JPH0312414Y2 - - Google Patents

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JPH0312414Y2
JPH0312414Y2 JP3490886U JP3490886U JPH0312414Y2 JP H0312414 Y2 JPH0312414 Y2 JP H0312414Y2 JP 3490886 U JP3490886 U JP 3490886U JP 3490886 U JP3490886 U JP 3490886U JP H0312414 Y2 JPH0312414 Y2 JP H0312414Y2
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JP
Japan
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punch
die
bracket
shaft
holder
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JP3490886U
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JPS62146526U (ja
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、プレス機械における金型取付装置に
関するものである。
(従来の技術) ダイスとパンチをセツトにして組み込み金型交
換のときはセツトごと交換するダイセツト式金型
はよく知られているが、ダイスを保持するダイホ
ルダをボルスタに固定し、パンチを保持するパン
チホルダをスライドに固定する方式では金型交換
に手数を要しプレスの可動率を低下させる原因と
なる。
本願考案者は、実公昭54−8107号および実公昭
54−35195号の考案を提案したことがある。提案
された考案の前者は金型の心出し装置を要旨と
し、後者はストリツパ装置を要旨とするものであ
るが、これらの考案で開示された金型はダイスお
よびパンチが金型取付部分と別個に設けられてお
り、ダイホルダをボルスタに固定し、パンチホル
ダをスライドに固定することにより、その後はダ
イスおよびパンチ部分のみの交換で金型交換がで
きるようにした金型である。
上記従来技術は多種少量生産の目的で金型交換
が頻繁に要求される作業に対して都合のよい金型
であるが、ダイホルダとパンチホルダをボルスタ
およびスライドに固定すると両者の開口高さが小
さくなるのでダイスおよびパンチの交換作業がし
にくくなるという問題が生じてきた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、ダイスおよびパンチ部分のみを交換
するだけでプレス作業が行える金型装置におい
て、ダイスおよびパンチの交換作業が容易に行え
るようにした金型取付装置を提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案において上記課題を解決する手段は、側
面形状がC字状をしたサポートフレーム、前記サ
ポートフレームの下枠の先端部に設けられダイス
を着脱自在に保持するダイホルダ、前記サポート
フレームの上枠の先端部に縦方向に並列する第
1、第2の軸に昇降可能に設けられたブラケツ
ト、前記第1の軸に設けられ前記ブラケツトを上
方に向つて付勢する圧縮コイルバネ、前記第2の
軸を保持するスリーブに設けられ第2の軸をスリ
ーブに対して固定ならびに開放する摘みねじ、前
記ブラケツトの下面に設けられ前記ダイホルダと
対応してパンチを着脱自在に保持するパンチホル
ダ、前記ブラケツトの上面に設けられたスライド
と当接させるヘツドを備えることである。
(作用) ダイホルダとパンチホルダをサポートフレーム
に取り付け、サポートフレームと共にプレスにセ
ツトする。パンチあるいはダイスを交換する場合
はブラケツトと共にパンチホルダをダイホルダと
は対向しない段取り位置まで切替回動させてパン
チホルダとダイホルダとの間の開口高さを実質的
に拡大させて、パンチおよびダイスの交換作業を
行う。
(実施例) 図において、プレスのボルスタ1の上面に設置
されるサポートフレーム2は、側方から見てC字
状に形成されており、その下枠2aの先端部上面
にはダイス3を着脱可能に保持するダイホルダ4
をボルト5で固定している。第2図を参照して、
前記サポートフレーム2の上枠2bの先端部には
下部軸受板13aとこの下部軸受板13aと平行
する上部軸受板13bが設けられている。なお、
前記下部軸受板13aはサポートフレーム2の上
枠2bの延長部であり、上部軸受板13bは上枠
2bにボルト14で固定したものである。
前記上枠2bの下部軸受板13aおよび上部軸
受板13bには縦方向に並列する2本の軸、すな
わち第1の軸6と第2の軸12が設けられ、これ
ら2つの軸にブラケツト7が昇降可能に装着され
ている。そして第1の軸6にはブラケツト7と下
部軸受板13aとの間に圧縮コイルバネ19が装
着されており、この圧縮コイルバネ19によつて
ブラケツト7は上方に向つて付勢されている。
又、第2の軸12はガイドスリーブ11内に摺動
可能に設けられ、ガイドスリーブ11に形成した
縦方向の長孔11aにねじ結合した摘みねじ15
を締め付けることにより第2の軸12を上枠2a
に固定することができるようになつている。第2
図においては摘みねじ15を長孔11aの上端に
位置して固定しているので、第2の軸12は上部
軸受板13b内に支持されこの状態でブラケツト
7は第1、第2の軸6,12に沿つて上下運動す
るのみである。
一方、前記摘みねじ15をゆるめて第2の軸1
2をガイドスリーブ11に沿つて下降し、第2の
軸12の上端を上部軸受板13bならびにブラケ
ツト7から抜き去ると、ブラケツト7は第1の軸
6を中心に回動可能となる。
又、前記ブラケツト7の下面にはパンチホルダ
8は設けられており、このパンチホルダ8にパン
チ9が着脱可能に装着されている。10はパンチ
9を取り囲むようにして前記パンチホルダ8の下
端部に装着したストリツパヘツドでる。16は前
記ブラケツト7の上面にボルト17で固定したヘ
ツド、18は前記ヘツド16の上面に重合させた
キヤツプであり、このキヤツプ18と前記ヘツド
16とを球面で摺動自在に接触させることによ
り、キヤツプ18の上面を図示しないスライドで
叩下するとき、パンチホルダ8に斜め方向への力
が加えられることを防止している。
上記のように構成した装置において、所望する
ダイス3をダイホルダ4に、パンチ9をパンチホ
ルダ8に装着してサポートフレーム2をプレスの
ボルスタ1上にセツトし、同時にパンチホルダ8
の上端に装着したキヤツプ18をスライドの下面
に臨ませる。
サポートフレーム2のセツトができればプレス
の運転は可能となる。スライドの下面はキヤツプ
18に上方から当接してこれを押し下げ、パンチ
ホルダ8がブラケツト7と共に圧縮コイルバネ1
9に抗して第1、第2の軸6,12をガイドとし
て押し下げられ、パンチホルダ8に装着したパン
チ9がダイス3に適合する。なお、パンチホルダ
8の下降に際してストリツパヘツド10の先端が
図示しない材料の表面に当接した後は、パンチ9
のみが下降するので材料が打ち抜かれ、逆に、ス
ライドが上昇する場合は、パンチ9と共に上昇し
ようとする材料がストリツパヘツド10によつて
しごき落される。
所定のプレス作業が終了してパンチ9並びにダ
イス3を交換する場合は、摘みねじ15を操作し
て第2の軸12を上部軸受板13bならびにブラ
ケツト7の孔から脱出させる。次いで第1の軸6
を中心としてパンチホルダ8をブラケツト7と共
に第3図に一点鎖線で示すように側方の段取り位
置まで回動(時計方向)させる。すると、パンチ
ホルダ8がダイホルダ4と対向しなくなるので、
パンチホルダ8の下方およびダイホルダ7の上方
を大きく開口させることができ、これによりパン
チ9およびダイス3を容易に交換することができ
る。なお、パンチ9およびダイス3を交換した後
は、第3図に一点鎖線で示す段取り位置にあるパ
ンチホルダ8およびブラケツト7を同図に実線で
示す作業位置まで回動(時計方向)させてパンチ
ホルダ8をダイホルダ4と対向させたうえで第2
の軸12を上昇させてブラケツト7の回動を阻止
する。これにより、プレスは再び運転可能となり
作業を再開することができるようになる。
(考案の効果) 本考案は、側面C字状のサポートフレームにダ
イホルダおよびパンチホルダを取り付け、ダイホ
ルダならびにパンチホルダにダイスおよびパンチ
を着脱自在に設けると共に、パンチホルダを回動
可能としたので、サポートフレームをプレスのボ
ルスタに固定するのみで金型のセツトができるこ
とは勿論のこと、パンチホルダをダイホルダと対
向しない段取り位置まで回動させてパンチホルダ
の下方およびダイホルダの上方を大きく開口させ
ることができるために、パンチおよびダイスの交
換作業が極めて容易となり、このため段取り時間
を大幅に削減してプレスの稼働率を向上させるこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を組み立て一部を破断した
全体の正面図、第2図は同じく側面図、第3図は
同じくパンチホルダの回動状態を説明する平面
図、第4図はパンチホルダの支持部を示す側面
図、第5図は本考案装置全体の斜視図である。 1……ボルスタ、2……サポートフレーム、2
a……下枠、2b……上枠、3……ダイス、4…
…ダイホルダ、5……ボルト、6……第1の軸、
7……ブラケツト、8……パンチホルダ、9……
パンチ、10……ストリツパヘツド、11……ガ
イドスリーブ、11a……長孔、12……第2の
軸、13a……下部軸受板、13b……上部軸受
板、14……ボルト、15……摘みねじ、16…
…ヘツド、17……ボルト、18……キヤツプ、
19……圧縮コイルバネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側面形状がC字状をしたサポートフレーム、前
    記サポートフレームの下枠の先端部に設けられダ
    イスを着脱自在に保持するダイホルダ、前記サポ
    ートフレームの上枠の先端部に縦方向に並列する
    第1、第2の軸に昇降可能に設けられたブラケツ
    ト、前記第1の軸に設けられ前記ブラケツトを上
    方に向つて付勢する圧縮コイルバネ、前記第2の
    軸を保持するスリーブに設けられ第2の軸をスリ
    ーブに対して固定ならびに開放する摘みねじ、前
    記ブラケツトの下面に設けられ前記ダイホルダと
    対応してパンチを着脱自在に保持するパンチホル
    ダ、前記ブラケツトの上面に設けられたスライド
    と当接させるヘツドを備えたプレス機械における
    金型取付装置。
JP3490886U 1986-03-11 1986-03-11 Expired JPH0312414Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3490886U JPH0312414Y2 (ja) 1986-03-11 1986-03-11

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JP3490886U JPH0312414Y2 (ja) 1986-03-11 1986-03-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62146526U JPS62146526U (ja) 1987-09-16
JPH0312414Y2 true JPH0312414Y2 (ja) 1991-03-25

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ID=30843901

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JP3490886U Expired JPH0312414Y2 (ja) 1986-03-11 1986-03-11

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