JPH01108612A - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

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JPH01108612A
JPH01108612A JP26396487A JP26396487A JPH01108612A JP H01108612 A JPH01108612 A JP H01108612A JP 26396487 A JP26396487 A JP 26396487A JP 26396487 A JP26396487 A JP 26396487A JP H01108612 A JPH01108612 A JP H01108612A
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furnace
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level
heater
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Fujio Suzuki
鈴木 富士雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エピタキシャル成長炉等の電気炉の温度レベ
ル設定方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のエピタキシャル装置のエピタキシャル成長炉10
を第3図を参照して説明する。円筒状気密容器からなる
炉体11の左右両端にはガス人口12およびガス出口1
3がそれぞれ設けられている。上記炉体11の外周には
囲繞する如く加熱装置14が嵌装されている。この加熱
装置14は3分割されたヒータ14a、14b、14c
を有しており、炉体11の三つの部分をそれぞれ所定の
加熱量で加熱し得るものとなっている。上記炉体11の
内部には多数枚のウェハー15がボート16に積載され
た状態で挿入されている。上記炉体11内ウエハー15
をヒータ14a〜14cによって加熱した状態で、反応
ガスGをガス人口12から流入させると、炉体11の内
部に挿入されたウェハー15の露出した表面には成長膜
が形成される。この場合、炉体11内の温度が長手方向
のどの位置においても均一になるように各ヒータ14a
〜14cの発熱量を制御すると、ガスGはガス人口12
側からガス出口13側へと進むにつれて濃度が低くなる
ため、ウェハー15の成長膜の成長度が位置によって差
を生じる。そこで、同じ濃度のガス中では温度が高いほ
ど成長が促進されるという性質を利用して、炉内温度を
第4図に示すような傾斜した温度分布となし、ガスGの
濃度が低くなるガス出口13に近付くにしたがって炉内
温度を上昇させ、すべてのウェハー15の成長膜の成長
度を均一化する方法が考えられている。
ところで、上記エピタキシャル炉10においては、処理
を行なうウェハー15の種類やその他の条件によって炉
内の温度レベルを適時変化させる必要がある。この温度
レベルの可変操作を、従来は主として手操作で行なって
いた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のようにエピタキシャル炉の炉内温度は、その温度
レベルを適時変化させる必要があるが、その可変操作を
前述した温度傾斜を有する炉について行なおうとすると
、その操作が極めて煩雑なものとなる。すなわち温度傾
斜を所定の状態に保ったまま温度レベルを変化させねば
ならないため、操作が極めて煩雑になる。このため上記
操作を手操作で行なう場合には、手間と時間がかかる上
、設定温度レベルが不正確にならざるを得ない。
そこで本発明は、所定の温度傾斜を保ったまま、炉内温
度を所望の温度レベルに迅速かつ適確に可変設定し得る
電気炉の温度レベル設定方法を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決し目的を達成するために、次
のような手段を講じた。すなわち、炉内長手方向温度分
布に傾斜をつけて被熱処理物を加熱処理するに際し、長
手方向の炉内温度分布およびヒータ温度分布を、少なく
とも二つの温度レベルに関して予め設定記憶し、この記
憶させた傾斜温度データを選択して出力することにより
、前記電気炉の温度レベルを可変設定するようにした。
〔作用〕
このような手段を講じたことにより、メモリに記憶され
たデータテーブル(以下の本実施例ではプロファイルテ
ーブルという)に基いて所定温度レベルの傾斜温度デー
タが算出され、この算定されたデータに対応した出力信
号によってヒータへの供給電流値が制御されるので、所
定の温度傾斜を保ったまま、炉内温度レベルを所望の温
度レベルに自動設定することが可能となる。
〔実施例〕
次に本発明方法を減圧エピタキシャル成長法に適用した
実施例を第1図ないし第2図を参照して説明する。エピ
タキシャル成長炉10は第3図に示したものと同一のも
のであるから同一部分は同一番号で説明する。このエピ
タキシャル成長炉10の炉体11の内部を長手方向に例
えば3区分し、左側、中央、右側でヒータ14の電流制
御可能に構成され、この各位置には、炉内温度検出セン
サである熱電対21a、21b、21cが配設されてい
る。またヒータ14a、14b、14cには炉外の温度
検出センサである熱電対22a。
22b、22cがそれぞれ設けられている。この各熱電
対21a 〜21c、22a 〜22cの出力は温度測
定回路23に入力される。温度測定回路23は上記各熱
電対21a〜21c、22a〜22cからの入力につい
て炉内の左側、中央、右側の各位置における温度を検出
して算出し、温度情報をCPU24に与える。CPU2
4は上記部度情報からプロファイルテーブルを作成し、
メモリ25に書込む。また、CPU24は操作パネル2
6からオペレータにより入力される設定すべき目標温度
とメモリ25に記憶されたプロファイルテーブルとで設
定ヒータ温度を算出し、この算出された設定ヒータ温度
を出力回路27に与える。
出力回路27は与えられた設定ヒータ温度から所定のタ
イミングのゲート信号を作成し、電力制御ユニット28
に伝える。電力制御ユニット28は例えばサイリスタを
スイッチング素子として構成された公知の位相制御型電
力制御ユニットを用いることができ、ゲート信号に基い
た所定位相でサイリスタがターンオンし、所定の電流値
を有する電流を各ヒータ14a〜14cに供給する。
次に上記構成の本装置の作用を説明する。まず本装置の
エピタキシャル成長炉10の炉内温度分布が、例えば炉
体11の左側が400℃、中、央が500°C1右側が
600℃となるように手操作によってヒータI4a〜1
4cの発熱量を調節する。
そして炉内温度が所定の傾斜温度になったときの各ヒー
タ14a〜14cの温度を計測する。第2図中、A1が
炉内温度分布直線、B1がヒータ温度分布曲線である。
上記計測されたデータに基いて、CPU24が作動し、
第1表に示すような第1のプロファイルテーブルが作成
される。この第1のプロファイルテーブルはメモリ25
に記憶される。次に上記第1のプロファイルテーブルを
作成したときとは異なる温度レベルにおいて、炉内温度
分布が、例えば炉体11の左側が600℃、中央が70
0℃、右側が800℃となるように手操作によってヒー
タ14a〜14cの発熱量を調節する。そして炉内温度
が所定の温度になったときの各ヒータ14a〜14cの
温度を計測する。
第2図中、A2が炉内温度分布直線、B2がヒータ温度
分布直線である。上記計測されたデータに基いて、CP
U24が作動し、第2表に示すような第2のプロファイ
ルテーブルが作成される。この第2のプロファイルテー
ブルはメモリ25に記憶される。
第   1   表 第   2   表 実際のウェハー処理に際して、オペレータが操作パネル
26によって目標温度指令、たとえば炉内温度を左側が
500℃、中央が600℃、右側が700℃に設定する
ための指令を与えると、CPU24はメモリ25に書込
まれた二つのプロファイルテーブルを読出し、入力され
た目標温度指令と二つのプロファイルテーブルの内容と
から設定ヒータ温度を算出する。この設定ヒータ温度T
は次式により求まる。
T =  (Y2   Yl  ) / (X2   
Xi )x(XX1)十Y+ ただし、X:今回設定したい炉内温度、Xl :第1の
プロファイルテーブル内の炉内温度、X2:第2のプロ
ファイルテーブル内の炉内温度、Yl 8第1のプロフ
ァイルテーブル内のヒータ温度、Y2 :第2のプロフ
ァイルテーブル内のヒータ温度である。
そうすると左側ヒータ14aの温度は、Tノー(560
−330) / (600−400) X (500−400)+330 =445℃ 中央ヒータ14bの温度は、 Tc= (675−440) / (700−500) X (700−600)+440 −557.5°C 右側ヒータ14cの温度は、 Tr=  (790−570) /  (800−600) X  (800−700)  +570= 680℃ となる。
このように算出された設定ヒータ温度は出力回路27に
入力される。そうすると出力回路27において、この設
定ヒータ温度に対応するタイミングのゲート信号が形成
され、電力制御ユニット28に出力される。このため電
力制御ユニット28の各サイリスクが所定位相でターン
オンし、ヒータ14a〜14cに供給される電流値が制
御される。
かくして炉内温度は、第2図中破線で示すように所定の
温度傾斜を保ったまま、速やかにしかも正確に所望の温
度レベルに変更設定される。この結果、例えば半導体ウ
ェハーの処理作業を能率よく、しかも適確に行なえる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であ
るのは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、炉内長手方向温度分布に傾斜をつけて
被熱処理物を加熱処理するに際し、長手方向の炉内温度
分布およびヒータ温度分布を、少なくとも二つの温度レ
ベルに関して予め設定記憶し、この記憶された傾斜温度
データを選択して炉内温度を所望の温度レベルに自動的
に迅速かつ適確に可変設定し得る電気炉の温度レベル設
定方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図はプロファ
イルテーブル作成時の測定データの一例を示す温度分布
曲線図、第3図および第4図は従来の技術を説明するた
めの図である。 10・・・エピタキシャル成長炉、11・・・炉体、1
4 ・・・加熱装置、14a、14b、  14cm・
・ヒータ、21a、21b、21c、22a、22b。 22c・・・温度検出用の熱電対、23・・・温度測定
回路、24・・・CPU、25・・・メモリ、26・・
・操作パネル、27・・・出力回路、28・・・電力制
御ユニット。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  炉内長手方向温度分布に傾斜をつけて被熱処理物を加
    熱処理するに際し、長手方向の炉内温度分布およびヒー
    タ温度分布を、少なくとも二つの温度レベルに関して予
    め設定記憶し、この記憶された傾斜温度データを選択し
    て、前記炉内温度レベルを可変設定するようにしたこと
    を特徴とする電気炉の温度レベル設定方法。
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