JPS6264664A - 電子制御自動変速機を備えた車両用制動装置 - Google Patents
電子制御自動変速機を備えた車両用制動装置Info
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- JPS6264664A JPS6264664A JP20579985A JP20579985A JPS6264664A JP S6264664 A JPS6264664 A JP S6264664A JP 20579985 A JP20579985 A JP 20579985A JP 20579985 A JP20579985 A JP 20579985A JP S6264664 A JPS6264664 A JP S6264664A
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- parking brake
- brake
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- braking
- vehicle speed
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、電子制御自動変速機を設けた車両用制動装置
、更に詳細には、ブレーキペダルに連係するマスクシリ
ンダとホイールシリンダとの間に制御用電磁逆止弁を設
け、車両の運転状態に応じて上記電磁逆止弁を作動させ
ることによりブレーキの制動状態を保持するようにする
坂道発進補助装置を設けるとともに、この制動状態の保
持動作中にパーキングブレーキをかけた場合には上記制
動状態の保持を解除するようにした電子制御自動変ta
を備えた車両用制動装置に関する。
、更に詳細には、ブレーキペダルに連係するマスクシリ
ンダとホイールシリンダとの間に制御用電磁逆止弁を設
け、車両の運転状態に応じて上記電磁逆止弁を作動させ
ることによりブレーキの制動状態を保持するようにする
坂道発進補助装置を設けるとともに、この制動状態の保
持動作中にパーキングブレーキをかけた場合には上記制
動状態の保持を解除するようにした電子制御自動変ta
を備えた車両用制動装置に関する。
(従来技術)
坂道で車両の走行を停止し、再び発進する場合の運転操
作は、手と足でブレーキとアクセルの連係をとりながら
の複雑な操作が要求され、その連係が円滑にいかないと
、いわゆるエンストを起こしたり、車両が後ずさりする
という問題を生じる。特に、運転感覚が劣る女性や老人
では、その停止から再び坂道を登板または降板するのに
熟練を要する。
作は、手と足でブレーキとアクセルの連係をとりながら
の複雑な操作が要求され、その連係が円滑にいかないと
、いわゆるエンストを起こしたり、車両が後ずさりする
という問題を生じる。特に、運転感覚が劣る女性や老人
では、その停止から再び坂道を登板または降板するのに
熟練を要する。
一方、これに対し、第3図に示すような車両用制動装置
が提案されている。この装置はマスクシリンダlよりホ
イールシリンダ2に通じる油路の一部に電磁逆止弁3を
設けたものである。この電磁逆止弁3は切換操作を行う
ソレノイド4と戻しばね5および吸引コアとを備えてい
る。また、ソレノイド4の電気回路はクラッチの接続を
検知するスイッチ6と、変速歯車の変速位置選択機構の
一部に関係して、特定の変速位置を選択した状態を検知
する装置に連係するスイッチ7とを直列に接続し、さら
にバッテリ8に接続してなる。
が提案されている。この装置はマスクシリンダlよりホ
イールシリンダ2に通じる油路の一部に電磁逆止弁3を
設けたものである。この電磁逆止弁3は切換操作を行う
ソレノイド4と戻しばね5および吸引コアとを備えてい
る。また、ソレノイド4の電気回路はクラッチの接続を
検知するスイッチ6と、変速歯車の変速位置選択機構の
一部に関係して、特定の変速位置を選択した状態を検知
する装置に連係するスイッチ7とを直列に接続し、さら
にバッテリ8に接続してなる。
第4図CL)、(b)は電磁逆止弁3の動作説明図であ
り、特に通常ブレーキ作動時すなわち第3図に示すソレ
ノイドが励磁されない状態を示す、この状態でブレーキ
ペダル9を踏むと、同図(a)に示すように油圧が油圧
ルーj3a、3bを通して、ホイールシリンダ2に付与
されるので、ブレーキが作動する。また、ソレノイド4
が励磁されないで、ブレーキペダル9を開放すると、同
図(b)に示すように、油圧が油圧ルート3bのみを通
してマスクシリンダ1に戻るので。
り、特に通常ブレーキ作動時すなわち第3図に示すソレ
ノイドが励磁されない状態を示す、この状態でブレーキ
ペダル9を踏むと、同図(a)に示すように油圧が油圧
ルーj3a、3bを通して、ホイールシリンダ2に付与
されるので、ブレーキが作動する。また、ソレノイド4
が励磁されないで、ブレーキペダル9を開放すると、同
図(b)に示すように、油圧が油圧ルート3bのみを通
してマスクシリンダ1に戻るので。
ブレーキが開放されるのである。
次に、第3図の電磁弁が励磁された状態では、ブレーキ
ペダル9に連動するマスクシリンダ1からの制動油が、
他方の油圧ルー)3aを介して。
ペダル9に連動するマスクシリンダ1からの制動油が、
他方の油圧ルー)3aを介して。
ホイールシリンダ2に流れて油圧が付与されるので、ブ
レーキが動作する。そして、同図(C)に示すようにこ
の状態では油圧ルー)3a、3bがともにホイールシリ
ンダ2からマスクシリンダ1の方向へは閉じられるため
、ホイールシリンダ2からの制動油は逆流を阻止される
。すなわち、制動油圧は保持され、ブレーキペダル9が
開放されてもブレーキシューはブレーキドラムに対する
制動を保持する。一方、ソレノイド4の消勢によって、
電磁弁が開かれ、一方のルート3bを開くので、保持さ
れていた制動油はマスクシリンダ1に戻り、制動が解除
される。
レーキが動作する。そして、同図(C)に示すようにこ
の状態では油圧ルー)3a、3bがともにホイールシリ
ンダ2からマスクシリンダ1の方向へは閉じられるため
、ホイールシリンダ2からの制動油は逆流を阻止される
。すなわち、制動油圧は保持され、ブレーキペダル9が
開放されてもブレーキシューはブレーキドラムに対する
制動を保持する。一方、ソレノイド4の消勢によって、
電磁弁が開かれ、一方のルート3bを開くので、保持さ
れていた制動油はマスクシリンダ1に戻り、制動が解除
される。
しかしながら、かかる車両用制動装置では、アクセルペ
ダルを踏み込むなどの操作によって、電磁逆止弁による
制動保持が解除され、坂道などでは車両が直ちに動き始
める。このため、現在では、パーキングブレーキを併用
して、制動の不十分さによる後ずさりなどを確実に防止
するようにしている。
ダルを踏み込むなどの操作によって、電磁逆止弁による
制動保持が解除され、坂道などでは車両が直ちに動き始
める。このため、現在では、パーキングブレーキを併用
して、制動の不十分さによる後ずさりなどを確実に防止
するようにしている。
ところが、パーキングブレーキの引き込みが不十分であ
ると、何らかの原因例えば電磁逆止弁など油圧系の油の
リークなどによって、電磁逆上弁による制動保持が不十
分となった場合に、車両が動き出すという危険があった
。つまり、2つの制動手段がともに動作および操作が不
完全の場合に、車両が不用意にも動き出すという問題が
あった。
ると、何らかの原因例えば電磁逆止弁など油圧系の油の
リークなどによって、電磁逆上弁による制動保持が不十
分となった場合に、車両が動き出すという危険があった
。つまり、2つの制動手段がともに動作および操作が不
完全の場合に、車両が不用意にも動き出すという問題が
あった。
この問題を解決するため、パーキングブレーキを引いた
場合には、電磁逆止弁による制動保持を解除し、パーキ
ングブレーキのみで十分な制動力を得るようにした車両
用制動装置が本出穎人により提案されている(実願昭5
9−144884号)。
場合には、電磁逆止弁による制動保持を解除し、パーキ
ングブレーキのみで十分な制動力を得るようにした車両
用制動装置が本出穎人により提案されている(実願昭5
9−144884号)。
この発明は、電磁逆止弁によって制動保持する坂道発進
補助装置(以下H3Aと略記する)を備えた車両用制動
装置に、その制動保持動作中にパーキングブレーキを掛
けると、その制動保持動作が解除されるような構成とし
たものである・すなわち、車両の運転状況、例えばクラ
ッチストロークセンナがオフ状態にあるときやアクセル
ペダルセンサがオフ位置にあるときなどに、HSAが制
動用電磁弁を作動してホイールシリンダにより制動を保
持し、停車している際、制動をより確実にするため、パ
ーキングブレーキを引き込むと、HSAによる制動電磁
弁の動作が解除され、制動保持が解除される。このため
車両はパーキングブレーキによる制動のみにて停車する
ことになるため、ドライバは十分なパーキングブレーキ
の引き込み操作を余儀なくされ、結局、停車が安全かつ
確実とな4というものであった。
補助装置(以下H3Aと略記する)を備えた車両用制動
装置に、その制動保持動作中にパーキングブレーキを掛
けると、その制動保持動作が解除されるような構成とし
たものである・すなわち、車両の運転状況、例えばクラ
ッチストロークセンナがオフ状態にあるときやアクセル
ペダルセンサがオフ位置にあるときなどに、HSAが制
動用電磁弁を作動してホイールシリンダにより制動を保
持し、停車している際、制動をより確実にするため、パ
ーキングブレーキを引き込むと、HSAによる制動電磁
弁の動作が解除され、制動保持が解除される。このため
車両はパーキングブレーキによる制動のみにて停車する
ことになるため、ドライバは十分なパーキングブレーキ
の引き込み操作を余儀なくされ、結局、停車が安全かつ
確実とな4というものであった。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、HSAを備えた車両において、HSAを
作動させて停止後パーキングブレーキを引いた場合、パ
ーキングブレーキ信号が入ってHSAが解除されるが、
パーキングブレーキスイッチが接点溶着状態で故障した
リバーキングブレーキのかけ方が不十分なのにスイッチ
がオンするように故障した場合、ブレーキを引かなくと
もあるいは十分に引いてなくともHSAが解除されてし
まう、HSAがこのように解除されると、この場合パー
キングブレーキが効いていないので車両が動きだして危
険な状態を招いてしまう。
作動させて停止後パーキングブレーキを引いた場合、パ
ーキングブレーキ信号が入ってHSAが解除されるが、
パーキングブレーキスイッチが接点溶着状態で故障した
リバーキングブレーキのかけ方が不十分なのにスイッチ
がオンするように故障した場合、ブレーキを引かなくと
もあるいは十分に引いてなくともHSAが解除されてし
まう、HSAがこのように解除されると、この場合パー
キングブレーキが効いていないので車両が動きだして危
険な状態を招いてしまう。
従って、本発明の目的は、坂道発進補助装置を設は電子
制御自動変速機を備えた車両用制動装置において、パー
キングブレーキスイッチが故障しても、この故障を診断
して坂道発進補助装置の作動条件が満足される場合には
作動させて本来の制動が確保されるようにした制動装置
を提供することである。
制御自動変速機を備えた車両用制動装置において、パー
キングブレーキスイッチが故障しても、この故障を診断
して坂道発進補助装置の作動条件が満足される場合には
作動させて本来の制動が確保されるようにした制動装置
を提供することである。
(問題点を解決するための手段)
本発明によれば電磁逆止弁によって制動保持する発進補
助装置を備えた車両用制動装置において、パーキングブ
レーキスイッチの診断手段と、前記パーキングブレーキ
スイッチをオフとみなす手段とを設け、前記診断手段が
故障検出時にパーキングブレーキスイッチをオフとみな
して前記発進補助装置の作動条件が満足されれば前記発
進補助装置を作動させる電子制御自動変速機を備えた車
両用制動装置が提供される。
助装置を備えた車両用制動装置において、パーキングブ
レーキスイッチの診断手段と、前記パーキングブレーキ
スイッチをオフとみなす手段とを設け、前記診断手段が
故障検出時にパーキングブレーキスイッチをオフとみな
して前記発進補助装置の作動条件が満足されれば前記発
進補助装置を作動させる電子制御自動変速機を備えた車
両用制動装置が提供される。
(作用)
上述したような車両用制動装置において、パーキングブ
レーキをかけるとオンするスイッチの信号と車速を表わ
す車速信号とを予め読込んでおく、パーキングブレーキ
をかけてそのスイッチのオン信号が入ると、車速信号か
らの車速を設定値と比較して本当に車両が停止状態なの
かを確認する。すなわち、(I)車速が設定値以上であ
れば、パーキングブレーキをかけていないのにスイッチ
の接点溶着でオン信号が入ってしまう故障なのかあるい
はブレーキをかけ方が不十分なので何かの原因でオン信
号が入ってしまう故障等の異常と診断して、スイッチが
オフである(すなわち、パーキングブレーキをかけてい
ない)とみなす。これとともに、坂道発進補助装置の作
動条件の1つである「異常熱」条件の一部または全部を
削除した上で、改めて他の作動条件を吟味する。
レーキをかけるとオンするスイッチの信号と車速を表わ
す車速信号とを予め読込んでおく、パーキングブレーキ
をかけてそのスイッチのオン信号が入ると、車速信号か
らの車速を設定値と比較して本当に車両が停止状態なの
かを確認する。すなわち、(I)車速が設定値以上であ
れば、パーキングブレーキをかけていないのにスイッチ
の接点溶着でオン信号が入ってしまう故障なのかあるい
はブレーキをかけ方が不十分なので何かの原因でオン信
号が入ってしまう故障等の異常と診断して、スイッチが
オフである(すなわち、パーキングブレーキをかけてい
ない)とみなす。これとともに、坂道発進補助装置の作
動条件の1つである「異常熱」条件の一部または全部を
削除した上で、改めて他の作動条件を吟味する。
(rl)逆に、もし車速が設定値未満であれば、パーキ
ングブレーキが正常であると診断して、坂道発進補正装
置の作動条件をそのまま(通常のように)吟味する。(
I)、(II)の場合とも、吟味した作動条件に従って
坂道発進補助装置を作動もしくは解除するようにしてい
る。
ングブレーキが正常であると診断して、坂道発進補正装
置の作動条件をそのまま(通常のように)吟味する。(
I)、(II)の場合とも、吟味した作動条件に従って
坂道発進補助装置を作動もしくは解除するようにしてい
る。
(実施例)
第1図は本発明にかかる車両用制動装置の一実例を示す
システムブロック図である。同図において、11はエア
タンク、12はブレーキペダル13にて操作されるブレ
ーキバルブ、14.15はエア・オイル倍力装置として
構成されたエアマスタで、これがエア圧を油圧に倍力変
換する。
システムブロック図である。同図において、11はエア
タンク、12はブレーキペダル13にて操作されるブレ
ーキバルブ、14.15はエア・オイル倍力装置として
構成されたエアマスタで、これがエア圧を油圧に倍力変
換する。
16はエフマスタ15と前輪17および後後輪18の各
ホイールシリング19.20とを結ぶ油管途中に接続し
た電磁逆止弁で、またエアマスタ14と後前輪21のホ
イールシリ、ンダ22とは油管にて直結されている。
ホイールシリング19.20とを結ぶ油管途中に接続し
た電磁逆止弁で、またエアマスタ14と後前輪21のホ
イールシリ、ンダ22とは油管にて直結されている。
23は電子制御装置であり、車速センサ、アクセルペダ
ルセンサ、クラッチストロークセンサ、ブレーキペダル
スイッチ、ギヤポジションスイッチなどの検出装置から
の車速信号WP、アクセル信号AP、クラッチストロー
ク信号CP、ブレーキ信号BP、ギヤポジション信号C
Pなどの信号が入力され、これらの信号を処理して求め
た出力によって、電磁逆止弁■6のソレノイド16aを
付勢また消勢する。
ルセンサ、クラッチストロークセンサ、ブレーキペダル
スイッチ、ギヤポジションスイッチなどの検出装置から
の車速信号WP、アクセル信号AP、クラッチストロー
ク信号CP、ブレーキ信号BP、ギヤポジション信号C
Pなどの信号が入力され、これらの信号を処理して求め
た出力によって、電磁逆止弁■6のソレノイド16aを
付勢また消勢する。
また、24.25は例えば電源端子とアースとの間に接
続した、パーキングブレーキ26用のパーキングブレー
キスイッチおよびパーキングランプであり、これらの接
続中点電位が電子制御装置23に入力されるようになっ
ている。27はパーキングブレーキ26を作動させるパ
ーキングブレーキレバーである。また、28はパーキン
グブレーキ26の故障診断を行なった場合に点灯する自
己診断ランプである。なお、電源としては電子制御装置
23内の電力を利用することもできる。
続した、パーキングブレーキ26用のパーキングブレー
キスイッチおよびパーキングランプであり、これらの接
続中点電位が電子制御装置23に入力されるようになっ
ている。27はパーキングブレーキ26を作動させるパ
ーキングブレーキレバーである。また、28はパーキン
グブレーキ26の故障診断を行なった場合に点灯する自
己診断ランプである。なお、電源としては電子制御装置
23内の電力を利用することもできる。
次に、このシステムブロック図の動作を、第2図のフロ
ーチャートにしたがって説明する。
ーチャートにしたがって説明する。
ブレーキの制動保持中にあって、ドライバがパーキング
ブレーキレバー27を操作することにより、パーキング
ブレーキ26を作動した場合には、パーキングブレーキ
スイッチ24は故障がなければオンとなって、パーキン
グランプ25を点灯する。このため、これらパーキング
ブレーキスイッチ24とパーキングランプ25との接続
中点電位が低下し、この電位低下にもとづいて、電子制
御装置23は坂道発進補助装置(HSA)の作動による
電磁逆止弁16の動作を停止させる。
ブレーキレバー27を操作することにより、パーキング
ブレーキ26を作動した場合には、パーキングブレーキ
スイッチ24は故障がなければオンとなって、パーキン
グランプ25を点灯する。このため、これらパーキング
ブレーキスイッチ24とパーキングランプ25との接続
中点電位が低下し、この電位低下にもとづいて、電子制
御装置23は坂道発進補助装置(HSA)の作動による
電磁逆止弁16の動作を停止させる。
このため、電磁逆止弁16による制動保持が解除され、
パーキングブレーキ26の制動にて十分に停車できる制
動保持力が得られるまで、ドライバがパーキングブレー
キレバー27を操作することになる。
パーキングブレーキ26の制動にて十分に停車できる制
動保持力が得られるまで、ドライバがパーキングブレー
キレバー27を操作することになる。
ちなみに、HSAの作動条件は、前述した検出装置から
の信号WP、AP、CP、BP、GPかられかるように
、■エンジン回転時、■車両停止、■異常熱、および■
ブレーキオンである。
の信号WP、AP、CP、BP、GPかられかるように
、■エンジン回転時、■車両停止、■異常熱、および■
ブレーキオンである。
このため、坂道停車などにおける制動保持が確実となり
、電磁逆止弁16による制動保持が緩んだ場合の車両の
後ずさりなどによる危険を防止することができる。
、電磁逆止弁16による制動保持が緩んだ場合の車両の
後ずさりなどによる危険を防止することができる。
このように、電磁逆止弁による制動保持を、パーキング
ブレーキ動作が確実となったとき解除するようにしたこ
とで、パーキングブレーキのみによる制動停止を安全に
維持することになる。
ブレーキ動作が確実となったとき解除するようにしたこ
とで、パーキングブレーキのみによる制動停止を安全に
維持することになる。
しかしながら、パーキングブレーキの接点溶着等で、パ
ーキングブレーキをかけていないのにあるいはかけてい
ても不十分なために、スイッチのオン信号が電子制御装
置23に入って坂道発進補助装置1(HSA)を解除し
てしまう危険性を防止するための動作を第2図に従って
説明する。
ーキングブレーキをかけていないのにあるいはかけてい
ても不十分なために、スイッチのオン信号が電子制御装
置23に入って坂道発進補助装置1(HSA)を解除し
てしまう危険性を防止するための動作を第2図に従って
説明する。
パーキングブレーキスイッチ信号PBPと車速信号WP
を予め読込んでおく、(1)信号PBPの入力がなけれ
ば、通常のように、(2)HSAの作動条件CH3Aが
満足されているかを吟味して、(3)満足していれば、
ISAを作動して坂道停車などにおける制動保持を確実
にし、(4)満足されなければHSAを解除する。
を予め読込んでおく、(1)信号PBPの入力がなけれ
ば、通常のように、(2)HSAの作動条件CH3Aが
満足されているかを吟味して、(3)満足していれば、
ISAを作動して坂道停車などにおける制動保持を確実
にし、(4)満足されなければHSAを解除する。
(1)で信号PBPの入力があると、(5)信号WPが
から求めた車速を設定値5PDIと比較する。車速が5
PDI未満であれば、パーキングブレーキが正常である
と診断して、上述した(2)ないしく4)のステップに
進む、逆に、車速が5PDI以上であれば、パーキング
ブレーキが異常であると診断して、(6)信号PBPが
オフとみなす、この故障診断があると、(7)自己診断
ランプWLを点灯して運転者に警告するとともに、(8
)HSAの作動条件の1つである「異常熱」条件の一部
または全部を削除する。その後、同じく上述したステッ
プ(2)に戻って改めて他の作動条件を吟味して、吟味
に従ってHSAを作動もしくは解除する。
から求めた車速を設定値5PDIと比較する。車速が5
PDI未満であれば、パーキングブレーキが正常である
と診断して、上述した(2)ないしく4)のステップに
進む、逆に、車速が5PDI以上であれば、パーキング
ブレーキが異常であると診断して、(6)信号PBPが
オフとみなす、この故障診断があると、(7)自己診断
ランプWLを点灯して運転者に警告するとともに、(8
)HSAの作動条件の1つである「異常熱」条件の一部
または全部を削除する。その後、同じく上述したステッ
プ(2)に戻って改めて他の作動条件を吟味して、吟味
に従ってHSAを作動もしくは解除する。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、パーキングブレーキをかけ
た場合には、HSAの解除によって電磁逆止弁の動作を
解除し、パーキングブレーキのみによる制動保持を確実
に実行できる。しかも。
た場合には、HSAの解除によって電磁逆止弁の動作を
解除し、パーキングブレーキのみによる制動保持を確実
に実行できる。しかも。
パーキングブレーキが故障した際も、坂道発進補助装置
が使用可能になって車両の制動性能が改良されて停車の
安全性が確保できることになる。
が使用可能になって車両の制動性能が改良されて停車の
安全性が確保できることになる。
また、このために、パーキングブレーキスイッチのほか
、パーキングブレーキ作動時に、電磁逆止弁の動作を解
除する簡単な電子回路を電子制御装置内に設けるのみで
あるから、構成が簡単かつローコストとなり、実用性の
高い車両用坂道制動装置となしうる。
、パーキングブレーキ作動時に、電磁逆止弁の動作を解
除する簡単な電子回路を電子制御装置内に設けるのみで
あるから、構成が簡単かつローコストとなり、実用性の
高い車両用坂道制動装置となしうる。
第1図は本発明にかかる車両用制動装置を示すシステム
ブロック図、第2図は動作の流れを示すフローチャート
、第3図は従来の車両用制動装置の説明図、第4図は電
磁逆止弁の動作説明図である。 11・・・エアタンク、12・・・ブレーキバルブ、1
3・・・ブレーキペダル、14.15・・・エアマスタ
。 16・・・電磁逆止弁、17・・・前輪、18・・・後
後輪、19.20・・・ホイールシリンダ、21・・・
後前輪、22・・・ホイールシリンダ、23・・・電子
制御装置、24・・・パーキングブレーキスイッチ、2
5・・・パーキングランプ、26・・・パーキングブレ
ーキ、27・・・パーキングブレーキレバー、28・・
・自己診断ランプ。
ブロック図、第2図は動作の流れを示すフローチャート
、第3図は従来の車両用制動装置の説明図、第4図は電
磁逆止弁の動作説明図である。 11・・・エアタンク、12・・・ブレーキバルブ、1
3・・・ブレーキペダル、14.15・・・エアマスタ
。 16・・・電磁逆止弁、17・・・前輪、18・・・後
後輪、19.20・・・ホイールシリンダ、21・・・
後前輪、22・・・ホイールシリンダ、23・・・電子
制御装置、24・・・パーキングブレーキスイッチ、2
5・・・パーキングランプ、26・・・パーキングブレ
ーキ、27・・・パーキングブレーキレバー、28・・
・自己診断ランプ。
Claims (1)
- 電磁逆止弁によって制動保持する発進補助装置を備えた
車両用制動装置において、パーキングブレーキスイッチ
の診断手段と、前記パーキングブレーキスイッチをオフ
とみなす手段とを設け、前記診断手段が故障検出時にパ
ーキングブレーキスイッチをオフとみなして前記発進補
助装置の作動条件が満足されれば前記発進補助装置を作
動させることを特徴とする電子制御自動変速機を備えた
車両用制動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20579985A JPS6264664A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 電子制御自動変速機を備えた車両用制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20579985A JPS6264664A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 電子制御自動変速機を備えた車両用制動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6264664A true JPS6264664A (ja) | 1987-03-23 |
JPH0581461B2 JPH0581461B2 (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=16512874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20579985A Granted JPS6264664A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 電子制御自動変速機を備えた車両用制動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6264664A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0995654A1 (de) * | 1998-10-20 | 2000-04-26 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verfahren und Vorrichtung zum Halten eines Kraftfahrzeugs unter einer darauf wirkenden Kraft |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58188747A (ja) * | 1982-04-27 | 1983-11-04 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 停車時における車両の警告装置 |
JPS58218458A (ja) * | 1982-06-12 | 1983-12-19 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用パ−キングブレ−キの安全装置 |
-
1985
- 1985-09-18 JP JP20579985A patent/JPS6264664A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0581461B2 (ja) | 1993-11-12 |
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