JPS626957B2 - - Google Patents

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JPS626957B2
JPS626957B2 JP53145499A JP14549978A JPS626957B2 JP S626957 B2 JPS626957 B2 JP S626957B2 JP 53145499 A JP53145499 A JP 53145499A JP 14549978 A JP14549978 A JP 14549978A JP S626957 B2 JPS626957 B2 JP S626957B2
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JP
Japan
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driving
piston
nail
switch
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JP53145499A
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Tatsuo Innami
Akira Uno
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS626957B2 publication Critical patent/JPS626957B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、空気釘打機等のように、釘、ステー
プル等を打込む打込機に関するものである。
従来、釘、ステープル等を打込む打込機は大別
すると連続的に釘をマガジンより供給し1回の打
撃により、釘等を打込む打込機と、釘打撃部に釘
を1本づつあてがい、ピストンの連続打撃により
打込む打込機の2種がある。
第1A図、第1B図に示す打込機は前者の打込
機の一例として空気自動釘打機の例を示したもの
であるが、釘9はマガジン7内に連結された状態
で装填されており、スイツチ2、スイツチ3の両
者を操作すると、シリンダ5内に摺動可能に設け
られた打込ピストン6が下降し、あらかじめ打込
ピストン6下部に供給されている釘を打込む、ま
たそれと同時に、スイツチ3からの圧縮空気は送
りピストン10を動作させ、送りつめ8を後方に
移動させる。次に、スイツチ2、スイツチ3のい
ずれか一方を放すと、打込ピストン6は上方に復
帰する。また送りピストン10に加わつていた圧
縮空気はスイツチ2またはスイツチ3より排気さ
れ、送りピストン10は送りスプリング11によ
り前方に移動し、送りつめ8により次の釘を打込
ピストン6下部に供給する。
上記の従来構造の打込機は上記説明したごとく
1回の打撃で1本の釘が供給される構造のもので
下記の欠点がある。すなわち、打込機は携帯用工
具として用いられることが多く軽量、コンパクト
の要求が強いことは言うまでもないが、従来構造
の打込機は1回の打撃で釘、ステープルを打込む
ため大エネルギを必要とし、本体が大きく、かつ
重くなる。又、木材等に釘ステープルを打込む場
合、木材の材質、釘のサイズにより必要とする打
込エネルギは大きく変化するが、1回の打撃で打
込む構造の打込機では打込エネルギの変化量が少
なく大きな変化に対応出来ず、打込すぎにより釘
がめり込んでしまつたり又は打込不足により釘が
完全に打込まれない等の不具合が生ずる。ちなみ
に、比較的柔らかい木材である杉材に長さ32mmの
釘を打込む場合の必要打込エネルギーに対して硬
い木材であるぶな材、桜材等に長さ65mmの釘を打
込む場合を比較すると10倍以上の打込エネルギを
必要とする。一方、従来の打込機での打込エネル
ギの変化は空気圧力等で行なつているが、空気圧
力の場合4Kg/cm2(ゲージ圧力)〜7Kg/cm2(ゲ
ージ圧力)程度で使用されているのが多いが変化
率で2倍程度であり必要打込エネルギーの変化量
に対し大きな差異がある。
第2図に示す打込機は、後者の打込機の一例と
して、空気式の連続打撃工具の例を示したもので
ある。工具先端のガイド14内に釘9を一本づつ
あてがい、打込機本体1を手で握り、木材等に押
付けると打込ピストン6が上下運動し釘9を連続
打撃し打込む構造の工具である。この従来構造の
打撃工具は釘を連続打撃し打込むため前述した自
動打込機の欠点は改善されているが、1本づつ釘
を打撃部にあてがう必要が有り非常に能率が悪い
欠点がある。
次に従来構造の安全性について述べる。機械類
の安全性の重要さは特に述べるまでもないが、特
に打込機は携帯用工具として用いられる場合が多
く安全性については特に重要である。しかし前述
した従来構造の打込機では前者、後者構造のもの
各々安全性について欠点がある。まず前者の自動
打込機であるが、1回の打撃で釘、ステープル等
を打込む構造のため1回の打撃エネルギーが大き
く、誤つて動作した場合非常に危険である。また
後者構造の連続打撃工具は、打撃部に手で釘をあ
てがい作業する構造のため、打撃部に手を近ずけ
た時に誤つて打撃が行なわれることも考えられ非
常に危険である。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くしこの種の打込機の安全性を増し、能率的でか
つ軽量、コンパクトな打込機を提供するとともに
併せて釘等を被打込材に打込む時の必要打込エネ
ルギーの変化に対し対応可能な打込機を提供する
ことにある。
本発明は、釘を1本づつ打込口に送る止金具給
送装置と、打込機の動作を開始、停止させるスイ
ツチとを連結し、スイツチの1回の操作で釘を1
本釘打込口に送り込むようにし、かつ出力部の打
撃動作を反復させる反復制御部回路を打込機本体
内に設け、反復制御部回路と前記スイツチを機能
的に連結させ、スイツチの操作により、反復制御
部回路の機能を始動、操作解除により停止させる
ようにし、1本の釘を1回の打撃で打込むことが
可能であり、かつ必要に応じ多数回打撃し、スイ
ツチのOFF操作で自動的に釘送りを行なえるよ
うにし、前記した目的を達成しようとするもので
ある。
以下本発明の一実施例を図面により具体的に説
明する。第3A図は本発明による打込機の一実施
例である空気式打込機の全体断面図を示し、第3
B図は、前記断面図のBB部分の横断面図を示
す。また第4図、第5図、第6図、第7図、第8
図、第9図は第3図に示した一実施例の、反復制
御部回路21の構造、スイツチ部22、出力部2
3、止金具給送装置35とそれらを連結する通路
の模式図である。第3図、第4図において、本打
込機本体1内に設けられたスイツチ2、スイツチ
3は直列に連結され、スイツチ3と止金具給送装
置35は通路30により連結されている。また止
金具給送装置35には、送りピストン10が設け
られ、送りつめ8が送りピストン10と回動可能
に取付けられていて、送りピストン10の前後動
によりマガジン7内に連結された状態で装填され
ている釘9を連続的に打込口46に送り込む構造
となつている。一方、スイツチ部22と、反復制
御部回路21とは通路31により連結されており
反復動作部回路21には、切換バルブ24と、バ
ルブピストン25が設けられており、切替バルブ
24とバルブピストン25は、通路32、通路3
3により連結されている。また反復制御部回路2
1と出力部23は通路34により連結され、通路
31に圧力信号を加えることにより、通路34内
に圧縮空気を入排気する構造となつている。出力
部23は、シリンダ5内に設けられた打込ピスト
ン6とシリンダ5内の空気を排気する排気バルブ
4および打込ピストン6の復帰の時打込ピストン
6下部に圧縮空気を供給する空気室41よりなつ
ており通路34に圧縮空気が流入すると打込ピス
トン6が下降し、釘9を打込み、通路34内の空
気が排気されると打込ピストン6が復帰する構造
となつている。
次に第5図、第6図、第7図、第8図、第9図
により、上記構造の実施例の動作を説明する。ま
ず、第5図は打込動作を行なうべく安全装置2
0、トリツガ12を押上げスイツチ2、スイツチ
3を押上げた時の図を示す。スイツチ2、スイツ
チ3を押上げたため、打込機本体1内の空気室4
2内の圧縮空気は、スイツチ2、スイツチ3を通
り、通路30より送りピストン10内に流入す
る。そのため送りピストン10は後方に移動し、
送りつめ8を後方に移動させその位置で通路30
内の圧縮空気が排気されるまで保持される。つま
りこの動作では、送りつめ8が後方に移動したの
みで釘は釘逆止つめ36により保持され、動かな
い状態を保持している。一方スイツチ3からの圧
縮空気は通路31を通り、切替バルブ24内に入
る。切替バルブ24はスプリング44により左方
に押付けられており、通路31と通路32とが通
じている状態となつており、通路31の圧縮空気
は通路32を通り、小孔27より空気室38に流
入する。小孔27は空気室38に流入する圧縮空
気の量を加減するものであらかじめ実験等で大き
さが決定されている。空気室38に圧縮空気が流
入すると空気室38内の圧力は上昇しバルブピス
トン25を左方に移動させる。バルブピストン2
5の移動によりバルブ45は開かれ、通路32内
の圧縮空気は通路33を通り空気室37内に流入
する。
次に第6図により説明する。空気室37に圧縮
空気が流入すると、切替バルブ24を右方に移動
させ、通路31と通路34が通じ、通路32は排
気孔28と通じる。そのため通路31内の圧縮空
気は通路34を通り、排気バルブ4上部と空気室
39内に流入し、排気バルブ4を閉じシリンダ5
を押下げる。シリンダ5が下がると空気室42内
の圧縮空気は打込ピストン6上部に流入し、打込
ピストン6は急速に下降し、釘打込口46内の釘
9を打撃する。
ここで釘が木材等に打込まれるわけであるが、
本構造のものは釘の必要打込エネルギーに対し、
本体の出力エネルギーが小さいため、この一回の
打撃では完全に釘は打込まれない。そのため釘9
は打込途中で停止してしまい、かわりに本体が跳
上げられ釘頭は打込口46より飛び出してしまう
こととなるが、本実施例の構造のものはこれらの
現象を防止する構造を採用している。打込ピスト
ン6の下降の途中、シリンダ5に設けられたシリ
ンダ孔19を打込ピストン6が通過すると、打込
ピストン6上部の圧縮空気はシリンダ孔19を通
りシリンダ孔53より打込ピストン6下部に流入
される。そのためそれまで打込ピストン6に加え
られていた打込エネルギの供給がここで断たれた
こととなり、ここで打込ピストン6と打込機本体
1との力関係が断たれる。打込ピストン6はそれ
以前に打込ピストン6に蓄えられた運動エネルギ
のみにより下降し、釘9を打撃することとなり、
この途中で釘9が停止しても打込機本体1は跳上
らず、釘頭は打込口46から飛び出すことはな
い。一方、第7図において切替バルブ24の右方
への移動が行なわれ、通路32が排気孔28に通
ずると、空気室38内の圧縮空気は逆流防止弁2
6と小孔27より通路32を通り、排気孔28よ
り大気中に排気される。空気室38内の空気が排
気されると、バルブピストン25はスプリング4
3により押され左右に移動する。そのため排気孔
29は開かれ空気室37内の空気は、排気孔29
より排気される。
次に第8図により説明する。空気室37の空気
が排気されると、切換バルブ24はスプリング4
4により押され左方に移動する。そのため第8図
に示したごとく、通路34は排気孔28と通じ、
通路31は通路32と通じ、排気バルブ4上部お
よび空気室39内の空気は通路34を通り排気さ
れる。そこで排気バルブ4は開かれ、シリンダ5
は押上がり上面が閉じられることとなり、打込ピ
ストン6は空気室に蓄えられた圧縮空気により複
帰される。これで1サイクルの打撃行程が行なわ
れたこととなるが、この時まだスイツチ2、スイ
ツチ3が押上げられたままの状態の時、スイツチ
3からの圧縮空気は、通路32を通り再び小孔2
7より空気室38に流入し、再び上記した第5
図、第6図、第7図、第8図のサイクルを繰返す
こととなり、多数回の打撃が行なわれる。一方、
止金具給送装置35には圧縮空気が加えられた状
態のままのため、次の釘の送りは行なわれない。
そのため釘9は多数回打撃され木材等に打込まれ
る。
次に第9図により説明する。釘9が完全に打込
まれたことを確認し、安全装置20、もしくはト
リツガ12を放すと、スイツチ2またはスイツチ
3が下がり打撃サイクルを行なつていた。反復制
御部回路21内(即ち通路32および空気室38
の)空気は通路31を通りスイツチ2またはスイ
ツチ3より排気され、打撃は停止される。一方、
送りピストン10内の空気は通路30を通りスイ
ツチ部22より排気され、送りピストン10は送
りスプリング11により前方に移動し、送りピス
トン10に回転可能に取付けられた送りつめ8に
より次の釘が打込口46に送られる。
以上は、本実施例の動作を図面により説明した
ものであるが、本実施例の打込機の全体の動作と
しては、まず木材等に打込機の先端を押し当て、
安全装置20を押し上げ、かつトリツガを引くと
打込ピストン6の打撃運動が繰り返される。打込
ピストン6の打撃運動中は次の釘は釘打込口46
には送り込まれず、1本の釘9が多数回打撃され
打込まれる。次に釘が完全に打込まれた時、安全
装置20またはトリツガを放すと打撃運動は停止
され、次の釘が自動的にマガジンより打込口46
に送り込まれることとなる。そのため本実施例の
構造のものは次の効果がある。
1 1本の釘を多数回打撃で打込み、かつスイツ
チの操作解除で打撃停止、釘送りが自動的に行
なわれるため、連続的に釘打作業が出来、かつ
打込機全体が軽量、コンパクトとなる。
2 多数回打撃打込でかつ自動釘送りの打込機の
ため連続的に釘打作業が出来、かつ硬い材料、
また多くのサイズの釘の打込が可能である。
3 自動的に釘が送られ、かつ多数回打撃で釘を
打込む構造のため、打込部付近に手を近ずけ
る。ことがなくまた1回の打撃エネルギーも小
さくてすむため従来のものに比べ安全性が非常
に高い。
次に本発明の変形実施例について述べる。第1
0A図は本発明による打込機の第1の変形実施例
である空気式打込機の全体断面図を示し、第10
B図は、前記断面図のBB部分の横断面図を示
す。また第11図、第12図、第13図は第10
図に示した変形実施例の反復制御部回路21の構
造、スイツチ部22、出力部23、止金具給送装
置35とそれらを連結する通路をモデル的に表わ
した図を示す。前述した実施例はスイツチを押上
げた時にスイツチ部22より圧縮空気を釘送り部
35および反復制御部回路21に送り込み打込動
作を行なう構造の打込機の例を示したが、本変形
実施例は、それとは逆にスイツチを押上げた時、
スイツチ部22より空気を排気させ打込動作を行
なう構造の打込機の例を示す。また前述した実施
例は、シリンダ5を上下動させ打込ピストン6上
部に圧縮空気を流入し、排気させ、打込動作を行
なう構造のものであるが、本変形実施例はヘツド
バルブ47の上下動によりそれを行なう構造の例
を示した。また反復制御部回路22の構造も、前
述実施例は、切替バルブ24、バルブピストン2
5により、打込ピストン6の反復動作を制御する
構造の例であつたが、本変形実施例のものは、切
替バルブ49とヘツドバルブ47の相互運動によ
りそれを行なわせる構造の例を示した。また止金
具給送装置35もスイツチ部22より空気を排気
した時に送りスプリング11により送りピストン
10が後方に移動し、圧縮空気を送り込んだ時に
前方に移動し釘9を打込口46に送る構造であ
る。スイツチ部22の構造も前述実施例は2つの
スイツチを持つ構造であつたが、本変形実施例は
リンクを用いた構造で安全装置20、トリツガ1
2の両方を押上げた時のみスイツチ53が押上る
構造の例を示した。
以下、第10A図、第10B図、第11図、第
12図、第13図により本変形実施例の動作を説
明する。まず第11図において、安全装置20、
トリツガ12の両方を押上げるとスイツチ53は
押上げられ、スイツチ53上部は閉じられ、スイ
ツチ53下部の排気口が開かれる。そのため送り
ピストン10内の圧縮空気は通路30を通りスイ
ツチ53より排気され、送りピストン10は送り
スプリング11により後方に移動し、送りピスト
ン10に回動可能に取付けられた送りつめ8は後
方に移動する。一方、切替バルブ49は通路31
と通路34とが通じる状態となつており、空室5
1内の空気は通路34、通路31を通りスイツチ
53より排気される。空気室51内の空気が排気
されると、空気室42の圧縮空気によりヘツドバ
ルブ47が押上げられる。そのため排気バルブ4
が閉じシリンダ5上部が開き打込ピストン6上部
に圧縮空気が流入し、打込ピストン6は急速に下
降し、打込口46内の釘9を打撃する。またシリ
ンダ5上部より通路48内に圧縮空気が流入し小
孔27を通り、空気室50内に圧縮空気が流入
し、空気室50内の圧力が上昇する。空気室50
内の圧力が上昇すると、切替バルブ49は左方に
移動し切替を行なう。
次に第12図により説明を行なう。切替バルブ
49が移動すると、通路34と通路52が通じ、
通路52は空気室42と連結されているため空気
室42内の圧縮空気は通路52、通路34を通り
空気室51内に流入する。そのためヘツドバルブ
47は下り、シリンダ5上部は閉じ、排気バルブ
4は開かれ、打込ピストン6上部の空気は排気さ
れ、かつ空気室41内に蓄えられた圧縮空気によ
り打込ピストン6は復帰する。一方、空気室50
内の空気も逆流防止弁26、小孔27より通路4
8を通り排気バルブ4より大気中に排気される。
空気室50内の空気が排気されると、切替バルブ
49はスプリング54により右方に移動され、再
び空気室51内の空気が排気され上記説明の第1
1図、第12図の動作サイクルが繰り返され、打
込ピストン6は多数回の打撃を行なう。
次に釘が完全に打込まれ、安全装置20または
トリツガ12を放した時の図を第13図に示す。
安全装置20またはトリツガ12を放すと、ス
イツチ53は下り、下部排気口は閉じ、上部通路
が開かれ、空気室42より圧縮空気が流入する。
スイツチ53からの圧縮空気は空気室51に流入
し打撃動作は停止される。またスイツチ53から
の圧縮空気は通路30を通り送りピストン10内
に流入し、送りピストンを前方に移動させる。送
りピストン10に回動可能に連結された送りつめ
8も前方に移動され、次の打込の釘が打込口46
に送り込まれることとなる。
次に第14図に示す第2の変形実施例について
説明する。前述した実施例、変形実施例は、スイ
ツチ部22と反復制御部回路21、そしてスイツ
チ部22と止金具給送装置35とが直接通路によ
り連結された構造の例を示したが、第14図に示
す変形実施例は、スイツチ部22と止金具給送装
置35とが直接連結され、かつ止金具給送装置3
5には送りピストン10の動作を感知するスイツ
チ55が設けられ、スイツチ55と反復制御部回
路21が通路により連結されている構造の例を示
した。またスイツチ部22、反復制御部回路21
および出力部23の構造、動作は前述した変形実
施例と同様である。
止金具給送装置35の構造は、送りピストン1
0送りスプリング11、送りつめ8の構造は前述
変形実施例と同じであり、通路30への圧縮空気
の入排気により釘9を1本づつ打込口46に送る
構造となつている。また止金具給送装置35には
スイツチ55が設けられ、送りピストン10の前
後動により、通路54内に圧縮空気を入気、排気
させる構造となつている。次に動作を説明する
と、スイツチ53が押上げられると送りピストン
10内の空気はスイツチ53より排気され、送り
ピストン10、送りつめ8は後方に移動する。ま
た送りピストン10の移動によりスイツチ55が
押され、空気室51内の空気は通路54を通り排
気孔56より排気され、打込ピストン6の打撃サ
イクルが開始される。次にスイツチ53を下げれ
ば、送りピストン10内に圧縮空気が流入し、送
りピストン10は前方(左方)に移動し、次の釘
を打込口46内に送る。一方スイツチ55も前方
(左方)に移動するため排気孔56は閉じ、通路
57が開かれ、空気室42内の圧縮空気は通路5
4内に流入し打込ピストン6の打撃サイクルは停
止されることとなる。
次に第15A図、第15B図に示す第3の変形
実施例について説明する。前述した第3図〜第1
4図に示した実施例、変形実施例は釘9の送りを
送りピストン10、送りつめ8により行なう構造
の例を示したが、第15A図に示す変形実施例は
釘後部に設けられた釘フイーダ61とスプリング
62により釘9を釘打込口46に送り込み、打込
ピストン6の多数回打撃中は釘打込口46付近に
設けられた釘保持つめ60により次の釘を保持す
る構造の例を示した。また止金具給送装置35を
除いたその他の構造、動作は第10図〜第12図
に示した変形実施例と同様である。連結された釘
はマガジン7内に摺動可能に設けられた釘フイー
ダ61スプリング62により前方に押付けられ最
前列の釘9が打込まれると次の釘が送り込まれる
こととなるが、打込口46付近には釘保持つめ6
0が設けられており、打込ピストン6の打撃中は
スイツチ53より釘保持ピストン58内の空気が
排気され、スプリング58により、釘保持つめ6
0が移動し、次の釘は釘保持つめ60により保持
され、打込口46には送り込まれない構造となつ
ている。スイツチ53を下げると打撃サイクルが
停止されるが、釘保持つめ60も釘保持ピストン
58内に圧縮空気が流入し、釘の保持が解除され
次の釘が打込口46内に送り込まれる。
次に第16図に示す第4の変形実施例について
説明する。第16図に示す変形実施例は第15図
に示した変形実施例と同様釘の送りを釘フイーダ
61とスプリング62により行ない、釘保持つめ
60により次の釘を保持する構造の例である。ま
た釘保持ピストン58に連動したスイツチ55に
より反復制御部回路21の動作を開始、停止する
構造となつている。また止金具給送装置35を除
くその他の構造、動作は第14図に示した変形実
施例と同様である。
本発明によれば、上記の様に釘、ステープル等
を、スイツチを引いている間中、多数回打撃し打
込み、次にスイツチを放した時に次に打込まれる
釘を自動的に打込口に送り込まれるようにしたた
め次に示す効果を奏することができる。
1 通常、打撃ピストンの下降時間は0.01秒程度
であり、復帰行程その他時間を加えても1回の
打撃サイクルは0.05秒程度可能であり、1秒間
に20サイクルの打撃は可能である。また釘、ス
テープル等の打込作業は速く作業しても1秒間
に4本打込む程度であり、1本の打撃回数が5
回程度ならば、従来の自動釘打機に比べ能率は
低下しない。また従来の打撃工具に対しては1
本づつ手で釘をこめる必要があり1本の釘を打
つのに2秒以上かかり、大はばに能率が向上す
る。一方、1本の釘、ステープルを5回の打撃
で打込むとすると1回の打撃エネルギーは1/5
でよいのである。しかしロス等を考慮に入れる
必要があるのでこれらを含めても1本1回打撃
のものに比べ1/4以下程度とすることが出来
る。そのため出力部の大きさは1/4程度とする
ことが可能である。したがつて能率的でかつ非
常に軽量、コンパクトな打込機を提供すること
が可能である。
2 連続作業が可能であり能率的でかつ打撃回数
により打込必要エネルギーに対応した高範囲の
打込エネルギーが得られ、またスイツチの操作
により打込回数の調節が容易である。
3 打込部付近に手を近ずける必要もなく、また
1回の打撃エネルギーを小さくすることが出
来、従来技術の打込機に対し非常に安全性が高
いものとすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1A図は従来技術による空気式自動打込機の
例を示す縦断面図である。第1B図は第1A図に
おけるBB横断面図である。第2図は従来技術に
よる空気式打撃工具の例を示す縦断面図である。
第3A図は本発明になる打込機の一実施例を示す
縦断面図、第3B図は第3A図におけるBB横断
面図である。第4図、第5図、第6図、第7図、
第8図、第9図は、第3図に示す打込機のスイツ
チ部、反復制御部回路、出力部、止金具給送装置
およびそれらを連結する通路を示す模式図であ
る。第10A図は本発明になる打込機の第1の変
形実施例を示す縦断面図、第10B図は第10A
図におけるBB横断面図である。第11図、第1
2図、第13図は、第10A図に示す打込機のス
イツチ部、反復制御部回路、出力部、止金具給送
装置およびそれらを連結する通路を示す模式図で
ある。第14図、第15図、第16図は、本発明
になる打込機の各々第2、第3、第4の変形実施
例を示す模式図である。 図において、6は打込ピストン、7はマガジ
ン、9は釘などの止金具、21は反復制御部回
路、22はスイツチ部、23は出力部、35は止
金具給送装置、46は打込口である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 釘、ステープルなどの止金具を打込むための
    出力部および打込ピストンと、前記止金具を収納
    するマガジンと、該マガジンから止金具を引出し
    止金具打込口へ給送する止金具給送装置と前記出
    力部等を作動するスイツチ部とを有する打込機に
    おいて、前記スイツチ部と前記出力部とを連通す
    る経路途中に、バルブピストンと該バルブピスト
    ンにより切替動作する切替バルブを有して前記打
    込ピストンを連続打撃させるための反復制御部回
    路を形成すると共に、前記スイツチ部と前記止金
    具給送装置とを前記反復制御部回路と並列に連通
    して、前記スイツチ部の作動中は前記ピストンの
    打撃工程のみが反復し、その作動解除により該ピ
    ストンの反復動作を停止し、かつ前記止金具給送
    装置が作動するよう構成して成り、前記スイツチ
    部の操作時にのみ応動し前記止金具が前記止金具
    打込口へ給送され、前記スイツチ部の作動中は前
    記ピストンが適宜回数反復打撃可能にしたことを
    特徴とする多数回打撃打込機。
JP14549978A 1978-11-25 1978-11-25 Large number time impact driving machine Granted JPS5577485A (en)

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Citations (2)

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JPS5322672A (en) * 1976-08-13 1978-03-02 Max Co Ltd Automatic reciprocating means for pneumatic pressure type nailing mach ine
JPS5310487B2 (ja) * 1973-04-27 1978-04-14

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