JPH0567390B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0567390B2 JPH0567390B2 JP6603588A JP6603588A JPH0567390B2 JP H0567390 B2 JPH0567390 B2 JP H0567390B2 JP 6603588 A JP6603588 A JP 6603588A JP 6603588 A JP6603588 A JP 6603588A JP H0567390 B2 JPH0567390 B2 JP H0567390B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- push lever
- driving
- trigger
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は駆動バルブを制御する2個の制御バル
ブを有する二度打ち防止装置付打込機に関するも
のである。
ブを有する二度打ち防止装置付打込機に関するも
のである。
従来の駆動バルブを制御する制御バルブを2個
備えた打込機の基本的構造は、後述する第1図に
おいて、バルブブツシユ13外壁にスリーブ8が
設けられていない。この構造において、初めにプ
ツシユレバー6を木材等に押し当て、プツシユレ
バーバルブ4を開状態にして、次にトリツガ7を
引くことによりトリツガバルブ5を開状態にする
と、ハンドル内に蓄積された圧縮空気が図示しな
い駆動バルブを開にして、ピストン2を急激に下
降させ釘を打込む。この時打込時の反動で本体が
浮き上るため、プツシユレバー6は図の位置にな
り、プランジヤ10が図示のように閉状態になる
と共に、プランジヤ11は排気穴14より下降す
る。
備えた打込機の基本的構造は、後述する第1図に
おいて、バルブブツシユ13外壁にスリーブ8が
設けられていない。この構造において、初めにプ
ツシユレバー6を木材等に押し当て、プツシユレ
バーバルブ4を開状態にして、次にトリツガ7を
引くことによりトリツガバルブ5を開状態にする
と、ハンドル内に蓄積された圧縮空気が図示しな
い駆動バルブを開にして、ピストン2を急激に下
降させ釘を打込む。この時打込時の反動で本体が
浮き上るため、プツシユレバー6は図の位置にな
り、プランジヤ10が図示のように閉状態になる
と共に、プランジヤ11は排気穴14より下降す
る。
そのため、通路16から図示しない駆動バルブ
へ供給していた圧縮空気は排気穴14から大気に
排出され、制御バルブ及びピストン2は元の状態
に戻る。この状態になつてから浮き上つている本
体が下降すると、プツシユレバーバルブ4が再度
開状態となり再度釘を打ち込み、打つ必要のない
部分に2打目の釘が打たれてしまうという不具合
があつた。
へ供給していた圧縮空気は排気穴14から大気に
排出され、制御バルブ及びピストン2は元の状態
に戻る。この状態になつてから浮き上つている本
体が下降すると、プツシユレバーバルブ4が再度
開状態となり再度釘を打ち込み、打つ必要のない
部分に2打目の釘が打たれてしまうという不具合
があつた。
上記した従来技術では、釘の二度打ちを生じ打
つ必要がない部分に2打目の釘が打たれてしまう
という問題があつた。
つ必要がない部分に2打目の釘が打たれてしまう
という問題があつた。
本発明の目的は、単発打ちの場合には、二度打
ちをなくしかつ連続的打ちができる二度打ち防止
装置付打込機を提供することにある。
ちをなくしかつ連続的打ちができる二度打ち防止
装置付打込機を提供することにある。
上記目的は、駆動バルブの圧縮空気がプツシユ
レバーバルブから排気されなければ、トリツガバ
ルブを閉状態にしない限り釘打ち動作の1サイク
ルが完了しないことに着目し、プツシユレバー側
の制御バルブからの排気を阻止したり、大気に開
放したりするためのスリーブを上記制御バルブの
外周に上下に摺動可能に取り付けた。
レバーバルブから排気されなければ、トリツガバ
ルブを閉状態にしない限り釘打ち動作の1サイク
ルが完了しないことに着目し、プツシユレバー側
の制御バルブからの排気を阻止したり、大気に開
放したりするためのスリーブを上記制御バルブの
外周に上下に摺動可能に取り付けた。
本発明によれば、プツシユレバー側の制御バル
ブの外周にこの制御バルブからの排気を阻止した
り、大気に開放したりするためのスリーブを摺動
可能に取り付けたので、制御バルブの1つである
プツシユレバーバルブからの排気を阻止でき、単
発的釘打ちで二度打ちを防止でき、また連続的に
釘を打つこともできる。
ブの外周にこの制御バルブからの排気を阻止した
り、大気に開放したりするためのスリーブを摺動
可能に取り付けたので、制御バルブの1つである
プツシユレバーバルブからの排気を阻止でき、単
発的釘打ちで二度打ちを防止でき、また連続的に
釘を打つこともできる。
以下本発明を第1図〜第4図に示した実施例を
用いて詳細に説明する。
用いて詳細に説明する。
図において、1はボデー、2はピストン、3は
シリンダ、4はプツシユレバーバルブ、5はトリ
ガバルブ、6はプツシユレバー、7はトリツガ、
8はスリーブである。
シリンダ、4はプツシユレバーバルブ、5はトリ
ガバルブ、6はプツシユレバー、7はトリツガ、
8はスリーブである。
一発ずつ釘を打つ単発打ちをする場合は、スリ
ーブ8を第2図に示す位置(排気穴14を塞ぐ位
置)にセツトする。この場合の動作を以下に説明
する。第1図の射出口17を木材に押し当てる
と、第2図に示すプツシユレバー6が押し上げら
れ、プツシユレバーバルブ4が開状態になる。更
にトリツガ7を指で引き上げトリツガバルブ5を
開状態にすると、第3図に示すように本体内部に
蓄積された圧縮空気がトリツガバルブ5、通路1
5、プツシユレバーバルブ4を介して、通路16
に流入し、第1図に示すシリンダ3のフランジ上
部に作用して駆動バルブが開きシリンダ3が下降
するので、ピストン2の上部に急激に圧縮空気が
流入し、ピストン2を下降させて釘を打ち込む。
釘を打ち込んだ時の反動で本体が浮き上がり、プ
ツシユレバー6、プランジヤ11は打ち込み前の
状態に戻るが、第2図に示すように、バルブブツ
シユ13の側壁に設けた排気穴14がスリーブ8
の内壁に設けたOリング9により大気と遮断され
るため、通路16内に供給されていた圧縮空気は
大気に放出されないので、第1図のシリンダ3及
びピストン2は下降した状態を維持している。
ーブ8を第2図に示す位置(排気穴14を塞ぐ位
置)にセツトする。この場合の動作を以下に説明
する。第1図の射出口17を木材に押し当てる
と、第2図に示すプツシユレバー6が押し上げら
れ、プツシユレバーバルブ4が開状態になる。更
にトリツガ7を指で引き上げトリツガバルブ5を
開状態にすると、第3図に示すように本体内部に
蓄積された圧縮空気がトリツガバルブ5、通路1
5、プツシユレバーバルブ4を介して、通路16
に流入し、第1図に示すシリンダ3のフランジ上
部に作用して駆動バルブが開きシリンダ3が下降
するので、ピストン2の上部に急激に圧縮空気が
流入し、ピストン2を下降させて釘を打ち込む。
釘を打ち込んだ時の反動で本体が浮き上がり、プ
ツシユレバー6、プランジヤ11は打ち込み前の
状態に戻るが、第2図に示すように、バルブブツ
シユ13の側壁に設けた排気穴14がスリーブ8
の内壁に設けたOリング9により大気と遮断され
るため、通路16内に供給されていた圧縮空気は
大気に放出されないので、第1図のシリンダ3及
びピストン2は下降した状態を維持している。
従つて、本体が再度下降してプツシユレバー6
が押し上げられても二度打ちすることはない。こ
の状態でオリツガ7から指を離すと、トリツガバ
ルブ5が第2図に示すように閉状態になり、第1
図のボデー1内部からの圧縮空気の供給が遮断さ
れると共に、トリツガプランジヤ12の下部が開
き大気に開放されるので、通路16内に供給され
た圧縮空気は、プツシユレバーバルブ4、通路1
5、トリツガバルブ5を介して大気に放出され、
シリンダ3及びピストン2が元の位置に戻り釘打
ち1サイクルが完了する。すなわち、スリーブ8
を第2図に示す位置にセツトすると、二度打ちが
防止できると共に釘打ちの1サイクルを完了させ
るには、必ずトリツガ7を1回操作する単発打ち
の構造となる。
が押し上げられても二度打ちすることはない。こ
の状態でオリツガ7から指を離すと、トリツガバ
ルブ5が第2図に示すように閉状態になり、第1
図のボデー1内部からの圧縮空気の供給が遮断さ
れると共に、トリツガプランジヤ12の下部が開
き大気に開放されるので、通路16内に供給され
た圧縮空気は、プツシユレバーバルブ4、通路1
5、トリツガバルブ5を介して大気に放出され、
シリンダ3及びピストン2が元の位置に戻り釘打
ち1サイクルが完了する。すなわち、スリーブ8
を第2図に示す位置にセツトすると、二度打ちが
防止できると共に釘打ちの1サイクルを完了させ
るには、必ずトリツガ7を1回操作する単発打ち
の構造となる。
一方、スリーブ8を第4図に示す位置(排気穴
14より上の位置)にセツトすると、バルブブツ
シユ13の排気穴14が開口されるので、通路1
6に供給されだ圧縮空気は排気穴14から大気に
放出される。すなわちトリツガ7を引き、トリツ
ガバルブ5を開状態にしてプツシユレバー6の先
端(射出口17)を木材に押し付けて叩くと、プ
ツシユレバーバルブ4が開状態になり釘を打ち込
む。本体を上方に引くと、プツシユレバー6が下
降するので、プツシユレバーバルブ4が閉状態に
なり、ピストン2は元の位置に戻る。従つて、再
度プツシユレバー6の先端を木材に叩くと釘が打
ち込まれ、トリツガ7を引いた状態でプツシユレ
バー6を操作することにより連続的に釘を打ち込
むことができる。
14より上の位置)にセツトすると、バルブブツ
シユ13の排気穴14が開口されるので、通路1
6に供給されだ圧縮空気は排気穴14から大気に
放出される。すなわちトリツガ7を引き、トリツ
ガバルブ5を開状態にしてプツシユレバー6の先
端(射出口17)を木材に押し付けて叩くと、プ
ツシユレバーバルブ4が開状態になり釘を打ち込
む。本体を上方に引くと、プツシユレバー6が下
降するので、プツシユレバーバルブ4が閉状態に
なり、ピストン2は元の位置に戻る。従つて、再
度プツシユレバー6の先端を木材に叩くと釘が打
ち込まれ、トリツガ7を引いた状態でプツシユレ
バー6を操作することにより連続的に釘を打ち込
むことができる。
以上説明したように、本発明によれば、制御バ
ルブの1つであるプツシユレバーバルブにスリー
ブを設けその位置を変えてプツシユレバーバルブ
からの排気を阻止できるようにしたので、単発釘
打ち作業では二度打ちを防止でき、また連続釘を
打ち作業もできるという効果がある。
ルブの1つであるプツシユレバーバルブにスリー
ブを設けその位置を変えてプツシユレバーバルブ
からの排気を阻止できるようにしたので、単発釘
打ち作業では二度打ちを防止でき、また連続釘を
打ち作業もできるという効果がある。
第1図は本発明の二度打ち防止装置付打込機の
一実施例を示す縦断面図、第2図は第1図の制御
バルブ部の部分拡大図、第3図は第2図のプツシ
ユレバーバルブとトリツガバルブの開状態を示す
拡大図、第4図は第2図のスリーブの位置を変え
た場合の第2図に相当する拡大図である。 図において、1はボデー、2はピストン、3は
シリンダ(駆動バルブ)、4はプツシユレバーバ
ルブ、5はトリツガバルブ、6はプツシユレバ
ー、7はトリツガ、8はスリーブ、9はOリン
グ、13はバルブブツシユ、14は排気穴であ
る。
一実施例を示す縦断面図、第2図は第1図の制御
バルブ部の部分拡大図、第3図は第2図のプツシ
ユレバーバルブとトリツガバルブの開状態を示す
拡大図、第4図は第2図のスリーブの位置を変え
た場合の第2図に相当する拡大図である。 図において、1はボデー、2はピストン、3は
シリンダ(駆動バルブ)、4はプツシユレバーバ
ルブ、5はトリツガバルブ、6はプツシユレバ
ー、7はトリツガ、8はスリーブ、9はOリン
グ、13はバルブブツシユ、14は排気穴であ
る。
Claims (1)
- 1 釘等を打ち込むピストンと、該ピストンを駆
動する駆動バルブと、該駆動バルブの動作を制御
する2個の制御バルブと、該制御バルブを操作す
るプツシユレバーとトリツガを備えた打込機にお
いて、前記プツシユレバー側の制御バルブからの
排気を阻止すると共に前記制御バルブを大気に開
放するスリーブを、制御バルブの外周に上下に摺
動可能に取り付けたことを特徴とする二度打ち防
止装置付打込機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6603588A JPH01240277A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 二度打ち防止装置付打込機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6603588A JPH01240277A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 二度打ち防止装置付打込機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01240277A JPH01240277A (ja) | 1989-09-25 |
JPH0567390B2 true JPH0567390B2 (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=13304223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6603588A Granted JPH01240277A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 二度打ち防止装置付打込機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01240277A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5585417B2 (ja) * | 2010-11-26 | 2014-09-10 | 日立工機株式会社 | 打込機 |
JP5585418B2 (ja) * | 2010-11-26 | 2014-09-10 | 日立工機株式会社 | 打込機 |
JP6819045B2 (ja) * | 2016-01-26 | 2021-01-27 | 工機ホールディングス株式会社 | 打込機 |
-
1988
- 1988-03-18 JP JP6603588A patent/JPH01240277A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01240277A (ja) | 1989-09-25 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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