JPS59204927A

JPS59204927A - 紡績装置

Info

Publication number: JPS59204927A
Application number: JP59084248A
Authority: JP
Inventors: ハンス・ラ−シユ
Original assignee: W Reiners Verwaltungs GmbH
Current assignee: W Reiners Verwaltungs GmbH
Priority date: 1983-04-30
Filing date: 1984-04-27
Publication date: 1984-11-20
Also published as: US4601166A; GB8410182D0; FR2545109A1; CH662584A5; IT1177671B; FR2545109B1; GB2138848A; IT8448102A0; DE3315777A1; GB2138848B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は少なくとも１部分に紡績繊維から成る撚り光音
製造するための紡績装置であって、小孔を備えた回転ド
ラム゛とニップ形成部材とを有し、該ドラムの内部に、
ドラム軸線に対してほぼ平行に延びる少なくとも１つの
吸込み開口を備えた吸込み装置が配設されており、しか
も前記ニップ形成部材が吸込み開口に向い合ってドラム
の外側に配置されておシ、紡績繊維が該ニップ形成部材
内に飛動案内され、また製造された紡績糸がドラム軸線
に対してほぼ平行に引き出されている形式のものに関す
る。

従来の上記形式を有する紡績装置の欠点は、紡がれた糸
が不都合に不均一になり易くそれが特に細い糸において
は不利に目立つことである。太めの糸においてはその均
一性はその強度よりは問題とされないが、この公知装置
の小孔利きドラムではその非円形運動故に、糸がドラム
又はニップ形成部材と所望の均一な接触を行なうことが
できず、従ってこの点からも紡績結果は不十分なものと
なってしまう。

従って本発明の課題に、特に極めて細い糸の紡績時にも
その紡績結果を良好なものとすることである。

上記の課題は本発明によればニップ形成部材が、フレキ
シブルなジャケラＩ−ｉ有し縦軸線を中心に回転可能で
あるジャケット担体として形成されていることによって
解決された。

本発明による利点に、小孔全備えたドラム又はニップ形
成部材の、寸法、表面質、回転運動及び支承部に著しい
正確さを必要とすることなしに、良好な紡績効果が得ら
れることである。

本発明の有利な実施例は特許請求の範囲の各従属項に記
載したとおりである。

本発明では紡績作業中にフレキシブルなジャケットが小
孔を備えたドラムの方向へ吸い寄せられるが、該ジャケ
ットはドラムと全く接触しないか又はごく僅かに接触す
るだけである。

次に図々の実施例につき本発明を説明する。

図面上で符号１を付された紡績装置に多数の小孔”ｒ　
備えたドラム２を有し、このドラム２の内部には該ドラ
ム２の内壁４に向けられた吸込み開口５が形成されてい
る。

ドラム２の外壁６に対して距離を置いてかつその吸込み
開口５に向い合って、ニップ形成部材７が配置されてい
る。詳しく言うとこのニップ成形部材７ば、フレキシブ
ルなジャケット８を備えた回転可能な胴９として形成さ
れているスライ・々１２は駆動される引入れローラ１３
によって捕捉され、多数のニードルを備え該引入れロー
ラ１３より著しく大きな周速を有する開繊分離ローラ１
４に送られる。この開繊分離ローラ１４によってスライ
バ１２ｉ単繊維に分離され、この単繊維は繊維供給通路
１６を通って、ドラム２とジャケット８との各表面によ
って形成さ扛たニップ１７内に達する。繊維供給通路１
６Ｕこのニップ１７の入口せで延ばし配置され該通路１
６の開口１８はニップ１７内で終っている。この開口１
８はジャケット８に向いて開いている。繊維供給通路１
６の開口１８には更に、前記の小孔を有する１ラム２全
部分的に被いニップ１７内で終っているニジロン部１９
が配置されている。紡績作業中のドラム２の回転方向は
矢印２０で示されたように単繊維１５の運動方向と逆方
向である。胴９及びジャケット８の走行方向に１ラム２
の回転方向と逆方向である。

第３ｂから分るように小孔付きドラム２に一方端面が開
かれ他方端面がカバー２２によって閉じられている。こ
のカバー２２には、位！固定的な支承部２４内に片持式
に支承された軸２３が結合されている。軸２３の端部に
ば、ベルト２６によって回転せしめら扛るベルト車２５
が位置している。吸込み装置３に小孔付きドラム２の開
放端部から該１ラム同にそう人され、かつ位置固定的な
ホルダ２７によって所定の位置に保持されている。吸込
み導管２８はこの吸込み装置３と外部の排気機とを接続
している。

吸込み装置３の吸込み開口５の所に形成される吸込み負
圧と、吸込み開口５の幅と、ジャケット８の機械的応力
及び弾力性と、ドラム２から）１′ケツト８への距離と
は、紡績作業中にドラム２とジャケット８とが機械的に
接触することが防がれ同時に両部材と糸との接触が可能
であるように互いに適切に調節されている。吸込み開口
しはジャケット８の、糸１０に作用する部分すよりも幅
広であり（第２図）、即ち吸込み開１コ５が両方のニッ
プ１７，１７　　の端部を被うようになっている。

特に第３図から分るように胴９は、支承部３２．３３内
に支承された軸３１上に配設されている。軸３１の一方
端部に配置されたベルト車３４はベルト３５によって回
転され、その紡績作業中の回転は第１図の矢印３８の方
向である。フレキシブルなジャケット８はゴム弾性的な
材料から成っている。このジャケット８ば、胴９の上に
被覆されその各端部８′、８“を胴９の端面に固定され
たホースの形状を有している。胴９にねじ留められた２
つのフランジ３９゜４０によってジャケット８の各端部
８′、８“が胴９の端面に対して堅く締めつけられてい
る。従ってこの実施例では胴９の円筒状套壁部分が接着
剤等によってホースとしてのジャケラ！・８と結合され
ている訳ではない。これによって当該の装置の効果と延
いては紡績成果とが有利に助成される。

浮遊状態で送られて来る単繊糾゛１５はニップ内にまた
１部の単繊維はジャケットδ上に達し、そこから該ニッ
プ内に位置する紡ぎラインに達しそこで糸１０が形成さ
れ、この糸がローラ３６．３７によって連続的に引き出
される。

第４図の実施例ではニップ形成部材７′の小孔付きドラ
ム４１が、支承部４３．４４内に支承された軸４２上に
位置している。この軸４２の一部端部ニハ、ヘルド４６
によって回転されるベルト車４５が位置している。支承
部４３゜４４はフレーム４７十ｒ配設されている。軸４
２は穿孔形成され、それによって矢印４８の方向で圧縮
空気が回転クラッチ４９を介して、流体タンクとして形
成されたドラム４１内に供給される。制御可能な装置５
３によって調節可能な空気圧力に応じて、フレキシブル
なジャケラｈ５０がＰラム４１から離し上げられる。こ
のフレキシブルなジャケット５ｏｔａゴム弾性的彦拐別
から成っている。このジャケラ）５０ば、ドラム４１の
上に被覆されかつその各端部が１ラム４１の各端面に固
定されたホースの形状を有している。ドラム４１にねじ
留められた２つのフランジ５１．．５２！によって、こ
のホースと１、てのジャケラｌ−５０の各端部が該ドラ
ム４１の各！！ＩＬ５而に対して堅く締めつけられてい
る。この実施形では空気力による圧ノｆの大きさによっ
てジャケットの外径が規定されかつ同時に該套壁の弾性
が変えられる。これによって当該の紡績装置はより良好
に所望の紡績結果に適合せしめられ得る。

本発明は図示の実施例に限定されるものではない。糸１
０が、供給された紡績繊維からのみ形成される場合その
製品は単純なＥＯ−系である。これと異なり紡績時に摩
擦（紡ぎ）ラインに沿って別の糸又はフィラメントが供
給される場合その製品は、芯と該芯を取り囲むものとか
ら成り撚られて包み結ばれた紡績繊維を有ずＺ）結合糸
であるＯＥ　　−飾り糸として形成される。

図示の実施例の応用形として、小孔付き１゛ラムを繊維
供給の方向で、またニソゾ形成部Ａ２ヲ繊維供給の方向
とに反対方向に回転させることも考えられる。

ジャケットの内側を負荷するだめの制御可能な装置は第
４図の実施例においては、回転クラッチ４９と穿孔され
た軸４２と１′こ接続さ才また制御弁から成っている。

これによって流体圧力１はニップ形成部材の回転中に有
利に変化及び調、箭され得る。より単純に構成するため
には例・えばより簡単な遮断弁又は逆止め弁を大口弁と
して配置するとよい。この場合回転クラッチは不要とな
り、流体圧力の調節はニップ形成部材の停止状態におい
て行なわれなければならない。流体タンクとして形成さ
れたドラム自体は弾性的に撓み可能であり、それによっ
て所謂汲み上げ作業可能となっている。

ジャケットの内側を負荷するための装置の別の実施例と
しては、例えば車両用車輪の空気タイヤのような形式の
機械的拡開装置又は構造体の使用が考えられる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図に本
発明による紡績装置の略示横断面図、第２図は第１図の
部分拡大図、第３図は第１図の装置の縦断面図、第４図
に第３図の例に対する変化形を示す断面図である。１・・・紡績装置、２．４１・・・ドラム、３・・・吸
込み装置、４・・・内壁、５・・・吸込み開口、６・・
・外壁、７．　７’　・・・ニップ形成部材、８，５０
・・・ジャケラ）、８’　、　　８“・・・端部、９・
・・胴、１０・・・糸、１２・・・スライバ、■３・・
・引入れローラ、１４・・・開繊分離ローラ、１５・・
・単繊維、１６・・・繊維供給通路、１７．１７’　　
・・・ニップ、１８・・・開口、１９・・・エプロン部
、２０，３８，４８・・・矢印、２２・・・カバー、２
３，３１．４２・・・軸、２４．３２．　３３，４３．
４４・・・支承部、２５，３４．４５・・・ベルト車、
２６，３５．４６・・・ベルト、２７・・・ホルダ、２
８・・・吸込み導管、３６゜３７・・・ローラ、３９．
４−０．５１．５２・・・フランジ、４７・・・フレー
ム、４９・・・回転クラッチ、５３・・・装置

Claims

【特許請求の範囲】１　少なくとも１部分は紡績繊維から成る撚り糸を’ｌ
ＩＪ　！するための紡績装置であって、小孔を備えた回
転ドラムとニップ形成部材とを有し、該ドラムの内部に
、ドラム軸線に対してほぼ平行に延びる少なくとも１つ
の吸込み開口を備えた吸込み装置が配設されており、し
かも前記ニップ形成部材が吸込み開口に向い合ってドラ
ムの外側に配置されており、紡績繊維が該ニップ形成部
材内に飛動案内され、また製造された紡績糸がドラム軸
線に対してほぼ平行に引き出されている形式のものにお
いて、ニップ形成部材（７，７’　　）が、フレキシブ
ルなジャケラ）（８）ｋ有し縦軸線全中心に回転可能で
あるジャケット担体として形成されていることを特徴と
する、紡績装置２、　フレキシブルなジャケット（８）
がゴム弾性的な材料から成っている、特許請求の範囲第
１項記載の紡績装置。３、　ジャケット（６）が、胴（９）又はドラム（４１
）としての前記ジャケット担体の上に被覆され各端部が
当該の胴（９）又はドラム〔４１〕の各端面に固定され
たボースとして形成されている、特許請求の範囲第１項
又は第２項記載の紡績装置。４、　ニップ形゛成部材（７′　）が、ジャケット（５
０）の内面を負荷するだめの制御可能な装置（５３）を
有している、特許請求の範囲第１項から第３項までのい
ずれか１項記載の紡績装置。５、　ジャケラ）（５０）の内面を負荷するだめの制御
可能な装置（５３）が流体を使用するように形成されて
いる、特許請求の範囲第４項記載の紡績装置。６、　流体がドラム（４１）とジャケット（５０〕との
間のスリット内に送入される、特許請求の範囲第５項記
載の紡績装置。７　ニップ形成部材（７′　）のドラム〔４１〕が流体
タンクとして形成されている、特許請求の範囲第４項か
ら第６項筐でのいずれか１項記載の紡績装置。８、　ドラム（４１）がジャケット（５０）に向いた複
数の小孔を有している、特許請求の範囲第７項記載の紡
績装置。