JPS6265662A - 食品素材の製法および装置 - Google Patents
食品素材の製法および装置Info
- Publication number
- JPS6265662A JPS6265662A JP60178888A JP17888885A JPS6265662A JP S6265662 A JPS6265662 A JP S6265662A JP 60178888 A JP60178888 A JP 60178888A JP 17888885 A JP17888885 A JP 17888885A JP S6265662 A JPS6265662 A JP S6265662A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- bone
- crushing
- water
- bones
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はペースト状の骨髄質食品、具体的には低温では
白状に、高温では液状に可逆的に変化しつる新規な食品
素材の製法およびその製造装置に関するものである。
白状に、高温では液状に可逆的に変化しつる新規な食品
素材の製法およびその製造装置に関するものである。
従来骨を原料とする食用ペーストの製造法等においては
、摩砕工程からペースト製造終了までに、原料温度を高
温(例えば65℃以上)になるように加熱してペースト
としたり、又別の製造法としては冷凍した骨等を粉砕し
、これにグルテン等を加えて低温摩砕して骨等とグルテ
ンとの混合ペーストを作るものであるが、前者は蛋白質
の変性点以上になるように加熱されるから色彩も悪くな
り、又後者はグルテン材との混合ペーストであるから風
味の点で劣るので、両者とも主として加工食品の添加物
としてしか用いられていない。
、摩砕工程からペースト製造終了までに、原料温度を高
温(例えば65℃以上)になるように加熱してペースト
としたり、又別の製造法としては冷凍した骨等を粉砕し
、これにグルテン等を加えて低温摩砕して骨等とグルテ
ンとの混合ペーストを作るものであるが、前者は蛋白質
の変性点以上になるように加熱されるから色彩も悪くな
り、又後者はグルテン材との混合ペーストであるから風
味の点で劣るので、両者とも主として加工食品の添加物
としてしか用いられていない。
上記従来の骨等から食用ペーストを製造する場合、前記
両者共事前に原料を冷凍しておいても、圧砕又は粉砕す
る前段工程において、これらの原料を充分に圧砕又は粉
砕し、微粒の柔らかく薄い「のしいか」状の布状体物と
してないからその後の加エエ稈において、例えばチョッ
ピングする際圧力により温度が上昇し、この胃温した原
料を更に回転グラインダにより摩砕するので、温度が上
昇することになり、従って前者は温度が65℃以上まで
なった状態で雑菌を死滅させる方法とし、又後者はグル
テン等の添加物を加えて低温摩砕を行うようにしていて
、共に煩瑣な手数をかけても良質のものではなく、単な
る食品増量材を得るにとどまり、経演的に高価のものと
なっていた。
両者共事前に原料を冷凍しておいても、圧砕又は粉砕す
る前段工程において、これらの原料を充分に圧砕又は粉
砕し、微粒の柔らかく薄い「のしいか」状の布状体物と
してないからその後の加エエ稈において、例えばチョッ
ピングする際圧力により温度が上昇し、この胃温した原
料を更に回転グラインダにより摩砕するので、温度が上
昇することになり、従って前者は温度が65℃以上まで
なった状態で雑菌を死滅させる方法とし、又後者はグル
テン等の添加物を加えて低温摩砕を行うようにしていて
、共に煩瑣な手数をかけても良質のものではなく、単な
る食品増量材を得るにとどまり、経演的に高価のものと
なっていた。
そこで本発明者はこれらの欠点を除去し、自然の肉と同
様な食感を有する肉質ペーストを製造することを目的と
してマローペーストの製造方法とその製造装置(特願昭
59−117547号)を提案した(以下これを先願と
いう)。
様な食感を有する肉質ペーストを製造することを目的と
してマローペーストの製造方法とその製造装置(特願昭
59−117547号)を提案した(以下これを先願と
いう)。
即ち先願の内容は一20℃位に冷凍した骨髄(マロー)
を包含する骨等の原料を回転カッタで破砕し、これを相
対向し互に回転する歯型の異なる数段の圧砕ローラによ
り構成するクラッシャを通過させ、最後のクラッシャに
よって骨とマローの混合物を厚さが略o、5#の柔かい
「のしいかJ状の布状体物にする。この圧砕又は粉砕す
る前段工程を充分にして得た「のしいか」状の骨とマロ
ーの混合布状体物をチョッパによって粒径2〜3IIr
!R程度に粉砕し、これを撹拌機に導き、これに0℃の
水又はシャーベット状のかき氷を10〜80%(重量比
)を加え撹拌して肉と略同含水量にして、第1の摩砕工
程で粗挽きし、稍粗目の肉質ペーストとなし、次いで第
2の摩砕工程では砥石間の間隙を約1/100〜3 /
100 #Ill+に保持し、この間を通して微粒子
(50〜100ミクロン程度)に強制摩砕し、食感(舌
)も全くざらつきを感じさせない滑らかな味の良い良質
のマローペーストを得ることを目的としたものである。
を包含する骨等の原料を回転カッタで破砕し、これを相
対向し互に回転する歯型の異なる数段の圧砕ローラによ
り構成するクラッシャを通過させ、最後のクラッシャに
よって骨とマローの混合物を厚さが略o、5#の柔かい
「のしいかJ状の布状体物にする。この圧砕又は粉砕す
る前段工程を充分にして得た「のしいか」状の骨とマロ
ーの混合布状体物をチョッパによって粒径2〜3IIr
!R程度に粉砕し、これを撹拌機に導き、これに0℃の
水又はシャーベット状のかき氷を10〜80%(重量比
)を加え撹拌して肉と略同含水量にして、第1の摩砕工
程で粗挽きし、稍粗目の肉質ペーストとなし、次いで第
2の摩砕工程では砥石間の間隙を約1/100〜3 /
100 #Ill+に保持し、この間を通して微粒子
(50〜100ミクロン程度)に強制摩砕し、食感(舌
)も全くざらつきを感じさせない滑らかな味の良い良質
のマローペーストを得ることを目的としたものである。
従来のマローペーストは常在有効成分を全く変化させる
ことなく、家畜骨ペーストとして食材に提供して来たも
のであるが、そのため、その原料である新鮮な家畜骨を
、細菌の汚染を防ぐため、低温(−15℃〜20℃)に
保存し、かつペースト化する工程においても可能な限り
温度上昇を防止するよう配慮する必要があった。そのた
め超微粒摩砕時における必然的に上昇する温度を考慮し
て、適当な妥協点を見出すため、その摩砕粒子に微粒化
の限界があった。
ことなく、家畜骨ペーストとして食材に提供して来たも
のであるが、そのため、その原料である新鮮な家畜骨を
、細菌の汚染を防ぐため、低温(−15℃〜20℃)に
保存し、かつペースト化する工程においても可能な限り
温度上昇を防止するよう配慮する必要があった。そのた
め超微粒摩砕時における必然的に上昇する温度を考慮し
て、適当な妥協点を見出すため、その摩砕粒子に微粒化
の限界があった。
本発明はかかる問題に対処してなされたもので、先願の
製造■稈のラインにおいて、その加水ミキシング工程に
続いて加圧煮沸装置を付け加えることにより所期の目的
を収めたものである。即ち本発明の要旨とする所は、家
畜骨その他の鳥獣魚類の骨を冷凍して破砕、圧砕工程に
かけて骨と骨髄との混合物よりなる薄状物となし、次い
で微細化工程を経てから加水ミキシングした後、加圧煮
沸処理を施し、然る後粗挽き工程、仕上挽き工程を経て
骨髄質のペースト状物とすることを特徴とする食品素材
の製法およびカッターローラおよび圧砕ローラを備えて
冷凍家畜骨を骨と骨髄との混合物よりなる薄状物とする
ための破砕、圧砕装置と、チョッパを備えて上記の薄状
物を微細化するための微細化装置と、撹拌機を備えて上
記の微細化物に冷水もしくは氷を加えてスラリー状物と
するための加水ミキシング装置と、上記のスラリー状物
を加圧煮沸するための加圧煮沸装置と、破砕機を備えて
加圧煮沸後のスラリー状物を粗挽きするための粗挽き装
置と、破砕機を備えて前記の粗挽き物を更に仕上げ挽き
するための仕上げ挽き装置とからなることを特徴とする
食品素材の製造装置に係わるものである。
製造■稈のラインにおいて、その加水ミキシング工程に
続いて加圧煮沸装置を付け加えることにより所期の目的
を収めたものである。即ち本発明の要旨とする所は、家
畜骨その他の鳥獣魚類の骨を冷凍して破砕、圧砕工程に
かけて骨と骨髄との混合物よりなる薄状物となし、次い
で微細化工程を経てから加水ミキシングした後、加圧煮
沸処理を施し、然る後粗挽き工程、仕上挽き工程を経て
骨髄質のペースト状物とすることを特徴とする食品素材
の製法およびカッターローラおよび圧砕ローラを備えて
冷凍家畜骨を骨と骨髄との混合物よりなる薄状物とする
ための破砕、圧砕装置と、チョッパを備えて上記の薄状
物を微細化するための微細化装置と、撹拌機を備えて上
記の微細化物に冷水もしくは氷を加えてスラリー状物と
するための加水ミキシング装置と、上記のスラリー状物
を加圧煮沸するための加圧煮沸装置と、破砕機を備えて
加圧煮沸後のスラリー状物を粗挽きするための粗挽き装
置と、破砕機を備えて前記の粗挽き物を更に仕上げ挽き
するための仕上げ挽き装置とからなることを特徴とする
食品素材の製造装置に係わるものである。
本発明の方法および装置によって得られる食品素材は低
温では白状に、高温では液状に変化を繰返1ことのでき
るものであるが、加水ミキシングの工程で、カラギーナ
ン、アルギン、その他の多糖類を添加することにより、
一層その効宋を高めることができ、これら多糖類の添加
量の調節により熱時には液状で、冷時には固形状である
等食品の状態を目安にコントロールできる特徴もある。
温では白状に、高温では液状に変化を繰返1ことのでき
るものであるが、加水ミキシングの工程で、カラギーナ
ン、アルギン、その他の多糖類を添加することにより、
一層その効宋を高めることができ、これら多糖類の添加
量の調節により熱時には液状で、冷時には固形状である
等食品の状態を目安にコントロールできる特徴もある。
一20℃位に冷凍したマローを包含する骨(例えば肋骨
、背骨)等の原料を、回転カッタで破砕し、次いで母と
70−とを−緒にして圧砕ローラを順次通過させて圧砕
し、最後の圧砕ローラ■稈で骨とマローとの混合物を=
10℃位の柔かな「のしいか」状の連続した布状体物に
なすように前処理を行ったものであるから、次のチョッ
ピング工程においてプレー1へ(目皿)の目詰りを生じ
ないので温庶土譬がO℃〜−5℃位で少なく、原料を細
かく粉砕することができる。
、背骨)等の原料を、回転カッタで破砕し、次いで母と
70−とを−緒にして圧砕ローラを順次通過させて圧砕
し、最後の圧砕ローラ■稈で骨とマローとの混合物を=
10℃位の柔かな「のしいか」状の連続した布状体物に
なすように前処理を行ったものであるから、次のチョッ
ピング工程においてプレー1へ(目皿)の目詰りを生じ
ないので温庶土譬がO℃〜−5℃位で少なく、原料を細
かく粉砕することができる。
このチョッピングした原料に通常の肉の含水率と同様に
含水させるため0℃の冷却水又はシャーベット状のかき
氷を10〜80%(重量比)を加水、必要に応じ多糖類
を添加、加圧煮沸釜で加圧煮沸殺菌し、冷接、これを更
に第1、第2のグラインダの摩砕工程によって、マロー
ペーストとして製造終了するまでの温度上管は20℃位
以内にて粒度を50〜100ミクロン程度に摩砕させる
ものである。又摩砕工程における上部固定及び下部回転
グラインダは、共に大中小の砥粒を配合して全く間隙を
有しないようにし、かつ多孔質ごトリファイド砥石の内
部空孔に熱可塑性及び熱硬化性のポリマーを成長充填さ
せたもの、ジルコニアセラミックス材、砥石ポリマー複
合体などよりなるので、雑菌の繁殖もなく水洗いも容易
で衛生的にマローペーストを製造し得るものである。
含水させるため0℃の冷却水又はシャーベット状のかき
氷を10〜80%(重量比)を加水、必要に応じ多糖類
を添加、加圧煮沸釜で加圧煮沸殺菌し、冷接、これを更
に第1、第2のグラインダの摩砕工程によって、マロー
ペーストとして製造終了するまでの温度上管は20℃位
以内にて粒度を50〜100ミクロン程度に摩砕させる
ものである。又摩砕工程における上部固定及び下部回転
グラインダは、共に大中小の砥粒を配合して全く間隙を
有しないようにし、かつ多孔質ごトリファイド砥石の内
部空孔に熱可塑性及び熱硬化性のポリマーを成長充填さ
せたもの、ジルコニアセラミックス材、砥石ポリマー複
合体などよりなるので、雑菌の繁殖もなく水洗いも容易
で衛生的にマローペーストを製造し得るものである。
第1図において、先ずその装置の構成の概略について説
明すれば、△は側方にベルトコンベヤ(V )を備え、
内部には上段にカッターローラ(I)(I)を下段に圧
砕ローラ(II) (II)を備えた第1破砕機、B
は側方に同じくベルトコンベヤ(V′)を備え、内部に
は上段に圧砕ローラ(III) (III)を下段に
微細間隙(約0.5NR)をあけて設けられた圧砕ロー
ラ(IV)NV)とを備えた第2圧砕機、Cは側方に同
じくベルトコンベヤ(v″)を備え、内部に切り刻み刃
を備えたチョッパ、Dは側方にスクリューコンベヤ(S
)を備え、内部に撹拌羽根を有し、適宜に傾倒できる加
水撹拌機で加水用および多糖類添加装置(a)を備えて
いる。Fは加圧煮沸釜でここで加圧煮沸殺菌されたマロ
ースラリーは冷接、受は槽D)からミートポンプ(p)
により次工程に送られる。Fはその内部に互に圧接する
上下のノーポラスグラインダを備えた粗挽き第1摩砕機
、Gは下方に摺り身送り用ミートポンプ(p′ )をそ
なえたホッパ、Hはホッパに送りスクリュー(S′ )
を備えると共に内部に互に圧接する上下のノーポラスグ
ラインダを備えた仕上挽き第2摩砕機である。そして原
料とするマロー(骨髄)を包含する鳥獣魚類等の骨(−
20℃位)を、第1破砕機A内のカッターローラ(I)
(I)によって破砕し、次の下段圧砕ローラ(n)(n
)によって更に圧砕しく一15℃位)厚い「のしいか」
状の布状体物とし、これを第2圧砕機Bに送り上下段の
圧砕ローラ(I[l) (rV)によって順次厚さの
薄い「のしいか」状の布状体物としく一10℃位)、こ
れを更にチョッパCに送り切り刻みしだ後(O℃〜−5
℃位)、スクリューコンベヤ(S)で撹拌機りに送り水
〈0℃)と多糖類を加えて撹拌し、得られたマロースラ
リーを加圧煮沸釜Eで加圧煮沸殺菌して、冷接更にこれ
を受は槽(r)内に送り、ミートポンプ(p)で次の粗
挽き第1摩砕機Fに送り、ノーポラスグラインダで摩砕
しく0℃〜+5℃位)、更にこれをホッパG内に送り、
そのミートポンプ(p′)で次の仕上挽き第2摩破11
1Hに送り良質のマローペースト〈20℃位)とするも
のである。
明すれば、△は側方にベルトコンベヤ(V )を備え、
内部には上段にカッターローラ(I)(I)を下段に圧
砕ローラ(II) (II)を備えた第1破砕機、B
は側方に同じくベルトコンベヤ(V′)を備え、内部に
は上段に圧砕ローラ(III) (III)を下段に
微細間隙(約0.5NR)をあけて設けられた圧砕ロー
ラ(IV)NV)とを備えた第2圧砕機、Cは側方に同
じくベルトコンベヤ(v″)を備え、内部に切り刻み刃
を備えたチョッパ、Dは側方にスクリューコンベヤ(S
)を備え、内部に撹拌羽根を有し、適宜に傾倒できる加
水撹拌機で加水用および多糖類添加装置(a)を備えて
いる。Fは加圧煮沸釜でここで加圧煮沸殺菌されたマロ
ースラリーは冷接、受は槽D)からミートポンプ(p)
により次工程に送られる。Fはその内部に互に圧接する
上下のノーポラスグラインダを備えた粗挽き第1摩砕機
、Gは下方に摺り身送り用ミートポンプ(p′ )をそ
なえたホッパ、Hはホッパに送りスクリュー(S′ )
を備えると共に内部に互に圧接する上下のノーポラスグ
ラインダを備えた仕上挽き第2摩砕機である。そして原
料とするマロー(骨髄)を包含する鳥獣魚類等の骨(−
20℃位)を、第1破砕機A内のカッターローラ(I)
(I)によって破砕し、次の下段圧砕ローラ(n)(n
)によって更に圧砕しく一15℃位)厚い「のしいか」
状の布状体物とし、これを第2圧砕機Bに送り上下段の
圧砕ローラ(I[l) (rV)によって順次厚さの
薄い「のしいか」状の布状体物としく一10℃位)、こ
れを更にチョッパCに送り切り刻みしだ後(O℃〜−5
℃位)、スクリューコンベヤ(S)で撹拌機りに送り水
〈0℃)と多糖類を加えて撹拌し、得られたマロースラ
リーを加圧煮沸釜Eで加圧煮沸殺菌して、冷接更にこれ
を受は槽(r)内に送り、ミートポンプ(p)で次の粗
挽き第1摩砕機Fに送り、ノーポラスグラインダで摩砕
しく0℃〜+5℃位)、更にこれをホッパG内に送り、
そのミートポンプ(p′)で次の仕上挽き第2摩破11
1Hに送り良質のマローペースト〈20℃位)とするも
のである。
例1゜
豚の解体処理した後に残った排気骨のうちからマローを
包含する背骨・あばら骨・バラ先軟骨等を選別し、これ
を400 Kgを凍結庫中にて一20℃以下で凍らせ、
これを第1図に示す第1破砕機に送り上段のカッターロ
ーラで破砕して粗砕片となし、次いで下段の圧砕ローラ
と第2圧砕機の上下段の圧砕ローラの構成するクラッシ
ャにい順次圧砕して骨とマローとの混合物を薄くて柔か
な「のしいか」状の布状偉物となし、更に3#径目板の
チョッパにて微細化させながらこれを加水撹拌機に導き
、これに0℃の水を80%(重量比)加水すると共に必
要量の多糖類を添加して、よく撹拌してスラリー状態に
なし、これを一旦加圧煮沸によって殺菌し、冷接上下に
ノーポラスグラインダを備えた第1回転摩砕機に送り粗
挽きし、梢荒目の摺身状の肉質ペーストとなし、次いで
第1回転摩砕機同様構成の第2回転摩砕機に送り強制摩
砕して仕上挽きし、骨の混在を感じさせない温度18℃
の微粒良品質の豚マローペースト 710Kgを得た。
包含する背骨・あばら骨・バラ先軟骨等を選別し、これ
を400 Kgを凍結庫中にて一20℃以下で凍らせ、
これを第1図に示す第1破砕機に送り上段のカッターロ
ーラで破砕して粗砕片となし、次いで下段の圧砕ローラ
と第2圧砕機の上下段の圧砕ローラの構成するクラッシ
ャにい順次圧砕して骨とマローとの混合物を薄くて柔か
な「のしいか」状の布状偉物となし、更に3#径目板の
チョッパにて微細化させながらこれを加水撹拌機に導き
、これに0℃の水を80%(重量比)加水すると共に必
要量の多糖類を添加して、よく撹拌してスラリー状態に
なし、これを一旦加圧煮沸によって殺菌し、冷接上下に
ノーポラスグラインダを備えた第1回転摩砕機に送り粗
挽きし、梢荒目の摺身状の肉質ペーストとなし、次いで
第1回転摩砕機同様構成の第2回転摩砕機に送り強制摩
砕して仕上挽きし、骨の混在を感じさせない温度18℃
の微粒良品質の豚マローペースト 710Kgを得た。
その分析試験結果を表1〜表4に示した。
表1
表2
注1.供試品100g中のアミノ酸9数。
注2.過ギ酸酸化処理後、塩酸加水分解し測定した。
(発明の効果)
本発明によれば先願の製造工程のラインにおいて、その
加水ミキシング工程に続いて加圧煮沸装置を付は加える
だけで、従来の作業方法を変えることなく、従来では技
術的に困難と考えられていた、ボアラルブルな性状をも
つ新規なペースト状骨髄質食品を製造することに成功し
たものである。低温では白状となり、高温ではりクイツ
ト状に変化し、この状態をくりかえすことが出来るリバ
ーシブルな食品で、又加圧煮沸により極めて衛生的で、
従来では不可能であった常温流通も可能となり、又従来
では母材料としては硬質のため除外されていた四肢骨な
ども、この製造方法により容易にボアラルブル(マヨネ
ーズ状)な状態の食品素材にすることが可能となり、慢
性的な食料不足になやむ発展途上国ならびに低温保存機
器のない諸国においては、その経済的効果は図りしれな
いものかあると考えられる。
加水ミキシング工程に続いて加圧煮沸装置を付は加える
だけで、従来の作業方法を変えることなく、従来では技
術的に困難と考えられていた、ボアラルブルな性状をも
つ新規なペースト状骨髄質食品を製造することに成功し
たものである。低温では白状となり、高温ではりクイツ
ト状に変化し、この状態をくりかえすことが出来るリバ
ーシブルな食品で、又加圧煮沸により極めて衛生的で、
従来では不可能であった常温流通も可能となり、又従来
では母材料としては硬質のため除外されていた四肢骨な
ども、この製造方法により容易にボアラルブル(マヨネ
ーズ状)な状態の食品素材にすることが可能となり、慢
性的な食料不足になやむ発展途上国ならびに低温保存機
器のない諸国においては、その経済的効果は図りしれな
いものかあると考えられる。
第1図は本発明の製造装置を示す配置図である。
A ・・・・・・ 第1破砕機
B ・・・・・・ 第2破砕機
C・・・・・・ チョッパ
D ・・・・・・ 加水撹拌機
E ・・・・・・ 加圧煮沸釜
八 ・・・・・・ 第1摩砕機
B ・・・・・・ 第2摩砕機
Claims (3)
- (1)家畜骨その他の鳥獣魚類の骨を冷凍して破砕、圧
砕工程にかけて骨と骨髄との混合物よりなる薄状物とな
し、次いで微細化工程を経てから加水ミキシングした後
、加圧煮沸処理を施し、然る後粗挽き工程、仕上挽き工
程を経て骨髄質のペースト状物とすることを特徴とする
食品素材の製法。 - (2)加水撹拌の工程でカラギーナン、アルギンまたは
その他の多糖類を添加する特許請求の範囲第1項記載の
食品素材の製法。 - (3)カッターローラおよび圧砕ローラを備えて冷凍家
畜骨を骨と骨髄との混合物よりなる薄状物とするための
破砕、圧砕装置と、チョッパを備えて上記の薄状物を微
細化するための微細化装置と、撹拌機を備えて上記の微
細化物に冷水もしくは氷を加えてスラリー状物とするた
めの加水ミキシング装置と、上記のスラリー状物を粗挽
きするための粗挽き装置と、破砕機を備えて前記の粗挽
き物を更に仕上げ挽きするための仕上げ挽き装置とから
なることを特徴とする食品素材の製造装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60178888A JPS6265662A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 食品素材の製法および装置 |
CN86103410A CN1022973C (zh) | 1985-08-14 | 1986-05-14 | 食品原料的制造方法及其装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60178888A JPS6265662A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 食品素材の製法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6265662A true JPS6265662A (ja) | 1987-03-24 |
JPH0357103B2 JPH0357103B2 (ja) | 1991-08-30 |
Family
ID=16056451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60178888A Granted JPS6265662A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 食品素材の製法および装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6265662A (ja) |
CN (1) | CN1022973C (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106071922A (zh) * | 2016-06-03 | 2016-11-09 | 泰安市海之润食品有限公司 | 骨头革命产品的制备方法 |
CN107455644B (zh) * | 2017-09-20 | 2020-12-08 | 无为县姚沟镇安江水产养殖家庭农场 | 一种芡实饮料制作用搅拌装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5440623A (en) * | 1977-09-06 | 1979-03-30 | Mitsubishi Electric Corp | Magmetic tape device of rotary head type |
-
1985
- 1985-08-14 JP JP60178888A patent/JPS6265662A/ja active Granted
-
1986
- 1986-05-14 CN CN86103410A patent/CN1022973C/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5440623A (en) * | 1977-09-06 | 1979-03-30 | Mitsubishi Electric Corp | Magmetic tape device of rotary head type |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0357103B2 (ja) | 1991-08-30 |
CN86103410A (zh) | 1987-02-11 |
CN1022973C (zh) | 1993-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3887717A (en) | Process for the extraction of proteins, other nitrogenous substances and lipids from bones | |
CN107279742A (zh) | 养生纳米五谷鱼粥粉及其制备方法 | |
CN113455625A (zh) | 一种高钙吸收率的鱼糜制品加工方法 | |
CN111084364B (zh) | 一种改善高汤溶解性能的加工工艺 | |
KR100296790B1 (ko) | 고추장굴비의제조방법 | |
JPS6265662A (ja) | 食品素材の製法および装置 | |
KR20150039001A (ko) | 돈피 분말의 제조 방법 | |
CN1107009A (zh) | 混入谷物的禽畜肉粉的制作方法 | |
JPH0120853B2 (ja) | ||
CN1207989C (zh) | 即食鱼羹及其生产工艺 | |
JPH04190753A (ja) | おからの加工方法 | |
JP2003052324A (ja) | 加工生大豆及びその製造方法 | |
JPH10262586A (ja) | ペースト状包装ふすま、ペースト状ふすま入り麺類及びその製造方法 | |
JPH0527B2 (ja) | ||
JP2004313193A (ja) | おから処理方法と装置及び食品材料用微粒子状生おから | |
AT504340A4 (de) | Verfahren zur herstellung von insbesondere tiefgekühlter, portionierter brei- und püreekost | |
US3873750A (en) | Method of preparing a homogenized food product useful as a protein supplement | |
JPH0378982B2 (ja) | ||
CN108094945A (zh) | 一种速溶果蔬粉的制备方法 | |
JPH04281768A (ja) | 冷凍魚体を用いた食品の製造方法 | |
JPH0324194B2 (ja) | ||
JPS60120959A (ja) | レバ−スプレツドの製造方法 | |
CN105166957A (zh) | 一种牛肉骨髓粉的制作工艺及应用 | |
WO2023233083A1 (en) | Method of producing a food product | |
CN105982227A (zh) | 豆腐清热润燥速冻鸡肉丸及其制备方法 |