JPH07111008B2 - 吸着加撚紡績装置 - Google Patents

吸着加撚紡績装置

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JPH07111008B2
JPH07111008B2 JP2700887A JP2700887A JPH07111008B2 JP H07111008 B2 JPH07111008 B2 JP H07111008B2 JP 2700887 A JP2700887 A JP 2700887A JP 2700887 A JP2700887 A JP 2700887A JP H07111008 B2 JPH07111008 B2 JP H07111008B2
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fiber
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outlet
yarn
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JP2700887A
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明司 穴原
将嘉 坪井
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株式会社豊田自動織機製作所
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/04Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by contact of fibres with a running surface

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は開繊ローラにより開繊された繊維が、隣接し
て配設され同方向に回転する一対の加撚ローラの外周面
に形成される楔状空間で、少なくとも前記一方の加撚ロ
ーラに吸着された状態で加撚作用を受け、糸として紡出
される吸着加撚紡績装置に係り、詳しくは開繊された繊
維を吸着加撚部へ給送する繊維通路に特徴を有する吸着
加撚紡績装置に関するものである。
(従来の技術) この種の吸着加撚紡績装置において、紡出糸の糸強力を
高め糸外観を均斉にするためには、吸着加撚部上に開繊
繊維が伸びた状態でかつ強く圧接された状態で堆積する
ことが好ましい。この目的を達成する従来装置として特
公昭和57−59328号公報には第13図に示すように、開繊
装置41により開繊された繊維を糸形成部に案内する繊維
供給ダクト42の多孔ローラ43と対向する部分に吸引ダク
ト44を連通させ、該吸引ダクト44の吸引作用により繊維
供給ダクト42の終端において紡出糸の軸線すなわち多孔
ローラ43の軸線にほぼ平行な空気流が繊維に作用するよ
うにした装置が開示されている。また、特公昭60−5440
8号公報には第14図に示すように、繊維供給ダクト42の
途中に一対の圧縮空気噴射部45を設け、該噴射部45から
噴射される圧縮空気により繊維供給ダクト42内にその出
口部42aに向う空気流を生じさせるようにした装置が開
示されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記従来装置のうち前者においては吸引ダク
ト44の吸引作用により糸形成に有効な繊維が吸引ダクト
44に吸引されてしまい、繊維の損失が大きくなるばかり
でなく、供給ダクト出口方向への気流との分岐点となる
箇所に繊維が堆積しやすく、堆積した繊維が塊りとなっ
て紡出糸に撚り込まれ、スラブが発生しやすいという問
題がある。また、後者においては圧縮空気噴射部45から
噴射される圧縮空気は吸引ダクト44内に対して局部的に
強く作用するため、吸引ダクト44内の気流が乱れやすい
という問題がある。
これらの不都合を解消するため、本願出願人は先に第15
図に示すように開繊ローラ46外周と糸形成部を結ぶ繊維
通路の途中にノズル47を配設し、ノルズ47の外側から繊
維供給ダクト42の内壁面の長手方向に沿って圧縮空気を
噴出するようにした装置を提案した(特願昭60−176266
号)。この装置においては噴出された圧縮空気の作用に
より開繊繊維が伸びた状態でかつ噴出気流に囲まれた状
態で繊維供給ダクト42内を飛走して加撚部に吸着堆積さ
れ、糸強力の大きな糸が得られる。ところが、この装置
では、前記供給ダクト42内を飛走する繊維にはその出口
部付近で第16図に示すように、ノズル47の外側からの噴
射空気流による力f1と、多孔ローラ43の内部に配設され
たパイプの吸引作用による力f2とを合成した力fが作用
し、しかも、ノズル47はその軸線が繊維供給ダクト42の
出口部の中心と交差するように配設されているため、第
17図に示すように、糸引き出し方向に偏った状態で加撚
部に堆積する。そのため、糸強力の大きな糸を得るため
に必要な加撚部への繊維の堆積をできるだけ均一にしか
も長くするという条件を十分満足させることができな
い。繊維の堆積を長く分布させるためには、出口部42a
の長さを長くし、これに対応して吸引口の長さを長くす
ればよい。しかし、吸引口の長さを長くするとその開口
面積が増加して吸引空気量が増加し、吸引装置の動力消
費が増加するという不都合がある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 前記の問題点を解決するため第1発明においては、開繊
ローラ外周と糸形成部分を結ぶ繊維通路の途中にノズル
をその軸線と糸形成線とのなす角度(α)が鋭角とな
り、前記ノズルの上流側の繊維通路内の気流が全て該ノ
ズル内を通過するように配設し、前記ノズルの外側には
繊維供給ダクト内壁面の長手方向に沿って圧縮空気を噴
出せしめる噴射部を設け、前記ノズルの軸線と繊維供給
ダクト出口部との交点をP、繊維供給ダクト出口部の糸
引出し側内端からPまでの距離をl2、該出口部の反糸引
出し側内端からPまでの距離をl1としたとき、l1<l2
なるように繊維供給ダクトを形成した。
また、第2発明においては前記第1発明の構成に加え
て、繊維供給ダクト出口部の内側長さをl、出口部の外
側長さをL0、吸引パイプの吸引口の長さをLとしたと
き、l≦L<L0の関係を満たし、かつ前記吸引口が繊維
供給ダクト出口部外側面より内側となるように吸引パイ
プを形成した。
(作用) この発明においては開繊ローラで開繊されて繊維通路内
に導かれた繊維は繊維供給ダクト内へ噴出される圧縮空
気の作用によりノズル内を通って伸びた状態となって繊
維供給ダクト内をその出口部へ向かって飛走する。そし
て、ノズルの軸線と繊維供給ダクト出口部との交点が出
口部の中央より反糸引出し側へ偏っているため、繊維供
給ダクト内を飛走する繊維は繊維供給ダクト出口部付近
において、前記噴出気流と吸引パイプとの両者の作用を
受けて加撚部に長くしかも均一に分布した状態で堆積す
る。堆積した繊維は両ローラの加撚作用を受けつつ糸引
出し方向に引出される糸の端に絡み付き糸を形成する。
また、第2発明においては前記作用のほかに、吸引パイ
プの吸引口からの吸引作用が繊維供給ダクトに対して効
率的に及び、同じ吸引作用を得る場合に吸引装置の動力
消費が少なくてすむ。また、同じ動力消費では繊維の吸
着力が増大し、加撚力と繊維配向度が良くなり糸品質が
向上する。
(実施例) 以下この発明を具体化した一実施例を第1〜11図に従っ
て説明する。第1〜3図に示すように、支持台1には2
個の嵌合孔2,3が隣接して形成され、一方の嵌合孔2に
は円筒状の支持筒4がその基端において嵌着されてい
る。また、他方の嵌合孔3には支持筒の役割も兼ねた円
筒状の吸引パイプ5が挿通固着されている。吸引パイプ
5はその基端が吸気源(図示せず)に接続されるととも
に、前記支持筒4に隣接する位置には長手方向に沿って
延びる幅狭の吸引口5aが形成されている。前記支持筒4
には軸受6を介して回転軸7が回転自在に支持されてい
る。また、吸引パイプ5はその先端内径が小径に形成さ
れ、その小径部には軸受8aを収容したハウジング8が嵌
着されており、軸受8aには回転軸9が嵌着固定されてい
る。
一方の回転軸7の突出端には筒状に形成された加撚ロー
ラとしての無孔ローラ10が、前記支持筒4を覆うととも
にその外周面に沿って回転可能に、その基端取付部11に
おいて固着されている。無孔ローラ10の外周面にはポリ
ウレタン等の弾性材からなる被覆部材10aが接着されて
いる。また、他方の回転軸9の突出端には同じく筒状に
形成された加撚ローラとしての多孔ローラ12が、前記吸
引パイプ5を覆うとともにその外周面に沿って回転可能
に、その基端取付部13において固着されている。そし
て、前記基端取付部11,13において駆動ベルト14に圧接
されることにより、無孔ローラ10及び多孔ローラ12が同
方向に回転されるようになっている。
前記無孔ローラ10及び多孔ローラ12の一側には両ローラ
10,12の外周面により形成され糸形成部を構成する楔状
空間Qと対応する形状に先端部が形成された繊維供給ダ
クト15を有する繊維供給装置16が、楔状空間Qと対向す
る状態に配設されている。繊維供給ダクト15の上流側に
は開繊ローラ17が高速回転可能に配設され、溝付きロー
ラ18と、スプリング19により該溝付きローラ18に押圧付
勢されるプレッサ20との作用により供給されるスライバ
21を開繊して繊維通路22へ送り込むようになっている。
また、前記繊維供給装置16の上方には引出しローラ23と
巻取装置24とが配設されている。
開繊ローラ17の外周と糸形成部を結ぶ繊維通路22の途中
には、ノズル25がその軸線と、糸Yの引出し方向すなわ
ち糸形成線YLとのなす角度αが鋭角となるように配設さ
れている。ノズル25より上流の繊維通路22の断面形状
は、開繊ローラ17に近い位置では第5図に示すように長
方形状であり、ノズル25が配設された部分では第6図に
示すようにノズル25の内径と等しい直径の円形となって
おり、ノズル25の上流側の繊維通路内の気流が全て該ノ
ズル25内を通過するようになっている。
繊維通路の一部を構成する繊維供給ダクト15は第7図に
示すように、その基端部が円筒状に形成されるととも
に、ノズル25と同軸となるように配設され、第10,11図
に示すようにその出力部15aは若干絞られるとともに多
孔ローラ12の母線に沿った長孔となるように形成されて
いる。繊維供給ダクト15の基端前記ノズル25の外側には
繊維供給ダクト15の内壁面の長手方向に沿って圧縮空気
を噴射せしめる噴射部26が形成され、外部の圧縮空気源
(図示せず)と接続されている。
また、繊維供給ダクト15は前記ノズル25の軸線と出口部
15aとの交点をP、出口部15aの糸引出し側内端からPま
での距離をl2、出口部15aの反糸引出し側内端からPま
での距離をl1としたとき、l1<l2となるように形成され
ている。また、出口部15aの側壁は厚肉に形成され、そ
の内側長さをl、外側長さをL0、吸引パイプ5の吸引口
5aの長さをLとしたとき、l≦L<L0の関係を満たし、
かつ前記吸引口5aが出口部15a外側面より内側となるよ
うに吸引パイプ5が形成されている。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。プ
レッサ20と溝付きローラ18との協働作用により一定速度
で開繊ローラ17に供給されるスライバ21は開繊ローラに
より開繊され、繊維通路22内への送り込まれる。繊維通
路22内へ送り込まれた繊維は吸引パイプ5の吸引作用及
び噴射部26から噴射される圧縮空気の作用により生じる
気流に乗ってノズル25の内部を通って繊維供給ダクト15
への送り込まれる。繊維はノズル25内部から出るとき
に、引き伸ばされて互いに平行となる。そして、この引
き伸ばされて平行となった繊維は噴射部26から噴射され
た圧縮空気の作用により、繊維供給ダクト15の内壁面と
接触することなく出口部15aへ向かって飛走し、吸引パ
イプ5の吸引口5aと対向する多孔ローラ12の表面に吸着
堆積する。多孔ローラ12の所定位置に吸着された繊維
は、吸引パイプ5の吸引作用と、噴射部26から噴射され
る圧縮空気とにより多孔ローラ12の外周へ強く圧接さ
れ、多孔ローラ12と無孔ローラ10とのより大きな摩擦力
によって両ローラ10,12の軸心方向と平行な線を回転軸
心として転動されることにより加撚され、引出しローラ
23により糸Yとして引き出され、巻取装置24によりパッ
ケージとして巻取られる。
ノズル25の軸線と糸形成線YLとのなす角度αが鋭角(実
験データによればα=10゜〜45゜のときが好ましく、高
い強力の糸ができた。)となっているため、ノズル25か
ら繊維が引き出されるときに引き伸ばされて平行にされ
た繊維が折り曲げられることなく多孔ローラ12の表面の
所定位置に吸着される。繊維供給ダクト15内を飛走する
繊維は噴出気流と吸引パイプ5との両者の作用により、
ノズル25の軸線より糸引出し側へ偏った力を受ける。一
方、ノズル25の軸線と出口部15aとの交点Pから出口部1
5aの糸引出し側内端までの距離l2が交点Pから出口部15
aの反糸引出し側内端までの距離l1より大きくなるよう
に形成されているため、繊維供給ダクト15内を飛走する
繊維は吸引口5aと対向する多孔ローラ12の表面に第11図
に示すような分布で堆積し、強力が高く均斉な高品質の
糸を得るために好適な分布すなわち、糸引出し方向に沿
って均一にしかも長い範囲に亘る分布となる。この場
合、2l1=l2のときが最適の分布となった。
また、従来装置においては、吸引パイプ5の吸引口5aと
繊維供給ダクト15の出口部15aとの大きさに関してはあ
まり考慮されておらず、吸引口5aが出口部15aの外形よ
り大きいか、小さいかのいずれかであった。そして、大
きい場合には繊維供給ダクト以外の空気をも吸引するた
めの吸引空気量が増加して動力消費が増大し、小さい場
合には堆積繊維を多孔ローラに圧着する力が弱くなる。
この装置では、吸引口5aが出口部15aの内形以上でかつ
外形より小さく形成されているので、繊維供給ダクト15
の外側に対する吸引作用が繊維供給ダクト15の端面15b
により妨げられ、吸引パイプ5は繊維供給ダクト15内の
空気を効率良く吸引する。従って、吸引パイプに接続さ
れた吸引装置の動力消費が少なくなる。また、同じ動力
消費量であれば多孔ローラ12に対する繊維の吸着力が増
大し、加撚力と繊維配向度がよくなるため紡出糸の糸品
質が向上する。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではな
く、例えば、第12図に示すようにノズル25より上流側の
繊維通路22がノズル25の軸線に対して屈曲するように構
成してもよい。このように構成した場合には、角度αを
所定の値に保ったままで繊維供給装置16の前方と糸引出
し部との間の空間を大きくすることができ糸継ぎ等の作
業がし易くなるとともに、繊維供給装置16へのスライバ
21の送りがやり易くなる。
発明の効果 以上詳述したように、第1発明によれば繊維通路内に送
り込まれた繊維は噴射部からノズル外周に沿って噴出さ
れる圧縮空気の作用によりノズル内から引き伸ばされた
状態で繊維供給ダクト内へ導かれ、圧縮空気により環状
に包囲された状態で繊維供給ダクトの壁面に繊維が触れ
ることなく伸びた状態で出口部まで送られ、加撚ローラ
の表面に糸引き出し方向に沿って長くほぼ均一に堆積さ
れ、吸引パイプの吸引作用と前記圧縮空気の作用とによ
り堆積繊維が加撚ローラ表面に強く圧着された状態で加
撚作用を受けるため、均斉な強い糸を製造することがで
きる。また、第2発明では前記の効果に加えて、吸引パ
イプによる吸引作用が効率よく繊維供給ダクト内に及ぶ
ため吸引装置の動力消費が小さくなるという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜11図はこの発明を具体化した一実施例を示すもの
であって、第1図は第2図のA−A線断面図、第2図は
平面図、第3図は第2図のB−B線断面図、第4図は第
3図のC−C線断面図、第5図は第1図のD−D線断面
図、第6図は第1図のE−E線断面図、第7図は第1図
のF−F線拡大断面図、第8図は第1図のG−G線拡大
断面図、第9図は第1図のX矢視図、第10図は繊維供給
ダクト先端部の断面図、第11図は繊維の堆積分布を示す
図、第12図は変更例を示す縦断面図、第13図は従来装置
の断面図、第14図は別の従来装置の部分断面図、第15図
は別の従来装置の要部断面図、第16図は繊維供給ダクト
内の繊維に働く力の方向を示す概略図、第17図は繊維の
堆積分布を示す図である。 吸引パイプ5、吸引口5a、加撚ローラとしての無孔ロー
ラ10,同じく多孔ローラ12、繊維供給ダクト15、出口部1
5a、端面15b、開繊ローラ17、繊維通路22、ノズル25、
噴射部26、角度α、交点P、距離l1,l2、吸引口の長さ
L、出口部を内側長さl、出口部の外側長さL0、糸形成
線YL、糸Y。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開繊ローラにより開繊された繊維が、隣接
    して配設されて同方向に回転する一対の加撚ローラの外
    周面により形成される楔状空間で、少なくとも前記一方
    の加撚ローラに吸着された状態で加撚作用を受け、糸と
    して紡出される吸着加撚紡績装置において、 開繊ローラ外周と糸形成部を結ぶ繊維通路の途中にノズ
    ルをその軸線と糸形成線とのなす角度(α)が鋭角とな
    り、前記ノズルの上流側の繊維通路内の気流が全て該ノ
    ズル内を通過するように配設し、前記ノズルの外側には
    繊維供給ダクト内壁面の長手方向に沿って圧縮空気を噴
    出せしめる噴射部を設け、 前記ノズルの軸線と、繊維供給ダクト出口部との交点を
    P、繊維供給ダクト出口部の糸引出し側内端からPまで
    の距離をl2、該出口部の反糸引出し側内端からPまでの
    距離をl1としたとき、l1<l2となるように繊維供給ダク
    トを形成した吸着加撚紡績装置。
  2. 【請求項2】開繊ローラにより開繊された繊維が、隣接
    して配設され同方向に回転する一対の加撚ローラの外周
    面により形成される楔状空間で、少なくとも前記一方の
    加撚ローラに吸着された状態で加撚作用を受け、糸とし
    て紡出される吸着加撚紡績装置において、 開繊ローラ外周と糸形成部を結ぶ繊維通路の途中にノズ
    ルをその軸線と糸形成線とのなす角度(α)が鋭角とな
    り、前記ノズルの上流側の繊維通路内の気流が全て該ノ
    ズル内を通過するように配設し、前記ノズルの外側には
    繊維供給ダクト内壁面の長手方向に沿って圧縮空気を噴
    出せしめる噴射部を設け、 前記ノズルの軸線と繊維供給ダクト出口部との交点を
    P、繊維供給ダクト出口部の内側長さをl、該出口部の
    糸引出し側内端からPまでの距離をl2、出口部の反糸引
    出し側内端からPまでの距離をl1、出口部の外側長さを
    L0、吸引パイプの吸引口の長さをLとしたとき、l1
    l2、l≦L<L0の関係を満たし、かつ前記吸引口が繊維
    供給ダクト出口部外側面より内側となるように繊維供給
    ダクト及び吸引パイプを形成した吸着加撚紡績装置。
JP2700887A 1987-02-06 1987-02-06 吸着加撚紡績装置 Expired - Lifetime JPH07111008B2 (ja)

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