JPS63264793A - 電子楽器のオーバーダビング装置 - Google Patents

電子楽器のオーバーダビング装置

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JPS63264793A
JPS63264793A JP63023485A JP2348588A JPS63264793A JP S63264793 A JPS63264793 A JP S63264793A JP 63023485 A JP63023485 A JP 63023485A JP 2348588 A JP2348588 A JP 2348588A JP S63264793 A JPS63264793 A JP S63264793A
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利久 中村
重則 森川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、外部から入力する音響信号を、デジタル信
号に変換し、それを音源信号として使用し、任意の音階
周波数で音響を発生する電子楽器に関し、時に、予め入
力記録された音a信号をいくつか重ね合わせて再び音源
信号としてデジタル記録可能なオーバーダビング機能を
有する電子楽器のオーバーダビング装置に関する。
1〔発明の背景〕 従来より、外f信号をPCM(Pulse CodeM
odulation)などの各種変調方式によりデジタ
ル記録し、それを例えばキーボード楽器の音源信号とし
て用いることが種々行われている。
本出願人は、そのような技術を開示した発明を特願昭5
9−167119号、特願昭59−167120号とし
て出願している。
ところで、いわゆるサンプリングマシーンなる装置が今
日稙々開発され、一部市販されるようになっているが、
このような装置にあっては、上述したような予め入力記
録された音響信号をいくつか重ね合わせて再び音源信号
としてデジタル記録するオーバーダビング機能を備えた
ものも考えられているが、いずれも不十分な、実用化に
は堪えないものである。
また、先行技術を開示したものとして、例えば脣開昭5
5−166698号公報がある。この先行例にあっては
、楽音データメモリに既に記憶されている楽音データ(
波形データ)に新たな楽音データ(波形データ)を重複
してつまり合成して記憶するのみであり、予め記憶され
ている複数の波形を読み出して所定の特性変更処理を施
してから合成することなどは考えられておらず、やはり
不満足な演奏効果しか得られない。
〔発明の目的〕
この発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、簡便で
、操作性がよく、音楽的にも満足することの可能な電子
楽器のオーバーダビング装置を提供するこ、とを目的と
する。
〔発明の要点〕
この発明は、上述した目的を達成するためになされたも
のであって、K1の発明にあっては、波形メモリから少
なくとも2つのデジタル信号を読み出し、この読み出さ
れたデジタル信号の特性を処理手段にてアナログ的に、
もしくはデジタル的に変更処理し、その結果得られる少
なくとも2つの信号を合成して再び波形メモリにデジタ
ル記録するようにし、更に、上記波形メモリから読み出
す複数のデジタル信号を指示する表示を行い、また上記
変更処理の内容を指示する表示を行うようにしたことを
要点とし、第2発明はこの第1発明を更に具体化したも
ので複数の波形読出・書込チャンネルの少なくとも2つ
のチャンネルを使用し、波形メモリから裏数のデジタル
信号を読み出し、この読み出されたデジタル(6号の特
性を処理手段で可変制御した後、合成して再び波形メモ
リにデジタル記録するようにし、更に、上記少なくとも
2つのチャンネルにより上記波形メモリから読み出す複
数のデジタル(If号を指示する表示を行い、また上記
特性の可変制御の処理内容を指示する表示を行うように
したことを要点とする。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す一実施例につき詳細に説明す
る。第1図は、本実施例の回路9成を示し、入力信号(
IN)は、入力アンプ1にて適宜増幅された後、アナロ
グ加算回路2に供給され、シカる後、サンプル・ホール
ド回路(S/H)5にて適当なサンプリング周波数で、
サンプリングされた後、A/D変換器6に供給されるO
A/D変換器6では、入力するアナログ信号を対応する
デジタル信号に変換し、発音制御部8に供給する。
この発音制御部8は、例えば4つの波形読出・書込チャ
ンネルを備え、夫々独立的に波形メモリ7に対する波形
信号の書き込みまたは読み出しができる。この発音制御
部8の具体的構成は、上記特願昭59−167119号
に記載しであるので、その絆細な説明は省略する。
この発音制御部8は、マイクロコンピュータ等からなる
CPU9からの制御に基づき動作するようになっており
、この発音制御部8の4つの波形読出・書込チャンネル
に対応して時分割的に最大4音に対応するデジタル信号
が、波形メモリ7から読み出されて、D/A変換器10
に時分割的に印加され、しかる後、サンプル・ホールド
回路(8/ H) 11 a 〜11 dに供給サレル
このサンプル・ホールド回路11a〜lidは、後述す
るようなタイミング信号t1〜t4によって、各時分割
処理チャンネル時間毎に、サンプリング動作を行う。
そして、このサンプル・ホールド回路11a〜lidに
ホールドされた電圧信号は、■CF(電圧制御型フィル
タ)12a〜12dに、対応して供給される。この夫々
のVCF12a〜12dには、後述する電圧信号FCV
I〜F CV 4が供給され、この電圧信号FCVI〜
FCV4に従って、夫々独立的にフィルタリング処理が
なされる。
そして−こ(F)V CF 12a−12d ハ、VC
A (電圧制?IJ型増幅器)13a〜13dへフィル
タリング後のアナログ波形信号を送出する。
このVCA13a〜13dは、供給される制御電圧信号
ACV1〜ACV4により独立的にその増幅率が制御さ
れ、VCF’12.〜12dより供給される波形信号に
対する出力レベル、あるいは音量エンベロープが決定さ
れる。
の そして、このVCA13a〜13d4を出力信号は夫々
冬チャンネルの出力0UTI〜0UT4として、外部に
送出され、適宜増幅された後音響信号として放音される
ことになる。また、このVCA13a〜13dの出力は
、アナログ加算回路14に供給され曳ミックスされて、
ミックス出力OUTM I Xとして、外部にとり出す
ことも可能となっている。
また、上述した第4チヤンネルに対応するVCF12d
の出力と、アナログ加算回路14の出力とは、上述した
CPU9からの制御信号に従って切換動作をするアナロ
グスイッチ15に供給される。
このアナログスイッチ15は、VCF12dの出力と、
アナログ加算回路14の出方とを選択して、VCA([
圧制御型増幅器)16に供給する0VCA16では、供
給される制御電圧信号人cvOに応じて増幅し、上述し
たアナログ加算回路2にフィードバックして供給するよ
うになる。
従って、入力アンプlを介して供給される外音信号と、
波形メモリ7を読み出して得られる波形信号とをこのア
ナログ加算回路2にて混合して、再度、波形メモリ7に
供給することができる。
図中符号4は、演奏鍵や各槌制御スイッチを有するキー
ボードと、各種状態表示を行う液晶表示パネル等とから
なるキーボード・表示部であって、CPU9とこのキー
ボード・表示部4とはデータの授受を行う。
第2図に、このキーボード・表示部4の要部の構成が示
してあり、例えば4個のトーン番号を指定するトーンス
イッチ41〜44と、夫々ノトーンスイッチ41〜44
の選択的操作等によってトーン番号を指示表示するLE
Dからなる表示素子41a〜44aを設けである。
また、第2図中、符号45は、レコードスイッチであり
、その操作に対応して表示素子45aは点灯表示される
。また、符号46は、オーバーダビングモードを指定す
るオーバーダビングスイッチであり、その操作に対応し
て表示素子46aは点灯表示される。また、符号47は
、トリガー人力を与えるトリガースイッチであり、その
操作に応じて表示素子47aが点灯表示される。このス
イッチ45〜47の操作手順等については、後述する。
また1キーボード・表示部4には上述したように、液晶
ドツトマトリクス表示パネルからなる表示部M48を有
し、各スイッチの操作状態、動作モードの状態等を文字
表示する。第2図には、ある操作状態での表示例が示し
であるが、その意味については後述する。
また、第1図においてCPU9は、ソフト処理によって
、上述した各制御信号FCV1〜FCV4゜ACVI〜
ACV4.ACVO(以下総称して制御信号C■とする
。)を、発生するためにデジタル信号をD/A変換器群
17に供給し、夫々の電圧信号に変換せしめる。
このD/A変換器群17は、制御信号Cvの個数に対応
する個数のD/A変換器を有していてもよく、あるいは
、ひとつのD/A変換器を時分割的に使用し、サンプル
・ホールド回路と組合せて、必要な個数の制御信号Cv
を得てもよい。
次に、本実施例の動作につき説明する。第3図は、発音
制御部8の複数チャンネルの時分割処理状態と、サンプ
ル・ホールド回路11a〜lidに供給するタイミング
信号t1〜t4との関係を示しており、上述したように
、本実施例では4つの波形読出・書込チャンネルを時分
1!II構成で実現しており、各波形読出・書込チャン
ネル毎に、読み高処理によって波形メモリ7に、フィル
ター3、サンプル・ホールド回路5、A/D変換器6を
介して得られる波形信号を書き込むようになっており、
その他のチャンネル2〜4(ch2〜4)は、波形メモ
リ7から、所定エリアのデジタル波形信号を読み出すこ
とが可能となっている。
また、上述したタイミング信号t1〜t4は、夫々のチ
ャンネル(chi〜4)に対応する時間に、highレ
ベルをとるようになっていて、各チャンネル時間でD/
A変換器10から出力するアナログ波形信号を、サンプ
ル・ホールド回路11a〜lidにて、サンプリングし
、以降ホールドするようになる。
第4図は、波形メモリ7のエリア分割の状態を示してお
り、例えばN個の波形情報が可変長で記録できるように
なっている。発音制御![S8の各波形読出・書込チャ
ンネルは、独立的にリード・ライトするエリアを指定で
きるようになっていて1例えば、チャンネル2,3.4
で、第4図のトー> 1 、2 、3 ヲtiミ出L/
、ソ、tl、ヲVCF’12b 〜12d。
VCA13b〜13dにて処理制御し、アナログ加n回
路14、スイッチ15、VCA16を介して、アナログ
加算器2へ供給し、必要に応じて外部音信号とミキシン
グした後、サンプル・ホールド回路5、A/D変換器6
を介して入力させ、チャンネル1の処理によって、トー
ンNとして、再び波形メモリ7に記録する。即ちオーバ
ーダビング処理を行わせることも可能である。
また、CPU9からアナログスイッチ15に対し、切換
信号を送出して、チャンネル4の処理によって波形メモ
リ7から読み出された波形43号をサンプル・ホールド
回路11d、VCF12dを介して、更にVCA16に
印加するようにし、このようにして得られる波形信号を
、アナログ加算回路2へ供給し、以下上述したのと同様
にして外部音信号とミキシングした後、波形メモリ7の
所定エリアに書き込むようにすることもできる。
次に、第5図の70−チャートを幼魚して、オーバーダ
ビングモードでのCPU9を中心とした処理につき詳述
する。
キーボード・表示部40オーバーダビングスイツチ46
のスイッチ操作によってCPU9が、オーバーダビング
モードに指定されると、先ず、波形メモリ7に既に記憶
されているうちのどの波形信号を、如何なる音階周波数
に対応づけて読み出すかを決定する為に、ステップS菫
において、キーボード・表示[4の鍵盤操作、スイッチ
操作がなされたか否かジャッジする。
即ち、本実施例にあっては、鍵盤上のfJ操作によって
発生すべき楽音の周波数を指定するようになっており、
波形メモリ7に記録された波形信号は、高音域の音階が
指定されれば、高い読み出しレートで、波形メモリ7か
ら出力することになり、低音域の音階が指定されれば、
低い読み出しレートで・波形メモリ7から出力すること
になる。
テップS2では、そのときキーポー1ψ表示部4で指定
されている波形メモリ7から読み出すべきトーンの番号
を、鍵操作により指定した音階と共に、CPU9が記憶
する。また、それに対応する音量を決定する情報をCP
U9は記憶する。そして、次にステップSsへ移行する
即ち、いま、トーン2を指定するトーンスイッチ42が
操作され、これに対応する表示素子42aを点滅状態に
した後、キーボードで、C3の鍵を操作し、更にテンキ
ーもしくは、スライドスイッチ等の入力装置で音量を「
56」のレベルにセットする。
このような状態において、ステップS3では、トーン番
号が、表示素子42aで指示表示され、表示装置48に
て、音階がC,であり、音量が56のレベルにあること
が明示される。第2図は、このような状態での表示形態
を示している。
次にステップS4に移行し、もしトリガースイッチ47
が操作されなければ、再びステップS1に戻る。同様薔
こして、例えばトーン3を指定するトーンスイッチ43
を操作し、キーボードC4の鍵を操作し、音量を50と
設定すれば、ステップ82 * S mの処理で上記同
様の表示がなされる。
このとき、例えば同じトーン番号を指定し、異なる音階
をキーボードを用いて指定したときはその旨の表示を表
示素子41a〜44a1表示装置48は行う。
そして、最後にそれらの既に入力記憶されているデジタ
ル信号及び必要ならば外部入力信号を組合せて、セット
すべきトーン番号を指定する。つまりレコードスイッチ
45の操作を行いながら、例えばトーンスイッチ44を
操作すれば、上述した例では、トーン2の音が音階C3
の音階で音量500レベルで再生され、両方の波形信号
が合成されて、トーン4として波形メモリ7に記録され
ることになる。なお、レコードスイッチ45の操作時で
、表示素子42a、43mは点灯状態をとり、表示素子
44aは点滅状態をとるようになり、再生する音のトー
ン番号と、記録して得られる音のトーン番号とが明示さ
れる。
ステップSlにおいて、Noの判断がなされた場合も、
上記ステップS4へ進む。ステップS4は、実際に録音
を開始するためのトリガー信号がキーボード・表示部4
から供給されたかジャッジするステップであり、もしま
だ印加されなければ再びステップS1へ戻り、以下ステ
ップS1→S4又はステップS1→S2→B 34ルを
くり返し、待機状態となる。
従って、上述したように鍵盤で、複数の鍵が操作された
ときは、チャンネル2,3.4に最大3個までその音階
を割当てることができることになり、異なるトーン番号
が夫々指定されれば、異なる音色の波形信号が、指定さ
れた音階で、望た同じトーン番号が夫々のチャンネルで
指定されれば、同一音色の波形信号が、指定された異な
る音階で、再生され、且つ異なる音量をもってオーバー
ダビングされることになる。
上記ステップS4で、トリガースイッチ47によるトリ
ガー人力があった場合は、Yesの判断がなされ、ステ
ップSsに移行する。なお、ステップS4では、入力信
号(IN)が所定のレベルを越えたとき自動的にトリガ
ー人力をCPU9へ与えて、ステップSlへ進行するよ
うにしてもよいO ステップS、では、CPU9が七−プしたトーン番号、
音階情報を、発音制御部8へ供給し、各波形読出・書込
チャンネルに対し、波形メモリ7から読み出す波形デー
タのエリアを指定し、またその音階を指定する。
次にステップS−に進み、CPU9は、D/A変換器群
17に対し、キーボード・表示部4にて入力設定された
レベルに対応して夫々の制御信号を発生するためのデジ
タル信号を送出し、電圧制御信号Cvを発生させ、各V
CF12a 〜12d。
VCA13a 〜13d、VCAI 61C1夫* c
l) 11 m信号CVを供給せしめる。
また、CPU9は、アナログスイッチ15に切換信号を
与え、アナログ加算回路14からのミ・ノクス波形信号
を、VCA16へ供給するようにする。そして、ステッ
プSwlこ進み、チャンネル1を用いて、CPU9は、
実際の録音を開始するOこのとき、チャンネル2〜4の
うち指定されたチャンネルは、夫々既に決定されている
音響信号を波形メモリ7から波形データを読み出すこと
により発生すべく動作するようになる。
そして、入力処理が終了すると、エンド状態となり、C
PU9は、図示しないメインルーチンの処理に復帰する
ようになる。
このよう−こ、本実施例にあっては1発音制m部8の4
つの波形読出・書込チャンネルにて、夫々独立的に波形
信号を読み出し・書き込みできるようにし、少なくとも
2つのチャンネルで、波形メモリカ)ら同一もしくは別
個のデジタル信号を読み出すヨウニジ、1に、VCF1
2a 〜12d、VCA13a〜13dで独立的に音色
、音そ制御をした後、ミキシングして、新たな音源信号
として、特定のチャンネルを使用して波形メモリ7に書
き込み処理を行ったため、オーバーダビング機能の充実
をはかることができ、音楽的にも好ましいものとなって
いる。
波形データを読み出し、必要ならばこの再生波形データ
と、入力波形信号(IN)とを合成して音源波形データ
とすることができるので、オーバーダビングの態様も種
々とることができる。
また、波形メモリ7を複数エリアに分割して使用し、オ
ーバーダビングした結果得られる波形信号を、オリジナ
ルの波形信号が記録されたエリアとは別のエリアに書き
込むことができ、オリジナルの波形信号を消失すること
なく、オーバーダビングすることが可能となる。
また、波形メモリ7から複数の波形読出・書込チャンネ
ルによって読み出されて得られる波形信号夫々に対しV
CA13a〜13dを用いて独立的に音量レベルの設定
を行うことができる。
また、同一メモリエリアから、同じ波形データを、複数
の波形読出・書込チャンネルを用いて異なる音階周波数
で読み出し、それをVCA13a〜13dで合成比率を
可変しながら合成することもできる。
更に、上記実施例にあっては、表示素子41a〜44a
1表示装置48により、トーン番号、音階、音量を表示
するようにした為、オーバーダビング処理が効率的に行
え、操作性が向上する。
なお、上述した実施例にあっては、VCF12a〜12
 d 、 V CA 13 a 〜13 dによって音
色と音量とを可変制御するようにしたが、デジタ1%/
フィルタや、デジタル乗算器等を用いて、音色、音量あ
るいはエンベロープ等の可変制御を行うようにしてもよ
い。また、その他の処理を波形信号に施してもよい。
また、発音制御部8の回路構成としては、上記実施例の
ように時分割処理により複数の波形読出・書込チャンネ
ルを構成するもののほか、別個のハードウェアで、つま
りチャンネル数分同じ回路構成のものを使用して、複数
の波形読出・書込チャンネルを設けるものであってもよ
い。
更に、複数のチャンネルのうち、特定のチャンネルを、
波形メモリ7に波形信号を書き込む書込専用のチャンネ
ルとし、そのほかのチャンネルを、波形メモリ7から波
形信号を読み出す読出専用のチャンネルとしてもよい。
本発明での「波形読出・書込チャンネル」とは、読み出
しと書き込みのいずれか一方のみ、あるいは双方の動作
を可能としたチャンネルのいずれをも意味するものであ
る。
また、上記実施例では、オーバーダビングする音のトー
ン番号を、表示装置48とは別体の表示素子44a〜4
4aで表示するようにしたが、ひとつの表示装置上に全
てのそのような情報を表示するようにしてもよい。
更に、上記実施例では、音量の表示を行うのみで、フィ
ルタのカットオフ周波数等、音色に関連する表示は行わ
なかったが、これもあわせて行うようにすれば、如何な
る音色制御がなされるの力)理解でき好都合であるO 〔発明の効果〕 この発明は、上述したように、簡便で、操作性がよく、
音楽的にも好ましい電子楽器のオーツクーダビング装置
を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はその回路構成
図、第2図は、キーボード・表示部の要部を示す図、第
3図は同実施例の動作説明の為のタイムチャートを示す
図、I!4図は波形メモリの記憶状態を示す図、第5図
は、同実施例の動作を説明するためのフローチャートを
示す図である。 2・・・アナログ加算回路、 4・・・キーボード・表示部、6・・・A/D′R候器
、7・・・波形メモリ、8・・・発音制御部、9・・・
CPU。 10−D/A9換5.12a 〜12d−VCF。 13a 〜13d−VCA、14−7+aグJ算回路、
17・・・D/A変侠器群、 41a〜44a・・・表示素子、48・・・表示装置。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力波形信号をデジタル波形信号に変換して波形
    メモリ手段に記録し、この波形メモリ手段に記録された
    上記デジタル波形信号を指定される周波数をもつ音響信
    号に変換出力する電子楽器において、 上記波形メモリ手段に記録されている上記デジタル波形
    信号を、少なくとも2つの波形を表現する少なくとも2
    つのデジタル波形信号として読み出す読出手段と、 この読出手段にて読み出された上記少なくとも2つのデ
    ジタル波形信号に対応する少なくとも2つの信号の特性
    を変更処理する処理手段と、この処理手段にて特性が変
    更されて得られる上記少なくとも2つの信号を合成して
    合成波形信号を得る合成手段と、 この合成手段より生成出力する上記合成波形信号を表現
    するデジタル信号を、上記波形メモリ手段に供給して新
    たなデジタル波形信号として記憶させる手段と、 上記読出手段により上記波形メモリ手段から読み出す上
    記少なくとも2つのデジタル波形信号を指示する表示を
    行うとともに、上記処理手段にて、上記読み出された上
    記少なくとも2つのデジタル波形信号に対応する少なく
    とも2つの信号に対して施す変更処理の内容を指示する
    表示を行う表示手段と、 を具備したことを特徴とする電子楽器のオーバーダビン
    グ装置。
  2. (2)上記処理手段は、上記読出手段にて読み出された
    上記少なくとも2つのデジタル波形信号に対応する少な
    くとも2つのアナログ信号の特性を可変制御すべく、電
    圧制御型フィルタと電圧制御型増幅器とを含んでなり、
    この電圧制御型フィルタにて音色制御を行い、上記電圧
    制御型増幅器にて音量制御を行うようにし、上記電圧制
    御型フィルタと上記電圧制御型増幅器とを介して出力さ
    れる少なくとも2つのアナログ信号を、上記合成手段に
    てアナログ合成した後、アナログデジタル変換して上記
    波形メモリ手段に上記新たなデジタル波形信号として記
    憶させるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の電子楽器のオーバーダビング装置。
  3. (3)上記処理手段は、上記読出手段にて読み出された
    上記少なくとも2つのデジタル波形信号に対し、デジタ
    ル処理にて特性の変更処理を行い、上記合成手段は、こ
    のデジタル変更処理された結果得られる少なくとも2つ
    のデジタル波形信号を、デジタル合成して上記新たなデ
    ジタル波形信号として上記波形メモリ手段に記憶させる
    ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の電子楽器のオーバーダビング装置。
  4. (4)上記読出手段は、上記波形メモリ手段から異なる
    少なくとも2つの波形を表現する少なくとも2つのデジ
    タル波形信号を読み出すようにして上記処理手段に供給
    可能としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の電子楽器のオーバーダビング装置。
  5. (5)上記読出手段は、上記波形メモリ手段から同一の
    波形を有し、且つ異なる少なくとも2つの周波数を有す
    る少なくとも2つのデジタル波形信号を読み出すように
    して上記処理手段に供給可能としたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の電子楽器のオーバーダビング
    装置。
  6. (6)上記表示手段は、上記読出手段にて読み出された
    デジタル波形信号に対応する信号に対し、上記処理手段
    において音色・音量を可変する処理を行うのにともない
    、該処理の内容を指示する表示をなすことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の電子楽器のオーバーダビン
    グ装置。
  7. (7)上記表示手段は、上記読出手段にて上記波形メモ
    リ手段から如何なる音階で上記デジタル波形信号を読み
    出すかを指示する表示をなすことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の電子楽器のオーバーダビング装置。
  8. (8)入力波形信号をデジタル波形信号に変換して波形
    メモリ手段に記録し、この波形メモリ手段に記録された
    デジタル波形信号を指定される周波数をもつ音響信号に
    変換出力する電子楽器において、 複数の波形読出・書込チャンネルを有する制御手段と、 この制御手段の少なくとも2つの波形読出・書込チャン
    ネルにより上記波形メモリ手段から複数のデジタル信号
    を読出し、この読み出されたデジタル信号に対応する複
    数の信号に対し特性の変更処理を施す処理手段と、 この処理手段にて特性の変更処理を施して得られる複数
    の波形信号を合成する合成手段と、この合成手段より得
    られる合成後の波形信号を表現するデジタル信号を上記
    制御手段に供給し、上記複数の波形読出・書込チャンネ
    ルの所定の波形読出・書込チャンネルにより上記波形メ
    モリ手段に新たなデジタル波形信号として入力記憶する
    手段と、 上記少なくとも2つの波形読出・書込チャンネルにより
    上記波形メモリ手段から読み出す複数のデジタル信号を
    指示する表示を行うとともに、上記処理手段にて、上記
    読出された複数のデジタル信号に対応する複数の信号に
    対して施す変更処理の内容を指示する表示を行う表示手
    段と、 を具備したことを特徴とする電子楽器のオーバーダビン
    グ装置。
  9. (9)上記処理手段は、上記複数の波形読出・書込チャ
    ンネルに対応して、電圧制御型フィルタと電圧制御型増
    幅器とからなる回路手段を複数有し、上記読み出された
    デジタル信号がアナログ信号に変換された後、対応する
    上記回路手段に各チャンネル毎に供給され、独立的に音
    色・音量制御がなされた後、上記合成手段に供給される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の電子楽器
    のオーバーダビング装置。
  10. (10)上記制御手段の上記少なくとも2つの波形読出
    ・書込チャンネルは、上記波形メモリ手段に記憶された
    同一の波形を表現するデジタル信号を異なる音階周波数
    にて読み出して上記処理手段に供給可能であることを特
    徴とする特許請求の範囲第8項記載の電子楽器のオーバ
    ーダビング装置。
  11. (11)上記表示手段は、上記少なくとも2つの波形読
    出・書込チャンネルにて読み出されたデジタル信号に対
    応する信号に対し、上記処理手段において音色・音量を
    可変する処理を行うのにともない、該処理の内容を指示
    する表示をなすことを特徴とする特許請求の範囲第8項
    記載の電子楽器のオーバーダビング装置。
  12. (12)上記表示手段は、上記波形読出・書込チャンネ
    ルにより上記波形メモリ手段から如何なる音階で上記デ
    ジタル信号を読み出すかを指示する表示をなすことを特
    徴とする特許請求の範囲第8項記載の電子楽器のオーバ
    ーダビング装置。
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