JPS6269995A - L−カルニチンの製造法 - Google Patents

L−カルニチンの製造法

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JPS6269995A
JPS6269995A JP20886285A JP20886285A JPS6269995A JP S6269995 A JPS6269995 A JP S6269995A JP 20886285 A JP20886285 A JP 20886285A JP 20886285 A JP20886285 A JP 20886285A JP S6269995 A JPS6269995 A JP S6269995A
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JP
Japan
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carnitine
genus
microorganism
acylcarnitine
producing
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JP20886285A
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Kiyoshi Nakayama
清 中山
Akiko Morita
森田 彰子
Yukie Ogawa
小川 幸江
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BIO-LE KK
Chuo Kaseihin Co Inc
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BIO-LE KK
Chuo Kaseihin Co Inc
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明Ho−アシルカルニチンを生化学的に加水分解し
てカルニチンを製造する方法に関するものである。本発
明によシ製造され心カルニチンに、脂肪酸代謝に関連す
るvlJ負としてビタミンBt  と呼ばれたこともあ
り、心臓疾患等に医薬として利用さnる有用な物質であ
る。従来・はDL体が医薬として使わfしてきたが、最
近ではL体が注目されてい/)(911えは、医学のあ
ゆみ、125巻、660頁、1982年)。
従来の技術 従来り一カルニテンの製法としてホ惺々の方法が知ら扛
ているが、L体をつくるには生化学的方法がすぐれてい
るため、最近いくつかのL−カルニン製造法が研究され
ていゐ。しかし、工業的には、それぞれ問題点をもって
おり、充分なものとにい\難い。本発l4I−3に関係
の深い方法について記すと、DL−カルニチ7r生化学
的に光学分割する方法としてコリンエステラーゼを用い
る方法が発表されている( Biotechno−1o
gy and Bioengineering26巻、
911頁、1984年)。その方法1−1、DL−カル
ニチンをアセチル化したものにデンキウナギのアセチを
加水分解してL−カルニチンをえるものでるる。しかし
、この方法で用いられるtn索にその起源のために極め
て局側なもので、その供給を限らγしるので工業的には
不満足なものといわざるをえない。
発明が解決しようとする問題と問題を解決する為の手段 本発明者らは上把したように従来のL−力ルニチン裂造
法が工業的製法として難点があるため、より効率的なL
−カルニチンの製法を確立すべく研究を重ねた。特にコ
リンエステラーゼを用いるDL−カルニチンの光学分割
の難点が酵素の給源、価格にろにとに注目し、安価な給
源として微生物をしらべた。その結果、従来全く知られ
ていなかった知見として、多くの微生物が0−アシルカ
ルニチンからカルニチンを生成する能力をもつことを見
いだして本発明を完成するに至った。
発明の効果、作用 本発明によれば、容易に合成しう、A、0−アシルカル
ニチンに微生物もしくにその酵素系を作用させることに
よりL−カルニチンをえることができる。
本発明に使用する微生物に、0−アシルカルニチンから
L−カルニチンを生成する能力のある微生物であれば微
生物の分類上の位置に無関係に使用できる。卯ち実施例
に示すようにシュterium )、アスペルギルス(
とP二区■凹)、ムコール(Mucor )、ノイロス
ポラ(N 13 Ll r o s −U」ヲ、ペニシ
リウム(Penicillium )、プノカルディア
(Nocardia ) 、アクチノプラネス(Act
inoplanes )  の各楓に梧する微生物が例
としてあげられる。
このような能力を有する微生物もしくにその処理物を0
−アシルカルニチンに接触反応せしめるとL−カルニチ
ンが生成する。本発明に使用する微生物菌体をえるため
の培養法は、通常の培養法によれはよく、特に説明を要
しないが、基質として用いるO−アシルカルニチンヲ含
有せしめた培地に微生物を生育させると転換活性の肯い
菌体をえることができる。固形培地、液体培地の何れも
が使用できる。このようにしてえた菌体を基質に作用さ
せてもよく、また1体抽出液、材製酊系標品、こnらの
固定化標品を作用させてもよい。また微生物菌体を培養
液から分けることなく、生育培養の培11こ基質を加え
て反応させてもよい。基質論度は、バッチ式、連続式の
倒れによるかによっても異るが、バッチ式では一般に媒
質中α1〜30%好ましくば(15〜10%程度で、連
続式でほこnよりや\濃度を低下させた方がよい。反応
は普通15〜60℃、好ましくは25〜40℃附近、p
H4〜10附近で行われる。反応時間は静置、攪拌、流
下等の手段あるいに酵素標品の形態、力価によって異っ
てくるので一様でにないが、バッチ法でに通常50分〜
72時間程度でろる。
反応が進行すると反応液中にカルニチンが生成してくる
。反応の進行ニ、例えばアセトニトリル:38%アンモ
ニヤ水:水(40:10:10)のMfi系で、セルロ
ース・プレート?用い薄層クロマトグラフィーを行い、
アンモニヤ性硝酸銀液の噴きでRf 15,7のスポッ
トの磁度の減少とRf  α42のスポットの礎度の増
大により追跡できる。またL−カルニチンの定tは、ペ
アンンらの方法(Method of 1!8n%ym
aticAnax781a  m2版、第4巷、175
8〜1771頁、1974年)により行う。反応終了後
、反応液をイオン交換樹脂のカラムにかけ、溶出、−縮
するなどの公知の方法でL−カルニチンに(ロ)収され
る。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1 グルコース1%、塩化アンモラムIL1%、肉エキス1
5%、ポリペプトン[15%、燐酸二カリQ、7%、燐
酸−カリ13%、硫酸マグネシウム(7水[) Q、 
01%、塩化ナトリウムα5%、硫酸第一鉄(7水塩J
(1001俤、アセテすルカルニテン1%の滅菌培地(
pH7,口〕を5dふくむ大型試験管に第1表に示した
。佃困を植菌して、26℃で96時間振とり培養し次。
培養g、5−から遠心分能によりえた1体會抗沖恢アセ
テルーDL−カルニチンクロライドケ10η/ atの
一度にふくむpH7,0の燐准竣備液α5−を加えて3
0℃で18時間振とり培養で反応させた結果第1表に示
した転換率でL−カルニチンが生成していた。
第 1 渦 工FO59242,4 バチルス・リケニホルミス (Bacillus 11ch6niformis)A
TCC!  14594            13
.7ATOO66557,5 バチルス・ズブチリス (Bacillus 5ubtilisJATC!0 
9466             1五4ブレビバク
テリウム・フスクム (Brevibacterium fuscum)IF
O121275,7 フラボバクテリウム・アクアテレ 実施例2 グルコース1%、塩化アンモニウムLL1%、燐酸−力
U [18%、燐酸二カリ12%、値際マグネシム(7
水塩)Q、01%、硫酸第一鉄(7水塩)[LOu1%
、塩化ナトリウム0.5%、肉エキスC1,5%、ポリ
ペプトン05%、酵母工千ス03%、アセチルカルニチ
ン1%の培地(pH6、0) 5−をふくむ大型試験管
に第2表に示したかびまたに酵母を植菌し、酵母では4
日間、かびでは7日間26℃で振とり培養後、集菌洗浄
した菌体r用いる他に実施例1と同様に実施した場合、
第2表に示した転換率(AJアセチルカルニチン、モル
%]でL−カルニナンカ生成していた。
第  2  表 アスペルギルス・フラツフ アスベルギルスーフラブス アスペルギルス・トキシカリウス ブレラ・アルバ 上rリ 11ソ2               1.
口ロドトルラ・ラクトーサ 実施例3 グルコース1 % 、fjL化ア/モニソム01係、g
4酸二カリZ5・、ら、燐は一カリ[125%、硫散マ
グネ/ウム(7水塩JCLO1%、硫酸第一鉄(7水廖
J[LIJO4%、塩化ナトリウム1llL5%、肉エ
キス05%、ポリベブトノ0.5%、酵母エキス0.3
%、7セナル力ルニチン1%の組成の培地(pH7,2
)をふくむ太ヲ〜(→濾−tvこ第3表ンて示した放線
L”4全イtm麦26℃で10日日間上り培養した。こ
の培養液から集菌、洗浄した菌体を用いるIt!lt/
′X、実施例1と同様に実施し念場合、第3表に示し九
転洟率(対アセチルカルニチン転換率モルqb)でL−
カルニチンが生成した。
第3表 アクチノプラネス・ミズウリエンシス (Actino  1anes  m1日5ourie
nsis)ATCIC445381,2 ノカルデイア・オリエンタリス (Nocardia orientalis)ATCI
Cl9795              1.2スト
レプトミセス・アンチビオチフス (Stre  tom ces  antibioti
cus)ATCC103821,6 ストレフトミース・ラベンジル− (二<nuyebs  1av3nuuxhe+ )エ
モ”O31772,6 ストレプトスボランギウム・ロゼオフラプス実施例4 実施例1の培地で、アセチルカルニチンの代りにブチリ
ルカルニチンを用いた培地20−をふくむ300−三角
フラスコにバチルス・ズブチリスATOC9466を植
菌して26℃で48時間振とう培養後遠心分離により菌
体を集め、これにブチリルカルニチンクロリド1%をふ
くむ*i俊 緩イ溝 液 (pH7,OJ+o  −全
 刀口 え て 30 ℃で20時間振とり反応させた
ところ反応液中にL−カルニチンが1.6η/dの製置
に生成した。
”特許出願人  パイオール株式会社 代衣者 中 山   清 中央化成品株式会社 代表者 水 島 喜三部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、O−アシルカルニチンを加水分解してL−カルニチ
    ンを生成する活性を有する微生物、もしくはこれに由来
    する酵素系を水性媒体中でO−アシルカルニチンに作用
    させL−カルニチンを生成させることを特徴とするカル
    ニチンの製造法。 2、使用する微生物がシュードモナス(¥Pseu−d
    omonas¥)属、バチルス(¥Bacillus¥
    )属、ブレビバクテリウム(¥Brevibacter
    ium¥)属、フラボバクテリウム(¥Flavoba
    cterium¥)属、アスペルギルス(¥Asper
    gillus¥)属、ムコール(¥Mucor¥)属、
    ノイロスポラ(¥Neurospo−ra¥)属、ペニ
    シリウム(¥Penicillium¥)属、ブレラ(
    ¥Bullera¥)属、ロドトルラ(¥Rhodo−
    torula¥)属、ストレプトミセス(¥Strep
    to−myces¥)属、ストレプトスポランギウム(
    ¥Streptosporangium¥)属、ノカル
    ディア(¥Nocardia¥)属、アクチノプラネス
    (¥Acti−noplanes¥)属の何れかの属の
    微生物である特許請求範囲第1項記載の製造法。
JP20886285A 1985-09-24 1985-09-24 L−カルニチンの製造法 Granted JPS6269995A (ja)

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JPS6269995A true JPS6269995A (ja) 1987-03-31
JPH0545235B2 JPH0545235B2 (ja) 1993-07-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011160730A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Tottori Univ アセチルコリンエステラーゼ遺伝子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011160730A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Tottori Univ アセチルコリンエステラーゼ遺伝子

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