JPS6265085A - エフェクト装置 - Google Patents

エフェクト装置

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JPS6265085A
JPS6265085A JP60205517A JP20551785A JPS6265085A JP S6265085 A JPS6265085 A JP S6265085A JP 60205517 A JP60205517 A JP 60205517A JP 20551785 A JP20551785 A JP 20551785A JP S6265085 A JPS6265085 A JP S6265085A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、少なくともその要部をデジタル回路を用い
て構成したデジタルエフェクト装置に関する。
〔発明の背景〕
従来より楽器音に対し種々のエフェクト(効果)を付与
して、原音とはかなり相違する音響を得るようにした回
訓エフェクターが種々開発されて(・ろ。
この抽のエフェクターにおいて、複数のタップ(Tap
)出力があるものにおいては、各タップ毎に電圧制御型
増幅器(VCA)を設けて、夫々の音量を可変している
のが一般的であった。従って、回路規模も大きく複雑に
なり、価格的にも好ましいものではなかった。
〔発明の目的〕
この発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、デ
ジタル回路にてその要部を構成したデジタルエフェクト
装置を提供することを目的とする。
〔発明の要点〕
この発明は、上述した目的を達成するため入力される波
形信号を、デジタル信号に変換し、そのデジタル信号を
波形メモリ手段に一度書込み、この書込まれたデジタル
信号を複数の波形読出・書込みチャンネルにて読出し、
この読出された各デジタル信号に対し独立的に乗算デー
タをデジタル乗算器で乗算して、出力音の音量レベルあ
るいはitエンベロープを決定できるようにしたことを
要点とする。
〔実施例〕
以下、本発明を、外音信号をP CM (P ulse
 CodedModulation )などの変調を行
ってデジタル記録し、それをキーボード楽器の音源信号
として用いることができ回訓サンプリング機能を有する
電子楽器を用いて構成した一実施例につき説明する。
第1図は、本実施例の回路構成を示し、入力信号(IN
)は、入力アンプ1にて適宜増幅された後、アナログ加
算回路2に供給され、フィルター3VC供給されて不要
な高域成分を適当に除去された後、サンプル・ホールド
回路(S/H)5にて適当なサンプリング周波数で、サ
ンプリングされた後、A/D変換器6に供給される。A
/D変換器6では、入力するアナログ信号を対応するデ
ジタル信号に変換し1発音制御部8に供給する。
この発音制御部8は、例えば4つの波形読出・書込チャ
ンネルを備え、夫々独立的に波形メモリ7に対する波形
信号の書込みまたは読出しができる。
この発音制御部8は、マイクロコンピュータ等からなる
CPU9からの制御に基づき動作するよ5になっており
、その詳細は後述するが、この発音制御部8の4つの波
形読出・書込チャンネルに対応して時分割的に最大4音
に対応するデジタル信号が、波形メモリ7から読出され
て、D/A変換器10に時分割的に印加され、しかる後
、サンプル・ホールド回路(S / H) 1) a〜
lid  に供給される。
このサンプル・ホールド回路1)a〜lidは、後述す
るようなタイミング信号t、〜t4によって、各時分割
処理チャンネル時間毎に、サンプリング動作を行う。
そして、このサンプル・ホールド回路1)a〜1)dに
ホールドされた電圧記号は、VCF (電圧制御型フィ
ルタ)123〜12dに、対応して供給される。この夫
々のVCF12a〜12dには、後述する電圧信号FC
V1〜FCV4が供給され。
この電圧FCVI〜FCV4に従って、夫々独立的にフ
ィルタリング処理がなされる。
そして、このVCF12a〜12dの出力信号は。
夫々各チャンネルの出力OUT 1〜0UT4として、
外部に送出され、適宜増幅された後音響信号として放音
さねることになる。また、このVCF12a〜12dの
出力は、アナログ団算回路14に供給され、ミックスさ
れて、ミックス出力OUTMIXとして、外部にとり出
すことも可能となっている。
また、上述した第4チヤンネルに対応するvCFl 2
dの出力と、アナログ加算回路14の出力とは、上述し
たCPU9からの制御信号に従って切換動作をするアナ
ログスイッチ15に供給される。
このアナログスイッチ15は、VCF12dの出力と、
アナログ加算回路14の出力とを選択して、VCA(電
圧制御型増幅器)16に供給する。
VCAI 6では、供給される制御電圧信号ACVOに
応じて増幅し、上述したアナログ加算回路2にフィード
バックして供給するようになる。
従って、入力アンプ1を介して供給される外音信号と、
波形メモリ7を読出して得られる波形信号とをこのアナ
ログ加算回路2にて混合して、再度、波形メモリ7 K
供給することができ、いわゆるオーバーダビング機能を
本実施例では実現することが可能となる。なお、オーバ
ーダビングをしないときは、VCAI 6に対する電圧
制御信号ACVOをゼロレベル忙設定する。
図中符号4は、演奏鍵や各種制御スイッチを有するキー
ボードと、各種状態表示を行う液晶表示パネル等とから
なるキーボード・表示部であって。
CPU9とこのキーボード・表示部4とはデータの授受
を行う。
また、このCPU9は、ソフト処理によって、上述シタ
各制御信号FC■1〜FCV4.ACvOし、夫々の電
圧信号に変換せしめる。
このD/A変換器群17は、制御信号Cvの個数に対応
する個数のD/A変換器を有していてもよく、あるいは
、ひとつのD/A変換器を時分割的に使用し、サンプル
・ホールド回路と組合せて、必要な個数の制御信号Cv
を得てもよい。
次に1発音制御部8の詳細回路構成を第2図を用いて説
明する。
A/D変換器6から供給されるデジタル信号は、ゲート
81を介して、波形メモリ7に供給されるほか、ゲート
82を介してデジタル乗算器90に与えられた後D/A
変換器lOへ送出される。
上述のゲー)81に対しては、CPU9が発生する制御
指令に基づき、この発音制御部8内部の図示しない制御
回路から発生するリードライト信号R/Wが供給され、
開閉制御がなされる。
即ち、波形メモリ7に波形信号を書込む場合はこのゲー
ト81は開成され、波形メモリ7かも波形信号を読出す
場合は、このゲート81は閉成される。
また、上記ゲート82には、制御回路からの制御信号に
基づき開閉信号発生装置83からのゲート信号Gate
が与えられ、上記ゲート81を介して供給されるデジタ
ル信号を出力する場合、もしくは波形メモリ7かも読出
されたデジタル信号を出力する場合に限り、このゲート
82は開成され、その他の場合は、このゲート82は閉
成されて、その出力はゼロレベルに設定される。
第2図9符号84は、4段の所定ビット数からなるシフ
トレジスタから構成されたアドレスレジスタであり、佐
述するマスタークロックφで、シフト動作が行われる。
そして、このアドレスレジスタ84は、4チヤンネルの
アドレスレジスタとして時分割的に動作することになり
、その最終段の内容は、波形メモリ7に対しアドレスデ
ータとして供給され、上述したゲート81を介して入力
する波形信号を、リードライト信号R/WがLowレベ
ルのときく限り、当該メモリアドレスに書込み、また波
形メモリ7から、上記リードライト信号R/WがHig
hレベルのときに、デジタル信号を当該メモリアドレス
から読出すようになる。
また、上記アドレスレジスタ84の内容は、ゲート85
に供給されるほか、開閉信号発生装置83、制御回路に
供給される。
上記ゲート85を介したアドレス信号は、加算器86に
供給され、必要に応じてアドレス歩進を行うべく加減算
が実行された後、アドレスレジスタ84にフィードバッ
クされる。
また、この加算器86には、ゲート87を介して、制御
回路からイニシャルアドレス(CA)が供給される。
即ち、ゲート85にはロード信号LDが直接供給され、
ゲート87には、インバータ88を介して反転されて与
えられ、ロード信号LD b” Lowレベルであれば
、制御回路からのイニシャルアドレス(CA)がゲート
87が開成することにより加算器86に供給され、一方
上記ロード信号LDがHigh レベルであれば、ゲー
ト85が開成して、アドレスレジスタ84かもの内容が
加算器86に供給される。
上記加算器86には、クロック発生回路89からクロッ
ク信号が与えられ、音階周波数に従って波形メモリ7か
もデジタル信号を読出す際は、制御回路からのピッチデ
ータに応じたレートでクロック信号が加算器86に与え
られるが、デジタルエフェクト装置として本実施例が機
能するときは、常時クロック信号が、このクロック発生
回路89から発生し、加算器86に供給されることKな
る。
第2図少将号91は、デジタル乗算器90に乗算データ
を供給する乗算データレジスタであり、アドレスレジス
タ84と同様K、4段のシフトレジスタによって構成さ
れ、各段のシフト動作はマスタークロックφ によって
なされる。
そして、この乗電データは、図示しない制御回路から乗
算データ(CD)として、ゲート92を介して乗算デー
タレジスタ91に供給され、以降は、ゲート93を介し
て、乗算データレジスタ91の出力は、再びこの乗算デ
ータレジスタ91に入力されることによって、データ保
持がなされる。
上記ゲー)92には、ロード信号LDMがインバータ9
4を介して反転して供給され、上記ゲート93には上記
ロード信号LDMが直接供給され、夫々のゲートの開閉
制御が実行される。
即ち、この乗算データレジスタ91には、各チャンネル
毎に、独立的にその値が決定される乗算データ(CDI
−CD4)が格納可能であり、各チャンネル毎にデジタ
ル乗算器90にて乗算データをゲート82を介して供給
される波形データに乗算することができ、その結果各チ
ャンネルに対応する出力音響の音量をデジタル制御でき
、更忙上記乗算データ(CDt−CD4)を時間と共に
変化させることで、各チャンネル毎Eftエンベロープ
を独立的に付加できる。
なお、各乗算データは、第1図のキーボード・表示部4
にて、演奏者の操作により決定できる。
第3図は、波形メモリ7のエリア分割の状態を示してお
り、例えばN個の波形情報が可変長で記録できるように
なっている。
次に、本実施例の動作につき説明する。第4図は1発音
制御部8の複数チャンネルの時分割処理状態と、サンプ
ル・ホールド回路1)a〜lidに供給するタイミング
信号1.−1.との関係を示しており、上述したよう罠
1本実施例では4つの波形読出・書込チャンネルを時分
割構成で実現しており、各波形読出・書込チャンネル毎
に、読出しくリード)処理を行うか、書込(ライト)処
理を行うかを選択的に指定できるようKなっていて。
第4図に示す状態では、チャンネル1 (chl)の処
理によって波形メモlJ7に、フィルター3、サンプル
・ホールド回路5、A/D変換器6を介して得られる波
形信号を書込むようKなっており、その他のチャンネル
2〜4(ch2〜4)は、波形メモリ7から、所定エリ
アのデジタル波形信号を読出すことが可能となっている
また、上述したタイミング信号t1〜t4は、夫々のチ
ャンネル(cht〜4)に対応する時間に、higiレ
ベルをとるようになっていて、各チャンネル時間でD/
A変換器10から出力するアナログ波形信号を、サンプ
ル・ホールド回路1)a〜lidにて、サンプリングし
、以降ホールドするようになる。
また、発音制御部8の各波形読出・書込チャンネルは、
独立的にリード・ライトするエリアを指定できるように
なっていて、例えば、チャンネルログ加算回路14、ス
イッチ15、VCA16を介して、アナログ加算器2へ
供給し、必要に応じて外部音信号とミキシングした後、
サンプル・ホールド回路5、A/D変換器6を介して入
力させ、チャンネル1の処理によって、トーンNとして
、再び波形メモリ7に記録する。即ちオーバーダビング
処理を行わせることも可能である。
また、CPU9からアナログスイッチ15に対し、切換
信号を送出して、チャンネル4の処理によって波形メモ
リ7から読出された波形信号をサンプル・ホールド回路
1) d、VCFI 2dを介して、更にVCA16に
印加するようにし、このようKして得られる波形信号を
、アナログ加算器2へ供給し、以下上述したのと同様に
して外部音信号とミキシングした後、波形メモリ7の所
定エリアに書込むようKすることもできる。
次に1本実施例を、デジタルエフェクト装置として使用
した場合の動作につき第5図及び第6図を参照して説明
する。
先ず、この動作を行うための波形メモリ7の使用領域は
、第6図に示すとおりアドレスnからmまでとすると、
発音制御部8内の制御回路は、第2図に示すアドレスレ
ジスタ84に対し、イニシャルアドレスとしてチャンネ
ル1 (chi)にあっては1)チヤンネル2(ch2
)Kあってはn−1、チャンネル3 (ch3)にあっ
てはn−3、チャンネル4(ch4)にあってはn−6
を入力する。
即ち、第5図に示すように、チャンネル1〜4の1サイ
クル間、ロード信号LDをLowレベルにセットし、イ
ニシャルアドレス(CA)として、チャンネル1につい
てはn−1、チャンネル2についてはn−2、チャンネ
ル3についてはロー4、チャンネル4につい【はn−7
を入力し、加算器86で+1処理をして、上述した夫々
の値をアドレスデータとして設定する。
そして、チャンネル1を、A/D変換器6からのデジタ
ル信号を波形メモリ7に順次書込む処理を行うように、
上記リードライト信号R/WをLowレベルに設定し、
その他のチャンネル2〜4は、波形メモリ7からチャン
ネル1にて波形メモリ7に直前に書込んだデジタル信号
を読出す処理を行うように、上記リードライト信号R/
WをHighレベルに設定する。
また、開閉信号発生装置83からは、チャンネル1のタ
イミングでは、常に上記ゲート82を開成するゲート信
号Gatcを発生し、その他のチャンネル2〜4では、
アドレスレジスタ84が、第6図に示すアドレスn以降
を指定゛するようになったときはじめて、ゲート82を
開成するよう圧する。
更K、制御回路から、ロード信号L’DMをLowレベ
ルにし、ゲート92を介して乗算データCDl−CD4
を、乗算データレジスタ91に入カスる。従って、この
入力動作の後は、乗算データレジスタ91の内容が、ゲ
ート93を介して帰還入力し記憶保持すると共に、各チ
ャンネル時間毎にデジタル乗算器90にその内容が送出
されることKなる。
その結果、波形メモリ7には、チャンネル1の動作によ
って、第6図に示すように波高値f (n)、((1+
t)、f(n+2)、・・・・・・が書込まれてゆくと
共に、そのデータは、ゲート82を介して、デジタル乗
算器90にて乗算データCDIと乗算された後D/A変
換器10に供給され、サンプル・ホ9ルド回路x1a、
VCF12aを介して音響信号fに変換され、放音出力
されることになる。
また、チャンネル2においては、第5図に示すとおりチ
ャンネル1の動作によって波形メモリ7に書込まれたデ
ジタル信号を4チャンネル時間ディレィかけて、即ちI
T(T=4×チャンネル時間)おくれて、波形メモリ7
から読出し、同様にチャンネル3においては、3Tデイ
レイかけて読出し、チャンネル4においては6Tデイレ
イかけて読出すようになる。
即ち、各チャンネル2〜4はイニシャルアドレス(CA
)として設定した差の値だけ、時間的にずれて第6図に
示す波高値に対応するデジタル信号を夫々の乗算データ
CD2〜CD4と乗算してD/A変換器10に送出する
その結果、チャンネル2〜4の波形信号は、VCF12
b〜12dを介して出力され、原音であるチャンネル1
の波形信号とは別の音色で、またデジタル乗算器90に
よる処理にて音量制御がなされて音響出力とすることが
できる。
以下、チャンネル1が、A/D変換器6を介して供給さ
れる波形信号を波形メモリ7に書込み、それをチャンネ
ル2では時間をITずらせて、チャンネル3では時間を
3Tずらせて、チャンネル4では時間を6Tずらせて夫
々波形メモリ7から読出し、4個の音を同時発生してゆ
き、第6図の波形メモリ7のアドレスIT+に、アドレ
スデータが到達すれば、イニシャルアドレスをn−1と
して再入力して、チャンネル1では波形メモリ7のアド
レスnから再度新たな波形信号を書込み、且つそれをチ
ャンネル2〜4は読出すようにすれば継続して、長時間
の演奏に供し得るようになる。
なお、上記説明では、4チヤンネル全てを動作させて、
4音量時生成を可能としたが、それよりも少ないチャン
ネルを選択的に動作させて、原音と1乃至複数のディレ
ィがかかった音とを出力するようにしてもよい。
また、上記説明では、チャンネル2.3.4のチャンネ
ル1に対するディレィ時間は、IT、3T。
6Tとしたが、キーボード・表示部4にて夫々指定可能
である。
また、乗算データレジスタ91に記憶されている乗算デ
ータを、時間経過とともに変化させてゆけば、音素エン
ベロープが、各チャンネルからの出力音に対し付与でき
ることになる。
以上のように、本実施例においては、複数の波形読出・
書込チャンネルを用いて、波形メモリ7に波形信号を書
込みながら、それを夫々所定時間ずつディレィして読出
し、それを原音である波形信号と合成して出力するよう
にしたから、多様なディレィ効果を実現でき、また、夫
々のチャンネルから出力される音響に対し、デジタル乗
算器90のデジタル乗算処理により音量制御を施すこと
が可能となる。
また、各波形読出・書込チャンネル毎に、VCF12a
〜12dを用いて独立的に音色を可変制御して発生する
ようにしたから、更に効果的な音響を得ることができる
なお、上述した実施例にあっては、VCF12a〜12
d によって音色を可変制御するようにしたが、デジタ
ルフィルタを用いて、音色の可変制御を行うよ5KL、
てもよい。また、その他の処理を波形信号に施してもよ
い。
また、発音制御部8の回路構成としては、上記実施例の
ように時分割処理により複数の波形読出・書込チャンネ
ルを構成するもののほか、別個のハードウェアで、つま
りチャンネル数分同じ回路構成のものを使用して、複数
の波形読出・書込チャンネルを設けるものであってもよ
い。
更に、複数のチャンネルのうち、特定のチャンネルを、
波形メモlJ7に、波形信号を書込む書込専用のチャン
ネルとし、そのほかのチャンネルを、波形メモリ7から
波形信号を読出す読出専用のチャンネルとしてもよい。
本発明での「波形読出・書込チャンネル」とは、読出し
と書込みのいずれか一方のみ、あるいは双方の動作を可
能としたチャンネルのいずれをも意味するものである。
また、上記実施例は、サンプリング機能を有する電子楽
器に本発明を適用したものであったが、本発明は専用の
回路構成をもつデジタルエフェクト装置として実現する
ことができることは勿論のことである。
〔発明の効果〕
この発明は、上述したように、簡単な回路構成にて、デ
ジタルエフェクト装置を実現したため、安価であり、し
かも、入力音に基づく複数の音響を同時に発生する際に
、夫々の音量又は音量エンベロープを容易に制御できる
ようにしたから、音楽的に好ましく、多様な演奏形態を
とることが可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はその全体回路
構成図、第2図は発音制御部8の詳細回路構成図、第3
図は、波形メモリ7の分割使用状態図、第4図は本実施
例の基本的動作の説明図、g5図は、デジタルエフェク
ト装置として動作させたときのタイムチャートを示す図
、第6図は、第5図の動作状態を説明するための図であ
る。 6・・・A/D変換器、7・・・波形メモリ、8・・・
発音制御部、9 ・CP U、 ’10 ・D/A変換
器、12a〜12d・・・VCF、81,82,85,
87,92.93・・・ゲート、84・・・アドレスレ
ジスタ、86・・・加算器、90・・・デジタル乗算器
、91・・・乗算データレジスタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力波形信号をデジタル信号に変換するアナログ
    デジタル変換手段と、 このアナログデジタル変換手段から出力するデジタル信
    号を記憶する波形メモリ手段と、 この波形メモリ手段に対し上記デジタル信号の読出し、
    書込み処理を行う波形読出・書込チャンネルを複数有す
    る制御手段と、 この制御手段の1つの波形読出・書込チャンネルにより
    上記アナログデジタル変換手段から供給される上記デジ
    タル信号を上記波形メモリ手段に書込ませ、更にこの波
    形メモリ手段に書込んだ上記デジタル信号を上記制御手
    段の少なくとも2つの波形読出・書込チャンネルにより
    読出させる手段と、 上記少なくとも2つの波形読出・書込チャンネルにより
    読出される上記デジタル信号に対し夫々独立的に値が決
    定される乗算データを乗算するデジタル乗算手段と を具備したことを特徴とするデジタルエフェクト装置。
  2. (2)上記アナログデジタル変換手段にて変換されて得
    られる上記デジタル信号は、上記制御手段の上記少なく
    とも2つの波形読出・書込チャンネルにより上記波形メ
    モリ手段から読出される上記デジタル信号とともに、上
    記デジタル乗算手段に送出されて、夫々対応する上記乗
    算データと乗算せしめられることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のデジタルエフェクト装置。
  3. (3)上記制御手段は、上記少なくとも2つの波形読出
    ・書込チャンネルにより上記波形メモリ手段から上記デ
    ジタル信号を読出す際のデイレイ時間を可変設定するこ
    とができる可変設定手段を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項または第2項記載のデジタルエフェク
    ト装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5865497A (ja) * 1981-09-22 1983-04-19 株式会社河合楽器製作所 電子楽器用アコ−ステイツク楽音シンセサイザ
JPS59137996A (ja) * 1983-01-28 1984-08-08 ヤマハ株式会社 電子楽器の効果装置
JPS6010908A (ja) * 1983-06-30 1985-01-21 Nippon Gakki Seizo Kk デイジタル遅延装置

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JPH0754431B2 (ja) 1995-06-07

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