JPH0720948A - ヒータの制御装置 - Google Patents

ヒータの制御装置

Info

Publication number
JPH0720948A
JPH0720948A JP16464693A JP16464693A JPH0720948A JP H0720948 A JPH0720948 A JP H0720948A JP 16464693 A JP16464693 A JP 16464693A JP 16464693 A JP16464693 A JP 16464693A JP H0720948 A JPH0720948 A JP H0720948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
value
heater
output
output value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16464693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3259449B2 (ja
Inventor
Osamu Nishida
理 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sintokogio Ltd filed Critical Sintokogio Ltd
Priority to JP16464693A priority Critical patent/JP3259449B2/ja
Publication of JPH0720948A publication Critical patent/JPH0720948A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3259449B2 publication Critical patent/JP3259449B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒータの制御において、オーバシュート量を
極力小さくするとともに早期に温度目標値に収束させ、
温度目標値に一致若しくは近似するように高精度に制御
する。 【構成】 ヒータの非定常状態においては、出力補正値
決定手段32Eによって、温度上昇率と温度目標値に対
する所定時間後の推定温度偏差とに基づき出力補正値を
決定し、非定常状態の現出力値計算手段によって、前回
の出力値に前述の出力補正値を加算して現出力値を得、
この現出力値に基づいてヒータを通断電制御する。又、
ヒータの定常状態においては、オフセット補正値決定手
段32Iによって、温度上昇率と温度目標値に対する現
時刻の温度偏差とに基づきオフセット補正値を決定し、
定常状態の現出力値決定手段32Kによって、前回のオ
フセット値に前述のオフセット補正値を加算して現オフ
セット値を得、これを温度目標値に対応する出力値に加
算して現出力値を得、この現出力値に基づいてヒータを
通断電制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被加熱体を加熱するヒー
タの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のドアトリムを成形する
場合には、材料として比較的広い面積のプラスチックシ
ートが用いられ、成形に際しては加熱炉によって加熱さ
れるようになっている。そして、この種の加熱炉のヒー
タとしては、通常は遠赤外線ヒータが用いられる。この
場合、遠赤外線ヒータとしては、電熱線及び温度検出器
の温度検出端がセラミックに埋設して構成されたセラミ
ックヒータが用いられ、これは、加熱速度が早く、面発
熱のための温度分布が良好で、広い面積を均一に加熱で
き、耐食性に優れる利点があり、一般的には、数10個
から数100個(多いときには500個)の単位ヒータ
を組合せて構成される。
【0003】図8乃至図10には第1の従来例を示して
いる。即ち、図8に示すように、遠赤外線ヒータ1は、
例えば56個の単位ヒータ2によって構成されており、
その各単位ヒータ2には給電線2aによって給電される
ようになっている。そして、遠赤外線ヒータ1の56個
の単位ヒータ2の内の中央の単位ヒータ2のみに温度検
出器たる熱電対3が設けられている。
【0004】図9に示すように、各単位ヒータ2には夫
々電力調整器4及びヒューズ5が対応して設けられてお
り、又、単位ヒータ2に共通のNFB(ノーヒューズブ
レーカ)6及びSSR(ソリッドステートリレー)7
(図10参照)の接点部7aが設けられている。そし
て、各単位ヒータ2は、NFB6及び接点部7aの直列
回路を共通に介し且つ夫々に対応する電力調整器4,ヒ
ューズ5及び給電線2aの直列回路を介してAC200
Vが印加された交流電源線8,9間に接続されている。
この場合、電力調整器4はボリューム4aを備えてい
て、ボリューム4aによる設定によって各単位ヒータ2
の出力を位相制御により調整するようになっている。
【0005】図10に示すように、温度調節器10はA
C100Vが印加された交流電源線11,12間に接続
されている。この温度調節器10は、熱電対3に接続さ
れていて、熱電対3が測定する温度が温度目標値となる
ようにSSR7の駆動部7bをDC24Vによって通断
電し、以て、接点部7aをオンオフ制御するようになっ
ている。
【0006】図11乃至図13には第2の従来例が示さ
れている。即ち、図11に示すように、遠赤外線ヒータ
1の単位ヒータ2は、複数個を1ブロックとする11個
のブロックヒータ13に区分され、各ブロックヒータ1
3毎に給電線13aから給電される。そして、熱電対3
は各ブロックヒータ13毎に設けられている。
【0007】図12及び図13に示すように、SSR7
及びヒューズ5は各ブロックヒータ13毎に設けられて
いるとともに、温度調節器10も熱電対3毎に設けられ
ている。そして、図12に示すように、各ブロックヒー
タ13は、NFB6を共通に介し且つ各SSR7の接点
部7a,ヒューズ5及び給電線13aの直列回路を介し
て交流電源線8,9間に接続されている。更に、図13
に示すように、各温度調節器10は交流電源線11,1
2間に接続されて、PI(比例・積分)制御により各S
SR7の接点部7aをオンオフするようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図8乃至図10に示す
第1の従来例では、各単位ヒータ2毎に設けられた電力
調整器4によって相対温度分布を設定し、1つの熱電対
3によって代表温度を測定して温度制御を行なうので、
単位ヒータ2と1対1で設けられた多数の電力調整器4
の調整が必要で、特に、型換えした場合には、その都
度、電力調整器4の調整を行なわなければならず、段取
換えに長時間を要し、又、電力調整器4の調整は作業者
の感覚によるので、品質が安定しない。
【0009】図11乃至図13に示す第2の従来例で
は、各ブロックヒータ13毎にPI制御により温度制御
を行なうので、第1の従来例のような問題が解消できる
ようになる。しかしながら、加熱炉においては、最近の
少ロット生産指向のために生産品目がよく替り、生産品
目毎にヒータ面温度分布を高頻度に変更する必要がある
が、その変更毎の温度目標値は、生産品目毎に異なるス
テップ状の不連続なものとなるので、温度目標値近傍の
定常状態となるまでの非定常状態の温度制御の回数が増
加する。
【0010】図14は、第2の従来例において、温度目
標値を200℃及び250℃から300℃に変更した場
合の実験結果を示すものである。この図14から明らか
なように、PI制御によっても、非定常状態の温度制御
ではオーバシュート量が大きく、又、温度目標値に収束
するまでの時間が長くなっている。
【0011】更に、遠赤外線ヒータにおいては、ヒータ
表面温度によって遠赤外線のピーク波長が異なってくる
ことは知られているとともに、出力操作量(一定時間内
のヒータ通電時間の割合(%)〜図5参照)に対する安
定温度の変化も非線形であって、これもヒータ種類によ
って特性が大きく異なる。従って、定常状態の温度制御
も、従来より用いられているPI制御では、制御精度が
不充分になる問題がある。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的は、非定常状態の制御においては、
オーバシュート量を極力小になし、早期に温度目標値に
収束させることができるヒータの制御装置を提供するこ
とにある。
【0013】本発明の第2の目的は、定常状態の制御に
おいては、高精度の制御を行なうことができるヒータの
制御装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めに、請求項1記載のヒータの制御装置は、ヒータに通
電するヒータ通電手段と、前記ヒータの現時刻の温度を
測定する温度測定手段と、前記ヒータの所定時間前の温
度を記憶する温度記憶手段と、これらの温度測定手段に
よる現時刻の温度と温度記憶手段による所定時間前の温
度とから温度上昇率を計算する温度上昇率計算手段段
と、設定された温度目標値を記憶する温度目標値記憶手
段と、前記温度測定手段による現時刻の温度から前記ヒ
ータが非定常状態か定常状態かを判定する判定手段と、
この判定手段が非定常状態と判定した場合に、前記温度
測定手段による現時刻の温度,温度上昇率計算手段によ
る温度上昇率及び温度目標値記憶手段による温度目標値
に基づいて所定時間後の推定温度偏差を計算する推定温
度偏差計算手段と、温度上昇率及び温度偏差をパラメー
タとして出力補正値を記憶する出力補正値用クロステー
ブル記憶手段と、前記温度上昇率計算手段による温度上
昇率と前記推定温度偏差計算手段による推定温度偏差と
に基づいて前記出力補正値用クロステーブルから出力補
正値を読出す出力補正値決定手段と、前回の出力値を記
憶する出力値記憶手段と、この出力値記憶手段による前
回の出力値と前記出力補正値決定手段による出力補正値
とから非定常状態の現出力値を計算する現出力値計算手
段と、この現出力値計算手段による現出力値によって前
記ヒータ通電手段を制御する出力手段とを具備してなる
構成に特徴を有する。
【0015】第2の目的を達成するために、請求項2記
載のヒータの制御装置は、ヒータに通電するヒータ通電
手段と、前記ヒータの現時刻の温度を測定する温度測定
手段と、前記ヒータの所定時間前の温度を記憶する温度
記憶手段と、これらの温度測定手段による現時刻の温度
と温度記憶手段による所定時間前の温度とから温度上昇
率を計算する温度上昇率計算手段と、設定された温度目
標値を記憶する温度目標値記憶手段と、前記温度測定手
段による現時刻の温度から前記ヒータが非定常状態か定
常状態かを判定する判定手段と、この判定手段が定常状
態と判定した場合に、前記温度測定手段による現時刻の
温度と前記温度目標値記憶手段による温度目標値とから
現時刻の温度偏差を計算する温度偏差計算手段と、定常
温度に対する出力値を記憶する出力値用テーブル記憶手
段と、前記温度目標値記憶手段による温度目標値に基づ
いて前記出力値用テーブル記憶手段から定常出力値を読
出す定常出力値決定手段と、温度上昇率及び温度偏差を
パラメータとてオフセット補正値を記憶するオフセット
補正値用クロステーブル記憶手段と、前記温度上昇率計
算手段による温度上昇率と前記温度偏差計算手段による
現時刻の温度偏差とに基づいて前記オフセット補正値用
クロステーブル記憶手段からオフセット補正値を読出す
オフセット補正値決定手段と、前回のオフセット値を記
憶するオフセット値記憶手段と、このオフセット値記憶
手段による前回のオフセット値,前記定常出力値決定手
段による定常出力値及び前記オフセット値補正手段によ
るオフセット補正値から定常状態の現出力値を計算する
現出力値計算手段と、この現出力値計算手段による現出
力値によって前記ヒータ通電手段を制御する出力手段と
を具備してなることを特徴を有する。
【0016】
【作用】請求項1記載のヒータの制御装置によれば、所
定時間前の温度と現時刻の温度とから温度上昇率を計算
し、この温度上昇率と現時刻の温度とから所定時間後の
温度推定値を計算し、この温度推定値と温度目標値とか
ら推定温度偏差を計算し、この温度上昇率と推定温度偏
差と基づいて予め設定された出力補正値用クロステーブ
ルから出力補正値を読出し、そして、この出力補正値と
前回の出力値とから現出力値を計算し、この非定常状態
の現出力値に基づいてヒータ通電手段を制御する。
【0017】従って、以上の動作が繰返されることによ
り、測定温度が温度目標値に近くなるに従って温度偏差
は順次小さくなり、ヒータの温度は温度目標値に収束さ
れるようになる。
【0018】請求項2記載のヒータの制御装置によれ
ば、現時刻の温度と温度目標値とから現時刻の温度偏差
を計算し、この温度偏差と温度上昇率とに基づいて予め
設定されたオフセット補正値用クロステーブルからオフ
セット補正値を読出し、このオフセット補正値と前回の
オフセット補正値とから現オフセット値を計算し、更
に、出力値用テーブルから温度目標値における定常出力
値を読出して、この定常出力値と現オフセット値とから
現出力値を計算し、この定常状態の現出力値に基づいて
ヒータ通電手段を制御する。
【0019】従って、以上の動作が繰返されることによ
り、測定温度が温度目標値に近くなるに従ってオフセッ
ト値は次第に小さくなり、ヒータの温度は温度目標値に
一致若しくは近似するようになる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図1乃至図
7を参照しながら説明する。加熱炉のヒータたる遠赤外
線ヒータ20は、従来と同様にセラミックヒータからな
り、図2に示すように、例えば64個の単位ヒータ21
によって構成されている。64個の単位ヒータ21は、
複数個の単位ヒータ21を1ブロックとした13個のブ
ロックヒータ22に区分され、各ブロックヒータ22に
は、夫々給電線22aによって給電されるようになって
いる。この場合、各ブロックヒータ22は、左,右両端
部に位置する8個の単位ヒータ21からなる2つの大ブ
ロックヒータと、前,後両端部に位置する6個の単位ヒ
ータ21からなる2つの中ブロックヒータと、これらに
よって囲まれた4個の単位ヒータ21からなる9つの小
ブロックヒータとから構成されている。そして、13個
の各ブロックヒータ22には、温度検出手段たる熱電対
23が配設されている。
【0021】図3には遠赤外線ヒータ20の制御装置が
示されており、破線で囲んで示す回路部24は各ブロッ
クヒータ22毎に設けられるものである。即ち、AC2
00Vが印加された交流電源線25,26間には、ブロ
ックヒータ22及びヒータ通電手段たるSSR27(の
接点部)の直列回路が接続され、このSSR27に並列
にサージ吸収素子28が接続され、更に並列にスナバ回
路29が接続されている。
【0022】ブロックヒータ22に設けられた熱電対2
3はアンプ30の入力端子に接続され、SSR27(の
駆動部)は出力手段たる駆動回路31の出力端子に接続
されている。そして、アンプ30の出力端子はマイクロ
プロセッサ32の対応する入力ポートに接続され、駆動
回路31の入力端子はマイクロプロセッサ32の対応す
る出力ポートに接続されている。
【0023】マイクロプロセッサ32の他の入,出力ポ
ートには残りの12個のブロックヒータ22に対応する
12個の回路部24の出,入力端子が接続され、以て、
制御装置33が構成されている。そして、マイクロセッ
サ32の制御内容を機能別のブロック線図で示すと図1
のようになるが、詳細は後述する。
【0024】次に、本実施例の作用につき、図1及び図
4乃至図7をも参照しながら説明する。熱電対23はブ
ロックヒータ22の温度に相当する熱電力信号を発生
し、アンプ30はこれの電圧レベルを上げるとともにリ
ニアライズしてマイクロプロセッサ32の入力ポートに
与えるようになっている。又、駆動回路31には、マイ
クロプロセッサ32から現出力値即ち出力操作量が与え
られるようになっている。この出力操作量はオンオフ1
周期(例えば1sec )に対するオン時間の割合(%)を
示したもので、駆動回路31はこの出力操作量でSSR
27の接点部をオンオフしてブロックヒータ22を通断
電制御するようになっている。
【0025】而して、制御装置33の動作が開始(スタ
ート)されると、マイクロプロセッサ32は、次のよう
に制御動作する。即ち、ステップS1では、熱電対23
及びアンプ30を介してブロックヒータ22の現時刻の
温度を測定する(読込む)。ステップS2では、測定し
た現時刻の温度を現時刻の温度記憶手段33A(図1参
照)に順送りに記憶させるとともに、所定時間前の温度
記憶手段33B(図1参照)に記憶させる。ステップS
3では、温度記憶手段33Aから所定時間前の温度を読
出し、更に、ステップS4で、この読出した所定時間前
の温度と前述の現時刻の温度とから温度上昇率を計算す
る。
【0026】ステップS5では、現時刻の温度が温度目
標値記憶手段33C(図1参照)に予め記憶された温度
目標値を中心とする上限値と下限値との間の設定範囲内
にあるか否かを判断するもので、「NO」の場合は、非
定常状態であると判定する。以下、非定常状態でのマイ
クロプロセッサ32の制御動作について述べる。
【0027】ステップS5で「NO」と判断した場合に
は、ステップS6となり、ここでは、現時刻の温度及び
前記温度上昇率から所定時間後の温度推定値を計算す
る。次のステップS7では、温度推定値と温度目標値と
から所定時間後の推定温度偏差を計算する。そして、ス
テップS8では、温度上昇率と所定時間後の推定温度偏
差とに基づいて温度上昇率と推定温度偏差のクロステー
ブル記憶手段33D(図1参照)から出力補正値を読出
す。
【0028】即ち、この(出力補正値用)クロステーブ
ル記憶手段33Dには、温度上昇率と温度偏差とをパラ
メータとして最適な出力補正値が記憶されているもの
で、その出力補正値は、ファジィ推論によって決定され
たものである。従って、ステップS8では、温度上昇率
と推定温度偏差とに基づいてクロステーブル記憶手段3
3Dから現時刻における最適な出力補正値が読出される
ようになる。
【0029】ステップS9では、前回の出力値の記憶手
段33E(図1参照)から前回の出力値を読出し、ステ
ップS10では、前回の出力値に前述の出力補正値を加
算して現出力値とし、ステップS11では、前記出力値
記憶手段33Eに現出力値を前回の出力値として記憶さ
せ、更に、ステップS12では、現出力値を出力して駆
動回路31に与えるようになり、そして、ステップS1
に戻るようになる。
【0030】尚、制御装置33の動作開始時には、温度
記憶手段33Bには所定時間前の温度として初期温度が
セットされるとともに、出力値記憶手段33Eには前回
の出力値として初期出力値がセットされるようになって
おり、これによって、マイクロプロセッサ32は、ステ
ップS12で100%の現出力値たる出力操作量を出力
し、駆動回路31は、SSR27の接点部をオンオフ1
周期分オンさせ、以て、ブロックヒータ22に全通電さ
せるようになっている。
【0031】従って、マイクロプロセッサ32が以上の
ようなステップS1乃至S12の動作を繰返して行なう
と、現出力値は温度目標値を与える出力値となるように
順次%が小になるよう制御される。
【0032】さて、マイクロプロセッサ32が以上のよ
うな非定常状態の制御を行なうことにより、ブロックヒ
ータ22の温度が設定範囲内に達すると、マイクロプロ
セッサ32はステップS5で「YES」と判断して定常
状態であると判定する。以下、この定常状態でのマイク
ロプロセッサ32の動作について述べる。
【0033】ステップS5で「YES」と判断した場合
には、ステップS13に移行し、ここでは、現時刻の温
度記憶手段33Aから数回分の現時刻の温度を読出し
て、連続数回分だけ同一値か否かの判断を行なう。そし
て、このステップS13で、もし、「YES」と判断し
た場合には、ステップS14に移行し、ここでは、現時
刻の温度と温度目標値とから現時刻の温度偏差を計算す
る。そして、ステップS15では、温度上昇率と現時刻
の温度偏差とに基づいて温度上昇率と現時刻の温度偏差
のクロステーブル記憶手段33F(図1参照)からオフ
セット補正値を読出す。
【0034】即ち、この(オフセット補正値用)クロス
テーブル記憶手段33Fには、温度上昇率と温度偏差と
をパラメータとして最適なオフセット補正値が記憶され
ているもので、そのオフセット補正値は、ファジィ推論
によって決定されたものである。従って、ステップS1
5では、温度上昇率と現時刻の温度偏差とに基づいてク
ロステーブル記憶手段33Fから現時刻における最適な
オフセット補正値が読出されるようになる。
【0035】ステップS16では、前回のオフセット値
の記憶手段33G(図1参照)から前回のオフセット値
を読出し、ステップS17では、前回のオフセット値に
前述のオフセット補正値を加算して現オフセット値と
し、ステップS18では、定常温度に対する出力値のテ
ーブル記憶手段33H(図1参照)から温度目標値にお
ける定常出力値を読出す。
【0036】即ち、この(出力値用)テーブル記憶手段
33Hには、図5に示すように、定常状態のヒータ温度
(定常温度)と出力操作量(出力値)との関係が記憶さ
れており、出力操作量(出力値)はオンオフ1周期(例
えば1sec )中のオン時間の割合(%)で示される。
尚、テーブル記憶手段33Hには、実際には、例えば最
小オン時間が5msで、且つ、5ms単位で段階的に上
昇するように出力操作量が記憶されている。従って、こ
のステップS18では、温度目標値を達成するための定
常出力値(出力操作量)が読出される。
【0037】ステップS19では、この定常出力値に前
述の現オフセット値を加算して現出力値とし、ステップ
S20では、この現オフセット値を記憶手段33Gに前
回のオフセット値として記憶させ、そして、ステップS
12では現出力値を駆動回路31に出力させる。
【0038】以上のように、現出力値がオフセット補正
値によって補正されると、ブロックヒータ22の通電率
が変化するので、そのブロックヒータ22の温度も変化
するようになるものであり、従って、マイクロプロセッ
サ32は、ステップS13となったときに「NO」と判
断してステップS21に移行する。このステップS21
においては、ステップS14乃至S17によるオフセッ
ト値の補正は行なわずに前回のオフセット値を現オフセ
ット値としてステップ18に移行するようになる。即
ち、定常状態において現時刻における温度が変化する場
合には、これが安定するまで出力値を変更しないのであ
る。
【0039】以上の動作を繰返すことによって、オフセ
ット値は順次小になってブロックヒータ22の温度は温
度目標値に一致し若しくは近似するように制御されるよ
うになる。
【0040】ところで、マイクロプロセッサ32は、図
4に示すように制御をソフトウエアにより処理するもの
であるが、これを機能別のブロック線図で示すと、図1
に示すようになる。
【0041】即ち、マイクロプロセッサ32は、現時刻
の温度測定手段32A(ステップS1乃至S3に相
当)、温度上昇率計算手段32B(ステップS4に相
当)、定常状態及び非定常状態の判定手段32C(ステ
ップS5に相当)、推定温度偏差計算手段32D(ステ
ップS6及びS7に相当)、出力補正値決定手段32E
(ステップS6乃至S8)、非定常状態の現出力値計算
手段(ステップS9乃至S12に相当)、現時刻の温度
が連続数回同一値かの判定手段32G(ステップS13
に相当)、現時刻の温度偏差計算手段32H(ステップ
S14に相当)、オフセット補正値決定手段32I(ス
テップS15乃至S17に相当)、定常出力値の決定手
段32J(ステップS18に相当)及び定常状態の現出
力値計算手段32K(ステップS18乃至S20及びS
12に相当)から構成される。
【0042】尚、以上は、一つのブロックヒータ22の
制御動作について説明したものであるが、回路部24は
各13個のブロックヒータ22毎に設けられているもの
であり、マイクロプロセッサ32はこれらの13個の回
路部24の制御を直列的に制御するようになっている。
この場合、各ブロックヒータ22に属する温度目標値記
憶手段33Cに設定記憶される温度目標値は、相対温度
分布に基づいて夫々異なる値に設定されるが、出力値用
クロステーブル記憶手段33D,オフセット補正値用ク
ロステーブル記憶手段33F及び出力値用テーブル記憶
手段33Eは共通に用いることができる。
【0043】このような本実施例によれば、次のような
効果を奏する。即ち、マイクロプロセッサ32は、ブロ
ックヒータ22の非定常状態においては、所定時間前の
温度と現時刻の温度とから温度上昇率を計算し、この温
度上昇率と現時刻の温度とから所定時間後の温度推定値
を計算し、この温度推定値と温度目標値とから推定温度
偏差を計算し、この温度上昇率と推定温度偏差とに基づ
いて出力補正値を読出し、そして、この出力補正値と前
回の出力値とを加算して現出力値を得、この非定常状態
の現出力値で駆動回路31を介してSSR27をオンオ
フ制御し、以て、ブロックヒータ22の通電率を制御す
るようにした。
【0044】従って、ブロックヒータ22の通電率を制
御するSSR27に対する出力値は、ブロックヒータ2
2の温度が温度目標値に近くなるに従って順次小(%が
小)となるように制御されるものであり、ブロックヒー
タ22の温度は温度目標値に早期に収束される。
【0045】図6は、初期温度(常温度)から温度目標
値318℃及び353℃に制御する場合を実験した温度
特性を示すものである。この図6から明らかなように、
従来例の図14に示すPI制御による場合と比較してみ
ると、従来では、オーバシュート量が15℃程度大であ
るのに対して、本実施例では、オーバシュート量は2乃
至3℃に減少しており、又、従来では、非定常状態から
定常状態に収束するまでの時間は5分以上かかっている
のに対し、本実施例では、4分以内に短縮されている。
【0046】更に、マイクロプロセッサ32は、ブロッ
クヒータ22の定常状態においては、現時刻の温度と温
度目標値とから現時刻の温度偏差を計算し、この温度偏
差と温度上昇率とに基づいてオフセット補正値を読出
し、このオフセット補正値を前回のオフセット値に加算
して現在のオフセット値を得、更に、温度目標値に対応
する定常出力値を読出して、この定常出力値に現オフセ
ット値を加算して現出力値を得、この定常状態の現出力
値を駆動回路31に与えるようにした。
【0047】従って、ブロックヒータ22の温度が温度
目標値に近くなるに従ってオフセット値は順次小になる
ものであり、以て、ブロックヒータ22の温度を温度目
標値に一致若しくは近似するように高精度に制御するこ
とができる。
【0048】そして、第2の従来例では、11個のブロ
ックヒータ13の多点制御であるため、相対温度分布を
良好になすべく各温度目標値を異なるように設定するば
かりでなく、各PI制御の回路定数の調整を行なうよう
にする必要があった。しかしながら、本実施例において
は、各13個のブロックヒータ22の温度目標値を異な
らせる必要があっても、従来のPI制御の回路定数に相
当するクロステーブル記憶手段33D及び33Fはファ
ジィ推論によって設定された上で共通に使用できるの
で、従来の回路定数の如き調整は不要である。
【0049】特に、第2の従来例では、型換えによって
温度目標値が変更される都度にその回路定数の調整変更
が必要であったが、本実施例ではファジィ推論によって
設定されたクロステーブル記憶手段33D及び33Fを
用いているので、変更調整の必要がなく、型換え作業を
容易に且つ短時間で行なうことができる。
【0050】尚、上記実施例において、制御装置33を
複数個設ければ、数100個の単位ヒータからなる遠赤
外線ヒータの制御が可能になる。
【0051】又、上記実施例は、加熱炉に適用した場合
であるが、これ以外にも適用し得ることは勿論であり、
従って、ヒータとしては、多数の単位ヒータからなる遠
赤外線ヒータに限らず、単体のヒータであってもよいこ
とは勿論である。
【0052】その他、本発明は上記し且つ図面に示す実
施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲
内で適宜変形して実施できることは勿論である。
【0053】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りであるの
で、次のような効果を奏する。
【0054】請求項1記載のヒータの制御装置によれ
ば、ヒータの非定常状態においては、ヒータの温度上昇
率と温度目標値に対する所定時間後の推定温度偏差とを
計算して、これらから出力補正値を決定し、この出力補
正値と前回の出力値とから現出力値を得て、この現出力
値に基づいてヒータを通断電制御するようにしたので、
オーバシュート量を極力小さくすることができるととも
に、ヒータの温度を早期に温度目標値に収束させること
ができる。
【0055】請求項2記載のヒータの制御装置によれ
ば、ヒータの定常状態においては、ヒータの温度上昇率
と温度目標値に対する現時刻の温度偏差を計算して、こ
れらからオフセット補正値を決定し、このオフセット補
正値と前回のオフセット値とから現オフセット値を得、
更に、この現オフセット値と温度目標値に対応する定常
出力値とから現出力値を得て、この現出力値に基づいて
ヒータを通断電制御するようにしたので、ヒータの温度
を温度目標値に一致若しくは近似するように高精度に制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気的構成のブロック
線図
【図2】遠赤外線ヒータの斜視図
【図3】電気的構成図
【図4】制御内容を示すフローチャート
【図5】出力操作量−ヒータ温度特性図
【図6】ヒータの温度特性図
【図7】ヒータの温度偏差特性図
【図8】第1の従来例を示す図2相当図
【図9】電気的構成図
【図10】温度調節器の結線図
【図11】第2の従来例を示す図8相当図
【図12】図9相当図
【図13】図10相当図
【図14】ヒータの温度特性図
【符号の説明】
図面中、20は遠赤外線ヒータ(ヒータ)、21は単位
ヒータ、22はブロックヒータ、23は熱電対(温度検
出手段)、24は回路部、27はSSR(ヒータ通電手
段)、30はアンプ、31は駆動回路(出力手段)、3
2はマイクロプロセッサ、32Aは現時刻の温度測定手
段、32Bは温度上昇率計算手段、32Cは定常状態及
び非定常状態判定手段、32Dは推定温度偏差計算手
段、32Eは出力値決定手段、32Fは非定常状態の現
出力値決定手段、32Gは判定手段、32Hは現時刻の
温度偏差計算手段、32Iはオフセット補正値決定手
段、32Jは定常出力値の決定手段、32Kは定常状態
の現出力値計算手段、33は制御装置、33Aは現時刻
の温度記憶手段、33Bは所定時間前の温度記憶手段、
33Cは温度目標値記憶手段、33Dは温度上昇率と推
定温度偏差のクロステーブル記憶手段、33Eは前回の
出力値の記憶手段、33Fは温度上昇率と現時刻の温度
偏差のクロステーブル記憶手段、33Gは前回のオフセ
ット値記憶手段、33Hは定常温度に対する出力値のテ
ーブル記憶手段を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータに通電するヒータ通電手段と、 前記ヒータの現時刻の温度を測定する温度測定手段と、 前記ヒータの所定時間前の温度を記憶する温度記憶手段
    と、 これらの温度測定手段による現時刻の温度と温度記憶手
    段による所定時間前の温度とから温度上昇率を計算する
    温度上昇率計算手段と、 設定された温度目標値を記憶する温度目標値記憶手段
    と、 前記温度測定手段による現時刻の温度から前記ヒータが
    非定常状態か定常状態かを判定する判定手段と、 この判定手段が非定常状態と判定した場合に、前記温度
    測定手段による現時刻の温度,温度上昇率計算手段によ
    る温度上昇率及び温度目標値記憶手段による温度目標値
    に基づいて所定時間後の推定温度偏差を計算する推定温
    度偏差計算手段と、 温度上昇率及び推定温度偏差をパラメータとして出力補
    正値を記憶する出力補正値用クロステーブル記憶手段
    と、 前記温度上昇率計算手段による温度上昇率と前記推定温
    度偏差計算手段による推定温度偏差とに基づいて前記出
    力補正値用クロステーブル記憶手段から出力補正値を読
    出す出力補正値決定手段と、 前回の出力値を記憶する出力値記憶手段と、 この出力値記憶手段による前回の出力値と前記出力補正
    値決定手段による出力補正値とから非定常状態の現出力
    値を計算する現出力値計算手段と、 この現出力値計算手段による現出力値によって前記ヒー
    タ通電手段を制御する出力手段とを具備してなるヒータ
    の制御装置。
  2. 【請求項2】 ヒータに通電するヒータ通電手段と、 前記ヒータの現時刻の温度を測定する温度測定手段と、 前記ヒータの所定時間前の温度を記憶する温度記憶手段
    と、 これらの温度測定手段による現時刻の温度と温度記憶手
    段による所定時間前の温度とから温度上昇率を計算する
    温度上昇率計算手段と、 設定された温度目標値を記憶する温度目標値記憶手段
    と、 前記温度測定手段による現時刻の温度から前記ヒータが
    非定常状態か定常状態かを判定する判定手段と、 この判定手段が定常状態と判定した場合に、前記温度測
    定手段による現時刻の温度と前記温度目標値記憶手段に
    よる温度目標値とから現時刻の温度偏差を計算する温度
    偏差計算手段と、 定常温度に対する出力値を記憶する出力値用テーブル記
    憶手段と、 前記温度目標値記憶手段による温度目標値に基づいて前
    記出力値用テーブル記憶手段から定常出力値を読出す定
    常出力値決定手段と、 温度上昇率及び温度偏差をパラメータとしてオフセット
    補正値を記憶するオフセット補正値用クロステーブル記
    憶手段と、 前記温度上昇率計算手段による温度上昇率と前記温度偏
    差計算手段による現時刻の温度偏差とに基づいて前記オ
    フセット補正値用クロステーブル記憶手段からオフセッ
    ト補正値を読出すオフセット補正値決定手段と、 前回のオフセット値を記憶するオフセット値記憶手段
    と、 このオフセット値記憶手段による前回のオフセット値,
    前記定常出力値決定手段による定常出力値及び前記オフ
    セット値補正手段によるオフセット補正値から定常状態
    の現出力値を計算する現出力値計算手段と、 この現出力値計算手段による現出力値によって前記ヒー
    タ通電手段を制御する出力手段とを具備してなるヒータ
    の制御装置。
JP16464693A 1993-07-02 1993-07-02 ヒータの制御装置 Expired - Fee Related JP3259449B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16464693A JP3259449B2 (ja) 1993-07-02 1993-07-02 ヒータの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16464693A JP3259449B2 (ja) 1993-07-02 1993-07-02 ヒータの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0720948A true JPH0720948A (ja) 1995-01-24
JP3259449B2 JP3259449B2 (ja) 2002-02-25

Family

ID=15797142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16464693A Expired - Fee Related JP3259449B2 (ja) 1993-07-02 1993-07-02 ヒータの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3259449B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0777169A1 (de) * 1995-11-30 1997-06-04 AKO-Werke GmbH & Co. KG Leistungs-Regeleinrichtung für eine Strahlungsbeheizung
KR100392761B1 (ko) * 2000-12-29 2003-07-28 박희대 히터의 전류량 제어방법 및 난방장치
KR20040011900A (ko) * 2002-07-31 2004-02-11 이건국 발열장치의 자동 온도 제어 방법 및 그 제어 장치
JP2008053150A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Asano Laboratories Co Ltd 加熱装置及び加熱方法
JP2010213443A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Omron Corp 電力調整器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0777169A1 (de) * 1995-11-30 1997-06-04 AKO-Werke GmbH & Co. KG Leistungs-Regeleinrichtung für eine Strahlungsbeheizung
KR100392761B1 (ko) * 2000-12-29 2003-07-28 박희대 히터의 전류량 제어방법 및 난방장치
KR20040011900A (ko) * 2002-07-31 2004-02-11 이건국 발열장치의 자동 온도 제어 방법 및 그 제어 장치
JP2008053150A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Asano Laboratories Co Ltd 加熱装置及び加熱方法
JP2010213443A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Omron Corp 電力調整器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3259449B2 (ja) 2002-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4570054A (en) Open loop control for spectrophotometer atomizer furnace
JPS635401A (ja) プログラム温度調節器の比例制御方法
JPH0549452B2 (ja)
WO2016084369A1 (ja) 温度制御方法、及び、温度制御装置
WO1996006719A1 (fr) Procede de regulation de la temperature pour une presse a injecter
JP3929699B2 (ja) 高効率超純度流体ヒータのための要求予測制御システム
JP3259449B2 (ja) ヒータの制御装置
JPH06180613A (ja) 加熱温度制御装置
JP4533337B2 (ja) 射出成形機の温度制御方法
JP2816054B2 (ja) 恒温庫の温度制御装置
JPH0467493B2 (ja)
JP3620981B2 (ja) 試料温度制御方法
JPH0422688B2 (ja)
EP0388863B1 (en) Temperature control device
JPS6270904A (ja) 温度制御方法
JPH1158481A (ja) 射出成形機の加熱装置の温度制御方法
JPH07117842B2 (ja) 調節計
JPH0799311B2 (ja) 加熱炉の温度制御方法
JP2597920B2 (ja) 射出成形機の温度制御方法
JPH11115012A (ja) 射出成形金型の温度制御装置
JP2001265448A (ja) 温度調節器および熱処理装置
RU2153017C1 (ru) Способ управления процессом вакуумной сепарации губчатого титана
JP3234001B2 (ja) 加硫機の温度制御装置
US6988047B1 (en) Method for determining the instantaneous temperature of a medium
SU933755A1 (ru) Устройство дл цементации с программным управлением

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071214

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081214

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees