JPS6270904A - 温度制御方法 - Google Patents
温度制御方法Info
- Publication number
- JPS6270904A JPS6270904A JP21063085A JP21063085A JPS6270904A JP S6270904 A JPS6270904 A JP S6270904A JP 21063085 A JP21063085 A JP 21063085A JP 21063085 A JP21063085 A JP 21063085A JP S6270904 A JPS6270904 A JP S6270904A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- control
- controller
- storage device
- setter
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- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は電気炉、プラスチック加工機械などの温度制
御方法に関し、一層詳細には、対象物を加熱又は冷却し
て設定温度となるように制御する方法、特に設定温度を
頻繁に変更する場合に用いて好適な温度制御方法に関す
る。
御方法に関し、一層詳細には、対象物を加熱又は冷却し
て設定温度となるように制御する方法、特に設定温度を
頻繁に変更する場合に用いて好適な温度制御方法に関す
る。
（従来の技術）
一般に温度制御方法においては設定温度よりも温度が高
くなればヒータ電源をオフにし、低くなればオンにする
二位置動作による制御が簡便であるため広く使用されて
いる。しかしながら、それではサイクリング、オフセン
ト（残留誤差）を生ずる欠点があり、特にむだ時間が大
きく、一方応答速度の早いものは制御困難である。この
ため精密な温度制御をするためには、連続動作による制
御が必要となり、その実用化がなされている。さらに、
サイクリング、オフセットを解決し、温度が安定するま
での時間を短縮するために制御パラメータを用いて演算
し制御する各種方法、例えばＰＩＤ制御、適応制御等が
利用されている。
くなればヒータ電源をオフにし、低くなればオンにする
二位置動作による制御が簡便であるため広く使用されて
いる。しかしながら、それではサイクリング、オフセン
ト（残留誤差）を生ずる欠点があり、特にむだ時間が大
きく、一方応答速度の早いものは制御困難である。この
ため精密な温度制御をするためには、連続動作による制
御が必要となり、その実用化がなされている。さらに、
サイクリング、オフセットを解決し、温度が安定するま
での時間を短縮するために制御パラメータを用いて演算
し制御する各種方法、例えばＰＩＤ制御、適応制御等が
利用されている。
（発明が解決しようとする問題点）
しかし、上記の如き制御パラメータを用いた制御方法に
は以下の如き問題点がある。
は以下の如き問題点がある。
すなわち、対象物に対する設定温度によって温度上昇率
、放熱量が異なるため制御パラメータも異なり、設定温
度を変更した場合には制御パラメータも再度適正値に設
定しておかなければならない。この制御パラメータを変
更しないときは温度制御精度を高めるために設定される
べき制御パラメータがかえって悪影響を及ぼし、オーバ
ーシュート、ハンチングを起こし制御精度を低下させる
。
、放熱量が異なるため制御パラメータも異なり、設定温
度を変更した場合には制御パラメータも再度適正値に設
定しておかなければならない。この制御パラメータを変
更しないときは温度制御精度を高めるために設定される
べき制御パラメータがかえって悪影響を及ぼし、オーバ
ーシュート、ハンチングを起こし制御精度を低下させる
。
そこで制御パラメータを変更する必要があるわけである
が、設定温度変更時の変更作業が面倒であり、多大の時
間を要するため困難な問題となっている。また、頻繁な
設定温度の変更に対応できないという難点をも有する。
が、設定温度変更時の変更作業が面倒であり、多大の時
間を要するため困難な問題となっている。また、頻繁な
設定温度の変更に対応できないという難点をも有する。
そこで、本発明はかかる問題点を解決するもので設定温
度変更時においても精密な温度制御をすることができる
温度制御方法を提供するにある。
度変更時においても精密な温度制御をすることができる
温度制御方法を提供するにある。
（問題点を解決するための手段）
本発明に係る温度制御方法は、以上の問題点を解決する
ため次の構成を備えてなる。
ため次の構成を備えてなる。
対象物１０の温度制御を行うにあたり、あらかしめ各設
定温度領域に対応する制御パラメータを制御パラメータ
算出手段１２を用いて算出・設定し、これを記憶装置１
４に記憶させておき、温度設定器１６の設定温度変更時
には設定温度の属する制御パラメータを自動的に選択し
て切り換え、記憶装置１４から与えられる該制御パラメ
ータによって温度コントローラ１８がヒータ２０によっ
て電気炉２２等の温度制御を行うことを特徴とする。
定温度領域に対応する制御パラメータを制御パラメータ
算出手段１２を用いて算出・設定し、これを記憶装置１
４に記憶させておき、温度設定器１６の設定温度変更時
には設定温度の属する制御パラメータを自動的に選択し
て切り換え、記憶装置１４から与えられる該制御パラメ
ータによって温度コントローラ１８がヒータ２０によっ
て電気炉２２等の温度制御を行うことを特徴とする。
（作用）
上記方法に係る本発明においてあらかじめ対象物と温度
調節手段との昇温・降温特性を測定し、その温度制御領
域内を複数の温度領域に分割した時、その各々の温度領
域内を一つの制御パラメータで制御できる程度に分割す
ると共に各温度領域に対応して複数の制御パラメータを
設定し、該制御パラメータを各温度領域に関連付けて記
憶させておき、設定温度変更時には、変更後の設定温度
を含む温度領域に対応する各制御パラメータを記ｔ９装
置から呼び出し、呼び出された制御パラメータによって
演算を行い温度コントローラが温度制御を行うことがで
きる。このため自動的に最適の制御パラメータが設定さ
れる。
調節手段との昇温・降温特性を測定し、その温度制御領
域内を複数の温度領域に分割した時、その各々の温度領
域内を一つの制御パラメータで制御できる程度に分割す
ると共に各温度領域に対応して複数の制御パラメータを
設定し、該制御パラメータを各温度領域に関連付けて記
憶させておき、設定温度変更時には、変更後の設定温度
を含む温度領域に対応する各制御パラメータを記ｔ９装
置から呼び出し、呼び出された制御パラメータによって
演算を行い温度コントローラが温度制御を行うことがで
きる。このため自動的に最適の制御パラメータが設定さ
れる。
（実施例）
第１図に示すごとく、温度制御装置２４は点線で示され
る電気炉２２内の加熱対象としての対象物１０にヒータ
２０と温度センサ２６が配置され、上記ヒータ２ｏ及び
温度センサ２６は温度コントローラ１８に接続される。
る電気炉２２内の加熱対象としての対象物１０にヒータ
２０と温度センサ２６が配置され、上記ヒータ２ｏ及び
温度センサ２６は温度コントローラ１８に接続される。
温度コントローラ１日は温度設定器１６、記憶装置１４
、制御パラメータ算出手段１２のそれぞれと接続されて
いる。さらに、温度設定器１６と記憶装置１４、記憶装
置１４と制御パラメータ算出手段１２とがそれぞれ接続
される。
、制御パラメータ算出手段１２のそれぞれと接続されて
いる。さらに、温度設定器１６と記憶装置１４、記憶装
置１４と制御パラメータ算出手段１２とがそれぞれ接続
される。
この温度制御■装置２４とによって温度制御を行うがそ
の温度制御方法について述べる。
の温度制御方法について述べる。
温度設定器１６に対象物１０を加熱するに当たっての最
高温度を設定してヒータ２０をオンさせ、この電気炉２
２と対象物１０とから成るこの系の昇／？Ｌ特性を測定
し、その結果、得られる昇温曲線を複数の直線で近似す
ることによって各直線部分を一つの温度領域として分割
し、各温度領域ごとに温度上昇率Ｒ＋、 Ｒｚ−・−Ｒ
，及び、むだ時間りいＬｚ−−−−−−Ｌ。を求めた後
、それを演算してＰＩＤ定数を算出する。
高温度を設定してヒータ２０をオンさせ、この電気炉２
２と対象物１０とから成るこの系の昇／？Ｌ特性を測定
し、その結果、得られる昇温曲線を複数の直線で近似す
ることによって各直線部分を一つの温度領域として分割
し、各温度領域ごとに温度上昇率Ｒ＋、 Ｒｚ−・−Ｒ
，及び、むだ時間りいＬｚ−−−−−−Ｌ。を求めた後
、それを演算してＰＩＤ定数を算出する。
最初に以上の動作を制？′ｆＩパラメータ算出手段１２
によって行い、それによって求められたＰＩＤ定数を温
度領域と関連づけて記憶装置１４に記憶することによっ
て各温度領域に対応するＰＩＤ定数の設定が完了する。
によって行い、それによって求められたＰＩＤ定数を温
度領域と関連づけて記憶装置１４に記憶することによっ
て各温度領域に対応するＰＩＤ定数の設定が完了する。
次に電気炉２２と対象物１０から成る系を温度制御する
制御動作について説明する。
制御動作について説明する。
まず、温度設定器１６に希望する加熱温度Ｔ、を設定す
る。この加熱温度Ｔ１を設定によって温度設定器１６か
ら温度コントローラ１８と記憶装置１４に設定信号が与
えられ、記憶装置１４内ではその設定温度Ｔ１がどの温
度領域内にあるか判断し、その温度領域に対応するＰＩ
Ｄ定数ＰＩ＋Ｉ＋＋貼を温度コントローラ１８に出力す
る。
る。この加熱温度Ｔ１を設定によって温度設定器１６か
ら温度コントローラ１８と記憶装置１４に設定信号が与
えられ、記憶装置１４内ではその設定温度Ｔ１がどの温
度領域内にあるか判断し、その温度領域に対応するＰＩ
Ｄ定数ＰＩ＋Ｉ＋＋貼を温度コントローラ１８に出力す
る。
温度コントローラ１８は温度設定器１６からの設定信号
と記憶装置からのＰＩＤ定数Ｐ、、ｌ、、り、によって
対象物が設定温度Ｔ、となるようにヒータ２０出力をＰ
ＩＤ制御する。
と記憶装置からのＰＩＤ定数Ｐ、、ｌ、、り、によって
対象物が設定温度Ｔ、となるようにヒータ２０出力をＰ
ＩＤ制御する。
対象物の加熱温度をＴ２に変更する場合には、温度設定
器１６の設定温度をマニュアルあるいはプログラム自動
制御でＴ２に変更する。これによって上記と同様に設定
温度信号が温度コントローラ１８と記憶装置１４に与え
られ、記憶装置１４内では設定温度がどの温度領域内に
あるか判断してその温度領域に対応するＰＩＤ定数を温
度コントローラ１８に出力する。温度コントローラ１８
は温度設定器１６からの温度設定信号と、記憶装置１４
からのＰＩＤ定数Ｐ２．Ｉｔ、Ｄｚによって対象物１０
が設定温度Ｔ２となるようにヒータ２０出力をＰＩＤ制
御する。以下同様に設定温度を変更するたびごとに自動
的に最適のＰＩＤ定数が選択・設定され精密な温度制御
が自動的になされる。
器１６の設定温度をマニュアルあるいはプログラム自動
制御でＴ２に変更する。これによって上記と同様に設定
温度信号が温度コントローラ１８と記憶装置１４に与え
られ、記憶装置１４内では設定温度がどの温度領域内に
あるか判断してその温度領域に対応するＰＩＤ定数を温
度コントローラ１８に出力する。温度コントローラ１８
は温度設定器１６からの温度設定信号と、記憶装置１４
からのＰＩＤ定数Ｐ２．Ｉｔ、Ｄｚによって対象物１０
が設定温度Ｔ２となるようにヒータ２０出力をＰＩＤ制
御する。以下同様に設定温度を変更するたびごとに自動
的に最適のＰＩＤ定数が選択・設定され精密な温度制御
が自動的になされる。
なお、温度領域の分割は細かければ細かいほど一層精密
な温度制御が行えるので、対象物１０が必要とする温度
制御上の精度によって適宜その分割数を選択する。
な温度制御が行えるので、対象物１０が必要とする温度
制御上の精度によって適宜その分割数を選択する。
（発明の効果）
上記方法に係る本発明によるときは、設定温度の変更時
に温度設定器の設定温度をマニュアルあるいはプログラ
ム制御によって変更するだけで自動的に最適な制御パラ
メータが設定され、設定温度の変更が極めて容易である
。また、制御パラメータの設定ミスによるトラブルが発
生することもなく、高精度の温度制御が容易に行える。
に温度設定器の設定温度をマニュアルあるいはプログラ
ム制御によって変更するだけで自動的に最適な制御パラ
メータが設定され、設定温度の変更が極めて容易である
。また、制御パラメータの設定ミスによるトラブルが発
生することもなく、高精度の温度制御が容易に行える。
しかも、本発明によるときは、その加熱対象物品と炉と
を含めた各基についてのＰＩＤ定数を設定することがで
きるため、その物品自体について極めて適応性の高い温
度制御を行うことができ、制御が容易であるという著効
を奏する。
を含めた各基についてのＰＩＤ定数を設定することがで
きるため、その物品自体について極めて適応性の高い温
度制御を行うことができ、制御が容易であるという著効
を奏する。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。
第１図は温度制御装置のブロックダイヤグラムを示す略
示図である。 １０・・・対象物、 １２・・・制御パラメータ算
出手段、 １４・・・記憶装置、１６・・・温度設
定器、 １８・・・温度コントローラ、 ２０・
・・ヒータ、 ２２・・・電気炉、 ２４・・・温度制御装置、２６
・・・温度センサ。
示図である。 １０・・・対象物、 １２・・・制御パラメータ算
出手段、 １４・・・記憶装置、１６・・・温度設
定器、 １８・・・温度コントローラ、 ２０・
・・ヒータ、 ２２・・・電気炉、 ２４・・・温度制御装置、２６
・・・温度センサ。
Claims (1)
- １、対象物の温度制御を行うにあたり、あらかじめ各設
定温度領域に対応する制御パラメータを設定・記憶させ
ておき、設定温度変更時には設定温度の属する設定温度
領域に対応する制御パラメータを自動的に選択して切換
え、該制御パラメータによって温度制御を行うことを特
徴とする温度制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21063085A JPS6270904A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 温度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21063085A JPS6270904A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 温度制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6270904A true JPS6270904A (ja) | 1987-04-01 |
Family
ID=16592501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21063085A Pending JPS6270904A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 温度制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6270904A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3901236A1 (de) * | 1988-01-18 | 1989-08-10 | Mazda Motor | Abstechdrehmaschine und regelungsverfahren hierfuer |
| JPH02134213A (ja) * | 1988-11-14 | 1990-05-23 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 硬脆材料の切断装置 |
| JPH02267453A (ja) * | 1989-04-10 | 1990-11-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給湯装置 |
| JP2009243887A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Yamatake Corp | 圧力センサ |
| CN102354172A (zh) * | 2011-07-21 | 2012-02-15 | 张晓华 | 多温区电阻炉智能化综合温度控制系统 |
| CN109863824A (zh) * | 2016-09-08 | 2019-06-07 | 美亚知识产权有限公司 | 用于烹饪系统的自适应热控制 |
| WO2020008548A1 (ja) * | 2018-07-04 | 2020-01-09 | 理化工業株式会社 | 制御装置及び制御プログラム |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57185503A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-15 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Automatic proportional, integral and differential constant setter for calorimeter |
| JPS58149503A (ja) * | 1983-02-12 | 1983-09-05 | Yamatake Honeywell Co Ltd | 調節計における制御演算方法 |
| JPS59223803A (ja) * | 1983-06-03 | 1984-12-15 | Hitachi Ltd | 制御装置 |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP21063085A patent/JPS6270904A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US5025593A (en) * | 1988-01-18 | 1991-06-25 | Mazda Motor Corporation | Slicing machine and control method thereof |
| JPH02134213A (ja) * | 1988-11-14 | 1990-05-23 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 硬脆材料の切断装置 |
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| US10874244B2 (en) | 2016-09-08 | 2020-12-29 | Meyer Intellectual Properties Limited | Adaptive thermal control for a cooking system |
| WO2020008548A1 (ja) * | 2018-07-04 | 2020-01-09 | 理化工業株式会社 | 制御装置及び制御プログラム |
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