JPS6266826A - 内視鏡の湾曲操作装置 - Google Patents

内視鏡の湾曲操作装置

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JPS6266826A
JPS6266826A JP60207937A JP20793785A JPS6266826A JP S6266826 A JPS6266826 A JP S6266826A JP 60207937 A JP60207937 A JP 60207937A JP 20793785 A JP20793785 A JP 20793785A JP S6266826 A JPS6266826 A JP S6266826A
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sleeve
seal member
fixed shaft
knob
sealing member
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笹 宏行
明 鈴木
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は内視鏡の湾曲部を湾曲操作するための湾曲操
作装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に内視鏡には、操作部に湾曲操作装置を設け、この
湾曲操作装置によって挿入部の先端部に設けられた湾曲
部を上下左右方向に湾曲させることができるようにした
ものがある。湾曲部を上下左右の四方向に湾曲させるこ
とができるようにするには、上記湾曲操作装置に上下用
と左右用の2つの操作ノブが必要となる。
このようか構造の湾曲操作装置として実開昭59−19
6205号公報に示されるものがある。この先行技術に
おいては操作部に固定された第1の固定軸に第1のスリ
ーブと第2のスリーブとを順次回転自在に外嵌し、第1
のスIJ +ブの上端部に左右湾曲用の第1の操作ノブ
を設け、第2のスリーブの上端部に上下湾曲用の第2の
操作ノブを設けている。また、上記第1の操作ノブと押
し体のボス部との間、つまり第1の固定軸との間には、
これらの間の液密を確保するQ IJソング第1のシー
ル部材という)が設けられ、さらに上記第2のスリーブ
と第1の受は体との間、つまり第2の操作ノブとの間に
は、これらの間の液密を確保するQ 17ング(第2の
シール部材という)が設けられて込る。また、上記第2
のスリーブには上記操作部に固定された第2の固定軸が
外嵌され、この第2の固定軸とブレーキ機構を介して第
2の操作ノブに一体的に結合する第2の取付板との間に
はこれらの間の液密を確保する0 1Jング(第3のシ
ール部材という)が設けられている。
〔発明の解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような構造において、第1の操作ノ
ブを回転操作すると、その回転運動が第2のシール部材
を介して第1のスリーブに伝わるから、この第1のスリ
ーブとともに第1の操作ノブが回転しようとする。この
とき、第1の操作ノブと第1の固定軸との間に設けられ
た第1のシール部材が上記第1の操作ノブの回転抵抗と
なる。しかしながら、上記第1のシール部材と上記@2
のシール部材とけ、第1の固定軸の軸心からの半径や断
面形状などの摺動抵抗を決定する条件がほぼ同じになっ
ている。そのため、第1のシール部材の摺動抵抗が第1
の操作ノブの回転を確実に阻止できないから、この第1
の操作ノブが上記第2の操作ノブを回転させたときに一
緒に回転してしまうということがある。
また、第1の操作ノブを回転させたときKFi、その回
転運動が第1のスリーブと第2のシール部材を介して第
2の操作ノブに伝わる。このとき、第3のシール部材が
第2の操作ノブの回転抵抗となるのだが、この第3のシ
ール部材も第2のシール部材に比べて大きく摺動抵抗が
変わらな込から、この第3のシール部材によって第2の
操作ノブの回転を確実に阻IFすることができない。
このように第1.第2の操作ノブのうち・一方を回転さ
せることによって他方も回転してしまうと、湾曲部が術
者の意に反して湾曲することになるから、非常に危険で
あるとともに、正確な診断の妨げとなるなどの問題が生
じる。
この発明は、一対の操作ノブのいずれか一方を回転させ
たときに、他方の操作ノブが回転することがないように
した内視鏡の湾曲操作装置を提供することを目的とする
〔問題点を解決するための手段及び作用〕この発−一曲
装蓋は、第1の操作ノブ82と第1の固定軸I2との間
に設けられた第1のシール部材65と、第2の操作ノブ
40と第1のスリーブz5との間に設けられた第2のシ
ール部材26aと、第2の固定軸20とg2の操作ノブ
40との間に設けられた第3のシール部材30のうち、
上記第1のj/一層部材65と第3のり一ル部材30の
少なくとも一方の摺動抵抗を上記第2のシール部材26
aの摺動抵抗よりも大きくして、上記第1.第3のシー
ル部材が一対の操作ノブのいずれか一方を回転させたと
きに他方の回転を阻止する抵抗と々るようにしたもので
ある。
〔実症例〕
以下、この発明の一実施例を第1図乃至第4図を参照し
て説明する。@2図中1は内視鏡である。この内視鏡1
1d操作部2、挿入部3およびライトガイドケーブル4
とからなっている。
上記挿入部3は可撓管5の先端に湾曲管6を介して先端
構成部7を連結してなる。そして、操作部2には後述す
る湾曲操作装置8が設けられていて、この湾曲操作2置
8を操作することにより上記湾曲管6を遠隔的に湾曲ζ
せ、先端構成部7の向きを上下左右方向に変更できるよ
うにガっている。
上記湾曲操作装置8は第1図および第3図と第4図に示
すように構成されている。すなわち、操作部2の本体r
o内にはこの本体10に固定されて基板11が配設され
ている。この基板11には固定軸12がその一端に形成
された鍔13を介して固定されている。この固定軸12
の他端側は上記本体IOに穿設された透孔Z4から外部
に突出している。また、同定軸111/Cは回転軸であ
る第1のスリーブ15と第2のスリーブ16とが回転自
在に順次外嵌されている。
第1のスリーブ15の一端には第1のスズロケット17
が一体的に設けられ、第2のスリーブI6の一端には第
2のスプロケット18が一体的に設けられている。これ
ら各スプロケット17.18には両端にワイヤが連結さ
れたチェーン(ともに図示せず)が歯合している。上記
4本のワイヤは上記湾曲管6を形成するコマ(図示せず
)に周方向に90°間隔で連結されている。
したがって、第1のスズロケット17が回転すると上記
湾曲管6が左右に湾曲され、第2のスプロケット18が
回転すると上下に湾曲されるようになっている。また、
上記本体lOの透孔I4には第2の固定軸としての軸受
筒体20が0リング2Zを介して気密に設けられ、この
軸受筒体20VC上記第2のスリーブI6が回転自在に
支持されている。なお、軸受筒体20の一端は上記基板
11を覆うカバー22に固定されている。
一方、上記第1のスリーブI5は第2のスリーブI6よ
りも長尺に形成され、これらの他端にはそれぞれ鍔23
.24が設けられている。第2のスリーブz6の鍔24
1/Cは中ヤップ状をなし内部を収容室25とした第1
の受は体26がその開口面を上記本体10に向け、かつ
第1のスリーブZ5との間に断面X字状をなした第2の
シール部材26mを介して固定されている。
上記第1の受は体26の収容室25内には上面に摩擦板
27を取着した第1の取付板28、上面に上記第1の取
付板2Bに向って屈曲し丸板ばね29を有し上記軸受筒
体20に断面X字状をなした第3のシール部材30を介
して回転自在に支持された第2の取付板31とが順次収
容されている。上記第3のシール部材30の上記第1の
固定軸12の軸心からの半径寸法は、上記第2のシール
部材2680半径寸法に比べて十分大きく形成されてい
る。したがって、第3のシール部材30による軸受筒体
20.!−第2の取付板3Iとの間の摺動抵抗F、は、
第2のシール部材26mによる第1のスリーブz5と第
1の受は体26との間の摺動抵抗F、よりも大。
きくなっている。なお、第2のシール部材26aと第3
のシール部材30とはゴムや合成樹脂などの同じ材料で
作られている。
上記第2の取付板31の上面周辺部には上部環状壁32
が立設され、この環状壁32と上記第1の受は体26の
内周面との間には断面X字状のシール部材33、つまり
断面円形に比べて摺動抵抗が小さいiノール部材33が
介装されている。なお、上部環状壁32の一部には突起
32a  が設けられ、この突起32aには上記第1の
取付板28に形成された切欠28aが係合している。上
記第1の受は体26の外周面にはその軸方向に沿って第
1のおねじ34,36等分のピッチ間隔で形成された第
1の外周スプライン35および第2のおねじ36mが順
次形成されている。第2のおねじ36mには環状の調整
体36が回転自在に螺着されている。この調整体36の
外周面には第1の外周スプライン35と同じピッチ間隔
の第2の外周スプライン37が形成され、また下端面に
は径方向内方と外方の両方に突出する鍔38が設けられ
ている。この鍔38の径方向内方に突出し九部分は上記
第2の取付体3Iの下面周辺部に設けられた下部環状壁
39を受けている。したがって、上記調整体36をねじ
込むと第2の取付体31が上昇して板ばね29がyJ!
、1の取付板28を付勢する力が増大するから、この第
1の取付板28に設けられた摩擦板27と上記第1の受
は体26の端部壁内面との圧接力が増大する。つまり、
調整体36を回転操作することによって上に2摩擦板2
7により摩擦力を任意Km節できるようになっている。
なお、上記第2の取付体3Iの下部環状壁39が形成さ
れた部分は他の部分と異なる材料で作られて一体的に結
合されている。
たとえば下部環状壁39の部分が焼結金属で、他ノ部分
がアルミニュウムで形成され、全体の軽歓化などを計っ
ている。また、上記第1の受は体26と調整体36には
外周に複数の突起40mが設けられた第2の操作ノブ4
0が嵌着される。つまり、第2の操作ノブ40の内周面
には上記第1.第2の外周スプライン35 、37に対
応する内周スプライン4Iが形成きれ、これらスプライ
ン、? 5. 、? 7 、41の嵌合によって第2の
操作ノブ40を回転させたときに上記第1の受は体26
と調整体36とが一体に回転するとともに、上記第1の
受は体26と調整体36との相対的な回転が阻1ヒされ
る、つまり上記調整体36による蘭擦力の調整状態が固
定されるように外っている。なお、上記@1の受は体2
6の第1のおねじ34にけ押えリング42が螺着され、
上記第2の操作ノブ40が抜出するのを阻止している。
また、上記第2の取付板3Iの下側には、上記軸受筒体
2oK回転不能に支持された第3の取付板43と、この
第3の取付板43のF側に上記軸受筒体20に回転自在
に支持された第4の取付板44とが設けられている。第
3の取付板43の外周面には第3図に示すように一対の
突起45が設けられているとともに、帯状の係IEばね
46と付勢ばね47とが一端を固着して設けられている
。また、第4の取付板44の上面で上記第3の取付板4
3の径方回外方には係合11JJ i% 48を一イす
る一対の規制部材49(一方のみ図示)が取着され、上
記係合凹イ648に上記突起45が係合している。した
がって、第4の取付板44け上記突G45が係合凹部4
8の一端から他端に当接する間で回動させることができ
るようになっている。また、第4の取付板44の上面に
は上記係止ばね46と付勢ばね47との他妙に対応する
位置にそれぞれピン50が@4の取付板44の下面側か
ら螺挿されて立設されている。これらビン50け第4の
取付板44を第3図の状態から矢印方向に回tJ1した
ときに上記各ばね46,47の他端を軸心方向に弾性変
形させる。また、第4の取付板44が第3図に示す状態
にあるとき、上記係止ばね46の他端は上記¥2の取付
板3Iの下部環状壁39の内周面に形成された凹g51
に係合する。この係合によって第3の取付板43に第2
の取付板31が結合され、この槙2の取付板3Zの回転
が阻止される。したがって、この状態で第2の操作ノブ
40を回転させる堤合には摩擦板27と第1の受は休2
6との摩(察力が回転抵抗となる。なお、上記第4の取
付板44からは操作レバー52が延出され、この操作レ
バー52によって上記第41の取付板44を回動操作で
きるようになっている。
一方、上記第1のスリーブ15の鍔23には、キャップ
状で上記第1の受は体26よりも小径に形成された躯2
の受は休55がその開口面を上方に向け、かつ0リング
56によって第1のスリーブI5との間の気密を保つ状
態で固定されている。この第2の受は体55の内部収容
室57には上方に向って屈曲したi状の板ばね58と、
上面に摩擦板59が設けられた第5の取付板60とが順
次上下動自在に収容され、これらは上記第2の受は体5
5に取着された押え板6Iによって抜出するのを阻止さ
れている。
さらに、摩擦板59の上面側には上記固定軸I2に回転
不能かつ上下動自在に保持された圧接板62が設けられ
ている。この圧接板62td、上記固定軸z2に回転可
能にq着された押し体63のボス部64下端によって押
圧され、上記摩擦板59と圧接するようになっている。
すなわち、押し2体63のねじ込み量によって上記圧接
板62と摩擦板59との摩擦力を調節できるようになっ
ている。なお、圧接板62と押し体63との間には内周
面側に断面円形状の第1のり一ル部材65が設けられ、
外周面側には断面X字状のシール部材65aが設けられ
た密封部材66が設けられ、内周面側に設けられた第1
のシール部材65は上記ボス部64外局面に圧接し、外
周面側の?/−ル部材65aは上記第2の受は体55の
内周面に圧接している。上記第1のシール部材65け断
面が円形であるから、上述した脂血がX字状の第2のシ
ール部は26mに比べて反撥力が大きい。つまり、第1
のシール部材65と@2のシール部材26aとは第1の
固定軸I2の細心からの半径寸法がほぼ同じであるが、
第1のiノール部材65の方が反撥力が大であるため、
この第1のシール部材65による摺動抵抗F、が上記第
2のjノール’V材26aによる摺動抵抗F、よりも大
きくなっている。
さらに、上記押し体63の外責面には取付一体67が複
数の止めねじ68によって固着され、この取付環体67
には上記押し体63の上面を博ろ袋状の操作体69がO
IIソング7aを介して着脱自在に取着されている。し
たがって、この操作体69によって上記押し体63を回
転させれば、上記圧接@62を変位させることができる
また、上記押し体63の上面には上記固定軸I2に回動
不能に保持されン1第1の歯板70と、上記固定軸12
に回転自在に保持された第2の歯板71とが設けられ、
上記固定軸12の末端にr4 gされたナツト72で固
定されている。第1の歯板70と第2の歯板7Iの接合
する面には、互いに係合する多数の歯73がIfi方向
に斯学のピッチで形成されている。上記第2の歯板71
には第4図に示すように径方向外方に3つの舌片74a
、74b、74Cが突設されている。
つまり、これら舌片によって第2の歯板71には開方向
に区隔された第1乃至第3の規制溝75a。
75b、75c  が形成されている。各規制溝75a
75b、75c  の角度A 、 B 、 Cけ等角度
となっている。また、各規制溝75a、75b、75C
の相対位置を示す角度り、Bの関係はDが上記歯73の
ピッチの整舷倍+1/3ピッチ、Eが上記歯73のピッ
チの整数倍+2/3 ピッチとなっている。上記規制溝
の1つ、たとえば角度Aの第1の規制溝758には上記
押し休63の上面に突設された回動規制ビン76が位置
1.ている。
したがって、上記押し体63は上記第1の規制7’dz
 7 s aの角度Aの範囲で回動させることができる
つぎにttSlの歯板70に対する舅2の歯板7Iの相
対位置を変えてやれば、rfI73のピッチごとに回動
規制ビン76の回動位置を変えることができるので、上
記押し体63のねじ込み量を変えることができる。即ち
、(!!(73のピッチごとに上記圧接板62と′rr
I擦[59との摩擦力を調整できる。さらに、上記回動
規制ビン76を上記2g2の規制溝75bあるいれr上
記第3の親制御g 75Cに位置ζせれば上記歯73の
ピッチの173ごとに回kb規卸1ピン76の回動位置
を変えることができる。つまり、押し体63のねじ込み
glを上Me、 14; 73の(歯数)×3段階で調
整できるようになっている。
一方、上Me巣2の受は体55の外周面にUその軸方回
下1111から外周スプライン80とおねじ81とが形
成されている。上記外周スプライン80には内周面に内
周スプライン1i2aが形成され外周に複数の突起82
bが突設された第1の操作ノブ82が外嵌ブれ、上記お
ねじ8Iには押えリング83が螺着され、この押えリン
グ83によって上記第1の操作ノブ82が抜出するのな
阻1ヒしている。したがって、第1の操作ノブ82によ
怜上記′#S2の受は休55を回転させれば、この回転
に第1のスリーブ15を連動ζせて上記挿入部3の湾曲
管6を上下方向に湾曲させることができ、またこのとき
摩擦板59と圧接板62との摩擦力が第1の操作ノブ8
2の回転抵抗と々るから、上−r1擦力な操作体69に
よって調節すれば、上記第2の操作ノブ82を固定した
り、その回転角度を微細に変イヒさせるなどのことがで
きる。
なお、上記押し体63の上面にけ筺1の歯板70と第2
の歯1f71のずれを防止する位置決めばね85および
押し体63が所定の範囲で回動するときにその回りの終
端部分で回動規制ビン76と弾性的f係合するクリック
ばね86とが設けr)れている。
このように構成された湾曲操作装置、t、8において、
湾曲管6を上下方向に湾曲させるために、第2の操作ノ
ブ40を回転操作すると、この回転が第1の受は体26
を介して第2のスリーブI6に伝わり、第2のスプロケ
ットI8が回転させられるから、これによって上記湾曲
管6が図示せぬワイヤにより上下方向に湾曲させられる
ことになる。
ところで、このような湾曲操作に際し、第1の受は体2
6が回転すると、この回転が第1のシール部材26aか
ら第1のスリーブI5に伝わり、この第1のスリーブI
5に第2の受は体55を介して取付けられた第1の操作
ノブ82に伝わる。すると、この第1の操作ノブ82が
回転しようとするが、その場合、@1の操作ノブ82は
密封部材66と第1の回転軸I2と一体的な押し体63
との間に設けられた第1のシール部材65の摺動抵抗に
抗して回転しなければならない。しかしながら、第1の
シール部材65の摺動抵抗F1は上記第2のシール部材
26aの摺動抵抗F2に比べて大きい。したがって、第
1の操作ノブ82が回転する前に第1のスリーブ15と
第1の受は体26との間がスリップしてしまうから、上
記第1の操作ノブ82、が回転することがない。
また、湾曲管6を左右方向に湾曲させるために、第1の
操作ノブ82を回転操作すると、この回転が第2の受は
体55を介して第1のスリーブI5に伝わり、第1のス
プロケットI7が回転させられるから、これによって上
記湾曲管6が図示せぬワイヤにより上下方向に湾曲させ
られることになる。第1のスリーブ15が回転すると、
この回転力が第2のシール部材26aを介して第1の受
は体26に伝達され、この第1の受は体26と一体的に
第1の操作ノブ40を回転させようとする。このとき、
第1の操作ノブ40は軸受筒体20と第2の取付板3I
との間に設けられた第3のシール部材30の摺動抵抗に
抗して回転しなければならない。しかしながら、第3の
シール部材30F′!第2のシール部材26と断面形状
が同じX字状であるが、第1の回転軸12の軸心からの
半径寸法が大きく設定され、これによってその摺動抵抗
F、が第2のシール部材26aの摺動抵抗F、よりも大
きくなっている。したがって、第1のスリーブI5の回
転力によって第1の操作ノブ40が回転する前に、第1
の受は体26が第1のスリーブ15に対してスリップす
るから、上記第1の操作ノブ40が回転するのが阻止さ
れる。
また、上記第1の受は体26の内面と第2の取付板3I
の環状壁32との間に設けられたi/一層部材33と、
上記第2の受は体55の内周面と密封部材66との間に
設けられたシール部材65aとを断面X字状にした。断
面X字状のi/一層部材33.65aは断面円形の場合
に比べて圧縮されやすい。つまり反撥力が弱い。したが
って、これらシール部材33.65mが設けられた個所
の摺動抵抗を断面円形のシール部材を用いた場合に比べ
て小さくすることができるから、第1.第2の操作ノブ
82.40を軽い力で楽に(ロ)転操作することができ
る。
なお、この発明は上記−実施例に限定されず、たとえば
上記−真横例における第3のシール部材30を断面X字
状とせずに断面円形のものを用い、第2のシール部材2
6aに比べて大きな摺動抵抗を持たせるようにしてもよ
い。
また、第2のシール部材26aの摺動抵抗を他のシール
部材に比べて小さくするには、その断面形状をX字状と
するに代り、第5図に示すようにV字状にしてもよい。
なお、V字状は第2のシール部材26aだけで々く、第
3のシール部材30に適用してもよい。
また、第1のシール部材65を第2のシール部材26a
に比べて第1の固定軸I2の軸心からの距離を十分大き
くして設けることができれば、これら両者は同じ断面形
状であっても、第1のシール部材65による摺動抵抗を
大とすることができる。
なお、シール部材をX字状とすれば、内視鏡の内部と外
部との両方からの圧力に対して十分々シール効果を有す
るから、内視鏡内部を加圧してこの内視鏡を水没させ、
水洩れ個所をQつける水洩れ検査などを行なうことがで
きる。
〔発明の効果〕
以上述べたようにこの発明は、第1の操作ノブと第1の
固定軸との間に設けられた第1のシール部材と、第2の
操作ノブと第1のスリーブとの間に設けられた第2のj
ノール部材と、第2の固定軸と第2の操作ノブとの間に
設けられた第3のシール部材のうち、上記第1のシール
部材と第3のシール部材の少なくとも一方の摺動抵抗な
上記第2のiノール部材の摺動抵抗よりも大きくした。
したがって、第1の操作ノブを回転させたときには第3
のi/一層部材の摺動抵抗によって第2の操作ノブが回
転するのが阻1Fされ、第2の操作ノブを回転させたと
きには第オのiノール部材の摺動抵抗によって第1の操
作ノブが回転するのが阻止される。そのため、内視鏡の
湾曲部が術者の意に反して湾曲することが防Iヒされる
から、操作性や安全性の向上を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの発明の一実殉例を示し、第1図
は湾曲操作装置の縦断面図、第2図は内視鏡の斜視図、
第3閃は湾曲操作装置の第2の操作ノブの部分の横断面
図、v、4図は同じく第1の操作ノブの部分の横断面図
、棹5図はこの発明の他の実施例を示すfノール部材の
断面図である。 2・・操作部、12・・・第1の固定軸、15・・・第
1のスリーブ、16・・・第2のスリーブ、20・・・
軸受筒体(第2の固定軸)、26s・・・第2の、ソー
ル部材、30・・・第3のiノール部材、40・・・第
2の操作ノブ、65・・・第1のSノール部材、82・
・第1の操作ノブ。 出願人代理人  弁理士 坪 井   淳手続補正書 昭和 6(;1.1.♀9u 特許庁長官  宇 賀 道 部  殿 1、事件の表示 特願昭60−207937号 2、発明の名称 内視鏡の湾曲操作装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称(037)オリンパス光学工装株式ブ磐14、代理
人 6、補正の対象 7、補正の内容 (1)明細書第19−<−ジ14行目に「回転軸12」
とあるのを「固定軸12」と補正する0(2)同じく第
21ページ18行目〜19行目に「第1、第2の操作ノ
ブ・・・・・・ことができる。」とあるのを「ノブの回
転摩擦力調整が容易にできる。」と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内視鏡の操作部に固定された第1の固定軸と、この第1
    の固定軸に回転自在に順次外嵌された第1のスリーブお
    よび第2のスリーブと、この第2のスリーブに外嵌され
    上記操作部に固定された第2の固定軸と、上記第1のス
    リーブに一体的に設けられた第1の操作ノブと、この第
    1の操作ノブと上記第1の固定軸との間に設けられこれ
    らの間の液密を保つ第1のシール部材と、上記第2のス
    リーブに一体的に設けられた第2の操作ノブと、この第
    2の操作ノブと上記第1のスリーブとの間に設けられこ
    れらの間の液密を保つ第2のシール部材と、上記第2の
    固定軸と上記第2の操作ノブとの間に設けられこれらの
    間の液密を保つ第3のシール部材とを具備し、上記第1
    のシール部材と第3のシール部材の少なくとも一方の摺
    動抵抗を上記第2のシール部材の摺動抵抗よりも大きく
    したことを特徴とする内視鏡の湾曲操作装置。
JP60207937A 1985-09-20 1985-09-20 内視鏡の湾曲操作装置 Granted JPS6266826A (ja)

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JP60207937A JPS6266826A (ja) 1985-09-20 1985-09-20 内視鏡の湾曲操作装置

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JPS6266826A true JPS6266826A (ja) 1987-03-26
JPH0249096B2 JPH0249096B2 (ja) 1990-10-29

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0159102U (ja) * 1987-10-07 1989-04-13
JPH0541501U (ja) * 1991-11-15 1993-06-08 富士写真光機株式会社 内視鏡のアングル操作装置
JP2003019109A (ja) * 2001-07-05 2003-01-21 Pentax Corp 可撓性可変内視鏡

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JP2003019109A (ja) * 2001-07-05 2003-01-21 Pentax Corp 可撓性可変内視鏡

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