JPS6267337A - デイスクブレ−キの冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ディスクブレーキの冷却装置に関するもので
ある。

〔発明の背景〕

一般に、ディスクブレーキにおいては、ブレーキ時に発
生する熱によってブレーキ装置が高温となるのを防止す
るためＫ、ブレーキ装置本体に導風板を取付けたシして
、外気をブレーキ装置に吹き付けて冷却するようにして
いる。

しかしながら、ブレーキ装置は狭い場所に設けられてい
るために、充分な風量が得難く、しかもブレーキ装置の
外側から冷却するようにしていたために必ずしも良好な
冷却が行なわれるとは言えなかった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、ブレーキ装置の設置場所に関係なく、
簡単な構造でブレーキ装置を充分に冷却できるディスク
ブレーキの冷却装置を提供せんとするものである。

〔発明の概要〕

本発明によるディスクブレーキの冷却装置は、摩擦パッ
ドとロータに押圧せしめる液圧作動ピストンと、該ピス
トンを収納するシリンダブディとを有するディスクブレ
ーキにおいて、前記シリンダボディに一端側がその底部
を貫通して前記ピストン内まで挿通される送風管を設け
、また前記送風管の他端に該送風管を介して前記ピスト
ン内に冷却空気を供給する送風手段を接続し、さらに前
記ピストンには該ピストン内に供給された冷却空気をピ
ストン外に放出する通風口を設けたことを特徴とするも
のである。

〔発明の実施例〕

以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。

第１図は本発明に係る冷却装置を備えた７０−テングキ
ヤリノ４型のディスクブレーキの断面図、第２図は第１
図のＡ−Ａ矢視図を示している。

図中、１は図示しない滑動支持装置を介して図示しない
車体側に取付けられたキャリパで、そのインチ側脚部２
に形成されたシリンダ３内に、ピストン４がその開口側
を該シリンダ３の開口側に向けて軸方向に移動可能に収
納されている。５は図示しない車軸に固定されたロータ
で、その両面に対向して、前記ピストン４の開口端にイ
ンチ側摩擦・９ツト６、アウタ側脚部７にアウタ側摩擦
パット８が設けられている。９は前記シリンダ３の内周
部と前記ピストン４の外周部との間に介装された防塵ブ
ーツで、ピストン４の移動に従って伸縮することができ
るようになっている。１０はリザーバ１０＆を有するマ
スクシリンダで、ブレーキ液圧管１１を介して前記シリ
ンダ３に接続され、ブレーキペダルＰの路下によりブレ
ーキ液圧を該シリンダ３内に伝達し、摩擦・ぐット″６
，８をロータ５の両面に押圧させるようにしている。

１２は送風管で、シリンダ底部３ａの軸心部を貫通する
とともに、ピストン底部４＆を貫通してピストン４内ま
で挿通されており、その挿通端は前記インナ側摩擦パッ
ド６の内面側近接位置まで達している。また、このピス
トン底部４ａは前記送風管１２に摺動自在に貫通してお
υ、該ピストン底部４＆に装着されたオイルシール１３
によって該送風管１２との貫通部からブレーキ液がピス
トン４内に漏入するのを防いでいる。１４は前記送風管
１２の後端側に設けられた冷却ファンで、該送風管１２
を介してその挿通端からピストン４内に冷却空気を供給
するようになっている・１５は前記ピストン４の開口端
に放射方向に沿って複数個形成された切欠溝で、前記ピ
ストン４内に供給された冷却空気をピストン４外に放出
させるようになっている。

したがって、インチ側摩擦・母ット６およびピストン４
は、該ピストン４内に挿通された送風管１２からの冷却
空気によって強制冷却されるので、ブレーキ時において
摩擦・やラド６，８とロータ５との摩擦によりて生じる
温度上昇が抑制されるとともに、ピストン４の外周部に
設けられたブーツ９に対する熱輻射が弱められて熱劣化
が抑制され、さらにブレーキ液温の上昇が抑制される。

なお、上記実施例は７０−テングキヤリ”−観のディス
クブレーキを例にして説明したがオポーズドタイプ等の
ディスクブレーキに本発明に係る冷却装置を設けてもよ
い。

また送風手段としては、送風ファンを用いて冷却空気を
送風管を介してピストン内に供給しているが、漏斗形状
の集風部材を送風管の挿入後端に接続し、これを車両の
前方に向けて取付けるようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上述べた如く本発明によれば、ディスクブレーキの内
部を直接冷却するようにしたので、冷却効果を飛躍的に
向上させることができ、しかも送風手段を送風管を介し
てディスクブレーキに接続させているので、ディスクブ
レーキから離れた任意の場所に送風手段を設けることが
できるため、ディスクブレーキの設置スペースが限られ
ていても良好に冷却できるといった効果が得られ、その
実用上の利益は大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る冷却装置を備えたフローテングキ
ャリパ型のディスクブレーキの断面図、第２図はそのＡ
−Ａ矢視図を示している。 １：キャリ／４′　　　　　２：インチ側脚部３ニジリ
ンダ　　　　　３ａニジリンダ底部４：ピストン　　　
　　　４ａ：ピストン底部５　：　ロータ　　　　　　
　　　６．８　：摩擦ノ°ｅツ、ド７：アウタ側脚部　
　　９：防塵フ５−ツ】（″：マスタシ１）ンダ　１０
ａ：リザーノぐ１１ニブしノーキ液圧管　１２：送風、
管１；３ニオイルシール　　１４：冷却ファン１５：切
欠溝 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 摩擦パッドをロータに押圧せしめる液圧作動ピストンと
   、該ピストンを収納するシリンダボディとを有するディ
   スクブレーキにおいて、前記シリンダボディには一端側
   がその底部を貫通して前記ピストン内まで挿通される送
   風管を設け、また前記送風管の他端には該送風管を介し
   て前記ピストン内に冷却空気を供給する送風手段を接続
   し、さらに前記ピストンには該ピストン内に供給された
   冷却空気をピストン外に放出する通風口を設けたことを
   特徴とする冷却装置。