JP2003145444A - 圧縮空気駆動衝撃工具の排気構造 - Google Patents

圧縮空気駆動衝撃工具の排気構造

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JP2003145444A
JP2003145444A JP2001353054A JP2001353054A JP2003145444A JP 2003145444 A JP2003145444 A JP 2003145444A JP 2001353054 A JP2001353054 A JP 2001353054A JP 2001353054 A JP2001353054 A JP 2001353054A JP 2003145444 A JP2003145444 A JP 2003145444A
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JP
Japan
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exhaust
exhaust chamber
grip
compressed air
chamber
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JP2001353054A
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Tomohide Kamiya
知秀 神谷
Tatsushi Ogawa
辰志 小川
Hironori Yamamoto
博紀 山本
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
    • B25C1/047Mechanical details

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】排気圧と排気音とを減少させることができる圧
縮空気駆動衝撃工具の排気構造。 【解決手段】中空のグリップ2の前端に圧縮空気によっ
てファスナー打ち出し用ドライバ6を駆動する打撃機構
を備え、上記グリップ2の後端に上記打撃機構からグリ
ップ2を通して送られた排気を後方に排出させる排出部
11を形成した圧縮空気駆動衝撃工具において、上記排
出部11には、上記グリップ2の後端に開口して上方に
傾斜する中央通路14と、中央通路14の上端に開口す
る上部排気室15と、上部排気室15の下部に形成され
た下部排気室16とを備え、上部排気室15と下部排気
室16とを前記中央通路よりも狭い間隔の通路で連結す
るとともに、下部排気室16の内部にはフィルター26
を取り付け、外部外壁には排気口17a、17bを形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮空気を利用し
て打撃機構を駆動し、打撃機構の打ち出し用ドライバに
よってファスナーを打ち出す圧縮空気駆動衝撃工具にお
いて、打撃機構を構成する打撃ピストンを駆動した圧縮
空気を排気するための排気構造に関する。 【0002】 【従来技術】一般に、圧縮空気を利用して釘、ステープ
ル等のファスナーを打ち出す圧縮空気駆動衝撃工具は、
打撃シリンダ内に打撃ピストンを摺動自在に収容し、圧
縮空気を打撃シリンダに供給することにより打撃ピスト
ンを駆動し、打撃ピストンに結合したドライバでノーズ
部内に供給した釘を打撃して打ち出すものであり、打撃
シリンダ内に供給された圧縮空気は排気され、同時に駆
動された打撃ピストンは初期位置に復帰する。 【0003】従来は、排気は打撃機構の上部のシリンダ
ヘッドから排出されていたが、ここは操作時に作業者の
顔に近いところであり、排気とはいえ、かなりの圧力を
伴なうので、作業者は作業時にいつも釘打機を体から離
すように意識していなければならず、煩わしかった。 【0004】ところで、近年、空気の圧力を従来よりも
高圧で使用することが許され、小型ながら高性能の釘打
機が開発されるようになった。それに伴ない、圧縮空気
をシリンダヘッドではなく、釘打機の後方から排気する
ことが行われるようになってきた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高圧の
排気をそのまま直接に後方から排出させると、常圧の場
合に比べてかなり風圧が強く、音も大きい。したがっ
て、作業環境を損なうほか、安心して作業することがで
きず、この点の改善が求められていた。 【0006】本発明は上記問題点を解消し、排気圧と排
気音とを減少させることができる圧縮空気駆動衝撃工具
の排気構造を提供することをその課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る圧縮空気駆動衝撃工具の排気構造は、
中空のグリップの前端に圧縮空気によってファスナー打
ち出し用ドライバを駆動する打撃機構を備え、上記グリ
ップの後端に上記打撃機構からグリップを通して送られ
た排気を後方に排出させる排出部を形成した圧縮空気駆
動衝撃工具において、上記排出部には、上記グリップの
後端に開口して上方に傾斜する中央通路と、中央通路の
上端に開口する上部排気室と、上部排気室の下部に形成
された下部排気室とを備え、上部排気室と下部排気室と
を前記中央通路よりも狭い間隔の通路で連結するととも
に、下部排気室の内部にはフィルターを取り付け、後部
外壁には排気口を形成したことを特徴とする。 【0008】 【発明の実施の形態】図1及び図2は圧縮空気を使用し
て釘(ステープル)を打込む釘打機の斜視図と縦断面図
で、同図において符号1はボディ、2はグリップ、3は
釘供給用マガジンを示す。ボディ1内には打撃シリンダ
4と打撃ピストン5とドライバ6とからなる打撃機構が
設けられ、ボディ1の先端にはマガジン3から供給され
た釘を収納するとともに、上記ドライバ6を摺動自在に
案内するノーズ部7を備えている。そして、トリガレバ
ー8を引き操作することにより、起動バルブ9を作動さ
せ、メインチャンバ10内の圧縮空気を空気通路10a
を介して打撃シリンダ4に供給して打撃ピストン5とと
もにドライバ6を駆動し、ノーズ部7内に供給した釘を
打撃して打ち出すものである。 【0009】ドライバ6を打ち出した後、メインチャン
バ10から打撃シリンダ4内に供給された圧縮空気は排
気され、同時に駆動された打撃ピストン5は、打ち出し
時に打撃シリンダ4下部のブローバックチャンバ4aに
供給された圧縮空気により初期位置に復帰する。 【0010】ところで、圧縮空気は、空気供給源Pから
中空のグリップ2を通ってメインチャンバ10に供給さ
れるのであるが、打撃ピストン5の駆動後の排気も、起
動バルブ9によって上記空気通路10aからグリップ2
の内部に配置された排気筒25を通り、後端に形成され
た排出部11から排出される。 【0011】図3〜図7に示されるように、上記排出部
11はエンドキャップ12と排気カバー13とによって
構成され、中央通路14と上部排気室15と下部排気室
16とが形成されている。上記排気は上記中央通路14
から上部排気室15、下部排気室16を通って排気口1
7a、17bから排気されるようになっている。 【0012】エンドキャップ12には、図7に詳しく示
されるように、隔壁18の上部前方に筒部19、下部後
方に圧縮空気導入筒部20がそれぞれ突出形成されてい
るとともに、上記隔壁18の後部中央の上部には上部座
21が形成され、その下方には下部座22がそれぞれ後
方に突出形成されている。そして、隔壁18の中央には
傾斜した中央通路14が形成され、中央通路14の上端
は上記上部座21の中心に開口し、下端は隔壁18の前
面下部に開口している。 【0013】これに対し、排気カバー13は図3及び図
4に示すように、上記エンドキャップ12の後部を包囲
するような形状に形成され、上部には前方に開口する上
部空間部23が、その下部にも前方に開口する下部空間
部24が形成されている。また、下部空間部24の側部
外壁と後部外壁には、それぞれ排気口17a、17bが
形成されている。 【0014】次に、図4及び図6に示すように、上記エ
ンドキャップ12をグリップ2の後端に固定し、排気カ
バー13をエンドキャップ12の後部に当接して固定す
ることにより、上部排気室15と下部排気室16とが形
成される。すなわち、上部排気室15は、排気カバー1
3の上部空間部23とエンドキャップ12の隔壁18前
面の内側に構成されている。そして、上部排気室15に
は中央通路14の上端が開口している。中央通路14の
下端はグリップ2の排気筒25に開口している。下部排
気室16は、排気カバー13の下部空間部24とエンド
キャップ12の隔壁18前面と下部座22との内側に構
成されている。下部排気室16の内部にはフィルター2
6が充填されている。また、上部排気室15と下部排気
室16とは、エンドキャップ12の上部座21の両側面
と排気カバー13の側壁との間に形成された側部通路2
7(図5参照)を介して連結されている。排気カバー1
3の側壁は図1に示されるように、内側にセットバック
されているから、上記通路27は、中央通路14が上記
排気室へ開口する開口部より狭く、非常に狭いものとな
っている。 【0015】なお、グリップ2内の排気筒25の前端は
起動バルブ9に開口している。該起動バルブ9は打撃ピ
ストン5の復帰時に打撃シリンダ4の上部と上記排気筒
25とを連通させるように作動する。 【0016】次に、上記排気構造の排気時の作用につい
て説明する、図4に示されるように排気は上記排気筒2
5からグリップ2後端の中央通路14に送られるが、そ
の際中央通路14は排気筒25に比べて小径で、かつ傾
斜しているので、流速が速くなるとともに、その内壁に
当たって方向を変えられる。そして、中央通路14内を
通って急に広い上部排気室15に送られると、排気室1
5の上壁15aと側壁15bにぶつかってほぼ180度
反転するとともに流速が遅くなり、今度は図5に示され
る狭い側部通路27を通って図6に示される広い下部排
気室16に送られる。 【0017】なお、中央通路14の上端から下部排気室
16に至る排気の流れを、図7にも矢印で示した。 【0018】このように、排気が流れる通路は広くなっ
たり、狭くなったりするとともに、排気の流れの方向も
上方、反転、下方とめまぐるしく変わるので、そのたび
に流量と流速が変えられる。したがって、下部排気室1
6に送られた排気の流速はかなり落ちている。さらに、
下部排気室16にはフィルター26が充填されているた
め、排気はフィルター26内を四方に拡散しながら通過
し、側部外壁と後部外壁の三方に形成された排気口17
a、17bから均一に排気される。したがって、排気圧
と排気音とを格段に減少させることができる。 【0019】 【発明の効果】本発明によれば、グリップ後端の排出部
には、上記グリップの後端に開口して上方に傾斜する中
央通路と、中央通路の上端に開口する上部排気室と、上
部排気室の下部に形成された下部排気室とを備え、上部
排気室と下部排気室とを前記中央通路よりも狭い間隔の
通路で連結するとともに、下部排気室の内部にはフィル
ターを取り付け、外部外壁には排気口を形成したので、
排気は上記排気筒からグリップ後端の中央通路に送られ
るが、その際中央通路は傾斜しているので方向を変えら
れる。そして、中央通路内を通って急に上部排気室に送
られると、排気室の上壁と側壁にぶつかって反転し、さ
らに狭い側部通路を通って広い下部排気室に送られる。
このように、排気の流れ方向が上方、反転、下方とめま
ぐるしく変わるので、そのたびに流量と流速が変えられ
る。したがって、下部排気室に送られた排気の流速はか
なり落ちる。さらに、下部排気室にはフィルターが充填
されているため、排気はフィルター内を四方に拡散しな
がら通過し、排気口から均一に排気される。 【0020】したがって、排気圧と排気音とを格段に減
少させることができる。高圧の圧縮空気駆動衝撃工具で
あっても、常圧の圧縮空気駆動衝撃工具なみに排気音と
排気圧とを減少させることができるから、安心して作業
を行うことができ、作業能率も向上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る釘打機の斜視図 【図2】上記釘打機の縦断面図 【図3】グリップエンドの排気部の背面図 【図4】図3のX−X線上の断面図 【図5】図3のY−Y線上の断面図 【図6】図3のZ−Z線上の断面図 【図7】エンドキャップの斜視図 【符号の説明】 2 グリップ 11 排出部 14 中央通路 15 上部排気室 16 下部排気室 17a、17b 排気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 博紀 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内 Fターム(参考) 2D058 CB14 DA32 3C054 CD05 CE00 CE04 CF11 3C068 AA01 AA04 BB01 CC02 DD08

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 中空のグリップの前端に圧縮空気によっ
    てファスナー打ち出し用ドライバを駆動する打撃機構を
    備え、上記グリップの後端に上記打撃機構からグリップ
    を通して送られた排気を後方に排出させる排出部を形成
    した圧縮空気駆動衝撃工具において、 上記排出部には、上記グリップの後端に開口して上方に
    傾斜する中央通路と、中央通路の上端に開口する上部排
    気室と、上部排気室の下部に形成された下部排気室とを
    備え、上部排気室と下部排気室とを前記中央通路よりも
    狭い間隔の通路で連結するとともに、下部排気室の内部
    にはフィルターを取り付け、後部外壁には排気口を形成
    したことを特徴とする圧縮空気駆動衝撃工具の排気構
    造。
JP2001353054A 2001-11-19 2001-11-19 圧縮空気駆動衝撃工具の排気構造 Pending JP2003145444A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102008861A (zh) * 2010-10-20 2011-04-13 倚天(南京)金属制品有限公司 燃烧动力紧固件驱动工具空气过滤装置
JP2015164756A (ja) * 2014-02-04 2015-09-17 日立工機株式会社 空気圧工具及びフィルタ機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102008861A (zh) * 2010-10-20 2011-04-13 倚天(南京)金属制品有限公司 燃烧动力紧固件驱动工具空气过滤装置
JP2015164756A (ja) * 2014-02-04 2015-09-17 日立工機株式会社 空気圧工具及びフィルタ機構

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