JPH051999Y2 - - Google Patents

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JPH051999Y2
JPH051999Y2 JP7569686U JP7569686U JPH051999Y2 JP H051999 Y2 JPH051999 Y2 JP H051999Y2 JP 7569686 U JP7569686 U JP 7569686U JP 7569686 U JP7569686 U JP 7569686U JP H051999 Y2 JPH051999 Y2 JP H051999Y2
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drive
circuit
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microstep
counter
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はマイクロステツピング駆動が可能なス
テツピングモータのマイクロステツピング駆動に
於ける特有の位置誤差およびヒステリシス誤差を
改善するためになされたステツピングモータの制
御回路に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来より、ステツピングモータを通常のステツ
プ角度よりも小さいステツプ角度で駆動させるマ
イクロステツプ駆動またはミニステツプ駆動させ
る駆動回路がある。
このマイクロステツプ駆動回路を用いれば、モ
ータの本体を変えることなる通常のステツプ駆動
角度の、例えば1/10、1/20のような微小ステツプ
角度で駆動させることが可能である特長がある。
第2図はマイクロステツプ駆動に於ける理想的
な駆動特性を示す図であり、第3図はマイクロス
テツプ駆動に於ける実際の駆動特性を示す図であ
る。両図において横軸は時間、縦軸はモータの回
転位置をそれぞれ示す。
これは、一般にステツピングモータの駆動トル
クはステツプ角度に比例する性質を有するため、
マイクロステツプ駆動時は通常の駆動時に比較
し、駆動力が小さいのでモータの軸受や負荷軸受
や負荷の静止摩擦により目標位置に対して誤差が
生じる問題点があつた。またモータのステツプ方
向を変えた場合、ヒステリシスにより目標位置に
対して誤差が生じる問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するために、電気角
が異なるように配置された複数の相巻線に流れる
電流を順次え切換て移動子をステツプさせる際
に、相巻線に一定の電流を流して駆動する通常ス
テツプ駆動と、相巻線に印加する電圧、またはそ
のパルス幅を制御することにより相巻線に流れる
電流を制御して通常ステツプ駆動よりステツプ量
が小さい駆動をするマイクロステツプ駆動とが可
能なステツピングモータの制御回路であつて、ス
テツピングモータを通常ステツプ駆動とマイクロ
ステツプ駆動との切換および駆動方向の切換が可
能になつている駆動回路と、ステツピングモータ
への駆動指示のステツプ量をマイクロステツプ駆
動でmとし、通常ステツプ駆動のマイクロステツ
プ駆動に対する送り量の比をnとした時、指示ス
テツプ量mの指示を受けて(m+n)または
(lm−nl)の演算をする演算回路と、この演算回
路の演算結果をカウントするカウンタと、このカ
ウンタが(m+n)または(lm−nl)をカウン
トした時、前記駆動回路をマイクロステツプ駆動
から通常ステツプ駆動に切換える第1切換回路
と、前記カウンタが(m+n)または(lm−nl)
をカウントした後、通常ステツプ駆動で1ステツ
プだけ駆動させることにより全体としてステツプ
量がmとなるように、前記駆動回路の駆動方向を
切換える第2切換回路とを備えたことを特徴とす
るステツピングモータの制御回路を提供する。
(実施例) 第1図は本考案のステツピングモータの制御回
路の第1実施例のブロツク系統図である。同図に
おいて、1はクロツク信号を発生させるパルス発
生回路、2はモータのステツプ数を指示するため
の信号が供給される入力端子、3は演算回路、4
はカウンタ、5,6はそれぞれマイクロステツ
プ/通常ステツプ駆動の切換えおよび順方向/逆
方向駆動の切換えを行なう極性反転回路(第1切
換回路および第2切換回路)で、例えば双安定マ
ルチバイブレータより構成出来る。
7はステツピングモータ8に駆動電流を供給す
る駆動回路、9はパルス発生回路1の送出するク
ロツク信号の1クロツクより小さい遅延時間を有
する遅延回路、10は入力信号の極性反転をする
インバータ、11は論理積がHの時、論理Hを送
出するAND回路である。12はステツピングモ
ータ8の駆動方向を指示するための信号を極性反
転回路6に供給する入力端子である。
パルス発生回路1の出力端はカウンタ4の入力
端子aに接続され、カウンタ4の入力端子bには
入力端子2が演算回路3を介して接続されてい
る。カウンタ4の出力端子cは極性反転回路5,
6のそれぞれの入力端に接続され、同出力端子d
は遅延回路9を介してカウンタ4のリセツト端子
eおよびインバータ10の入力端にそれぞれ接続
されている。また、極性反転回路5,6の出力端
はその出力端がステツピングモータ8に接続され
ている駆動回路7のそれぞれの入力端子f、gに
接続されている。更に、極性反転回路6には入力
端子12が接続されている。インバータ10およ
びパルス発生回路1のそれぞれの出力信号は
AND回路11を介して駆動回路7の入力端子h
に接続されている。
このような構成のステツピングモータの制御回
路の動作を第1図および動作説明のための動作図
である第4図を参照して説明をする。
ステツピングモータ8は電気角が異なるように
配置された複数の相巻線に流れる電流を順次切換
えて移動子をステツプさせる際に、相巻線に一定
の電流を流して駆動する通常ステツプ駆動と、相
巻線に印加する電圧、またはそのパルス幅を制御
することにより相巻線に流れる電流を制御して通
常ステツプ駆動よりステツプ量が小さい駆動をす
るマイクロステツプ駆動とが可能なモータであ
る。
駆動回路7はステツピングモータ8を通常ステ
ツプ駆動とマイクロステツプ駆動との両方の駆動
が可能なようになつており、入力端子gに供給さ
れる極性反転回路5よりの信号により通常ステツ
プ駆動とマイクロステツプ駆動との選択が可能と
なつている。また、入力端子fに供給される極性
反転回路6よりの信号によりステツピングモータ
8の駆動方向を順方向または逆方向に反転するこ
とが可能になつている。
まず、入力端子2に目標位置であるマイクロス
テツプ数mを、入力端子12に順方向駆動をそれ
ぞれ指示したとすると、演算回路3は(m+n)
を演算して送出する(nは通常ステツプのマイク
ロステツプに対する送り量の比)。そこでカウン
タ4はパルス発生回路1よりのクロツク信号と同
期してカウントを開始する。この時、出力端子d
は、カウンタ4が(m+n+1)をカウントする
まで、零レベルあり、この零レベルは論理Lであ
るので、インバータ10で反転され論理Hとして
AND回路11供給される。従つてAND回路11
はパルス発生回路1よりのクロツク信号をそのま
ま駆動回路7の入力端子hに供給されることによ
り、ステツピングモータ8をマイクロステツプ駆
動で順方向駆動をさせる。
駆動後、カウンタ4が、(m+n)をカウント
すると、出力端子cは論理Hのパルス信号を送出
し、このパルス信号によりそれまで極性反転回路
5,6はそれぞれ駆動回路7に対してマイクロス
テツプ駆動、順方向駆動を指示していたものが、
通常ステツプ駆動、逆方向駆動を指示する。次
に、カウンタ4は(m+n+1)をカウントする
と、出力端子dは論理Lの信号から論理Hの信号
を送出る。この信号は遅延回路9で1クロツク以
下の遅延がなされ、リセツト端子eに供給されて
カウンタ4をリセツトすると共に、インバータ1
0で反転され論理LとしてAND回路11供給さ
れるのでAND回路11はクロツク信号を送出し
なくなる。
この時、出力端子dが送出する論理Hの信号は
遅延回路9で1クロツク以下の遅延がなされるの
でカウンタ4が(m+n)をカウント後、極性反
転回路5,6が確実に反転後、駆動回路7の入力
端子hに1クロツク供給することが出来、ステツ
ピングモータ8を通常ステツプ駆動で逆方向駆動
に1ステツプ(マイクロステツプのnに相当量)
駆動する。
以上のことを第4図に参照して更に説明する
と、ステツピングモータ8はマイクロステツプ駆
動で順方向に目標位置mよりnステツプ越えて駆
動し、次に通常ステツプ駆動で逆方向駆動に1ス
テツプ(マイクロステツプ駆動のnステツプに相
当)戻して目標位置mに達する。
即ち、このステツピングモータ8はマイクロス
テツプ駆動の目標位置mで指示され、この目標位
置mに停止時は、静止摩擦による障害を避けるた
め、駆動力の大きい通常ステツプ駆動で停止させ
ている。
第5図は、本考案のステツピングモータの制御
回路の第2実施例のブロツク系統図、第1図のブ
ロツク系統図の一部が異なる他は同一であるの
で、同一構成部分の同一符号を付与し、第1図と
異なる部分を説明する。
第5図において、演算回路3′は演算回路3と
異なり、(m−n)を演算するものであり、極性
反転回路6はカウンタ4の出力端子cと接続され
るのではなく、新たにカウンタ4の出力端子c′と
接続される。
このような構成のステツピングモータの制御回
路の第2実施例の動作を第5図および動作を説明
するための図である第6図を参照して説明をす
る。第2実施例の場合も第1実施例と同様に、入
力端子2にマイクロステツプ数mを、入力端子1
2に順方向駆動をそれぞれ指示したとすると、演
算回路3′は(m−n)を演算し、カウンタ4に
その信号を送出する。
ここで、m>nならば、カウンタ4はカウント
を開始し、第1実施例の場合と同様に、ステツピ
ングモータ8をマイクロステツプ駆動で順方向駆
動をさせる。駆動後、カウンタ4が(m−n)を
カウントすると、カウンタ4は極性反転回路5を
介し駆動回路7に対して通常ステツプ駆動を指示
(この時極性反転回路6はそのまま、即ち順方向
駆動である)し、ステツピングモータ8は通常ス
テツプ駆動で順方向に1ステツプ(マイクロステ
ツプのnに相当量)駆動する。
以上のことを第6図Aを参照して説明すると、
ステツピングモータ8はマイクロステツプ駆動で
(m−n)だけ順方向に駆動させた後、更に通常
ステツプ駆動で1ステツプ(マイクロステツプの
nに相当)だけ順方向に駆動させ、全体として目
標位置mに制御させる。
次に、m<nの場合、第6図B図示の如く、ス
テツピングモータ8をマイクロステツプ駆動で
(lm−nl)だけ逆方向に駆動後、通常ステツプ駆
動で順方向に1ステツプ(マイクロステツプのn
に相当量)駆動させ、全体として、目標位置mに
制御させる。
(考案の効果) 本考案のステツピングモータの制御回路を用い
れば、目標位置の設定は、マイクロステツプ駆動
であるので微細な位置決めが可能であり、静止時
は、通常ステツプ駆動により、静止摩擦等による
目標位置に対する誤差が無く正確な位置決めが可
能である特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のステツピングモータの制御回
路の第1実施例のブロツク系統図、第2図はマイ
クロステツプ駆動に於ける理想的な駆動特性図、
第3図はマイクロステツプ駆動の実際の駆動特性
図、第4図は第1図の動作を説明するための図、
第5図は本考案のステツピングモータの制御回路
の第2実施例のブロツク系統図、第6図は第5図
の動作を説明するための図である。 1……パルス発生回路、2,12……入力端
子、3……演算回路、4……カウンタ、5……極
性反転回路(第1切換回路)、6……極性反転回
路(第2切換回路)、7……駆動回路、8……ス
テツピングモータ、9……遅延回路、10……イ
ンバータ、11……AND回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気角が異なるように配置された複数の相巻線
    に流れる電流を順次え切換て移動子をステツプさ
    せる際に、相巻線に一定の電流を流して駆動する
    通常ステツプ駆動と、相巻線に印加する電圧、ま
    たはそのパルス幅を制御することにより相巻線に
    流れる電流を制御して通常ステツプ駆動よりステ
    ツプ量が小さい駆動をするマイクロステツプ駆動
    とが可能なステツピングモータの制御回路であつ
    て、ステツピングモータを通常ステツプ駆動とマ
    イクロステツプ駆動との切換および駆動方向の切
    換が可能になつている駆動回路と、ステツピング
    モータへの駆動指示のステツプ量をマイクロステ
    ツプ駆動でmとし、通常ステツプ駆動のマイクロ
    ステツプ駆動に対する送り量の比をnとした時、
    指示ステツプ量mの指示を受けて(m+n)また
    は(lm−nl)の演算をする演算回路と、この演
    算回路の演算結果をカウントするカウンタと、こ
    のカウンタが(m+n)または(lm−nl)をカ
    ウントした時、前記駆動回路をマイクロステツプ
    駆動から通常ステツプ駆動に切換える第1切替回
    路と、前記カウンタが(m+n)または(lm−
    nl)をカウントした後、通常ステツプ駆動で1ス
    テツプだけ駆動させることにより全体としてステ
    ツプ量がmとなるように、前記駆動回路の駆動方
    向を切換える第2切換回路とを備えたことを特徴
    とするステツピングモータの制御回路。
JP7569686U 1986-05-20 1986-05-20 Expired - Lifetime JPH051999Y2 (ja)

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JP7569686U JPH051999Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

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JP7569686U JPH051999Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

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Publication Number Publication Date
JPS62188999U JPS62188999U (ja) 1987-12-01
JPH051999Y2 true JPH051999Y2 (ja) 1993-01-19

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ID=30922081

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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JP (1) JPH051999Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8834354B2 (en) 2000-04-03 2014-09-16 Intuitive Surgical Operations, Inc. Steerable endoscope and improved method of insertion

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8834354B2 (en) 2000-04-03 2014-09-16 Intuitive Surgical Operations, Inc. Steerable endoscope and improved method of insertion

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JPS62188999U (ja) 1987-12-01

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