JPS6269821A - 芳香族ポリエステル繊維の製造法 - Google Patents
芳香族ポリエステル繊維の製造法Info
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- JPS6269821A JPS6269821A JP60209314A JP20931485A JPS6269821A JP S6269821 A JPS6269821 A JP S6269821A JP 60209314 A JP60209314 A JP 60209314A JP 20931485 A JP20931485 A JP 20931485A JP S6269821 A JPS6269821 A JP S6269821A
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- JP
- Japan
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- aromatic polyester
- gas
- oxygen
- fiber
- containing gas
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- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01D—MECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
- D01D10/00—Physical treatment of artificial filaments or the like during manufacture, i.e. during a continuous production process before the filaments have been collected
- D01D10/02—Heat treatment
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/58—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products
- D01F6/62—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products from polyesters
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/78—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolycondensation products
- D01F6/84—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolycondensation products from copolyesters
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- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は高強度、高弾性率を有する芳香族ポリエステル
uA維の製造法に関する。
uA維の製造法に関する。
(従来の技術と問題点)
近年、芳香族ポリエステルの中で溶融時に異方性を有す
るものを溶融紡糸することにより、高強度、高弾性率繊
維を製造し得ることが明らかになってきた。この方法は
溶剤を使用しない点や、既知の紡糸装置を使用できるな
ど様々な利点を有している。
るものを溶融紡糸することにより、高強度、高弾性率繊
維を製造し得ることが明らかになってきた。この方法は
溶剤を使用しない点や、既知の紡糸装置を使用できるな
ど様々な利点を有している。
かかる繊維は、溶融紡糸するのみで高配向、高結晶性の
繊維を形成するが、これを熱処理することにより、強度
、弾性率がさらに向上することが知られている。
繊維を形成するが、これを熱処理することにより、強度
、弾性率がさらに向上することが知られている。
例えば、特公昭55−2,0008号公報には窒素ガス
等の不活性気体雰囲気下で熱処理する方法が記載されて
いる。しかしながら、処理時間が長くかかる場合もあり
、これら不活性気体を用いることは、経済的にも好まし
いとはいえなかった。
等の不活性気体雰囲気下で熱処理する方法が記載されて
いる。しかしながら、処理時間が長くかかる場合もあり
、これら不活性気体を用いることは、経済的にも好まし
いとはいえなかった。
(発明の目的)
本発明の目的は経済的に安価に行える熱処理を特徴とす
る溶融異方性を示す芳香族ポリエステル繊維の製造法を
提供することにある。
る溶融異方性を示す芳香族ポリエステル繊維の製造法を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
すなわち本発明は、溶融時に異方性を示す芳香族ポリエ
ステルを溶融紡糸して得られる繊維を気体中にて加熱し
熱処理するにあたり、該気体として除湿された酸素含有
気体を用いることを特徴とする芳香族ポリエステル繊維
の製造方法に関するものである。
ステルを溶融紡糸して得られる繊維を気体中にて加熱し
熱処理するにあたり、該気体として除湿された酸素含有
気体を用いることを特徴とする芳香族ポリエステル繊維
の製造方法に関するものである。
本発明における溶融時に異方性を示すポリエステルとは
90’直交した2枚の偏光板の間にある加熱試料台上に
ポリエステル試料粉末を置いて昇温しでいった時に流動
可能な温度域において、光を透過しうる性質を有するも
のを意味している。
90’直交した2枚の偏光板の間にある加熱試料台上に
ポリエステル試料粉末を置いて昇温しでいった時に流動
可能な温度域において、光を透過しうる性質を有するも
のを意味している。
このような芳香族ポリエステルとしては特公昭56−1
8016号公報や同55−20008号公報等に示され
る芳香族ジカルボン酸、芳香族ジオール及び/又は芳香
族ヒドロキシカルボン酸やこれらの誘導体から成るもの
で、場合によりこれらと指環族ジカルボン酸、指環族ジ
オール、脂肪族ジオールやこれらの誘導体との共重合体
も含まれる。
8016号公報や同55−20008号公報等に示され
る芳香族ジカルボン酸、芳香族ジオール及び/又は芳香
族ヒドロキシカルボン酸やこれらの誘導体から成るもの
で、場合によりこれらと指環族ジカルボン酸、指環族ジ
オール、脂肪族ジオールやこれらの誘導体との共重合体
も含まれる。
ここで芳香族ジカルボン酸としてはテレフタル酸、イソ
フタル酸、4.4′−ジカルボキシジフェニル、2.6
−ジヒドロキシナフタレンン、1.2−ビス(4−カル
ボキシフェノキシ)エタン等やこれらのアルキル、アリ
ール、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体があげられろ
、。
フタル酸、4.4′−ジカルボキシジフェニル、2.6
−ジヒドロキシナフタレンン、1.2−ビス(4−カル
ボキシフェノキシ)エタン等やこれらのアルキル、アリ
ール、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体があげられろ
、。
芳香族ジオールとしてはヒドロキノン、レゾルシン、4
、4’−ジヒドロキシナフタレン、4゜41−ジヒド
ロキシベンゾフェノン、4 、4’・−ジヒドロキシジ
フェニルメタン、4 、4’−ジヒドロキシジフェニル
エタン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、4 、4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、
4 、4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4 、
4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、2,6−ジ
ヒドロキシナフタレン、1.5−ジヒドロキシナフタレ
ン等やこれらのアルキル、アリール、アルコキシ、ハロ
ゲン基の核置換体があげられる。
、4’−ジヒドロキシナフタレン、4゜41−ジヒド
ロキシベンゾフェノン、4 、4’・−ジヒドロキシジ
フェニルメタン、4 、4’−ジヒドロキシジフェニル
エタン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、4 、4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、
4 、4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4 、
4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、2,6−ジ
ヒドロキシナフタレン、1.5−ジヒドロキシナフタレ
ン等やこれらのアルキル、アリール、アルコキシ、ハロ
ゲン基の核置換体があげられる。
芳香族ヒドロキシカルボン酸としてはp−ヒドロキシ安
息香酸、m−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキシナフ
タレン−6−カルボンづ、1−ヒドロキシナフタレン−
5−カルボン酸等やこれらのアルキル、アリール、アル
コキシ、ハロゲン基の核置換体があげられる。指環族ジ
カルボン酸としてはtrans −1、4−ジカルボキ
シシクロヘキサン、cis−1,4−ジカルボキシシク
ロヘキサン等やこれらのアルキル、アリール、ハロゲン
基の置換体があげられる。
息香酸、m−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキシナフ
タレン−6−カルボンづ、1−ヒドロキシナフタレン−
5−カルボン酸等やこれらのアルキル、アリール、アル
コキシ、ハロゲン基の核置換体があげられる。指環族ジ
カルボン酸としてはtrans −1、4−ジカルボキ
シシクロヘキサン、cis−1,4−ジカルボキシシク
ロヘキサン等やこれらのアルキル、アリール、ハロゲン
基の置換体があげられる。
指環族及び脂肪族ジオールとしてはtrans −1,
4−ジヒドロキシシクロヘキサン、cis−1,4−ジ
ヒドロキシシクロヘキサン、エチレングリコール、1.
4−ブタンジオール、キシリレンジオール等があげられ
る。
4−ジヒドロキシシクロヘキサン、cis−1,4−ジ
ヒドロキシシクロヘキサン、エチレングリコール、1.
4−ブタンジオール、キシリレンジオール等があげられ
る。
これらの組合せの内で本発明の対象として好ましい芳香
族ポリエステルとしては例えば、(1)p−とドロキシ
安息香酸残基4o〜70モル%と上記芳香族ジカルボン
酸残基15〜80モル%と芳香族ジオール残基15〜8
0モル%から成るコポリエステル、 (2) テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とクロ
ルヒドロキノン、フェニルヒドロキノン及び/又はヒド
ロキノンから成るコポリエステル、(3)p−ヒドロキ
シ安息香酸残基20〜8oモル%と2−ヒドロキシナフ
タレン−6−カルボン酸残基20〜80モル%から成る
コポリエステルなどがあげられる。
族ポリエステルとしては例えば、(1)p−とドロキシ
安息香酸残基4o〜70モル%と上記芳香族ジカルボン
酸残基15〜80モル%と芳香族ジオール残基15〜8
0モル%から成るコポリエステル、 (2) テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とクロ
ルヒドロキノン、フェニルヒドロキノン及び/又はヒド
ロキノンから成るコポリエステル、(3)p−ヒドロキ
シ安息香酸残基20〜8oモル%と2−ヒドロキシナフ
タレン−6−カルボン酸残基20〜80モル%から成る
コポリエステルなどがあげられる。
これらの出発原料を用い、本発明に用いるポリエステル
に至るにはそのままであるいは脂肪族モしくは芳香族モ
ノカルボン酸又はそれらの誘導体、脂肪族アルコールも
しくはフェノール類又はそれらの誘導体等によるエステ
ル化により、重縮合反応を行なう。
に至るにはそのままであるいは脂肪族モしくは芳香族モ
ノカルボン酸又はそれらの誘導体、脂肪族アルコールも
しくはフェノール類又はそれらの誘導体等によるエステ
ル化により、重縮合反応を行なう。
重縮合反応としては既知の塊状重合、溶液重合、懸濁重
合法等を採用することができ、場合により150〜86
0℃で常圧又は10〜0.1torr の減圧下に、
Sb 、 Ti 、 Ge 化合物等の重合触媒、リ
ン系化合物等の安定剤、TiO2゜Caω8.タルク等
の充てん剤等を添加して行なうことができる。
合法等を採用することができ、場合により150〜86
0℃で常圧又は10〜0.1torr の減圧下に、
Sb 、 Ti 、 Ge 化合物等の重合触媒、リ
ン系化合物等の安定剤、TiO2゜Caω8.タルク等
の充てん剤等を添加して行なうことができる。
得られたポリマーはそのままであるいは粉体状で不活性
気体中、5又は減圧下に熱処理して紡糸用試料とする。
気体中、5又は減圧下に熱処理して紡糸用試料とする。
あるいは一度押出機により造粒して用いることもできる
。
。
溶融紡糸装置としては、加熱制御機構を備えたプランジ
ャー、スクリュー等の溶融部、ギヤポンプ等の計量部、
紡糸口金を含む紡糸頭部を備えたものであれば、どのよ
うなものでも使用することができる。
ャー、スクリュー等の溶融部、ギヤポンプ等の計量部、
紡糸口金を含む紡糸頭部を備えたものであれば、どのよ
うなものでも使用することができる。
紡糸に適した温度は280〜420℃で、より好ましく
は800〜400℃である。280℃より低いと装置へ
の負荷が大きくなったり、試料の溶融均一化が不十分で
あったし、逆に420℃より高温であると分解発泡によ
る糸切れがおこったりする。
は800〜400℃である。280℃より低いと装置へ
の負荷が大きくなったり、試料の溶融均一化が不十分で
あったし、逆に420℃より高温であると分解発泡によ
る糸切れがおこったりする。
紡糸口金としては、一般に用いられているものをそのま
ま使うことができるが、好ましい紡糸口金としては孔径
(d)が0.8−以下で且つ孔長(t)と孔径との比(
t/d )が0.8以上のものを挙げることができる。
ま使うことができるが、好ましい紡糸口金としては孔径
(d)が0.8−以下で且つ孔長(t)と孔径との比(
t/d )が0.8以上のものを挙げることができる。
またノズル部における吐出圧力を8〜/c、 G以上に
制御することは、単糸切れや螺旋状吐出がなく、配向促
進や繊維中の気泡発生の抑制等の点から好ましい。
制御することは、単糸切れや螺旋状吐出がなく、配向促
進や繊維中の気泡発生の抑制等の点から好ましい。
上記のようにして溶融紡糸して得られた繊維はそのまま
で、あるいは油剤を付着させて巻取るなり、引落す。巻
取り、又は引落しの速度は通常10〜lO,000m/
分であるが、生産性や安定紡糸の1点から100〜2
、000m1分が好ましい。
で、あるいは油剤を付着させて巻取るなり、引落す。巻
取り、又は引落しの速度は通常10〜lO,000m/
分であるが、生産性や安定紡糸の1点から100〜2
、000m1分が好ましい。
得られる繊維の太さや断面形状は用途に応じ°C適宜選
ばれるが、太さとして0.5〜10デニールのものが物
性上好ましい。
ばれるが、太さとして0.5〜10デニールのものが物
性上好ましい。
このようにして得られた膿維は気体中にて加熱し、熱処
理される。
理される。
気体としては、酸素含有気体で水分が除湿されているも
のが用いられる。
のが用いられる。
酸素含有気体は酸化反応等によりポリマー主鎖間に軽度
な架橋を与え高分子風化させたり、熱処理後の繊維の物
性を発揮させるにあたり障害となる残存モノマーやオリ
ゴマー等を分解除人する作用を有する。水分が多く含ま
れると、加水分解により分子鎖の切断がおこるためか、
強度、弾性率が十分向上しない。
な架橋を与え高分子風化させたり、熱処理後の繊維の物
性を発揮させるにあたり障害となる残存モノマーやオリ
ゴマー等を分解除人する作用を有する。水分が多く含ま
れると、加水分解により分子鎖の切断がおこるためか、
強度、弾性率が十分向上しない。
酸素含有気体に含まれる水分量は通常008vo1%以
下、好ましくはQ、l vo1%以下、よ外好ましくは
0.05 vo1%μ下であるっ除湿する酸素含有気体
中の水分の除湿方法としては、分子ふるい(モレキュラ
ーシーブ)、塩化カルシウム、シリカゲル、五酸化リン
、硫酸等の吸着材や乾燥材と接触させる方法や、液体窒
素、液体アンモニア、LPG等の冷媒で冷却除湿する方
法や、断熱圧縮により除湿する方法や、これらを組合せ
る方法等が挙げられる。
下、好ましくはQ、l vo1%以下、よ外好ましくは
0.05 vo1%μ下であるっ除湿する酸素含有気体
中の水分の除湿方法としては、分子ふるい(モレキュラ
ーシーブ)、塩化カルシウム、シリカゲル、五酸化リン
、硫酸等の吸着材や乾燥材と接触させる方法や、液体窒
素、液体アンモニア、LPG等の冷媒で冷却除湿する方
法や、断熱圧縮により除湿する方法や、これらを組合せ
る方法等が挙げられる。
これらの気体により加熱し、熱処理する温度は200〜
440℃、好ましくは280〜360℃の温度であり、
熱処理時間は数分〜数十時間である。
440℃、好ましくは280〜360℃の温度であり、
熱処理時間は数分〜数十時間である。
酸素含有気体中の酸素以外の気体としては、窒素、アル
ゴン、ヘリウム、等を用いることができる。酸素含有気
体中における酸素濃度は1〜100 vo1%が好まし
い。
ゴン、ヘリウム、等を用いることができる。酸素含有気
体中における酸素濃度は1〜100 vo1%が好まし
い。
この酸素含有気体と溶融時に褐方性を示す芳嘗族ポリエ
ステルを溶融紡糸して得られた繊維の接輪方法の例とし
ては、!維をボビン状に巻きあげたものを該気体と接触
させたり、1増惟を該気体気流中を連続的に移動させた
りする方法があげられる。張力を1紬が破断しない程度
まで加えることはさしつかえないが、延伸が生ずる程度
にまで加丸る必要はない。
ステルを溶融紡糸して得られた繊維の接輪方法の例とし
ては、!維をボビン状に巻きあげたものを該気体と接触
させたり、1増惟を該気体気流中を連続的に移動させた
りする方法があげられる。張力を1紬が破断しない程度
まで加えることはさしつかえないが、延伸が生ずる程度
にまで加丸る必要はない。
(発明の作用と効果)
上述した本発明の技術手段を採用することにより、溶[
相]時に異方性を示す芳香族ポリエステルを溶機紡糸し
て得られる繊維をより高強度、法と比較し繊維の明度が
増すといった効果も得られる。
相]時に異方性を示す芳香族ポリエステルを溶機紡糸し
て得られる繊維をより高強度、法と比較し繊維の明度が
増すといった効果も得られる。
このようにして得られる繊維はタイヤコード、ロープ、
ケーブル、FRP、FRTP、FRC。
ケーブル、FRP、FRTP、FRC。
FRM、テンシ■ンメンバー、スピーカーコーン、防弾
チョッキ、宇宙服、海底作業服等の幅広い用途分野に用
いることができる。
チョッキ、宇宙服、海底作業服等の幅広い用途分野に用
いることができる。
(実施例)
以下に本発明の理解を容易にするため実施例を示すが、
これらはあくまで例示的なものであり、本発明の要旨は
、これらにより限定されるものではない。なお、例中に
示される特性値は、下記の如くして測定、算出したもの
であり、また光学異方性は、加熱ステージ上に試料を置
き、偏光下、25℃/分で昇温して肉眼観察により行な
った、 (1) 引張り試験 東洋ボールドウィン社製テンシロン■型を用い、試料間
隔20m、引張り速度2■/分で測定した。試料数は2
4本で、最高と最低を除いた平均値で示す。
これらはあくまで例示的なものであり、本発明の要旨は
、これらにより限定されるものではない。なお、例中に
示される特性値は、下記の如くして測定、算出したもの
であり、また光学異方性は、加熱ステージ上に試料を置
き、偏光下、25℃/分で昇温して肉眼観察により行な
った、 (1) 引張り試験 東洋ボールドウィン社製テンシロン■型を用い、試料間
隔20m、引張り速度2■/分で測定した。試料数は2
4本で、最高と最低を除いた平均値で示す。
(2)繊維の色調
日本イ色工業(株)製の測色色差計ND−に5により、
明度り値、彩度at、 (数字が正で大きい程赤色が濃
い)およびbt (数字が正で大きい程黄色が濃い)を
測定しrこ。
明度り値、彩度at、 (数字が正で大きい程赤色が濃
い)およびbt (数字が正で大きい程黄色が濃い)を
測定しrこ。
測定試料は40 an X 40 w X 2■のアク
リル板にυ維をすき間無く巻きつけたものを用いた。
リル板にυ維をすき間無く巻きつけたものを用いた。
(参考例)
p−アセトキシ安息香酸7.20 Kg (40モル)
、テレフタルiJ 2.49 Kl (15モル)、イ
ソフタル酸0.83階(5モル)、4.4′−ジアセト
キシジフェニル5.45Kf(20,2モル)をくし型
攪拌翼をもつ重合槽に仕込み、窒素ガス雰囲気下で攪拌
しながら昇温し、830℃で8時間重合した。この間、
生成する酢酸を除去し、強力な攪拌で重合を行ない、そ
の後徐々に冷却し、200℃で重合体を系外へ取出した
。重合体の収量は10.88〜で理論収鼠の97.8%
でめった。これを細用ミクロン社のハンマーミルで粉砕
し2.5誌以下の粒子とした。これをロータリーキルン
中で窒素写囲気下に280℃で5時間処理したところ「
流動湿度」が326℃となった。850℃以上で光学異
方性が観察された。
、テレフタルiJ 2.49 Kl (15モル)、イ
ソフタル酸0.83階(5モル)、4.4′−ジアセト
キシジフェニル5.45Kf(20,2モル)をくし型
攪拌翼をもつ重合槽に仕込み、窒素ガス雰囲気下で攪拌
しながら昇温し、830℃で8時間重合した。この間、
生成する酢酸を除去し、強力な攪拌で重合を行ない、そ
の後徐々に冷却し、200℃で重合体を系外へ取出した
。重合体の収量は10.88〜で理論収鼠の97.8%
でめった。これを細用ミクロン社のハンマーミルで粉砕
し2.5誌以下の粒子とした。これをロータリーキルン
中で窒素写囲気下に280℃で5時間処理したところ「
流動湿度」が326℃となった。850℃以上で光学異
方性が観察された。
上記ポリマーを、シンコープラ工業社製80■エクスト
ルーダーを用いて溶融紡糸した。紡糸口金は2孔径0.
07m+、孔長0.14M1孔数800のものを用い、
紡糸頭部での紡糸温度は355℃であった。
ルーダーを用いて溶融紡糸した。紡糸口金は2孔径0.
07m+、孔長0.14M1孔数800のものを用い、
紡糸頭部での紡糸温度は355℃であった。
巻取速度348m/分で巻きとり8.Odの単糸を得た
う (実桶例1) 参考例で得た話稚を外径15crnのアルミニウム製の
円筒型で、かつ、径5 m+11の孔を多数もつボビン
に200g巻きあげた。これを加熱炉真に置いて、28
0℃から4時間かけて320℃迄昇温し、320℃で3
時1!z処垣した後、取出した。この時の加熱気体は、
空気と窒素とを混合した後この8合体をモレキュラーシ
ーブ4Aを充てんした長さ21n1内径30の金具管円
を通過させたものを用いた。27℃でこの混合気体中の
水分を露点計(水分分析計)により求めると450pp
mであった。混合気体中の酸素濃度を変更して、熱処理
したυ維の強度、弾性率及び色を表1に示す。
う (実桶例1) 参考例で得た話稚を外径15crnのアルミニウム製の
円筒型で、かつ、径5 m+11の孔を多数もつボビン
に200g巻きあげた。これを加熱炉真に置いて、28
0℃から4時間かけて320℃迄昇温し、320℃で3
時1!z処垣した後、取出した。この時の加熱気体は、
空気と窒素とを混合した後この8合体をモレキュラーシ
ーブ4Aを充てんした長さ21n1内径30の金具管円
を通過させたものを用いた。27℃でこの混合気体中の
水分を露点計(水分分析計)により求めると450pp
mであった。混合気体中の酸素濃度を変更して、熱処理
したυ維の強度、弾性率及び色を表1に示す。
(比較例1)
実施例1における混合気体の代りに・99.9vo1%
の窒素ガスを用いた。27℃での水分はsppmであっ
た。結果を表1に示す。実施例1に比べて、m維弾性率
が低く、明度も低くなっている。
の窒素ガスを用いた。27℃での水分はsppmであっ
た。結果を表1に示す。実施例1に比べて、m維弾性率
が低く、明度も低くなっている。
(比較例2)
実施例1における混合気体の代り毫こ、空気(酸素濃度
21.1 vo1%)を用いた。空気そのまま(27℃
での水分子fi2.3 vo1%)と、シリ処理を行な
った。本発明の実施例1に比べて、強度、色とも劣って
いることがわかる。
21.1 vo1%)を用いた。空気そのまま(27℃
での水分子fi2.3 vo1%)と、シリ処理を行な
った。本発明の実施例1に比べて、強度、色とも劣って
いることがわかる。
Claims (1)
- 溶融時に異方性を示す芳香族ポリエステルを溶融紡糸し
て得られる繊維を気体中にて加熱し熱処理するにあたり
、該気体として除湿された酸素含有気体を用いることを
特徴とする芳香族ポリエステル繊維の製造法
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60209314A JPH06104930B2 (ja) | 1985-09-21 | 1985-09-21 | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |
JP60294927A JPS62156313A (ja) | 1985-09-21 | 1985-12-25 | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |
EP86116011A EP0267984B1 (en) | 1985-09-21 | 1986-11-18 | Process for producing aromatic polyester fiber |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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