JPS626961Y2 - - Google Patents

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JPS626961Y2
JPS626961Y2 JP9963280U JP9963280U JPS626961Y2 JP S626961 Y2 JPS626961 Y2 JP S626961Y2 JP 9963280 U JP9963280 U JP 9963280U JP 9963280 U JP9963280 U JP 9963280U JP S626961 Y2 JPS626961 Y2 JP S626961Y2
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JP9963280U
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/045Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は抄紙機械、取外しブロツクを挾んでの
フレーム結合を行なう部分を持つ構造物等に応用
できるフレーム結合装置に関するものである。
抄紙機プレスパートに必ず必要な抄紙用具であ
る無端フエルトは、普通30日前後で新しいものと
取替えなければならない。
第1図は従来の抄紙機プレスパートを示す側面
図で、無端フエルト1をフレーム9に支持されて
いる支持ロール2、及びフレーム9の下方に支持
されている圧搾ロール3に接触させるようフレー
ム内に入れるためには、同フレーム9とフレーム
6の間に介設された取外し式ブロツク4を取外し
て隙間を作る必要がある。この場合は圧搾ロール
5がフレーム6及び7に支持されているため、取
外しブロツク4を取外すには次のようなa,b,
c,d,e,fの手順をふまなければならなかつ
た。即ち (a) 圧搾ロール5を天井クレーン又はチエンブロ
ツクで支持する。
(b) 圧搾ロール5下方の取外し式ブロツク8を抜
き取る。
(c) 取外しブロツク4の取付ボルト10を緩めて
同ボルトをスイングさせる。
(d) 圧搾ロール5に右方から左方へ外力を与え
て、フレーム6と取外し式ブロツク4に隙間を
作る。
(e) 取外し式ブロツク4を抜き出して無端フエル
ト1をその間から通す。
(f) 元通りに復旧する。
以上の如く第1図の従来装置では無端フエルト
1の取替え作業は工程が多く、極めて煩雑であ
り、しかも同フエルトの取替えに要する人数も多
く必要であつた。従つて無端フエルトの取替え時
間も長くかかり、稼動率が低下する欠点があつ
た。
本考案は前記従来の欠点を解消するために提案
されたもので、第1フレームと、第2フレームと
の間の空間に介設される取外しブロツクに接離さ
れるよう設けられた締付ブラケツトを、リンクを
介して移動させることにより、同取外しブロツク
の取付け、取外しを容易としたフレーム結合装置
を提供せんとするものである。
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第3図は第1図と対応する本考案装置の実施
例を示す側面図で、第1図と同一部分は同一の符
号を用いて示してある。図に於いて上下部に無端
フエルト1を案内する支持ロール2と圧搾ロール
3を支持しているフレーム9と、同圧搾ロール3
に無端フエルト1を介して対接する圧搾ロール5
を支持するフレーム6との間に、取外しブロツク
11が介設されている。
取外しブロツク11は締付ブラケツト12によ
りフレーム9に押付けられて固定されるようにな
つており、同締付ブラケツト12はブロツク11
と接する面を有し、リンク13とは中央部でピン
14により連結されて回動自在の構造となつてい
る。15はスイングボルトで、リンク13の端部
に設けられたピン16に基端が回動自在に連結さ
れ、先端に螺着したナツト17を緊緩することに
より、フレーム9の一部に設けた切欠部9aに係
合、離脱でき、かつ固定されるようになつてい
る。即ち、ブロツク11はスイングボルト15を
ゆるめると、締付ブラケツト12からの押付け力
が無くなつて落下するので、ブロツク11の上部
にフレーム9と締付ブラケツト12の上面の切欠
き部に夫々引掛かるように、第4図に示すような
ストツパ11bを設けた箱形構造であり、また同
ブロツク11は上方向、奥行又は手前方向に抜き
取れる構造となつている。
フレーム6にはブロツク11の締付け用の部
品、即ちリンク13が入る切欠(スリツト)6a
が設けられており、同切欠6aはブロツク11を
抜き取る際、リンク13及び締付ブラケツト12
の動き代を考慮して穴寸法が決められており、リ
ンク13の結合は両端ともピン連結であり、一端
はスイングボルト15とピン16で繋がれ、他端
はフレーム6に設けられたブラケツト18にピン
19を介して回動可能に連結されている。
次に作用を説明すると、第3図のB部に於ける
平面図である第5図の実線で示す状態が、機械の
運転状態である。第3図に於いて無端フエルト1
を取外し式ブロツク11部を通すためには、同ブ
ロツク11を取外さなければならない。
この場合には先ずナツト17を緩め、スイング
ボルト15をフレーム9の切欠部9aから第5図
の2点鎖線のようにピン16を支点にして矢印C
の如くスイングさせて外す。次いでリンク13の
ピン16側の端部を、ピン19を支点にして矢印
D方向に2点鎖線の状態まで回動させると、締付
ブラケツト12もピン14を介して移動する。締
付ブラケツト12が大きく移動するとブロツク1
1が落下するため、フレーム9とブラケツト12
の間隔がブロツク11の厚みより少し広くなつた
状態(ブロツク11がストツパ11b,11bで
フレーム9とブラケツト12に夫々引掛つている
状態)にしておく。
次いで取外しブロツク11をハンドル11aを
介し手動、又は適当な巻上機等を介して第4図の
矢印E方向に引上げ、フレーム6と9の間に空間
を形成して無端フエルト1を通す。その後前記と
逆の作用で取外しブロツク11を前記空間に戻
し、締付ブラケツト12を介し、リンク13及び
スイングボルト15により同取外しブロツク11
をフレーム9に押圧して固定する。なお、実施例
では締付ブラケツト12をフレーム6側に設け、
リンク13もフレーム6側に支持しているが、こ
れらを何れもフレーム9側に配設するように構成
することも可能である。
以上詳細に説明した如く本考案は構成されてい
るので、スイングボルトのナツトを緩めて他方の
フレームからスイングボルトを回動させて外した
後、リンクを一方のフレームを中心にして回動さ
せれば、締付ブラケツトを取外しブロツクから簡
単に離すことができ、これにより容易に取外しブ
ロツクを第1、第2フレームの間から取外して空
間を形成することができる。無端フエルトをロー
ル群に入れる際、従来はフエルトループ内のロー
ルを1個1個吊り上げ、フレーム類と縁切りして
隙間からフエルトを入れる方法をとつていた為、
フエルト入れ時間が長くかかつていた。本考案で
は稼動率を向上させるため、フエルト入れ時間を
短くするために機械のフレーム類の剛性を検討し
て、フエルトを入れ易い構造にすると共に、ブロ
ツクを取付け、取外しし易い形のフレーム構造と
したものである。
従つて作業工程が大巾に簡単になり、例えば本
考案を抄紙機に適用した場合には、無端フエルト
の取替え時間が短くなり、また無端フエルト替人
員を大巾に少なくすることができ、かつこの場合
には天井クレーン又はチエンブロツクは殆ど必要
でないため、これらを他の場所で使用できるの
で、工場全体としての利益が極めて大きい。また
本考案は、抄紙機の他、取外しブロツクを挾んで
フレーム結合を行なう部分を持つ構造物、即ちフ
エルト、ワイヤー、キヤンバス等の用具入れ部分
のブロツク部、ロール類及び工具類の取付け、取
外しの容易さのためのブロツク部等に応用でき、
ブロツクの取替時間を短縮し、稼動率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の抄紙機のプレスパート部を示す
側面図、第2図イは第1図のA部詳細図、第2図
ロは同平面図、第3図は本考案の実施例を示すフ
レーム結合装置の側面図、第4図は第3図のB部
詳細1部断面図、第5図は第3図に於けるB部の
平面図、第6図は第5図のF〜F断面図、第7図
は第5図のG〜G断面図である。 図の主要部分の説明、1……無端フエルト、6
……フレーム(第1フレーム)、9……フレーム
(第2フレーム)、9a……切欠部、11……取外
しブロツク、12……締付ブラケツト、13……
リンク、14……ピン、15……スイングボル
ト、16……ピン、17……ナツト、19……ピ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1フレームと第2フレームとの間の空間に挿
    脱可能な取外しブロツク、同ブロツクの前記第
    1、第2フレームのうち一方のフレーム側に接離
    可能で、同ブロツクを他方のフレームに押圧して
    固定させる締付ブラケツト、同ブラケツトを中央
    部で枢支し、前記一方のフレームに一端が回動可
    能に連結されたリンク、同リンクの他端に基端が
    回動自在に枢着され、先端が他方のフレームの切
    欠部に係脱可能に設けられると共に、ナツトを介
    して同他方のフレームに固定できるスイングボル
    トとよりなることを特徴とするフレーム結合装
    置。
JP9963280U 1980-07-15 1980-07-15 Expired JPS626961Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9963280U JPS626961Y2 (ja) 1980-07-15 1980-07-15

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JP9963280U JPS626961Y2 (ja) 1980-07-15 1980-07-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5721803U JPS5721803U (ja) 1982-02-04
JPS626961Y2 true JPS626961Y2 (ja) 1987-02-18

Family

ID=29461279

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JP9963280U Expired JPS626961Y2 (ja) 1980-07-15 1980-07-15

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005299516A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Calsonic Kansei Corp リンク機構およびこれを用いた可変容量圧縮機

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JPS5721803U (ja) 1982-02-04

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