JPH02215436A - 内視鏡の彎曲操作装置 - Google Patents

内視鏡の彎曲操作装置

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JPH02215436A
JPH02215436A JP1037724A JP3772489A JPH02215436A JP H02215436 A JPH02215436 A JP H02215436A JP 1037724 A JP1037724 A JP 1037724A JP 3772489 A JP3772489 A JP 3772489A JP H02215436 A JPH02215436 A JP H02215436A
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JP
Japan
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operating
curving
curve
endoscope
bending
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Pending
Application number
JP1037724A
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English (en)
Inventor
Yasuto Kura
康人 倉
Tsuguhisa Sasai
笹井 嗣久
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、複数の彎曲操作機構をもつ内視鏡の彎曲操
作装置に関する。
[従来の技術] 内視鏡には、従来、特開昭61−−259634号公報
にも示されるように上下左右の2方向の彎曲機能をもつ
ものがある。
このような2つの彎曲機能をもつ内視鏡には、実開昭6
2−160904号公報にも示されるように操作部にそ
れぞれ上下左右用の回動軸を回動可能に設け、これら各
回動軸の操作部から外部に突出する端部に彎曲操作レバ
ー等を連結する。また各回動軸の操作部内部の端部にブ
ーり等を設け、このプーリに挿入部の先端側の彎曲部に
つながるワイヤ等をかけ渡してなるなどの2つの彎曲操
作機構が用いられている。そして、一方の彎曲操作レバ
ーを操作することにより、ワイヤーの押し引きから彎曲
部の上下方向の彎曲が行なわれ、他方の彎曲操作レバー
を操作することにより、同様にワイヤの押し引きから彎
曲部の左右方向の彎曲が行なわれるようになっている。
[発明が解決しようとする課題J ところで、このような2つの彎曲操作機構をもつ内視鏡
によると、それぞれ彎曲操作レバー等の回動操作に必要
な操作力量は、ワイヤの張りやワイヤの取付位置の変化
から、それぞれ異なっている。
このため、観察中、手元を見ないで彎曲操作を行なって
いるときにおいて、操作力量が重たい方の彎曲操作レバ
ーを操作していて、誤って操作力量が軽い方のレバーに
手がかかった時、重い方の彎曲操作レバーと同じ力が加
わると、それまでの彎曲部が急に過大に彎曲してしまう
難点がある。
こうしたことが生じると、挿入部の先端で、観察。
処置を行なっていた患部およびその他の体内の管腔に損
傷を与えるおそれがある。
この発明はこのような問題点に着目してなされたもので
、彎曲操作が誤った場合でも人体を傷付けないですむ内
視鏡の彎曲操作装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明の内視鏡の彎曲操作装置は、各回動軸を回転さ
せる操作力量を略同一にする手段を設ける。
[作用コ この発明の内視鏡の彎曲操作装置によると、複数の回動
軸を回動させるのに必要な操作力量はいずれ路間じなの
で、従来、重い彎曲操作レバーを操作しているときに誤
って、軽い方の彎曲操作レバーに手がかかって同じ力を
加えるといったような誤りがあったとしても、急に彎曲
部の彎曲が大きくなったりすることはなくなる。
[実施例] 以下、この発明を第1図ないし第3図に示す第1の実施
例にもとづいて説明する。第2図は内視鏡本体を示す。
内視鏡本体は、接眼部3をもつ操作部1と挿入部2とか
らなる。また挿入部2は、可撓管部2a、彎曲部2b、
先端構成部2Cを順次連結して構成される。なお、操作
部1には先端に図示しないコネクターを備えたライトガ
イドケーブル4(第3図に図示)も連結されている。
そして、この操作部1の接眼部3側に彎曲操作装置6が
設けられている。彎曲操作装置6は、上下彎曲操作機構
6aと左右彎曲操作機構6bとの2つの独立した機構か
ら構成されている。そして、これら上下・左右の彎曲操
作機構6a、6bが操作部1の対称な位置に設けられて
いる。これら上下・左右の彎曲操作機構6a、6bの構
造が第1図に示されている。
ここで、両彎曲操作機構6a、6bは同じ機構なので、
片側、例えば上下彎曲操作機構6aについて説明すれば
、同図中1は操作部である。この操作部1の幅方向側壁
には開口10が形成されている。そして、この開口10
は板状の支持部材11によって閉塞されている。またこ
の支持部材11の中心部には第1の軸受部材12が固着
され、また支持部材11の中心部からずれた位置に第2
の軸受部材13が固着されている。これら軸受部材12
.13に第1の回動軸14と第2の回動軸15が回動可
能に支持されている。
また第1の回動軸14の操作部1内に突出した一端には
プーリー16がねじ17で固定されている。このプーリ
ー16には、上記彎曲部2bにつながるワイヤー18が
かけ渡されている。また第1の回動軸14の操作部1の
外部に突出した端部には略し字状に構成された上下彎曲
操作用レバー19の端部が連結されている。つまり、先
端側のつまみ部19aを操作して上下彎曲操作用レバー
19を回動すれば、ワイヤー18が走行して、そのとき
の押し引きで彎曲部2bを上下の方向へ彎曲できるよう
にしている。むろん、左右彎曲操作機構6bでは第1の
回動軸14の操作部1の外部に突出した端部に略し字状
に構成された左右彎曲操作用レバー20が連結され、同
様に先端側のつまみ部20aを操作して左右彎曲操作用
レバー20を回動すれば、ワイヤー21による押し引き
で彎曲部2bが左右の方向へ彎曲できるようになってい
る。
また第1の回動軸14の外周面上、支持部材11とその
外側に設けた操作部カバー21との間に臨む部分には、
ピン22が突設されている。そして、このピン22の両
側のピン回動軌跡上には、一対の係止部材23.23 
(一方しか図示せず)が設けられていて、上記第1の回
動軸14の回動角度を所定の角度に規制するようにして
いる。ここで、係止部材23について説明すれば、係止
部材23は円弧状の板材から構成され、板面には長孔2
4が形成されている。そして、この長孔24の両側に通
した一対のねじ25(一方しか図示せず)の支持部材1
1の外面に対する螺挿により、係止部材23が第1の回
転軸14の周りに取付られている。つまり、係止部材2
3は長孔24がねじ25に対してスライドする範囲で必
要な位置決め調節ができ、ねじ25を締め込めば支持部
材11に固定するようになっている。但し、支持部材1
1を固定したねじ25の頭部は接着剤(図示しない)に
よって固定されている(位置決め後)。
なお、26は支持部材11に設けた第1の回動軸14と
係止部材23.23との間に突出する上記第1の回動軸
14の周りに沿う円弧状の凸部である。
またプーリー16と支持部材11との間には制動機構3
0が設けられている。制動機構30について説明すれば
、プーリー16と支持部材11との間の第1の軸受部材
12の外周には、支持部材11側から制動操作材31.
第1のカム板32゜第2のカム板331円盤34が順に
嵌め込まれている。このうち第1のカム板32は上記第
1の軸受部材12に対して回転自在に設けられており、
これに上記制動操作材31が取付固定されている。
また第1のカム板32には次数の第1の傾斜面部35(
1つのみ図示)が周方向に沿って等間隔で突設されてい
る。さらに第1のカム板32には、この径方向に沿って
長い受は溝36が形成され、この受は溝36には上記第
2の回動軸15の一端に取付けられたカムピン37が係
合している。上記第2の回動軸15の他端には操作レバ
ー38が取付けられ、これによって上記第2の回動軸1
5を回動させれば、カムピン37で第1のカム板32を
回動させることができるようにしている。
また第2のカム板33は上記第1の軸受部材12に対し
て軸方向にスライド自在であるが、単独では回動不能に
取付けられている。この第2のカム板33には、上記第
1のカム板32側に向かって突出した段数の第2の傾斜
面部39(1つのみ図示)が周方向に所定の間隔で突設
されている。
そして、この第2のカム板23に上記円盤34が接合固
定されている。
また上記プーリー16と円盤21との間には中空円盤状
の摩擦部材40が設けられている。この摩擦部材40は
ゴムや合成樹脂などの変形可能な摩擦材料で作られてい
る。また摩擦部材40と上記プーリー16との間には、
その内周部分に介在する滑り性のよい樹脂などの材料か
らなるスペーサ41が設けられている。したがって、上
記摩擦部材40は、通常、上記プーリー16に接触しな
いが、上記円盤34によってその周辺部が抑圧変形させ
られると接触して、上記プーリー16に制動をかけるよ
うになっている。
すなわち、摩擦部材40は以下のごとく変形させられる
。つまり、操作レバー38によって第2の回動軸15を
回動させ、この回動にカムピン37を連動させると、こ
のカムピン37によって第1のカム板32が回動させら
れる。mlのカム板32が回動すると、その第1の傾斜
面部35が第2のカム板33の傾斜面部39にせり合う
から、この第2のカム板20がプーリー16側の方向に
スライドして上記摩擦部材40の周辺部を変形させ、プ
ーリー16の側面に圧接させることになる。
そして、対称に位置する上下彎曲操作機tM 6 a 
左右彎曲操作機構6bの各つまみ部19a、20は第3
図に示されるように操作部1の側部上で連なるように配
置されている。つまり、操作部1を保持した手の親指(
操作指)42でつまみ部19aを回動操作すれば、彎曲
部2bを上下方向へ、またつまみ部20aを回動操作す
れば彎曲部2bを左右方向へ彎曲させることができるよ
うになっている。
また上記各支持部材11の制動操作材31と対向する板
面部分には、ねじ孔43が穿設されている。またこのね
じ孔43には押圧力調整用のねじ44が螺挿されている
。このねじ43は制動操作材31を押圧するように螺挿
されていて、ねじ44の螺挿量を用いて最後に摩擦部材
40をプーリー16側に移動させるようにしている。こ
れにより、プーリー16に対する摩擦部材40の押付は
具合を変化させて、制動機構30の抵抗を調整できるよ
うにしている。つまり、操作力量を調節できるようにな
っている。
なお、図において、45は制動機構30を覆うように設
けたカバー 46は操作部1の鉗子口部1aに設けた吸
引口金である。
しかして、こうして構成された内視鏡によると、上下方
向および左右方向の彎曲操作の操作力量を同じすること
ができる。
すなわち、まず、同じ構造の彎曲操作機構を上下彎曲用
、左右彎曲用として操作部1の対称な位置に設けている
しかし、それだけではワイヤー18の張り具合や彎曲部
2bに設けられたワイヤーガイド(ワイヤー18をガイ
ドするもので図示せず)の孔の位置等によって彎曲力量
が異なるので、各彎曲操作機構6a、6bのねじ44の
うちの少なくとも一方の螺挿量を変えて、各操作力量を
同じに調整すればよい。すなわち、ねじ44は、ねじ込
むと制動操作材31が押し込まれ、つぎに第1のカム板
31、第2のカム板331円板34と順々に押し込まれ
ていく。そして、最後に摩擦部材40がプーリー16の
側面に押し付けられていく。すると、押し付けた分、操
作力量が重たくなるので、これで2つの彎曲操作力量が
等しく調節できる。
かくして、各回動軸14.15(上下彎曲操作機構6a
、左右彎曲操作機構6b)を回動させるのに必要な力量
を等しくすることができる。
それ故、たとえ「従来の技術」で述べたように彎曲操作
レバーを間違えたとしても、急に彎曲部2bの彎曲が大
きくかかったりすることはなく、人体に傷付けるおそれ
はない。
しかも、同じ構造の彎曲操作装置を複数用いて操作力量
を略同じにする構造は、従来、2方向の彎曲可能な内視
鏡に用いていた彎曲操作装置を利用できるために、安価
である。
第4図および第5図は、この発明の第2の実施例を示す
。本実施例は、第1の実施例において、彎曲操作機構6
a、6bのうちの一方、例えば左右彎曲操作機構6bの
プーリー16の径を小さくして該機構全体を小さくし、
さらにこの左右彎曲操作機構6bの回動軸14を上下彎
曲操作機構6aの回動軸15に対しつまみ部2Oa側に
ずらして設ける。また左右彎曲操作機構6b側の彎曲操
作レバー20の腕20bの長さを短くしたものである。
こうした内視鏡は、プーリー16の径を小さくすると、
彎曲に必要な操作力量は回動軸15を支点とした力量の
関係から、彎曲操作レバーの長さが同一であると軽くな
る。
その操作力量を第1の実施例のようにねじ44で調節し
て重くしてもよいが、あまり大きく変化させることがで
きない。
そこで、第2の実施例はプーリー16の径の小さい彎曲
操作レバー20の腕20bの長さを、両方の操作力量が
略等しくなるように短くする。そして、その後、ねじ4
4により操作力量が等しくなるよう微調整を行なってい
る。
このようにしても、人体を傷付けるおそれがない。しか
も、一方の彎曲操作装置6bのプーリー16の径を小さ
くしてやることによって、従来に比べ操作部1の内部は
余裕空間が増えるので、第5図に示されるように吸引口
金46を操作部1にコンパクトに設けることもできる。
第6図ないし第8図は、この発明の第3の実施例を示す
。第3の実施例はレバー式の彎曲操作装置ではなく、ノ
ブ式の彎曲操作装置にこの発明を適用したものである。
ここで、まず、ノブ式の彎曲操作装置56の構造、につ
いて説明すれば、これはつぎのようになっている。
すなわち、操作部1の本体110は電気絶縁材料、例え
ばプラスチック製であり、この内部には本体110に固
定された基板111が配設されている。この基板111
には第1の固定軸112がその一端に形成された鍔11
3を介して固定されている。この第1の第1の固定軸1
12の他端側は上記本体110に穿設された透孔114
から外部に突出している。また第1の固定軸112には
第1のスリーブ115と第2のスリーブ116とが回転
自在に順次外嵌されている。第1のスリーブ115の一
端には左右彎曲用のスブロケット117が回動方向に一
体的な動きをするように噛合しており、第2のスリーブ
116の一端には上下彎曲用のスプロケット118が回
転方向に一体的な動きをするように噛合している。これ
ら各スプロケット117.118には第7図に示される
ようにワイヤー18が連結されたチェーン110aが噛
合している。上記4本のワイヤー18は彎曲部2bの駒
50に周方向に90″間隔で連結されている。また上記
本体110の透孔114にはOリング114aを介して
締付環体114bが設けられ、この締付環体114bに
は筒体からなる第2の固定軸120がOリング121を
介して気密に被嵌して設けられ、この第2の固定軸12
0には上記第2のスリーブ116が回転自在に支持され
ている。そして、この第2の固定軸120はカバー12
を介して上記基板111に取付けられている。
また上記第1のスリーブ115は第2のスリーブ116
よりも長尺に形成され、これらの他端にはそれぞれ鍔1
23.124が設けられている。
第2のスリーブ116の鍔124にはキャップ状をなし
内部を収容室125とした第1の受は体126がその開
口面を上記本体110に向け、かつ第1のスリーブ11
5との間に摩擦抵抗の小さいシール部材126aを介し
て固定されている。
この第1の受は体126の収容室125内には上面に摩
擦板127を取着した第1の取付板128、−L面に上
記第1の取付板128に向って屈曲した板ばね129を
有し上記第2の固定軸120に摩擦抵抗の小さいシール
部材130を介して回転自在に支持された第2の取付板
131とが順次収容されている。この第2の取付板13
1の上面周辺部にはL部環状壁132が立設され、この
環状壁132と上記第1の受は体126の内周面との間
にはOリング133が介装されている。なお、上部環状
壁132の一部には切欠132aが設けられ、この切欠
132aには上記第1の取付板128に形成された突起
128aが係合している。
上記第1の受は体126の外周面にはその軸方向沿って
第1のおねじ134と、36等分のピッチ間隔で形成さ
れた第1の外周スプライン135および第2のおねじ1
36aが順次形成されている。
第2のおねじ136aには環状の調整体136が。
回転自在に螺着されている。この調整体136の外周面
には第1の外周スプライン135と同じピッチ間隔の第
2の外周スプライン137が形成され、また下端面には
径方向内方と外方の両方に突出する鍔138が設けられ
ている。この鍔138の径方向内方に突出した部分は上
記第2の取付板131の下面周辺部に設けられた切欠1
31aに係合する突起139aを有する下部環状壁13
9を摩擦係数の少ない材質からなる摺動板139bを介
して受けている。また上記第1の受は体126と調整体
136には上下彎曲用の操作ノブ140が嵌着される。
この操作ノブ140は電気絶縁材料、例えばプラスチッ
ク製であり、この内周面には上記第1.第2の外周スプ
ライン135゜137に対応する内周スプライン141
が形成され、これらスプライン135,137,141
の嵌合によって操作ノブ140を回転させたときに上記
第1の受は体126と調整体136とが一体に回転する
とともに、上記第1の受は体126と調整体136との
相対的な回転が阻止される。
なお、」二記第1の受は体126の第1のおねじ134
には押えリング↓42が螺着され、操作ノブ140が抜
出するのを阻止している。
また上記第2の取付板131の下側には、上記第2の固
定軸120に回転不能に支持された第3の取付板143
と、この第3の取付板143の下側に上記第2の固定軸
120に回転自在に支持された第4の取付板144とが
設けられている。第3の取付板143の外周面には図示
はしないが一対の突起が設けられているとともに、帯状
の係止ばねと付勢ばねとが一端を固着して設けられてい
る。また第4の取付板144の上面で上記第3の取付板
143の径方向外方には係合凹部を有する規制部材14
9が第4の取付板144を下側から遊貫通するねじ14
4aによりねじ止め取着され、上記係合四部に上記突起
を係合させている。さらに第4の取付板144の上面に
は上記係止ばねと付勢ばねとの他端に対応する位置にそ
れぞれビン150が立設されている。ピン150は第4
の取付板144に対して下方から上方へ貫通してねじ止
めされている。上記第4の取付板44からは操作し/(
−152が一体に延出され、この操作レバー152によ
って上記第4の取付板144を回動操作できるようにな
っている。
一方、上記第1のスリーブ115の鍔123には、キャ
ップ状に形成された第2の受は体155がその開口部を
上方に向け、かつOリング156によって第1のスリー
ブ115との間の気密を保つ状態で固定されている。こ
の第2の受は体155の内部収容室157には上方に向
って屈曲した環状の板ばね158と、上面に摩擦板15
9が取着された第5の取付板160とが順次上下動自在
に収容され、これらは上記第2の受は体155に取着さ
れた押え板161によって抜出するのが阻止されている
。さらに摩擦板159の上面側には上記第1の固定軸1
12に回転不能かつ上下動自在に保持された圧接板16
2が設けられている。この圧接板162は、上記第1の
固定軸112に回転可能に螺着された押し体163のボ
ス部164の下端によって押圧され、上記摩擦板157
と圧接するようになっている。なお、圧接板162と押
し休163との間には内周面と外周面とにそれぞれOリ
ング165が設けられた密封部材166が設けられ、内
周面に設けられたOリング165は上記ボス部164の
外周面に圧接し、外周面のOリング165は上記第2の
受は体155の内周面に圧接している。さらに上記押し
体163の外周面には取付環体167が複数の止めねじ
168によって固着され、この取付環体167には上記
押し体163の上面を覆う袋状の操作体169が0リン
グ167aを介して一体的に取着されている。
また上記第2の受は体155の外周面にはその軸方向F
側から外周スプライン180とおねじ181とが形成さ
れている。外周スプライン180には内周面に内周スプ
ライン182aが形成された左右彎曲用の操作ノブ18
2が外嵌され、上記おねじ181には押えリング183
が螺着され、この押えリング183によって操作ノブ1
82が抜出するのを阻止している。
このようなノブ式の彎曲操作装置において、第6図に示
されるように上下彎曲用のスプロケット118のピッチ
円半径Cを左右彎曲用のスプロケット117のピッチ円
半径りよりも大きくしである。詳しくは、上下彎曲用の
操作ノブ140の力の作用点80(第8図に図示)から
同回転中心81までの距AtAに左右彎曲用のスプロケ
ット117のピッチ円半径りを乗じた値と、左右彎曲用
の操作ノブ182の力の作用点82(第8図に図示)か
ら同回転中心81までの距離Bに上下彎曲用のスプロケ
ット118のピッチ円半径Cを乗じた値を略同一になる
ようにしている(AXD!=iBXC)。
このように構成した内視鏡を用いて、例えば彎曲部2b
を下方向に彎曲させるときは、第8図に示されるように
親指42を上下彎曲用の操作ノブ140にかけて、該ノ
ブ140をダウン方向側へ回転させる。すると、それに
第2のスリーブ116を介して直結された上下彎曲用の
スプロケット118がダウン方向側へ回動し、それに噛
み合っているチェーン110aがダウン方向側へ引込ま
れていく。これにより、ワイヤー18のダウン側が引張
られ、彎曲部2bが下方向へ彎曲されていく。なお、彎
曲部2bを左右の方向に彎曲させるときは、第8図中、
破線で示されるように親。
指42を左右彎曲用の操作ノブ182にかけ替えて、該
ノブ182を回動すればよい。
ここで、従来、ノブ式は各操作ノブ140゜182にそ
れぞれ連結された左右彎曲用のスプロケット117と上
下彎曲用のスプロケット118の大きさが等しいので、
親指42が必要とする操作力量は上下方向と左右方向側
とで異なる。
しかしながら、本実施例は上下彎曲用のスプロケット1
18と左右彎曲用のスプロケット117の大きさを異な
らせて、親指42が必要とする力量を等しくしている。
それ故、上下、左右の各彎曲方向共、同じ操作力量で彎
曲部2bを彎曲させることができ、第1の実施例と同様
な効果を奏する。しかも、操作性は非常に良くなる。
なお、上述した第1および第2の実施例は彎曲させる動
作に変換する手段として、ワイヤーとプーリーとの組合
わせ、チェーンとスプロケットとの組合わせによる構造
を用いたが、むろん、これにとられれることはなく、例
えばワイヤーとドラムとを組合わせた構造を用いるよう
にしても構わない。
また上述の実施例共、ファイバーを用いた内視鏡にこの
発明を適用しているが、むろん挿入部の先端に固体撮像
素子(COD)をaし、画像信号用コードで固体撮像素
子からの信号を外部に出力するようにした電子内視鏡に
この発明を適用してもよい。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、彎曲操作が誤っ
た場合でも人体を傷付けないですませることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の第1の実施例を示し、
第1図は彎曲操作装置を示す内視鏡操作部の断面図、第
2図は内視鏡の正面図、第3図はその内視鏡を接眼部側
から見た図、第4図はこの発明の第2の実施例の彎曲操
作装置を示す内視鏡操作部の断面図、第5図はその内視
鏡を接眼部側から見た図、第6図はこの発明の第3の実
施例の彎曲操作装置を示す断面図、第7図はその彎曲部
との伝達機構を概略的に示す正面図、第8図は彎曲操作
するときの状態を示す正面図である。 1・・・操作部、2・・・挿入部、2b・・・彎曲部、
6・・・彎曲操作装置、6a・・・上下彎曲操作装置、
6b・・・左右彎曲操作装置、12・・・第1の軸受部
材、13・・・第2の軸受部材、14・・・第1の回動
軸、15・・・第2の回動軸、16・・・プーリー 1
8・・・ワイヤー19・・・上下彎曲操作用レバー 2
0・・・左右彎曲操作用レバー 30・・・制動機構、
44・・・押圧力調整用のねじ。 出願人代理人 弁理士 坪井  原 端2図 6−−〜彎曽おモ尉イ千欣’t      6a−−−
jニーF!噛シービイγ1気1rsb−1;彎m5ie
Arftt’fi  12−−− ’K 1 /)軸4
Ltf−j−J  13−1r2θ−’qg14−一一
臂1/lすink   15−−−イ2り回啼〃釉  
16−−−づ−9−18−一一ηイイー19−−−二′
F1?−鍼1手田し八=−20−−一斥逅彎一手(4γ
剛し八−30−一〜制動樗僕  44−背起方頑ダ剛n
旬σ第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内視鏡操作部と、この内視鏡操作部に連結された先端側
    に彎曲部を有する挿入部と、前記内視鏡操作部に回動可
    能に設けられた複数の回動軸と、これら回動軸の回動変
    位を前記彎曲部の彎曲変位に変えて伝える手段と、前記
    各回動軸を回転させる操作力量を略同一にする手段とを
    具備したことを特徴とする内視鏡の彎曲操作装置。
JP1037724A 1989-02-17 1989-02-17 内視鏡の彎曲操作装置 Pending JPH02215436A (ja)

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