JPS6271119A - 封止接点装置 - Google Patents
封止接点装置Info
- Publication number
- JPS6271119A JPS6271119A JP21039785A JP21039785A JPS6271119A JP S6271119 A JPS6271119 A JP S6271119A JP 21039785 A JP21039785 A JP 21039785A JP 21039785 A JP21039785 A JP 21039785A JP S6271119 A JPS6271119 A JP S6271119A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［技術分野］
本発明は、電磁開閉器・リレー等のパワー負荷用開閉機
器に使用して好適な封止接点装置に関する。
器に使用して好適な封止接点装置に関する。
［背景技術］
この種の封止接点装置を研究している本願出願人ハ、特
１０Ｍ昭５９−２０２４０２号におイテ、電気的寿命を
頗る向上させ得る基本的な封止接点装置を提案した。そ
の後、種々の改良を加え、特願昭６０−１４１０５２号
において、性能とともに経済性をも向上させ得るものを
提案した。すなわち、固定電極と可動電極を水素ガスと
ともに封止容器内に収容し、両電極に設けたタングステ
ンからなる両接点を非円形の板状にしたもので、これに
より接点の加工性が良好になって装置全体を安価ならし
め、しかも薄形化も達成することができた。
１０Ｍ昭５９−２０２４０２号におイテ、電気的寿命を
頗る向上させ得る基本的な封止接点装置を提案した。そ
の後、種々の改良を加え、特願昭６０−１４１０５２号
において、性能とともに経済性をも向上させ得るものを
提案した。すなわち、固定電極と可動電極を水素ガスと
ともに封止容器内に収容し、両電極に設けたタングステ
ンからなる両接点を非円形の板状にしたもので、これに
より接点の加工性が良好になって装置全体を安価ならし
め、しかも薄形化も達成することができた。
このものにあっては、接点材料のタングステンは耐アー
ク特性に優れているのであるが、一方では非常に酸化し
易いものであるため、大気中での組立工程において酸化
による絶縁性酸化物が接点表面に生成され、接触抵抗が
高くなるという問題が含まれているのである。従って、
組立工程に特別の組立装置を設置したり、特別の部品保
管装置を必要としていた。゛ ［発明の目的］ 本発明は、上記の点に鑑みてなしたものであってその目
的とするところは、接点表面の酸化を防ぐとともに、通
常の開閉動作時には良好な耐アーり特性を発揮する封止
接点装置の提供にある。
ク特性に優れているのであるが、一方では非常に酸化し
易いものであるため、大気中での組立工程において酸化
による絶縁性酸化物が接点表面に生成され、接触抵抗が
高くなるという問題が含まれているのである。従って、
組立工程に特別の組立装置を設置したり、特別の部品保
管装置を必要としていた。゛ ［発明の目的］ 本発明は、上記の点に鑑みてなしたものであってその目
的とするところは、接点表面の酸化を防ぐとともに、通
常の開閉動作時には良好な耐アーり特性を発揮する封止
接点装置の提供にある。
［発明の開示］
本発明の封止接点装置は、固定、可動両接点の表面に低
抵抗材料の極薄膜を付着させることにより、通常の開閉
動作が行われるまでは極薄膜にて接点表面の酸化を防ぐ
とともに、通常の開閉動作が行われると開閉時に発生す
るアークで極薄膜を除去して接点材料が本来有している
耐アーク特性を発揮するようにしたものである。
抵抗材料の極薄膜を付着させることにより、通常の開閉
動作が行われるまでは極薄膜にて接点表面の酸化を防ぐ
とともに、通常の開閉動作が行われると開閉時に発生す
るアークで極薄膜を除去して接点材料が本来有している
耐アーク特性を発揮するようにしたものである。
（実施例）
以下本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。
１は封止容器で、セラミックやアルミナ等にて角筒ある
いは円筒状に形成されたケース２、ケース２にその両端
を閉塞する如く接合される無酸銅や４−２アロイにて形
成された底板３及び貫通孔４ａををする蓋板４、後述の
可動電極をガイドするため貫通孔４ａを塞ぐように蓋板
４に接合される４−２７０イにて円筒状に形成された可
動電極ガイド５を基本構成要素としている。底板３は、
外方に突出するキャップ３ａを有しており、後述の固定
電極を挟着する。３ｂは排気パイプで、水素ガス封入後
に密封切断される。６．７はセラミック等にて形成され
た絶縁板で、それぞれ貫通孔６ａ、？ａを有し、両板３
．４の内面に接合しである。
いは円筒状に形成されたケース２、ケース２にその両端
を閉塞する如く接合される無酸銅や４−２アロイにて形
成された底板３及び貫通孔４ａををする蓋板４、後述の
可動電極をガイドするため貫通孔４ａを塞ぐように蓋板
４に接合される４−２７０イにて円筒状に形成された可
動電極ガイド５を基本構成要素としている。底板３は、
外方に突出するキャップ３ａを有しており、後述の固定
電極を挟着する。３ｂは排気パイプで、水素ガス封入後
に密封切断される。６．７はセラミック等にて形成され
た絶縁板で、それぞれ貫通孔６ａ、？ａを有し、両板３
．４の内面に接合しである。
８は無酸銅にて棒状に形成された固定電極で、内方端に
タングステンからなる固定接点９を設けである。固定接
点９は、基本的には円形をなし、円形の一部にその曲率
半径より大きい円周部９ａを連設して全体的には非円形
となる板状に形成されている。そして、基本的円形部の
中心端面をコ字状接点保持板１０の底部にろう付けし、
さらにその接点保持板１０を固定電極８に固着し、絶縁
板６の貫通孔６ａを貫通して上記の如（キャップ３ａに
その外周鋼が挟着される。
タングステンからなる固定接点９を設けである。固定接
点９は、基本的には円形をなし、円形の一部にその曲率
半径より大きい円周部９ａを連設して全体的には非円形
となる板状に形成されている。そして、基本的円形部の
中心端面をコ字状接点保持板１０の底部にろう付けし、
さらにその接点保持板１０を固定電極８に固着し、絶縁
板６の貫通孔６ａを貫通して上記の如（キャップ３ａに
その外周鋼が挟着される。
１１は無酸銅にて棒状に形成された可動電極で、固定接
点９と同形状、すなわち曲率半径の大きい円周部１２ａ
を連設して全体的には非円形となる板状に形成され、固
定接点９と接離するタングステンからなる可動接点１２
をその内方端に設けである。この可動接点１２も同様に
コ字状接点保持板１０の底部にろう付けし、さらにその
接点保持板１０を可動電極１１に固着し、軸方向変位自
在に可動電極ガイド５に支持されている。また、可動電
極１１の内方端近傍の外ＩＭ胴にはベローフラム１３の
一端が気密接合されており、ベローフラム１３の他端は
可動電極ガイド５の、内面に気密接合されている。ベロ
ーフラム１３は、常に伸張状態にあるように設定される
ため、可動電極ｌｌは常に開離する方向の力を受けてい
る。従って、接点接触状態にするには、可動電極１１の
駆動手段はベローフラム１３をさらに伸張する方向の力
を可動電極１１に加え、接点開離状態にするにはその力
を除くようにする。その駆動手段は図示していないが、
電磁石装置等を用い、その可動部材を可動電極１１に連
係させる。なお、このベローフラム１３により水素ガス
Ｇを封入した封止容器１が完全な気密封止状態になる。
点９と同形状、すなわち曲率半径の大きい円周部１２ａ
を連設して全体的には非円形となる板状に形成され、固
定接点９と接離するタングステンからなる可動接点１２
をその内方端に設けである。この可動接点１２も同様に
コ字状接点保持板１０の底部にろう付けし、さらにその
接点保持板１０を可動電極１１に固着し、軸方向変位自
在に可動電極ガイド５に支持されている。また、可動電
極１１の内方端近傍の外ＩＭ胴にはベローフラム１３の
一端が気密接合されており、ベローフラム１３の他端は
可動電極ガイド５の、内面に気密接合されている。ベロ
ーフラム１３は、常に伸張状態にあるように設定される
ため、可動電極ｌｌは常に開離する方向の力を受けてい
る。従って、接点接触状態にするには、可動電極１１の
駆動手段はベローフラム１３をさらに伸張する方向の力
を可動電極１１に加え、接点開離状態にするにはその力
を除くようにする。その駆動手段は図示していないが、
電磁石装置等を用い、その可動部材を可動電極１１に連
係させる。なお、このベローフラム１３により水素ガス
Ｇを封入した封止容器１が完全な気密封止状態になる。
しかして、各接点９．１２は、曲率半径の大きい円周部
９ａ、１２ａの端面が接触面となるべく対向する。なお
、両接点端子や可動接点１２と可動接点端子とを接続す
るリード線等は省略しである。
９ａ、１２ａの端面が接触面となるべく対向する。なお
、両接点端子や可動接点１２と可動接点端子とを接続す
るリード線等は省略しである。
上記した固定、可動両接点９，１２の表面、少なくとも
曲率半径の大きい円周部９ａ、１２ａの端面表面には、
封止接点装置として完成される以前に金、銀、ニッケル
等の低抵抗材料の極薄膜Ｍが付着しである。これらの材
料のうち、特にニッケルはアーク走行特性が良好なため
、実施例ではこれを数μｍ乃至２０μｍの厚さのメッキ
にて付着した。
曲率半径の大きい円周部９ａ、１２ａの端面表面には、
封止接点装置として完成される以前に金、銀、ニッケル
等の低抵抗材料の極薄膜Ｍが付着しである。これらの材
料のうち、特にニッケルはアーク走行特性が良好なため
、実施例ではこれを数μｍ乃至２０μｍの厚さのメッキ
にて付着した。
かかる封止接点装置にあっては、両接点９．１２の表面
に低抵抗材料の極薄膜Ｍが付着しであることにより、組
立工程や保管時に接点接触面が酸化されることがないか
ら絶縁性酸化物が接点表面に生成されて接触抵抗が高く
なるという問題が解消され、一方、封止接点装置の通常
の開閉動作が行われると両接点９，１２間に発生するア
ークがこの極薄膜Ｍを除去して接点材料、すなわちタン
グステンが本来有している良好な耐アーク特性を発揮す
る。この実施例における極薄膜Ｍは、直流１００Ｖ、１
０〜２ＯＡの場合、数回の開閉で除去できることを確認
した。勿論、極薄膜Ｍが通常の開閉動作を行う前に確実
に除去させようと思えば、所要の電圧電流にて開閉動作
を行えばよ゛く、また、封止接点装置が介挿される電路
の電圧電流が一定のものであるならば、それに応じた膜
厚に設定すればよい。
に低抵抗材料の極薄膜Ｍが付着しであることにより、組
立工程や保管時に接点接触面が酸化されることがないか
ら絶縁性酸化物が接点表面に生成されて接触抵抗が高く
なるという問題が解消され、一方、封止接点装置の通常
の開閉動作が行われると両接点９，１２間に発生するア
ークがこの極薄膜Ｍを除去して接点材料、すなわちタン
グステンが本来有している良好な耐アーク特性を発揮す
る。この実施例における極薄膜Ｍは、直流１００Ｖ、１
０〜２ＯＡの場合、数回の開閉で除去できることを確認
した。勿論、極薄膜Ｍが通常の開閉動作を行う前に確実
に除去させようと思えば、所要の電圧電流にて開閉動作
を行えばよ゛く、また、封止接点装置が介挿される電路
の電圧電流が一定のものであるならば、それに応じた膜
厚に設定すればよい。
Ｕ発明の効果］
本発明の封止接点装置は、上記した如く構成したから、
接点表面の酸化を防ぐとともに、通常の開閉動作時には
良好な耐アーク特性を発揮するものとなる。
接点表面の酸化を防ぐとともに、通常の開閉動作時には
良好な耐アーク特性を発揮するものとなる。
第１図は、本発明の一実施例を示す縦断面図である。
１−−一封止容器、２・・・ケース、３−底板、４−蓋
板、５−・可動電極ガイド、８−固定電極、９−固定接
点、１１−可動電極、１２−・・可動接点、１３・・−
ベローフラム、Ｇ・・−水素ガス、Ｍ−・極ｇ膜。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹光 敏丸 （ほか２名） 第１図 手続ネｉｆｆ正書 昭和６１年 １月ｌＯ日
板、５−・可動電極ガイド、８−固定電極、９−固定接
点、１１−可動電極、１２−・・可動接点、１３・・−
ベローフラム、Ｇ・・−水素ガス、Ｍ−・極ｇ膜。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹光 敏丸 （ほか２名） 第１図 手続ネｉｆｆ正書 昭和６１年 １月ｌＯ日
Claims (1)
- （１）固定接点を設けた固定電極と、該固定接点に接離
する可動接点を設けて駆動手段により駆動される可動電
極とが水素ガスとともに封止容器内に収容される封止接
点装置において、 前記両接点の表面に低抵抗材料の極薄膜を付着させたこ
とを特徴とする封止接点装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21039785A JPS6271119A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 封止接点装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21039785A JPS6271119A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 封止接点装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6271119A true JPS6271119A (ja) | 1987-04-01 |
Family
ID=16588645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21039785A Pending JPS6271119A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 封止接点装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6271119A (ja) |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP21039785A patent/JPS6271119A/ja active Pending
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