JPS6271120A - 封止接点装置 - Google Patents
封止接点装置Info
- Publication number
- JPS6271120A JPS6271120A JP21385785A JP21385785A JPS6271120A JP S6271120 A JPS6271120 A JP S6271120A JP 21385785 A JP21385785 A JP 21385785A JP 21385785 A JP21385785 A JP 21385785A JP S6271120 A JPS6271120 A JP S6271120A
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- Japan
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- contact
- sealed
- fixed
- movable electrode
- movable
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、電磁開閉器・リレー等のパワー負荷用開閉機
器に使用して好適な封止接点装置に関する。
器に使用して好適な封止接点装置に関する。
[背景技術]
この種の封止接点装置を研究している本願出願人は、特
願昭59−202402号において、電気的寿命を頗る
向上させ得る基本的な封止接点装置を提案した。すなわ
ち、その基本的構成は、固定接点を設けた固定電極と、
該固定接点に接離する可動接点を設けて駆動手段により
駆動される可動電極とが所定圧、例えば2気圧の水素ガ
スとともに封止容器内に収容されるものであり、そして
封止容器は、金属製部材である筒状ケース、蓋板、底板
、可動電極ガイド及びベローフラム等を溶接により気密
接合している。これら金属製部材は、溶接が容易なよう
に鉄や鉄ニツケル合金等が用いられる(アークに最も曝
されるケースはセラミックとしている)。
願昭59−202402号において、電気的寿命を頗る
向上させ得る基本的な封止接点装置を提案した。すなわ
ち、その基本的構成は、固定接点を設けた固定電極と、
該固定接点に接離する可動接点を設けて駆動手段により
駆動される可動電極とが所定圧、例えば2気圧の水素ガ
スとともに封止容器内に収容されるものであり、そして
封止容器は、金属製部材である筒状ケース、蓋板、底板
、可動電極ガイド及びベローフラム等を溶接により気密
接合している。これら金属製部材は、溶接が容易なよう
に鉄や鉄ニツケル合金等が用いられる(アークに最も曝
されるケースはセラミックとしている)。
ところで、その後種々の試験を行ったところ、長期使用
において封入水素ガスの圧力が低下し、その結果消弧時
間が長くなるということが発見された。すなわち、セラ
ミックでは水素の透過は無視できるものの、鉄や鉄ニツ
ケル合金は極微少であるが無視できない量の水素の透過
があるのである。
において封入水素ガスの圧力が低下し、その結果消弧時
間が長くなるということが発見された。すなわち、セラ
ミックでは水素の透過は無視できるものの、鉄や鉄ニツ
ケル合金は極微少であるが無視できない量の水素の透過
があるのである。
[発明の目的]
本発明は、上記の点に鑑みてなしたものであってその目
的とするところは、封止容器からの水素の透過を抑制し
、長期にわたり良好な開閉性能が維持できる封止接点装
置の提供にある。
的とするところは、封止容器からの水素の透過を抑制し
、長期にわたり良好な開閉性能が維持できる封止接点装
置の提供にある。
[発明の開示]
本発明の封止接点装置は、固定接点を設けた固定電極と
、該固定接点に接離する可動接点を設けて駆動手段によ
り駆動される可動電極とが水素ガスとともに封止容器内
に収容される封止接点装置において、封止容器を構成す
る金属製部材の表面に水素透過率の低い金属材料を被着
させることにより、封止容器からの水素の透過を抑制し
、長期にわたり良好な開閉性能が維持できるようにした
ものである。
、該固定接点に接離する可動接点を設けて駆動手段によ
り駆動される可動電極とが水素ガスとともに封止容器内
に収容される封止接点装置において、封止容器を構成す
る金属製部材の表面に水素透過率の低い金属材料を被着
させることにより、封止容器からの水素の透過を抑制し
、長期にわたり良好な開閉性能が維持できるようにした
ものである。
(実施例)
以下本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
lは封止容器で、セラミックにて角筒あるいは円筒状に
形成されたケース2、ケース2にその両端を閉塞する如
く接合される4−270イ (鉄ニツケル成分比58:
42)にて形成された底板3及び貫通孔4aを有する蓋
板4、後述の可動電極をガイドするため貫通孔4aを塞
ぐように蓋板4に接合される4−270イにて円筒状に
形成された可動電極ガイド5及び後述するベローフラム
を基本構成部材としている。底板3は、外方に突出する
キャップ3aを有しており、後述の固定電極を挟着する
。3bは排気パイプで、所定圧、例えば2気圧の水素ガ
スを封入後に密封切断される。
形成されたケース2、ケース2にその両端を閉塞する如
く接合される4−270イ (鉄ニツケル成分比58:
42)にて形成された底板3及び貫通孔4aを有する蓋
板4、後述の可動電極をガイドするため貫通孔4aを塞
ぐように蓋板4に接合される4−270イにて円筒状に
形成された可動電極ガイド5及び後述するベローフラム
を基本構成部材としている。底板3は、外方に突出する
キャップ3aを有しており、後述の固定電極を挟着する
。3bは排気パイプで、所定圧、例えば2気圧の水素ガ
スを封入後に密封切断される。
6.7はセラミック等にて形成された絶縁板で、それぞ
れ貫通孔6a、?aを有し、画板3.4の内面に接合し
である。
れ貫通孔6a、?aを有し、画板3.4の内面に接合し
である。
8は無酸銅にて棒状に形成された固定電極で、内方端に
タングステンからなる固定接点9を設けである。固定接
点9は、基本的には円形をなし、円形の一部にその曲率
半径より大きい円周部9aを連設して全体的には非円形
となる板状に形成されている。そして、基本的円形部の
中心端面をコ字状接点保持板10の底部にろう付けし、
さらにその接点保持板lOを固定電極8に固着し、絶縁
板6の貫通孔6aを貫通して上記の如くキャンプ3aに
その外周側が挟着される。
タングステンからなる固定接点9を設けである。固定接
点9は、基本的には円形をなし、円形の一部にその曲率
半径より大きい円周部9aを連設して全体的には非円形
となる板状に形成されている。そして、基本的円形部の
中心端面をコ字状接点保持板10の底部にろう付けし、
さらにその接点保持板lOを固定電極8に固着し、絶縁
板6の貫通孔6aを貫通して上記の如くキャンプ3aに
その外周側が挟着される。
1)は無酸銅にて棒状に形成された可動電極で、固定接
点9と同形状、すなわち曲率半径の大きい円周部12a
を連設して全体的には非円形となる板状に形成され、固
定接点9と接離するタングステンからなる可動接点12
をその内方端に設けである。この可動接点12も同様に
コ字状接点保持板10の底部にろう付けし、さらにその
接点保持板10を可動電極1)に固着し、軸方向変位自
在に可動電極ガイド5に支持されている。また、可動電
極1)の内方端近傍の外周側にはニッケルからなるベロ
ーフラム13の一端が気密接合されており、ベローフラ
ム13の他端は可動電極ガイド5の内面に気密接合され
ている。ベローフラム13は、常に伸張状態にあるよう
に設定されるため、可動電極1)は常に開離する方向の
力を受けている。従って、接点接触状態にするには、可
動電極1)の駆動手段はベローフラム13をさらに伸張
する方向の力を可動電極1)に加え、接点開離状態にす
るにはその力を除くようにする。その駆動手段は図示し
ていないが、電磁石装置等を用い、その可動部材を可動
電極1)に連係させる。
点9と同形状、すなわち曲率半径の大きい円周部12a
を連設して全体的には非円形となる板状に形成され、固
定接点9と接離するタングステンからなる可動接点12
をその内方端に設けである。この可動接点12も同様に
コ字状接点保持板10の底部にろう付けし、さらにその
接点保持板10を可動電極1)に固着し、軸方向変位自
在に可動電極ガイド5に支持されている。また、可動電
極1)の内方端近傍の外周側にはニッケルからなるベロ
ーフラム13の一端が気密接合されており、ベローフラ
ム13の他端は可動電極ガイド5の内面に気密接合され
ている。ベローフラム13は、常に伸張状態にあるよう
に設定されるため、可動電極1)は常に開離する方向の
力を受けている。従って、接点接触状態にするには、可
動電極1)の駆動手段はベローフラム13をさらに伸張
する方向の力を可動電極1)に加え、接点開離状態にす
るにはその力を除くようにする。その駆動手段は図示し
ていないが、電磁石装置等を用い、その可動部材を可動
電極1)に連係させる。
なお、このベローフラム13により水素ガスGを封入し
た封止容器1が完全な気密封止状態になる。しかして、
各接点9,12は、曲率半径の大きい円周部9a、t2
aの端面が接触面となるべく対向する。なお、両接点端
子や可動接点12と可動接点端子とを接続するリード線
等は省略しである。
た封止容器1が完全な気密封止状態になる。しかして、
各接点9,12は、曲率半径の大きい円周部9a、t2
aの端面が接触面となるべく対向する。なお、両接点端
子や可動接点12と可動接点端子とを接続するリード線
等は省略しである。
しかして、上記した封止容器を構成する金属製部材の表
面の符号Mを付した部分に水素透過率の低い金属材料を
被着させる。すなわち、接合部のないセラミック製のケ
ース2の表面だけを除いて例えば厚み50μmの銅メッ
キを施すのである。
面の符号Mを付した部分に水素透過率の低い金属材料を
被着させる。すなわち、接合部のないセラミック製のケ
ース2の表面だけを除いて例えば厚み50μmの銅メッ
キを施すのである。
かかる封止容器にあっては、水素透過率の低い金属材料
を被着させないものに比して、水素の透過量を大幅に抑
制することができる。例えば、1mm厚の金属板で2気
圧の水素を封入した場合、300″Cの雰囲気ではその
透過率は鉄ニツケル合金(成分比50:50)でI X
10−” m2/ S。
を被着させないものに比して、水素の透過量を大幅に抑
制することができる。例えば、1mm厚の金属板で2気
圧の水素を封入した場合、300″Cの雰囲気ではその
透過率は鉄ニツケル合金(成分比50:50)でI X
10−” m2/ S。
銅で4X10 m/Sであり、その透過T% Q p
はd ただし、d;板厚、P;透過率 これによれば、鉄ニツケル合金の透過量は1゜33X1
0 、$同の透過量は1.06XIOとなり、結局5
0μmの銅メッキを施したものは、その水素透過量が1
/10以下となる。
はd ただし、d;板厚、P;透過率 これによれば、鉄ニツケル合金の透過量は1゜33X1
0 、$同の透過量は1.06XIOとなり、結局5
0μmの銅メッキを施したものは、その水素透過量が1
/10以下となる。
[発明の効果]
本発明の封止接点装置は、上記した如く構成したから、
封止容器からの水素の透過を抑制し、長期にわたり良好
な開閉性能が維持できるものとなる。
封止容器からの水素の透過を抑制し、長期にわたり良好
な開閉性能が維持できるものとなる。
第1図は、本発明の一実施例を示す部分断面図である。
1−封止容器、2−ケース、3−底板、4−蓋板、5−
可動電極ガイド、8−固定電極、9−固定接点、1)−
可動電極、12−可動接点、■3・−ベローフラム、G
−・−水素ガス、M−・水素透過率の低い金属材料。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹光 散光 (ほか2名)
可動電極ガイド、8−固定電極、9−固定接点、1)−
可動電極、12−可動接点、■3・−ベローフラム、G
−・−水素ガス、M−・水素透過率の低い金属材料。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹光 散光 (ほか2名)
Claims (1)
- (1)固定接点を設けた固定電極と、該固定接点に接離
する可動接点を設けて駆動手段により駆動される可動電
極とが水素ガスとともに封止容器内に収容される封止接
点装置において、 前記封止容器を構成する金属製部材の表面に水素透過率
の低い金属材料を被着させたことを特徴とする封止接点
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21385785A JPS6271120A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 封止接点装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21385785A JPS6271120A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 封止接点装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6271120A true JPS6271120A (ja) | 1987-04-01 |
Family
ID=16646169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21385785A Pending JPS6271120A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 封止接点装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6271120A (ja) |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP21385785A patent/JPS6271120A/ja active Pending
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