JPS6269829A - 吸着加撚紡績装置 - Google Patents

吸着加撚紡績装置

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JPS6269829A
JPS6269829A JP20490085A JP20490085A JPS6269829A JP S6269829 A JPS6269829 A JP S6269829A JP 20490085 A JP20490085 A JP 20490085A JP 20490085 A JP20490085 A JP 20490085A JP S6269829 A JPS6269829 A JP S6269829A
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Akiji Anahara
穴原 明司
Shigeru Muramatsu
茂 村松
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/04Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by contact of fibres with a running surface
    • D01H4/16Friction spinning, i.e. the running surface being provided by a pair of closely spaced friction drums, e.g. at least one suction drum

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、吸着加撚紡績装置において開繊された繊維
を多孔ローラ表面上に吸着させ、無孔ローラとの間で加
撚する多孔ローラの通気孔に間するものである。
従来の技術 通気性をもつ通気ローラ(31)表面に開繊された繊維
を吸着させ、この通気ローラ(31)を回転しつつ前記
吸着繊維を通気ローラ(31)より軸方向に、引き出す
ことによって吸着繊維を加燃しつつ紡出せしめることは
、例えば特開昭52−12338 (第14〜16図)
によって知られている。また、二つの回転体があり、一
つの回転体(33)が最も近接した隙間へ進入する方向
に回転し、他方の回転体(32)が出る方向に回転し、
ローラ軸線に沿った樹状空間Q内へ供給される繊維に撚
りをかけ、糸を製造する方法であって楔状空間Qへ繊維
を供給する繊維供給ダクト(34)はいくらかの繊維が
直接形成されつつある糸の上に落下するようにし、しか
も楔状空間で多孔ローラの側に向かって多くの繊維を方
向づけるよう、繊維排出口(35)を多孔ローラ(33
)側に偏して配置させているものは、例えば特開昭57
−183421 (第12図、第13図)で知られてい
る。
また、特開昭54−160831  (第17図〜第1
9図)においては、その第17図のように、開繊ローラ
によって開繊された繊維は、繊維供給通路内で発生され
た空気流により同方向に回転し、多(の通気孔を有する
二つの双曲線体のシーブドラムの間に形成された最小間
隙に向かって送られ、両方の双曲線シーブドラムの最近
接位置近くに設けたドラム内側にある排気装置によりド
ラム表面に付着され、糸として撚り合わされるが、供給
ボビンから搬送機構で引き出される芯糸の周囲に繊維は
撚り合わされ糸を形成する。第18図では、第17図で
いうシーブドラムの代わりに一方が多くの通気孔を有す
る円筒形のドラム、他方が隣接する円筒形ドラムに適合
させられた多くの通気孔を有する双曲線体としたもので
ある。この組合せ回転体の最近接位置近くの内側に設け
た排気装置によりドラム表面に開繊され飛走してきた繊
維が付着され、糸として撚り合わされる。
発明が解決しようとする問題点 このような従来技術においては、例えば特開昭52−1
2338においては繊維供給ダクト(34)内への空気
送り込みは行わず、開繊ローラの回転による遠心力だけ
で繊維の離脱を行い、多孔ローラ側の吸気流によって通
気ローラ(31)表面に繊維を吸着させているが、この
繊維を吸着させるためのダクト(34)と通気ローラ(
31)表面との隙間、吸引パイプ(36)と通気ローラ
(31)との隙間から空気が進入し、吸引空気量を多く
必要とし、繊維の吸着効率が悪い。
また、特開昭57−183421にあっては多孔ローラ
(33)とは別に繊維供給ダクトからの繊維をローラの
長手方向に方向づけるために吸引装置を設は吸引するの
で、多孔ローラ(33)と繊維との摩擦力が弱まり、加
撚効率が降下するとともにダクト(34)とローラ間と
の隙間から空気が進入しやすく、多孔ローラ(33)へ
の吸着効果が悪い。
さらに、特開昭54−160831の場合などでは双曲
線体シーブドラム又は円筒ドラムが高速回転しているた
め、ドラムの通気孔からドラム内側の排気装置への通気
性が悪く、必要な通気量を得るための排気装置内の空気
圧力をより下げなければならない。また、そのための方
法として吸気源での吸引力を太き(する必要があり、消
費動力を一層太き(するきらいがあった。
問題点を解決するための手段 本発明においては開繊された繊維の方向を揃えるととも
に引き伸ばし加撚部に給送し、加撚部へ集束した繊維が
多孔ローラ表面へより強く吸着され、大きな摩擦力を得
て加撚されることにより、多孔ローラ内の吸引パイプの
吸引効率を高め加撚効率を向上させ、繊維の方向の揃っ
た均斉な強い糸を製造するようにしており、多孔ローラ
の通気孔直径および開孔率を同一とした条件のもとで、
多孔ローラ回転中の通気性をよりよくして、吸引に必要
な吸気源の消費動力を減少させることを目的としている
この目的達成のために、本発明においては繊維供給装置
の繊維通路内にノズルを設け、かつ、ノズル外周より圧
縮空気を噴出して繊維を繊維供給ダクトから加撚ローラ
の一方の多孔ローラに吸着させるとともに、この多孔ロ
ーラの通気孔の方向を、多孔ローラの軸方向よりみたと
き、多孔ローラの内壁面側が外壁面側の位相より回転方
間に先行してあけるようにした。
そして、両ローラの軸方向より見たとき、開繊ローラ外
周と糸形成部分を結ぶ繊維通路の中心軸線延長線と両ロ
ーラにより形成された楔状空間の糸形成線とのなす角度
αが糸形成線に対し鋭角で交差するようにし、その繊維
通路の一部分にノズルを設け、このノズル内を繊維が気
流とともに通過し、ノズル外周部には繊維供給ダクト内
壁面の長手方向に沿って圧縮空気を噴出せしめるように
した。
また、この装置において多孔ローラ内部にある吸引パイ
プの吸引口と、繊維供給ダクトの繊維排出口とが多孔ロ
ーラ長手方向で、多孔ローラの通気孔を間に挟んで、は
ぼ同位置に対向させるようにした。
作   用 本発明は、このような構成となっているので、開繊ロー
ラにより開繊された繊維は、ノズルを経て繊維供給ダク
トに導かれ、ここで、さらにノズル外周部よりの圧縮空
気の噴出によって繊維供給ダクトで形成される繊維通路
を通過し、繊維排出口に到る。このとき加撚ローラの一
方をなす多孔ローラ内部の吸引パイプに長孔があけられ
、この多孔ローラの母線にほぼ平行な長孔で、しかも、
前記繊維排出口に対向して設けられているので、多孔ロ
ーラ表面へ伸ばされた状態で飛走してくる繊維は折り曲
げられることなく付着される。同時に、同じくこれに沿
ってほぼ平行に設けられた前記長孔での吸引作用により
、母線にほぼ平行な状態で吸着作用に変わり繊維が多孔
ローラ表面に受は取られる。
ここで、多孔ローラの表面上にあり、糸引出しローラ側
へ引き出される糸の端近くに付着した繊維は、前記糸引
出しローラ側へ巻き取られる糸の端に絡み付き、さらに
この糸形成の初期の状態にある繊維集束は多孔ローラと
無孔ローラにより転勤され、両ローラの摩擦力を受け、
形成初期の糸に転がり力を与え、撚り込みを助長しなが
ら糸形成をし、巻き取りローラへ糸として巻き取られる
こととなる。
開繊ローラの軸直角断面図、すなわち第1図を見たとき
開繊ローラ外周とノズル中心を結んで出来る繊維通路中
心軸線と、多孔ローラと無孔ローラにより形成された楔
状空間の糸形成線との交差角αを鋭角とすることにより
、開繊ローラを離脱した開繊繊維は、繊維通路の一部分
に設けたノズルの外周部より繊維供給ダクト内壁面の長
手方向に沿って噴出される圧縮空気により引き伸ばされ
多孔ローラ表面に折り曲げられることなく吸着され糸端
に撚り込まれ糸として引き出される。
また、第2図に示すように糸引出しの側から見たとき、
すなわち加撚ローラを構成する多孔ローラ、無孔ローラ
の軸方向から見て、多孔ローラと無孔ローラの表面で作
られる楔状空間に開繊された繊維は給送され、ここで糸
引出しローラ側へ引き出される糸端に絡みつき、多孔ロ
ーラ周面と無孔ローラの周面でFJ擦力が与えられ、撚
りかけが行われ糸が形成される。
この多孔ローラへの繊維吸着をよくして加撚効率を高め
るために、繊維排出口を前記楔状空間内で、多孔ローラ
側の方向に指向させることが可能となり、そして、多孔
ローラの通気孔を従来のような放射状ではなく、多孔ロ
ーラの軸方向よりみたとき、多孔ローラの内壁面側が外
壁面側より回転方向に先行せしめたので、多孔ローラに
吸着される繊維は、少量の吸気でも、多孔ローラに繊維
を確実に吸着させる。このようにして多孔ローラに吸着
された繊維が引出し糸形成線上にある糸端に絡み付き転
動し糸として加撚され、強力な糸形成が行われる。
実施例 本発明を実施した第1図〜第4図に基づいて説明する。
第3図において(1)は支持台で、この支持台(1)に
は2個の嵌合孔(2)(3)が隣接して形成され、一方
の嵌合孔(2)には円筒状の支持筒(4)がその基端に
取り付けられている。
また他方の嵌合孔(3)には、支持筒の役割を兼ねた円
筒状の吸引パイプ(5)が挿通固着されている。この吸
引パイプ(5)はその基端が吸気源(図示してない)に
接続されるとともに、支持筒(4)に隣接する位置には
長手方向に沿って延びる幅狭い吸引口(5a)が形成さ
れている。そして前記支持筒(4)には軸受(6)が取
り付けられ回転軸(8)が嵌着固定されている。また、
吸引パイプ(5)はその先端内径が小径に形成され、そ
の小径部には軸受(7)を収容するハウジング(7a)
が嵌着されており、軸受(7)には回転軸(9)が嵌着
固定されている。
そして、一方の回転軸(8)の突出端には加撚ローラと
しての無孔ローラ(10)が前記支持筒(4)の外周に
沿って回転可能に基端取り付は部(11)において固着
されている。無孔ローラ(lO)はその外周面にポリウ
レタン等の弾性材からなる被覆部材(10a)が接着さ
れている。
また、他方の回転軸(9)の突出端には加撚ローラとし
ての多孔ローラ(12)が前記吸引パイプ(5)の外周
に沿い基端取り付は部(13)において固着されている
。基端取り付は部(11)(13)において駆動ベル)
(14)に圧接されることにより、無孔ローラ(10)
、多孔ローラ(12)が同方向に回転されるようになっ
ている。
前記無孔ローラ(10)および多孔ローラ(12)の−
例には、両ローラ(10)  (12)が近接して形成
される楔状空間Qと対応する形状に先端部の形成された
繊維供給ダクト(15)を存する繊維供給袋!(1B)
が、楔状空間Qと対向する状態に配設されている。そし
て、繊維供給ダクト(15)の上流側には開繊ローラ(
19)が高速回転可能に配設され、溝付きローラ(20
)と、スプリング(21)により溝付きローラ(20)
に押圧付勢されるブレフサ(22)との作用により供給
されるスライバ(23)を開繊して繊維通路(16)へ
送り込むようになっている。この繊維通路(16)へ送
り込まれた繊維は繊維通路(16)の中間部に取り付け
られたノズル(17)の内部に入る。
ノズル(17)の外周から繊維供給ダクト(15)の内
壁面の長手方向に沿って圧縮空気を噴出させることによ
り、ノズル(17)の内部から出る繊維を引出し、繊維
供給ダク)(15)へ送り込む。繊維供給ダクト(15
)の繊維排出口から繊維は排出され、多孔ローラ(12
)の表面に付着される。
この場合、繊維の流れる繊維通路(16)の断面形状は
、開繊ローラ(19)に近い上流では長方形断面であり
、ノズル(17)の噴出部付近では円形断面、そして下
流の繊維供給ダクト(15)の繊維排出口は多孔ローラ
(12)の母線に沿った長孔となっており、多孔ローラ
(12)内部にある吸引パイプ(5)の長孔(5a)と
ほぼ同位置にある。
このときの繊維通路(16)の中心軸線と、糸Yを引き
出す方向すなわち糸形成線YLとの交差する角度αを鋭
角とし、繊維供給装置(18)の上方には糸引出しロー
ラ(24)と巻取り装置(25)とが配置されている。
繊維通路(16)の中心軸線の延長線上にある繊維供給
ダク1−(15)の繊維排出口を可能な限り多孔ローラ
(12)に近接せしめるとともに、繊維供給ダク)(1
5)の壁面を多孔ローラ(12)、無孔ローラ(10)
の外周に接近させ、繊維供給ダクト(15)外から空気
を流入させないようにし、かつ、繊維排出口の長孔を多
孔ローラ(12)の内側にある吸引パイプ(5)の吸引
口(5a)を形成する長孔と対向させることが必要とな
ってくる。
そして吸引口(5a)より吸引される気流により、多孔
ローラ(12)外周に繊維は吸着されるが、このとき多
孔ローラ(12)を軸方向よりみたときの多孔ローラ(
12)の通気孔(12a)は内壁面側が外壁面側の位相
より回転方向に先行して、斜めにあけられるようにした
本発明はこのような構造であるが、スライバ(23)が
溝付きローラ(20)とブレフサ(22)との協動作用
により、一定速度で開繊ローラ(19)に供給される。
この供給されたスライノ\(23)は開繊ローラ(19
)により開繊され、繊維通路(16)へ送り込まれる。
繊維通路(16)に送り込まれた繊維は、繊維通路(1
6)の中間部に取り付けられたノズル(17)の内部に
入り、ノズル(17)の外周から繊維供給ダクト(15
)の内壁面の長手方向に沿って圧縮空気を噴出させるこ
とにより、ノズル(17)の内部から出る繊維を引出し
、繊維供給ダクト(15)へ送り込む。
繊維がノズル(17)内部から圧縮空気により引き出さ
れるときに、繊維は引き伸ばされる。この引き伸ばされ
た繊維は繊維供給ダク)(15)の繊維排出口より排出
され多孔ローラ(12)の表面に吸着される。
そして繊維通路の軸線Z−Z [ノズル(17)の中心
線にほぼ一致する〕と糸形成線YLとの交差角αが鋭角
(実験によればα=10”〜45″のとき好ましい糸の
強力が得られた)となっていることにより、繊維通路(
16)内のノズル(17)より繊維が引き出されるとき
、引き伸ばされた繊維が折り曲げられることなく多孔ロ
ーラ(12)の表面の所定位置に吸着される。
ここにおいて吸引パイプ(5)の吸引口(5a)と繊維
供給ダクト(15)の繊維排出口とがローラ長手方向に
多孔ローラ(12)を介在して、はぼ同位置にあること
が多孔ローラ(12)表面に吸着する繊維を折り曲げる
ことがなく、多孔ローラ(12)への繊維の吸着を的確
に行わしめる。
多孔ローラ(12)を軸方向より見たとき、多孔ローラ
(12)の通気孔(12a)は内壁面側が外壁面側の位
相より先行して、斜めにあけられていることにより、通
気孔(123)での空気抵抗を少なくすることが出来る
。したがって吸気源での吸気圧を軽減することが出来る
ようになった。
そして、多孔ローラ(12)の所定位置に平行で、かつ
均斉に吸着された繊維は、吸引パイプ(5)での吸引作
用と繊維通路(16)外周にあるノズル(17)から噴
出される圧縮空気とにより多孔ローラ(12)表面へ強
(吸着され、多孔ローラ(12)表面で形成されつつあ
る糸端の繊維に、給送され付着された繊維が絡みつき糸
が形成される。
このようにして糸に絡み付いた糸形成初期の繊維は、多
孔ローラ(12)表面に吸着し、無孔ローラ(lO)の
表面に接し、両ローラの同方向回転により糸Yを形成す
るための撚りかけ摩擦力が付与される。
このように両ローラの摩擦力によって形成されつつある
糸が両ローラの軸方向と平行な線を回転軸心として転勤
され加撚され、引出しローラ(24)により糸Yとして
引き出され、巻取り装置(25)により糸パフケージP
として巻き取られる。
発明の効果 本発明は、以上の構成作用からなり、ノズル外周から圧
縮空気を噴出させ、繊維を環状に包囲し送るので、繊維
供給ダクトの壁面に繊維の触れることが少なく、また、
開繊ローラ外周と糸形成部分を結ぶ繊維通路の角度αが
糸形成線に対し鋭角で交差しているため、吸引パイプの
吸引作用により多孔ローラの表面に堆積した繊維は折れ
曲がりがなく、しかも均斉であり、均斉な強い糸を製造
することが出来る。
また、多孔ローラ内部にある吸引パイプの吸引口と、繊
維供給ダクトの繊維排出口とが、多孔ローラ長手方向に
ほぼ同位置にあることにより、また、繊維の飛走方向と
多孔ローラ内吸引口へ空気流を導く多孔ローラの通気孔
の方向とが、同方向に傾斜してあけられていることによ
り、多孔ローラの通気孔での空気抵抗を少な(すること
が出来、通気効率がよく、吸引パイプ内に気流をつくる
吸気源での消費動力をも軽減することが出来る。しかも
多孔ローラ表面に均斉な繊維の吸着堆積をさせることが
出来、吸引パイプからの吸引エネルギーも無駄がなく有
効に作用する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は、本発明の実施例を示すもので、第1
1は本発明装置要部の正面図、第2図はその平面図であ
る。また第3図は、多孔ローラ、無孔ローラを軸方向断
面にて示したもので、第2図のS−8線での切断面図で
ある。さらに第4図は、第3図のR−R線での切断面図
で、多孔ローラ、無孔ローラの横断面図である。また、
第5図〜第11図は繊維通路の横断面を示したもので、
第1図におけるU−U断面を第5図に、V−V断面を第
6図に、W、−W、断面を第7図に、W2−W、断面を
第8図に、W、W、断面を第9図に、繊維排出口となる
X−X矢視図を第10図に、そして第11図に繊維通路
の軸線Z−Z断面を示す。 また、第12図〜第19図は、従来技術の例を示すもの
で、第12図、第13図は繊維を加撚ローラの軸線の方
向に吸引し、給送繊維の引き揃えを行うようにし、加撚
ローラに付着した繊維を引き出すようにした技術につい
ての側面図とその加撚ローラ部横断面を示した図で、第
14図〜第15図は通気ローラへ直接糸引き出し方向と
平行に繊維を給送するようにした技術についての側面図
およびその横断面図で、第16図は、第15図の場合の
繊維供給ダクトの一部を変形し、摩擦ローラを設けた場
合の横断面図である。また、第17図〜第19図は、双
曲線体シープドラムを用いて紡績する方法の要部を示し
たもので、第17図は、一対の双曲線体のシーブドラム
を用いたときの正面図、第18図は、双曲線体の多孔ロ
ーラと円筒形の多孔ローラとの組合せの場合の正面図、
第19図は、上記ローラの一部を横断面にて示した図で
ある。 4: 支持筒     15:ta維供給ダクト5: 
吸引パイプ   16: 繊維通路5a;吸引口   
  17: ノズルlO; 無孔ローラ   18:繊
維供給装置12: 多孔ローラ   19: 開繊ロー
ラ12a:通気孔     20: 溝付きローラ14
: 馬区動ベルト   22: プレッサ23: スラ
イバ 24: 引出しローラ 25: 巻取りローラ P: 巻取りパッケージ Y:糸 YL:糸形成線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)開繊ローラにより開繊された繊維が、隣接して配
    設され同方向に回転する一対の加撚ローラの外周面によ
    り形成される楔状空間で、前記加撚ローラに吸着された
    状態で加撚作用を受け、糸として紡出される吸着加撚紡
    績装置において、繊維供給装置の繊維通路内にノズルを
    設け、かつ、ノズル外周より圧縮空気を噴出して繊維を
    繊維供給ダクトから排出し、加撚ローラを構成する一方
    の多孔ローラに吸着させ、この多孔ローラにおける通気
    孔の方向を、多孔ローラの軸方向よりみたとき、多孔ロ
    ーラの内壁面側が外壁面側の位相より、回転方向に先行
    してあけられたことを特徴とする吸着加撚紡績装置。
JP20490085A 1985-09-16 1985-09-16 吸着加撚紡績装置 Expired - Lifetime JPH0699852B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112708942A (zh) * 2019-10-24 2021-04-27 中国石油化工股份有限公司 聚丙烯腈基碳纤维原丝的制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112708942A (zh) * 2019-10-24 2021-04-27 中国石油化工股份有限公司 聚丙烯腈基碳纤维原丝的制备方法
CN112708942B (zh) * 2019-10-24 2022-07-12 中国石油化工股份有限公司 聚丙烯腈基碳纤维原丝的制备方法

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