V相、W相の電機子巻線((ステータ)図1では、短径枠に相種(U、V、W)を記載)がスター結線(Y結線)された3相電機子巻線と回転子(ロータ)とを含んで構成されている。3相電機子巻線の各相U、V、Wはそれぞれ120°のピッチで配置されており、ブラシレスモータ駆動装置10のパルス幅変調(PWM(Pulse Width Modulation))方式のインバータを構成するスイッチング素子群14の出力端と接続され、端子Aに導線A´を介し、端子Bに導線B´を介し、端子Cに導線C´を介してスイッチング素子群14から電力が供給される。
スイッチング素子群14は直流電源(バッテリ)16と接続され、コンデンサCが並列に接続されている。3相電機子巻線は、スイッチング素子群14のトランジスタにより3相電機子巻線の各相に所定のタイミングで通電切替されることで、回転磁界が形成される。
スイッチング素子群14を構成するスイッチング素子としての3対(計6個)のトランジスタTR1〜TR6は、3相ブリッジ接続され、各トランジスタには並列にダイオードDが接続されている。
更に、ブラシレスモータ駆動装置10には、ブラシレスモータ12の駆動を制御するコントローラ18、及びブラシレスモータ12のステータに対するロータの相対的な位置を判別(検出)するためのオブザーバ20が設けられている。
コントローラ18は、3相ブリッジ接続された各トランジスタTR1〜TR6が接続されていると共に、オブザーバ20が接続されており、オブザーバ20によって判別されたブラシレスモータ12の回転子の位置(電機子巻線に対する回転子の相対位置(角度))に応じて各トランジスタを制御することによって、ブラシレスモータ12の駆動を制御する。
オブザーバ20は、ブラシレスモータ12の各相の電機子巻線(端子A、B、C)に接続されており、端子A、B、Cの各電圧を示すアナログデータをデジタルデータに変換することにより、電機子巻線(端子A、B、C)の電圧を検出する。そして、電機子巻線の電圧を検出することで、3相電機子巻線に対する回転子の相対位置を判別して、判別結果をコントローラ18に出力する。
ところで、ブラシレスモータは、回転子の磁極位置に同期して、3相電機子巻線の各相への通電を切り替えるため、回転子の位置を判別する必要がある。そこで、本実施の形態では、回転子の位置の判別を行う際には、高価な電流センサを用いないセンサレスで3相電機子巻線と回転子との相対位置を判別するようにしている。
ここで、本実施の形態に係るブラシレスモータ駆動装置10におけるステータに対するロータの相対位置の判別方法について説明する。なお、本実施の形態では、3相のブラシレスモータ12に120度通電を行う駆動方法において、120度通電の電圧印加される2相(通電相)は相補通電にて電圧印加される(すなわち、通電相のモータ巻線である電機子巻線に、第1の方向及び第1の方向とは反対の方向である第2の方向に、各モータ巻線に駆動電力を供給するための駆動電力供給手段としての直流電源16からの駆動電力が交互に供給される。これにより、ブラシレスモータ12のロータがステータに対して相対的に所定方向に回転駆動される)。電圧印加されない非通電相はオープン状態(直流電源16に対して電気的に無接続の状態)にし、このオープン状態の非通電相の電機子巻線の端子電圧を検出することで、ステータに対するロータの相対位置を判別する。
U相、V相、W相の各電機子巻線に磁束量が図2に示すような場合には、120度通電は、磁束と90度位相差を持たせるように図3に示すようになされる。すなわち、図3に示すように、U相、V相、W相の各電機子巻線に電圧が印加されるように、コントローラ18は、各トランジスタTR1〜TR6のオン/オフを制御する。
ところで、ブラシレスモータ12の磁束量によって、各電機子巻線のインダクタンスが図4に示すように変化する。同図に図示されるように、磁束の絶対量が増加すればインダクタンスが減少し、磁束の絶対量が減少すればインダクタンスは増加する。このロータの相対位置によって変化するインダクタンスを検出するために、本実施の形態では、通電相の一対の電機子巻線にAC成分を持った電圧(パルス電圧)を印加し、その分圧値からインダクタンス比を検出する。
ここで、このインダクタンス比の検出方法の一例について説明する。例えば、電気角で150〜210度の区間では、通電相はV相の電機子巻線、W相の電機子巻線であり、非通電相はU相の電機子巻線である。この場合、図5及び図6に示すように、コントローラ18によって、U相の電気子巻線をオープン状態(無接続)にすると共に、V相の電機子巻線(端子B)への直流電源16のプラス電圧の印加及びW相の電機子巻線(端子C)へのマイナス端子の接続と、W相の電機子巻線(端子C)への直流電源16のプラス電圧の印加及びV相の電機子巻線(端子B)へのマイナス端子の接続とを交互に繰り返す。この交互に繰り返す場合の各プラス電圧の印加時間は、回転子が適切に回転するように所定の角度60度の区間毎に予め実験により求められた値である。ここで、この60度の区間とは、例えば、−30度〜30度、30度〜90度,90度〜150度、150度〜210度、210度〜270度、270度〜330度(−30度)を指す。これにより、一対の通電相のモータ巻線(電機子巻線)に、第1の方向(例えばV相からW相)及び第1の方向とは反対の方向である第2の方向(例えばW相からV相)に、各モータ巻線に駆動電力を供給するための直流電源16からの駆動電力が交互に供給されてロータがステータに対して相対的に所定方向に回転駆動する。なお、回転子が停止しているときは、交互に繰り返す各プラス電圧を同じ時間だけ印加することで、停止状態でも非通電相の電圧により位置検出が可能である。そして、回転子を回転させ始めたら予め実験により求めた印加時間だけ、各プラス電圧を交互に印加する。
図5でV相とW相とで直流電源16のプラス電圧の印加時間がほぼ同じであるのは、ブラシレスモータ12を低回転で回転駆動させるように、巻線間電圧を小さくするためである。なお、以下の式(1)に示すように、モータ回転数Rは、モータ回転定数Kと電圧Vとの積で表される。
R=K×V・・・式(1)
このとき、U相の電機子巻線(端子A)には、直流電源16のプラス電圧をV相の電機子巻線とW相の電機子巻線とによる巻線インダクタンスの分圧値と、誘起電圧とが加算された電圧が現れる。図5(A)ではV相からW相へ電圧印加されており、図5(B)ではW相からV相へ電圧印加されている。このとき、V相からW相へ電圧印加されている場合の非通電相であるU相の相電圧U´は下記の式(2)に従って検出することができる。
U相の相電圧U´=(直流電源16のプラス電圧B)×(W相インダクタンス)÷((V相インダクタンス)+(W相インダクタンス))+U相誘起電圧・・・式(2)
また、W相からV相へ電圧印加されている場合の非通電相であるU相の相電圧U´´は下記の式(3)に従って検出することができる。
U相の相電圧U´´=(直流電源16のプラス電圧B)×(V相インダクタンス)÷((V相インダクタンス)+(W相インダクタンス))+U相誘起電圧・・・式(3)
なお、U相電圧を検出する際には、図5(C)に示すように、電圧が安定した位置で電圧を示すアナログデータをデジタルデータに変換することにより、電機子巻線(端子A、B、C)の電圧を検出するとよい。より具体的には、例えば、電圧を印加した直後は、U相の相電圧Uはリンギングによって電圧が安定しない。よってリンギングが収まって電圧が安定した位置で相電圧Uを検出する。このリンギングの期間(時間)はモータによってほぼ決まるため、プラス電圧を印加してから所定期間を経過したのちに相電圧Uを検出すればよい。
同一のキャリア周期内で相電圧U´及び相電圧U´´を検出しているため、ロータがほとんど回転していないものとみなすことができ、相電圧U´及び相電圧U´´に含まれる誘起電圧の大きさは同じであるとみなすことができる。したがって、下記の式(4)に示すように、((相電圧U´)−(相電圧U´´))の値を、ステータに対するロータの相対位置を示す信号である位置信号として演算することで、誘起電圧の影響を無視することができる。
位置信号=((相電圧U´)−(相電圧U´´))・・・式(4)
ここで、電気角で0〜360度の区間での位置信号の値を図7に示す。U相がオープン状態で、V相〜W相間に電圧が印加される150〜210度区間では、V−Wの位置信号が0クロスしていることが分かる。なお、通電相がV相W相の場合の位置信号をV−Wの位置信号と称する。位置信号の0クロスはV相とW相との巻線インダクタンスの大小関係が反転したことを表すので、この0クロスが正確な位置検出(位置判別)ポイントとなる。このことから150〜210度の区間では電気角180度の正確な位置情報が得られる。同様の原理で、30〜90度、90〜150度、210〜270度、270〜330度、330〜30度の区間でも正確な位置情報が得られる。なお、本実施の形態では、正確な位置情報の一例として、それぞれ、60度、120度、240度、300度、360度があげられる。このように電気角60度毎の正確な位置を判別することができる。また、120度通電では電気角60度毎の位置情報が判別されれば適切に通電することができる。
次に、本実施の形態のブラシレスモータ駆動装置10の動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ100で、モータが停止しているか否かを判定する。ステップ100で停止していると判定された場合には、次のステップ101(相対位置検出)でステータに対するロータの相対位置を検出する。本ステップでは、従来公知の技術を用いて、停止状態にあるロータの相対位置を検出する。そして、ステップ100に戻る。
ステップ100で停止していないと判定された場合には、次のステップ102でモータの回転速度が低速(例えば、1200rpm以下)であるか否かを判定することにより、低速域であるか否かを判定する。
ステップ102で低速でないと判定された場合には、次のステップ103で誘起電圧を検出し、誘起電圧に基づいてステータに対するロータの相対位置を検出し、検出されたロータの相対位置に基づいてモータの回転駆動を制御する従来公知のセンサレス制御を実行する。そしてステップ102に戻る。ステップ102で低速であると判定された場合には、次のステップ106へ進む。
次のステップ106では、ステータに対するロータの相対位置が0度以上30度未満、150度以上210度未満、330度以上360度以下のいずれかの範囲内であるか否かを判定する。
ステップ106で、ステータに対するロータの相対位置が0度以上30度未満、150度以上210度未満、330度以上360度以下のいずれかの範囲内であると判定された場合には、次のステップ108へ進む。
ステップ108では、U相の電気子巻線をオープン状態(無接続)にすると共に、V相の電機子巻線(端子B)への直流電源16のプラス電圧の印加及びW相の電機子巻線(端子C)へのマイナス端子の接続を行う。なお、プラス電圧の印加時間は、回転子が適切に回転するように60度の区間毎に予め実験により求められた値であり、ロータの相対位置に応じて定まる。例えば、ロータの相対位置が180〜210度でのU相、V相、W相の電圧波形は図9(A)のようになり、ロータの相対位置が0〜30度でのU相、V相、W相の電圧波形は図9(B)のようになる。なお、ロータの相対位置が150〜180度ででは、V相、W相の電圧印加時間の大小関係は図9(A)に示すものと同一で、U相電圧の大小関係が図9(A)に示すものと逆転する。
次のステップ110では、U相電圧を検出する。
ステップ112では、U相の電気子巻線をオープン状態(無接続)にすると共に、W相の電機子巻線(端子C)への直流電源16のプラス電圧の印加及びV相の電機子巻線(端子B)へのマイナス端子の接続を行う。なお、プラス電圧の印加時間は、回転子が適切に回転するように60度の区間毎に予め実験により求められた値であり、ロータの相対位置に応じて定まる。
次のステップ114では、U相電圧を検出し、ステップ116へ進む。
1回目のステップ116では、上記ステップ110で検出されたU相電圧と、上記ステップ114で検出されたU相電圧とを比較して大小関係を判断する。
また、2回目以降のステップ116では、まず、上記ステップ110で検出されたU相電圧と、上記ステップ114で検出されたU相電圧とを比較して大小関係を判断する。そして、前回のステップ116で判断された大小関係と、今回判断された大小関係とを比べて、大小関係が変化したか否かを判定する。例えば、前回の大小関係では、上記ステップ110で検出されたU相電圧が、上記ステップ114で検出されたU相電圧より大きかったのに対し、今回の大小関係では、上記ステップ114で検出されたU相電圧が、上記ステップ110で検出されたU相電圧より大きかった場合には、大小関係が変化したと判断する。
ステップ116で、大小関係が変化していないと判断された場合には、上記ステップ108へ進む。一方、ステップ116で、大小関係が変化したと判断された場合には、次のステップ118で、ブラシレスモータ12の回転速度を算出する。例えば、ステップ118では、60度を、前回大小関係が変化したと判断されてから今回大小関係が変化したと判断されるまでの時間で除した値を、ブラシレスモータ12の回転速度として算出するようにしてもよい。そして、次のステップ120へ進む。ステップ120では、今回大小関係が変化したと判断されてから、所定の電気角(例えば30度)を上記ステップ118で算出された回転速度で除した値が示す時間(以下、この時間を待機時間と称する。)が経過したか否かを判断する。ステップ120にて今回大小関係が変化したと判断されてから待機時間が経過していないと判定された場合には、ステップ106へ戻る。そして、ステップ120にて今回大小関係が変化したと判断されてから待機時間が経過したと判定された場合には、次のステップ122へ進む。これは、大小関係が変化する点と、通電切り換え点とでは電気角で30度位相差があるためであり、次のステップ122で通電相の切り換えタイミングを適切なものとするための処理である。
次のステップ122では、通電相を切り換えるように、コントローラ18が、各トランジスタを制御する。そして、上記ステップ100に戻る。
一方、ステップ106で、否定判定された場合(ステータに対するロータの相対位置が0度以上30度未満、150度以上210度未満、330度以上360度以下のいずれの範囲内でないと判定された場合)には、次のステップ126へ進む。
次のステップ126では、ステータに対するロータの相対位置が30度以上90度未満、210度以上270度未満のいずれかの範囲内であるか否かを判定する。
ステップ126で、ステータに対するロータの相対位置が30度以上90度未満、210度以上270度未満のいずれかの範囲内であると判定された場合には、次のステップ128へ進む。
ステップ128では、V相の電気子巻線をオープン状態(無接続)にすると共に、W相の電機子巻線(端子C)への直流電源16のプラス電圧の印加及びU相の電機子巻線(端子A)へのマイナス端子の接続を行う。なお、プラス電圧の印加時間は、回転子が適切に回転するように30度の区間毎に予め実験により求められた値であり、ロータの相対位置に応じて定まる。
次のステップ130では、V相電圧を検出する。
ステップ132では、V相の電気子巻線をオープン状態(無接続)にすると共に、U相の電機子巻線(端子A)への直流電源16のプラス電圧の印加及びW相の電機子巻線(端子C)へのマイナス端子の接続を行う。なお、プラス電圧の印加時間は、回転子が適切に回転するように30度の区間毎に予め実験により求められた値であり、ロータの相対位置に応じて定まる。
次のステップ134では、V相電圧を検出し、ステップ136へ進む。
1回目のステップ136では、上記ステップ130で検出されたV相電圧と、上記ステップ134で検出されたV相電圧とを比較して大小関係を判断する。
また、2回目以降のステップ136では、まず、上記ステップ130で検出されたV相電圧と、上記ステップ134で検出されたV相電圧とを比較して大小関係を判断する。そして、前回のステップ136で判断された大小関係と、今回判断された大小関係とを比べて、大小関係が変化したか否かを判定する。例えば、前回の大小関係では、上記ステップ130で検出されたV相電圧が、上記ステップ134で検出されたV相電圧より大きかったのに対し、今回の大小関係では、上記ステップ134で検出されたV相電圧が、上記ステップ130で検出されたV相電圧より大きかった場合には、大小関係が変化したと判断する。
ステップ136で、大小関係が変化していないと判断された場合には、上記ステップ128へ進む。一方、ステップ136で、大小関係が変化したと判断された場合には、次のステップ118へ進む。
一方、ステップ126で、否定判定された場合(ステータに対するロータの相対位置が30度以上90度未満、210度以上270度未満のいずれの範囲内でないと判定された場合)には、次のステップ138へ進む。
次のステップ138では、ステータに対するロータの相対位置が90度以上150度未満、270度以上330度未満のいずれかの範囲内であるか否かを判定する。
ステップ138で、ステータに対するロータの相対位置が90度以上150度未満、270度以上330度未満のいずれかの範囲内であると判定された場合には、次のステップ140へ進む。
ステップ140では、W相の電気子巻線をオープン状態(無接続)にすると共に、V相の電機子巻線(端子B)への直流電源16のプラス電圧の印加及びU相の電機子巻線(端子A)へのマイナス端子の接続を行う。なお、プラス電圧の印加時間は、回転子が適切に回転するように30度の区間毎に予め実験により求められた値であり、ロータの相対位置に応じて定まる。
次のステップ142では、W相電圧を検出する。
ステップ144では、W相の電気子巻線をオープン状態(無接続)にすると共に、U相の電機子巻線(端子A)への直流電源16のプラス電圧の印加及びV相の電機子巻線(端子B)へのマイナス端子の接続を行う。なお、プラス電圧の印加時間は、回転子が適切に回転するように30度の区間毎に予め実験により求められた値であり、ロータの相対位置に応じて定まる。
次のステップ146では、W相電圧を検出し、ステップ148へ進む。
1回目のステップ148では、上記ステップ142で検出されたW相電圧と、上記ステップ146で検出されたW相電圧とを比較して大小関係を判断する。
また、2回目以降のステップ148では、まず、上記ステップ142で検出されたW相電圧と、上記ステップ146で検出されたW相電圧とを比較して大小関係を判断する。そして、前回のステップ148で判断された大小関係と、今回判断された大小関係とを比べて、大小関係が変化したか否かを判定する。例えば、前回の大小関係では、上記ステップ142で検出されたW相電圧が、上記ステップ146で検出されたW相電圧より大きかったのに対し、今回の大小関係では、上記ステップ146で検出されたW相電圧が、上記ステップ142で検出されたW相電圧より大きかった場合には、大小関係が変化したと判断する。
ステップ148で、大小関係が変化していないと判断された場合には、上記ステップ140へ進む。一方、ステップ148で、大小関係が変化したと判断された場合には、次のステップ118へ進む。
一方、ステップ138で、否定判定された場合(ステータに対するロータの相対位置が90度以上150度未満、270度以上330度未満のいずれの範囲内でないと判定された場合)には、ステップ106へ戻る。
以上、本実施の形態に係るブラシレスモータ駆動装置10は、各々磁界を発生する複数相のモータ巻線を有するステータ及び複数相のモータ巻線の各々によって発生された磁界によって回転駆動されるロータを備えたブラシレスモータ12のロータのステータに対する相対位置に基づいて複数相のモータ巻線のうち駆動電力が供給される一対の通電相のモータ巻線に、第1の方向及び第1の方向とは反対の方向である第2の方向に、各モータ巻線に駆動電力を供給するための駆動電力供給手段としての直流電源16からの駆動電力が交互に供給されてロータがステータに対して相対的に所定方向に回転駆動するように直流電源16を制御する。
そして、第1の方向へ一対の通電相のモータ巻線に駆動電力が供給された場合の非通電相のモータ巻線の相電圧である第1の電圧、及び第2の方向へ一対の通電相のモータ巻線に駆動電力が供給された場合の非通電相のモータ巻線の相電圧である第2の電圧を検出し、第1の電圧及び第2の電圧の大小関係の変化に基づいて、ステータに対するロータの相対的な位置を判別する。従って、本実施の形態のブラシレスモータ駆動装置10によれば、高価な電流センサを用いずに、ステータに対するロータの相対的な位置を判別することができる。すなわち、従来技術と比較して、コストがかからずにステータに対するロータの相対的な位置を判別することができる。
なお、本発明はかかる実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施の形態が可能であることは当業者にとって明らかである。
10…ブラシレスモータ駆動装置、12…ブラシレスモータ、14…スイッチング素子群、16…直流電源、18…コントローラ、20…オブザーバ

Claims (5)

  1. スター結線され各々磁界を発生する三相のモータ巻線を有するステータ及び前記三相のモータ巻線の各々によって発生された磁界によって回転駆動されるロータを備えたモータの前記ロータの前記ステータに対する相対位置に基づいて前記三相のモータ巻線のうち駆動電力が供給される一対の通電相のモータ巻線の端子間に、第1の方向及び前記第1の方向とは反対の方向である第2の方向に、駆動電力供給手段から交互に駆動電力を供給して前記ロータが前記ステータに対して相対的に所定方向に回転駆動するように前記駆動電力供給手段を制御する制御手段と、
    前記一対の通電相のモータ巻線の端子間に駆動電力が供給された際の非通電相の相電圧として、前記第1の方向へ駆動電力が供給された場合の非通電相のモータ巻線の端子の電圧を第1の電圧として検出し、前記第2の方向へ駆動電力が供給された場合の前記非通電相のモータ巻線の端子の電圧を第2の電圧として検出する検出手段と、
    前記一対の通電相の組み合わせ、及び該組み合わせにおける前記第1の方向への前記駆動電力の供給時間と前記第2の方向への前記駆動電力の供給時間との大小関係に応じて前記ステータに対する前記ロータの相対的な回転区間を判別し、前記判別した回転区間において、前記第1の電圧前記第2の電圧の大小関係が変化する変化点に基づいて、当該回転区間における前記ステータに対する前記ロータの相対的な位置を判別する判別手段と、
    を含むモータ駆動装置。
  2. 前記制御手段は、前記一対の通電相のモータ巻線の端子間に、前記第1の方向及び前記第2の方向に駆動電力が交互に、予め定められた前記相対的な位置に対応する供給時間供給されて前記ロータが前記ステータに対して相対的に所定方向に回転駆動するように前記駆動電力供給手段を制御する請求項1記載のモータ駆動装置。
  3. 前記制御手段は、前記ロータの回転が停止している場合に、前記一対の通電相のモータ巻線の端子間に交互に供給される前記第1の方向及び前記第2の方向の駆動電力の供給時間を同一とした請求項2記載のモータ駆動装置。
  4. 前記検出手段は、前記一対の通電相のモータ巻線の端子間に前記第1の方向駆動電力の供給が開始されてから所定期間経過後に前記第1の電圧を検出すると共に、前記一対の通電相のモータ巻線の端子間に前記第2の方向駆動電力の供給が開始されてから所定期間経過後に前記第2の電圧を検出する請求項1〜3の何れか1項記載のモータ駆動装置。
  5. スター結線され各々磁界を発生する三相のモータ巻線を有するステータ及び前記三相のモータ巻線の各々によって発生された磁界によって回転駆動されるロータを備えたモータの前記ロータの前記ステータに対する相対位置に基づいて前記三相のモータ巻線のうち駆動電力が供給される一対の通電相のモータ巻線の端子間に、第1の方向及び前記第1の方向とは反対の方向である第2の方向に、駆動電力供給手段から交互に駆動電力を供給して前記ロータが前記ステータに対して相対的に所定方向に回転駆動するように前記駆動電力供給手段を制御し、
    前記一対の通電相のモータ巻線の端子間に駆動電力が供給された際の非通電相の相電圧として、前記第1の方向へ駆動電力が供給された場合の非通電相のモータ巻線の端子の電圧を第1の電圧として検出し、前記第2の方向へ駆動電力が供給された場合の前記非通電相のモータ巻線の端子の電圧を第2の電圧として検出し、
    前記一対の通電相の組み合わせ、及び該組み合わせにおける前記第1の方向への前記駆動電力の供給時間と前記第2の方向への前記駆動電力の供給時間との大小関係に応じて前記ステータに対する前記ロータの相対的な回転区間を判別し、前記判別した回転区間において、前記第1の電圧前記第2の電圧の大小関係が変化する変化点に基づいて、当該回転区間における前記ステータに対する前記ロータの相対的な位置を判別する、
    モータに備えられたロータの相対位置の判別方法。
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